JPH07231771A - 中身入り揚げ巾着自動製造機 - Google Patents

中身入り揚げ巾着自動製造機

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Publication number
JPH07231771A
JPH07231771A JP5215112A JP21511293A JPH07231771A JP H07231771 A JPH07231771 A JP H07231771A JP 5215112 A JP5215112 A JP 5215112A JP 21511293 A JP21511293 A JP 21511293A JP H07231771 A JPH07231771 A JP H07231771A
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JP
Japan
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charging
frame
frying
contents
fried
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Pending
Application number
JP5215112A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Shimazu
義則 島津
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SHIMAZU KIKAI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
SHIMAZU KIKAI SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動機で製造し作業効率性を向上することが
でき、且つ中身入り巾着を大量に生産することができ、
しかも容易に清掃することのできる中身入り揚げ巾着自
動製造機の提供にある。 【構成】 ホッパーは収容部とこの収容部の略中央部を
上下動する上面に二つの滑走部を有する略扇形の中身供
給部材とからなり、フレームは内部の略中央部に隔壁が
設けられて二つの収容孔が形成されており、製造機本体
はプレートとフレーム同士の間隔と等しい送りピッチで
フレームをプレート上で摺動させて間欠移送する移送手
段と上側皮切断機構と押込機構と投入機構と下皮切断部
と係合機構と取出手段とからなり、上側皮切断機構はピ
ンと切断刃とから構成され、押込機構は固定部材とドグ
とから構成され、投入機構は中身供給部と連結されると
ともに投入空間形成手段と投入手段とから構成され、係
合機構は窄狭部と吸引係合部とから構成してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は中身入り揚げ巾着自動
製造機に係り、その目的は餅、野菜、スリ身、練り製品
等が入っている揚げ巾着を自動機で製造し作業効率性を
向上することができ、且つ中身入り巾着を大量に生産す
ることができ、しかも容易に製造機を清掃することので
きる中身入り揚げ巾着自動製造機の提供にある。
【0002】
【発明の背景】従来では揚げを包丁等で切り、この揚げ
の切り口を拡開した後に中身をこの揚げの中に詰め込
み、揚げの切り口部分を干瓢等で結わえて中身入りキン
チャクを製造するといった具合に、ほとんど全ての工程
が手作業で行われていた。ところが、この作業は反復連
続して中身入りキンチャクを製造すると作業者にとって
は大変な重労働となり、作業環境の観点や作業者の定着
率等が悪く、しかも単調な作業であるために作業工程が
煩雑になってしまう虞があった。
【0003】
【従来の技術】そこで、本発明者は中身入り巾着を自動
機で製造し作業効率性を向上することのできる製造機を
創作した(特願平4−232857号)。この製造機は
図13乃至図14に示すようにコンベア(A)に揚げを
投入する投入部(B)と、この揚げの中央部の上皮及び
側皮を切断する上側皮切断部(C)と、この上皮及び側
皮を切断した揚げに二つの中身投入空間を形成する投入
空間形成部(D)と、この一の揚げの二つの中身投入空
間に中身を投入する投入部(E)と、二つの中身入りキ
ンチャク袋が連結されている一つの揚げの下皮を切断す
