JPH07229342A - ドアロック装置 - Google Patents

ドアロック装置

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JPH07229342A
JPH07229342A JP2277694A JP2277694A JPH07229342A JP H07229342 A JPH07229342 A JP H07229342A JP 2277694 A JP2277694 A JP 2277694A JP 2277694 A JP2277694 A JP 2277694A JP H07229342 A JPH07229342 A JP H07229342A
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JP
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lock
actuator
latch
drive
full
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JP2277694A
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Shingo Kobayashi
真吾 小林
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Nissan Shatai Co Ltd
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Nissan Shatai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハーフロックとフルロックとを1個のスイッ
チで検出することができるドアロック装置を提供すると
ともに、その場合に生じることが予想される検出不良を
原因とした不具合を解決すること。 【構成】 スライドドアのハーフロック状態で自動的に
モータ12を駆動させてフルロック状態とするドアロッ
ク装置において、ハーフロックならびにフルロック状態
でラッチの係合突起がポールを乗り越える際に生じるポ
ールの回動(ロック回動)を検出するハーフロックスイ
ッチ7を設け、駆動制御回路40には、フルロックスト
ッパによりモータ12の駆動が規制されたことを検出す
るモータロック検出回路44を設け、駆動制御回路40
は、ロック回動の第1回目の検出でモータ12をフルロ
ック方向に駆動させ、その後、ロック回動の第2回目の
検出あるいはモータロックの検出のいずれかが成された
らモータ12を逆方向に駆動させるよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用スライドドア
のロック装置に関し、特に、ハーフロック状態からフル
ロック状態に自動的に作動させるようにした装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車用スライドドアを閉じる際に、ド
アと車体開口部を密封するウエザストリップの反力や車
室に閉じ込められる空気の反力が作用する。このため、
閉じ力が小さいとドアロック装置が完全にロックせずに
ハーフロック状態となることがあり、大きい閉じ力で閉
めなければならなかった。
【0003】そこで、ドアの閉じ力を軽減するために、
ハーフロック状態となったときに、ドアロック装置をフ
ルロック状態まで自動的に作動させるようにした装置が
知られている(例えば、特開平2−70876号公報参
照)。
【0004】この従来のドアロック装置の構成を簡単に
説明すると、この装置は、ラッチとストライカを係合さ
せてドアをロックできるように構成され、また、ストラ
イカとラッチがハーフロック状態で係合している時に、
ラッチを押してストライカとラッチの係合をフルロック
状態にする駆動部材と、この駆動部材に駆動力を与える
モータが設けられており、このモーターの駆動力は、ギ
ヤ,回動レバー,ワイヤを介して駆動部材に伝達される
ようになっている。
【0005】また、ハーフロック状態は、ラッチと係合
する際に回動するポールの位置を検出するハーフロック
検知スイッチにより検出し、また、フルロック状態は、
前記ラッチに駆動力を与える駆動部材の位置を検出する
フルロック検知スイッチにより検出するようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来装置にあっては、ハーフロック状態とフルロッ
ク状態とを、それぞれ異なる検知スイッチにより検出す
るようにしており、スイッチの個数が多くなるため、コ
ストアップを招いてしまうという問題があった。すなわ
ち、スイッチの個数が増すと、スイッチ分のコストが増
すだけでなく、スイッチと回路とを結ぶハーネスやネク
タの数が増し、これらの分もコストが増加する。
【0007】また、上記した公報には、具体的な手段は
記載されていないが、ハーフロック検知スイッチにより
フルロックの検出することが可能である旨記載されてい
る。すなわち、ハーフロック検知スイッチは、ポールが
ラッチの係合突起を乗り越える際に生じる回動であるロ
