JP2796019B2 - 移動通信システム - Google Patents

移動通信システム

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JP2796019B2
JP2796019B2 JP26589292A JP26589292A JP2796019B2 JP 2796019 B2 JP2796019 B2 JP 2796019B2 JP 26589292 A JP26589292 A JP 26589292A JP 26589292 A JP26589292 A JP 26589292A JP 2796019 B2 JP2796019 B2 JP 2796019B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、当該システムに属し
ていない携帯移動機についても公衆網に接続可能な移動
通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の移動通信システムを示すシ
ステム構成図である。図において、1は当該移動通信シ
ステムが接続されている公衆網であり、2はその移動通
信システムとしての事業所用システムである。3はこの
事業所用システムの交換機としての事業所用構内交換機
(以下、事業所用PBXという)で、例えば電子交換装
置が用いられている。4はこの事業所用PBX3に収容
され、それぞれ所定の覆域を持った無線基地局であり、
5は使用者によって携行され、前記無線基地局に無線接
続される携帯移動機である。
【0003】図8は携帯移動機5の構成を示す機能ブロ
ック図である。図において、11はこの事業所用システ
ム2の自営用プロトコールを処理する自営用プロトコー
ル処理部であり、12はこの自営用プロトコール伝送用
の自営用制御チャネルを制御する自営用制御チャネル制
御部である。13は公衆網1への公衆用プロトコールを
処理する公衆用プロトコール処理部であり、14はこの
公衆用プロトコール伝送用の公衆用制御チャネルを制御
する公衆用制御チャネル制御部である。15は前記自営
用制御チャネル制御部12と公衆用制御チャネル制御部
14に切り換え接続される送受信部である。
【0004】図9は前記無線基地局4の構成を示す機能
ブロック図である。図において、21は前記携帯移動機
5の送受信部15と無線接続される送受信部であり、2
2は前記自営用制御チャネルを制御する自営用制御チャ
ネル制御部である。23は自営用プロトコールを処理す
る自営用プロトコール処理部であり、24は事業所用P
BX3との接続を行うライン処理部である。なお、この
無線基地局4は公衆用プロトコールを処理するための公
衆プロトコール処理部は備えていない。
【0005】図10は事業所用PBX3の構成を示す機
能ブロック図である。図において、31は前記各無線基
地局4が接続されるラインインタフェースであり、32
は自システムに属する携帯移動機5の呼か他の事業所用
システムに属する携帯移動機あるいは家庭用携帯移動機
の呼かを判別するシステム判別機能部である。33はシ
ステム判別機能部32による判定結果が自システムであ
った場合に、その発信を制御する自システム発信部であ
り、34はシステム判別機能部32による判定結果が他
システムであった場合に、その発信を停止させる発信停
止部である。35は前記自システム発信部33と公衆網
1とを接続する網インタフェースである。
【0006】次に動作について説明する。各携帯移動機
5からの公衆網1への接続要求は、それぞれの公衆用プ
ロトコール処理部13で処理されて、公衆用制御チャネ
ル制御部14の制御により、送受信部15から直接公衆
網にアクセスする。従って、その時の認証および課金は
当該携帯移動機5の公衆用プロトコール処理部にて行わ
れる。
【0007】一方、各携帯移動機からの自システムヘの
接続要求は、それぞれの自営用プロトコール処理部11
で処理されて自営用制御チャネル制御部12へ送られ、
自営用制御チャネル制御部12の制御によって送受信部
より当該携帯移動機5がその覆域内に存在している無線
基地局4に送られる。無線基地局4ではそれを送受信部
21で受け取り、自営用制御チャネル制御部22を通し
て自営用プロトコール処理部23に渡して処理し、ライ
ン処理部24を介して事業所用PBX3へ送出する。
【0008】事業所用PBX3は自システムからの発着
呼について、自営用制御チャネルに対してのみアクセス
し得る機能を備えており、各無線基地局4からの接続要
求がラインインタフェース31で受信されてシステム判
