JPH07232253A - 横型締、縦射出装置 - Google Patents
横型締、縦射出装置Info
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- JPH07232253A JPH07232253A JP5132694A JP5132694A JPH07232253A JP H07232253 A JPH07232253 A JP H07232253A JP 5132694 A JP5132694 A JP 5132694A JP 5132694 A JP5132694 A JP 5132694A JP H07232253 A JPH07232253 A JP H07232253A
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Abstract
カストマシンにも十分な射出力に耐え得るタイロッド構
造を介して金型に支持された射出装置を提供する。 【構成】 タイロッド22の一端に凸状部を備えたアダ
プタ22aを着脱自在に設け、金型3の合せ面にアダプ
タ22aが係合する凹状部24が形成し、タイロッド2
2の他端は、射出シリンダ24に固定するタイロッド2
2には支持部材26を挟んで上下にそれぞれストッパ3
5、36を設け、射出シリンダ24の移動ストロークの
上限と下限を規制している。
Description
型締、縦射出装置に係り、特に、射出装置の支持方式に
関する。
マシンは、横方向に型締めされる固定金型と移動金型の
接合面の下方の延長上に射出スリーブを取り付け、射出
スリーブのプランジャチップによって溶湯を押圧してキ
ャビティ内に充填するようにしたダイカストマシンであ
る。例えば、本出願人による特開平4−251649号
公報に開示されている従来技術は、プランジャチップを
駆動する射出装置を一端を固定金型と移動金型の接合面
の間に形成した凹形係合部に係合して、接合面で挟持さ
れる先端に凸形部を成形したタイロッドを介して懸架
し、このタイロッドで射出シリンダの射出力を直接受け
るように構成したものである。
報の出願において、この射出装置は凸状部とタイロッド
が一体的に構成され、左右対象に2本のタイロッド備え
縦射出装置を懸架したもので、凸形部の摩耗、損傷がお
きるとタイロッドごと交換しなければならなかった。
と、タイロッドで懸架する射出装置自体が大型でかなり
の重量物となる。また特開平5ー203446号特許公
報は射出スリーブの中心とタイロッド中心までの距離を
短くすることができず、また、スペースの制約から大重
量の大型部品の射出装置の場合、タイロッドの強度を向
上することが困難であり、射出装置を懸架したタイロッ
ドを備えた縦射出装置の改良が望まれていた。
たものでその目的とするところは、大型の鋳造品用の金
型を使用した大型のダイカストマシンの大きな射出力に
耐え得るタイロッド構造を備えた横型締、縦射出装置を
提供することにある。
め、本発明の横型締、縦射出装置は下記の手段を有す
る。 固定ダイプレ−トに対して移動ダイプレ−トを移
動して型締し、金型の合せ面に刻設した凹状部と同凹状
部に係脱自在に設けた凸状部を形成したタイロッドによ
って縦射出装置の射出力を保持しかつ、金型のキャビテ
ィに対して溶融金属を射出するように構成した横型締、
縦射出装置であって、タイロッドが上下方向に摺動可能
に挿通される支持部材を型開閉方向に移動自在にマシン
フレームに支持し、射出装置を昇降させる昇降手段によ
って前記支持部材から前記射出装置を支持するととも
に、前記射出装置を型開閉方向に移動させる移動手段
と、金型の合せ面に設られた凹形部に係脱可能とした前
記凸状部を備えたアダプタと、同アダプタを一端に固定
し縦射出装置を懸架した複数のタイロッドとによって金
型のキャビティに対して溶融金属を射出するように構成
した。
は複数のタイロッドのトータルの引張り強さと同等以上
の値になるように断面積および材料を選択した。
装置の作用について、以下説明する。
型、移動金型の接合面を適当な距離だけ離間させておい
てから、昇降手段、移動手段を作動させ、タイロッドの
先端部が金型に干渉しない位置に予め退避させる。金型
交換時には、移動シリンダおよび昇降シリンダを順次駆
動して金型の接合面に設られた凹形部に凸状部を備えた
アダプタを係合させ、移動ダイプレ−トを型締めするこ
とによってタイロッドを保持する。鋳造時には、移動手
段、昇降手段を使用せずにタイロッドの先端のアダプタ
の凸状部を固定金型の接合面の凹状部に嵌合した状態
で、縦射出装置により金型のキャビティに溶融金属を射
出し、アダプタと金型の凹状部の支持により、射出装置
の射出力を保持し、鋳造を行う。鋳造作業終了後、移動
ダイプレ−トを後退し、製品を金型から取出す。
を参照して説明する。
要部を示す断面図である。このダイカストマシンの金型
1は、型開閉方向が水平方向の固定金型2と移動金型3
とから構成され、固定金型2はマシンフレーム4に固設
されている固定ダイプレート5によって保持されてい
る。これに対して移動金型3は、移動台6上の載置され
た移動ダイプレート7に取り付けられている。移動ダイ
