JPH07226983A - 音声・ビデオ再生装置 - Google Patents

音声・ビデオ再生装置

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JPH07226983A
JPH07226983A JP5082694A JP5082694A JPH07226983A JP H07226983 A JPH07226983 A JP H07226983A JP 5082694 A JP5082694 A JP 5082694A JP 5082694 A JP5082694 A JP 5082694A JP H07226983 A JPH07226983 A JP H07226983A
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JP5082694A
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English (en)
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Peter Buchner
ブーフナー ペーター
Gerd Spalink
シュパーリンク ゲルト
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Sony Deutschland GmbH
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Sony Europe GmbH
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/47End-user applications
    • H04N21/485End-user interface for client configuration
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
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    • HELECTRICITY
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    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
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  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な操作により高速で制御が行える音声及
び(又は)ビデオ再生装置を得る。 【構成】 リモコンとしてポインティング手段3,3′
を設け、表示手段2に表示され制御域CAを含む制御画
像CP内にポインタPを表示する。ポインティング手段
によりポインタを制御画像内で動かし、制御域の1つを
選択すると、これにより制御画像、制御域又は処理回路
が制御されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン信号受信
機(以下「TV受信機」という。)やラジオ信号受信機
(以下「ラジオ受信機」という。)のような放送信号受
信機に関し、特にユーザが受信機を操作し易いユーザイ
ンタフェースを具える放送信号受信機(音声・ビデオ再
生装置)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の放送信号受信機、特にTV受信機
は、多くの特色及び各種の機能をもっている。TV受信
機にもっと多くの特色や機能をもたせるには、番組を選
択したり、画質や音質を制御又は調整したりするため
の、もっと多くのノブ(つまみ)やダイヤルが必要にな
る。最近のTV受信機の殆どは、かかる選択、制御又は
調整を容易にする遠隔制御器(リモートコントロール)
を具えている。
【0003】従来のリモートコントロールは、例えば1
0(テン)キー、アップ・ダウンキー、トグルキーなど
を有する。これらの制御キーを個々の機能の専用として
配置するには十分なスペースがないので、各キーを複数
の機能に対して交互に使用するため、その機能を使用条
件に応じて手動又は自動的に変えている。例えば、10
キーを番組のプリセットや選択及びテレテキストのペー
ジの選択に利用している。しかし、同一地域で受信され
る放送局が多いので、ユーザが放送局と番組の番号との
対応関係を記憶するのは難しく、10キーで所望の番組
を選択するのは面倒である。同様に、10キーでテレテ
キストのページを選択するのも容易でない。
【0004】したがって、アップ・ダウンキーを、番組
やテレテキストのページを順次選択するのに使用するこ
とがある。アップ・ダウンキーはまた、画質や音質の各
パラメータ値を順次調整したり、アルファベットその他
の文字又はシンボルのデータを入れて番組の名前を加え
るか又は変更したりするのに使用されている。トグルキ
ーも、複数の機能及びパラメータから動作させようとす
るものを選ぶのに使用されている。
【0005】かようなアップ・ダウンキーやトグルキー
を使い易くするために、画面表示制御器(オンスクリー
ン・ディスプレーコントロール)が導入された。例え
ば、番組選択の場合、受信可能な全放送局の番組表をT
V受信機の画面に示しながら、アップ・ダウンキーを順
次操作して、例えば点滅、高輝度又は異色表示により順
次各番組を他と弁別し、所望の番組が弁別されると、確