別機能部32へ送られる。システム判別機能部32はそ
の接続要求が自システムに属する携帯移動機5からのも
のか、自システムに属していない他の事業所用システム
の携帯移動機や家庭用の携帯移動機からのものであるか
の判別を行う。その結果、自システムに属していない携
帯移動機からの接続要求であった場合には、発信停止部
34によって当該接続要求に対して発信停止の処置を実
施する。
【0009】一方、システム判別機能部32における判
別の結果、自システムに属する携帯移動機5からの接続
要求であった場合には、その接続要求がシステム内接続
要求であれば、事業所用PBX3はその接続を行う。ま
た、公衆接続要求であれば、自システム発信部33より
網インタフェース35を介して公衆網1へ発信する。な
お、公衆網1への発信を行った場合、当該事業所用PB
X3自身がその認証と課金の処理を実施する。
【0010】このような従来の移動通信システムに関連
した技術が記載された文献としては、例えば特開平2−
192329号公報などがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の移動通信システ
ムは以上のように構成されているので、公衆用の無線基
地局が設置されていない場所では、事業所用システム2
の無線基地局4が設置されていても、その事業所用シス
テム2に属していない携帯移動機からは公衆発信をする
ことができないという問題点があった。
【0012】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、事業所用システムの無線基地局
の覆域内においては、当該システムに属していない携帯
移動機からの公衆発信を可能とする移動通信システムを
得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る移動通信システムは、移動機が公衆網に発呼する場
合には移動機の認証情報を交換機を介して公衆網に伝送
するように公衆用プロトコール処理部を自営用制御チャ
ネル制御部に接続するようにしたものである。
【0014】また、請求項2に記載の発明に係る移動通
信システムは、自システムに属する移動機が公衆網に発
呼する場合には自営用制御チャネルを通して伝送された
移動機からの公衆用プロトコール情報にもとづいて移動
機の認証・位置登録を行う一方、自システムに属さない
移動機から信号を受信すると、公衆用符号をその信号に
付加して公衆網に発信するとともに、当該移動機に係る
関連情報を公衆網から受信すると、当該関連情報を当該
移動機に送信するようにしたものである。
【0015】また、請求項3に記載の発明に係る移動通
信システムは、交換機に、システム外の移動機の位置登
録が行われた場合にその移動機の現在位置を覆域とする
無線基地局の番号を記憶するとともに、公衆網からその
移動機への着信があると番号の記憶されている無線基地
局を通してその移動機を呼び出す機能を持たせたもので
ある。
【0016】また、請求項4に記載の発明に係る移動通
信システムは、交換機に、公衆網との接続量が、無線基
地局が扱い得る回線容量の所定の割合を越える量となっ
た場合に、公衆網への発信を制限する回線制限機能を持
たせたものである。
【0017】また、請求項5に記載の発明に係る移動通
信システムは、発信制限のための回線容量の割合を、各
無線基地局毎に個別に設定するようにしたものである。
【0018】また、請求項6に記載の発明に係る移動通
信システムは、交換機の他システムプロトコール制御部
に、システム外の移動機からシステムに属する移動機へ
の発呼を直接自システムプロトコール制御部に引き渡す
機能を持たせ、自システムプロトコール制御部に、シス
テムに属する移動機からシステム外の移動機への発呼を
直接他システムプロトコール制御部に引き渡す機能を持
たせたものである。
【0019】
【作用】請求項1に記載の発明における移動機のスイッ
チ部は、移動機が公衆網に発呼する場合には移動機の認
証情報を交換機を介して公衆網に伝送するように公衆用
プロトコール処理部を自営用制御チャネル制御部に接続
するようにしたことにより、公衆基地局が設置されてい
ない地域においても、その移動機が属していないシステ
ムの無線基地局を介した公衆接続を可能とする。
【0020】また、請求項2に記載の発明における交換
機の他システムプロトコール制御部は、自システムに属
さない移動機から信号を受信すると、公衆用符号をその
信号 に付加して公衆網に発信するとともに、当該移動機
に係る関連情報を公衆網から受信すると、当該関連情報