ック回動を検出するようにしており、このロック回動
は、ポールがハーフロックを行う係合突起を乗り越える
時と、フルロックを行う係合突起を乗り越える時の2回
検出されるから、その2回のロック回動のそれぞれを検
出することで、ハーフロックとフルロックを検出できる
ものである。しかしながら、スライドドアをハーフロッ
ク状態で止めることなくフルロック状態まで一度に閉め
た場合、ポールが最初のロック回動から元の位置に戻ら
ない間に2つ目の係合突起が通過してしまって1つの信
号しか送られなかったり、あるいは2つの信号が殆ど同
時に送られて、フルロックを検出することができず作動
に不具合が生じることが予想される。
【0008】本発明は、上述の問題点に着目して成され
たもので、ハーフロックとフルロックとを1個のスイッ
チで検出することができるドアロック装置を具体的に提
供するとともに、その場合に、生じることが予想される
検出不良を原因とした不具合を解決することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明では、車体に固定されたスト
ライカと係合可能なラッチがスライドドアの内部に回動
可能に設けられ、前記ラッチの近傍にラッチと係合可能
なポールが係合・係合解除可能な範囲で回動可能に設け
られ、前記ラッチには、前記ストライカと係合可能な係
合溝が形成されているとともに、ラッチのハーフロック
状態で前記ポールを乗り越えてポールと係合する第1係
合突起と、ラッチのフルロック状態で前記ポールを乗り
越えてポールと係合する第2係合突起とが形成され、前
記ハーフロック状態のラッチと係合してフルロック位置
まで回動させる駆動部材が設けられ、前記駆動部材を駆
動させるアクチュエータ、ならびに、このアクチュエー
タの駆動を制御する駆動制御手段が設けられ、前記駆動
部材とアクチュエータのいずれか一方には、ラッチをフ
ルロック位置に移動させるまで駆動部材あるいはアクチ
ュエータが駆動したら、それ以上の駆動を規制するフル
ロックストッパが設けられたドアロック装置において、
前記ハーフロックならびにフルロック状態でラッチの各
係合突起がポールを乗り越える際に生じるポールの回動
であるロック回動を検出するロック回動検出手段が設け
られ、前記駆動制御手段には、前記フルロックストッパ
によりアクチュエータの駆動が規制されたことを検出す
る電気回路により構成されたアクチュエータロック検出
手段が設けられ、前記駆動制御手段は、前記ロック回動
の第1回目の検出でアクチュエータをフルロック方向に
駆動させ、その後、ロック回動の第2回目の検出あるい
はアクチュエータロック検出手段の検出のいずれかが成
されたらアクチュエータを逆方向に駆動させるよう構成
されている手段を採用した。
【0010】また、請求項2記載の発明では、前記駆動
制御手段に、上述のアクチュエータロック検出手段に替
えて、前記ラッチをハーフロック状態からフルロック状
態とするのに必要なアクチュエータの駆動時間よりも長
く設定された所定時間を計測するタイマ回路を設け、前
記駆動制御手段は、前記ロック回動の第1回目の検出で
アクチュエータをフルロック方向に駆動させ、その後、
ロック回動の第2回目の検出あるいはタイマ回路の所定
時間の計測のいずれかが成されたらアクチュエータを逆
方向に駆動させるよう構成した。
【0011】なお、請求項1記載の装置において、前記
駆動部材とアクチュエータのいずれかに、前記駆動部材
がハーフロック状態のラッチを押す前の位置であるニュ
ートラル位置に移動させるまで駆動部材あるいはアクチ
ュエータが逆方向に駆動したら、それ以上の逆方向駆動
を規制するニュートラルストッパを設け、前記駆動制御
手段には、前記フルロックストッパおよびニュートラス
トッパによりアクチュエータの駆動が規制されたことを
検出する電気回路により構成されたアクチュエータロッ
ク検出手段を設け、前記駆動制御手段は、前記ロック回
動の第1回目の検出でアクチュエータをフルロック方向
に駆動させ、その後、ロック回動第2回目の検出あるい
はアクチュエータロック検出手段の検出のいずれかが成
されたらアクチュエータを逆方向に駆動させ、その後、
アクチュエータロック検出手段の検出がなされたらアク
チュエータの逆方向の駆動を停止させるよう構成しても
よい。
【0012】また、請求項2記載の装置において、前記
駆動部材とアクチュエータのいずれかには、前記駆動部
材がハーフロック状態のラッチを押す前の位置であるニ
ュートラル位置に移動させるまで駆動部材あるいはアク
チュエータが逆方向に駆動したら、それ以上の逆方向駆
動を規制するニュートラルストッパを設け、前記駆動制
御手段には、前記ラッチをハーフロック状態からフルロ
ック状態とするのに必要なアクチュエータの駆動時間、
ならびに、駆動部材をラッチがフルロック状態となるま
で押した位置からニュートラル位置まで戻すのに必要な
アクチュエータの駆動時間よりも長く設定された所定時
間を計測するタイマ回路を設け、前記駆動制御手段は、
前記ロック回動の第1回目の検出でアクチュエータをフ
ルロック方向に駆動させ、その後、ロック回動の第2回
目の検出あるいはタイマ回路の所定時間の計測のいずれ
かが成されたらアクチュエータを逆方向に駆動させ、そ