認キーを押して所望の番組を選択する。パラメータ調整
の場合、各々がパラメータ値を表す複数のバーを画面に
示す。調整しようとするパラメータをトグルキーにより
順次選択する際、番組選択と同様に選択したパラメータ
のバーを他のバーと弁別し、該バーの長さを、アップ・
ダウンキーを操作してパラメータの値又はレベルに対応
して変えるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、アップ・ダウ
ンキーとトグルキー及び限られた数のキーによるこのよ
うな選択、調整又は制御は、ユーザを混乱させ不便であ
る。例えは、ユーザがアップ・ダウンキー又はトグルキ
ーを押して所望の番組、パラメータ又はもっと一般的な
所望の機能を選択しようとするとき、ユーザは、所望の
機能を得るまでアップ・ダウンキー又はトグルキーを何
度も何度も押し続けなければならないことが多く、かな
り時間がかかる。また、各パラメータのアナログ値がア
ップ・ダウンキーを押す時間、即ちアップ・ダウンキー
を押し続ける時間の長さに応じて変化する場合、パラメ
ータの値を変化させる幅が大きいとき、各パラメータを
調整するのに長く時間がかかる欠点がある。更に、機能
によってはその制御に無効なキーが存在することがあ
り、かかる無効なキーは機能の操作を妨げることにな
る。
【0007】また、従来のリモートコントロール(以下
「リモコン」と略す。)では殆どすべての操作をキーの
押下によって行うので、操作が画面に2次元動作をする
表示を伴う場合、例えば、いわゆる主画像にいわゆる副
画像(サブピクチャ)を挿入し、両画像を同時に表示
し、副画像を主画像内で位置を変える画中画(ピクチャ
インピクチャ、以下「PIP」という。)モードでは、
ユーザにとって、キーの操作が画面における表示の動き
と必ずしも正確に一致しない点が不便である。しかも、
該表示の動きうる位置又は方向がキー操作に従って限定
されるので、該表示が画面の任意の場所に位置するよう
に設計することは、実際上不可能である。
【0008】1989年8月Funkschau 18
/25「多くのキーに代わる運動」、日本公開特許公報
第1−236896号(1989年9月21日)、米国
特許第5,045,843号、欧州特許公報第0462
428−A号(日本公開特許公報第4−35365号と
対応)、日本公開特許公報第4−48895号(199
2年2月18日)、日本公開特許公報第4−72996
号(1992年3月6日)に開示されているようなユー
ザに親しみを与えるTV受信機では、進歩したリモコン
にもはや操作すべきアップ・ダウンキーはない。リモコ
ンを動かすか又は回転させると、リモコン内又はTV受
信機側に設けられたセンサがリモコンの位置、動き又は
角度を検出し、これに従って画面に表示されたカーソル
が上下左右に動く。カーソルが画面上の所望の番組又は
機能の表示の上に来たとき、リモコンに配された確認キ
ー又は制御部材を押下すると、所望の番組又は機能の選
択が完了する。しかし、画面の制御用メニューの表示形
態が限られていて、上述の従来の制御システムはユーザ
を満足させていない。したがって、本発明の課題は、こ
れらの欠点を除去することである。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明において
は、音声及び(又は)ビデオ再生装置にリモコンとして
ポインティング装置(デバイス)を設け、その表示装置
に表示され制御域を含む制御画像にポインタを表示す
る。ポインティング装置の動作により、ポインタは制御
画像内を自由に動き、ポインティング装置の動作によっ
て制御域の1つを選択することにより、制御画像、制御
域又は処理回路が制御される。本発明は、制御を簡単な
操作により高速で行える音声及び(又は)ビデオ再生装
置を提供するものである。本発明はまた、ユーザがリモ
コン自体でなく制御画像の表示に集中できるために、暗
い室内でもユーザがリモコンを使い易いリモコン装置を
も提供している。
【0010】
【実施例】以下、図面を用いて本発明を具体的に説明す
る。図1は、本発明の実施例としてのTV受信機1を示
す略図である。同図において、TV受信機1は、従来の
TV受信機と同様、入力ビデオ信号を再生する表示装置
2、少なくとも1つの無線又は有線のリモコン3又は
3′、該リモコン3又は3′から送信されるリモコン信
号RS又はRS′を受信する受信部4を具える。
【0011】表示装置2は、一般に入力ビデオ信号によ
るビデオ画像を表示し、TV受信機1で選択され制御さ
れるべき機能を示す制御画像CP、選択された機能に関
して選択又は調整されるべき項目又はパラメータ、及び
該項目又はパラメータの状態又は値を付加的に表示す
る。本発明の具体構成では、制御画像CPは、TV受信
機1の機能に関しこれを表すワード又はアイコンと一緒
にキーやその他のシンボルの映像をも含むように作る。
制御画像CPは、制御域CA又は表示域DAを定める。
制御画像CPは、微細な表示ができるように、ピクセル
志向グラフ法(pixel oriented gra
phics)によって発生する。一例をあげると、制御
画像は、TV受信機1の画面の所要解像度及び縦横比に
従って、640×512のピクセルを有するように発生
する。色彩豊かな制御画像CPを表示できるように、各
ピクセルに透明を含む16色を使用する。
【0012】他方、本発明の具体構成では、リモコン3
又は3′を操作部材3a又は3a′をもつポインティン
グ装置として作る。例えば、通常のコンピュータ端末に
用いるようなマウス、タッチパネル、トラックボール、