を当該移動機に送信することにより、自システムに属さ
ない移動機を公衆網に接続することが可能となる。
【0021】また、請求項3に記載の発明における交換
機は、自システムに属していない移動機の位置登録を、
その移動機が覆域内に存在する無線基地局の番地を記憶
するとともに、公衆網に対しては自身の交換機位置をそ
の移動機の位置として登録し、当該移動機に着信がある
と、記憶していた番地に基づく無線基地局よりその呼び
出しを行うことにより、公衆基地局が設置されていない
地域においても、その移動機が属していないシステムの
無線基地局を介した公衆接続を可能とする。
【0022】また、請求項4に記載の発明における回線
制限機能は、公衆網との接続が、無線基地局の取り扱い
可能な回線容量に対して所定の割合を越えた場合に、公
衆網への発信を規制することにより、事業所内システム
内の接続が困難になるほど公衆発信が無線基地局に接続
されることを防止する。
【0023】また、請求項5に記載の発明における回線
制限機能は、公衆網への発信を規制する回線容量に対す
る割合を、各無線基地局毎に個別に設定できるようにす
ることにより、当該システムの運用をより融通性に富ん
だものとする。
【0024】また、請求項6に記載の発明における交換
機は、他システムの移動機から自システムの移動機へ、
又は自システムの移動機から他システムの移動機へ発信
した時に発信信号を公衆網へ発信しないため交換機と公
衆網間の回線を占有しない。
【0025】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の実施例1を図について説明する。図1
はこの発明に係る移動通信システムの全体構成を示すシ
ステム構成図、図2はその携帯移動機の構成を示す機能
ブロック図、図3は同じく無線基地局の構成を示す機能
ブロック図であり、図4はこの発明の実施例1による
動通信システムにおける交換機としての事業所用PBX
の構成を示す機能ブロック図、図11は公衆用プロトコ
ール処理部の説明図、図12は自営用・公衆用制御部の
説明図、図13はこの発明の実施例1による移動通信シ
ステムにおける交換機としての事業所用PBXの動作を
示すフローチャートである。なお、これら図1〜図4、
図11〜図13において、従来のそれらと同一もしくは
相当部分には図7〜図10と同一符号を付してその説明
を省略する。
【0026】図1において、6は他の事業所用システム
に属する携帯移動機、7は家庭用携帯移動機であり、い
ずれも当該事業所用システム2には属していない携帯移
動機である。図2に示した携帯移動機は、公衆用プロト
コール処理部13が自営用制御チャネル制御部12にも
接続可能に構成されている点で従来のそれとは異なって
いる。ここで公衆用プロトコール処理部13の一例を図
11に示す。自営用プロトコール処理部11も同様の処
理が必要である。例えば本システムがデパートに設置さ
れた場合、自営用プロトコール処理部11はデパートで
働く人々が持つ携帯移動機を接続するために使用される
のであり、公衆用プロトコール処理部13はデパートに
来店された顧客、すなわち本システムに属さない携帯移
動機に対応するソフトウエアシステムである。図2の自
営用制御チャネル制御部12及び公衆用制御チャネル制
御部14の説明図を図12に示す。図において、斜線で
示した符号は無線管理に必要な符号である。又np bit
はBCCH上の無線チャネル情報報知メッセージにより報知
する。自営用制御チャネル制御部12は図12に示すよ
うな(a) 及び(b) の自営用システムの発識別符号・着識
別符号を制御用物理スロットに組み込むものである。公
衆用制御チャネル制御部14は図12の(c) 及び(d) の
公衆用システムの発識別符号・着識別符号を同様に処理
するものである。即ち、両制御部で処理する符号は著し
く相違する。また、制御部12/14は第5図に示す自
営用/公衆用制御周波数に図2の送受信機15のシンセ
サイザーの周波数を設定する機能をも合んでいる。図3
において、公衆用プロトコール基地局処理部25は図1
2(a) 及び(b) の自営用システムの発識別符号・着識別
符号が組み込まれた制御信号を使用して公衆用プロトコ
ールを通過させる機能を持つ。さらに、図4において、
36はシステム判別機能部の判別結果が他システムであ
った場合、認証を行わずに関連情報をそのまま該当する
携帯移動機6または7に引き渡す他システム発信部であ
る。
【0027】次に動作について説明する。ここで、自シ
ステムに属する携帯移動機5からの接続要求については