の逆方向駆動の開始後、再び所定の時間の計測が成され
たらアクチュエータの逆方向駆動を停止させるよう構成
してもよい。
【0013】また、請求項1または2記載の装置におい
て、前記駆動部材がニュートラル位置に配置されている
ことを検出するニュートラル検出スイッチを設け、前記
駆動制御手段は、ニュートラル位置が検出されたら前記
アクチュエータの逆方向の駆動を停止させるよう構成し
てもよい。
【0014】
【作用】スライドドアを閉じる時の動作を説明する。ス
ライドドアを閉じる場合、スライドドアをハーフロック
状態となるまでスライドさせる。これにより、ストライ
カがラッチをハーフロック状態となるまで回動させ、ラ
ッチの第1係合突起がポールを乗り越えるのに伴ってポ
ールにロック回動が生じる。この第1回目のロック回動
をロック回動検出手段が検出したら、駆動制御手段は、
アクチュエータを駆動させ、駆動部材がラッチをフルロ
ック位置まで回動させる。したがって、ラッチとストラ
イカはフルロック状態となってロックされる。
【0015】そして、請求項1ならびに2記載の装置で
は、ラッチがフルロック位置まで回動した時に生じるポ
ールの2回目のロック回動を検出したら、駆動制御手段
がアクチュエータを逆方向に駆動させ、駆動部材は、元
の位置の方向に戻ることになる。
【0016】次に、スライドドアを一気に強くスライド
させて、ラッチが瞬時にフルロック状態となってしまっ
た時には、ロック回動検出手段ではロック回動を1回し
か検出しないことがある。この場合、駆動制御手段は、
まず、1回目の検出に対応してアクチュエータを駆動さ
せ、駆動部材はラッチをフルロック状態とすることので
きる位置まで駆動(この場合、既にラッチはフルロック
状態となっているから駆動部材は空走することになる)
した後も駆動を続け、駆動部材あるいはアクチュエータ
がフルロックストッパに駆動を規制されることになる。
【0017】そして、請求項1記載の装置では、このア
クチュエータの駆動が規制されたことがアクチュエータ
ロック検出手段により検出されたら(この検出はアクチ
ュエータの駆動に伴い出力される信号や、アクチュエー
タに供給される電流値の変化などにより検出することが
できる)、アクチュエータを逆方向に駆動させる。ま
た、請求項2記載の装置では、タイマ回路による計測時
間が経過するだけアクチュエータを駆動させたら、アク
チュエータを逆方向に駆動させる。
【0018】上述のアクチュエータの逆方向への駆動
は、請求項3〜5に記載された手段により停止される。
【0019】すなわち、請求項3記載の装置では、アク
チュエータが逆方向の駆動を続けると、駆動部材がニュ
ートラル位置まで戻った時点で、駆動部材あるいはアク
チュエータがニュートラルストッパに駆動を規制され
る。そして、アクチュエータの駆動が規制されたことが
アクチュエータロック検出手段により検出されたら、駆
動制御手段は、アクチュエータの駆動を停止させる。
【0020】また、請求項4記載の装置では、駆動部材
がニュートラル位置まで戻って駆動部材あるいはアクチ
ュエータがニュートラルストッパに駆動を規制されるの
に必要な時間だけアクチュエータが駆動したら、駆動制
御手段がアクチュエータの駆動を停止させる。
【0021】請求項5記載の装置では、駆動部材がニュ
ートラル位置まで戻ったことがニュートラル検出スイッ
チにより検出されたら、駆動制御手段がアクチュエータ
の駆動を停止させる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。まず、第1実施例の構成を説明する。図2は、本
発明第1実施例のドアロック装置を適用したドアを有し
たキャブオーバータイプの自動車を示す側面図であっ
て、前記ドアDは、車体Bの側部にスライド自在に設け
られており、ドアロック装置Rは、このドアDの後端部
と車体Bとの間に設けられている。また、このドアロッ
ク装置Rは、リモコン機構Cを介して、車外・車内のド
アハンドル(車内のドアハンドルは図示省略)Hおよび
ロックノブNに連結されている。なお、リモコン機構C
は、各ドアハンドルHおよびロックノブNの操作をドア
ロック装置Rに伝達もしくは伝達阻止するためのもの
で、例えば、実願昭61−29887号の明細書に示さ
れているような周知の構造であるので説明を省略する。
【0023】前記ドアロック装置Rには、ドアD側の部
材と車体B側の部材とが係合して、ドアDの開操作を規
制する係合機構が設けられている。図3は係合機構を示
す分解斜視図であって、この係合機構は、車体Bに固定
されたストライカ1と、前記ドアDの内部に固定された
ベースプレート2(図4参照)に回動自在に取り付けら
れたラッチ3と、このラッチ3の回動を規制可能なポー
ル4とから構成されている。
【0024】前記ラッチ3には、前記ストライカ1と係
合可能に形成された係合溝3aと、この係合溝3aの開
口端部に形成された第1係合突起3bならびに第2係合
突起3cと、前記係合溝3aが形成されているのとは反
対側に突設された係合レバー3dとが形成されている。
なお、各係合突起3b,3cは、ラッチ3を一方(図5
左方向)に回動させた場合にはポール4と係合すること
なく乗り越え、その逆方向(図5右方向)に回動させた
