JPH0722934A - 半導体スイッチ駆動回路 - Google Patents
半導体スイッチ駆動回路Info
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- JPH0722934A JPH0722934A JP18323093A JP18323093A JPH0722934A JP H0722934 A JPH0722934 A JP H0722934A JP 18323093 A JP18323093 A JP 18323093A JP 18323093 A JP18323093 A JP 18323093A JP H0722934 A JPH0722934 A JP H0722934A
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- terminal
- semiconductor switch
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 サイリスタ(半導体スイッチ)がオン駆動さ
れているときに逆阻止領域に入ってオフ状態になり大き
な誘導電圧が発生することを防止する。 【構成】 誘導を受けてサイリスタが逆阻止領域に入っ
たときのみ、そのサイリスタのアノード、又はカソード
にバイアス電流を流して、サイリスタをオンさせる。
れているときに逆阻止領域に入ってオフ状態になり大き
な誘導電圧が発生することを防止する。 【構成】 誘導を受けてサイリスタが逆阻止領域に入っ
たときのみ、そのサイリスタのアノード、又はカソード
にバイアス電流を流して、サイリスタをオンさせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゲート駆動電流に応じ
て主信号経路をオン/オフさせる3端子半導体スイッチ
を具備する半導体スイッチ駆動回路に係り、特に3端子
半導体スイッチが整流性を持つ故に生じる問題を解決し
た半導体スイッチ駆動回路に関するものである。
て主信号経路をオン/オフさせる3端子半導体スイッチ
を具備する半導体スイッチ駆動回路に係り、特に3端子
半導体スイッチが整流性を持つ故に生じる問題を解決し
た半導体スイッチ駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電磁リレーに代えて整流性をもつ半導体
スイッチ(例えば、逆阻止3端子サイリスタ等)を信号
伝送路に接続し、その信号伝送路のオン/オフを行うよ
うにした半導体スイッチ駆動回路としては、図14に示
すように、主信号経路(サイリスタのアノード、カソー
ドを結ぶ経路)の一方の端子Aと他方の端子Bとの間に
pゲート駆動型サイリスタからなる半導体スイッチ1を
挿入し、これをゲート駆動電流源2からのゲート制御電
流によりオン/オフ制御する回路がある。3はゲート駆
動電流源2を制御するための制御入力の端子である。
スイッチ(例えば、逆阻止3端子サイリスタ等)を信号
伝送路に接続し、その信号伝送路のオン/オフを行うよ
うにした半導体スイッチ駆動回路としては、図14に示
すように、主信号経路(サイリスタのアノード、カソー
ドを結ぶ経路)の一方の端子Aと他方の端子Bとの間に
pゲート駆動型サイリスタからなる半導体スイッチ1を
挿入し、これをゲート駆動電流源2からのゲート制御電
流によりオン/オフ制御する回路がある。3はゲート駆
動電流源2を制御するための制御入力の端子である。
【0003】図15はこの図14を電話通信路に適用し
具体化した回路で、交換機の中の加入者回路給電部4と
電話機等の端末機器5とを線路6で結合したものであ
る。加入者回路給電部4は、局電源VBB、給電抵抗R
1、R2、線路の切断スイッチ用のPゲート駆動型サイ
リスタSp1 、Sp2 、そのサイリスタSp1 、Sp2
を駆動するためのゲート駆動電流源21、22から構成
されている。
具体化した回路で、交換機の中の加入者回路給電部4と
電話機等の端末機器5とを線路6で結合したものであ
る。加入者回路給電部4は、局電源VBB、給電抵抗R
1、R2、線路の切断スイッチ用のPゲート駆動型サイ
リスタSp1 、Sp2 、そのサイリスタSp1 、Sp2
を駆動するためのゲート駆動電流源21、22から構成
されている。
【0004】この図15と前述の図14では図15のサ
イリスタSp1 、Sp2 が図14の半導体スイッチ1に
対応し、図16のゲート駆動電流源21、22が図14
のゲート駆動電流源2に対応する。
イリスタSp1 、Sp2 が図14の半導体スイッチ1に
対応し、図16のゲート駆動電流源21、22が図14
のゲート駆動電流源2に対応する。