る下皮切断部(F)と、この二つに切断された中身入り
キンチャク袋を受け取る回転受取部(G)と、この受け
取った中身入りキンチャク袋の開口部を窄む窄狭部(図
示せず)と、この中身入りキンチャク袋の窄み部分を吸
引しこの窄み部分にリング体を係合する吸引係合部
(I)とからなるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この技術は中身入りキ
ンチャクを自動で製造することができ、作業性を向上す
ることのできる優れた発明であるが、以下に述べる課題
があった。この製造機はコンベア(A)で揚げが載置さ
れた支持フレーム部(H)(H)・・・を移動している
ために、直接この製造機に水等をかけるとこの製造機の
駆動機構、例えばコンベア(A)を駆動させる部分等が
この水によって故障してしまうために、少しずつつをか
けて布巾等で清掃しなければならず、清掃作業が煩雑と
なり、そのために残飯や揚げの油がこの製造機に付着し
たまま残ってしまい、衛生上好ましくなかった。また、
二つに切断された中身入りキンチャク袋を図14に示す
回転受取部(G)で受け取るようにしているために、中
身入りキンチャク袋を大量に生産することができなかっ
た。
【0005】そこでこの発明者は上記実情に鑑み、餅、
野菜、スリ身、練り製品等が入っている揚げ巾着を自動
機で製造し作業効率性を向上することができ、且つ中身
入り巾着を大量に生産することができ、しかも容易に製
造機を清掃することのできる中身入り揚げ巾着自動製造
機について鋭意研究を続けた。
【0006】
【作用】移送手段を介してフレーム同士の間隔と等しい
送りピッチでフレームをプレート上で摺動させて間欠移
送し、フレームに供給された揚げの略中央部の上皮及び
側皮を上側皮切断機構で切断し、この上皮及び側皮が切
断された揚げを押込機構でフレームの収容孔に押し込
み、この揚げの開口部を係合機構で窄狭し且つリング体
を係合して中身入り巾着袋を形成し、この中身入り巾着
袋を取出手段を介してフレームから取り出す。従って、
中身入り巾着を自動機で製造することができ作業効率性
を向上することができ、しかも中身入り巾着を大量に製
造することができる。また、移送手段を介してフレーム
同士の間隔と等しい送りピッチでフレームをプレート上
で摺動させて間欠移送する。従って、水を直接この製造
機にかけて清掃することができ清掃作業を著しく向上す
るができ、しかも残飯や油がこの製造機に残らず衛生上
好ましい。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ちこの発明は、ホッパ
ーと揚げ巾着を収容するフレームと製造機本体とからな
る中身入り揚げ巾着自動製造機であって、ホッパーは中
身を収容する収容部と該収容部の先端近傍に回動軸を介
して設けられこの収容部の略中央部を上下動する上面に
中身が滑走する二つの滑走部を有する略扇形の中身供給
部材とから構成されており、フレームは該フレーム内部
の略中央部に隔壁が設けられて二つの収容孔が形成され
ており、製造機本体はプレートとフレーム同士の間隔と
等しい送りピッチでフレームをプレート上で摺動させて
間欠移送する移送手段と揚げの略中央部の上皮及び側皮
を切断する上側皮切断機構と揚げを前記収容孔に押し込
む押込機構とこの揚げに中身を投入する投入機構と揚げ
の下皮を切断する下皮切断部とこの揚げの切断部を窄狭
してリング体を係合する係合機構と揚げ巾着をフレーム
から取り出す取出手段とからなり、上側皮切断機構は揚
げに差し込んで該揚げ内にエアを供給するピンと切断刃
とから構成され、押込機構は揚げの略中央部を固定する
固定部材と揚げの両側部を押し込む略U字状のドグとか
ら構成され、投入機構は前記中身供給部と連結されると
ともにこの投入機構は上側皮を切断した揚げに二つの投
入空間を形成する投入空間形成手段とこの揚げの投入空
間に中身を投入する投入手段とから構成され、係合機構
は中身入り巾着袋の開口部を窄狭する窄狭部とこの中身
入り巾着袋の窄狭部分を吸引しこの窄狭部分にリング体
を係合する吸引係合部とから構成してなることを特徴と
する中身入り揚げ巾着自動製造機を提供することにより
前記従来の欠点を悉く解消した。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1はこの発明の一実施例に係る中身入り揚げ
巾着自動製造機を示す概略説明図、図2はホッパーを示
す概略構成図、図3はフレームを示す概略斜視図、図4
は上側皮切断機構を示す概略構成図、図5は図4示の上
側皮切断機構を作動させた状態を示す概略説明図、図6
は押込機構を示す概略構成図、図7は図6示の押込機構
を作動させた状態を示す概略説明図、図8は投入機構を
示す概略構成図、図9は投入空間形成手段を示す概略構
成図、図10は図9示の投入空間形成手段を作動させた
状態を示す概略説明図、図11は係合機構を示す概略構
成図、図12は取出手段を示す概略構成図である。
【0009】(1)は中身入り揚げ巾着を自動で製造す
る製造機であって、この製造機(1)は図1に示すよう
にホッパー(2)と、フレーム(3)と、製造機本体
(4)とからなる。ホッパー(2)は図2に示すよう
に、餅、野菜、スリ身、練り製品等(以下、中身(5)
と称する)を収容する収容部(6)と、中身供給部材
(7)とからなる。中身供給部材(7)は図2に示すよ
うに略扇形形状に形成されるとともに、収容部(6)の
略中央部に設けられ、且つこの収容部(6)の先端近傍
に回動軸(8)を介して設けられている。この中身供給
部材(7)の下部は軸(9)を介して回転するアーム
(10)に支持されており、このアーム(10)を回転
することによって、中身供給部材(7)が上下動する。
この中身供給部材(7)の上面には中身(5)が滑走す
る二つの滑走部(図示せず)が設けられている。また、
中身供給部材(7)の滑走部は後述する投入機構(1
1)と滑走部材(12)を介して連結されている。
【0010】フレーム(3)は図3に示すように、この
フレーム(3)の略中央部に隔壁(13)が設けられて
二つの収容孔(14)(14)が形成されており、また
このフレーム(3)の内側部には揚げ(15)を載置す
る段部(16)(16)が設けられて要る。このフレー
ム(3)の長手方向の両側部には凹所(17)が形成さ
れている。
【0011】製造機本体(4)はプレート(18)と、
移送手段と、上側皮切断機構(19)と、押込機構(2
0)と、投入機構(11)と、下皮切断部(21)と、
係合機構(22)と、取出手段とからなる。移送手段は
フレーム(3)(3)・・・同士の間隔と等しい送りピ
ッチでフレーム(3)(3)・・・をプレート(18)
上で摺動させて間欠移送するものであって、伸縮部材
(図示せず)の先端部に設けられたローラをフレーム
(3)に設けられた凹所(17)に係合して該フレーム
(3)(3)・・・の位置決めをする。
【0012】上側皮切断機構(19)は図1に示すよう
にプレート(18)の内側に設けられている。この上側
皮切断機構(19)は図4に示すように、ピン(23)
と切断刃(24)とからなり、これらピン(23)と切
断刃(24)はプレート(18)へ向けて伸長するシリ
ンダ(25)に取り付けられている。ピン(23)の所
要位置からはエアを噴出する噴出孔(図示せず)が設け
られ、ピン(23)を揚げ(15)に差し込んで前記噴
出孔からエアを揚げ(15)内に供給し、このエアを揚
げ(15)内に供給することによって、図5に示すよう
に揚げ(15)が膨らみ、切断刃(24)で揚げ(1
5)の下皮を切断することなく上皮及び側皮のみを切断
することができる。
【0013】押込機構(20)は揚げ(15)の両側部
を図7に示すようにフレーム(3)の収容孔(14)
(14)に押し込むものであって、この押込機構(2
0)は図6に示すように揚げ(15)の略中央部を固定
する固定部材(26)と、略U字じょうのドグ(27)
とからなる。尚、このドグ(27)の両端部に球体(2
8)(28)を設けるようにすと、揚げ(15)の両側
部を収容孔(14)(14)に押し込んだ際にこの揚げ
(15)に傷が付いたりすることがなく好ましい。
【0014】投入機構(11)は上側皮を切断した揚げ
(15)に二つの投入空間(29)(29)を形成する
投入空間形成手段と、この揚げ(15)の投入空間(2
9)(29)に中身(5)(5)を投入する投入手段と
からなる。この投入空間形成手段は、図9乃至図10に
示すように上下動して揚げ(15)内に挿入する固定爪
(30)(30)と、上下動して揚げ(15)内に挿入
し水平方向に移動する可動爪(31)(31)と、エア
供給ノズル(32)(32)とから構成される。これら
固定爪(30)(30)、可動爪(31)(31)を図