場合にはポール4と係合する形状に形成されている。
【0025】すなわち、図5(a)(b) (c) (d)
は、ドアDを閉じた時のストライカ1とラッチ3とポー
ル4と後述のオープンレバー5ならびにハーフロックス
イッチ7との関係を示す図であり、(a)はアンロック
状態、(b)はハーフロック状態、 (c) はハーフロッ
クからフルロックへの移行状態、(d)はフルロック状
態を示している。
【0026】(a)のアンロック状態では、ラッチ3が
係合溝3aの開口をストライカ1が進退可能な方向(図
中下方向)に向けており、ドアDを開いた場合に図外の
スプリングの付勢力でこの状態となる。
【0027】次に、この状態からドアDを閉じると、ま
ず、係合溝3aにストライカ1が進入し、このストライ
カ1に押されてラッチ3が反時計回り方向に回動し、
(b)に示すように、第1係合突起3bがポール4を乗
り越えて時計回り方向で係合する。この状態では、第1
係合突起3bとポール4とが係合してラッチ3のロック
解除方向(時計回り)の回動は規制されているが、係合
溝3aの開口がストライカ1が進退する方向(図中左方
向)を向いていて、ロックとして完全ではなくこれをハ
ーフロック状態という。
【0028】この状態から、さらにドアDを閉めると、
ラッチ3が (c) に示すようにストライカ1にさらに押
され (d) に示すように、ラッチ3の第2係合突起3c
がポール4を乗り越えてポール4と時計回り方向で係合
する。この状態では、ラッチ3のロック解除方向の回動
が規制されているとともに、係合溝3aの開口は、スト
ライカ1の進退方向とは略直交する方向を向いており、
係合溝3aとストライカ1との係合が外れることはな
く、これをフルロック状態という。
【0029】なお、図3に示すように、前記ポール4に
は、オープンレバー5が同期回動するように設けられ、
このオープンレバー5には、検出用突起5aが突設され
ている。この検出用突起5aは、ラッチ3がハーフロッ
ク位置ならびにフルロック位置に回動する際に、各係合
突起3b,3cがポール4を乗り越えるのに伴ってポー
ル4に生じる回動であるロック回動に同期してオープン
レバー5が回動した時に、図4に示すようにこのオープ
ンレバー5に近接して配置されたハーフロックスイッチ
7(ロック回動検出手段)を投入する位置関係で設けら
れている。
【0030】また、リリースレバー6は、オープンレバ
ー5と係合され、このリリースレバー6は、前記リモコ
ン機構Cにロッド21で連結されていて、各ドアハンド
ルHを開操作すると、リリースレバー6がオープンレバ
ー5を図3あるいは図4において時計回り方向に回動さ
せ、これによりポール4が同期回動してラッチ3との係
合が外れるようになっている。
【0031】また、ベースプレート2には、前記ラッチ
3の係合レバー3dを押してラッチ3をハーフロック位
置からフルロック位置に向けて回動させる駆動部材とし
てのクローズレバー8が回動可能に設けられている。す
なわち、このクローズレバー8は、略くの字形状に形成
され、中間部が、ベースプレート2に回動自在に支持さ
れ、一端部が、前記係合レバー3dと係合可能に配設さ
れ、他端部が、減速ギヤレバー9の上端にクローズロッ
ド10を介して連結され、また、時計回り方向にスプリ
ング11により回動付勢されている。なお、前記クロー
ズレバー8は、スプリング11の付勢力により時計回り
方向に回り切った位置がニュートラル位置であり、ラッ
チ3をフルロック位置まで回動させた位置がフルストロ
ーク位置である。また、ニュートラル位置では、ラッチ
3の係合レバー3dとは離間している。
【0032】また、前記減速ギヤレバー9は、中間部を
ベースプレート2に回動自在に取り付けられ、下端に
は、ベースプレート2に取り付けられたモータ12から
の駆動力が入力されるギヤ9aが形成されている。ま
た、この減速ギヤレバー9の側部には、減速ギヤレバー
9の図中矢印イ方向の回動をクローズレバー8がフルス
トローク位置(ラッチ3がフルロック状態となる位置)
となったところで回動を規制するフルロックストッパ3
1と、逆に、減速ギヤレバー9の図中矢印イ方向とは逆
方向の回動をクローズレバー8が前記ニュートラル位置
となったところで規制するニュートラルストッパ32と
が設けられている。
【0033】次に、図1によりモータ12の駆動を制御
する駆動制御回路(駆動制御手段)40について説明す
る。
【0034】前記駆動制御回路40には、モータ12の
正転・逆転を切り換える正逆転切換スイッチ41と、こ
の正逆転切換スイッチ41を正転(減速レバー9を矢印
イ方向、すなわち、クローズレバー8をフルストローク
位置方向に回動させる回転)制御方向に切り換える正転
回路42と、前記正逆転切換スイッチ41を逆転制御方
向に切り換える逆転回路43と、モータ12の駆動が規
制されたことをモータ12の駆動に伴って発生されるリ
ップル信号の発生停止、あるいは、負荷の増大による過
電流の発生により検出するモータロック検出回路44と
が設けられている。そして、前記駆動制御回路40に
は、前記ハーフロックスイッチ7が接続されている。な
お、図中50はドアコネクタであって、ドアDと車体B
との間に設けられ、ドアDを閉じた際に接続されて、バ