【0005】このような半導体スイッチ駆動回路では、
ゲート駆動電流源21、22の電流Ig1 、Ig2 が流
れているときは、サイリスタSp1 、Sp2 はオンして
ダイオードと等価になり、端末機器5に対して給電を実
行することが可能となる。この端末機器5がオフフック
状態(直流的に切断状態)の場合、その端子L1にはほ
ぼグランド電位が、端子L2にはほぼVBB電位が現れ、
正常動作が行われることになる。
ゲート駆動電流源21、22の電流Ig1 、Ig2 が流
れているときは、サイリスタSp1 、Sp2 はオンして
ダイオードと等価になり、端末機器5に対して給電を実
行することが可能となる。この端末機器5がオフフック
状態(直流的に切断状態)の場合、その端子L1にはほ
ぼグランド電位が、端子L2にはほぼVBB電位が現れ、
正常動作が行われることになる。
【0006】ところが、線路6において静電結合や電磁
結合により外部の誘導雑音源7の誘導を受けた場合(図
15では容量C1、C2による静電結合の例を示す。)
には、端子L1は、誘導電圧が正の半サイクルの期間
は、サイリスタSp1 がダイオードの阻止領域として動
作するため、抵抗R1と遮断され、大きな誘導電圧が発
生する(図15の波形参照)。一方、負の半サイクルで
はサイリタSp1 がダイオードの導通領域として動作す
るため、その端子L1が抵抗R1と接続され、寄生素子
のインピーダンスに比べて抵抗R1は(一般的に低く設
定するため)その値が十分低いため、小さな誘導電圧し
か発生せず、その結果、端子L1には正方向の半波波形
電圧が現れる。逆に、端子L2では、同様にして負の半
波波形電圧が現れることになる。
結合により外部の誘導雑音源7の誘導を受けた場合(図
15では容量C1、C2による静電結合の例を示す。)
には、端子L1は、誘導電圧が正の半サイクルの期間
は、サイリスタSp1 がダイオードの阻止領域として動
作するため、抵抗R1と遮断され、大きな誘導電圧が発
生する(図15の波形参照)。一方、負の半サイクルで
はサイリタSp1 がダイオードの導通領域として動作す
るため、その端子L1が抵抗R1と接続され、寄生素子
のインピーダンスに比べて抵抗R1は(一般的に低く設
定するため)その値が十分低いため、小さな誘導電圧し
か発生せず、その結果、端子L1には正方向の半波波形
電圧が現れる。逆に、端子L2では、同様にして負の半
波波形電圧が現れることになる。
【0007】以上の結果、端子L1、L2の端子電圧を
モニタしている端末機器5の中には、この誘導電圧を、
電話局からの信号と誤って認識し、誤動作してしまうと
い問題がある。
モニタしている端末機器5の中には、この誘導電圧を、
電話局からの信号と誤って認識し、誤動作してしまうと
い問題がある。
【0008】そこで、これに対する対策として、図16
に示すように、加入者回路給電部4の線路相互間に、対
策回路8を接続することが行われる。この対策回路8の
例として、図17の(a)〜(c)に示す回路がある。
に示すように、加入者回路給電部4の線路相互間に、対
策回路8を接続することが行われる。この対策回路8の
例として、図17の(a)〜(c)に示す回路がある。
【0009】このような図16に示す回路では、本来誘
電電圧はその信号源電圧は高くても信号源インピーダン
スは高いから、誘導のエネルギーは小さく、誘導を受け
る側のインピーダンスを低下させてやれば良い。例え
ば、図17の(a)の抵抗R3の回路を対策回路8とし
て使用すると、端子L1、L2に現れる誘導電圧を大幅
に低下させることができる。図17の(b)に示す回路
は、抵抗R4とコンデンサC3の直列回路であり、これ
を対策回路8として使用すると、交流的にのみインピー
ダンスを低下させ、給電回路4の直流特性に影響を与え
ないようにすることができる。図17の(c)の回路
は、バイアス用定電流源9であり、これを端子L1、L
2間に接続すると、サイリスタSp1 、Sp2 が誘導を
受けても、常時バイアス電流を流して、サイリスタSp
1 、Sp2 が逆阻止領域に入らないようにして、誘導電
圧の低減を図ることができる。
電電圧はその信号源電圧は高くても信号源インピーダン
スは高いから、誘導のエネルギーは小さく、誘導を受け
る側のインピーダンスを低下させてやれば良い。例え
ば、図17の(a)の抵抗R3の回路を対策回路8とし
て使用すると、端子L1、L2に現れる誘導電圧を大幅
に低下させることができる。図17の(b)に示す回路
は、抵抗R4とコンデンサC3の直列回路であり、これ
を対策回路8として使用すると、交流的にのみインピー
ダンスを低下させ、給電回路4の直流特性に影響を与え
ないようにすることができる。図17の(c)の回路
