JPH07227697A - 溶接治具 - Google Patents

溶接治具

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Publication number
JPH07227697A
JPH07227697A JP2398094A JP2398094A JPH07227697A JP H07227697 A JPH07227697 A JP H07227697A JP 2398094 A JP2398094 A JP 2398094A JP 2398094 A JP2398094 A JP 2398094A JP H07227697 A JPH07227697 A JP H07227697A
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JP
Japan
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axis moving
base
moving part
axis
attached
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Pending
Application number
JP2398094A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Iwata
竜一 岩田
Katsumi Sato
克己 佐藤
Yutaka Okuda
豊 奥田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07227697A publication Critical patent/JPH07227697A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】溶接治具において、ベース1上に取り付けられ
たサーボモータ5によりボールねじ6を介してX軸移動
部2が移動する。またX軸移動部上にも同様にサーボモ
ータ7とボールねじ8が取り付けられておりY軸移動部
3が移動する。また、それぞれの移動部上には位置決め
具としてのピン9と固定具としてのクランプ10が備え
られている。 【効果】ベース1上の任意の点に部材を固定することが
可能となり、段取換えが、容易に且つ短時間で行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は溶接治具に関する。
【0002】
【従来の技術】溶接を行う複数の部材を固定する治具と
しては、特開昭59−212193号のように、あらかじめ取り
付けられた位置決め具に部材を押しあて、固定するもの
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、寸法
の異なる製品を製造する場合、位置決め具の取付け位置
を換える必要があり段取換えについての考慮されていな
かった。
【0004】本発明の目的は、寸法の異なる製品を製造
する場合の段取換えを、容易に且つ短時間に行う手段を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、位置決
め具と固定具をベース上の任意の点に案内できる手段を
設けたことにある。
【0006】
【作用】本発明は、位置決め具と固定具をベース上の任
意の点に案内できる手段を設けているため、寸法の異な
る製品を製造する場合の段取換えを、容易に且つ短時間
に行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図3を用
いて説明する。
【0008】全体の構成を図1に示す。ベース1上には
左右一対のX軸移動部2aがあり、その内側にもう一対
別のX軸移動部2bがある、これらはそれぞれベース上
に取り付けられたサーボモータ5a,5bによりボール
ねじ6a,6bを介してそれぞれ駆動されX軸方向に移
動する。外側のX軸移動部2aの中央部には固定された
位置決めピン9と固定具としてのマグネット4が取り付
けられている。X軸移動部2a両側には一対のY軸移動
部3aがあり、X軸移動部2a上に取り付けられた二つ
のサーボモータ7aによりボールねじ8aを介してそれ
ぞれ駆動されY軸方向に移動する。内側のX軸移動部2
bにもY軸移動部3bがあり同様にサーボモータ7bに
よりボールねじ8bを介して駆動され、Y軸方向に移動
する。
【0009】Y軸移動部3a,3bには、図3に示すよ
うに、部材を位置決めするためのピン9と位置決めされ
た部材をY軸移動部3に固定するためのクランプ10が
備えられている。なおX軸移動部2a,2bには、ほこ
りを防ぐためにカバー11がつけられている。
【0010】図4に本溶接装置を利用した溶接装置の斜
視図を示す、溶接治具上方には溶接用ロボット14があ
り、それらは制御盤12とそれに接続されたパソコン1
3により制御される。
【0011】本実施例の動作は、制御盤12に接続され
たパソコン13にあらかじめ製品のデータを入力してお
く。各移動部は初めベース1上の最も外側に位置する。
パソコンを操作しデータを呼び出すと、制御盤からの指
令により各サーボモータ5a,5b,7a,7bが回転
し、それぞれの移動部2a,2b,3a,3bが設定の
位置に移動し停止する。
【0012】次に図5(a)に示す部材を以下のように
セットする。まず、図6のように部材15aをマグネッ
ト4に押しあて固定する。次に部材15bを部材15a
の内側に挿入しピン9に押しあて、クランプ10を閉じ
て固定する。以下、部材15cから15eまで同様に固定
する。なお、部材15fは内側のX軸移動部2b上のY
軸移動部3bに取り付けられる。全ての部材を取り付け
た状態を図7に示す。全ての部材の取り付け終了後、制
御盤の信号を受けた溶接ロボット14により自動溶接が
行われる。
【0013】以上の動作により図5(b)に示す製品が
製造される。
【0014】本実施例によると、ベース1上の全ての位
置に部材を固定できるため、装置可動範囲に収まる全て
の製品を製造するにあたり、容易に且つ短時間で段取換
えを行うことができる。また、本装置は溶接ロボット1
4と連動しており部材の固定後、自動溶接を行うことが
できる。
【0015】なお移動手段として、シリンダを用いる方
法、移動部そのものが車輪などによって自走する方法も
考えられる。また、Y軸移動部に上下方向への移動手段
を設けることにより三次元の位置決めも可能となる。
【0016】
【発明の効果】本発明により、寸法の異なる製品を製造
する場合の段取換えを、容易に且つ短時間に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置概略を示す斜視図。
【図2】移動部の駆動機構を示す平面図。
【図3】移動部詳細を示す斜視図。
【図4】周辺装置を示す斜視図。
【図5】製品の斜視図。
【図6】本発明の一実施例の平面図。
【図7】本発明の第二実施例の平面図。
【図8】本発明の第三実施例の平面図。
【符号の説明】 1…ベース、2…X軸移動部、3…Y軸移動部、5…X
軸移動用サーボモータ、6…X軸移動用ボールねじ、7
…Y軸移動用サーボモータ、8…Y軸移動用ボールね
じ、9…ピン、10…クランプ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースと、前記ベース上に配置された位置
    決め具と,前記ベース上に部材を固定する固定具と、そ
    れらの制御装置からなる溶接治具において、前記位置決
    め具と前記固定具を前記ベース上の任意の場所に案内す
    る手段を持つことを特徴とする溶接治具。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記案内手段が前記ベ
    ース上に直交して配置される溶接治具。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記案内手段に、駆動
    装置を持ち、制御装置にあらかじめ登録されたデータに
    より自動的に案内することのできる溶接治具。
JP2398094A 1994-02-22 1994-02-22 溶接治具 Pending JPH07227697A (ja)

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JP2398094A JPH07227697A (ja) 1994-02-22 1994-02-22 溶接治具

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100941719B1 (ko) * 2008-03-04 2010-02-12 기아자동차주식회사 파레트 위치결정장치
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KR101648977B1 (ko) * 2015-04-20 2016-08-19 주식회사 골드밴 특장차 적재함의 플로어 프레임 조립용 지그 장치
CN106112343A (zh) * 2016-07-22 2016-11-16 芜湖鼎瀚再制造技术有限公司 一种喷涂车间用通风口盖的栏杆焊接工作台
CN106271324A (zh) * 2016-09-20 2017-01-04 陕西理工学院 一种焊接支架

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