ッテリEから駆動制御回路40への通電を可能とする。
【0035】次に、図6のフローチャートにより前記駆
動制御回路40の制御流れについて説明する。
【0036】ステップS1では、ハーフロックスイッチ
7の1回目のONが成されたか否かを判定し、YESで
ステップS2に進み、NOでステップS1を繰り返す。
ステップS2では、正転回路42の作動で正逆転切換ス
イッチ41を正転側に切り換え、モータ12を正転させ
る。ステップS3では、ハーフロックスイッチ7の2回
目のONが成されたか否かを判定し、YESでステップ
S4に進み、NOでステップS7に進む。ステップS4
では、逆転回路43の作動で正逆転切換スイッチ41を
逆転側に切り換え、モータ12を逆転させる。ステップ
S5では、モータロック検出回路44においてフルロッ
ク検出(リップル信号の停止あるいは過電流の検出)が
成されたか否かを判定し、YESでステップS6に進
み、NOでステップS5を繰り返す。ステップS6で
は、逆転回路43の作動を切り換えてモータ12の駆動
を停止させる。ステップS7では、モータロック検出回
路44においてフルロック検出(リップル信号の停止あ
るいは過電流の検出)が成されたか否かを判定し、YE
SでステップS4に進み、NOでステップS3に戻る。
【0037】次に、第1実施例のドア閉時の動作につい
て、図7のタイムチャートを参照しつつ説明する。な
お、本実施例装置を適用したオートロックタイプのドア
Dを閉じる際には、人がドアDをスライドさせるのはハ
ーフロック位置までであり、後は、実施例装置Rにより
閉じるようにしており、要するに、人は軽い操作力で済
む範囲だけしかスライドさせないでいいようになってい
る。
【0038】この方法で、ドアDを閉じた時には[図7
の(a)がこの場合のタイムチャートである]、まず、
ドアコネクタ50が接続されて駆動制御回路40に通電
可能な状態となり、かつ、ラッチ3が、図5の(b)に
示すハーフロック状態まで回動し、この時、第1係合突
起3bが乗り越えることでポール4が回動するのに同期
してオープンレバー5によってハーフロックスイッチ7
の1回目の投入が成される(t1)。したがって、フロ
ーチャートのステップS1→S2の流れとなって正転回
路42に出力が生じてモータ12が正転駆動する。な
お、ハーフロックスイッチ7の投入(t1)から正転回
路42に出力が生じるまでの間、500msec以下の起動時
間T1を要する。
【0039】このモータ12の正転駆動により、減速ギ
ヤレバー9が図4の矢印イで示すように反時計回り方向
に回動し、それに伴ってクローズレバー8がスプリング
11の付勢力に抗して矢印ロで示す反時計回り方向に回
動し、これに押されてラッチ3が、矢印ハで示した反時
計回り方向に回動する。
【0040】その後、ラッチ3が図5の (d) に示す位
置まで回動してフルロック状態になると、この時、図5
(c)に示すように一旦OFF状態となっていたハーフ
ロックスイッチ7が、第2係合突起3cが乗り越えこと
によるポール4の回動に同期したオープンレバー5の揺
動で2回目の投入が成される(t2)。したがって、フ
ローチャートのステップS3→S4の流れとなって、正
転回路42の出力が停止されると同時に逆転回路43に
出力が生じ、モータ12の逆転駆動が開始される(t
3)。
【0041】これにより、減速ギヤレバー9とクローズ
レバー8が、それまでとは逆に時計回り方向へ回動し、
クローズレバー8はフルストローク位置からニュートラ
ル位置に戻る。そして、減速ギヤレバー9の回動がニュ
ートラルストッパ32によって規制されるとモータ12
の回転も規制され、その状態が所定のロック検出時間T
L 成されるとそれがモータロック検出回路44で検出さ
れて、逆転回路43の出力が停止されてモータ12の逆
転駆動が停止する(ステップS5→S6)。この状態で
は、ラッチ3は、ポール4に係合されてフルロック状態
に維持され、その後にドアハンドルHを開操作するまで
は、ラッチ3とストライカ1との係合解除が確実に阻止
される。
【0042】次に、ドアDを閉じる際に、上述したオー
トロックタイプのドアDの閉じ方を守らずに、オートロ
ックを有していないドアを閉じる場合のように強い操作
力でドアDをスライドさせた結果、瞬時に、フルロック
状態となった場合の動作を説明する。なお、この場合の
タイムチャートが図7の(b)である。
【0043】このようにラッチ3が瞬時にフルロック状
態となると、ハーフロックスイッチ7の投入が1回成さ
れるとその状態が維持される(ポール4が第1係合突起
3bの乗り越えにより回動した状態から元に戻る前に第
2係合突起3cが乗り越え、この間ハーフロックスイッ
チ7の投入状態が維持される)。
【0044】この場合、モータ12を正転駆動させた
後、図6のフローチャートのステップS3でYESと判
断されることがないから、モータ12が正転駆動を続け
ると、やがて減速ギヤレバー9の反時計方向の回動がフ
ルロックストッパ32によって規制され、モータ12の
回転も規制される(t4)。その状態が前記ロック検出
時間TL 続くとモータロック検出回路44でフルロック
を検出することになり、ステップS3→S7→S4の流
れとなって、正転回路42の出力が停止されると同時に
逆転回路43の出力が開始され、モータ12が逆転駆動
される。なお、以後の作動は上述の場合と同様である。
【0045】以上説明したように、第1実施例では、作
動状態を検出するスイッチがハーフロックスイッチ7の
みで済むため、従来に比べてスイッチの個数を削減で
き、これによって、削減したスイッチ分のコストを低減
できるとともに、削減したスイッチに接続するハーネス
が省略でき、その分もコストを低減できる。
【0046】ちなみに、本第1実施例では、フルロック
スイッチを省略するにあたり、フルロック状態を検出す
るためのモータロック検出回路44を設定しているが、
両者を比較すると、前者の場合には、単体の部品である
スイッチならびにこれに接続するハーネスが必要であっ
て、部品代の分だけどうしても高価となるのに比べ、後
者のように回路で構成する場合、既存の回路に素子やプ
リント配線などを追加するだけで済ませることができ、
部品代を下げることが可能で、通常、前者に比べて1/2
〜1/4 のコストで済ませることが可能である。
【0047】さらに、本第1実施例では、フルロック状
態を検出するためのモータロック検出回路44を利用し
て、クローズレバー8がニュートラル位置に戻ったこと
も検出するようにして、従来必要であった後述するニュ
ートラルスイッチ14も不要としており、この分さらに
コストの低減を図ることができる。
【0048】以下に、他の実施例について説明する。な
お、これらの実施例を説明するにあたり、第1実施例と
同じ構成には同じ符号を付けて説明を省略することに
し、構成・作用とも相違点のみを説明する。
【0049】まず、本発明第2実施例について説明する
と、この第2実施例は、図8に示すように、上述したニ
ュートラルスイッチ14を設けた例である。すなわち、
このニュートラルスイッチ14は、減速ギヤレバー9の
時計回り方向の回動がニュートラルストッパ32により
規制される直前に、減速ギヤレバー9に投入されて開か
れるように配置された常閉のスイッチである。図9は、
この第2実施例の駆動制御回路240を示す回路図で、
前記正逆転切換スイッチ41にニュートラルスイッチ1
4が接続されている。
【0050】図10は、第2実施例装置の制御流れを示
すフローチャートであって、ステップS25では、ニュ
ートラルスイッチ14が投入されたか否かを判定し、Y
ESでステップS6に進み、NOでステップS25を繰
り返す。
【0051】この第2実施例では、フルロックとなるま
でモータ12を正転駆動させた後、クローズレバー8を
ニュートラル位置に戻すべく行うモータ12の逆転駆動
を、減速ギヤレバー9がニュートラルストッパ32によ
り回動規制される直前に停止させるようにしているた
め、スイッチが1個増える分だけコストが増すが、モー
タ12に大きな負荷がかかる機会が少なくなって耐久の
点で好ましい。
【0052】次に、第3実施例について説明する。図1
1の第3実施例の駆動制御回路340の回路図に示すよ
うに、第1実施例のモータロック検出回路44を廃止し
て、タイマ回路46を設けている。なお、このタイマ回
路46は、モータ12がラッチ3をハーフロック状態か
らフルロック状態とするまでに要する駆動時間、ならび
に、クローズレバー8をフルロック位置からニュートラ
ル位置まで戻すのに要する駆動時間よりも長い所定の時
間t0 、例えば、2〜3秒を計測するように設定されて
いる。
【0053】図12は、この第3実施例の制御流れを示
すフローチャートであって、第1実施例との相違点は、
ステップS1に続くステップS32と、ステップS3に
続くステップステップS35ならびにステップS37
と、ステップS34に続くステップS35にある。すな
わち、ステップ32では、モータ12の正転駆動と同時
にタイマ回路46により時間の計測を開始する。一方、
ステップS34でも、モータ12の逆転駆動と同時にタ
イマ回路46の継続を開始させる。
【0054】そして、ステップS35では、タイマ回路
46の計測時間がt0 となったら計測時間をリセットし
てステップS6に進む。また、ステップS37でも、タ
イマ回路46の計測時間がt0 となったら、計測時間を
リセットしてステップS34に進む。
【0055】したがって、タイマ回路46が時間の計測
を行っている間のモータ12の正転駆動でラッチ3はハ
ーフロック状態からフルロック状態へと回動し、また、
同様のモータ12の逆転駆動によりクローズレバー8が
フルロック位置からニュートラル位置へ回動する。
【0056】このように、第3実施例にあっても、従来
のフルロックスイッチならびにニュートラルスイッチが
省略でき、コストダウンを図ることができるという効果
が得られる。
【0057】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、例えば、第3実施例の装置に、ニュートラルス
イッチ14を設定してもよい。この場合、図12のフロ
ーチャートのステップS35では、ニュートラルスイッ
チ14が投入されたか否かを判定する。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のドアロッ
ク装置にあっては、基本的には、ラッチのハーフロック
位置とフルロック位置とを1つ個のロック回動検出手段
により検出するようにしたため、スイッチの個数ならび
にスイッチに接続されるハーネスを削減して、コストを
低減することができるという効果が得られ、しかも、こ
の手段では、スライドドアを素早くフルロック状態とな
るまで閉じた時に2回目のロック回動を検出できないと
いう不具合が生じるおそれがあるが、その場合、アクチ
ュエータロック検出手段の検出あるいは、タイマ回路に
よる時間計測により上記不具合を防止でき、かつ、この
手段であれば、スイッチに比べ低いコストで済ませるこ
とが可能である。
【0059】また、請求項3または4に記載の装置で
は、駆動部材がニュートラル位置に戻ったことを検出す
るニュートラルスイッチを省略することができ、さら
に、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例のドアロック装置の駆動制御
回路を示す回路図である。
【図2】実施例のドアロック装置を適用したドアを有し
たキャブオーバータイプの自動車を示す側面図である。
【図3】実施例のドアロック装置の係合機構を示す分解
斜視図である。
【図4】第1実施例装置の要部を示す斜視図である。
【図5】実施例装置の動作を示す説明図であって、
(a)はアンロック状態、(b)はハーフロック状態、
(c) はハーフロックからフルロックへの移行状態、
(d)はフルロック状態を示している。
【図6】第1実施例装置の駆動制御回路の制御流れを示
すフローチャートである。
【図7】実施例装置の作動を示すタイムチャートであ
る。
【図8】第2実施例装置の要部の構造を示す斜視図であ
る。
【図9】第2実施例装置の駆動制御回路を示す回路図で
ある。
【図10】第2実施例装置の駆動制御回路の制御流れを
示すフローチャートである。
【図11】第3実施例装置の駆動制御回路を示す回路図
である。
【図12】第3実施例装置の駆動制御回路の制御流れを
示すフローチャートである。
【符号の説明】
D ドア 1 ストライカ 3 ラッチ 3a 係合溝 3b 第1係合突起 3c 第2係合突起 4 ポール 8 クローズレバー(駆動部材) 7 ハーフロックスイッチ(ロック回動検出手段) 9 減速ギヤレバー(アクチュエータ) 10 クローズロッド(アクチュエータ) 12 モータ(アクチュエータ) 14 ニュートラルスイッチ 31 フルロックストッパ 32 ニュートラルストッパ 40 駆動制御回路(駆動制御手段) 44 モータロック検出回路(アクチュエータロック検
出手段) 46 タイマ回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に固定されたストライカと係合可能
    なラッチがスライドドアの内部に回動可能に設けられ、 前記ラッチの近傍にラッチと係合可能なポールが係合・
    係合解除可能な範囲で回動可能に設けられ、 前記ラッチには、前記ストライカと係合可能な係合溝が
    形成されているとともに、ラッチのハーフロック状態で
    前記ポールを乗り越えてポールと係合する第1係合突起
    と、ラッチのフルロック状態で前記ポールを乗り越えて
    ポールと係合する第2係合突起とが形成され、 前記ハーフロック状態のラッチと係合してフルロック位
    置まで回動させる駆動部材が設けられ、 前記駆動部材を駆動させるアクチュエータ、ならびに、
    このアクチュエータの駆動を制御する駆動制御手段が設
    けられ、 前記駆動部材とアクチュエータのいずれか一方には、ラ
    ッチをフルロック位置に移動させるまで駆動部材あるい
    はアクチュエータが駆動したら、それ以上の駆動を規制
    するフルロックストッパが設けられたドアロック装置に
    おいて、 前記ハーフロックならびにフルロック状態でラッチの各
    係合突起がポールを乗り越える際に生じるポールの回動
    であるロック回動を検出するロック回動検出手段が設け
    られ、 前記駆動制御手段には、前記フルロックストッパにより
    アクチュエータの駆動が規制されたことを検出する電気
    回路により構成されたアクチュエータロック検出手段が
    設けられ、 前記駆動制御手段は、前記ロック回動の第1回目の検出
    でアクチュエータをフルロック方向に駆動させ、その
    後、ロック回動の第2回目の検出あるいはアクチュエー
    タロック検出手段の検出のいずれかが成されたらアクチ
    ュエータを逆方向に駆動させるよう構成されていること
    を特徴とするドアロック装置。
  2. 【請求項2】 車体に固定されたストライカと係合可能
    なラッチがスライドドアの内部に回動可能に設けられ、 前記ラッチの近傍にラッチと係合可能なポールが係合・
    係合解除可能な範囲で回動可能に設けられ、 前記ラッチには、前記ストライカと係合可能な係合溝が
    形成されているとともに、ラッチのハーフロック状態で
    前記ポールを乗り越えてポールと係合する第1係合突起
    と、ラッチのフルロック状態で前記ポールを乗り越えて
    ポールと係合する第2係合突起とが形成され、 前記ハーフロック状態のラッチと係合してフルロック位
    置まで回動させる駆動部材が設けられ、 前記駆動部材を駆動させるアクチュエータ、ならびに、