は、バイアス用定電流源9であり、これを端子L1、L
2間に接続すると、サイリスタSp1 、Sp2 が誘導を
受けても、常時バイアス電流を流して、サイリスタSp
1 、Sp2 が逆阻止領域に入らないようにして、誘導電
圧の低減を図ることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した図
16、図17で示した対策回路8は、図17の(a)、
(c)の回路では、常時直流電流が抵抗R3又は定電流
源9を通して流れるために、消費電力が大きくなるとい
う問題があり、図17の(b)の回路では、コンデンサ
C3として、線路のサージ電圧以上の耐圧をもつ高耐圧
コンデンサが必要になり、高価なコンデンサになって経
済的でなく、またサイズも大きくなり、実装エリアの増
大につながるという問題がある。
16、図17で示した対策回路8は、図17の(a)、
(c)の回路では、常時直流電流が抵抗R3又は定電流
源9を通して流れるために、消費電力が大きくなるとい
う問題があり、図17の(b)の回路では、コンデンサ
C3として、線路のサージ電圧以上の耐圧をもつ高耐圧
コンデンサが必要になり、高価なコンデンサになって経
済的でなく、またサイズも大きくなり、実装エリアの増
大につながるという問題がある。
【0011】本発明は以上のような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、消費電力をほとんど増大させ
ず、またコスト高を招くこともなく、誘導を受けた場合
にそこに大きな誘導電圧が発生することを防止した半導
体スイッチ回路を提供することである。
ものであり、その目的は、消費電力をほとんど増大させ
ず、またコスト高を招くこともなく、誘導を受けた場合
にそこに大きな誘導電圧が発生することを防止した半導
体スイッチ回路を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的は、制御入力に
応じてゲート駆動電流の出力をオン/オフするゲート駆
動電流源と、駆動端子に入力する該ゲート駆動電流のオ
ン/オフに応じて主信号経路をオン/オフさせる3端子
半導体スイッチとを具備する半導体スイッチ駆動回路に
おいて、上記ゲート駆動電流源から出力するゲート駆動
電流を入力する1個の入力端子と、2個の出力端子を有
し、該2個の出力端子の電位の大小関係に応じて、上記
入力端子に入力した電流を一方の出力端子からのみ出力
する電流切替器を設け、該電流切替器の一方の出力端子
を上記3端子半導体スイッチの駆動端子に接続し、他方
の出力端子を電流増幅器を介して上記3端子半導体スイ
ッチの主信号経路の端子の一方に接続したことを特徴と
する半導体スイッチ駆動回路によって達成される。
応じてゲート駆動電流の出力をオン/オフするゲート駆
動電流源と、駆動端子に入力する該ゲート駆動電流のオ
ン/オフに応じて主信号経路をオン/オフさせる3端子
半導体スイッチとを具備する半導体スイッチ駆動回路に
おいて、上記ゲート駆動電流源から出力するゲート駆動
電流を入力する1個の入力端子と、2個の出力端子を有
し、該2個の出力端子の電位の大小関係に応じて、上記
入力端子に入力した電流を一方の出力端子からのみ出力
する電流切替器を設け、該電流切替器の一方の出力端子
を上記3端子半導体スイッチの駆動端子に接続し、他方
の出力端子を電流増幅器を介して上記3端子半導体スイ
ッチの主信号経路の端子の一方に接続したことを特徴と
する半導体スイッチ駆動回路によって達成される。
【0013】本発明では、オン状態になるようなゲート
駆動電流が流れているサイリスタが逆阻止領域に入った
ときに、自動的にそれを検出して、ゲート駆動電流を切
り替え、ゲートバイアスを行ってサイリスタを導通さ
せ、サイリスタが逆阻止領域に入るのを防止する。バイ
アス電流は逆阻止領域に入った時のみ流れる。
駆動電流が流れているサイリスタが逆阻止領域に入った
ときに、自動的にそれを検出して、ゲート駆動電流を切
り替え、ゲートバイアスを行ってサイリスタを導通さ
せ、サイリスタが逆阻止領域に入るのを防止する。バイ
アス電流は逆阻止領域に入った時のみ流れる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1はその半導体スイッチ駆動回路のブロック図である。
前述した図14におけるものと同一のものには同一の符
号を付した。本実施例では、ゲート駆動電流源2と半導
体スイッチ1との間に、電流切替器10を接続し、その
電流切替器10の出力が半導体スイッチ1側に又は電流
増幅器11を介して主信号経路の端子B側に流出するよ
うにしている。
