JPH07227419A - 殺菌装置及び殺菌袋 - Google Patents

殺菌装置及び殺菌袋

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JPH07227419A
JPH07227419A JP6020580A JP2058094A JPH07227419A JP H07227419 A JPH07227419 A JP H07227419A JP 6020580 A JP6020580 A JP 6020580A JP 2058094 A JP2058094 A JP 2058094A JP H07227419 A JPH07227419 A JP H07227419A
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JP
Japan
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bag
ozone
intake
sterilized
bag body
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Application number
JP6020580A
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English (en)
Inventor
Okitada Hara
興忠 原
Katsuharu Yamamoto
克治 山本
Yukihiro Kamase
幸広 釜瀬
Hisafumi Sato
尚史 佐藤
Tamaki Hosokawa
環 細川
Ryoji Takahashi
亮二 高橋
Koji Asakura
紘治 朝倉
Tetsuo Sato
哲夫 佐藤
Iwao Masuyama
巖 増山
Toshiyuki Shimoyama
利行 下山
Norizo Miyawaki
憲蔵 宮脇
Shuichi Kawate
修一 川手
Hitoshi Ejima
均 江島
Masahiro Kikuchi
正浩 菊池
Yasuo Nakamura
八寿雄 中村
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IHI Corp
IHI Shibaura Machinery Corp
Original Assignee
IHI Corp
IHI Shibaura Machinery Corp
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Publication date
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マットレス等の被殺菌対象物の内部まで短時
間に殺菌できる殺菌装置及び殺菌袋を提供すること。 【構成】 袋体30内に収容したマットレス29や畳等
の被殺菌対象物をオゾンにより殺菌するための殺菌装置
1において、ケーシング2内にオゾン発生装置3と真空
ポンプ5とを設け、そのケーシング2に、オゾン発生装
置3にケーシング2外の空気を供給する空気取入口6を
形成すると共に真空ポンプ5の排気口7を形成し、真空
ポンプ5の吸気側の流路23にオゾンキラー4を接続
し、他方ケーシング2に、袋体30と配管31,32を
介して接続される接続口8,9を形成し、オゾン発生装
置3のオゾン放出側の流路17と真空ポンプ5の吸気側
の流路21とを切替手段18,22を介して接続口8,
9に接続したことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、殺菌装置に関し、特に
袋体内に収容されたマットレスや畳等の被殺菌対象物を
オゾンにより殺菌するための殺菌装置及び殺菌袋に関す
る。
【0002】
【従来の技術】病院や診療所等で使用されるマットレス
は、ホルマリン燻蒸や天日干し等により殺菌が行われて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ホルマ
リン燻蒸の場合は燻蒸処理に一昼夜程度かかり、処理後
もマットレスに強い臭気が残留するため、燻蒸処理後さ
らに一昼夜程度風通しのよいところに放置しなければ使
用することができない。また天日干しの場合はマットレ
