JPH0723230U - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JPH0723230U JPH0723230U JP5919193U JP5919193U JPH0723230U JP H0723230 U JPH0723230 U JP H0723230U JP 5919193 U JP5919193 U JP 5919193U JP 5919193 U JP5919193 U JP 5919193U JP H0723230 U JPH0723230 U JP H0723230U
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- display screen
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数を増加することなく廉価で、かつ使
い勝手の向上を図る。 【構成】 2はハウジング、4はハウジング2の前面部
の上部に配設された表示器、5は表示器4の下方に設け
られた記録紙1の排出口である。8は表示器4を覆う保
護部9を有し、軸支持部11がハウジング2に回転自在
に枢支された保護カバーである。そして、保護カバー8
の裏面には記録紙1を案内する案内部13が設けられ、
案内部13は排出口5の下方に位置している。
い勝手の向上を図る。 【構成】 2はハウジング、4はハウジング2の前面部
の上部に配設された表示器、5は表示器4の下方に設け
られた記録紙1の排出口である。8は表示器4を覆う保
護部9を有し、軸支持部11がハウジング2に回転自在
に枢支された保護カバーである。そして、保護カバー8
の裏面には記録紙1を案内する案内部13が設けられ、
案内部13は排出口5の下方に位置している。
Description
【0001】
本考案は、レコーダ等外部から入力された電気信号に応じた波形を画面表示す る表示画面を備えられた記録装置に関し、特に、表示画面を保護する保護カバー の構造に関する。
【0002】
従来この種の装置においては、表示画面が常時露出された状態にあった。一方 、装置前面の排出口から排出される記録紙は、装置前面に開閉自在に支持された 紙受板が備えられて、この紙受板により案内されるようになっていた。 ところで、近年、この種の記録装置が小型化されて、持ち運びが可能とされて きており、持ち運びが可能となった記録装置では、持ち運び中に表示画面が他の 部材と接触して破損するおそれが生じるため、表示画面専用の保護カバーを付設 していた。
【0003】
しかしながら、保護カバーを新たに付設するため、部品点数が増加して、装置 が高価となる。また、装置前面に紙受板と保護カバーが上下に並設されることと なり、使用の際に両部材をともに開閉しなければならず、煩雑であるとともに、 開いた保護カバーが装置の操作釦や記録紙を目隠し状態とするため、使い勝手を 悪化するといった問題があった。
【0004】 したがって、本考案は上記した従来の問題に鑑みてなされたものであり、その 目的とするところは、部品点数を増加することなく廉価で、かつ使い勝手を向上 させた記録装置を提供することにある。
【0005】
この目的を達成するために、本考案に係る記録装置は、装置前面部の上部に表 示画面が、この表示画面の下方に記録紙を排出する排出口がそれぞれ設けられた 記録装置であって、下部において装置前面部に枢支されて前記表示画面に対して 開閉自在にして表示画面を覆い、かつ開放する保護カバーを備え、この保護カバ ーの裏面に前記排出口から排出される記録紙を案内する案内部を設けるとともに 、この案内部を、前記保護カバーを開放した際に前記排出口の下方に位置させた ものである。
【0006】
本考案によれば、保護カバーを表示画面に覆うことにより表示画面を保護し、 保護カバーを表示画面から開放して回動させることにより保護カバーの裏面の案 内部で排出口から排出された記録紙を案内する。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。図1は本考案に係る記録装 置の外観斜視図で、(a)は保護カバーを開放した状態を、(b)は保護カバー を閉じた状態をそれぞれ示し、図2は同じく側断面図である。これらの図におい て、2はハウジング、3は入力端子、4はハウジング2の前面部の上部に設けら れた表示画面である液晶の表示器、5は表示器4の下方に設けられた矩形状の排 出口、6aは表示器4の下方に配設された第1の操作釦群、6bは表示器4の側 方に配設された第2の操作釦群、7はハウジング2の排出口5にほぼ対応した位 置の側面部に凹設された側面視略半円状で下端に係止部7aを有する軸受溝であ る。