1はその半導体スイッチ駆動回路のブロック図である。
前述した図14におけるものと同一のものには同一の符
号を付した。本実施例では、ゲート駆動電流源2と半導
体スイッチ1との間に、電流切替器10を接続し、その
電流切替器10の出力が半導体スイッチ1側に又は電流
増幅器11を介して主信号経路の端子B側に流出するよ
うにしている。
【0015】ゲート駆動電流源2は、制御入力端子3に
印加する入力信号に応じて、出力端子2aに電流を出力
したり停止したりするものである。また、電流切替器1
0はゲート駆動電流源2から出力する電流を入力して、
これを出力10a又は10bに対して、主信号経路の端
子A、Bの電位に応じて切り替えて出力するものであ
る。電流増幅器11は入力電流を1倍又はそれ以上に増
幅して出力するものであり、その出力側は半導体スイッ
チ1、つまりサイリスタのアノード、又はカソードであ
る。
印加する入力信号に応じて、出力端子2aに電流を出力
したり停止したりするものである。また、電流切替器1
0はゲート駆動電流源2から出力する電流を入力して、
これを出力10a又は10bに対して、主信号経路の端
子A、Bの電位に応じて切り替えて出力するものであ
る。電流増幅器11は入力電流を1倍又はそれ以上に増
幅して出力するものであり、その出力側は半導体スイッ
チ1、つまりサイリスタのアノード、又はカソードであ
る。
【0016】さて、電流切替器10が出力端子10a側
に切替わっているときは、ゲート駆動電流源2の電流が
半導体スイッチ1に流れ込み、通常のサイリスタのオン
駆動電流として動作する。一方、端子A、Bの電位によ
り電流切替器10が他方の出力端子10bに切替わって
いるときは、ゲート駆動電流源2の電流が電流増幅器1
1で増幅されてから端子Bに流れ込み、この電流が前述
した図16の対策回路8の図17の(c)の電流源9と
同等の働きを行い、サイリスタが逆阻止領域に入らない
ように制御する。
に切替わっているときは、ゲート駆動電流源2の電流が
半導体スイッチ1に流れ込み、通常のサイリスタのオン
駆動電流として動作する。一方、端子A、Bの電位によ
り電流切替器10が他方の出力端子10bに切替わって
いるときは、ゲート駆動電流源2の電流が電流増幅器1
1で増幅されてから端子Bに流れ込み、この電流が前述
した図16の対策回路8の図17の(c)の電流源9と
同等の働きを行い、サイリスタが逆阻止領域に入らない
ように制御する。
【0017】図2は図1に示したブロックを具体化した
回路図である。ここでは、半導体スイッチ1のサイリス
タをpゲート駆動型サイリスタSpとして、ゲート駆動
電流源2を直列接続ダイオードD1、D2を介してその
サイリスタSpのアノード(図1における端子B側)に
接続すると共に、ダイオードD3を介して同サイリスタ
SpのPゲートに接続したものである。ダイオードD1
〜D3が図1の電流切替器10として機能する。なお、
ここでは図1の電流増幅器10がダイオードD1、D2
側に接続されていないが、これは1倍の増幅率の電流増
幅器が接続されているものと等価である。
回路図である。ここでは、半導体スイッチ1のサイリス
タをpゲート駆動型サイリスタSpとして、ゲート駆動
電流源2を直列接続ダイオードD1、D2を介してその
サイリスタSpのアノード(図1における端子B側)に
接続すると共に、ダイオードD3を介して同サイリスタ
SpのPゲートに接続したものである。ダイオードD1
〜D3が図1の電流切替器10として機能する。なお、
ここでは図1の電流増幅器10がダイオードD1、D2
側に接続されていないが、これは1倍の増幅率の電流増
幅器が接続されているものと等価である。
【0018】ここでは、2個のダイオードD1、D2を
直列接続しているが、これは切替レベルを所望の値に設
定するためであり、これが最良か否かは使用する素子や
条件によって決る。ゲート駆動電流源2の電流Igがダ
イオードD1側に、又はダイートドD3側に流れる条件
については、 Va+V BE(D1)+VBE(D2)<Vp+VBE(D3) ・・・(1) のときは、ダイオードD1側に流れ、 Va+VBE(D1)+VBE(D2)>Vp+VBE(D3) ・・・(2) のときは、ダイオードD3側に流れる。Vaはサイリス
タSpのアノード電位、VpはサイリスタSpのゲート
電位、VBE(D1)、VBE(D2)、VBE(D3)はそれぞれダイオ
ードD1〜D3の順方向電圧である。
直列接続しているが、これは切替レベルを所望の値に設
定するためであり、これが最良か否かは使用する素子や
条件によって決る。ゲート駆動電流源2の電流Igがダ
イオードD1側に、又はダイートドD3側に流れる条件