ジョイスティック、ライトペン及び上述した従来のリモ
コン等を、かかるポインティング装置3又は3′として
使用できる。リモコン3又は3′は、限定するわけでは
ないが、赤外線又は超音波を用いる無線方式を取るのが
よい。リモコン信号RS又はRS′は、リモコン3又は
3′内にその操作に対応して発生されるが、無線方式の
場合は変調されて受信部4に送信される。受信部4は、
リモコン信号RS又はRS′を受信して復調し、TV受
信機1内の制御信号処理回路(後述)においてこれを処
理する。
【0013】リモコン3の場合、それ自体の位置又は動
きは、リモコン3からのリモコン信号RSの送信方向と
受信部4の位置との関係から受信部4にて検出され、こ
れより位置情報又は動き情報が得られる。リモコン3′
の場合、その操作部材3a′により直接リモコン3′に
与えられる位置情報又は動き情報が、リモコン信号R
S′により受信部4に送信される。
【0014】両方の場合に受信部4に得られる位置情報
又は動き情報に従い、制御画像CP内にポインタPが表
示され、該ポインタPの位置は、制御画像CP内に位置
情報及び動き情報を表示するために、リモコン3又は
3′の操作に従って制御される。ポインタPもピクセル
志向グラフ法によって発生されるので、該ポインタは、
従来方式のように1段ずつでなく、1ピクセルずつ任意
に動くことができる。制御域CAに表示される機能、項
目又はパラメータの1つを、リモコン3又は3′の操作
部材3a又は3a′の操作によって選択することがで
き、制御画像CP自体もポインタPと制御域CAとの間
の位置関係に従って制御でき、TV受信機1の機能及び
パラメータの選択した1つを、制御画像CPを変えるこ
とにより実際に制御できるであろう。
【0015】上述の制御を達成するためのリモコン3又
は3′の操作方法は、リモコン3又は3′の構造によっ
て異なるが、リモコン3又は3′は、ポインティング機
能やクリック機能の如き基本制御機能を具える必要があ
る。ポインティング機能により、ポインタPは、図1の
実線斜め矢印で示す如きポインタPが例えば矢印A1で
示すように破線矢印P′で示す位置に動いて制御域CA
をポイントする(指し示す)ように、制御画像CP内を
移動する。クリック機能により、ポインタPが位置する
制御域CAが選択され、制御域CAに関する制御画像C
Pが制御されたり、或いはTV受信機1の制御域CAに
関する機能が制御画像CPの変化で実行されたりする。
これらの機能の外に、ムーブ(動き)機能が必要かも知
れない。この機能により、ポインタPが位置する制御域
CAの位置、形状又はサイズが目に見えるポインタPの
動きで動いたり、変わったりする。例えば、ポインタ
P′が位置する(指す)制御域CAを矢印A2で示すよ
うに、ポインタP″が位置するCA′の位置に移すこと
により、TV受信機1の制御域CAに関する機能が制御
画像CPの変化で同時に実行される。ムーブ機能の特殊
な場合であるドラグ機能により、ポインタP又は制御域
CAが直線状に動く。
【0016】ポインタPの外観を変えて、制御域CP内
のポインタPの位置に対応する使用可能の機能を示すの
がよい。もっと具体的にいえば、従来のTV受信機に慣
れているユーザにとって、ポインタP及び制御域CAの
表示が従来のTV受信機の動作に関して行われる操作を
シミュレート(模倣)するのが分かり易くて便利であ
る。例えば、ポインタPが、クリック機能又はムーブ機
能が無効などこかの領域に在る場合、ポインタPを斜め
矢印P0のように表示する。ポインタPが、指でキーを
押すのと同様にしてクリック機能を行える制御域CA内
に在る場合、ポインタPを指P1のように表示する。ポ
インタPが、可変抵抗器又は減衰器を調整するのと同様
にしてドラグ機能を行える制御域CA内に在る場合、ポ
インタPは、そのスライダの可動方向を示す。例えば、
ポインタPを、その方向が左右に限られる場合は横方向
の2重矢印P2のように、また、その方向が上下に限ら
れる場合は垂直方向の2重矢印P3のように表示する。
ポインタPが、ムーブ機能を行える制御域CA内に在る
場合、ポインタPを十字矢印P4のように表示して、可
動方向が限られていないことを示す。
【0017】図1に示すリモコン3の上側に操作部材3
aを設け、TV受信機1に図示しない位置検出回路を設
けてもよい。ユーザが、制御画像CPが表示される前に
最初に操作部材3aを押すと、リモコン3は、リモコン
信号RSを送信し制御画像CPを表示するために、電源
オフ又は電源節約モードから動作モードにスイッチされ
る。これに対し、操作部材3aを放すと、それから所定
時間後に、制御画像が消え、リモコン3は動作モードか
ら電源オフ又は電源節約モードに自動的にスイッチされ
る。
【0018】図1に示すように、リモコン3の左右片側
又は両側に1つ又は2つの作動キー3bを更に設けた場
合、作動キー3bは通常、ユーザがリモコン3をつかん
だとき、操作部材3aの代わりに、リモコン3を電源オ
フ又は電源節約モードから動作モードにスイッチするた
めに操作される。ユーザがリモコン3を手から放すと、
作動キー3bも解放され、リモコン3は動作モードから
電源オフ又は電源節約モードにスイッチされる。
【0019】TV受信機1がリモコン3の不必要な操作
により待機モードからオンするのを防ぐため、操作部材
3a及び作動キー3bの両方を同時に押したときのみ、
或いは作動キー3bを最初に押し次に操作部材3aを押
したときのみ、TV受信機をオンさせることが可能であ
る。
【0020】ポインティング機能として、リモコン3か
ら例えばリモコン信号RSの如き連続信号を送信しなが
