JPH07230448A - ベクトル演算処理装置 - Google Patents

ベクトル演算処理装置

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JPH07230448A
JPH07230448A JP2173594A JP2173594A JPH07230448A JP H07230448 A JPH07230448 A JP H07230448A JP 2173594 A JP2173594 A JP 2173594A JP 2173594 A JP2173594 A JP 2173594A JP H07230448 A JPH07230448 A JP H07230448A
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JP
Japan
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vector
vector register
operand
carry
arithmetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP2173594A
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English (en)
Inventor
Tadaharu Kawaguchi
忠春 川口
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NEC Computertechno Ltd
Original Assignee
NEC Computertechno Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07230448A publication Critical patent/JPH07230448A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1要素の演算と1要素を複数に分割した演算
とを同一の演算器で行うので、複数個の独立した情報を
持つ要素に対する演算を1度にできる。 【構成】 ベクトルレジスタ10は、第1オペランドを
有し、ベクトルレジスタ20は、第2オペランドを有す
る。演算フラグ50は、複数の分割情報に分けた要素を
連結処理するのか分割処理するのかを制御する。キャリ
ー伝播手段51,52,53,54は、演算フラグ50
が連結処理のときには、演算で下位桁から上位桁にキャ
リーを伝播させ、演算フラグ50が分割処理のときには
キャリーの伝播を阻止する。加算器31,32,33,
34は、ベクトルレジスタ10から得た第1オペランド
およびベクトルレジスタ20から得た第2オペランド並
びにキャリー伝播手段51,52,53の出力を複数の
分割情報ごとに演算して演算結果をベクトルレジスタ1
0に送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベクトル演算処理装置
に関し、特に、ベクトル演算を行うベクトル演算処理装
置の演算器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のベクトル演算処理装置の演算器
は、第1オペランドと第2オペランドとにそれぞれ与え
られた複数バイトのデータを1要素として演算を行って
いる。
【0003】図2は従来のベクトル演算処理装置の一例
を示したブロック図である。図2に示したように、第1
オペランドを保有するベクトルレジスタ110の複数バ
イトのデータと、第2オペランドを保有するベクトルレ
ジスタ120の複数バイトのデータとが、演算する1要
素として演算器130に入力されて、演算器130で演
算され、それらの演算結果が、再び、ベクトルレジスタ
110に1要素の複数バイトのデータとして保持され
る。
【0004】そこで、従来のベクトル演算処理装置は、
ベクトルレジスタ110とベクトルレジスタ120とよ
り各々の第1オペランドおよび第2オペランドが読出さ
れると演算器130に入力している。また、演算器13
0は、第1オペランドおよび第2オペランドの演算を行
って1要素として算出し、ベクトルレジスタ110に保
持させている。そして、従来のベクトル演算処理装置
は、要素数だけこの動作を次々に繰返して行っている。
【0005】このようなベクトル演算を行う従来のベク
トル演算処理装置の一例としては、特公昭62−488
73“ベクトル演算処理装置”がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のベクト
ル演算処理装置は、複数バイトのデータを1要素として
演算器へ入力して、演算器で演算しているけれども、1
要素に対する複数の独立した情報の処理を、1回の演算
では実行することができないという欠点を有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明のベクトル演
算処理装置は、(A)第1オペランドを保有する第1の
ベクトルレジスタと、(B)第2オペランドを保有する
第2のベクトルレジスタと、(C)複数の分割情報にし