については、 Va+V BE(D1)+VBE(D2)<Vp+VBE(D3) ・・・(1) のときは、ダイオードD1側に流れ、 Va+VBE(D1)+VBE(D2)>Vp+VBE(D3) ・・・(2) のときは、ダイオードD3側に流れる。Vaはサイリス
タSpのアノード電位、VpはサイリスタSpのゲート
電位、VBE(D1)、VBE(D2)、VBE(D3)はそれぞれダイオ
ードD1〜D3の順方向電圧である。
【0019】サイリスタSpがオン状態にあるときは、
このサイリスタSpを構成しているPNPトランジスタ
が飽和していることから、Va=Vp(厳密には飽和電
圧0.1v程度のずれがある。)とみなせ、またV
BE(D1)=VBE(D2)=VBE(D3)であることから、(2)式
が成立し、ダイオードD1、D2がオフし、D3がオン
する。よって、ゲート駆動電流源2からの電流Igがダ
イオードD3を経由してサイリスタSpのゲートに流れ
込む。つまりサイリスタSpがオンするように制御され
る。
このサイリスタSpを構成しているPNPトランジスタ
が飽和していることから、Va=Vp(厳密には飽和電
圧0.1v程度のずれがある。)とみなせ、またV
BE(D1)=VBE(D2)=VBE(D3)であることから、(2)式
が成立し、ダイオードD1、D2がオフし、D3がオン
する。よって、ゲート駆動電流源2からの電流Igがダ
イオードD3を経由してサイリスタSpのゲートに流れ
込む。つまりサイリスタSpがオンするように制御され
る。
【0020】一方、アノード電位Vaがカソード電位V
K よりも低くなり、「Va<Vp−VBE」の関係(逆阻
止状態)になると、(1)式が成立し、ゲート駆動電流
Igはpゲートには流れ込まずに、アノード側に流れる
ことになる。この結果、この電流がバイアス電流とな
り、サイリスタSpが逆阻止状態に入ることが防止され
る。
K よりも低くなり、「Va<Vp−VBE」の関係(逆阻
止状態)になると、(1)式が成立し、ゲート駆動電流
Igはpゲートには流れ込まずに、アノード側に流れる
ことになる。この結果、この電流がバイアス電流とな
り、サイリスタSpが逆阻止状態に入ることが防止され
る。
【0021】ここで、ダイオードD2がないと、サイリ
スタSpの導通状態のときに電流切替器10は完全には
切替わらずにゲート電流がダイオードD1とD3の双方
に流れることになり、pゲートに入る電流が不足して、
サイリスタSpがオンしなくなる。ダイオードD2があ
ることにより、導通状態では確実に切替ができる。
スタSpの導通状態のときに電流切替器10は完全には
切替わらずにゲート電流がダイオードD1とD3の双方
に流れることになり、pゲートに入る電流が不足して、
サイリスタSpがオンしなくなる。ダイオードD2があ
ることにより、導通状態では確実に切替ができる。
【0022】図3は別の具体例を示す図である。ここで
は、nゲート駆動型サイリスタSnを半導体スイッチ1
として使用したもので、図2とは極性が反対の他は動作
は全く同じである。D4〜D6はダイオードである。
は、nゲート駆動型サイリスタSnを半導体スイッチ1
として使用したもので、図2とは極性が反対の他は動作
は全く同じである。D4〜D6はダイオードである。
【0023】図4も別の具体例を示す図である。ここで
は、半導体スイッチ1としてpゲート駆動型サイリスタ
であるSpを使用し、図1の電流切替器10として、ダ
イオードD7とPNPトランジスタQ1を使用してい
る。カソード電位VK とトランジスタQ1のベース電位
VTHとの大小関係でダイオードD7、トランジスタQ1
が切替わる。NP接合のビルトイン電圧をVBE(約0.
6〜0.8v)とすると、Pゲートの電位は、「VK +
VBE」で表され、 (VK +VBE)<VTH ・・・(3) のとき、ゲート電流IgがダイオードD7を通ってPゲ
ートに流入し、 (VK +VBE)>VTH ・・・(4) のときは、ゲート電流IgはトランジスタQ1に流れ
て、そのトランジスタのコレタク電流が電流増幅器11
に入力し、その電流増幅器11の出力電流がカソードに
流れる(極性を考えると、カソードから電流を引抜くこ
とになる)。これは、カソード電位VK が「VTH−
VBE」より高くなる誘導を受けたとき、カソードにバイ
アス用の電流を吸引する電流源が接続されたのと等価で
ある。
は、半導体スイッチ1としてpゲート駆動型サイリスタ
であるSpを使用し、図1の電流切替器10として、ダ
イオードD7とPNPトランジスタQ1を使用してい
る。カソード電位VK とトランジスタQ1のベース電位
VTHとの大小関係でダイオードD7、トランジスタQ1
が切替わる。NP接合のビルトイン電圧をVBE(約0.
