JPH07227064A - モ−ルドモ−タ - Google Patents
モ−ルドモ−タInfo
- Publication number
- JPH07227064A JPH07227064A JP6036587A JP3658794A JPH07227064A JP H07227064 A JPH07227064 A JP H07227064A JP 6036587 A JP6036587 A JP 6036587A JP 3658794 A JP3658794 A JP 3658794A JP H07227064 A JPH07227064 A JP H07227064A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- motor
- hall element
- rotational speed
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Brushless Motors (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転数検知装置付のモ−ルドモ−タを提供す
る。 【構成】 回転数検知用のホ−ル素子10を配線用プリ
ント基板9に装着し、ホ−ル素子部分を固定子7の内径
より内側に露出させる。 【効果】 モ−ルド成形時の熱に依り、ホ−ル素子の信
頼性を損うことなく、マグネット8も極力小さくでき
る。
る。 【構成】 回転数検知用のホ−ル素子10を配線用プリ
ント基板9に装着し、ホ−ル素子部分を固定子7の内径
より内側に露出させる。 【効果】 モ−ルド成形時の熱に依り、ホ−ル素子の信
頼性を損うことなく、マグネット8も極力小さくでき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エアコン等に用いら
れる回転数検知装置付のモ−ルドモ−タに関する。
れる回転数検知装置付のモ−ルドモ−タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エアコン等に用いられる回転数検
知装置付のモ−ルドモ−タは、回転数検知用のホ−ル素
子を配線用プリント基板に装置し、モ−ルド成形用ポリ
エステル樹脂内部に埋め込む方法が一般的に行われてい
る。しかし、この方法に依ると、成形時のポリエステル
樹脂の温度に依り、ホ−ル素子の信頼性が低下する他、
磁束を発生させるマグネットの外径寸法を固定子内径寸
法近く大きくすることが必要で、コストアップの要因と
なっていた。
知装置付のモ−ルドモ−タは、回転数検知用のホ−ル素
子を配線用プリント基板に装置し、モ−ルド成形用ポリ
エステル樹脂内部に埋め込む方法が一般的に行われてい
る。しかし、この方法に依ると、成形時のポリエステル
樹脂の温度に依り、ホ−ル素子の信頼性が低下する他、
磁束を発生させるマグネットの外径寸法を固定子内径寸
法近く大きくすることが必要で、コストアップの要因と
なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、成形時のポリエステル樹脂の温度に依るホ−ル素子
の信頼性が低下したり、マグネットの外径寸法を固定子
内径寸法近く大きくすることもなく、精度の良い回転数
検出を可能とするモ−タを提供することにある。また、
ホ−ル素子が固定子巻線より離れた位置にある為、固定
子巻線から発生する磁束によりホ−ル素子の出力波形が
乱れることもない。
な事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、成形時のポリエステル樹脂の温度に依るホ−ル素子
の信頼性が低下したり、マグネットの外径寸法を固定子
内径寸法近く大きくすることもなく、精度の良い回転数
検出を可能とするモ−タを提供することにある。また、
ホ−ル素子が固定子巻線より離れた位置にある為、固定
子巻線から発生する磁束によりホ−ル素子の出力波形が
乱れることもない。
【0004】
【課題を解決するための手段】これ等の点を解決する手
段として、配線用プリント基板のホ−ル素子装着部分の
みをパタ−ンを含めて、固定子の内径より内側に露出さ
せてポリエステル樹脂等でモ−ルド成形することに依
り、モ−ルド成形時の熱に依り、ホ−ル素子の信頼性を
損うことなく、マグネットも極力小さくできるため安価
なモ−タが提供できる。
段として、配線用プリント基板のホ−ル素子装着部分の
みをパタ−ンを含めて、固定子の内径より内側に露出さ
せてポリエステル樹脂等でモ−ルド成形することに依
り、モ−ルド成形時の熱に依り、ホ−ル素子の信頼性を
損うことなく、マグネットも極力小さくできるため安価
なモ−タが提供できる。
【0005】
【作業】マグネットおよびホ−ル素子がモ−タ本体内に
一体的に収まるので、スペ−ス的な問題を生じることが
なく、しかもマグネットとホ−ル素子との間は良好な寸
法精度を確保することができ、回転数検出精度の向上が
図れる。
一体的に収まるので、スペ−ス的な問題を生じることが
なく、しかもマグネットとホ−ル素子との間は良好な寸
法精度を確保することができ、回転数検出精度の向上が
図れる。
【0006】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1において、1はモ−タで、樹脂製
のフレ−ム2に鉄製のブラケット3及び軸受け4を介し
て軸5を保持している。そして、フレ−ム2内におい
て、軸5に回転子6が装着され、その回転子6の周囲に
固定子7が設けられる。さらに、フレ−ム2内におい
て、軸5に筒状のマグネット8が設けられ、そのマグネ
ット8の周囲に配線用プリント基板9が設けられる。こ
のプリント基板9には、上記マグネット8と対向する位
置に磁気センサであるところのホ−ル素子10が設けら
れている。また、プリント基板9の外周には端子11を
有するハウジング12が取付けられ、しかる後ポリエス
テル樹脂等の熱硬化樹脂でモ−ルドしてフレ−ム2を形
成している。さらにブラケット3をフレ−ム2に圧入す
ることにより、マグネット8の位置決め及び固定がなさ
れる。したがって、モ−タ1の動作時、軸5の回転に伴
ってマグネット8が回転する。マグネット8が回転する
と、その近傍のホ−ル素子10に信号出力が生じ、この
ホ−ル素子10からの回転数信号に応じたモ−タ1の回
転数を検出する。このように、回転数検出用のマグネッ
ト8、プリント基板9、及びホ−ル素子10をモ−タ1
の内部に収納することにより、フレ−ム2内での一体構
成であるため、ブラケット3とプリント基板9との係合
による位置決め機構を有するので、マグネット8とホ−
ル素子10との間の良好な寸法精度を確保することがで
き、検出精度の向上が図れる。
照して説明する。図1において、1はモ−タで、樹脂製
のフレ−ム2に鉄製のブラケット3及び軸受け4を介し
て軸5を保持している。そして、フレ−ム2内におい
て、軸5に回転子6が装着され、その回転子6の周囲に
固定子7が設けられる。さらに、フレ−ム2内におい
て、軸5に筒状のマグネット8が設けられ、そのマグネ
ット8の周囲に配線用プリント基板9が設けられる。こ
