JPH07231156A - 配線基板の製造装置 - Google Patents

配線基板の製造装置

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JPH07231156A
JPH07231156A JP4189994A JP4189994A JPH07231156A JP H07231156 A JPH07231156 A JP H07231156A JP 4189994 A JP4189994 A JP 4189994A JP 4189994 A JP4189994 A JP 4189994A JP H07231156 A JPH07231156 A JP H07231156A
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JP
Japan
Prior art keywords
roller
wiring board
film substrate
shaft
film
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP4189994A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Kawamura
義裕 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルム基板等の配線基板の製造装置におい
て、搬送ローラによる配線基板表面の傷付きを防止す
る。 【構成】 搬送されるフィルム基板1の表裏両面にそれ
ぞれ接触してフィルム基板1の搬送をガイドする回転自
在な上下対をなす搬送ローラ11,11を備えた配線基
板の製造装置において、ローラ支持部10に軸受16を
介して支持した回転自在な軸部13と、この軸部13に
対しさらに回転自在に組み付けたローラ部12とから構
成して、例えば、軸部13が多少回転しにくくなって
も、その軸部13上をローラ部12が回転する二重構造
の搬送ローラ11を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルム配線基板等の
配線基板の製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、フィルム配線基板を製造する方
法として、銅等の金属からなる導電膜をポリイミド等の
樹脂からなるベースフィルムの片面または両面に被着し
てなる長尺状のフィルム基板に、液状またはフィルム状
のフォトレジストを塗布またはラミネートし、次いで、
露光装置によって露光し、次いで、現像装置によって現
像し、次いで、エッチング装置によってエッチングし、
次いで、剥離装置によってフォトレジストを剥離してな
るフォトリソグラフィーと呼ばれる方法がある。
【0003】また、上述したフィルム基板にメッキを施
すためのメッキ装置があり、このメッキ装置で、フィル
ム基板をメッキ槽内のメッキ液中を通過させて、導電膜
上にメッキ膜を形成する場合もある。
【0004】そして、これらの各製造プロセスにおいて
フィルム基板はリールツーリールの状態で処理され、処
理前のフィルム基板はリールに巻かれており、処理後の
フィルム基板もリールに巻き取られる。
【0005】ところで、現像装置では、フィルム基板を
一定の速度で搬送しながらスプレーノズルで現像液を噴
霧している。また、エッチング装置では、フィルム基板
を一定の速度で搬送しながらスプレーノズルでエッチン
グ液を噴霧している。さらに、剥離装置では、フィルム
基板を一定の速度で搬送しながらスプレーノズルで剥離
液を噴霧している。また、メッキ装置では、フィルム基
板を一定の速度で搬送しながらメッキ槽内のメッキ液中
を通過させている。このため、このような薬液噴霧装置
もしくは薬液浸漬装置では、フィルム基板を一定の速度
で搬送するための基板搬送装置が備えられている。
【0006】図4および図5はこのような基板搬送装置
に用いられる従来の搬送ローラ部分の一例を示したもの
で、フィルム基板41は、図示しない駆動スプロケット
により一定の速度で搬送され、このため、左右両側部に
沿ってスプロケットホール41a,41a,41a,
…,41a,41a,41a,…を有している。そし
て、このフィルム基板41を挟むようにして上下対をな
す回転自在な搬送ローラ42,42が設けられており、
この搬送ローラ42は、両端の軸部42a,42aで軸
受43,43を介してそれぞれ回転自在に固定壁44,
44に組み付けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の搬送ローラ42では、軸受43の滑りが悪い
と、フィルム基板41の搬送速度と搬送ローラ42の回
転速度に差が生じ、搬送ローラ42がフィルム基板41
の表面をこする現象が起こる。特に、エッチング工程や
メッキ工程など、乾燥すると結晶化するような薬液を使
う工程の場合、軸受43の回転が渋りやすく、フォトレ
ジスト表面や導電膜やメッキ膜に傷を付けてしまう欠点
があった。
【0008】そこで、本発明の目的は、搬送ローラによ
るフィルム基板等の配線基板表面の傷付きを防止するよ
うにした配線基板の製造装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
本発明は、搬送される配線基板の表面に接触して配線基
板の搬送をガイドする回転自在な搬送ローラを備えた配
線基板の製造装置において、回転自在な軸部と、この軸
部に対しさらに回転自在に組み付けたローラ部とからな
る前記搬送ローラの構成を特徴としている。
【0010】
【作用】回転自在な軸部に対しさらにローラ部を回転自
在に組み付けてなる搬送ローラなので、例えば、軸部が
多少回転しにくくなっても、その軸部上をローラ部が自
在に回転するため、配線基板表面と搬送ローラとの間に
こすれが生じることはない。従って、配線基板の表面の
傷付きを防止できる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明に係る配線基板の製造装置の
実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。
【0012】先ず、図1は本発明を適用した配線基板の
製造装置の一例としての薬液噴霧装置の要部構成を示す
もので、1は配線基板であるフィルム基板、2はスプレ
ーノズル、3は薬液、4は送り出しリール、5,6は駆
動スプロケット、7は巻き取りリール、11は搬送ロー
ラである。
【0013】この薬液噴霧装置では、基板搬送装置によ
ってフィルム基板1を一定の速度で搬送しながら上下の
スプレーノズル2,2、2,2で現像液等の薬液3,
3,3,3をそれぞれ噴霧するようになっている。この
基板搬送装置は、処理前のフィルム基板1を巻き付けた
送り出しリール4と、処理後のフィルム基板1を巻き取
る巻き取りリール7との間に構成されるもので、送り出
しリール4の後側に配置した駆動スプロケット5と、巻
き取りリール7の手前側に配置した駆動スプロケット6
と、薬液噴霧装置内に配置した上下対(図示例では3
組)をなす搬送ローラ11,11、11,11、11,
11からなる。
【0014】駆動スプロケット5,6は、図示しないモ