6〜0.8v)とすると、Pゲートの電位は、「VK +
VBE」で表され、 (VK +VBE)<VTH ・・・(3) のとき、ゲート電流IgがダイオードD7を通ってPゲ
ートに流入し、 (VK +VBE)>VTH ・・・(4) のときは、ゲート電流IgはトランジスタQ1に流れ
て、そのトランジスタのコレタク電流が電流増幅器11
に入力し、その電流増幅器11の出力電流がカソードに
流れる(極性を考えると、カソードから電流を引抜くこ
とになる)。これは、カソード電位VK が「VTH−
VBE」より高くなる誘導を受けたとき、カソードにバイ
アス用の電流を吸引する電流源が接続されたのと等価で
ある。
【0024】図5は半導体スイッチ1をnゲート駆動型
サイリスタSnで構成し、電流切替器10として、ダイ
オードD8とNPNトランジスタQ2を使用した場合の
具体例を示す図である。極性が図4と反対になっている
以外は、図4と同様の動作が行われ、アノード電位Va
が「VTH+VBE」より低くなるような誘導を受けた場合
に、アノードに対してバイアス用の電流を流出する電流
源が接続されたのと等価となる。
サイリスタSnで構成し、電流切替器10として、ダイ
オードD8とNPNトランジスタQ2を使用した場合の
具体例を示す図である。極性が図4と反対になっている
以外は、図4と同様の動作が行われ、アノード電位Va
が「VTH+VBE」より低くなるような誘導を受けた場合
に、アノードに対してバイアス用の電流を流出する電流
源が接続されたのと等価となる。
【0025】図6は図2の改変例を示す回路図である。
図2ではダイオードD1、D2を使用して電流増幅率を
実質的に1としているが、図6では、NPNトランジス
タQ3を追加することにより、ダイオードD1とトラン
ジスタQ3でカレントミラーを構成している。この構成
によれば、ダイオードD1とトランジスタQ3のサイズ
比を1:Nとすることにより、トランジスタQ3のエミ
ッタ電流をダイオードD1の電流のN倍に等しくするこ
とができるので、ダイオードD2を通してアノードに流
れ込む電流は、図2の構成に比べて(1+N)倍に増幅
されることになる。これは、ゲート電流源2の電流Ig
より大きな電流をカソード側に流すことになるため、電
流源2の電流Igの値の設計の自由度を増すことにな
る。
図2ではダイオードD1、D2を使用して電流増幅率を
実質的に1としているが、図6では、NPNトランジス
タQ3を追加することにより、ダイオードD1とトラン
ジスタQ3でカレントミラーを構成している。この構成
によれば、ダイオードD1とトランジスタQ3のサイズ
比を1:Nとすることにより、トランジスタQ3のエミ
ッタ電流をダイオードD1の電流のN倍に等しくするこ
とができるので、ダイオードD2を通してアノードに流
れ込む電流は、図2の構成に比べて(1+N)倍に増幅
されることになる。これは、ゲート電流源2の電流Ig
より大きな電流をカソード側に流すことになるため、電
流源2の電流Igの値の設計の自由度を増すことにな
る。
【0026】図7は図3の回路に図6と同様の機能を付
加した回路である。ここでは、ダイオードD4とトラン
ジスタQ4とでカレントミラーを構成している。
加した回路である。ここでは、ダイオードD4とトラン
ジスタQ4とでカレントミラーを構成している。
【0027】図8は前出の図4の電流増幅器11の具体
的回路図である。ここでは、トランジスタQ5、Q6、
抵抗R5、R6、ダイオードD9でカレントミラーを構
成し、トランジスタQ5側とQ6側のカレントミラー比
を1:Mとすれば、入力電流のM倍の電流が出力(流
入)する。ダイオードD9はトランジスタQ6の逆耐圧
保護用である。
的回路図である。ここでは、トランジスタQ5、Q6、
抵抗R5、R6、ダイオードD9でカレントミラーを構
成し、トランジスタQ5側とQ6側のカレントミラー比
を1:Mとすれば、入力電流のM倍の電流が出力(流
入)する。ダイオードD9はトランジスタQ6の逆耐圧
保護用である。
【0028】図9は前出の図5の電流増幅器10の具体
的回路図である。これは、図8とは極性が異なるのみで
ある。カレントミラーは、トランジスタQ7、Q8、抵
抗R7、R8、ダイオードD10から構成される。
的回路図である。これは、図8とは極性が異なるのみで
ある。カレントミラーは、トランジスタQ7、Q8、抵
抗R7、R8、ダイオードD10から構成される。
【0029】図10は図4の電流増幅器11の別の具体
的回路図である。この回路はダイオードD11〜D1
3、トランジスタQ9、抵抗R9で構成した定電流回路
である。この回路では、入力側に少しでも電流が注入さ
れると、出力側には、「VBE9/R9」(VBE9 はトラ
ンジスタQ9のベース・エミッタ間電圧、R9は抵抗R
9の値)で決るので電流が流れる。この回路では、入力
電流と出力電流との関係は非線形であるが、一種の増幅