スの表面付近はともかくその内部まで殺菌することは困
難である。
【0004】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、マットレス等の被殺菌対象物の内部まで短時間に殺
菌できる殺菌装置及び殺菌袋を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、袋体内に収容したマットレスや畳等の被殺
菌対象物をオゾンにより殺菌するための殺菌装置におい
て、ケーシング内にオゾン発生装置と真空ポンプとを設
け、そのケーシングに、オゾン発生装置にケーシング外
の空気を供給する空気取入口を形成すると共に真空ポン
プの排気口を形成し、真空ポンプの吸気側の流路にオゾ
ンキラーを接続し、他方ケーシングに、上記袋体と配管
を介して接続される接続口を形成し、オゾン発生装置の
オゾン放出側の流路と真空ポンプの吸気側の流路とを切
替手段を介して接続口に接続したものである。
【0006】本発明の殺菌装置は、真空ポンプの吸気側
の流路に、圧力検出手段が接続されていてもよい。
【0007】本発明の殺菌装置は、真空ポンプには、吸
気側から排気側を介して袋体内の空気を排気口に排気す
る排気流路と、その吸気側と排気側の流路を反転して排
気口から外気を吸引して吸気側及び接続口を介して袋体
内に空気を送る吸気流路からなる反転手段が接続され、
その吸気流路に加熱装置が接続されて袋体内に熱風を吹
き込むようにしてもよい。
【0008】本発明の殺菌装置は、空気取入口及び上記
空気排気口にそれぞれ除菌フィルタを設けてもよい。
【0009】本発明の殺菌袋は、マットレスや畳等の被
殺菌対象物を収容してその被殺菌対象物をオゾンにより
殺菌するための殺菌袋において、袋体を略長方形状に形
成し、その表面に被殺菌対象物を出し入れする開口部を
形成するための切り欠きを形成し、この切り欠きに気密
封止するためのファスナーを設け、袋体に吸排気用管を
接続したものである。
【0010】本発明の殺菌袋は、吸排気用管が、複数の
穴が形成されたオゾン放出管と、複数の穴が形成された
排気管とが対向して袋体内に設けられて構成してもよ
い。
【0011】本発明の殺菌袋は、吸排気用管が、袋体内
に設けたオゾン放出管及び排気管からなり、両管が、被
殺菌対象物を両面から挟むと共に魚の骨状あるいはギザ
ギザ状に折り曲げて形成してもよい。
【0012】本発明の袋体は、二重に形成され、オゾン
放出管が、外袋と内袋との間に開口するように設けら
れ、内袋に排気管が接続され、外袋と内袋との間にスペ
ーサが設けられると共に内袋に複数の穴が設けられても
よい。
【0013】
【作用】上記構成によれば、殺菌装置は、ケーシング内
にオゾン発生装置、真空ポンプ及びオゾンキラーが設け
られているので、この殺菌装置をマットレスや畳等の被
殺菌対象が使用されている所まで容易に移動させること
ができる。殺菌装置及び殺菌袋を被殺菌対象が使用され
ている所まで移動させた後、被殺菌対象物を殺菌袋の袋
体内に収容し、その殺菌袋の配管を殺菌装置の接続口に
接続することにより、短時間で殺菌の準備が完了する。
切替手段で真空ポンプの吸気側の流路と接続口とを接続
し、真空ポンプを作動させると袋体内の空気が接続口、
オゾンキラー及び排気口を介してケーシングの外に排気
される。袋体内の空気が排気されたら真空ポンプを停止
し、切替手段でオゾン発生装置の放出側の流路と接続口
とを接続し、オゾン発生装置を作動させると、ケーシン
グ外の空気が空気取入口を介してオゾン発生装置内に吸
入され、オゾン化され、このオゾンが接続口を介して袋
体内に注入される。袋体内に注入されたオゾンは気体の
ため、被殺菌対象物に短時間で浸透するので、確実に殺
菌される。殺菌処理が終了するとオゾン発生装置の作動
が停止され、再び切替手段で真空ポンプの吸気側の流路
と接続口とを接続し、真空ポンプを作動させると袋体内
のオゾンがオゾンキラーで酸素に分解されて排気口を介
してケーシングの外に排気される。袋体内のオゾンが分
解排気されると、殺菌処理が完了する。尚、接続口が複
数の場合に切替手段でオゾン発生装置のオゾン放出側の
流路と真空ポンプの吸気側の流路とを独立して接続口に
接続した場合には袋体の中を排気すると同時にオゾンを
注入することができる。