10に示すように揚げ(15)内に挿入し、可動爪(3
1)(31)を水平方向に移動するとともに、エア供給
ノズル(32)(32)からエアを揚げ(15)内に供
給して該揚げ(15)を拡開させて投入空間(29)
(29)を形成し、この投入空間(29)(29)に投
入手段を介して中身(5)(5)を落下させる。
【0015】係合機構(22)は図11に示すように、
中身入り巾着袋(33)の開口部を窄む窄狭部(35)
と、この中身入り巾着袋(33)の窄狭部分(34)を
吸引しこの窄狭部分(34)にリング体(36)を係合
する吸引係合部(37)とからなる。この窄狭部(3
5)は一方側に上下二枚の窄狭板(38a)(38a)
が設けられ、他方側に一枚の窄狭板(38b)が設けら
れている。この窄狭板(38a)(38a)と窄狭板
(38b)とを狭めることによりこの中身入り巾着袋
(33)の開口部を窄む。
【0016】吸引係合部(37)は回転吸引パイプ(3
9)と、回転棒(40)とからなり、この回転棒(4
0)の両端部にはガイドピン(41)(41)が設けら
れ、この回転棒(40)が回転する際の略軌跡上に略半
円球状のガイド材(42a)が設けられている。また、
この回転棒(40)の上下部にはそれぞれストッパー
(43a)(43a)が設けられ、この下部に設けられ
たストッパー(43a)(43a)よりも下方には押し
下げ材(44a)が設けられている。また、回転吸引パ
イプ(39)が回転した時の軌跡上に略半円球状のガイ
ド材(42b)が設けられている。この回転吸引パイプ
(39)の上下部にはそれぞれストッパー(43b)
(43b)が設けられ、この下部に設けられたストッパ
ー(43b)(43b)よりも下方には押し下げ材(4
4b)が設けられている。尚、(45a)は回転棒(4
0)の回転中心軸である。
【0017】この中身入り巾着袋(33)にリング体
(36)を係合する工程は、まず回転棒(40)の上方
よりリング体(36)が供給され、この供給されたリン
グ体(36)はストッパー(43a)(43a)により
落下が止められる。尚、このリング体(36)はガイド
ピン(41)(41)により確実に回転棒(40)で受
け取ることができる。ストッパー(43a)(43a)
により落下が止められたリング体(36)は回転棒(4
0)が回転することにより反転される。この時ガイド材
(42a)によってリング体(36)が外部に飛んで外
れることがない。(45b)は回転吸引パイプ(39)
の回転中心軸であって、この回転中心軸(45b)は中
空とされこの中空部を介して回転吸引パイプ(39)の
空気を吸引する。また、回転時には前記ガイドピン(4
1)(41)は回転棒(40)内に収容される。
【0018】回転したリング体(36)は押し下げ材
(44a)によって回転吸引パイプ(39)に押し下げ
られる。この押し下げられたリング体(39)はストッ
パー(43b)(43b)により落下が止められる。ス
トッパー(43b)(43b)により落下が止められた
リング体(39)は回転吸引パイプ(39)が回転する
ことにより反転される。この時ガイド材(42b)によ
ってリング体(36)が外部に飛んで外れることがな
い。回転したリング体(36)は前記窄狭部(35)の
持上げとともに回転吸引パイプ(39)の吸引によって
吸引された窄狭部分(34)に押し下げ材(44b)の
押し下げによって、リング体(36)をこの窄狭部分
(34)に係合する。この窄狭部分(34)にリング体
(36)を係合した後に吸引を止めると中身入り巾着袋
(33)が落下するとともに、窄狭部分(34)が緩ん
で開くことによりリング体(36)が係止する。尚、こ
のリング体(36)は植物性タンパク質等の天然物から
形成されている。
【0019】取出手段(48)としては、例えば図12
に示すようにプレート(18)の所要位置に二つの開口
部(46)(46)を形成し、このプレート(18)の
下部に上下動して開口部(46)(46)を出入する出
入部材(47)を設けて、フレーム(3)の収容孔(1
4)(14)に収容された中身入り巾着袋(33)(3
3)を押し出して、手で取り出す。また、開口部(4
6)(46)の下部にベルトコンベア(図示せず)を配
設し、この開口部(46)(46)から落下した中身入
り巾着袋(33)(33)を移送するようにしてもよ
い。
【0020】このように、移送手段を介してフレーム
(3)(3)・・・同士の間隔と等しい送りピッチでフ
レーム(3)(3)・・・をプレート(18)上で摺動
させて間欠移送し、フレーム(3)(3)・・・に供給
された揚げ(15)の略中央部の上皮及び側皮を上側皮
切断機構(19)で切断し、この上皮及び側皮が切断さ
れた揚げ(15)を押込機構(20)でフレーム(3)
(3)・・・の収容孔(14)(14)に押し込み、こ
の揚げ(15)の開口部を係合機構(22)で窄狭し且
つリング体(36)を係合して中身入り巾着袋(33)
を形成し、この中身入り巾着袋(33)を取出手段(4
8)を介してフレーム(3)(3)・・・から取り出す
ようにしたので、中身入り巾着を自動機で製造すること
ができ作業効率性を向上することができ、しかも中身入
り巾着を大量に製造することができる。また、移送手段
を介してフレーム(3)(3)・・・同士の間隔と等し
い送りピッチでフレーム(3)(3)・・・をプレート
(18)上で摺動させて間欠移送するようにしたので、
水を直接この製造機(1)にかけて清掃することができ
清掃作業を著しく向上するができ、しかも残飯や油がこ
の製造機(1)に残らず衛生上好ましい。
【0021】
【発明の効果】この発明は以上詳述した如く、ホッパー
と揚げ巾着を収容するフレームと製造機本体とからなる
中身入り揚げ巾着自動製造機であって、ホッパーは中身
を収容する収容部と該収容部の先端近傍に回動軸を介し
て設けられこの収容部の略中央部を上下動する上面に中
身が滑走する二つの滑走部を有する略扇形の中身供給部
材とから構成されており、フレームは該フレーム内部の
略中央部に隔壁が設けられて二つの収容孔が形成されて
おり、製造機本体はプレートとフレーム同士の間隔と等
しい送りピッチでフレームをプレート上で摺動させて間
欠移送する移送手段と揚げの略中央部の上皮及び側皮を
切断する上側皮切断機構と揚げを前記収容孔に押し込む
押込機構とこの揚げに中身を投入する投入機構と揚げの
下皮を切断する下皮切断部とこの揚げの開口部を窄狭し
てリング体を係合する係合機構と揚げ巾着をフレームか
ら取り出す取出手段とからなり、上側皮切断機構は揚げ
に差し込んで該揚げ内にエアを供給するピンと切断刃と
から構成され、押込機構は揚げの略中央部を固定する固
定部材と揚げの両側部を押し込む略U字状のドグとから
構成され、投入機構は前記中身供給部と連結されるとと
もにこの投入機構は上側皮を切断した揚げに二つの投入
空間を形成する投入空間形成手段とこの揚げの投入空間
に中身を投入する投入手段とから構成され、係合機構は
中身入り巾着袋の開口部を窄狭する窄狭部とこの中身入
り巾着袋の窄狭部分を吸引しこの窄狭部分にリング体を
係合する吸引係合部とから構成してなることを特徴とす
る中身入り揚げ巾着自動製造機であるから、以下の効果
を奏する。
【0022】すなわち、移送手段を介してフレーム同士
の間隔と等しい送りピッチでフレームをプレート上で摺
動させて間欠移送し、フレームに供給された揚げの略中
央部の上皮及び側皮を上側皮切断機構で切断し、この上
皮及び側皮が切断された揚げを押込機構でフレームの収
容孔に押し込み、この揚げの開口部を係合機構で窄狭し
且つリング体を係合して中身入り巾着袋を形成し、この
中身入り巾着袋を取出手段を介してフレームから取り出
すようにしたので、中身入り巾着を自動機で製造するこ
とができ作業効率性を向上することができ、しかも中身
入り巾着を大量に製造することができる。また、移送手
段を介してフレーム同士の間隔と等しい送りピッチでフ
レームをプレート上で摺動させて間欠移送するようにし
たので、水を直接この製造機にかけて清掃することがで
き清掃作業を著しく向上するができ、しかも残飯や油が
この製造機に残らず衛生上好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る中身入りキンチャク
製造機の側面図である。
【図2】図1示の横断断面図である。
【図3】回転受取部の部分拡大図である。
【図4】窄狭部の部分拡大図である。
【図5】図4示の窄狭部の側面図である。
【図6】投入空間形成部の部分拡大断面図である。
【図7】吸引係合部の回転吸引パイプの部分拡大図であ
る。
【図8】吸引係合部の拡大図である。
【図9】上皮及び側皮が切断された揚げの外観図であ
る。
【図10】図9示の二つ折り外観図である。
【符号の説明】
