JPH07229370A - 断熱ドアの枠体 - Google Patents

断熱ドアの枠体

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JPH07229370A
JPH07229370A JP6040570A JP4057094A JPH07229370A JP H07229370 A JPH07229370 A JP H07229370A JP 6040570 A JP6040570 A JP 6040570A JP 4057094 A JP4057094 A JP 4057094A JP H07229370 A JPH07229370 A JP H07229370A
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JP
Japan
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side frame
heat insulating
connecting piece
insulating material
frame member
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Koichi Yoshinaga
浩市 吉永
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Shin Nikkei Co Ltd
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Shin Nikkei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 屋外側枠材と屋内側枠材との間に生ずる取付
け時の位置ズレを自動で修正してなる断熱ドアの枠体を
提供する。 【構成】 屋外側枠材1と屋内側枠材5とを断熱材10
を介して連結してなる断熱ドアの枠体において、屋外側
枠材1の連結片2と屋内側枠材5の連結片6との間に断
熱材10を挟むと共に、これら両連結片2、6を連結ネ
ジ11によりネジ止めしてなる。屋外側枠材1及び屋内
側枠材5の各連結片2、6と断熱材10との当接面を略
く字形にして凹凸状に突合せてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、寒冷地の一般住宅等に
取付けられる断熱ドアにおいて、屋外側の枠材と屋内側
の枠材とを断熱材を介して連結してなる断熱ドアの枠体
に関する。
【0002】
【従来の技術】寒冷地の一般住宅等に取付けられる断熱
ドアにおいて、屋内外の断熱効率を向上させると共に、
屋内空気の結露を防止するために、屋外側の枠材と屋内
側の枠材との間に断熱材を挟んだ構造の枠体が採用され
ている。従来このような断熱ドアの枠体においては、図
6に示すように、屋外側枠材1の連結片2と屋内側枠材
5の連結片6とを単なる平面として形成し、断熱材10
を方形断面として形成して上記連結片2、6に挟むよう
にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のこ
のような断熱ドアの枠体においては、両連結片2、6を
単なる平面として形成していたので、屋内側枠材5に屋
外側枠材1を取付ける際にこれら枠材相互に位置ずれを
生じ、正確に連結できないことがあるという問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような従来の断熱ド
アの枠体における問題点を解決するために本発明は、屋
外側枠材と屋内側枠材とを断熱材を介して連結してなる
断熱ドアの枠体において、上記屋外側枠材の連結片と上
記屋内側枠材の連結片との間に上記断熱材を挟むと共
に、これら両連結片を連結ネジによりネジ止めしてな
り、上記屋外側枠材及び上記屋内側枠材の各連結片と上
記断熱材との当接面を略く字形にして凹凸状に突合せて
なることを特徴として構成されている。
【0005】
【実施例】以下、本発明の断熱ドアの枠体の一実施例に
ついて図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施例
の縦断面図、図2は図1の要部拡大図である。これら各
図において本実施例は、一般住宅等の家屋本体Aの外壁
に設けられたドア開口部Bに取付けられる断熱ドアの枠
体であって、屋外側枠材1と屋内側枠材5とを断熱材1
0を介して連結してなる。
【0006】上記屋外側枠材1は、ドア開口部Bの屋外
側の内周面に沿って四周に設けられる枠材で、略方形断
面として形成され、釘・ネジによって上記家屋本体Aに
取付けられている。この屋外側枠材1の内部にはドア体
20が開閉自在に取付けられている。一方、上記屋内側
枠材5は、ドア開口部Bの屋内側の内周面に沿って四周
に設けられる枠材で、釘・ネジによって上記家屋本体A
に取付けられてなる。この屋内側枠材5は上記屋外側枠
材1とは非接触とされ、屋外の冷気が屋内に伝熱しない
ようにされている。なお、上記屋外側枠材1や上記屋内
側枠材5の各部材は、アルミニウムの押出し型材により
成型されている。またこれら部材には部分的にステンレ
ス等の鉄板を取付けて強度を向上させてもよい。
【0007】上記屋外側枠材1の連結片2と上記屋内側
枠材5の連結片6との間に、図1・2に示すように、上
記断熱材10を挟むと共に、これら両連結片2、6を連
結ネジ11によりネジ止めしてなる。すなわち上記屋外
側枠材1には、その屋内側の端部を内周側に延出して連
結片2が一体成形されており、この連結片2は屋外側枠
材1の略全周に沿って設けられている。一方上記屋内側
枠材5には、その屋外側の端部に連結片6が一体成形さ
れており、この連結片6は屋内側枠材5の略全周に沿っ
て設けられて、上記屋外側枠材1の連結片2と対峙する
ようにされている。
【0008】これら連結片2と連結片6との間に挟まれ
る上記断熱材10は、上記連結片2と連結片6との間の
略全周に亙って配設される中空状の部材で、これら連結
片2と連結片6とにより形成される空間部に略適応した
形状とされている。なお上記断熱材10は、硬質ゴム・
硬質樹脂等の熱伝導率の低い硬質部材よりなる。本実施
例においては、その内部を中空状として空気層が形成さ
れ、屋内外の熱伝導率を低下させると共に、上記各連結
片2、6との当接面に適応して変形し易くされている。
【0009】また上記各連結片2、6及び断熱材10に
は、互いに対応する長手方向の複数箇所にネジ孔が穿設
されており、上記連結ネジ11は、上記連結片2のネジ
孔と上記断熱材10を貫通して上記連結片6のネジ孔に