【0014】圧力検出手段が真空ポンプの吸気側の流路
に接続されている場合には、圧力を検知することによ
り、袋体に穴が開いているか否かがわかり、袋体に穴が
開いている場合には真空ポンプ及びオゾン発生装置の作
動を停止させることができる。
【0015】反転手段及び加熱装置が殺菌装置に設けら
れている場合には、袋体内に熱風を吹き込むことによ
り、被殺菌対象物に付着したダニ等の害虫を退治すると
共に除湿することができる。
【0016】空気取入口及び空気排気口にそれぞれ除菌
フィルタを設けた場合には、被殺菌対象物内の細菌がケ
ーシングの外に排気されるのを防止することができると
共に、ケーシングの外の細菌が被殺菌対象物に付着する
のを防止することができる。
【0017】略長方形状の袋体の一側端縁部を斜めに形
成した殺菌袋の斜辺部にファスナーが設けられている場
合及び略長方形状の袋体の表面にファスナーが形成され
ている場合には、ファスナーを開けることにより、開口
部が被殺菌対象物の幅より広くなるので、収納及び取出
しが容易になり作業性が向上する。
【0018】吸排気用管が、複数の穴が形成されたオゾ
ン放出管と、複数の穴が形成された排気管とが対向して
袋体内に設けられている場合には、被殺菌対象物の中の
排気が効率的に行えると共に、オゾンが被殺菌対象物に
効率的に注入される。
【0019】吸排気用管が、袋体内に設けたオゾン放出
管及び排気管からなり、両管が、被殺菌対象物を両面か
ら挟むと共に魚の骨状あるいはギザギザ状に折り曲げて
形成される場合には、短時間で効率的に内袋内を排気で
き、オゾンが被殺菌対象物に均一に吹き付けられる。
【0020】袋体が、二重に形成され、オゾン放出管
が、外袋と内袋との間に開口するように設けられ、内袋
に排気管が接続され、外袋と内袋との間にスペーサが設
けられると共に内袋に複数の穴が設けられている場合に
は、短時間で効率的に内袋内を排気でき、被殺菌対象物
に均一にオゾンが吹き付けられる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
【0022】図1は本発明の殺菌装置及び殺菌袋の一実
施例を示す図である。図1(a)は殺菌装置の概念図を
示し、図1(b)はその殺菌装置に用いられる殺菌袋の
概念図を示す。
【0023】図1(a)において、殺菌装置1のケーシ
ング2内にはオゾン発生装置3、オゾンキラー4及び真
空ポンプ5が設けられており、ケーシング2には空気取
入口6、排気口7及び接続口8,9が形成されている。
【0024】空気取入口6にはケーシング2外から殺菌
装置1内に細菌が侵入するのを防止するための除菌フィ
ルタ10が設けられている。空気取入口6は、ケーシン
グ2外の空気を吸入して圧縮するためのコンプレッサ1
1の吸気側に流路12を介して接続されている。コンプ
レッサ11の排気側はオゾナイザ14の吸気側に流路1
5を介して接続されており、流路15の途中には圧縮空
気内の水分を除去するためのドライヤ16が設けられて
いる。ドライヤ16には例えばシリカゲル等の吸着剤が
用いられる。オゾナイザ14は、圧縮空気を電離してオ
ゾンを発生するものであり、そのオゾン放出口は接続口
8に流路17を介して接続されている。コンプレッサ1
1とオゾナイザ14とでオゾン発生装置3が構成されて
いる。流路17の途中には電磁バルブ18が設けられて
おり、オゾナイザ14の近傍にはオゾナイザ14を冷却
するための冷却ファン19が設けられている。接続口8
は流路20を介して接続口9に接続されている。
【0025】接続口9は殺菌装置1の外部に後述する殺
菌袋からのオゾンが殺菌装置1の外に放出されるのを防
止するためオゾンを酸素に分解するオゾンキラー4に流
路21を介して接続されている。流路21の途中には電
磁バルブ22が設けられている。オゾンキラー4は吸気
側流路23を介して真空ポンプ5の吸入側に接続されて
いる。流路23の途中には吸気側流路23内の圧力を検
出して真空ポンプ5やオゾン発生装置3の作動を制御す
るための圧力スイッチ24が設けられている。真空ポン
プ5の排気側は排気側流路25を介して排気口7に接続
されている。排気口7には殺菌装置1の外部に殺菌袋か
ら細菌が放出されるのを防止するための除菌フィルタ2
6が設けられている。
【0026】さらにケーシング2内にはマイクロコンピ
ュータ及びROM(読み出し専用メモリ)からなる制御
装置27が設けられている。ROMには殺菌装置1がオ
ゾン殺菌処理やオゾン分解処理を行うためのプログラム
が格納されており、ケーシング2に設けられた図示しな
いスタートボタンが押されると、そのプログラム及び圧
力スイッチ24からの信号に基づいて真空ポンプ5、オ
ゾン発生装置3、電磁バルブ18,22の開閉及び冷却
ファン19の動作の制御を行うようになっている。
【0027】他方、図1(b)において、28は殺菌対
象物としてのマットレス(或いは畳)29を収容してそ
のマットレス29をオゾンにより殺菌するための殺菌袋
である。殺菌袋28には、塩化ビニル等オゾンに強い材
質で十分な可撓性と物理強度を有する袋体30が用いら
れる。袋体30にはマットレス29を出し入れするため
の図にはないファスナーと、袋体30に連通した配管3
1と配管32とが袋体内に延長され、かつ対向してマッ
トレス29を挟むように設けられている。配管31,3
2の延長部である31a,32aには複数の穴33,3
4が形成されている。殺菌袋28の配管31,32は殺
菌装置1の接続口8,9に着脱自在に接続されるように
なっており、例えば接続口8に配管31を接続し、接続
口9に配管32を接続し、切替手段としての電磁バルブ
18,22を操作すると、配管31,32で袋体30の
中を排気したり、袋体30内にオゾンを注入したりする
ことができるようになっている。すなわち配管31,3
2で排気するときは配管31,32は排気管となり、配
管31,32でオゾン注入するときは配管31,32は
オゾン放出管となる。
【0028】次に実施例の作用を述べる。
【0029】ケーシング2内にオゾン発生装置3、真空
ポンプ5及びオゾンキラー4が設けられているので、こ
の殺菌装置1及び殺菌袋28をマットレス29が使用さ
れる所、例えば病室のベッドのそばまで容易に移動させ
ることができる。殺菌装置1及び殺菌袋28をベッドの
そばまで移動させた後、ベッドのマットレスを殺菌袋2
8の袋体30内に収容し、殺菌袋28の配管31,32
を殺菌装置1の接続口8,9にそれぞれ接続することに
より、短時間でオゾン殺菌の準備が完了する。
【0030】操作者が殺菌装置1のスタートボタンを押
すと、制御装置27からの指令により電磁バルブ18が
閉じると共に電磁バルブ22が開き、真空ポンプ5が作
動する。袋体30の中の空気は配管32、接続口9、電
磁バルブ22、オゾンキラー4及び排気口7の除菌フィ
ルタ26を介して殺菌装置1の外に排気される。制御装
置27は、袋体30の排気中、吸気側流路23を介して
袋体30内の圧力を検出しており、一定時間が経過して
も圧力が低下しない場合には、袋体30が破けて袋体3
0の外から空気が流入したものとして真空ポンプ5の作
動を停止すると共に図示しない警告ランプやアラーム等
を作動させるようになっている。
【0031】袋体30の中の空気が排気され、圧力スイ
ッチ24で検出される値が所定の値になると、制御装置
27は電磁バルブ22を閉めると共に真空ポンプ5を停
止し、電磁バルブ18を開け、オゾン発生装置3及び冷
却ファン19を作動する。オゾン発生装置3からのオゾ
ンが流路17,20、接続口8及び配管31,32を介
して袋体30の中に注入される。一定時間が経過して袋
体30がオゾンで充満すると、制御装置27は、オゾン
発生装置3及び冷却ファン19を停止し電磁バルブ18
を閉じる。袋体30内に注入されたオゾンは気体のた
め、マットレス29はその内部に深くオゾンが浸透して
確実に殺菌される。殺菌に必要な時間が経過すると殺菌
処理が終了し、制御装置27はオゾン分解処理を開始す
る。
【0032】制御装置27は、電磁バルブ22を開ける
と共に真空ポンプ5を作動させるので、袋体30の中の
オゾンは配管31,32、接続口8,9及び流路20,
21を介してオゾンキラー4に入って酸素に分解され排
気口7の除菌フィルタ26を介して殺菌装置1の外に排
気される。袋体30の中のオゾンが排気され、圧力スイ
ッチ24で検知された値が所定の値になると、制御装置
27は真空ポンプ5を停止してオゾン分解処理が終了す
る。
【0033】オゾン分解処理が終了すると、使用者は殺
菌袋28のファスナーを開けて内部から殺菌済みのマッ
トレス29を取り出すことができる。
【0034】図2は本発明の殺菌装置の他の実施例の概
念図である。尚、図1に示した実施例と同様な部材には
共通の符号を示した。
【0035】図1に示した実施例との相違点は、殺菌装
置から殺菌袋へ熱風を吹き込むようにした点である。マ
ットレスはオゾンにより殺菌消毒を行うことができる
が、ダニ等の害虫を退治したり、除湿することはできな
い。本実施例は熱風によりダニを退治すると共に除湿す
るものである。
【0036】同図に示すように真空ポンプ5には、吸気
側から排気側を介して袋体30内の空気を排気口7に排
気する排気流路としての吸気側流路23及び排気側流路
25と、その吸気側と排気側の流路23,25を反転し
て排気口7から外気を吸引して吸気側及び接続口8,9
を介して袋体30内に空気を送る吸気流路40,41か
らなる反転手段が接続されている。吸気側流路23の途
中には三方弁42が設けられ、排気側流路25の途中に
は三方弁43が設けられている。吸気流路40は一端が
排気側流路25に接続され、他端が三方弁43に接続さ
れている。吸気流路41は一端が吸気側流路23に接続
され、他端が三方弁43に接続されている。また吸気流
路41には加熱装置としてのヒータ44が接続されてい
る。三方弁42は通常(空気排気時あるいはオゾン分解
処理時)はポート42a、ポート42b間が連通し、切
替信号を受けるとポート42b、ポート42c間が連通
するようになっている。三方弁43は通常はポート43
a、ポート43b間が連通し、切替信号を受けるとポー
ト43b、ポート43c間が連通するようになってい
る。
【0037】従って通常時は、実線矢印のように袋体3
0、配管31,32、流路20,21、オゾンキラー
4、三方弁42、吸気側流路23、真空ポンプ5、三方
弁43、排気側流路25及び排気口7の順に排気され
る。
【0038】これに対して切替時は、使用者が、殺菌装
置2の図示しないダニ退治スイッチを押すと、制御装置
27は電磁バルブ18を閉じ、電磁バルブ22を開け、
三方弁42,43を切替えてヒータ44を通電加熱させ
る。このため、破線矢印のように排気口7、排気側流路
25、吸気流路40、三方弁42、吸気側流路23、真
空ポンプ5、三方弁43、吸気流路41、オゾンキラー
4、流路21,20及び配管31,32の順に袋体30
に熱風が吹き込まれ、マットレスに潜伏したダニ等が退
治され、かつ、除湿される。尚、殺菌装置2には使用者
が移動させるためケーシング2の下部にキャスター45
を設けてもよい。
【0039】図3は本発明の殺菌袋の他の実施例の概念
図である。
【0040】同図において、50は殺菌袋であり、その
袋体51は略長方形状の袋体の一側端縁部を斜めに形成
すると共にその斜辺部51aに、マットレスを出し入れ
する開口部51bを形成し、この開口部に気密封止する
ためのファスナーを設けたものである。袋体51には殺
菌装置の接続口(図1)に接続される配管31,32が
設けられている。
【0041】このような構成にすることにより、ファス
ナーを開けるとマットレス29の幅より広い開口部が得
られるので、マットレス29の出し入れが容易になる。
【0042】図4は本発明の殺菌袋の他の実施例の概念
図である。
【0043】図3に示した実施例との相違点は、袋体5
2を略長方形状に形成し、その表面にマットレス29を
出し入れする開口部を形成するための略L字形状の切り
欠き53を形成し、この切り欠き53に気密封止するた
めのファスナーを設け、袋体52に吸排気用の配管3
1,32を接続した点である。
【0044】このような構成にすることにより、ファス
ナーを開けるとマットレス29の大きさより広い開口部
が得られるので、マットレス29の出し入れが容易にな
る。
【0045】図5は本発明の殺菌袋の他の実施例の概念
図である。
【0046】図4に示した実施例との相違点は略コの字
形状の切り欠き54が形成され、この切り欠き54にフ
ァスナーが設けられている点である。
【0047】このような構成にすることにより、ファス
ナーを開けるとマットレス29の大きさより広い開口部
が得られるので、マットレス29の出し入れが容易にな
る。
【0048】図6は本発明の殺菌袋の他の実施例の概念
図である。図6(a)は平面透視図であり、図6(b)
はその断面図である。
【0049】図1(b)に示した実施例との相違点は、
配管31,32の延長部31b,32bがマットレス2
9を両面から挟むと共に魚の骨状に形成されている点で
ある。
【0050】このように構成することにより、オゾンが
均一かつ迅速にマットレス29に吹き付けることがで
き、効率的に袋体30の中を排気することができる。
【0051】図7は図6に示した実施例の変形例であ
る。図7(a)は平面透視図であり、図7(b)はその
断面図である。
【0052】図6に示した実施例との相違点は、配管3
1,32の延長部31c,32cがマットレス29を両
面から挟むと共にがギザギザ状に折り曲げて形成されて
いる点である。
【0053】このように構成することにより、オゾンが
均一かつ迅速にマットレス29に吹き付けることがで
き、効率的に袋体30の中を排気することができる。
【0054】図8は本発明の殺菌袋の他の実施例の概念
図である。図8(a)は透視斜視図であり、図8(b)
はそのA−A線断面図である。
【0055】図8(a),(b)において、殺菌袋60
は、袋体が、二重に形成され、オゾンを放出する配管3
1が、外袋61と内袋62との間に開口するように設け
られ、内袋に配管32が接続され、外袋61と内袋62
との間に両袋61,62同士が密着するのを防止するス
ペーサ63が設けられると共に内袋62に複数の穴64
が設けられている。スペーサ63は例えばスポンジ等か
らなる外袋61と内袋62とはその一側面65で接続さ
れ、この接続部でマットレスを出し入れするための開口
部を形成するようになっている。この接続部には気密封
止するためのマジックファスナーが設けられている。
【0056】配管32で排気する際は内袋62の中の空
気は穴64を介して短時間で排気され、配管31でオゾ
ンを注入する際は外袋61と内袋62との間の空間、穴
64を介して両面からオゾンが内袋内に短時間で注入さ
れる。
【0057】このような構成にすることにより短時間で
効率的に内袋内を排気でき、オゾンが被殺菌対象物に均
一に吹き付けられる。
【0058】図9(a)〜図9(f)は図1に示した実
施例の変形例を示す図である。
【0059】図9(a)は袋体の排気とオゾン注入を同
時に行う場合を示している。この場合は図1に示した殺
菌装置1の流路20の途中にバルブを設けると共にこの
バルブを閉じ、電磁バルブ18,22を開け、オゾン発
生装置3と真空ポンプ5とを同時に作動させることによ
り、配管31でオゾンを注入すると同時に配管32で排
気することができる。このとき配管31はオゾン放出管
となり、配管32は排気管となる。
【0060】図9(b)は袋体の排気を一方の配管で行
い、オゾン注入を他方の配管で別々に行う場合を示して
いる。この場合は図1に示した殺菌装置1の流路20の
途中にバルブを設けると共にこのバルブを閉じ、真空ポ
ンプ5で袋体30の中を配管32を介して排気した後、
オゾン発生装置3のオゾンを配管31を介して注入する
ことにより実現できる。配管31はオゾン放出管とな
り、配管32は排気管となる。このとき配管31,32
はそれぞれ周期的かつ交互にオゾン放出管となり、排気
管となる。
【0061】図9(c)は袋体の排気とオゾン注入とを
交互に行う場合を示している。この場合は図1に示した
殺菌装置1のオゾン発生装置3と真空ポンプ5とを一定
の周期で交互に作動させると共に電磁バルブ18,22
の開閉をオゾン発生装置3と真空ポンプ5の作動にそれ
ぞれ同期させる必要がある。すなわち、オゾン発生装置
3が作動するときは真空ポンプ5が停止すると共に電磁
バルブ18が開き、電磁バルブ22が閉じ、オゾン発生
装置3が停止するときは真空ポンプ5が作動すると共に
電磁バルブ18が閉じ、電磁バルブ22が開くようにす
る必要がある。このとき配管31,32はそれぞれ周期
的かつ同時にオゾン放出管となり、排気管となる。
【0062】図9(d)は配管31,32の延長部31
d,32dが、袋体30内でマットレス29の一方の面
上で対向するように設けた場合を示している。図では両
延長部31d,32dからオゾンが放出されているが、
これに限定されるものではなく、いずれか一方から放出
してもよい。
【0063】図9(e)は配管31,32の延長部31
d,32dが、袋体30内で両端(短辺側)にマットレ
ス29を挟むように対向して設けた場合を示している。
図では延長部31eからオゾンが放出され、延長部32
eで排気しているが、これに限定されるものではない。
【0064】図9(f)は配管31,32の延長部31
f,32fが、袋体30内で両端(長辺側)にマットレ
ス29を挟むように対向して設けた場合を示している。
【0065】図9(a)〜図9(f)のいずれの場合に
おいても短時間で効率的に内袋内を排気でき、オゾンを
マットレスに均一に吹き付けることができる。
【0066】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0067】(1) ケーシング内にオゾン発生装置、オゾ
ンキラー及び真空ポンプ等が設けられているので、被殺
菌対象物まで移動するのが容易である。
【0068】(2) 殺菌袋の袋体の中が殺菌装置で真空排
気され、オゾンが注入されるので、被殺菌対象物の内部
まで短時間で殺菌することができる。
【0069】(3) 袋体の中に熱風を吹き込む場合には、
殺菌、ダニ退治及び除湿を行うことができる。
【0070】(4) 空気取入口及び排気口に除菌フィルタ
が設けられているので、マットレスに付着した菌が殺菌
装置外部へ流出したり、被殺菌対象物に装置外部から菌
が付着するのが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の殺菌装置及び殺菌袋の一実施例を示す
図である。
【図2】本発明の殺菌装置の他の実施例の概念図であ
る。
【図3】本発明の殺菌袋の他の実施例の概念図である。
【図4】本発明の殺菌袋の他の実施例の概念図である。
【図5】本発明の殺菌袋の他の実施例の概念図である。
【図6】本発明の殺菌袋の他の実施例の概念図である。
【図7】図6に示した実施例の変形例である。
【図8】本発明の殺菌袋の他の実施例の概念図である
【図9】図1に示した実施例の変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 殺菌装置 2 ケーシング 3 オゾン発生装置 4 オゾンキラー 5 真空ポンプ 6 空気取入口 8,9 接続口 17 流路 18,22 切替手段(電磁バルブ) 23 流路(吸気側流路) 30 袋体 31,32 配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 克治 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 釜瀬 幸広 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 佐藤 尚史 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 細川 環 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 高橋 亮二 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 朝倉 紘治 東京都千代田区大手町二丁目2番1号 石 川島播磨重工業株式会社本社内 (72)発明者 佐藤 哲夫 東京都千代田区大手町二丁目2番1号 石 川島播磨重工業株式会社本社内 (72)発明者 増山 巖 東京都千代田区大手町二丁目2番1号 石 川島播磨重工業株式会社本社内 (72)発明者 下山 利行 東京都千代田区大手町二丁目2番1号 石 川島播磨重工業株式会社本社内 (72)発明者 宮脇 憲蔵 長野県松本市石芝1丁目1番1号 石川島 芝浦機械株式会社松本工場内 (72)発明者 川手 修一 長野県松本市石芝1丁目1番1号 石川島 芝浦機械株式会社松本工場内 (72)発明者 江島 均 長野県松本市石芝1丁目1番1号 石川島 芝浦機械株式会社松本工場内 (72)発明者 菊池 正浩 長野県松本市石芝1丁目1番1号 石川島 芝浦機械株式会社松本工場内 (72)発明者 中村 八寿雄 長野県松本市石芝1丁目1番1号 石川島 芝浦機械株式会社松本工場内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋体内に収容したマットレスや畳等の被
    殺菌対象物をオゾンにより殺菌するための殺菌装置にお
    いて、ケーシング内にオゾン発生装置と真空ポンプとを