従来の場合と同様であるため詳細な説明は省略する。な
お、この場合、公衆用プロトコール処理部13を自営用
制御チャネル制御部12に接続すれば、公衆網1への接
続要求についても事業所用PBX3でその認証および課
金を行わせることも可能である。
【0028】一方、自システムに属していない携帯移動
機6あるいは7からの公衆網1への接続要求は、図2に
示すように当該携帯移動機6または7の公衆用プロトコ
ール処理部13で処理されて、自営用制御チャネル制御
部12を通して送受信部15より無線基地局4に送られ
る。無線基地局4では図4に示すようにそれが送受信部
21で受信され、自営用制御チャネル制御部22を通し
て公衆用プロトコール処理部25に送られて処理され、
ライン処理部24より事業所用PBX3に送られる。
【0029】事業所用PBX3は無線基地局4からの接
続要求をラインインタフェース31で受信し、システム
判別機能32でそれが自システムのものであるか否かを
判別する。この場合、他システムのものであるため、他
システムプロトコル制御部36によって網インタフェー
ス35を介して公衆網へ発信する。この時、事業所用P
BX3は公衆網1から当該携帯移動機6または7への関
連情報をそのまま通過させて携帯移動機6または7へ引
き渡す。これによって、発信した携帯移動機6または7
が直接認証を受け、課金は当該携帯移動機6または7に
対して直接行われる。このPBXの動作を詳細に説明す
ると図13に示すフローチャートのようになる。すなわ
ち、まずPBXが発信信号を受信した後、PSの発識別
符号が公衆用か否か、例えば9bitの事業者識別符号によ
り判断され、公衆用である場合には、公衆用符号をPS
からの受信信号へ付与して、網へ送出する。一方、公衆
用でない場合にはさらに自システムか否かが判断され、
自システムでない場合には切断される。自システムであ
る場合には発呼PSと自営用の認証を本システムのPB
Xが実施する。その結果、発呼PSの認証が一致しなけ
れば切断され、一致した場合にはPBXの課金で網へ発
信する。
【0030】なお、この時の周波数マップ上の公衆接続
可能な自営用制御チャネルの位置を図5に示す。この図
において、縦軸は各スロットが位置する周波数を、又横
軸は用途が自営用であるか公衆用であるかを示す。従っ
て、例えば周波数f1 (MHz)とf2 (MHz)の間
に位置する制御用物理スロットは、図2で示した自営用
制御チャネル制御部12で設定される周波数に対応し、
又周波数f3 (MHz)とf4 (MHz)の間に位置す
る制御用物理スロットは、同じく公衆用制御チャネル制
御部14で設定される周波数に対応する。図中、破線で
示したように、周波数f1 (MHz)とf2 (MHz)
の間の屋外公衆用に割り当てられた範囲が、上記公衆接
続可能な自営制御チャネルの領域となる。
【0031】実施例2. なお、上記実施例1では自システムに属していない携帯
移動機6あるいは7から発呼する場合について述べた
が、当該携帯移動機6あるいは7への着信も可能であ
り、以下、この実施例2を図1〜図4を参照して説明す
る。
【0032】自システムに属していない携帯移動機6あ
るいは7へ着信させる場合には、まず当該携帯移動機6
または7の位置登録を行う。この位置登録が行われる
と、事業所用PBX3はその携帯移動機6もしくは7の
現在位置を覆域としている当該システム内の無線基地局
4の番地を記憶するとともに、自身の交換機位置を公衆
網1に送って登録する。その後、当該携帯移動機6また
は7に着信があると、公衆網からはそれに対応して交換
機位置が登録されている事業所用PBX3にその呼を接
続し、事業所用PBXは記憶していた番地の無線基地局
4を介して当該携帯移動機6または7の呼び出しを行
う。
【0033】実施例3. 次にこの発明の実施例3を図について説明する。図6は
この発明の実施例3による事業所用PBXの構成を示す
機能ブロック図であり、図中、37は無線基地局の回線
容量の例えば50%が公衆網1への接続に用いられた場
合、以後の公衆網1への発信を規制する回路制御機能部
であり、他は図4に同一符号を付した各部と同一、もし
くは相当部分である。
【0034】次に動作について説明する。回線制限機能
部37は各無線基地局4で取り扱われる呼の種別をチェ
ックしており、公衆網1との接続が、各無線基地局4で
扱い得る回線容量に対して一定の割合を越えた場合、例
えば上記回線容量の50%が公衆網1との接続に用いら
れた場合、それ以降、公衆網1への発信を禁止する。こ
れによって、事業所用システム内における相互接続に支
障をきたすほどに公衆発信が無線基地局4に接続される