ら、リモコン3自体を矢印A3又はA4で示すように左
右に又は上下に動かすか、或いはその受信部4に対する
角度を変えた場合、位置検出回路が、リモコン3の位置
又は動きをリモコン信号RSの受信部4における受信条
件の変化に従って検出し、リモコン3の検出された位置
又は動きに従ってポインタPが制御画像CP内を動く。
【0021】クリック機能として、ポインタPが、ポイ
ンティング機能により制御画像CP内の所望機能を表示
する制御域CA内に在る場合、リモコン信号RSの如き
作動信号が操作部材3aの押下により送信され、受信部
4で受信され、ポインタPが指し示す制御域CAが、制
御信号処理回路により、選択された制御域CAとして決
定される。そして、制御画像CP、即ち該制御域CAに
関するTV受信機1の機能が制御される。他の例とし
て、操作部材3aを押す代わりに、操作部材3aを一度
押したあと放すとき、クリック機能が行われるようにす
ることもできる。こうすると、操作部材3aを押すとき
の動揺によりポインタPが所望制御域CAから出たと
き、クリック機能が有効となるのを防ぐ。
【0022】ムーブ機能又はドラグ機能として、ポイン
タPがポインティング機能により制御画像CP内の所望
機能を表示する制御域CA内に置かれ、ポインタPによ
り指し示された制御域CAがクリック機能により選択さ
れたあと、例えばリモコン3からリモコン信号RSとし
て作動信号を送信しながら、リモコン3自体に操作部材
3aの押下時にポインティング機能と同じように動かす
と、位置検出回路は、受信部4におけるリモコン信号R
Sとしての作動信号の受信条件の変化に従って、リモコ
ン3の位置又は動きを検出し、選択した制御域CAの性
質及びリモコン3の動きに従って、制御域CAがポイン
タPと共に移動したり、又は形状もしくはサイズが変わ
ったり、或いはTV受信機1の機能が制御域CAのムー
ブ(移動)と共に制御されたりする。
【0023】もう1つの例として、図1に示す如きリモ
コン3′に、タッチパネル、ジョイスティック又はトラ
ックボールのような操作部材3′a及び図示しないが位
置検出回路を設け、リモコン3′自体を受信部4に対し
て動かさずに、位置情報又は動き情報を操作部材3′a
に与えることが考えられる。
【0024】タッチパネルを操作部材3′aとしてリモ
コン3′の上側に設ける場合、その下に感圧素子の2次
元マトリックス(行列)を配置し、ユーザの指の如き接
触体又は任意の操作ペンをタッチパネル3′aの表面を
接触させるか、或いは該パネル3′aの表面上の接触体
の接触点を、例えば図1の点TP,点TP′及び矢印A
5で示すように、一方から他方に移動させることによ
り、位置又は動き情報を与える。リモコン3′内に設け
られた位置検出回路は、該接触体の位置又は動きを検出
し、リモコン信号RS′としてコード(符号)信号を導
出する。かかるタッチパネルの例の幾つかは、米国特許
第4,739,299号、第4,810,992号、第
4,963,702号及び第5,053,585号並び
に欧州特許公告第EP0489344Al号に開示され
ている。
【0025】ユーザが最初の段階でタッチパネル3′a
のどこか有効部を押すと、この押下は、押された位置に
対応する感圧素子によって検出され、リモコン3′は、
電源オフ又は電源節約モードから動作モードにスイッチ
され、リモコン信号RS′を送信する。この状態は、最
後(直前)の動作のあと所定期間続けられ、リモコン
3′はそれから、動作モードから電源オフ又は電源節約
モードに自動的にスイッチされる。
【0026】ポインティング機能として、ユーザが上記
パネル3′aを押し該パネルを軽く押したまま押下位置
を動かすと、位置検出回路により得られた指の位置又は
動きを夫々表すコード信号が、リモコン信号RS′とし
て送信される。リモコン信号RS′は、受信部4で受信
され、制御信号処理回路で処理され、その結果、ポイン
タPは上記パネル3′a上の押下位置の動きに対応して
制御画像内を移動する。
【0027】クリック機能として、ポインタPがポイン
ティング機能により制御画像CP内の所望機能を表示す
る制御域CAに置かれると、その位置で上記パネル3′
aを強く押すことにより、リモコン信号RS′としての
作動信号が送信され受信部4で受信され、該ポインタP
により指された制御域CAが、制御信号処理回路によっ
て、選択された制御域CAとして決定され、該制御域C
Aに関する制御画像CP又はTV受信機1の機能が制御
される。チャタリング現象を防ぐために、ヒステリシス
特性を与えることが考えられる。
【0028】ムーブ機能又はドラグ機能として、ポイン
タPをポインティング機能により制御画像CP内の所望
機能を表示する制御域CAに置き、該ポインタPにより
指された制御域CAをクリック機能により選択したあ
と、ポインティング機能と同じように、ただし、上記パ
ネル3′aを強く押したまま指を動かすと、位置検出回
路は指の位置又は動きを検出し、選択された制御域CA
の性質及び指の動きに従って制御域CAがポインタPと
一緒に移動したり、又は形状もしくはサイズが変わった
り、或いはTV受信機1の機能が制御域CAのムーブと
共に制御されたりする。
【0029】しかし、指を強く押したまま動かすのが比
較的困難な場合、ポインティング機能及びムーブ又はド
ラグ機能をクリック機能によって切替え、ポインティン
グ機能及びムーブ又はドラグ機能の両方に同じ圧力を用
いることができる。上述の各機能と同じ原則を、ジョイ
スティックやトラックボールにも適用できる。
【0030】表示装置2の画面内のポインタPの位置
を、リモコン3′に与えられた位置情報と、絶対的又は
