JPH072293U - 変形栓の増し締め装置 - Google Patents

変形栓の増し締め装置

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Publication number
JPH072293U
JPH072293U JP3704793U JP3704793U JPH072293U JP H072293 U JPH072293 U JP H072293U JP 3704793 U JP3704793 U JP 3704793U JP 3704793 U JP3704793 U JP 3704793U JP H072293 U JPH072293 U JP H072293U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary shaft
stopper
jig
rotating
chuck
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Withdrawn
Application number
JP3704793U
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English (en)
Inventor
茂穂 杉本
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP3704793U priority Critical patent/JPH072293U/ja
Publication of JPH072293U publication Critical patent/JPH072293U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、変形栓の増し締め装置に関し、さ
らに詳しくは変形栓を正確かつ確実に効率よく増し締め
できる装置に関する。 【構成】 水平移動基体を栓締め機と変形栓間に水平状
態で出没自在となるように配置し、この水平移動治具体
に回転軸を回転自在に軸支し、該回転軸の上部に栓締め
機のチャックが噛合するためのチャック掴み部を形成
し、この回転軸の下部には回転治具リセット部材を設
け、さらにこの回転軸の下部に周壁の一部を切欠部とし
た板体と、この切欠部に係合自在に出没する出没杆とで
構成される定位置ストッパ部材を設け、この回転軸の下
部に変形栓を横方向から挾持する二枚の挾持片で構成さ
れる回転治具とを備えたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、変形栓の増し締め装置に関し、さらに詳しくは変形栓を正確かつ確 実に効率よく増し締めできる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、容器の口栓の外形は、口栓内部の雌ネジのネジ山を中心にして、左右及 び前後が対称の形状を呈していたため、先端にチャックを備えこれを回転軸にて 回転させる構造の栓締め機が広く利用されていた。
【0003】 ところが近年、容器全体のデザインの斬新性の追及から口栓内部の雌ネジのネ ジ山センターに対して著しく不均等な外形を呈する変形栓が登場し、この変形栓 を従来の栓締め機にて増し締めすることは出来ないため、手作業によりその増し 締めを行っているのが実情であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように変形栓を手作業で増し締めすると、変形栓の増し締め件数が増大 した際、手にマメができたり作業能率が低下したりして、困難かつ苦痛な作業と なっていた。
【0005】 本考案は、従来の栓締め機と変形栓との間に変形栓の増し締め装置を設置する ことにより、変形栓であっても従来の栓締め機をそのまま利用して増し締めがで きるようにして上記の課題を解消せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、水平移動基体と回転治具リセット部材と回転治具の定位置 ストッパ部材と回転治具とからなる増し締め装置であって、水平移動基体を栓締 め機と変形栓間に水平状態で出没自在となるように配置し、この水平移動治具体 に回転軸を回転自在に軸支し、該回転軸の上部に栓締め機のチャックが噛合する ためのチャック掴み部を形成し、この回転軸の下部にはハート型カムとこのハー ト型カムの側壁面に圧接状態に付勢されるベアリングとからなる回転治具リセッ ト部材を設け、さらにこの回転軸の下部に周壁の一部を切欠部とした板体と、こ の切欠部に係合自在に出没する出没杆とで構成される定位置ストッパ部材を設け 、さらにこの回転軸の下部に変形栓を横方向から挾持する二枚の挾持片で構成さ れる回転治具とを備えたことを特徴とする変形栓の増し締め装置である。
【0007】
【作用】
上記した変形栓の増し締め装置によれば、口栓内部の雌ネジのネジ山センター に対して著しく不均等な外形を呈する変形栓であっても、従来の栓締め機を利用 して確実かつ効率的に増し締めが行えることとなる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を説明する。 図において、符号1はステンレスの板体等で形成される水平移動基体であり、 この水平移動基体1には回転軸2が回転自在に軸支されている。
【0009】 この回転軸2の上部付近には、適宜形状のチャック掴み部3が形成されており 、このチャック掴み部3は栓締め機のチャックBが噛合するようになっており、 栓締め機の回転によりチャック掴み部3が回転させられ、その回転は回転軸2に 伝えられる。
【0010】 一方回転軸の下部には、ハート型カム4とこのハート型カムの側壁面に圧接状 態に付勢されるベアリング5とからなる回転治具リセット部材6が設けられてい る。 この回転治具リセット部材6は、前記水平移動基体1の出没時に、後述する回 転治具9a、9bが変形栓Aを挾持できる所定の待機位置に正確に待機させるた めに設けられたもので、図3及び図4にその平面図を示した。
【0011】 図3において、ハート型カム4の側壁面谷部4aにベアリング5が安定的に納 まっている。ベアリング5は支持杆7を介して、バネ8により常時ハート型カム 4の側壁面に圧接状態に付勢されている。また符号9a、9bは変形栓Aを横方 向から挾持する回転治具であって、ハート型カムと一体的に回転するようになっ ており、ハート型カム4は回転軸2と一体的に回転するようになっている。
【0012】 このため、回転軸2が回転して、回転治具9a、9bが回転すると、変形栓A は容器本体Cに対し増し締めがなされることになる。このときハート型カム4も 回転治具9a、9bと一体的に同時に回転するため、前記ベアリング5はハート 型カムの側壁面谷部4aから外れて図4の状態になる。
【0013】 この際、ベアリング5にはバネ8の引っ張り力が付勢されているため、前記回 転軸2の回転が停止した段階では、そのベアリングの復帰力がハート型カムを元 の状態に復元させるための力として作用することとなる。ベアリング5は、ハー ト型カム4の側壁面谷部4aに納まるまでこの復帰力を発揮する。
【0014】 つぎに、図5に示すように周壁の一部を切欠部10aとした円盤状の板体10 と、この切欠部10aに係合自在に出没する出没杆11とで構成される定位置ス トッパ部材12が前記回転軸2の下部に設けられている。
【0015】 栓締め機の回転トルクは、通常のトルクより高くしてあり、回転治具9a、9 bが変形栓Aを増し締め完了する位置(通常は半回転乃至1回転程度)に来た段 階で出没杆11が板体10の切欠部10aに入り込んで板体の回転を停止させる から、結果的に回転軸の回転を停止させる作用を発揮し、締め過ぎを防止する。
【0016】 出没杆11は、エアシリンダによってあらかじめ決められたタイミングで出没 を繰り返すようになっている。
【0017】 さらに回転軸の先端下部には、前述した回転治具9a、9bが取付けられてお り、二枚の挾持片が変形栓を横方向から挾持して回転軸からの回転力を伝えるよ うになっている。
【0018】
【考案の効果】
よって本考案は、変形栓を容器本体に正確かつ確実に、効率よく増し締めする ことができ、栓締め機のチャックが下りるタイミングの直前で、回転治具を常時 正しい待機位置に戻すことができる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の斜視図である。
【図2】本考案の実施例の正面図である。
【図3】回転治具リセット部材の平面図である。
【図4】前図において回転治具が回転した状態の平面図
である。
【図5】定位置ストッパ部材の平面図である。
【図6】瓶と変形栓の開蓋状態を示した斜視図である。
【図7】瓶と変形栓の仮締め状態を示した斜視図であ
る。
【図8】回転治具を変形栓にあてがった状態の斜視図で
ある。
【符号の説明】
A 変形栓 B チャック C 容器本体 1 水平移動基体 2 回転軸 3 チャック掴み部 4 ハート型カム 4a 側壁面谷部 5 ベアリング 6 回転治具リセット部材 7 支持杆 8 バネ 9a、9b 回転治具 10 板体 10a 切欠部 11 出没杆 12 定位置ストッパ部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平移動基体と回転治具リセット部材と回
    転治具の定位置ストッパ部材と回転治具とからなる増し
    締め装置であって、水平移動基体を栓締め機と変形栓間
    に水平状態で出没自在となるように配置し、この水平移
    動治具体に回転軸を回転自在に軸支し、該回転軸の上部
    に栓締め機のチャックが噛合するためのチャック掴み部
    を形成し、この回転軸の下部にはハート型カムとこのハ
    ート型カムの側壁面に圧接状態に付勢されるベアリング
    とからなる回転治具リセット部材を設け、さらにこの回
    転軸の下部に周壁の一部を切欠部とした板体と、この切
    欠部に係合自在に出没する出没杆とで構成される定位置
    ストッパ部材を設け、さらにこの回転軸の下部に変形栓
    を横方向から挾持する二枚の挾持片で構成される回転治
    具とを備えたことを特徴とする変形栓の増し締め装置。
JP3704793U 1993-06-15 1993-06-15 変形栓の増し締め装置 Withdrawn JPH072293U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3704793U JPH072293U (ja) 1993-06-15 1993-06-15 変形栓の増し締め装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3704793U JPH072293U (ja) 1993-06-15 1993-06-15 変形栓の増し締め装置

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Publication Number Publication Date
JPH072293U true JPH072293U (ja) 1995-01-13

Family

ID=12486682

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JP3704793U Withdrawn JPH072293U (ja) 1993-06-15 1993-06-15 変形栓の増し締め装置

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JP (1) JPH072293U (ja)

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19971106