【0008】 8は保護カバーで、平板状の保護部9と、保護部9の下端両側に突出した一対 の脚部10と、脚部10の根元部に設けられた軸支持部11と、脚部10間に穿 設された矩形状の窓12とで構成されている。保護部9には全体が平板状に形成 され、裏面にある程度の肉厚と硬度とを有し、全体が平滑面状で先端側13aが 曲面状に形成された記録紙を案内する案内部13が形成されている。この保護カ バー8は、軸支持部11が軸受溝7内に嵌合し、図示を省略した従来周知のヒン ジ機構により軸支持部11が軸受溝7内で枢支され、保護部9により前記表示器 4を覆い、このとき窓12が排出口5に対応するとともに、前記第1の操作釦群 6aが窓12に臨んでいる。また、保護カバー8は表示器4から開くようにして 角度α回動させて保護カバー8の先端を下方に傾斜させると、脚部10が係止部 7aに係止して、回動が規制され、このとき案内部13が排出口5より下方に位 置する。
【0009】 15は端子3から入力した外部からの入力信号(アナログ信号)を増幅して所 定の電圧値に増幅する増幅器、16はデジタル信号に変換するA/D変換器、1 7はCPU、18はデジタル化された入力信号を測定データとして蓄積するメモ リー、19はVRAM、20はディスプレイコントローラである。測定データを 表示器4で波形にして表示する際は、CPU17は測定データと表示器4に設定 されたレンジとに基づいて、測定データの表示座標(VRAM19のアドレス) を演算し、この座標に対応するVRAM19の内容(表示のON/OFF)を書 き換え、表示器4は書き換えられたVRAM19の内容にしたがって波形を表示 器4に表示する。
【0010】 一方、測定データを数値として表示する場合は、CPU17はメモリー18に 予め格納されていた数字に対応したビットデータを呼び出すとともにこのビット データによりVRAM19の内容を書き換え、ディスプレイコントローラ20に より表示器4に表示する。
【0011】 21はモータドライバ、22はプラテン駆動用モータ、23はサーマルヘッド ドライバ、24はサーマルヘッド、25はプラテンローラ、26はガイドローラ 、27は記録紙1のロールである。測定データを記録紙1上に記録する際は、C PU17は測定データをサーマルヘッドドライバ23に送出するとともに記録紙 搬送信号をモータドライバ21に送出する。サーマルヘッドドライバ23は測定 データに基づいてサーマルヘッド24の発熱素子の発熱を制御し、モータドライ バ21は記録紙搬送信号に基づいてモータ22に駆動パルスを送出して記録紙1 を搬送する。その結果、記録紙1上に測定データに対応した波形が記録される。 記録時において、記録紙1はロール27から引き出されてガイドローラ26、プ ラテンローラ25(サーマルヘッド24)および排出口5を経て外部に排出され る。
【0012】 次に、このように構成された記録装置における使用方法を説明する。装置を使 用しないときあるいは持ち運ぶときには、図2で実線で示すように保護カバー8 の保護部9で表示器4を覆い、他の部材が直接表示器4に接触しないよう保護す る。次に、波形を表示器4で見ながら使用する場合には、保護カバー8を角度α 回動させて開くことにより、表示器4は開放される。同時に、保護カバー8の案 内部13が排出口5の下方に位置するので、排出口5から排出された記録紙1は この案内部13に載置され、この案内部13に沿って案内される。この案内部1 3は、ある程度の肉厚と硬度とを有し、全体が平滑面状に形成されているので、 案内部13に載置された記録紙1上に筆記をする際の下敷きとしても使用できる 。また、先端部13aが曲面状に形成されているので、案内された記録紙1の先 端がここに掛かることなく円滑に案内される。
【0013】 このように、表示器4を保護する機能を有する保護カバー8は、記録紙1を案 内する紙受けの機能も併せもっているので、従来のように保護カバーと紙受板の 2部材を必要とせず、このため部品点数を削減できるとともに、従来のように開 いた保護カバーが記録紙を目隠しすることもないので、使い勝手も向上する。
【0014】 また、無人で長時間の測定を行うような場合、すなわち表示器4を見る必要が ない場合には、第1図(a)に示すように、保護カバー8を表示器4に覆ったま ま行う。この場合、保護カバー8の窓12と排出口5とが対応しているので、記 録紙1は排出口5および窓12から外部に排出される。このとき、窓12に第1 操作釦群6aが臨んでいるので、保護カバー8を表示器4に覆ったままでも、窓 12から第1の操作釦群6aを操作可能であり、装置の基本操作に必要な頻繁に 使用する操作釦をこの第1の操作釦群6aに配置しておけば、保護カバー8の開 閉動作を減らすことができて、さらに使い勝手が向上する。 なお、本実施例では、係止溝7に係止部7aを設けて保護カバー8の開き角度 をαに規制し、保護カバー8を傾斜させた状態で係止したが、必ずしも、この係 止構造は必要ではなく、単に保護カバー8を開き保護カバー8をほぼ垂直下方に 垂下させた状態としてもよいことは勿論である。