ことがなくなる。
【0035】実施例4. また、上記実施例3では回線制限機能部37にて各無線
基地局4に対する公衆網1への接続規制のための割合を
同一にした場合について説明したが、各無線基地局4の
実情を考慮して、それぞれに合った最適な割合を個別に
設定するようにしてもよい。それによって当該システム
をより融通性に富んだものとすることができる。
【0036】実施例5. 他の実施例につき図14〜図16により説明する。図1
4は実施例1に係るシステム構成図、図15は本実施例
に係るシステム構成図、図16は本実施例に係るシステ
ムにおけるPBXの動作を示すフローチャートである。
上記実施例においては、本システムに属していない携帯
移動機7から公衆網1へ発呼する場合、逆に着呼する場
合につき説明したが、本システムに属していない携帯移
動機7が本システムに属する携帯移動機5へ発呼する場
合には、図14の経路81に示すように信号は一旦公衆
網へ出て、オペレータに登録されている本システム2へ
戻ってきて、携帯移動機5を呼び出すことになる。しか
しながら、このような経路を経ることは、事務所用PB
X3と公衆網1との間の回線を一通話に対して二回線を
占有することになり不経済である。そこで信号経路を図
15に示すような経路82に変更した。PBXにおいて
は図4に点線で示した経路38が対応する。具体的に
は、図16に示すフローチャートのように処理されるC
「PSの発識別符号は公衆用か」の判別でYES であった
場合、相手先PS呼び出し符号の携帯移動機が本システ
ムに属する場合、公衆網への発信を許さず、本システム
のPBX3はその信号を直接本システム内の無線基地局
4へ伝送し、携帯移動機5を呼び出すことができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、移動機が公衆網に発呼する場合には移動機の認
証情報を交換機を介して公衆網に伝送するように公衆用
プロトコール処理部を自営用制御チャネル制御部に接続
するように構成したので、公衆基地局が設置されていな
い地域でも、その移動機が属していないシステムの無線
基地局を利用して公衆発信が可能な移動通信システムが
得られる効果がある。
【0038】また、請求項2に記載の発明によれば、
システムに属さない移動機から信号を受信すると、公衆
用符号をその信号に付加して公衆網に発信するととも
に、当該移動機に係る関連情報を公衆網から受信する
と、当該関連情報を当該移動機に送信するように構成し
たので、自システムに属さない移動機を公衆網に接続す
ることが可能な移動通信システムが得られる効果があ
る。
【0039】また、請求項3に記載の発明によれば、
システムの移動機の現在位置を覆域とする無線基地局の
番地を交換機で記憶し、その交換機の交換機位置を公衆
網に登録するように構成したので、その移動機が属して
いないシステムの無線基地局を利用して公衆着信が可能
な移動通信システムが得られる効果がある。
【0040】また、請求項4に記載の発明によれば、
衆網との接続が所定量を越えた場合、公衆網への発信を
規制するように構成したので、事業所用システム内の相
互接続を円滑に行うことができる移動通信システムが得
られる効果がある。
【0041】また、請求項5に記載の発明によれば、
衆網への発信規制を各無線基地局毎に個別に設定された
割合に基づいて行うように構成したので、より融通性に
富んだシステムの運営が可能となる効果がある。
【0042】また、請求項6に記載の発明によれば、異
なるシステム間における発信を公衆網へ発信せずに行う
ように構成したので、二回線を占有しないでよいという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1に係る移動通信システムの
全体構成を示すシステム構成図である。
【図2】上記実施例における携帯移動機を示す機能ブロ
ック図である。
【図3】上記実施例における無線基地局を示す機能ブロ
ック図である。
【図4】上記実施例における交換機を示す機能ブロック
図である。
【図5】上記実施例における周波数マップを示す説明図
である。
【図6】この発明の実施例3における交換機を示す機能
ブロック図である。
【図7】従来の移動通信システムの全体構成を示すシス
テム構成図である。
【図8】その携帯移動機を示す機能ブロック図である。
【図9】同じく無線基地局を示す機能ブロック図であ
る。
【図10】同じく交換機を示す機能ブロック図である。
【図11】公衆用プロトコール処理部の説明図である。
【図12】自営用・公衆用制御部の説明図である。