ータの駆動により矢印で示す時計廻りに同期してそれぞ
れ回転するもので、そのそれぞれのスプロケット歯5
a,5a,5a,…、6a,6a,6a,…が、図2に
示すフィルム基板1の幅方向両側部に沿って形成したス
プロケットホール1a,1a,1a,…,1a,1a,
1a,…にそれぞれ係合して、フィルム基板1を一定の
速度で搬送する。このフィルム基板1の搬送の際、上側
の搬送ローラ11,11,11と下側の搬送ローラ1
1,11,11との間にフィルム基板1を挟んでガイド
する。
【0015】搬送ローラ11は、図2および図3に示す
ように、ローラ部12と軸部13との二重構造からな
る。即ち、ローラ12部は円筒状のもので、軸部13は
このローラ部13を回転自在に支持する円柱状のもので
ある。これらローラ部12および軸部13は、ともに薬
液に溶解しない樹脂製のものであり、例えば、自己潤滑
性を有するものである。
【0016】また、軸部13は、両端側にフランジ部1
4,14を備えて、このフランジ部14端面から突出す
る軸端部15,15を有している。フランジ部14,1
4間の軸部13上にローラ部12を回転自在に組み付け
た状態で、ローラ部12の両端面とフランジ部14,1
4との間にはクリアランスがそれぞれ確保されている。
そして、軸端部15,15が、ローラ支持部10,10
に対し軸受16,16を介してそれぞれ組み付けられて
おり、これにより軸部13が回転自在となっている。
【0017】このような二重構造の搬送ローラ11を配
置した基板搬送装置を備える薬液噴霧装置によれば、モ
ータの駆動により駆動スプロケット5,6が図1に矢印
で示す時計廻りに同期してそれぞれ回転し、これにより
送り出しロール4からフィルム基板1が送り出されて一
定の速度で搬送され、上側の搬送ローラ11,11,1
1と下側の搬送ローラ11,11,11との間でガイド
され、上下それぞれのスプレーノズル2,2、2,2に
よって現像液等の薬液3,3,3,3が噴霧されて、そ
の処理後のフィルム基板1が巻き取りリール7に巻き取
られていく。
【0018】以上において、搬送ローラ11は、ローラ
支持部10,10に対し軸受16,16を介して支持し
た回転自在な軸部13と、この軸部13上にさらに円筒
状のローラ部12を回転自在に組み付けた二重構造のも
のであるため、例えば、薬液3の影響により軸受16の
回転が渋くなって、軸部13が多少回転しにくくなった
場合であっても、フィルム基板1の表面と接触するロー
ラ部12が軸部13上を空転するように自在に回転する
ため、フィルム基板1の表面と搬送ローラ11との間に
こすれが生じることはない。従って、フィルム基板1の
表面、例えば、フォトレジスト表面や導電膜やメッキ膜
に対する傷付きを防止することができる。
【0019】なお、以上の実施例においては、搬送する
配線基板をフィルム基板としたが、本発明はこれに限定
されるものではなく、ハード基板に適用してもよい。ま
た、搬送ローラの二重式の回転自在な構造についても、
実施例のみに限らず、同様の機能を奏するものであれば
他の構成のものでもよく、任意であり、その他、具体的
な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿
論である。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る配線基板の
製造装置によれば、回転自在な軸部に対しさらにローラ
部を回転自在に組み付けてなる搬送ローラを備えている
ため、例えば、軸部が多少回転しにくくなっても、その
軸部上をローラ部が自在に回転して、配線基板表面と搬
送ローラとの間のこすれの発生を防止することができ
る。従って、表面に傷付きのない配線基板を製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した配線基板の製造装置の一例と
しての薬液噴霧装置の要部構成を示す概略側面図であ
る。
【図2】図1の搬送ローラ部分の拡大平面図である。
【図3】図2の搬送ローラ部分の縦断正面図である。
【図4】従来の搬送ローラ部分の一例を示した平面図で
ある。
【図5】図4の搬送ローラ部分の縦断正面図である。
【符号の説明】
1 フィルム基板 2 スプレーノズル 3 薬液 4 送り出しリール 5,6 駆動スプロケット 7 巻き取りリール 10 ローラ支持部 11 搬送ローラ 12 ローラ部 13 軸部 14 フランジ部 15 軸端部 16 軸受

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送される配線基板の表面に接触して配
    線基板の搬送をガイドする回転自在な搬送ローラを備え
    た配線基板の製造装置において、 前記搬送ローラを、回転自在な軸部と、この軸部に対し
    さらに回転自在に組み付けたローラ部とから構成したこ
    とを特徴とする配線基板の製造装置。
JP4189994A 1994-02-15 1994-02-15 配線基板の製造装置 Abandoned JPH07231156A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4189994A JPH07231156A (ja) 1994-02-15 1994-02-15 配線基板の製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4189994A JPH07231156A (ja) 1994-02-15 1994-02-15 配線基板の製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07231156A true JPH07231156A (ja) 1995-08-29

Family

ID=12621141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4189994A Abandoned JPH07231156A (ja) 1994-02-15 1994-02-15 配線基板の製造装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH07231156A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008274341A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Automax Technologies Co Ltd 薄板エッチング輸送装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008274341A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Automax Technologies Co Ltd 薄板エッチング輸送装置

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Effective date: 20040625

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