【0015】 図3は本考案の第2の実施例を示す要部拡大斜視図である。この第2の実施例 では、保護カバー8の軸支持部11の内側面にボス部11aを突出形成し、ハウ ジング2の前面部に一対の対向する保持片2aを一体形成している。保持片2a は全体薄肉状で弾性を有し、側面視円弧状に形成され、矢印A方向に開口を有し ている。ボス部11aは保持片2aに挟持されて回動自在に枢支され、保護カバ ー8を表示器4に対して開閉自在とするとともに、保護カバー8をほぼ直角に開 いた状態で、矢印A方向に引っ張ると、保持片2aの弾性変形により開口から保 護カバー8を取り外すことができる。このように、保護カバー8を着脱自在とす ることにより、不要時には取り外しておくことができる。 なお、着脱自在の構造としては、保持片2aに限らず、開口部をアンダーカッ トにより狭くした溝を形成してもよく、種々の設計変更が可能である。
【0016】
以上説明したように本考案によれば、下部において装置前面部に枢支されて前 記表示画面に対して開閉自在にして表示画面を覆い、かつ開放する保護カバーを 備え、この保護カバーの裏面に前記排出口から排出される記録紙を案内する案内 部を設けるとともに、この案内部を、前記保護カバーを開放した際に前記排出口 の下方に位置させて、保護カバーに、表示画面を保護する機能と記録紙の紙受け としての機能を併せもつようにしたので、部品を増やすことなく表示画面を保護 できるようになり、廉価な装置を提供できる。また、開いた保護カバーにより記 録紙を目隠しすることもないので、使い勝手が向上する。
【図1】本考案に係る記録装置の外観斜視図で、(a)
は保護カバーを開いた状態を、(b)は保護カバーを閉
じた状態を示す。
は保護カバーを開いた状態を、(b)は保護カバーを閉
じた状態を示す。
【図2】本考案に係る記録装置の側断面図である。
【図3】本考案に係る記録装置の第2の実施例を示す要
部斜視図である。
部斜視図である。
1 記録紙 4 表示器 5 排出口 7 軸受溝 8 保護カバー 9 保護部 11 軸支持部 12 窓 13 案内部
Claims (1)
- 【請求項1】 装置前面部の上部に表示画面が、この表
示画面の下方に記録紙を排出する排出口がそれぞれ設け
られた記録装置であって、下部において装置前面部に枢
支されて前記表示画面に対して開閉自在にして表示画面
を覆い、かつ開放する保護カバーを備え、この保護カバ
ーの裏面に前記排出口から排出される記録紙を案内する
案内部を設けるとともに、この案内部を、前記保護カバ
ーを開放した際に前記排出口の下方に位置させたことを
特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993059191U JP2588297Y2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993059191U JP2588297Y2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0723230U true JPH0723230U (ja) | 1995-04-25 |
JP2588297Y2 JP2588297Y2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=13106285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993059191U Expired - Fee Related JP2588297Y2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2588297Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07110241A (ja) * | 1993-10-08 | 1995-04-25 | Graphtec Corp | 表示装置付き記録計 |
-
1993
- 1993-10-07 JP JP1993059191U patent/JP2588297Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07110241A (ja) * | 1993-10-08 | 1995-04-25 | Graphtec Corp | 表示装置付き記録計 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2588297Y2 (ja) | 1999-01-06 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |