JPH0723134A - 料金未納者の端末利用停止システム - Google Patents
料金未納者の端末利用停止システムInfo
- Publication number
- JPH0723134A JPH0723134A JP5082561A JP8256193A JPH0723134A JP H0723134 A JPH0723134 A JP H0723134A JP 5082561 A JP5082561 A JP 5082561A JP 8256193 A JP8256193 A JP 8256193A JP H0723134 A JPH0723134 A JP H0723134A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- host station
- terminal device
- payment
- time
- terminal
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ホスト局が指定した時間に端末装置から利用
状況をアップロードし、ホスト局側で端末装置の利用を
制御する。 【構成】 ホスト局が指定したアクセス日時に上記端末
装置がホスト局をアクセスし、固有のIDに基づいてホ
スト局では上記顧客データベースを検索し、料金支払い
が更新されているときには上記端末装置に対して次の利
用可能期間の更新および次回アクセス日時を送出する一
方、料金支払いの更新を確認しないときには短期間の利
用可能期間の更新および短期間後のアクセス日時を指定
し、この短期間後のアクセス日時までに料金支払いを確
認しないとき、およびアクセスを確認しないときには、
ホスト局から端末装置に対して利用停止信号を送出する
ものである。
状況をアップロードし、ホスト局側で端末装置の利用を
制御する。 【構成】 ホスト局が指定したアクセス日時に上記端末
装置がホスト局をアクセスし、固有のIDに基づいてホ
スト局では上記顧客データベースを検索し、料金支払い
が更新されているときには上記端末装置に対して次の利
用可能期間の更新および次回アクセス日時を送出する一
方、料金支払いの更新を確認しないときには短期間の利
用可能期間の更新および短期間後のアクセス日時を指定
し、この短期間後のアクセス日時までに料金支払いを確
認しないとき、およびアクセスを確認しないときには、
ホスト局から端末装置に対して利用停止信号を送出する
ものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端末装置の利用者が決
められた期間内に料金の支払を怠った場合に、ホスト局
の制御によって端末装置の利用を停止するシステムに関
するもので、ホスト局である情報提供者が健全な運営を
行うための技術である。
められた期間内に料金の支払を怠った場合に、ホスト局
の制御によって端末装置の利用を停止するシステムに関
するもので、ホスト局である情報提供者が健全な運営を
行うための技術である。
【0002】
【従来の技術】近年、衛星通信による情報の提供が普及
している。たとえば衛星放送では特定の放送局から各種
の映像情報が不特定多数の視聴者に向かって提供されて
いる。またデータ通信を通信衛星を利用して行うことも
公知である。しかし、無線通信では電話回線のようにシ
ェイクハンドで交信を行い、これを電話局が管理できる
という構成ではないので、情報使用料の支払は専ら端末
装置の利用者に委ねられることになる。
している。たとえば衛星放送では特定の放送局から各種
の映像情報が不特定多数の視聴者に向かって提供されて
いる。またデータ通信を通信衛星を利用して行うことも
公知である。しかし、無線通信では電話回線のようにシ
ェイクハンドで交信を行い、これを電話局が管理できる
という構成ではないので、情報使用料の支払は専ら端末
装置の利用者に委ねられることになる。
【0003】そこで、発明者は衛星通信や地上波通信な
どの無線通信によってホスト局から情報を提供する一
方、端末装置では取得した情報の種類や回数などを有線
の公衆回線によってホスト局にアップロードし、これに
よって情報利用状況を把握するという技術を開発した
(特願平4−322615号)。これらの技術において
は、有料情報を利用するために端末装置がデータを無線
通信によって受信し、全データを受信すればホスト局に
対して完了信号を有線回線で送り、ホスト局が課金確認
を完了した旨の信号を送出し、これを端末装置が確認し
た時点で情報の使用が可能となるシステムとすることが
予想される。このシステムでは情報を供給するメディア
と利用状況をホスト局に報告するためのメディアが異な
ることになる。
どの無線通信によってホスト局から情報を提供する一
方、端末装置では取得した情報の種類や回数などを有線
の公衆回線によってホスト局にアップロードし、これに
よって情報利用状況を把握するという技術を開発した
(特願平4−322615号)。これらの技術において
は、有料情報を利用するために端末装置がデータを無線
通信によって受信し、全データを受信すればホスト局に
対して完了信号を有線回線で送り、ホスト局が課金確認
を完了した旨の信号を送出し、これを端末装置が確認し
た時点で情報の使用が可能となるシステムとすることが
予想される。このシステムでは情報を供給するメディア
と利用状況をホスト局に報告するためのメディアが異な
ることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した例では、料金
が確実に支払われていることの確認は情報利用のたびに
行われるので、非常に煩雑であると同時にホスト局およ
び端末装置の負担も大きい。また、1つの情報ごとにこ
のような手続きが必要であるとすれば、連続して情報利
用を要求する場合でも1回ごとに確認手順を踏まなけれ
ばならず、回線の接続時間もその分だけ余分にかかるこ
とになり、ホスト局にとってはトラヒックの悪化による
効率ダウンを余儀なくされる。
が確実に支払われていることの確認は情報利用のたびに
行われるので、非常に煩雑であると同時にホスト局およ
び端末装置の負担も大きい。また、1つの情報ごとにこ
のような手続きが必要であるとすれば、連続して情報利
用を要求する場合でも1回ごとに確認手順を踏まなけれ
ばならず、回線の接続時間もその分だけ余分にかかるこ
とになり、ホスト局にとってはトラヒックの悪化による
効率ダウンを余儀なくされる。
【0005】本発明では上述した欠陥を解消することを
目的としたもので、ホスト局が指定した時間に端末装置
から利用状況をアップロードし、ホスト局側で端末装置
の利用を制御しようとするものである。
目的としたもので、ホスト局が指定した時間に端末装置
から利用状況をアップロードし、ホスト局側で端末装置
の利用を制御しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、多数の情報を格納したデータベースと、
複数の端末装置の固有のIDおよび情報利用回数や料金
支払いに関する顧客データベースとを有し、上記端末装
置からのリクエストに応じて上記固有のIDと共にリク
エストされた情報を無線送信するホスト局と、このホス
ト局から送信された信号を受信し、自己の保有する固有
のIDを有する信号のみを受信処理する端末装置とから
なるシステムであって、上記ホスト局が指定したアクセ
ス日時に上記端末装置がホスト局をアクセスし、上記固
有のIDに基づいてホスト局では上記顧客データベース
を検索し、料金支払いが更新されているときには上記端
末装置に対して次の利用可能期間の更新および次回アク
セス日時を送出する一方、料金支払いの更新を確認しな
いときには短期間の利用可能期間の更新および短期間後
のアクセス日時を指定し、この短期間後のアクセス日時
までに料金支払いを確認しないとき、およびアクセスを
確認しないときには、ホスト局から端末装置に対して利
用停止信号を送出するという手段を用いた。また、ホス
ト局と端末装置のアクセスには、有線の公衆回線を用い
た。
成するために、多数の情報を格納したデータベースと、
複数の端末装置の固有のIDおよび情報利用回数や料金
支払いに関する顧客データベースとを有し、上記端末装
置からのリクエストに応じて上記固有のIDと共にリク
エストされた情報を無線送信するホスト局と、このホス
ト局から送信された信号を受信し、自己の保有する固有
のIDを有する信号のみを受信処理する端末装置とから
なるシステムであって、上記ホスト局が指定したアクセ
ス日時に上記端末装置がホスト局をアクセスし、上記固
有のIDに基づいてホスト局では上記顧客データベース
を検索し、料金支払いが更新されているときには上記端
末装置に対して次の利用可能期間の更新および次回アク
セス日時を送出する一方、料金支払いの更新を確認しな
いときには短期間の利用可能期間の更新および短期間後
のアクセス日時を指定し、この短期間後のアクセス日時
までに料金支払いを確認しないとき、およびアクセスを
確認しないときには、ホスト局から端末装置に対して利
用停止信号を送出するという手段を用いた。また、ホス
ト局と端末装置のアクセスには、有線の公衆回線を用い
た。
【0007】
【作用】ホスト局と受信端末とは無線・有線の両者で連
絡しており、無線通信はホスト局から情報通信用に一方
通行の通信機能を行い、有線回線は適正な情報使用料に
対する課金を確認するための双方行通信機能を行う。ま
た、ホスト局における顧客データベースは、複数の端末
装置ごとの固有のID管理およびリクエストの回数や決
められた時期までの料金支払いの有無などがデータとし
てファイルされており、本発明における端末の利用停止
手段のための基礎データとして機能する。そして、この
顧客データベースを検索することによって料金支払いの
有無を確認するが、料金支払いが行われているときには
その端末装置がリクエストを行うことができる利用可能
時期を更新する作用を有する。また、次回アクセス日時
を指定することにより、さらに料金支払いの確認を進行
する。一方、料金支払いの確認がなかったときの短時間
の利用可能時期の更新およびアクセス日時の指定は、利
用停止に至る最終的な処理手続きのために機能する。
絡しており、無線通信はホスト局から情報通信用に一方
通行の通信機能を行い、有線回線は適正な情報使用料に
対する課金を確認するための双方行通信機能を行う。ま
た、ホスト局における顧客データベースは、複数の端末
装置ごとの固有のID管理およびリクエストの回数や決
められた時期までの料金支払いの有無などがデータとし
てファイルされており、本発明における端末の利用停止
手段のための基礎データとして機能する。そして、この
顧客データベースを検索することによって料金支払いの
有無を確認するが、料金支払いが行われているときには
その端末装置がリクエストを行うことができる利用可能
時期を更新する作用を有する。また、次回アクセス日時
を指定することにより、さらに料金支払いの確認を進行
する。一方、料金支払いの確認がなかったときの短時間
の利用可能時期の更新およびアクセス日時の指定は、利
用停止に至る最終的な処理手続きのために機能する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付した図面に従っ
て説明する。図1は受信端末装置のブロック図であっ
て、1は装置全体を制御すると同時に送受信データを処
理するための端末コントローラであり、この端末装置全
ての処理および制御を行う。アンテナ2によって受信し
た電波はコンバータ3で周波数変換および増幅を行い、
チューナ4で検波およびチャンネル選択が行われる。そ
して、受信信号にスクランブル処理が施されている場合
にはスクランブル解除装置5で復号し、そうでない場合
には直接データ処理が行われる。また、信号がビデオ信
号やオーディオ信号などのアナログ信号の場合にはビデ
オ変換装置6、あるいは音声変換装置7にチューナ4か
ら直接信号入力され、そのままディスプレイやアンプな
どに出力される。一方、デジタル信号の場合には映像デ
ータは端末コントローラ1でデータ処理してビデオデー
タとしてビデオ変換装置6に対して出力され、ビデオ変
換装置6においてビデオ信号に変換される。また、MI
DI信号やPCM信号の場合には端末コントローラ1で
同じくデータ処理された後に音声処理装置7に出力さ
れ、ここでアナログのオーディオ信号に変換されてディ
スプレイやアンプに対して出力される。また、信号が他
の形態のデジタル信号である場合には外部インターフェ
イス8を介してデータに適合するデバイスに入力され
る。ここで、受信信号の種別がアナログであるかデジタ
ルであるかを識別するのは、端末コントローラ1の内部
に設置されているCPUが行うことになる。9は記憶装
置であり、端末装置固有のデータや処理手順を記憶し、
さらに伝送されたデータを保存したり、一時的に保存す
るバッファメモリなどが該当する。
て説明する。図1は受信端末装置のブロック図であっ
て、1は装置全体を制御すると同時に送受信データを処
理するための端末コントローラであり、この端末装置全
ての処理および制御を行う。アンテナ2によって受信し
た電波はコンバータ3で周波数変換および増幅を行い、
チューナ4で検波およびチャンネル選択が行われる。そ
して、受信信号にスクランブル処理が施されている場合
にはスクランブル解除装置5で復号し、そうでない場合
には直接データ処理が行われる。また、信号がビデオ信
号やオーディオ信号などのアナログ信号の場合にはビデ
オ変換装置6、あるいは音声変換装置7にチューナ4か
ら直接信号入力され、そのままディスプレイやアンプな
どに出力される。一方、デジタル信号の場合には映像デ
ータは端末コントローラ1でデータ処理してビデオデー
タとしてビデオ変換装置6に対して出力され、ビデオ変
換装置6においてビデオ信号に変換される。また、MI
DI信号やPCM信号の場合には端末コントローラ1で
同じくデータ処理された後に音声処理装置7に出力さ
れ、ここでアナログのオーディオ信号に変換されてディ
スプレイやアンプに対して出力される。また、信号が他
の形態のデジタル信号である場合には外部インターフェ
イス8を介してデータに適合するデバイスに入力され
る。ここで、受信信号の種別がアナログであるかデジタ
ルであるかを識別するのは、端末コントローラ1の内部
に設置されているCPUが行うことになる。9は記憶装
置であり、端末装置固有のデータや処理手順を記憶し、
さらに伝送されたデータを保存したり、一時的に保存す
るバッファメモリなどが該当する。
【0009】本実施例では端末装置側が要求する各種の
情報はホスト局から衛星通信などの無線通信手段によっ
て供給され、ホスト局に対する情報のリクエストや、ホ
スト局との課金情報のやりとりはモデム10を介して電
話などの有線の公衆回線11によって行われる。図2に
ホスト局の構成を説明する。図中、12は各種の情報が
格納されたデータベースであり、ホストコンピュータ1
3の制御によって、端末装置からのリクエストによって
決められた順序、あるいはリクエスト順に従わずにラン
ダムにデータベース12から個別のデータを読みだし、
専用線14を介して地上局15に伝送する。地上局15
では電波の種類に応じて必要な変調、変換を行い、アン
テナ16を介して送信信号として送出する。また、デー
タベース12は顧客情報に関するデータベースを有して
おり、各端末装置のIDや各端末装置が情報使用料を支
払っているか否かなどを適宜更新しているものとする。
17は網制御装置であって、端末装置と専用回線あるい
は公衆回線の何れかによって接続している。回線の送受
信プロトコルは任意であり、アナログ、デジタルの何れ
の信号でも伝送可能である。
情報はホスト局から衛星通信などの無線通信手段によっ
て供給され、ホスト局に対する情報のリクエストや、ホ
スト局との課金情報のやりとりはモデム10を介して電
話などの有線の公衆回線11によって行われる。図2に
ホスト局の構成を説明する。図中、12は各種の情報が
格納されたデータベースであり、ホストコンピュータ1
3の制御によって、端末装置からのリクエストによって
決められた順序、あるいはリクエスト順に従わずにラン
ダムにデータベース12から個別のデータを読みだし、
専用線14を介して地上局15に伝送する。地上局15
では電波の種類に応じて必要な変調、変換を行い、アン
テナ16を介して送信信号として送出する。また、デー
タベース12は顧客情報に関するデータベースを有して
おり、各端末装置のIDや各端末装置が情報使用料を支
払っているか否かなどを適宜更新しているものとする。
17は網制御装置であって、端末装置と専用回線あるい
は公衆回線の何れかによって接続している。回線の送受
信プロトコルは任意であり、アナログ、デジタルの何れ
の信号でも伝送可能である。
【0010】これらの装置において、ホスト局と端末装
置とが一連のやりとりを行うのであるが、端末装置が必
要とする情報の伝送に関しては、端末装置から公衆回線
11を介してリクエストを行えば、ホスト局ではデータ
ベース12を検索して該当するデータを地上局15か
ら、その端末装置が持っている固有のIDと共に伝送す
ることを基本としている。そして、IDの照合ができな
ければ受信データを利用できないようにして、第三者の
無断利用を防止している。本発明ではこれらを無条件に
行うのではなく、料金が適正に支払われていることを確
認する手続きを端末装置からのリクエストに無関係で行
っている。以下にその手続きを詳述する。先ず端末装置
からの情報リクエストとは無関係に、端末装置は定期的
にホスト局をアクセスし、記憶装置9に書き込まれた端
末固有のIDを送出する。この場合の記憶装置9として
は、フラッシュROMが適当である。ホスト局では受信
したIDを検索条件として顧客データベースを検索・確
認し、結果を端末装置に出力する。ここで、伝送された
IDが顧客データベースに存在せず、確認できなかった
ときにはホスト局は回線を切断して手続きを終了する。
ホスト局においてIDの登録を確認した場合には、さら
に前回までの料金支払いが完了しているか否かを確認
し、支払いが確認できたときには端末装置に対して利用
可能期間の更新と利用許可信号、および次回の料金支払
い確認のためのアクセス日時を指定し、端末装置では記
憶装置9にこれらのデータを更新する。これによって端
末装置では、更新された利用可能期間に至るまではホス
ト局をアクセスして必要な情報のリクエストを可能とす
ることができる。
置とが一連のやりとりを行うのであるが、端末装置が必
要とする情報の伝送に関しては、端末装置から公衆回線
11を介してリクエストを行えば、ホスト局ではデータ
ベース12を検索して該当するデータを地上局15か
ら、その端末装置が持っている固有のIDと共に伝送す
ることを基本としている。そして、IDの照合ができな
ければ受信データを利用できないようにして、第三者の
無断利用を防止している。本発明ではこれらを無条件に
行うのではなく、料金が適正に支払われていることを確
認する手続きを端末装置からのリクエストに無関係で行
っている。以下にその手続きを詳述する。先ず端末装置
からの情報リクエストとは無関係に、端末装置は定期的
にホスト局をアクセスし、記憶装置9に書き込まれた端
末固有のIDを送出する。この場合の記憶装置9として
は、フラッシュROMが適当である。ホスト局では受信
したIDを検索条件として顧客データベースを検索・確
認し、結果を端末装置に出力する。ここで、伝送された
IDが顧客データベースに存在せず、確認できなかった
ときにはホスト局は回線を切断して手続きを終了する。
ホスト局においてIDの登録を確認した場合には、さら
に前回までの料金支払いが完了しているか否かを確認
し、支払いが確認できたときには端末装置に対して利用
可能期間の更新と利用許可信号、および次回の料金支払
い確認のためのアクセス日時を指定し、端末装置では記
憶装置9にこれらのデータを更新する。これによって端
末装置では、更新された利用可能期間に至るまではホス
ト局をアクセスして必要な情報のリクエストを可能とす
ることができる。
【0011】次に、端末装置の固有のIDは確認できた
が、利用料金の支払いを確認することができなかったと
きには、ホスト局ではごく短期間の利用可能期間の更新
と、これに対応した短期間後の料金支払い確認のための
アクセス日時を指定する。そして、このように指定した
アクセス日時に同様の確認手続きを行い、適正な料金支
払いが顧客データベースにおいて更新されていない場合
には、ホスト局から端末装置に対して利用停止信号を送
出する。利用停止の機構としては、たとえばスクランブ
ル解除装置5に書き込まれている復号のためのプログラ
ムを書き換えることや、ホスト局から利用停止中の端末
装置に該当するIDは一切送出しないという手段を採用
する。同時に、不正な情報利用を防止するために、スク
ランブル解除手順も適宜更新し、新たな手順が開始され
る日時を指定することにより、適正な料金支払いが行わ
れている端末装置のみ復号が可能となる。
が、利用料金の支払いを確認することができなかったと
きには、ホスト局ではごく短期間の利用可能期間の更新
と、これに対応した短期間後の料金支払い確認のための
アクセス日時を指定する。そして、このように指定した
アクセス日時に同様の確認手続きを行い、適正な料金支
払いが顧客データベースにおいて更新されていない場合
には、ホスト局から端末装置に対して利用停止信号を送
出する。利用停止の機構としては、たとえばスクランブ
ル解除装置5に書き込まれている復号のためのプログラ
ムを書き換えることや、ホスト局から利用停止中の端末
装置に該当するIDは一切送出しないという手段を採用
する。同時に、不正な情報利用を防止するために、スク
ランブル解除手順も適宜更新し、新たな手順が開始され
る日時を指定することにより、適正な料金支払いが行わ
れている端末装置のみ復号が可能となる。
【0012】本実施例では、料金支払い確認のためにア
クセス日時が重要な要件となるが、アクセスのたびに端
末装置の内部時計をホスト局の内部時計と整合させるよ
うにしている。従って、時計の誤差が生じた場合でも大
きい誤差にはならず、ホスト局独自で端末装置からのア
クセスの有無を管理することができる。即ち、端末装置
が決められた日時にホスト局をアクセスしなかった場合
には、一定の許容誤差時間が経過した時点でホスト局か
ら利用停止信号を積極的に送信することにより、端末装
置を制御することができる。
クセス日時が重要な要件となるが、アクセスのたびに端
末装置の内部時計をホスト局の内部時計と整合させるよ
うにしている。従って、時計の誤差が生じた場合でも大
きい誤差にはならず、ホスト局独自で端末装置からのア
クセスの有無を管理することができる。即ち、端末装置
が決められた日時にホスト局をアクセスしなかった場合
には、一定の許容誤差時間が経過した時点でホスト局か
ら利用停止信号を積極的に送信することにより、端末装
置を制御することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明では、ホスト局から端末装置に対
して、リクエストを受けた情報を伝送する手続きと並行
して、定期的に端末装置からホスト局をアクセスして、
適宜情報使用料金の支払いを行っていることを確認し、
確認があったときにはさらに利用可能期間を更新し、支
払いが確認できなかったときには短期間後のアクセス日
時を指定して再度確認手続きを行い、未だ料金支払いが
確認できなかったときに始めてその端末装置の利用停止
を行うようにしたので、利用者にとっては猶予期間が与
えられることになり、突然の利用停止という不都合を回
避することができる。また、情報提供者側にとっても定
期的に確認作業を行うことができるので、長期にわたる
無断使用を阻止することができ、健全な情報提供が可能
となる。
して、リクエストを受けた情報を伝送する手続きと並行
して、定期的に端末装置からホスト局をアクセスして、
適宜情報使用料金の支払いを行っていることを確認し、
確認があったときにはさらに利用可能期間を更新し、支
払いが確認できなかったときには短期間後のアクセス日
時を指定して再度確認手続きを行い、未だ料金支払いが
確認できなかったときに始めてその端末装置の利用停止
を行うようにしたので、利用者にとっては猶予期間が与
えられることになり、突然の利用停止という不都合を回
避することができる。また、情報提供者側にとっても定
期的に確認作業を行うことができるので、長期にわたる
無断使用を阻止することができ、健全な情報提供が可能
となる。
【図1】端末装置の内部ブロック図、
【図2】ホスト局のブロック図である。
1 端末コントローラ 2 アンテナ 3 コンバータ 4 チューナ 5 スクランブル解除装置 6 ビデオ変換装置 7 音声変換装置 8 インターフェイス 9 記憶装置 10 モデム 11 公衆回線 12 データベース 13 ホストコンピュータ 14 専用線 15 地上局 16 アンテナ
Claims (2)
- 【請求項1】多数の情報を格納したデータベースと、複
数の端末装置の固有のIDおよび情報利用回数や料金支
払いに関する顧客データベースとを有し、上記端末装置
からのリクエストに応じて上記固有のIDと共にリクエ
ストされた情報を無線送信するホスト局と、このホスト
局から送信された信号を受信し、自己の保有する固有の
IDを有する信号のみを受信処理する端末装置とからな
るシステムであって、上記ホスト局が指定したアクセス
日時に上記端末装置がホスト局をアクセスし、上記固有
のIDに基づいてホスト局では上記顧客データベースを
検索し、料金支払いが更新されているときには上記端末
装置に対して次の利用可能期間の更新および次回アクセ
ス日時を送出する一方、料金支払いの更新を確認しない
ときには短期間の利用可能期間の更新および短期間後の
アクセス日時を指定し、この短期間後のアクセス日時ま
でに料金支払いを確認しないとき、およびアクセスを確
認しないときには、ホスト局から端末装置に対して利用
停止信号を送出することとした料金未納者の端末利用停
止システム。 - 【請求項2】ホスト局と端末装置のアクセスには、有線
の公衆回線を用いた請求項1記載の料金未納者の端末利
用停止システム。
Priority Applications (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5082561A JPH0723134A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 料金未納者の端末利用停止システム |
CA002109490A CA2109490C (en) | 1992-10-30 | 1993-10-28 | Billing system for radio communications |
TW82109030A TW263633B (ja) | 1992-10-30 | 1993-10-28 | |
DE69332068T DE69332068T2 (de) | 1992-10-30 | 1993-10-29 | System für die Gebührenabrechnung von über Funk übertragenen Diensten |
AU50382/93A AU662251B2 (en) | 1992-10-30 | 1993-10-29 | Billing system for radio communications |
DE69324543T DE69324543T2 (de) | 1992-10-30 | 1993-10-29 | System zur Freigabe und Kostenabrechnung der Nutzung funkübertragener Daten |
EP93117605A EP0595354B1 (en) | 1992-10-30 | 1993-10-29 | System for authorizing and billing the use of data transmitted by radio |
EP98119317A EP0895419B1 (en) | 1992-10-30 | 1993-10-29 | Billing system for services provided via radio communications |
KR1019930023018A KR100310025B1 (ko) | 1992-10-30 | 1993-10-30 | 무선통신에있어서의요금부과시스템 |
CN93120304A CN1076918C (zh) | 1992-11-27 | 1993-11-27 | 无线电通信的记帐系统 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5082561A JPH0723134A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 料金未納者の端末利用停止システム |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003095172A Division JP2003348568A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | 料金未納の端末利用停止システムおよびその方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0723134A true JPH0723134A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=13777910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5082561A Pending JPH0723134A (ja) | 1992-10-30 | 1993-03-16 | 料金未納者の端末利用停止システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0723134A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101015601B1 (ko) * | 2010-07-16 | 2011-02-17 | 정영아 | 연체 통신비 회수 지원 방법 및 그 시스템 |
-
1993
- 1993-03-16 JP JP5082561A patent/JPH0723134A/ja active Pending
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