JPH07228175A - パワーハイト装置 - Google Patents

パワーハイト装置

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JPH07228175A
JPH07228175A JP2109794A JP2109794A JPH07228175A JP H07228175 A JPH07228175 A JP H07228175A JP 2109794 A JP2109794 A JP 2109794A JP 2109794 A JP2109794 A JP 2109794A JP H07228175 A JPH07228175 A JP H07228175A
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JP
Japan
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pipe type
type motor
motor
pipe
seat
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JP2109794A
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JP3410536B2 (ja
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Norimasa Kitou
紀藤昇政
Hiroaki Tomono
伴野博昭
Yoichi Nakajima
中島要一
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Imasen Electric Industrial Co Ltd
Original Assignee
Imasen Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 省スペース化による能率の向上と軽量化とし
たことを目的としたパワーハイト装置。 【構成】 間隔をおいて平行に配装したスライドレール
1,1の前後に軸受部材2,2を設け、この軸受部材
2,2にシートSを搭載する一対のブラケット4,4に
パイプ式モータ3のヨーク自体を軸受けして結合し、し
かも前後のパイプ式モータ3,3間には、ジグザグ状の
クッションスプリング7,7を掛架して設け、またパイ
プ式モータ3の出力は、モータ軸8と同一軸8に設けた
ウォーム8aとウォームホイル9及び歯車列で減速機構
Aを構成し減速倍力してパイプ式モータ3に回転が伝え
られ、またパイプ式モータ3の外周には、前記軸受部材
2,2に対応するリンク15,15を設け、更にこのリ
ンク15,15は軸受部材2,2に連結し、モータの駆
動でパイプ式モータ3の外周に固定した前記リンク1
5,15によってシートSの上下駆動を行う構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用パワーハイト装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術は、モータ、シートの左右を連
結するパイプ及びクッションフレームが別々に構成され
ていた。動作はモータの出力を減速機により減速倍力さ
れ送りねじを駆動し、それにより連結パイプに固着され
たリンクを押し引きしパイプを回転させ、シートを上下
させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記したパワーハイト
装置では、モータ連結パイプ及びクッションフレームが
別々に構成されているため、パワー化に伴って大幅な重
量となると共に、シートクッション下面と車体との間は
限られており、モータ、減速機及び伝達機構等の配置が
非常に複雑となる。そのため各車種に応じた構成が必要
となり機構のユニット化、共用が困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は斯様な実情に鑑
み、この課題に対処するため、ヨークがパイプ状の部材
で構成されたパイプ式モータを採用し、このパイプ式モ
ータのヨークをシートの左右の部材に連結し強度部材と
し、しかもクッションフレーム構成部材とし、更に、前
記モータの出力軸からの出力でシートの上下を駆動を行
わせるようにして省スペース化による能率の向上と軽量
化としたパワーハイト装置を提供するものである。
【0005】
【作用】本発明はシートSを搭載する左右一対のブラケ
ット4,4にパイプ式モータ3のヨーク自体を軸受して
結合し、このパイプ式モータ3の出力は、モータ軸8と
同一軸8に設けたウォーム8aとウォームホイル9及び
ギヤ9a,11,12,13の歯車列を経て減速倍力さ
れ、更にギヤ13と同軸のウォーム13aはパイプ式モ
ータ3の外周に設けたセクターウォームホイル14でパ
イプ式モータ3が回転され、同様にパイプ式モータ3に
固定したリンク15,15を介してブラケット4,4内
でパイプ式モータ3,3に掛架したジグザグ状クッショ
ンスプリング7,7上のシートSを上下に駆動を伝える
ようにする。
【0006】
【実施例】図は本発明に係るパワーハイト装置の一実施
例を示したもので、以下図に基いて説明する。
【0007】1,1は左右に間隔をおいて平行に配装し
たスライドレールで、このスライドレール1,1上の前
後の位置には軸受部材2,2を配して固定してある。
【0008】3はパイプ式モータで、このパイプ式モー
タ3の端部は、左右に配した一対のブラケット4,4の
前後に夫々軸受部5で連結され、しかも、この前後のパ
イプ式モータ3,3間には取付け金具6,6を介して複
数条のジグザグ状クッションスプリング7,7を掛架し
て設けてある。
【0009】前記パイプ式モータ3の出力のモータ軸8
は、このモータ軸8の継手Cを介して同軸にウォーム8
aを設け、このウォーム8aは対向するウォームホイル
9に噛合せ、更にウォームホイル9の同軸のギヤ9a及
び10,11,12,13からなる歯車列で減速機構A
を構成し減速倍力して回転が伝えられ、次にギヤ13と
同軸にウォーム13aを設け、このウォーム13aはパ
イプ式モータ3の外周に固定したセクターウォームホイ
ル14に回転が伝えるようにしてある。更にパイプ式モ
ータ3の外周には前記軸受部材2,2に対応するように
配して固定したリンク15,15を設け、このリンク1
5,15の先端は、前記軸受部材2,2と軸を介して結
合させ、モータの駆動でパイプ式モータ3の外周に固定
したリンク15,15によってブラケット4上のシート
Sの上下駆動を行う機構としてある。
【0010】次に図6はパイプ式モータに用いる他の減
速機構の実施例で、この減速機構Aははすば歯車を用い
て構成を簡素化にすると共に噛合がなめらかに円滑な伝
導を得るようにしたもので、モータ軸8にはすば歯車2
0を設け、このはすば歯車20には角度をもたせた軸2
1に設けたはすば歯車22を噛合せ、更に、軸21の他
端には同じようにはすば歯車23を取付けてある。更
に、はすば歯車23は水平方向にして角度をもたせて配
したはすば歯車24の他端に設けたはすば歯車25を噛
合せてある。前記はすば歯車24はパイプ式モータ3の
外周に取付けたセクタ歯車26に噛合せて回転をパイプ
式モータ3のヨークに伝えるようにしている。
【0011】
【発明の効果】本発明は上述のようにパイプ式モータを
採用し、そのパイプ式モータのヨーク自体をシートを支
持する左右ブラケットを結合する強度部材及び動力伝達
機構及びシート機能を兼備させてあるから部品数が減少
でき、軽量化及び機構のユニット化が可能となり更にシ
ートの組付けが大幅に向上する等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパワーハイト装置に一実施例を示
した側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】ブラケットとパイプ式モータ及びジグザグ状ク
ッションスプリングを組付けた斜視図である。
【図4】パイプ式モータをブラケットに結合した減速機
構の側面図である。
【図5】図4のX−X線の横断面図である。
【図6】減速機構の他の実施例の正面図である。
【符号の説明】
1 スライドレール 2 軸受部材 3 ヨークがパイプ状部材で構成されたパ
イプ式モータ 4 ブラケット 5 軸受部 6 取付け金具 7 ジグザグ状クッションスプリング 8 モータ軸 8a,13a ウォーム 9,14 ウォームホイル 9a ギヤ 10 ギヤ 11 ギヤ 12 ギヤ 13 ギヤ 15 リンク 20 はすば歯車 21 軸 22 はすば歯車 23 はすば歯車 24 はすば歯車 25 はすば歯車 26 セクタ歯車 A 減速機構 C 継手 S シート
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】次に図6はパイプ式モータに用いる他の減
速機構の実施例で、この減速機構Aははすば歯車を用い
て構成を簡素化にすると共に噛合がなめらかに円滑な伝
導を得るようにしたもので、モータ軸8にウォーム20
を設け、このウォーム20には角度をもたせた軸21に
設けたはすば歯車22を噛合せ、更に、軸21の他端に
は同じようにウォーム23を取付けてある。更に、ウォ
ーム23は水平方向にして角度をもたせて配したウォー
ム24の他端に設けたはすば歯車25を噛合せてある。
前記ウォーム24はパイプ式モータ3の外周に取付けた
セクタ歯車26に噛合せて回転をパイプ式モータ3のヨ
ークに伝えるようにしている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 スライドレール 2 軸受部材 3 ヨークがパイプ状部材で構成されたパ
イプ式モータ 4 ブラケット 5 軸受部 6 取付け金具 7 ジグザグ状クッションスプリング 8 モータ軸 8a,13a ウォーム 9,14 ウォームホイル 9a ギヤ 10 ギヤ 11 ギヤ 12 ギヤ 13 ギヤ 15 リンク 20 ウォーム 21 軸 22 はすば歯車 23 ウォーム 24 ウォーム 25 はすば歯車 26 セクタ歯車 A 減速機構 C 継手 S シート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヨークがパイプ状部材で構成されたパイ
    プ式モータを用いたパワーハイト装置において、前記パ
    イプ式モータのモータの出力軸からの出力を減速機によ
    り減速倍力し、その動力をパイプ式モータのパイプ状部
    材に伝え、パイプ式モータ自身を回転させ、そのパイ状
    部材に固着したリンクによりシートの上下に駆動させる
    ことを特徴としたパワーハイト装置。
  2. 【請求項2】 ヨークがパイプ状部材で構成されたパイ
    プ式モータを用いたパワーハイト装置において、前記パ
    イプ式モータは、クッションフレーム側に構成し、その
    パイプ式モータのパイプ状部材をクッションフレームの
    構成部材として使用することを特徴としたパワーハイト
    装置。
  3. 【請求項3】 パイプ式モータは、クッションフレーム
    の左右の部材を連結する強度部材として使用することを
    特徴とした特許請求の範囲請求項2記載のパワーハイト
    装置。
  4. 【請求項4】 パイプ式モータは、クッションフレーム
    のジグザグスプリングの取付用基材として使用すること
    を特徴とした特許請求の範囲請求項2記載のパワーハイ
    ト装置。
  5. 【請求項5】 パイプ式モータは、クッションフレーム
    の表皮及びクッション材の取付用基材として使用するこ
    とを特徴とした特許請求の範囲請求項2記載のパワーハ
    イト装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002159365A (ja) * 2000-11-28 2002-06-04 T S Tec Kk 車両用シート
JP2011230669A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Honda Motor Co Ltd 車両用シート構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002159365A (ja) * 2000-11-28 2002-06-04 T S Tec Kk 車両用シート
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