1 揚げ 2 投入部 3 コンベア 5 上側皮切断部 6 上皮 7 側皮 9 投入空間形成部 11 下皮 12 中身投入部 13 下皮切断部 14 中身入りキンチャク袋 15 回転受取部 16 窄狭部 20 開口部 21 吸引係合部 24 リング体 26 窄み部分
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る中身入り揚げ巾着自
動製造機を示す概略説明図である。
【図2】ホッパーを示す概略構成図である。
【図3】フレームを示す概略斜視図である。
【図4】上側皮切断機構を示す概略構成図である。
【図5】図4示の上側皮切断機構を作動させた状態を示
す概略説明図である。
【図6】押込機構を示す概略構成図である。
【図7】図6示の押込機構を作動させた状態を示す概略
説明図である。
【図8】投入機構を示す概略構成図である。
【図9】投入空間形成手段を示す概略構成図である。
【図10】図9示の投入空間形成手段を作動させた状態
を示す概略説明図である。
【図11】係合機構を示す概略構成図である。
【図12】取出手段を示す概略構成図である。
【図13】従来の中身入り揚げ巾着自動製造機を示す説
明図である。
【図14】図13示の回転受取部を示す説明図である。
【符号の説明】 1 製造機 2 ホッパー 3 フレーム 4 製造機本体 5 中身 6 収容部 7 中身供給部材 11 投入機構 12 滑走部材 13 隔壁 14 収容孔 15 揚げ 18 プレート 19 上側皮切断機構 20 押込機構 21 下皮切断部 22 係合機構 23 ピン 24 切断刃 26 固定部材 27 ドグ 29 投入空間 33 巾着袋 34 窄狭部材 35 窄狭部 36 リング体 37 吸引係合板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパーと揚げ巾着を収容するフレーム
    と製造機本体とからなる中身入り揚げ巾着自動製造機で
    あって、ホッパーは中身を収容する収容部と該収容部の
    先端近傍に回動軸を介して設けられこの収容部の略中央
    部を上下動する上面に中身が滑走する二つの滑走部を有
    する略扇形の中身供給部材とから構成されており、フレ
    ームは該フレーム内部の略中央部に隔壁が設けられて二
    つの収容孔が形成されており、製造機本体はプレートと
    フレーム同士の間隔と等しい送りピッチでフレームをプ
    レート上で摺動させて間欠移送する移送手段と揚げの略
    中央部の上皮及び側皮を切断する上側皮切断機構と揚げ
    を前記収容孔に押し込む押込機構とこの揚げに中身を投
    入する投入機構と揚げの下皮を切断する下皮切断部とこ
    の揚げの切断部を窄狭してリング体を係合する係合機構
    と揚げ巾着をフレームから取り出す取出手段とからな
    り、上側皮切断機構は揚げに差し込んで該揚げ内にエア
    を供給するピンと切断刃とから構成され、押込機構は揚
    げの略中央部を固定する固定部材と揚げの両側部を押し
    込む略U字状のドグとから構成され、投入機構は前記中
    身供給部と連結されるとともにこの投入機構は上側皮を
    切断した揚げに二つの投入空間を形成する投入空間形成
    手段とこの揚げの投入空間に中身を投入する投入手段と
    から構成され、係合機構は中身入り巾着袋の開口部を窄
    狭する窄狭部とこの中身入り巾着袋の窄狭部分を吸引し
    この窄狭部分にリング体を係合する吸引係合部とから構
    成してなることを特徴とする中身入り揚げ巾着自動製造
    機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007166930A (ja) * 2005-12-20 2007-07-05 Kiyokatsu Matsuda 揚げ豆腐加工食品
CN104605475A (zh) * 2015-02-16 2015-05-13 文更 物料穿签系统和自动穿串机

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JP2007166930A (ja) * 2005-12-20 2007-07-05 Kiyokatsu Matsuda 揚げ豆腐加工食品
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