JPH06120886A - 移動通信システム - Google Patents

移動通信システム

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JPH06120886A
JPH06120886A JP26589292A JP26589292A JPH06120886A JP H06120886 A JPH06120886 A JP H06120886A JP 26589292 A JP26589292 A JP 26589292A JP 26589292 A JP26589292 A JP 26589292A JP H06120886 A JPH06120886 A JP H06120886A
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Yoshinori Uchida
吉則 内田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 公衆基地局が設置されていない地域において
も、その携帯移動機が属していないシステムの無線基地
局を利用して公衆接続を行うことができる移動通信シス
テムを得る。 【構成】 自営用制御チャネルを通して公衆用プロトコ
ールの伝送を可能とし、他システムの携帯移動機からの
接続要求に対して、関連情報を当該携帯移動機にそのま
ま引き渡して、その認証および課金をその携帯移動機に
対して直接行うようにし、また、位置登録に際しては他
システムの携帯移動機の現在位置を覆域とする無線基地
局の番地を交換機で記憶し、その交換機の交換機位置を
公衆網に登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、当該システムに属し
ていない携帯移動機についても公衆網に接続可能な移動
通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の移動通信システムを示すシ
ステム構成図である。図において、1は当該移動通信シ
ステムが接続されている公衆網であり、2はその移動通
信システムとしての事業所用システムである。3はこの
事業所用システムの交換機としての事業所用構内交換機
(以下、事業所用PBXという)で、例えば電子交換装
置が用いられている。4はこの事業所用PBX3に収容
され、それぞれ所定の覆域を持った無線基地局であり、
5は使用者によって携行され、前記無線基地局に無線接
続される携帯移動機である。
【0003】図8は携帯移動機5の構成を示す機能ブロ
ック図である。図において、11はこの事業所用システ
ム2の自営用プロトコールを処理する自営用プロトコー
ル処理部であり、12はこの自営用プロトコール伝送用
の自営用制御チャネルを制御する自営用制御チャネル制
御部である。13は公衆網1への公衆用プロトコールを
処理する公衆用プロトコール処理部であり、14はこの
公衆用プロトコール伝送用の公衆用制御チャネルを制御
する公衆用制御チャネル制御部である。15は前記自営
用制御チャネル制御部12と公衆用制御チャネル制御部
14に切り換え接続される送受信部である。
【0004】図9は前記無線基地局4の構成を示す機能
ブロック図である。図において、21は前記携帯移動機
5の送受信部15と無線接続される送受信部であり、2
2は前記自営用制御チャネルを制御する自営用制御チャ
ネル制御部である。23は自営用プロトコールを処理す
る自営用プロトコール処理部であり、24は事業所用P
BX3との接続を行うライン処理部である。なお、この
無線基地局4は公衆用プロトコールを処理するための公
衆プロトコール処理部は備えていない。
【0005】図10は事業所用PBX3の構成を示す機
能ブロック図である。図において、31は前記各無線基
地局4が接続されるラインインタフェースであり、32
は自システムに属する携帯移動機5の呼か他の事業所用
システムに属する携帯移動機あるいは家庭用携帯移動機
の呼かを判別するシステム判別機能部である。33はシ
ステム判別機能部32による判定結果が自システムであ
った場合に、その発信を制御する自システム発信部であ
り、34はシステム判別機能部32による判定結果が他
システムであった場合に、その発信を停止させる発信停
止部である。35は前記自システム発信部33と公衆網
1とを接続する網インタフェースである。
【0006】次に動作について説明する。各携帯移動機
5からの公衆網1への接続要求は、それぞれの公衆用プ