相対的に対応させることは、選択可能である。相対的に
対応させることは、ユーザがTV受信機1を見ながらリ
モコン3′を操作することを考えると一層有利である。
絶対モードと相対モードを組合せることも可能である。
例えば、上記パネル3′aを最初に押した場合、押下点
TPの絶対位置は、絶対モードでポインタPが表示され
る位置を表す。こうすると、ユーザがポインタPの最初
の位置を見付けるのが容易になる。引続き該モードは自
動的に相対モードに変わり、たとえ指が一度パネル面か
ら離れ異なる点TP′に再び触れても、ポインタPの位
置は、指を上記パネル3′aを押しながら該パネル3′
aの面上で動かさない限り、変わらない。上述のリモコ
ン3又は3′は、左右対称の形状を有し、右利きの人に
も左利きの人にも便利である。上述のリモコン3又は
3′の例の外に、本発明の範囲内で、リモコンに4つの
スクロールキー、シフトキー及び確認キーを設けてもよ
い。
【0031】図2は、図1のTV受信機1の構成を示す
回路図である。TV受信機1は、アンテナ入力5、1つ
以上の音声及びビデオ信号入力(以下「AV入力」とい
う。)6及び1つ以上の音声及びビデオ出力(以下「A
V出力」という。)7を有する。例えば、AV入力6
は、第1,第2及び第3複合ビデオ入力、RGB入力、
好ましくは第1及び第2Y/Cビデオ入力(夫々ステレ
オ音声入力を含む。)に対する端子を有し、AV出力7
は、第1及び第2複合ビデオ出力(夫々ステレオ音声出
力を含む。)に対する端子を有する。
【0032】アンテナ入力5は、各々がビデオIF信号
復調器及びステレオ/デュアルサウンド音声信号復調器
を含む2つのチューナ8及び9に接続され、これにより
複合ビデオ信号及び音声信号が得られる。ここで、デュ
アルサウンドとは、2言語(バイリンガル)音のような
ものを指す。RGBビデオ入力及び2つのチューナ8,
9がないAV入力6は、音声・ビデオ信号スイッチャ
(以下「AVスイッチャ」という。)10に接続され、
AVスイッチャ10は、後述の制御の下に、後続回路に
所望の複合ビデオ信号及び音声信号を供給する。
【0033】RGB入力信号を除き、AVスイッチャ1
0により選択された1つ以上の音声及び複合ビデオ入力
信号は、何の処理もしないでAV出力7の1つ以上の端
子に直接供給される。これを、ビデオテープレコーダや
ハイファイ機器のような外部の音声・ビデオ機器に接続
できる。AVスイッチャ10により選択された1以上の
音声信号は、音声信号プロセッサ11に供給され、そこ
で、音声信号は所望の音量、トーン及びバランス制御な
どを受け、図示しないが電力増幅器を介して内蔵スピー
カやヘッドホンに選択的に導かれる。
【0034】一方、AVスイッチャ10により選択され
た1以上の複合ビデオ信号のうち、PIPモードにおい
て副画像として表示するように選択された複合ビデオ信
号は、PIPプロセッサ12に供給され、そこで、ビデ
オ信号はサイズが圧縮される副画像となり、該副画像の
画質が調整され、そこから、RGB形式の圧縮されたビ
デオ信号が導出される。正常モード又はPIPモードで
主画像として表示するように選択された複合ビデオ信号
は、図示しないがカラー復号器においてRGB形式に変
換される。PIPモードにおいてRGB形式の副画像と
しての、これらビデオ信号及び圧縮ビデオ信号は、RG
B高速スイッチS1及びS2を介して選択的に画像信号
プロセッサ13に供給され、そこで、これらのビデオ信
号は、NTSC方式の場合鮮明さ、コントラスト、輝
度、カラー強度及び色調のような所望画質の調整を受
け、そこから、RGB形式のビデオ画像信号がRGB高
速スイッチS3及びS4を介して選択的に表示装置(デ
ィスプレー)2に供給される。
【0035】AVスイッチャ10により主画像として選
択された複合ビデオ信号はまた、テレテキスト・プロセ
ッサ14に供給され、そこで、テレビジョン信号の垂直
期間毎に送信されるテレテキスト信号が抽出され、この
抽出されたテレテキスト信号によりテレテキスト画像が
作られ、そこから、RGB形式のテレテキスト画像がR
GB高速スイッチS3及びS4を介して選択的に表示装
置2に供給される。
【0036】TV受信機1は、グラフ発生器15を具え
る。グラフ発生器15は、TV受信器1の機能を表示
し、その制御に用いられる制御画像CPを構成するピク
セルの夫々のカラーを表すデータを含む制御画像信号を
発生し、上述のように、また後述するようにリモコン3
又は3′の操作によって制御される。グラフ発生器15
により発生された制御画像信号は、グラフ制御器16を
介してビデオメモリ17に供給される。記憶された制御
画像信号は、ビデオメモリ17から読出され、グラフ制
御器16でRGB形式に変換され、RGB高速スイッチ
S4を介して選択的に表示装置2に供給される。
【0037】AV入力6からのブランキング信号を含む
RGB入力信号は、AV入力6からの他のビデオ信号か
ら分離され、RGB高速スイッチS1及びS2を介して
画像信号プロセッサ13に選択的に供給される。これら
RGB形式の画像信号はまた、画像の内容に従って夫々
プロセッサ12,13,14及びグラフ制御器16にて
発生される固有のブランキング信号をも含んでいる。し
たがって、RGB高速スイッチS1,S2,S3及びS
4は、PIPプロセッサ12又は外部RGB入力からの
ブランキング信号、RGB入力又はPIPプロセッサ1
2からのブランキング信号、テレテキスト・プロセッサ
15からのブランキング信号及びグラフ制御器16から
のブランキング信号によって夫々スイッチされる。上述
の構成によれば、主ビデオ画像は背景として表示され、
外部RGB入力信号、PIPモードにおける副画像、テ
レテキスト画像及び制御画像は、この順序で重畳される
のが一般的である。
【0038】TV受信機1の受信部4には、リモコン3
又は3′からの制御信号RS又はRS′を受信するリモ
コン信号受信回路18と、該受信回路18からのリモコ
ン信号RS又はRS′を復号する制御信号復号器19
と、位置計算器20と、これらの機能ブロック15,1
9及び20を制御し、他の機能を実行するコントローラ
21とが設けられる。リモコン3からのリモコン信号R
Sを受信すると、制御信号復号器19は、ポインティン
グ、クリック、ムーブ又はドラグ機能のようなリモコン
3の機能を検出する。リモコン3がポインティング、ム
ーブ又はドラグ機能を実施すると、位置計算器20は、
リモコン信号RSの受信条件に従ってリモコン3に関す
る位置又は動き情報を得る。
【0039】一方、リモコン3′には上述のように位置
計算器20′が設けられる。リモコン3′からのリモコ
ン信号RS′を受信すると、既にリモコン信号RS′に
含まれる位置情報又は動き情報が、制御信号復号器19
でリモコン信号RS′を復号することによって得られ
る。位置又は動き情報に従い、制御域CAと一緒にポイ
ンタPがグラフ発生器15により発生される。ポインタ
P及び制御域CAに対して、制御画像CP及び制御しよ
うとする対象並びにその制御方法が決められる。
【0040】グラフ発生器15、制御信号復号器19、
位置計算器20及びコントローラ21は、実際上マイク
ロプロセッサ22で構成することができる。マイクロプ
ロセッサ22で得られた情報は、もう1つのコントロー
ラ23に与えられる。コントローラ23はまた、グラフ
制御器16と一緒にマイクロプロセッサ22内に構成し
てもよい。コントローラ23は、後述のようにD2B
(Digital Domestic Bus)入力及
び出力24に接続される。
【0041】コントローラ23は、表示装置2及び機能
ブロック8〜14にこれらを制御する信号を供給し、各
ブロックの状態情報を維持し、該状態情報をコントロー
ラ23と握手するように接続されたマイクロプロセッサ
22にフィードバックする。図示しないが、コントロー
ラ23には、番組に関する情報を記憶する番組メモリが
設けられる。各番組は、番組を識別するための番組表内
の位置、シンボル又はテキストラベルと、信号ソース
(源)アンテナ入力5から選ばねばならない場合、アン
テナ入力5及びAV入力6からどの信号ソースを選ぶべ
きか、チューナ8又は9をどのチャンネル周波数に同調
すべきかを定める補足データとより成るように定める。
【0042】リモコン3又は3′で制御して1つの番組
を選択する場合、チューナ8及び(又は)AVスイッチ
ャ10を制御して対応する放送局を受信するか、或い
は、番組メモリから読取った情報に従ってAV入力6の
入力ビデオ信号を選択し、選択した番組のビデオ信号を
表示装置2に供給する。一方、その音声信号は、スピー
カ又はヘッドホンに供給する。コントローラ23は、従
来のリモコン符号で制御されるように構成してよく、リ
モコン3又は3′及び受信部4の組合せで発生される制
御データは、マイクロプロセッサ22にてコントローラ
23に理解される通常の符号に変換される。こうする
と、従来の構成を本発明によるTV受信機1に適用する
ことができる。
【0043】これより、リモコン3又は3′を用いるT
V受信機1の制御を、表示装置2の画面(スクリーン)
に表示される制御画像CPに関連して説明する。以下、
リモコン3又は3′の種類及び構造に関係なく、ポイン
ティング、クリック又はムーブ機能のような一般化され
た表現を共通に使用して説明する。また、「置く」又は
「置かれた」、「指す」又は「指された」は、ポインテ
ィング機能による動作を意味し、「選択する」又は「選
択された」は、クリック機能による動作を意味し、「動
かす」又は「動かされた」は、ムーブ又はドラグ機能に
よる動作を意味するものとする。ただし、これらの語句
がポインタ又は制御域に対して使用され、特にそれ以上
の説明がないときに限る。
【0044】まず、第1に、リモコン3の操作部材3a
若しくは作動キー3bを(できれば、前述のように操作
部材3aの押下と組合せて)押すか、又はリモコン3′
の操作部材3′aを任意の位置で押すことにより、リモ
コン3又は3′をオンに切替えると、制御信号RS又は
RS′がリモコン3又は3′からTV受信機1の受信部
4にスタート信号として送信される。制御信号RS又は
RS′がスタート信号として制御信号復号器19によっ
て復号される場合、TV受信機1が待機モードにあれ
ば、チューナ8及び(又は)9、AVスイッチャ10及
び表示装置2がコントローラ23によって制御され、所
定番組の画像又はTV受信機1のスイッチを切る前に映
っていた最後の番組が、表示装置2のスクリーンに初期
状態として表示される。これに対し、番組の画像が既に
表示されておれば、その画像が表示され続ける。
【0045】両方の場合に引続いて又は同時に、制御画
像信号がグラフ発生器15によりピクセル志向グラフと
して発生され、RGB高速スイッチS4が、制御画像信
号とRGB高速スイッチS3を介して供給されるもう1
つの画像信号とを、グラフ制御器16からのブランキン
グ信号に従って交互に切替えるように制御される。その
結果、番組の選択、画像及び音声の調整、他の特性の選
択及び制御に用いられる制御画像CPが、表示装置2の
スクリーンに正常のビデオ画像と重なって表示される。
制御画像は、各々がTV受信機1の機能を表すワード及