    設け、そのケーシングに、オゾン発生装置にケーシング
    外の空気を供給する空気取入口を形成すると共に真空ポ
    ンプの排気口を形成し、該真空ポンプの吸気側の流路に
    オゾンキラーを接続し、他方上記ケーシングに、上記袋
    体と配管を介して接続される接続口を形成し、上記オゾ
    ン発生装置のオゾン放出側の流路と真空ポンプの吸気側
    の流路とを切替手段を介して上記接続口に接続したこと
    を特徴とする殺菌装置。
  2. 【請求項2】 上記真空ポンプの吸気側の流路に、圧力
    検出手段が接続された請求項1記載の殺菌装置。
  3. 【請求項3】 上記真空ポンプには、吸気側から排気側
    を介して袋体内の空気を上記排気口に排気する排気流路
    と、その吸気側と排気側の流路を反転して排気口から外
    気を吸引して吸気側及び接続口を介して袋体内に空気を
    送る吸気流路からなる反転手段が接続され、その吸気流
    路に加熱装置が接続されて上記袋体内に熱風を吹き込む
    ようにした請求項1または請求項2記載の殺菌装置。
  4. 【請求項4】 上記空気取入口及び上記空気排気口にそ
    れぞれ除菌フィルタを設けた請求項1から請求項3のい
    ずれか一項記載の殺菌装置。
  5. 【請求項5】 マットレスや畳等の被殺菌対象物を収容
    してその被殺菌対象物をオゾンにより殺菌するための殺
    菌袋において、略長方形状の袋体の一側端縁部を斜めに
    形成すると共にその斜辺部に、被殺菌対象物を出し入れ
    する開口部を形成し、この開口部に気密封止するための
    ファスナーを設け、上記袋体に吸排気用管を接続したこ
    とを特徴とする殺菌袋。
  6. 【請求項6】 マットレスや畳等の被殺菌対象物を収容
    してその被殺菌対象物をオゾンにより殺菌するための殺
    菌袋において、袋体を略長方形状に形成し、その表面に
    上記被殺菌対象物を出し入れする開口部を形成するため
    の切り欠きを形成し、この切り欠きに気密封止するため
    のファスナーを設け、上記袋体に吸排気用管を接続した
    ことを特徴とする殺菌袋。
  7. 【請求項7】 上記吸排気用管が、複数の穴が形成され
    たオゾン放出管と、複数の穴が形成された排気管とが対
    向して上記袋体内に設けられて構成される請求項5又は
    請求項6記載の殺菌袋。
  8. 【請求項8】 上記吸排気用管が、上記袋体内に設けた
    オゾン放出管及び排気管からなり、両管が、上記被殺菌
    対象物を両面から挟むと共に魚の骨状あるいはギザギザ
    状に折り曲げて形成される請求項7記載の殺菌袋。
  9. 【請求項9】 上記袋体は、二重に形成され、オゾン放
    出管が、外袋と内袋との間に開口するように設けられ、
    内袋に排気管が接続され、上記外袋と上記内袋との間に
    スペーサが設けられると共に上記内袋に複数の穴が設け
    られた請求項7記載の殺菌袋。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008119142A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Ihi Shibaura Machinery Corp 殺菌ガス浸透装置
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CN111110891A (zh) * 2019-12-31 2020-05-08 湖南明康中锦医疗科技发展有限公司 呼吸支持设备消毒系统

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WO2009046562A3 (de) * 2007-10-10 2009-07-16 Hanspeter Steffen Desinfektion von matratzen und gewürzen mit ozon und oxidativen radikalen mittels vakuum- und druckimprägnierung
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