プレート7は、図示を省略された移動ダイプレート7を
移動する型締機構により、このタイバー8によって案内
されて移動し、金型の開閉が行われる。
の間に形成され、金型の接合面に射出スリーブ10の一
端が嵌装されている。この実施例の場合、射出スリーブ
10は、接合面で二つ割りの分割型としているが、一体
型のものを用いることができる。このような射出スリー
ブ10の側面には、給湯口12が開口し、この給湯口1
2にマウスピース13を介して配湯管14が接続されて
いる。溶湯はこの配湯管14を通って電磁ポンプ15等
から射出スリーブ10内に供給され、射出装置のプラン
ジャーチップ11によって下方から押圧されてキャビテ
ィ9に充填されるようになっている。なお、図1におい
て、符号16は型開き後に製品を取り出すための押出し
ピンを示している。
置18の取付構造を示す図である。この射出装置18
は、固定金型2、移動金型3の接合面に係合するタイロ
ッド22を介して金型2から鉛直方向に懸架されてマシ
ンフレーム4の内部の空間部19に収容されている。す
なわち、射出装置18の射出シリンダ20には、図4に
示すように保持フレーム21が装着され、この保持フレ
ーム21に2本一組のタイロッド22が左右二組として
一端側をナット23によって連結されている。タイロッ
ド22の他端側は、アダプタ22aは凸状部23にネジ
部22bがそれぞれ螺合され、金型3の合せ面にはアダ
プタ22aが係合する凹状部24が左右対象に形成され
ている。この射出シリンダ20の中心を通りタイロッド
22の中心までの距離をlとし、タイロッド22間の距
離をLとすれば、l=L/2cos αなので、l>L/2
となり、従来の保持フレーム21も小さくでき、省スペ
−ス化が計れる。タイロッド22は支持部材26を挟ん
で上下にそれぞれストッパ35、36を設け、射出シリ
ンダ24の移動ストロークの上限と下限を規制してい
る。アダプタ22aと複数のタイロッド22の引張り強
さがほぼ同じ値になるように断面積および材料を選択し
た。
の規制は油圧シリンダ26によって行われる。ダイカス
トマシン本体5に設けた油圧シリンダ33により、タイ
ロッド22に固定した支持部材26は一対のガイド部材
28に沿って移動自在で、移動ダイプレ−ト5の移動方
向に移動可能としている。
部材26の貫通穴25に摺動自在に挿通され、この支持
部材26は、マシンフレーム4の内部に突出する肩部2
7に対してガイド部材28によって移動方向を型開閉方
向にのみ規制されて移動可能に取り付けられている。ま
た、図3に示すように、支持部材26は、第1の油圧シ
リンダ30を介して射出シリンダ20を支持するように
なっている。この第1油圧シリンダ30は、射出シリン
ダ20を鉛直方向に昇降する昇降手段を構成し、そのピ
ストンロッド30aは連結部材31を介して保持フレー
ム21と連結されている。一方、壁面に固定されている
取付台32には、射出シリンダ20を水平方向に移動す
る移動手段を構成する第2の油圧シリンダ33が設置さ
れている。この第1油圧シリンダ33は、第1油圧シリ
ンダ30と同様にそのピストンロッド33aの図示しない
先端部で支持部材26と連結されている。
手段として油圧シリンダを用いているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えば、サーボシリンダ
や、サーボモータとボールねじを組合わせた直線移動機
構などの駆動手段を用いることができることはもちろん
である。また、移動手段による射出装置18の型開閉方
向への変位量を検出するために、磁気スケールやポテン
ショメータ等の変位量検出手段を設け、位置検出に基づ
き射出装置18の位置決めを行い金型との干渉を防止す
ることもできる。
であり、ダイカスト作業の順序に沿って、本実施例の作
用について説明する。
げて所定位置に搬入する。しかるのちに、図示しない位
置決めピン、位置決めブロックを使用することにより、
固定金型2は固定ダイプレート5に、移動金型3は移動
ダイプレート7に対してそれぞれ正確な位置に固定す
る。その後、型締めをしてから、固定型2、移動型3を
それぞれ図示しない金型クランプ装置によって固定ダイ
プレート5、移動ダイプレート7にクランプする。
ト7を移動させて型開きし、固定金型2、移動金型3の
接合面を適当な距離だけ離間させておいてから、第1油
圧シリンダ30、第2油圧シリンダ33を作動させて、
タイロッド22の先端部が金型に干渉しないような位置
にあらかじめ退避させておく。
ピストンロッドが後退すると、タイロッド22は上昇
し、やがて、所定の位置にタイロッド22に取り付けて
あるストッパカラー35が支持部材26の下面に当接し
てタイロッド22の上昇を阻止するので、タイロッドの
高さ位置の上限を位置決めすることができる。
3のピストンロッド33aを後退することによって、図
3に示すように縦射出装置を支持する支持部材26はダ
イカストマシン本体4に設けた一対のガイド部材28に
沿って固定ダイプレ−ト5の金型3に向けて移動し、タ
イロッド22の先端のアダプタ22aの凸状部が固定金
型2の接合面の凹状部24に嵌合させる。
ずにタイロッド22の先端のアダプタ22aの凸状部を
固定金型2の接合面の凹状部24に嵌合した状態で、移
動ダイプレ−ト7を移動し、移動ダイプレ−ト7の移動
金型3をアダプタ22aおよび固定ダイプレ−ト1の固
定金型2に当接させて型締めする。しかる後、射出シリ
ンダ20により金型2、3のキャビテ−9に射出し、ダ
イキャストを行う。ダイキャスト終了後、移動ダイプレ
−ト2を後退し、鋳造を終えた製品は金型3から分離し
取出す。
複数のタイロッドを対で着脱自在に結合し、縦射出装置
の負荷を支持するように構成したので、大型の金型を使
用しても、その射出力に十分耐えれる。
複数のタイロッドを対で着脱自在に結合し、縦射出装置
の負荷を支持するように構成したので、大型の金型を使
用しても、その射出力に十分耐えられる。アダプタが損
傷した場合においても、簡単にアダプタ交換できる。
Claims (2)
- 【請求項1】 固定ダイプレ−トに対して移動ダイプレ
−トを移動して横方向に型締し、金型の接合面に刻設し
た凹状部と同凹状部に係脱自在に設けた凸状部を形成し
たタイロッドによって縦射出装置の射出力を保持しか
つ、金型のキャビティに対して溶融金属を射出するよう
に構成した横型締、縦射出装置であって、タイロッドが
上下方向に摺動可能に挿通される支持部材を型開閉方向
に移動自在にマシンフレームに支持し、射出装置を昇降
させる昇降手段によって前記支持部材から前記射出装置
を支持すると共に、前記射出装置を型開閉方向に移動さ
せる移動手段と、金型の接合面に設られた凹形部に係脱
可能とした前記凸状部を備えたアダプタと、同アダプタ
を一端に固定し縦射出装置を懸架する複数のタイロッド
によって構成したことを特徴とする横型締、縦射出装
置。 - 【請求項2】 アダプタのトータルの引張り強さは複数
のタイロッドのトータルの引張り強さと同等以上の値に
なるように断面積および材料を選択したことを特徴とす
る請求項1記載の横型締、縦射出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05132694A JP3395089B2 (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 横型締、縦射出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05132694A JP3395089B2 (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 横型締、縦射出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07232253A true JPH07232253A (ja) | 1995-09-05 |
JP3395089B2 JP3395089B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=12883804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05132694A Expired - Fee Related JP3395089B2 (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 横型締、縦射出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3395089B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11237361A (ja) * | 1997-12-15 | 1999-08-31 | Nippon Soken Inc | ガスセンサ |
JP2002144003A (ja) * | 2000-11-10 | 2002-05-21 | Toshiba Mach Co Ltd | ダイカストマシン |
CN109954864A (zh) * | 2019-03-26 | 2019-07-02 | 沈阳铸造研究所有限公司 | 一种保护挤压铸造设备锁模机构的装置及方法 |
-
1994
- 1994-02-24 JP JP05132694A patent/JP3395089B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2002144003A (ja) * | 2000-11-10 | 2002-05-21 | Toshiba Mach Co Ltd | ダイカストマシン |
CN109954864A (zh) * | 2019-03-26 | 2019-07-02 | 沈阳铸造研究所有限公司 | 一种保护挤压铸造设备锁模机构的装置及方法 |
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---|---|
JP3395089B2 (ja) | 2003-04-07 |
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