た要素を連結して連結処理するかそれらの分割情報を分
割処理するかを制御するためのフラグである演算フラグ
と、(D)前記演算フラグが連結処理を示すときには演
算に際して各々の下位桁から生成したキャリーを上位桁
に伝播させるとともに、前記演算フラグが分割処理を示
すときにはそれらのキャリーの伝播を阻止するキャリー
伝播手段と、(E)前記第1のベクトルレジスタから受
けた第1オペランドおよび前記第2のベクトルレジスタ
から受けた第2オペランド並びに前記キャリー伝播手段
の出力を複数の分割情報ごとに演算して演算結果を前記
第1のベクトルレジスタに送る演算器と、を備えて構成
されている。
【0008】また、第2の発明のベクトル演算処理装置
は、第1の発明のベクトル演算処理装置において、
(A)第1の発明の第1のベクトルレジスタから得た第
1オペランドおよび第1の発明の第2のベクトルレジス
タから受けた第2オペランド並びに第1の発明のキャリ
ー伝播手段の出力を複数の分割情報ごとに演算する演算
器と、(B)複数の分割情報ごとに有効か無効かを示す
マスクビットを生成するマスク情報生成手段と、(C)
前記マスク情報生成手段から受けた複数のマスクビット
を保持するマスクレジスタと、(D)前記演算器から得
た複数の分割情報ごとの演算結果を前記マスクレジスタ
の出力によるマスクを行って出力したマスク結果を前記
第1のベクトルレジスタに送って格納する格納制御手段
と、を備えて構成されている。
【0009】さらに、第3の発明のベクトル演算処理装
置は、一連の順序付けられた各々の要素を次々に連続し
て処理するベクトル演算処理装置において、各々の要素
ごとの演算を実行するとともに命令に応じて一つの要素
をあらわすビット長を複数に分割した分割情報の各々を
独立にかつ並列に演算する演算器を有することにより、
各々の要素の演算と各々の要素を複数に分割した分割情
報の演算とを同一の前記演算器で行えることを含んでい
る。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明のベクトル演算処理装置の一
実施例を示すブロック図である。本実施例のベクトル演
算処理装置は、図1に示すように、第1オペランドおよ
び第2オペランドの各々の1要素である各々の4バイト
に対して、要素中の4つの1バイトを独立した情報とし
て加算することができるベクトル演算処理装置である。
【0011】そして、ベクトルレジスタ10は、加算器
31,32,33,34に送出する4バイトごとの第1
オペランドを保持することができ、他方のベクトルレジ
スタ20は、加算器31,32,33,34に与える4
バイトごとの第2オペランドを保持することができる。
【0012】また、演算フラグ50は、本実施例のベク
トル演算処理装置が、4バイトを1要素として処理する
のか、あるいは、1バイトごとの4つの独立した情報と
して取扱うのかを制御するためのフラグである。そし
て、演算フラグ50の出力は、キャリー伝播手段51,
52,53に入力されている。
【0013】そこで、キャリー伝播手段51,52,5
3は、演算フラグ50の状態により各々の加算器32,
33,34から生成されるキャリーを、各々の加算器3
1,32,33に伝播させるか否かを制御している。
【0014】そして、加算器34は、第1オペランドお
よび第2オペランドの4バイト中の各々の1バイトを加
算して、加算器33,32,31は、第1オペランドお
よび第2オペランドの4バイト中の各々の1バイトとキ
ャリー伝播手段53,52,51の出力データとを加算
している。
【0015】また、加算器34,33,32は、1バイ
トの加算によるキャリーを生成し、それぞれのキャリー
伝播手段53,52,51に対して出力している。
【0016】そして、加算器31,32,33,34
は、それぞれの1バイトの加算結果を格納制御手段4
1,42,43,44に出力している。
【0017】一方、マスクレジスタ40は、各加算器3
1,32,33,34の演算結果の有効または無効を示
す情報として4バイトの各々に対応する4ビットを生成
するマスク情報生成手段39からの生成情報を保持して
いる。
【0018】そこで、格納制御手段41,42,43,
44は、マスクレジスタ40からの4ビットの内容によ
り、それぞれの各バイト加算結果のベクトルレジスタ1
0への書込みを抑止している。そして、格納制御手段4
1,42,43,44からの出力データは、再び、ベク
トルレジスタ10の中に保持されている。
【0019】次に、本実施例のベクトル演算処理装置の
動作について説明する。まず、図1に示すベクトルレジ
スタ10およびベクトルレジスタ20より、4バイトの
第1オペランドおよび第2オペランドが読出されて、加
算器31,32,33,34にそれぞれの1バイトの対
が入力される。
【0020】そして、加算器34は、入力された1バイ
トの対の加算を行い、加算器33,32,31は、それ
ぞれに対して入力された1バイトの対とそれぞれのキャ
リー伝播手段53,52,51からの値とを加算する。
【0021】そこで、演算フラグ50の出力が“0”の
ときには、キャリー伝播手段53,52,51は、それ
ぞれの下位の加算器34,33,32からのキャリーを
伝播させないために、加算器31,32,33,34