びアイコン、他の関連ワード及びアイコン又は他のシン
ボルより成るメニュー或いはキー状シンボル、並びにそ
のポインタPを含む。他の具体例として、ビデオ画像を
制御画像CPの表示中は消去するか、又は制御画像CP
をPIPモードにおける、即ち主画像内の副画像として
表示するか、又は制御画像CPを専用の別の表示装置に
表示することもできる。
【0046】図3は、図1のTV受信機1を制御するた
めの制御画像CPの例を示す図である。同図に、制御画
像CPのなかで最も優先的に表示される制御画像CP1
を示す。この制御画像CP1は、最上部(トップ)にプ
リセットモード、画像調整モード、音声調整モード、外
部接続制御モード、テレテキスト制御モード及びPIP
モードを選択するためのメニューを有する。これは、左
から制御域CA1,CA2,CA3,CA4,CA5及
びCA6として示され、夫々識別シンボルと共にキーの
形を有する。ポインタPが制御域CA1〜CA6の上に
置かれると、ポインタPが指状のポインタP1に変わ
る。これらの制御域CA1〜CA6の識別シンボルに隣
接して夫々2つのドットがあり、これは、制御域CA
が、機能即ちモードを直接制御するものではなく、機能
即ちモードに対する他の制御画像CPを更に表示するも
のであることを意味する。つまり、これら制御域CAの
1つがポインタPによって指され、その制御域CAが選
択されると、制御域CAのキー形が、該キーが操作され
ていることを示す他の形に変わる。例えば、キーが押さ
れた形に変わり、選択された制御域CAに関する機能又
はモードに対応する制御画像CPが、ウィンドウとして
表示される。
【0047】ポインタPがウィンドウ内に置かれると、
該ウィンドウが実施され、ポインタPがウィンドウの外
に置かれると、該ウィンドウはクリック機能によって閉
められ、閉まったウィンドウに対応する制御域CAの形
状が元の押されないキーの形に変わる。上述と同様に、
以後、キーの形をした他の制御域CAもクリック機能に
よって選択されると押されたキーの形に変わり、選択を
解除すると押されないキーの形に変わるものとする。よ
って、あらゆる場合にいちいち説明しない。他の例とし
て、制御域CAの色をクリック機能により選択を表す色
に、クリック機能の解除により元の色に変えるようにし
てもよい。
【0048】テレテキスト制御モード用の制御域CA5
及び識別シンボルは、例えば、コントローラ23が、テ
レテキスト・データが受信番組内に送信されテレテキス
ト画像として再生可能であるという条件を検出したとき
のみ、表示される。かかる無効の機能を表示しないこと
により、ユーザの誤解や誤操作を防ぐ。この表示方法
は、他の機能の表示にも適用できる。
【0049】上述のメニューは、制御域CA1〜CA6
の外に、右端に待機モードを選択するための制御域CA
7を含む。待機モードでは、TV受信機1は、コントロ
ーラ23により制御されてビデオ画像が消され、待機モ
ードになる。待機モード状態は、リモコンが前述のよう
に再び有効になれば、解除されて再びビデオ画像が表示
される。
【0050】このメニューの下に、コントローラ23の
番組メモリに記憶された、受信可能な放送チャンネル及
び選択可能な外部入力の全番組表が、複数の制御域CA
8として、例えば番組の番号、放送局の名前もしくはロ
ゴマーク、又は入力の他のシンボルと共に表示される。
番組表の順序は、重要ではなく、任意にプリセットでき
る。
【0051】ポインタPを各々が番組位置を表す制御域
CA8のどれかの上に置くと、ポインタPは指の形のポ
インタP1に変わる。所望番組のどれか1つの制御域C
Aを選択すると、コントローラ23の番組メモリに記憶
された番組に関する情報が読出され、選択した番組がア
ンテナ入力5を介して供給される場合、AVスイッチャ
10及びチューナ8又は9が制御されて、表示装置2の
スクリーンに番組のビデオ画像が表示される。
【0052】図3の制御画像CP1には、15個の番組
位置を5×3の行列として示したが、1つの番組位置を
表す各制御域CA8の寸法を変えれば、表示しうる番組
位置の数を5×4のように増したり、或いは減らしたり
することができる。番組又は放送チャンネルを文字のみ
で示すと、コントローラ23の番組メモリに記憶された
全番組を制御画像CP1に一度に表示できる。制御域C
A8が放送局のロゴマークを含む場合、ロゴマークの解
像度をよくするために、表示装置2の画面に一度に表示
できる制御域CA8の数を最大30個の番組位置に制限
するのが望ましい。コントローラ23の番組メモリに3
0より多い番組位置を指定すると、図3には示さない
が、自動的に制御画像CP1のどちらかの端にスクロー
ルバーを表示することができる。ポインタPを該スクロ
ールバーの制御域に置くと、制御域がドラグ機能でシフ
トされ制御画像CP1の番組表がスクロールされ、制御
画像CP1内で表示されなかった番組位置に対する制御
域CA8を表示することができる。
【0053】制御域CA8に放送局のロゴマークを表示
するために、かかるロゴマークをマイクロプロセッサの
コンピュータ・ソフトウエアにより発生できるが、TV
受信機1の製作又は出荷時に前もって、マイクロプロセ
ッサ22又はコントローラ23内の固有メモリにロゴマ
ークのデータを記憶することもできる。進んだ方法とし
て、ビデオ画像に重畳されたロゴマークを抜き取り、映
像データとして実際に放送することもできる。例えば、
ロゴマーク抽出器25(図1)をTV受信機1に設け、
これに表示しようとする主画像の複合ビデオ信号を供給
し、コントローラ21により制御し、抽出したロゴマー