ロトコール処理部13で処理されて、公衆用制御チャネ
ル制御部14の制御により、送受信部15から直接公衆
網にアクセスする。従って、その時の認証および課金は
当該携帯移動機5の公衆用プロトコール処理部にて行わ
れる。
【0007】一方、各携帯移動機からの自システムへの
接続要求は、それぞれの自営用プロトコール処理部11
で処理されて自営用制御チャネル制御部12へ送られ、
自営用制御チャネル制御部12の制御によって送受信部
より当該携帯移動機5がその覆域内に存在している無線
基地局4に送られる。無線基地局4ではそれを送受信部
21で受け取り、自営用制御チャネル制御部22を通し
て自営用プロトコール処理部23に渡して処理し、ライ
ン処理部24を介して事業所用PBX3へ送出する。
【0008】事業所用PBX3は自システムからの発着
呼について、自営用制御チャネルに対してのみアクセス
し得る機能を備えており、各無線基地局4からの接続要
求がラインインタフェース31で受信されてシステム判
別機能部32へ送られる。システム判別機能部32はそ
の接続要求が自システムに属する携帯移動機5からのも
のか、自システムに属していない他の事業所用システム
の携帯移動機や家庭用の携帯移動機からのものであるか
の判別を行う。その結果、自システムに属していない携
帯移動機からの接続要求であった場合には、発信停止部
34によって当該接続要求に対して発信停止の処置を実
施する。
【0009】一方、システム判別機能部32における判
別の結果、自システムに属する携帯移動機5からの接続
要求であった場合には、その接続要求がシステム内接続
要求であれば、事業所用PBX3はその接続を行う。ま
た、公衆接続要求であれば、自システム発信部33より
網インタフェース35を介して公衆網1へ発信する。な
お、公衆網1への発信を行った場合、当該事業所用PB
X3自身がその認証と課金の処理を実施する。
【0010】このような従来の移動通信システムに関連
した技術が記載された文献としては、例えば(財)電波
システム開発センター発行の「第二世代コードレス電話
システム 第1版 標準規格 RCR STD−2
8」、特開平2−192329号公報などがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の移動通信システ
ムは以上のように構成されているので、公衆用の無線基
地局が設置されていない場所では、事業所用システム2
の無線基地局4が設置されていても、その事業所用シス
テム2に属していない携帯移動機からは公衆発信をする
ことができないという問題点があった。
【0012】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、事業所用システムの無線基地局
の覆域内においては、当該システムに属していない携帯
移動機からの公衆発信を可能とする移動通信システムを
得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る移動通信システムは、携帯移動機および無線基地局
に自営用制御チャネルを通して公衆用プロトコールを伝
送する機能を持たせ、交換機に携帯移動機が自営用制御
チャネルを通して発信した公衆用プロトコールを伝送
し、自システムの携帯移動機については、公衆網に対し
てその加入者電話番号を使用して認証・位置登録を行
い、他システムの携帯移動機については関連情報を直接
転送する機能を持たせたものである。
【0014】また、請求項2に記載の発明に係る移動通
信システムは、交換機に、自システムに属していない携
帯移動機より位置登録された場合に、その携帯移動機の
現在位置を覆域とする無線基地局の番地を記憶し、公衆
網に対しては自身の交換機位置をその携帯移動機の位置
として登録し、自システムに属さない携帯移動機への着
信に対しては、当該携帯移動機に対応して番地が記憶さ
れている無線基地局よりそれを呼び出す機能を持たせた
ものである。
【0015】また、請求項3に記載の発明に係る移動通
信システムは、交換機に、公衆網との接続が無線基地局
の回線容量に対して一定割合となった時、公衆網への発
信を規制する回線制限機能を持たせたものである。
【0016】また、請求項4に記載の発明に係る移動通
信システムは、回線制限機能による公衆網への発信規制
を、各無線基地局毎に異なる割合を設定して行うもので
ある。
【0017】また、請求項5に記載の発明に係る移動通
信システムは、交換機に、他システムの携帯移動機より
自システムの携帯移動機へ発呼された時、又は自システ
ムの携帯移動機より他システムの携帯移動機へ発呼され
た時、この発呼信号を公衆網へ発信せずに他システムの
携帯移動機又は自システムの携帯移動機へ発信する機能
を持たせたものである。
【0018】
【作用】請求項1に記載の発明における交換機は、自営
用制御チャネルを通して携帯移動機が発信した公衆用プ
ロトコールの伝送を可能とし、そのときに、自システム
内の携帯移動機では公衆網に対して携帯移動機の加入者
電話番号を使用して認証・位置登録を行い、他システム
の携帯移動機及び公衆網には直接関連情報を引き渡すこ
とにより、公衆基地局が設置されていない地域において
も、その携帯移動機が属していないシステムの無線基地
局を介した公衆接続を可能とする。
【0019】また、請求項2に記載の発明における交換
機は、自システムに属していない携帯移動機の位置登録
を、その携帯移動機が覆域内に存在する無線基地局の番
地を記憶するとともに、公衆網に対しては自身の交換機
位置をその携帯移動機の位置として登録し、当該携帯移
動機に着信があると、記憶していた番地に基づく無線基
地局よりその呼び出しを行うことにより、公衆基地局が
設置されていない地域においても、その携帯移動機が属
していないシステムの無線基地局を介した公衆接続を可
能とする。
【0020】また、請求項3に記載の発明における回線
制限機能は、公衆網との接続が、無線基地局の取り扱い
可能な回線容量に対して所定の割合を越えた場合に、公
衆網への発信を規制することにより、事業所用システム
内の接続が困難になるほど公衆発信が無線基地局に接続
されることを防止する。
【0021】また、請求項4に記載の発明における回線
制限機能は、公衆網への発信を規制する回線容量に対す
る割合を、各無線基地局毎に個別に設定できるようにす
ることにより、当該システムの運用をより融通性に富ん
だものとする。
【0022】また、請求項5に記載の発明における交換
機は、他システムの携帯移動機から自システムの携帯移
動機へ、又は自システムの携帯移動機から他システムの
携帯移動機へ発信した時に発信信号を公衆網へ発信しな
いため交換機と公衆網間の回線を占有しない。
【0023】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例1を図に
ついて説明する。図1はこの発明に係る移動通信システ
ムの全体構成を示すシステム構成図、図2はその携帯移
動機の構成を示す機能ブロック図、図3は同じく無線基
地局の構成を示す機能ブロック図であり、図4はこの請
求項1に記載した発明に係る移動通信システムにおける
交換機としての事業所用PBXの構成を示す機能ブロッ
ク図、図11は公衆用プロトコール処理部の説明図、図
12は自営用・公衆用制御部の説明図、図13はこの請
求項1に記載した発明に係る移動通信システムにおける
交換機としての事業所用PBXの動作を示すフローチャ
ートである。なお、これら図1〜図4、図11〜図13
において、従来のそれらと同一もしくは相当部分には図
7〜図10と同一符号を付してその説明を省略する。
【0024】図1において、6は他の事業所用システム
に属する携帯移動機、7は家庭用携帯移動機であり、い
ずれも当該事業所用システム2には属していない携帯移
動機である。図2に示した携帯移動機は、公衆用プロト
コール処理部13が自営用制御チャネル制御部12にも
接続可能に構成されている点で従来のそれとは異なって
いる。ここで公衆用プロトコール処理部13の一例を図
11に示す。これは、例えば「第二世代コードレス電話
システム 第1版 標準規格 RCR STD-28」(以下、RCR
STD-28とする。) の図4.4.3.8.1一括発信制御シーケン
スにおけるCC、RT、MMで表示されるシーケンスを処理す
るソフトウエアである。自営用プロトコール処理部11
も同様の処理が必要である。例えば本システムがデパー
トに設置された場合、自営用プロトコール処理部11は
デパートで働く人々が持つ携帯移動機を接続するために
使用されるのであり、公衆用プロトコール処理部13は
デパートに来店された顧客、すなわち本システムに属さ
ない携帯移動機に対応するソフトウエアシステムであ
る。図2の自営用制御チャネル制御部12及び公衆用制
御チャネル制御部14の説明図を図12に示す。図12
は、RCR STD-28の図4.2.20に示された図と同一である。
図において、斜線で示した符号は無線管理に必要な符号
である。又np bitはBCCH上の無線チャネル情報報知メ
ッセージにより報知する。自営用制御チャネル制御部1
2は図12に示すような(a)及び(b)の自営用システムの
発識別符号・着識別符号を制御用物理スロットに組み込
むものである。公衆用制御チャネル制御部14は図12
の(c)及び(d)の公衆用システムの発識別符号・着識別符
号を同様に処理するものである。即ち、両制御部で処理
する符号は著しく相違する。また、制御部12/14は
第5図に示す自営用/公衆用制御周波数に図2の送受信
機15のシンセサイザーの周波数を設定する機能をも含
んでいる。図3において、公衆用プロトコール基地局処
理部25は図12に示すRCR STD-28の図4.2.20の(a)及
び(b)の自営用システムの発識別符号・着識別符号が組
み込まれた制御信号を使用して公衆用プロトコールを通
過させる機能を持つ。さらに、図4において、36はシ
ステム判別機能部の判別結果が他システムであった場
合、認証を行わずに関連情報をそのまま該当する携帯移
動機6または7に引き渡す他システム発信部である。
【0025】次に動作について説明する。ここで、自シ
ステムに属する携帯移動機5からの接続要求については
従来の場合と同様であるため詳細な説明は省略する。な
お、この場合、公衆用プロトコール処理部13を自営用
制御チャネル制御部12に接続すれば、公衆網1への接
続要求についても事業所用PBX3でその認証および課
金を行わせることも可能である。
【0026】一方、自システムに属していない携帯移動
機6あるいは7からの公衆網1への接続要求は、図2に
示すように当該携帯移動機6または7の公衆用プロトコ
ール処理部13で処理されて、自営用制御チャネル制御
部12を通して送受信部15より無線基地局4に送られ
る。無線基地局4では図4に示すようにそれが送受信部
21で受信され、自営用制御チャネル制御部22を通し
て公衆用プロトコール処理部25に送られて処理され、
ライン処理部24より事業所用PBX3に送られる。
【0027】事業所用PBX3は無線基地局4からの接
続要求をラインインタフェース31で受信し、システム
判別機能32でそれが自システムのものであるか否かを
判別する。この場合、他システムのものであるため、他
システムプロトコル制御部36によって網インタフェー
ス35を介して公衆網へ発信する。この時、事業所用P
BX3は公衆網1から当該携帯移動機6または7への関
連情報をそのまま通過させて携帯移動機6または7へ引
き渡す。これによって、発信した携帯移動機6または7
が直接認証を受け、課金は当該携帯移動機6または7に
対して直接行われる。このPBXの動作を詳細に説明す
ると図13に示すフローチャートのようになる。すなわ
ち、まずPBXが発信信号を受信した後、PSの発識別
符号が公衆用か否か、例えば9bitの事業者識別符号に
より判断され、公衆用である場合には、公衆用符号をP
Sからの受信信号へ付与して、網へ送出する。一方、公
衆用でない場合にはさらに自システムか否かが判断さ
れ、自システムでない場合には切断される。自システム
である場合には発呼PSと自営用の認証を本システムの
PBXが実施する。その結果、発呼PSの認証が一致し
なければ切断され、一致した場合にはPBXの課金で網
へ発信する。
【0028】なお、この時の周波数マップ上の公衆接続
可能な自営用制御チャネルの位置を図5に示す。この図
において、縦軸は各スロットが位置する周波数を、又横
軸は用途が自営用であるか公衆用であるかを示す。従っ
て、例えば周波数f1(MHz)とf2(MHz)の間に
位置する制御用物理スロットは、図2で示した自営用制
御チャネル制御部12で設定される周波数に対応し、又
周波数f3(MHz)とf4(MHz)の間に位置する制
御用物理スロットは、同じく公衆用制御チャネル制御部
14で設定される周波数に対応する。図中、破線で示し
たように、周波数f1 (MHz)とf2 (MHz)の間
の屋外公衆用に割り当てられた範囲が、上記公衆接続可
能な自営制御チャネルの領域となる。
【0029】実施例2.なお、上記実施例1では自シス
テムに属していない携帯移動機6あるいは7から発呼す
る場合について述べたが、当該携帯移動機6あるいは7
への着信も可能であり、以下、請求項2に記載したその
ような発明の一実施例につき図1〜図4を参照して説明
する。
【0030】自システムに属していない携帯移動機6あ
るいは7へ着信させる場合には、まず当該携帯移動機6
または7の位置登録を行う。この位置登録が行われる
と、事業所用PBX3はその携帯移動機6もしくは7の
現在位置を覆域としている当該システム内の無線基地局
4の番地を記憶するとともに、自身の交換機位置を公衆
網1に送って登録する。その後、当該携帯移動機6また
は7に着信があると、公衆網からはそれに対応して交換
機位置が登録されている事業所用PBX3にその呼を接
続し、事業所用PBXは記憶していた番地の無線基地局
4を介して当該携帯移動機6または7の呼び出しを行
う。
【0031】実施例3.次にこの発明の実施例3を図に
ついて説明する。図6は請求項3に記載した発明の一実
施例を示す事業所用PBXの構成を示す機能ブロック図
であり、図中、37は無線基地局の回線容量の例えば5
0%が公衆網1への接続に用いられた場合、以後の公衆
網1への発信を規制する回路制御機能部であり、他は図
4に同一符号を付した各部と同一、もしくは相当部分で
ある。
【0032】次に動作について説明する。回線制限機能
部37は各無線基地局4で取り扱われる呼の種別をチェ
ックしており、公衆網1との接続が、各無線基地局4で
扱い得る回線容量に対して一定の割合を越えた場合、例
えば上記回線容量の50%が公衆網1との接続に用いら
れた場合、それ以降、公衆網1への発信を禁止する。こ
れによって、事業所用システム内における相互接続に支
障をきたすほどに公衆発信が無線基地局4に接続される
ことがなくなる。
【0033】実施例4.また、上記実施例3では回線制
限機能部37にて各無線基地局4に対する公衆網1への
接続規制のための割合を同一にした場合について説明し
たが、各無線基地局4の実情を考慮して、それぞれに合
った最適な割合を個別に設定するようにしてもよい。そ
れによって当該システムをより融通性に富んだものとす
ることができる。
【0034】実施例5.他の実施例につき図14〜図1
6により説明する。図14は実施例1に係るシステム構
成図、図15は本実施例に係るシステム構成図、図16
は本実施例に係るシステムにおけるPBXの動作を示す
フローチャートである。上記実施例においては、本シス
テムに属していない携帯移動機7から公衆網1へ発呼す
る場合、逆に着呼する場合につき説明したが、本システ
ムに属していない携帯移動機7が本システムに属する携
帯移動機5へ発呼する場合には、図14の経路81に示
すように信号は一旦公衆網へ出て、オペレータに登録さ
れている本システム2へ戻ってきて、携帯移動機5を呼
び出すことになる。しかしながら、このような経路を経
ることは、事務所用PBX3と公衆網1との間の回線を
一通話に対して二回線を占有することになり不経済であ
る。そこで信号経路を図15に示すような経路82に変
更した。PBXにおいては図4に点線で示した経路38
が対応する。具体的には、図16に示すフローチャート
のように処理される。「PSの発識別符号は公衆用か」
の判別で Yes であった場合、相手先PS呼び出し符号
の携帯移動機が本システムに属する場合、公衆網への発
信を許さず、本システムのPBX3はその信号を直接本
システム内の無線基地局4へ伝送し、携帯移動機5を呼
び出すことができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、自営用制御チャネルを通して自営用プロトコー
ルの伝送を可能とし、他システムの携帯移動機からの接
続要求があった場合、認証,課金などのための情報をそ
の携帯移動機へ直接引き渡すように構成したので、公衆
基地局が設置されていない地域でも、その携帯移動機が
属していないシステムの無線基地局を利用して公衆発信
が可能な移動通信システムが得られる効果がある。
【0036】また、請求項2に記載の発明によれば、他
システムの携帯移動機の現在位置を覆域とする無線基地
局の番地を交換機で記憶し、その交換機の交換機位置を
公衆網に登録するように構成したので、その携帯移動機
が属していないシステムの無線基地局を利用して公衆着
信が可能な移動通信システムが得られる効果がある。
【0037】また、請求項3に記載の発明によれば、公
衆網との接続が所定量を越えた場合、公衆網への発信を
規制するように構成したので、事業所用システム内の相
互接続を円滑に行うことができる移動通信システムが得
られる効果がある。
【0038】また、請求項4に記載の発明によれば、公
衆網への発信規制を各無線基地局毎に個別に設定された