器であり、入力電流が0ならば出力電流も0、入力電流
が増加すると出力電流がVBE9 /R9となる。これは、
ゲート電流Igの値とは無関係に出力電流を設定できる
ものであり、設計の自由度を増すものである。
的回路図である。この回路はダイオードD11〜D1
3、トランジスタQ9、抵抗R9で構成した定電流回路
である。この回路では、入力側に少しでも電流が注入さ
れると、出力側には、「VBE9/R9」(VBE9 はトラ
ンジスタQ9のベース・エミッタ間電圧、R9は抵抗R
9の値)で決るので電流が流れる。この回路では、入力
電流と出力電流との関係は非線形であるが、一種の増幅
器であり、入力電流が0ならば出力電流も0、入力電流
が増加すると出力電流がVBE9 /R9となる。これは、
ゲート電流Igの値とは無関係に出力電流を設定できる
ものであり、設計の自由度を増すものである。
【0030】図11は前出の図5の電流増幅器11の別
の具体的回路図である。これは、図10とは極性が異な
るのみである。この定電流回路は、ダイオードD14〜
D16、トランジスタQ10、抵抗R10によって構成
される。
の具体的回路図である。これは、図10とは極性が異な
るのみである。この定電流回路は、ダイオードD14〜
D16、トランジスタQ10、抵抗R10によって構成
される。
【0031】図12、図13は前述したゲート駆動電流
源2の具体的回路図である。まず図12はダイオードD
17、D18、トランジスタQ11、抵抗R11、R1
2から構成される吐出し型電流源であり、図2、図4、
図6のゲート駆動電流源2として使用される。また、図
13はダイオードD19、D20、トランジスタQ1
2、抵抗R13、R14から構成される吸込型電流源で
あり、図3、図5、図7のゲート駆動電流源2として使
用される。いずれにおいても、電源VCC、VEEは適用箇
所に応じて、適切な電位に設定されるものである。
源2の具体的回路図である。まず図12はダイオードD
17、D18、トランジスタQ11、抵抗R11、R1
2から構成される吐出し型電流源であり、図2、図4、
図6のゲート駆動電流源2として使用される。また、図
13はダイオードD19、D20、トランジスタQ1
2、抵抗R13、R14から構成される吸込型電流源で
あり、図3、図5、図7のゲート駆動電流源2として使
用される。いずれにおいても、電源VCC、VEEは適用箇
所に応じて、適切な電位に設定されるものである。
【0032】なお、以上の説明のトランジスタにはバイ
ポーラトランジスタを使用したが、NPNトランジスタ
はN−MOSに、PNPトランジスタはP−MOSに置
換できることは勿論であり、また図8〜図11の逆耐圧
用保護用ダイオードD9、D10、D13、D16は適
用する回路で耐圧の問題がなければ省略可能である。更
に、電流増幅器11として挙げた図8〜図11の回路は
一例であり、限定されるものではない。更に、図1にお
ける電流切替器10と電流増幅器11は機能的には分離
していても、具体的回路上では、一体化している場合も
あるが、本発明の本質に影響与えるものではない。
ポーラトランジスタを使用したが、NPNトランジスタ
はN−MOSに、PNPトランジスタはP−MOSに置
換できることは勿論であり、また図8〜図11の逆耐圧
用保護用ダイオードD9、D10、D13、D16は適
用する回路で耐圧の問題がなければ省略可能である。更
に、電流増幅器11として挙げた図8〜図11の回路は
一例であり、限定されるものではない。更に、図1にお
ける電流切替器10と電流増幅器11は機能的には分離
していても、具体的回路上では、一体化している場合も
あるが、本発明の本質に影響与えるものではない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、サイリス
タ等の3端子半導体スイッチがオン駆動されているとき
に逆阻止領域に入ると、これを自動的に検出し、その場
合にのみゲート電流をスルー、又は増幅して主信号経路
にバイアス電流として流すものである。
タ等の3端子半導体スイッチがオン駆動されているとき
に逆阻止領域に入ると、これを自動的に検出し、その場
合にのみゲート電流をスルー、又は増幅して主信号経路
にバイアス電流として流すものである。
【0034】このため、3端子半導体スイッチがオン駆
動されている場合に逆阻止領域に入ってオフ状態になり
大きな誘導電圧が発生することを防止することができ
る。
動されている場合に逆阻止領域に入ってオフ状態になり
大きな誘導電圧が発生することを防止することができ
る。
【0035】また、逆阻止領域に入らない通常動作モー
ドでは、従来と同様に動作するので、消費電力の増加を
伴うことはなく、端末機器に対して悪影響を及ぼすこと
もない。
ドでは、従来と同様に動作するので、消費電力の増加を
伴うことはなく、端末機器に対して悪影響を及ぼすこと