    このアクチュエータの駆動を制御する駆動制御手段が設
    けられ、 前記駆動部材とアクチュエータのいずれか一方には、ラ
    ッチをフルロック位置に移動させるまで駆動部材あるい
    はアクチュエータが駆動したら、それ以上の駆動を規制
    するフルロックストッパが設けられたドアロック装置に
    おいて、 前記ラッチの各係合突起がポールを乗り越える際に生じ
    るポールの回動であるロック回動を検出するロック回動
    検出手段が設けられ、 前記駆動制御手段には、前記ラッチをハーフロック状態
    からフルロック状態とするのに必要なアクチュエータの
    駆動時間よりも長く設定された所定時間を計測するタイ
    マ回路が設けられ、 前記駆動制御手段は、前記ロック回動の第1回目の検出
    でアクチュエータをフルロック方向に駆動させ、その
    後、ロック回動の第2回目の検出あるいはタイマ回路の
    所定時間の計測のいずれかが成されたらアクチュエータ
    を逆方向に駆動させるよう構成されていることを特徴と
    するドアロック装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動部材とアクチュエータのいずれ
    かには、前記駆動部材がハーフロック状態のラッチを押
    す前の位置であるニュートラル位置に移動させるまで駆
    動部材あるいはアクチュエータが逆方向に駆動したら、
    それ以上の逆方向駆動を規制するニュートラルストッパ
    が設けられ、 前記駆動制御手段には、前記フルロックストッパおよび
    ニュートラストッパによりアクチュエータの駆動が規制
    されたことを検出する電気回路により構成されたアクチ
    ュエータロック検出手段が設けられ、 前記駆動制御手段は、前記ロック回動の第1回目の検出
    でアクチュエータをフルロック方向に駆動させ、その
    後、ロック回動第2回目の検出あるいはアクチュエータ
    ロック検出手段の検出のいずれかが成されたらアクチュ
    エータを逆方向に駆動させ、その後、アクチュエータロ
    ック検出手段の検出がなされたらアクチュエータの逆方
    向の駆動を停止させるよう構成されていることを特徴と
    する請求項1記載のドアロック装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動部材とアクチュエータのいずれ
    かには、前記駆動部材がハーフロック状態のラッチを押
    す前の位置であるニュートラル位置に移動させるまで駆
    動部材あるいはアクチュエータが逆方向に駆動したら、
    それ以上の逆方向駆動を規制するニュートラルストッパ
    が設けられ、 前記駆動制御手段には、前記ラッチをハーフロック状態
    からフルロック状態とするのに必要なアクチュエータの
    駆動時間、ならびに、駆動部材をラッチがフルロック状
    態となるまで押した位置からニュートラル位置まで戻す
    のに必要なアクチュエータの駆動時間よりも長く設定さ
    れた所定時間を計測するタイマ回路が設けられ、 前記駆動制御手段は、前記ロック回動の第1回目の検出
    でアクチュエータをフルロック方向に駆動させ、その
    後、ロック回動の第2回目の検出あるいはタイマ回路の
    所定時間の計測のいずれかが成されたらアクチュエータ
    を逆方向に駆動させ、その逆方向駆動の開始後、再び所
    定の時間の計測が成されたらアクチュエータの逆方向駆
    動を停止させるよう構成されていることを特徴とする請
    求項2記載のドアロック装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動部材がニュートラル位置に配置
    されていることを検出するニュートラル検出スイッチが
    設けられ、 前記駆動制御手段は、ニュートラル位置が検出されたら
    前記アクチュエータの逆方向の駆動を停止させるよう構
    成されていることを特徴とする請求項1または2に記載
    のドアロック装置。
JP2277694A 1994-02-21 1994-02-21 ドアロック装置 Pending JPH07229342A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102864991A (zh) * 2011-07-04 2013-01-09 铃木株式会社 车辆用锁扣装置
CN103189649A (zh) * 2010-08-09 2013-07-03 博世株式会社 高压泵

Cited By (3)

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CN102864991A (zh) * 2011-07-04 2013-01-09 铃木株式会社 车辆用锁扣装置
CN102864991B (zh) * 2011-07-04 2014-12-24 铃木株式会社 车辆用锁扣装置

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