のプリント基板9には、上記マグネット8と対向する位
置に磁気センサであるところのホ−ル素子10が設けら
れている。また、プリント基板9の外周には端子11を
有するハウジング12が取付けられ、しかる後ポリエス
テル樹脂等の熱硬化樹脂でモ−ルドしてフレ−ム2を形
成している。さらにブラケット3をフレ−ム2に圧入す
ることにより、マグネット8の位置決め及び固定がなさ
れる。したがって、モ−タ1の動作時、軸5の回転に伴
ってマグネット8が回転する。マグネット8が回転する
と、その近傍のホ−ル素子10に信号出力が生じ、この
ホ−ル素子10からの回転数信号に応じたモ−タ1の回
転数を検出する。このように、回転数検出用のマグネッ
ト8、プリント基板9、及びホ−ル素子10をモ−タ1
の内部に収納することにより、フレ−ム2内での一体構
成であるため、ブラケット3とプリント基板9との係合
による位置決め機構を有するので、マグネット8とホ−
ル素子10との間の良好な寸法精度を確保することがで
き、検出精度の向上が図れる。
【0007】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、モ
−タ内の軸部分にマグネットを設けるとともに、プリン
ト基板上にホ−ル素子を設け、モ−タ内において前記ホ
−ル素子が前記マグネットの近傍に位置するようになっ
ているため、ホ−ル素子の高温による信頼性の低下もな
く、マグネットの外径寸法も小さくできるため、コスト
面の問題を生じることもなく、精度の良い回転数検出を
可能とするモ−ルドモ−タを提供できる。
−タ内の軸部分にマグネットを設けるとともに、プリン
ト基板上にホ−ル素子を設け、モ−タ内において前記ホ
−ル素子が前記マグネットの近傍に位置するようになっ
ているため、ホ−ル素子の高温による信頼性の低下もな
く、マグネットの外径寸法も小さくできるため、コスト
面の問題を生じることもなく、精度の良い回転数検出を
可能とするモ−ルドモ−タを提供できる。
【図1】本発明の一実施例におけるモ−ルドモ−タの側
面図である。
面図である。
1 モ−タ 2 フレ−ム 3 ブラケット 4 軸受け 5 軸 6 回転子 7 固定子 8 マグネット 9 プリント基板 10 ホ−ル素子 11 端子 12 ハウジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02K 29/08
Claims (1)
- 【請求項1】 回転数検知回路内蔵のモ−ルドモ−タに
於て、回転数検知用のホ−ル素子等の磁気センサを配線
用プリント基板に装着し、この磁気センサ部分を固定子
の内径より内側に露出させたモ−ルドモ−タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6036587A JPH07227064A (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | モ−ルドモ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6036587A JPH07227064A (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | モ−ルドモ−タ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07227064A true JPH07227064A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=12473915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6036587A Pending JPH07227064A (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | モ−ルドモ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07227064A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07336923A (ja) * | 1994-06-06 | 1995-12-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電動機の固定子 |
JP2005278233A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Yaskawa Electric Corp | 電気配線用結線基板 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63283446A (ja) * | 1987-05-11 | 1988-11-21 | Fuji Electric Co Ltd | 直流モ−タ |
JPH02246750A (ja) * | 1989-03-17 | 1990-10-02 | Shibaura Eng Works Co Ltd | モールドモータ |
JPH02262864A (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-25 | Shibaura Eng Works Co Ltd | ホール素子を備えたモータの製造方法 |
-
1994
- 1994-02-08 JP JP6036587A patent/JPH07227064A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63283446A (ja) * | 1987-05-11 | 1988-11-21 | Fuji Electric Co Ltd | 直流モ−タ |
JPH02246750A (ja) * | 1989-03-17 | 1990-10-02 | Shibaura Eng Works Co Ltd | モールドモータ |
JPH02262864A (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-25 | Shibaura Eng Works Co Ltd | ホール素子を備えたモータの製造方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07336923A (ja) * | 1994-06-06 | 1995-12-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電動機の固定子 |
JP2005278233A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Yaskawa Electric Corp | 電気配線用結線基板 |
JP4572550B2 (ja) * | 2004-03-23 | 2010-11-04 | 株式会社安川電機 | モータ用検出器およびモータ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |