JP2805415B2 - 棒状食品体の連続分割用ブロック片及び連続分割装置 - Google Patents
棒状食品体の連続分割用ブロック片及び連続分割装置Info
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Description
置に関し、詳しくは二重構造の棒状食品体をメロンパン
のような頂上部と側面が外皮で覆われ、底部は内包生地
が露出しているような製品の成形装置に関するものであ
る。
は、特公平1-42652 号の包被切断手段があり二重の連続
棒状生地を内包材が露出しないように包被し連続して分
割するようにしているものがある。しかし、これらの手
段は内包材を露出しないようにするための包被切断に関
するものであり、完全に外皮で包もうとするものであり
メロンパンのような上面又は上半分を外皮(クッキー生
地)で被った製品は分割成形することはできない。
を解決するものであり、その構成は、大きな厚みで上下
の平坦面が平行し、その互い隣接する側部の全長に亘
り、階段状断面の凹状摺動面2であって、この凹状摺動
面2は上部平坦面と鋭角なエッジ部を形成し、及び上記
と逆の、全長に亘り、逆階段状断面の一つの凸状摺動面
3を具備するブロック片を用意し、棒状食品体を、連続
して供給する手段、上記手段の下部に同軸的に設け、中
心に囲み空間部5の開き状態から閉鎖消滅状態への移行
を繰返す、前記分割成形用ブロック片の3個以上を1つ
のブロック片1の凹状摺動面2と隣接するブロック片1'
の凸状摺動面3とを順次当接係合させた、摺動可能な環
状組立体4とこの環状組立体を収容する環状ハウジング
10と上記環状組立体4のブロック片1、1'を上記ハウジ
ング10内において、同時に夫々摺動させる手段とハウジ
ング10を上下動させる手段とから成る棒状食品体の連続
分割装置であり、同心円状に内包材を有して供給される
連続棒状体を分割するに際し、その囲みの減少とともに
側部の凹状摺動面が生地を押圧し、外皮を中心方向へ押
圧移動させ、生地の頂部及び側部を外皮で覆い、エッジ
部で切断を行い、底部には内包材をそのまま露出させよ
うとするものである。
片1は大きな厚みTを有し、上下の平坦面が平行し、そ
の互いに隣接する側部の全長にわたり階段状断面の凹状
摺動面2を有している。この凹状摺動面2は上部平坦面
11と鋭角に交差してエッジ部201 を有し、エッジ部201
の下に隣接して、垂直面202 とその下に下向きの斜面20
3 を有し、これらによって階段状の凹状摺動面2が構成
されている。この凹状摺動面2に隣接した側部には、全
長に亘りこの凹状摺動面と逆の階段状断面の凸状摺動面
3を具備する。凸状摺動面3は凹状摺動面2の前記エッ
ジ部201 と当接する面301 と前記垂直面202 と当接面30
2 と前記下向き斜面203 と当接する上向き斜面303 とか
ら形成される。このブロック片1を6個用意し凹状摺動
面2と隣接するブロック片1'の凸状摺動面3とを順次当
接係合させた環状組立体4を、環状ハウジング10に装嵌
し、この中央に囲み空間部5の開き状態から閉鎖消滅状
態への移行を繰返すようにブロック片1、1'─をハウジ
ング内で摺動させるようにしている。
されている。駆動リング11には所定の間隔で駆動ピン12
が取りつけられており、このピン12がブロック片1、1'
─の長穴24に嵌まる。駆動リング11の下部に取りつけら
れたカムフォロワ13はロッド14から突出したバー15の摺
動溝 151に係合している。ロッド14はその一端がアーム
16に軸着し、アーム16の他端がベース17に軸嵌してい
る。アーム16の所定の位置に付設されたカムフォロワ18
がカム19の溝に嵌まっている。ベース17は主軸20に上下
動可能に装嵌されている。主軸にはカム21が軸着され、
ベース17から伸びているベースアーム22に付設されたカ
ムフォロワ23がこのカム21の溝に嵌っている。主軸の回
転によりカム21が回転すると溝に規制されたカムフォロ
ワ23を介してベース17が上下動する。
品の受取り台としての、受取りコンベア40を設けてい
る。この受取りコンベア40は図示しない駆動装置によ
り、コンベアを間欠的に搬送されて製品を搬出するもの
であるが、同時にハウジング10の下方で上下動するよう
になっている。この受取りコンベア40の上下動は、環状
ハウジング10の上下動及び環状組立体4の開閉タイミン
グと同調し、また調節が可能と設定されている。
ついて説明すると、外筒30と内筒31及び心棒32を同軸的
に固定して設け、外筒30と内筒31との間の円環状のスキ
マAを外皮生地の通路とし、内筒31と心棒32との間の円
環状のスキマBを内包生地の通路とするノズル組立体 4
01を構成する。外筒30はその上部 402と下部 403を嵌め
合わせて構成され、又内筒31は外筒上部 402の内側に延
設された部分の内筒上部 411と外筒下部 403の中に設け
られた内筒下部 412より構成される。心棒32は内筒上部
411よりのびた腕 413に固着されている。
は羽根34が内リング 331に固着されており、内リング 3
31は外リング 332とスポーク35でつながり一体となって
いる。このリングギヤ33をノズル組立体 401に装嵌し、
羽根34が前記円環状スキマBの中に、又、内リング 331
と外リング 332とのスキマは前記円環状スキマAと合致
するよう構成される。このリングギヤ33のギヤ部36は、
ギヤ付シャフト38のギヤ37と噛みあう。外リング332 に
は溝39が放射状に設けられており組立体401 に装嵌され
たときに、通過する生地がギヤ36方向に漏れないように
逆流防止用の溝としている。
立体4のブロック片1を囲み空間部5が開き状態から閉
鎖消滅状態を示す。生地6が連続的に供給されている囲
み空間部5が小さくなりやがて、図3および図5に示す
ように最初にエッジ部 201の突端 204が集合して囲み空
間部5が消滅する。この時点で受取りコンベア40は初期
位置から上昇して環状ハウジング10に接近し、その後ハ
ウジング10とともに下降するように作動する。ブロック
片1……は欠落部207 を設けているので、エッジ部突端
204 が集合した後も、より組立体の摺動が進むと垂直面
202の端部が集合し( 図6)、さらに進むと下向き斜面
203の端部 206が集合し、図7に示すように下部の窪み
は消えて平坦となる。エッジ部201 により徐々に切断さ
れながら、囲み空間部5の消滅でエッジ部突端 204によ
り分割切断された生地6は、この過程で、垂直面 202が
外皮7に接触押圧し生地の中心方向に移動させる。この
時外皮7を中心まで移動させるとともに、内包生地8は
矢印方向に流動する。そして外皮7で内包材8を包被す
るとともに、生地は上下に分割される。この内包生地8
が矢印方向に移動する際、生地の底部61は外皮7がない
ので、内包生地8は表面に押し出されてふくらみ露出部
分が増す。
作用効果を説明すると、図5から図7に示すように、垂
直面202 と下向き斜面203 の生地押圧により下方矢印方
向に生地が押し出されるものであるが、この時コンベア
40が底部61を押さえて、生地の必要以上の押し出しや落
下を防ぐものである。この受取りコンベア40が生地の底
部61を押さえることによって、下向き斜面203 と生地と
の押圧接触が充分になされるので、この斜面による外皮
7の包被作用が充分に作用する。また、生地が分割切断
の際に組立体4から下方に押し出され過ぎると、柔らか
いクッキーやビスケット生地の場合には、その製品の頂
上部が細長いツノ状となり、製品形状が悪くなったりす
るが、この受取りコンベア40が生地を押さえて上下動さ
せ前記組立体4の開閉と同調させるとこの問題は発生し
ない。
の同調タイミングは生地の粘弾性の相違によって選択さ
れる。つまり、弾性の強い生地では、コンベアで生地を
組立体4に強く押さえて包被作用を上げることができ
る。クッキー生地等のような柔らかいものや粘着しやす
いものでは、組立体に押している時期を短くして生地の
粘着などを防ぐことができる。また囲み空間部5が減少
し凹状摺動面が生地の押圧でできるくびれ部は表面積が
減少するので、上部の外皮7が薄くなったりはしない。
垂直面202 の集合の後、下向斜面 203の端部が囲み空間
部5の閉鎖が継続して行われるので弾性の強いパン生地
材料も切断後の生地の戻りを抑えて、製品の頂上部と側
部は外皮の完全な包被が行なわれる。ブロック片の厚み
は分割される生地の性状や供給される生地の太さによっ
て、包被作用の必要な厚みTが選択されるものである。
製品は頂部及び側面が外皮で包まれ、底部61はエッジ部
201の切断により外皮の移動のない内包材が露出した状
態の製品が得られる。またノズル組立体 401に供給され
た生地はそれぞれ円環状スキマA及びBを通過し、吐出
口 404より二重の棒状食品体として供給される。この時
スキマBを通過する生地は回転羽根34によって下方に送
られるが生地6はこの羽根の回転で攪拌混練され、この
生地がパン生地の場合にはパン生地のグルテン膜が発達
したものとなる。本実施例では外皮生地7はビスケット
生地、内包生地8をパン生地としてメロンパンの成形を
行なった。この結果最終工程を終えた製品は内包生地の
パンのボリュームのあり、底部ではパン生地が十分に露
出した良質のメロンパンを得ることができた。
で被われ、底部又は下部はパン生地の露出した形状の安
定したメロンパンが確実に能率良く生産でき、更に焼き
上がりのふっくらした製品を得ることができ、高生産
性、高付加価値化をもたらす。
る。
る。
る。
る。
る。
ある。
面図である。
である。
る。
斜視図である。
の側面断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 上下の平坦面が平行し、その互い隣接す
る側部の全長に亘り、階段状断面の凹状摺動面2であっ
て、この凹状摺動面2は上部平坦面と鋭角なエッジ部を
形成し、及び上記と逆の、全長に亘り、逆階段状断面の
凸状摺動面3を具備し、前記凹状摺動面2の、凸状摺動
面3と隣接しない外側端部に欠落部を形成する棒状食品
体の連続分割用ブロック片。 - 【請求項2】 棒状食品体を連続して供給する手段、上
記手段の下部に同軸的に設け、中心に囲み空間部5の開
き状態から閉鎖消滅状態への移行を繰返す、請求項1記
載の分割成形用ブロック片の3個以上を1つのブロック
片1の凹状摺動面2と隣接するブロック片1'の凸状摺動
面3とを順次当接係合させた、摺動可能な環状組立体4
と、この環状組立体を収容する環状ハウジング10と上記
環状組立体4のブロック片1、1'…を上記ハウジング10
内において、同時に夫々摺動させる手段と、ハウジング
10を上下動させる手段とから成る棒状食品体の連続分割
装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の連続分割装置であって、
前記ハウジングの下方に分割される食品の受取り台を設
け、前記ハウジングと同調して上下動させるようにした
ことを特徴とする該装置。 - 【請求項4】 請求項2、3記載の棒状食品体の供給手
段は、外筒と内筒とを同軸的に設け、この内筒の中心に
心棒を設けたノズル機構であって、外筒と内筒との間の
円環状の空間を外皮材の通路とし、内筒と心棒との間の
円環状の空間を内包生地の通路とするとともに前記内筒
と心棒との間の円環状の空間に生地攪拌羽根を設けた事
を特徴とする棒状食品体の連続分割装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4157537A JP2805415B2 (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 棒状食品体の連続分割用ブロック片及び連続分割装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4157537A JP2805415B2 (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 棒状食品体の連続分割用ブロック片及び連続分割装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05317019A JPH05317019A (ja) | 1993-12-03 |
JP2805415B2 true JP2805415B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=15651851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4157537A Expired - Lifetime JP2805415B2 (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 棒状食品体の連続分割用ブロック片及び連続分割装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2805415B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102631012A (zh) * | 2012-05-07 | 2012-08-15 | 成都松川雷博机械设备有限公司 | 食品包馅初成型装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105495327A (zh) * | 2016-01-27 | 2016-04-20 | 安徽维斯达食品机械有限公司 | 巢形食品全自动生产线 |
CN113016836B (zh) * | 2021-04-15 | 2023-05-16 | 湖南德为教育服务有限责任公司 | 一种食品加工用包包子设备 |
-
1992
- 1992-05-25 JP JP4157537A patent/JP2805415B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102631012A (zh) * | 2012-05-07 | 2012-08-15 | 成都松川雷博机械设备有限公司 | 食品包馅初成型装置 |
CN102631012B (zh) * | 2012-05-07 | 2015-02-11 | 成都松川雷博机械设备有限公司 | 食品包馅初成型装置 |
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---|---|
JPH05317019A (ja) | 1993-12-03 |
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