もない。
【0036】また、誘導を受けて逆阻止領域に入ったと
きのみ、主信号経路にバイアス電流が流れるので、消費
電流の増加は少ない。特に、ゲート駆動電流をバイアス
電流として流用することもでき、このとき消費電流の増
加はない。
きのみ、主信号経路にバイアス電流が流れるので、消費
電流の増加は少ない。特に、ゲート駆動電流をバイアス
電流として流用することもでき、このとき消費電流の増
加はない。
【0037】更に、本発明の回路は集積回路化に適した
素子で構成でき、また素子数も少なくて済み、経済的に
集積回路により実現することができる。
素子で構成でき、また素子数も少なくて済み、経済的に
集積回路により実現することができる。
【図1】 本発明の半導体スイッチ駆動回路のブロック
図である。
図である。
【図2】 同回路の具体的回路の回路図である。
【図3】 同回路の別の具体的回路の回路図である。
【図4】 同回路の別の具体的回路の回路図である。
【図5】 同回路の別の具体的回路の回路図である。
【図6】 同回路の別の具体的回路の回路図である。
【図7】 同回路の別の具体的回路の回路図である。
【図8】 電流増幅器の具体的回路の回路図である。
【図9】 電流増幅器の具体的回路の回路図である。
【図10】 電流増幅器の具体的回路の回路図である。
【図11】 電流増幅器の具体的回路の回路図である。
【図12】 ゲート駆動電流源の具体的回路の回路図で
ある。
ある。
【図13】 ゲート駆動電流源の具体的回路の回路図で
ある。
ある。
【図14】 従来の半導体スイッチ駆動回路のブロック
図である。
図である。
【図15】 同回路を線路に適用した具体的回路の回路
図である。
図である。
【図16】 図15の加入者回路の給電部の改良例の具
体的回路の回路図である。
体的回路の回路図である。
【図17】 図16の対策回路に使用する回路の例を示
す回路図である。
す回路図である。
1:半導体スイッチ、2:ゲート駆動電流源、3:制御
入力、4:加入者回路の給電部、5:端末機器、6:線
路、7:誘導雑音源、8:対策回路、9:バイアス用定
電流源、10:電流切替器、11:電流増幅器。
入力、4:加入者回路の給電部、5:端末機器、6:線
路、7:誘導雑音源、8:対策回路、9:バイアス用定
電流源、10:電流切替器、11:電流増幅器。
Claims (1)
- 【請求項1】 制御入力に応じてゲート駆動電流の出力
をオン/オフするゲート駆動電流源と、駆動端子に入力
する該ゲート駆動電流のオン/オフに応じて主信号経路
をオン/オフさせる3端子半導体スイッチとを具備する
半導体スイッチ駆動回路において、 上記ゲート駆動電流源から出力するゲート駆動電流を入
力する1個の入力端子と、2個の出力端子を有し、該2
個の出力端子の電位の大小関係に応じて、上記入力端子
に入力した電流を一方の出力端子からのみ出力する電流
切替器を設け、 該電流切替器の一方の出力端子を上記3端子半導体スイ
ッチの駆動端子に接続し、他方の出力端子を電流増幅器
を介して上記3端子半導体スイッチの主信号経路の端子
の一方に接続したことを特徴とする半導体スイッチ駆動
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18323093A JPH0722934A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 半導体スイッチ駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18323093A JPH0722934A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 半導体スイッチ駆動回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0722934A true JPH0722934A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=16132064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18323093A Withdrawn JPH0722934A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 半導体スイッチ駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0722934A (ja) |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP18323093A patent/JPH0722934A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000905 |