【図13】実施例1における事業所用PBXの動作を示
すフローチャートである。
【図14】実施例1に係るシステム構成図である。
【図15】実施例5に係るシステム構成図である。
【図16】実施例5に係るシステムにおけるPBXの動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 公衆網 3 事業所用PBX(交換機) 4 無線基地局 5 移動機移動機移動機 37 回線制限機能部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自営用制御チャネルを通して自営用プロ
    トコール情報を伝送する自営用プロトコール処理部と自
    営用制御チャネルを通して公衆用プロトコール情報を伝
    送する公衆用プロトコール処理部とを有する複数の無線
    基地局と、 前記無線基地局と移動機の認証情報を伝送しうる公衆網
    とに接続され、自システムに属する移動機からの自営用
    プロトコール情報による信号を処理する自システムプロ
    トコール制御部と、自営用制御チャネルを通して伝送さ
    れる公衆用プロトコール情報による自システムに属さな
    い移動機からの信号にもとづく前記公衆網へのアクセス
    を許可する他システムプロトコール制御部とを有する交
    換機と、 他システムの移動機であって、公衆用制御チャネルの制
    御用スロットに公衆用制御信号を挿入する公衆用制御チ
    ャネル制御部と、自営用制御チャネルの制御用スロット
    に自営用制御信号を挿入する自営用制御チャネル制御部
    と、前記自営用プロトコール情報を制御する自営用プロ
    トコール処理部と、前記公衆用プロトコール情報を制御
    する公衆用プロトコール処理部と、前記自営用制御チャ
    ネル制御部を前記公衆用プロトコール処理部あるいは前
    記自営用プロトコール処理部のいずれかに接続するスイ
    ッチ部とを有し、前記スイッチ部は、移動機が公衆網に
    発呼する場合には移動機の認証情報を前記交換機を介し
    て前記公衆網に伝送するように前記公衆用プロトコール
    処理部を前記自営用制御チャネル制御部に接続する移動
    機と を備えた 移動通信システム。
  2. 【請求項2】 交換機の自システムプロトコール制御部
    は、自システムに属する移動機が公衆網に発呼する場合
    には自営用制御チャネルを通して伝達された移動機から
    の公衆用プロトコール情報にもとづいて移動機の認証・
    位置登録を行う一方、交換機の他システムプロトコール
    制御部は、自システムに属さない移動機から信号を受信
    すると、公衆用符号をその信号に付加して公衆網に発信
    するとともに、当該移動機に係る関連情報を公衆網から
    受信すると、当該関連情報を当該移動機に送信すること
    を特徴とする請求項1記載の移動通信システム。
  3. 【請求項3】 交換機は、システム外の移動機の位置登
    録が行われた場合にその移動機の現在位置を覆域とする
    無線基地局の番号を記憶するとともに、公衆網からその
    移動機への着信があると番号の記憶されている無線基地
    局を通してその移動機を呼び出す位置登録・呼び出し部
    を有することを特徴とする請求項1記載の移動通信シス
    テム。
  4. 【請求項4】 交換機は、公衆網との接続量が、無線基
    地局が扱い得る回線容量の所定の割合を越える量となっ
    た場合に、前記公衆網への発信を制限する回線制限機能
    部を有することを特徴とする請求項1から請求項3のい
    ずれか一項記載の移動通信システム。
  5. 【請求項5】 回線制限機能部は、発信制限のための回
    線容量の割合を、各無線基地局毎に個別に設定すること
    を特徴とする請求項4記載の移動通信システム。
  6. 【請求項6】 交換機の他システムプロトコール制御部
    は、システム外の移動機からシステムに属する移動機へ
    の発呼を直接自システムプロトコール制御部に引き渡
    し、自システムプロトコール制御部は、システムに属す
    る移動機からシステム外の移動機への発呼を直接他シス
    テムプロトコール制御部に引き渡すことを特徴とする請
    求項1から請求項5のうちのいずれか一項記載の移動通
    信システム。
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