割合に基づいて行うように構成したので、より融通性に
富んだシステムの運営が可能となる効果がある。
【0039】また、請求項5に記載の発明によれば、異
なるシステム間における発信を公衆網へ発信せずに行う
ようにしたので二回線を占有しないでよいという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1に係る移動通信システムの
全体構成を示すシステム構成図である。
【図2】上記実施例における携帯移動機を示す機能ブロ
ック図である。
【図3】上記実施例における無線基地局を示す機能ブロ
ック図である。
【図4】上記実施例における交換機を示す機能ブロック
図である。
【図5】上記実施例における周波数マップを示す説明図
である。
【図6】この発明の実施例2における交換機を示す機能
ブロック図である。
【図7】従来の移動通信システムの全体構成を示すシス
テム構成図である。
【図8】その携帯移動機を示す機能ブロック図である。
【図9】同じく無線基地局を示す機能ブロック図であ
る。
【図10】同じく交換機を示す機能ブロック図である。
【図11】公衆用プロトコール処理部の説明図である。
【図12】自営用・公衆用制御部の説明図である。
【図13】実施例1における事業所用PBXの動作を示
すフローチャートである。
【図14】実施例1に係るシステム構成図である。
【図15】実施例5に係るシステム構成図である。
【図16】実施例5に係るシステムにおけるPBXの動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 公衆網 3 事業所用PBX(交換機) 4 無線基地局 5 携帯移動機 6 携帯移動機 7 携帯移動機 37 回線制限機能部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自営用制御チャネルを通して公衆用プロ
    トコールを伝送する無線基地局と、前記無線基地局と無
    線接続され、前記自営用制御チャネルを通して前記公衆
    用プロトコールの伝送が可能な携帯移動機と、前記無線
    基地局を収容し、前記携帯移動機が前記自営用制御チャ
    ネルを通して発信した前記公衆用プロトコールを伝送
    し、その際、自身が収容されている公衆網に対して、自
    身の属するシステムに属している前記携帯移動機につい
    ては、その加入者電話番号を使用して認証・位置登録を
    行い、自身の属するシステムに属していない前記携帯移
    動機については、関連情報を当該携帯移動機及び公衆網
    に直接引き渡す交換機とを備えた移動通信システム。
  2. 【請求項2】 前記交換機は、自身の属するシステムに
    属していない前記携帯移動機より位置登録が行われた
    時、当該携帯移動機の現在位置を覆域とする当該システ
    ム内の前記無線基地局の番地を記憶し、前記公衆網に対
    しては当該携帯移動機の位置として、自身の交換機位置
    を登録するとともに、自身の属するシステムに属してい
    ない前記携帯移動機への呼が着信すると、その携帯移動
    機に対応して番地が記憶されている前記無線基地局を通
    して当該携帯移動機を呼び出すことを特徴とする請求項
    1に記載の移動通信システム。
  3. 【請求項3】 前記交換機は、前記公衆網との接続が、
    前記無線基地局の取り扱い得る回線容量の所定の割合を
    越した場合、前記公衆網への発信を制限する回線制限機
    能部を有することを特徴とする請求項1もしくは2に記
    載の移動通信システム。
  4. 【請求項4】 前記回線制限機能部における発信制限に
    おいて、当該発信制限における前記回線容量の割合を、
    前記各無線基地局毎に個別に設定することを特徴とする
    請求項3に記載の移動通信システム。
  5. 【請求項5】 前記交換機は、自身の属するシステムに
    属していない第1の携帯移動機より自身の属するシステ
    ムに属する第2の携帯移動機へ発呼された時、又は前記
    第2の携帯移動機より前記第1の携帯移動機へ発呼され
    た時、当該発呼信号を公衆網へ発信せずに前記第2の携
    帯移動機又は前記第1の携帯移動機へ発信することを特
    徴とする請求項1、2、3、4記載の移動通信システ
    ム。
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