至りネジ止めされている。上記連結片6は上記連結ネジ
11がネジ込まれることによりそのネジ孔の内周にネジ
溝が形成されるもので、このネジ溝が形成可能なように
その中央部を若干肉厚状とされている。
【0010】上記屋外側枠材1及び上記屋内側枠材5の
各連結片2、6と上記断熱材10との当接面を略く字形
にして凹凸状に突合せてなる。すなわち、本実施例にお
いては上記各連結片2、6及び上記断熱材10の各々が
一方に屈曲突出した略く字形とされており、この屈曲突
出した面において連結片2と断熱材10及び連結片6と
断熱材10とが凹凸状に突合されている。このように上
記各連結片2、6と上記断熱材10との当接面を略く字
形にして凹凸状に突合せてなることにより、これら各部
材を広範な面を介して密接強固に連結することができ
る。また各部材取付け時に各連結片2、6を連結する連
結ネジ11を締付ける場合においては、各連結片2、6
と断熱材10とに修正力を生じせしめてこれら部材間の
位置ズレを自動的に修正することができる。
【0011】また本実施例においては、これら各部材相
互の当接面が図1・2に示すような形状でなくともよ
く、図4・5に示すような形状でもよい。すなわち、図
4に示すように、連結片2は一方に突出状とされると共
に、連結片6は他方に突出状とされ、上記断熱材10が
これら各連結片2、6に略適応した形状で形成されても
よい。あるいは、図5に示すように、各連結片2、6は
図4と反対方向に突出状とされてもよい。これら図4・
5のような形状であっても各部材を密接強固に連結させ
ることができると共に、各部材取付け時の位置ズレを自
動的に修正することができ、図1・2のような形状の場
合と同様の効果を奏することができる。
【0012】また図2に示すように、上記屋内側枠材5
には上記断熱材10の内周側を覆うように鈎状の延出片
7が設けられており、この鈎状の延出片7の先端部と上
記屋外側枠材1の連結片2との間にタイト材開口部13
が形成され、このタイト材開口部13にタイト材12が
嵌合されている。このタイト材12は、上記ドア体20
の屋内側面に当接する方形状の本体部12aとこの本体
部12aから屋内側に延出形成された嵌合脚12bとか
らなるもので、上記ドア体20と上記屋外側枠材1との
間を密閉状として、屋内外の断熱効率を向上させると共
に、屋内空気の結露をより確実に防止している。
【0013】このように本実施例においては延出片7を
鈎状として、上記タイト材12を上記連結ネジ11の内
周側に配設したが、必ずしも内周側でなくともよい。つ
まり、図3に示すように、上記屋内側枠材5に上記断熱
材10の内周側を覆って屋外側へ延びる延出片7を設け
ると共に、この延出片7の先端部と上記屋外側枠材1と
の間に上記タイト材開口部13を形成し、このタイト材
開口部13にタイト材12を嵌合させてもよい。この場
合にはタイト材12を要する断熱用のドア体でもタイト
材12を要しない非断熱用のドア体でも、ドア開口部B
の寸法を同じにでき、ドア体20を兼用化できると共
に、ドア開口部Bの開口作業を統一できる。
【0014】また本実施例においては、図1・2に示す
ように、上記タイト材12の本体部12aには外周側に
延出して突出片12cが形成されており、この突出片1
2cは上記連結ネジ11が屋外側から見えないようにし
て、この連結ネジ11に対するカバー的なものとされて
いる。これに対して上記タイト材12を図3に示すよう
に配設した場合には、タイト材12自体によって上記連
結ネジ11を隠すことができ、タイト材12の本体部の
外周側に延出形成していた突出片12cが不要となる。
なおこの場合には、連結ネジ11の締付け作業はタイト
材開口部13を介して行なわれる。
【0015】
【発明の効果】上記したように本発明は、屋外側枠材と
屋内側枠材とを断熱材を介して連結してなる断熱ドアに
おいて各連結片と断熱材との当接面を略く字形にして凹
凸状に突合せてなるので、連結ネジを締付けることによ
り連結片と断熱材とが傾斜状に当接してこれら部材間に
修正力が生じ、この部材間の位置ズレを自動的に修正す
ることができて枠材の取付け作業を正確かつ容易にする
ことができるという効果がある。
【0016】さらに本発明は、各連結片と断熱材との当
接面を略く字形にして凹凸状に突合せてなるので、各部
材をより広範な面を介して締結でき、これら各部材を密
接強固に連結することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の断熱ドアの枠体の縦断面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図2におけるタイト材の配置変更例である。
【図4】図2の連結片及び断熱材の他の例である。
【図5】図2の連結片及び断熱材の他の例である。
【図6】従来の断熱ドアの枠体の要部の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
A 家屋本体 B ドア開口部 1 屋外側枠材 2 連結片 5 屋内側枠材 6 連結片 7 延出片 10 断熱材 11 連結ネジ 12 タイト材 12a 本体部 12b 嵌合脚 12c 突出片 13 タイト材開口部 20 ドア体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋外側枠材と屋内側枠材とを断熱材を介
    して連結してなる下記要件を備えたことを特徴とする断
    熱ドアの枠体。 (イ)上記屋外側枠材の連結片と上記屋内側枠材の連結
    片との間に上記断熱材を挟むと共に、これら両連結片を
    連結ネジによりネジ止めしてなる。 (ロ)上記屋外側枠材及び上記屋内側枠材の各連結片と
    上記断熱材との当接面を略く字形にして凹凸状に突合せ
    てなる。
JP6040570A 1994-02-15 1994-02-15 断熱ドアの枠体 Expired - Lifetime JP3023046B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101885531B1 (ko) * 2017-03-14 2018-08-06 김순석 냉기차단용 압출물이 구비된 자동문 상부구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101885531B1 (ko) * 2017-03-14 2018-08-06 김순석 냉기차단용 압출물이 구비된 자동문 상부구조

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