は、それぞれの独立した4つの加算結果を出力する。
【0022】一方で、演算フラグ50の出力が“1”の
ときには、キャリー伝播手段53,52,51は、それ
ぞれの下位の加算器34,33,32からのキャリーを
伝播させるために、加算器31,32,33,34は、
4バイトを1要素とする情報の対の加算を行って、4バ
イトを1要素とする加算結果を出力する。
【0023】そして、加算器31,32,33,34の
加算結果は、1バイトごとに同時にそれぞれの格納制御
手段41,42,43,44に入力する。
【0024】ここで、マスク情報生成手段39で生成さ
れ、マスクレジスタ40に保持する対応のマスクビット
が“1”である格納制御手段41,42,43,44だ
けが有効な1バイトの演算結果を出力する。
【0025】例えば、マスクレジスタ40の内容が“1
010”のときには、格納制御手段41,43の出力が
有効値となり、マスクレジスタ40の内容が“010
1”のときには、格納制御手段42,44の出力が有効
値となって、ベクトルレジスタ10に送られて保持され
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のベクトル
演算処理装置は、順序付けられた一連の要素を連続して
処理する場合に、1要素をあらわすデータを複数に分割
して、その各々を独立にかつ並列に演算する手段を有す
ることにより、1要素の演算と1要素を複数に分割した
演算とを同一の演算器で行えるので、複数個の独立した
情報を持つ要素に対する演算結果が1度に得られるとい
う効果があり、例えば、画像データなどの処理を高速に
行うことができるという効果を有している。
【0027】また、本発明のベクトル演算処理装置は、
複数個の独立した情報を有する要素に対する演算を1度
に行うために、演算器を個別に持たなくて済むので、少
ないハードウェア量で実現できるという効果を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のベクトル演算処理装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】従来のベクトル演算処理装置の一例を示したブ
ロック図である。
【符号の説明】
10,20,110,120 ベクトルレジスタ 31,32,33,34 加算器 39 マスク情報生成手段 41,42,43,44 格納制御手段 40 マスクレジスタ 50 演算フラグ 51,52,53 キャリー伝播手段 130 演算器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)第1オペランドを保有する第1のベ
    クトルレジスタと、(B)第2オペランドを保有する第
    2のベクトルレジスタと、(C)複数の分割情報にした
    要素を連結して連結処理するかそれらの分割情報を分割
    処理するかを制御するためのフラグである演算フラグ
    と、(D)前記演算フラグが連結処理を示すときには演
    算に際して各々の下位桁から生成したキャリーを上位桁
    に伝播させるとともに、前記演算フラグが分割処理を示
    すときにはそれらのキャリーの伝播を阻止するキャリー
    伝播手段と、(E)前記第1のベクトルレジスタから受
    けた第1オペランドおよび前記第2のベクトルレジスタ
    から受けた第2オペランド並びに前記キャリー伝播手段
    の出力を複数の分割情報ごとに演算して演算結果を前記
    第1のベクトルレジスタに送る演算器と、を備えること
    を特徴とするベクトル演算処理装置。
  2. 【請求項2】(A)請求項1記載の第1のベクトルレジ
    スタから受けた第1オペランドおよび請求項1記載の第
    2のベクトルレジスタから受けた第2オペランド並びに
    請求項1記載のキャリー伝播手段の出力を複数の分割情
    報ごとに演算する演算器と、(B)複数の分割情報ごと
    に有効か無効かを示すマスクビットを生成するマスク情
    報生成手段と、(C)前記マスク情報生成手段から受け
    た複数のマスクビットを保持するマスクレジスタと、
    (D)前記演算器から得た複数の分割情報ごとの演算結
    果を前記マスクレジスタの出力によるマスクを行って出
    力したマスク結果を前記第1のベクトルレジスタに送っ
    て格納する格納制御手段と、を備えることを特徴とする
    請求項1記載のベクトル演算処理装置。
  3. 【請求項3】 一連の順序付けられた各々の要素を次々
    に連続して処理するベクトル演算処理装置において、 各々の要素ごとの演算を実行するとともに命令に応じて
    一つの要素をあらわすビット長を複数に分割した分割情
    報の各々を独立にかつ並列に演算する演算器を有するこ
    とにより、各々の要素の演算と各々の要素を複数に分割
    した分割情報の演算とを同一の前記演算器で行えること
    を特徴とするベクトル演算処理装置。
JP2173594A 1994-02-21 1994-02-21 ベクトル演算処理装置 Pending JPH07230448A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990323