クをマイクロプロセッサ22のメモリに供給する。この
場合、メーカーはTV受信機1が使用される地域を考慮
する必要がない。また、TV受信機1が使用される地域
に従って、受信しようとする放送局のロゴマークのデー
タが記憶されたメモリカードをユーザに支給することも
できる。記憶されたロゴマーク又は番組や放送局のどん
な識別子も、正常ビデオ画像表示時に、放送局から送信
され該画像と重畳されるロゴマークに代えて表示でき
る。将来の可能性として、放送局が、画像に重畳される
ロゴマークの代わりに自己のロゴマークの映像データを
垂直ブランキング期間に送信する場合、上記抽出器25
はかかる映像データの抽出器として動作することにな
る。
【0054】番組表の下に、音量を調整するための制御
域CA9が制御画像CP1内に表示される。制御域CA
9は、従来装置の音量調整用スライドボリュームを真似
て、操作域CA9aを現在の音量のレベルに対応して位
置させる。バーCA9bは、操作域CA9aを動かしう
る程度を表示する。ポインタPを操作域CA9aの上に
置くと、ポインタPは2重矢印の形のポインタP2に変
わる。ポインタP2を操作域CA9aの上に置いて音量
調整機能を選択すると、操作域CA9aの色が、例えば
白から青に変わり、そうでない場合、ポインタPは消え
るか又はそのまま表示される。操作域CA9aは、バー
CA9bに対応する範囲内で左右に移動可能である。操
作域CA9aを左か右に動かすと、音声信号プロセッサ
11(図1)は、コントローラ23により制御され、操
作域CA9aの位置に対応する音量に調整することがで
きる。これは、調整後も維持される。この音量調整はリ
モコン3又は3′の操作によって非常に早く行えるの
で、従来のTV受信機に設けられている如き消音スイッ
チは必要でなくなる。
【0055】また、コントローラ23から供給される、
TV受信機1の比較的重要な状態を表示する表示域DA
が、音量調整用の制御域CA9の下に識別シンボルと共
に設けられる。該表示域DAは、左から、現在主画像と
して表示されている番組のシンボルを表示する表示域D
A1,PIPモードで現在副画像として表示されている
番組のシンボルを表示する表示域DA2(PIPモード
がオフになると、「オフ」が表示される。)、現在AV
出力7の第2複合ビデオ出力に供給されている番組のシ
ンボルを表示する表示域DA3、ラウドネス(音の強
さ)オン・オフ、スペースサウンド(一種の擬似ステレ
オ音)オン・オフ、ステレオ・モノ・デュアルサウンド
・モードの如き音声状態を表示する表示域DA4を含
む。この表示域DAは、かような状態を表示するのみ
で、制御するためのものではない。
【0056】次に、プリセットモードを説明する。図3
に示す如き制御画像CP1内のプリセットモードを表す
制御域CA1を選択すると、図4に示す如きプリセット
モード用の制御画像CP2が、制御画像CP1と重なる
ウィンドウとして表示される。プリセットモード用の制
御画像CP2は主として、番組表の番組を入れたり、変
えたり又は削除したりするのに用いる。制御画像CP2
には、「edit」と標示された表示域DA5を有する
領域、「program channel」と表示され
表示域DA6及びDA7を有する領域、中央にあり直接
チャンネルの選択に用いられる、キー形の制御域CA1
0、各々が制御域CA10の両側にあり上下方向微同調
用のキー形の2制御域CA11及びCA12、各々が制
御域CA11及びCA12の外側にあり上下方向順次チ
ャンネルサーチ用のキー形の2制御域CA13及びCA
14、「program list」と標示され、不必
要な番組を削除するための制御域CA15、新番組位置
を作るための制御域CA16、番組に名を付けるための
制御域CA17、図3の制御画像CP1の中の番組表の
制御域CA8の配列を割振るための制御域CA18を含
む領域、コントローラ23の番組メモリに入れたデータ
を記憶するための制御域CA19、有効なリモコン3又
は3′のタイプを選択するための制御域CA20、相対
モード又は絶対モードのようなリモコン3′の動作モー
ドを選択するための制御域CA21、制御画像CP1に
戻すための制御域CA22がある。
【0057】既存の又は新しい番組位置に、異なる又は
新しいチャンネルを指定する手順を説明する。既存の番
組位置に対して指定したチャンネルを、制御画像CP1
内の対応制御域CA8を用いてまず変えようとする番組
位置を選択したあと、異なるチャンネルに変える場合
は、制御域CA1を選択することにより制御画像CP2
を表示し、選択した番組のシンボルを表示域DA5に表
示する。そのあと、いま選択した番組に対し指定しよう
とする新チャンネルを、制御域CA10,CA13又は
CA14を用いて選択する。
【0058】制御域CA10を選択すると、図5に示す
如き制御画像CP3が、図4に示す制御画像CP2の上
に重なるウィンドウとして表示される。制御画像CP3
は、Cで示す通常の地球上送信及びSで示すケーブル送
信の如きチャンネルのカテゴリー(種類)のシンボルを
入れるための2つのキーと、該カテゴリーシンボルの次
にチャンネル番号を入れるための10(テン)キーと、
その入れたチャンネル番号を表示するための表示域DA
8とを含む。例えば、チャンネルCO1を入れるべき場
合には、各々がキー形で「C」,「0」及び「1」と標
示された制御域を順次選択して、入れたチャンネル番号
が制御画像CP2の表示域DA8及び表示域DA6に表
示され、チューナ8が該チャンネルに同調するようにす
る。制御域CA13又はCA14を選択すると、チュー
ナ8は、現在受信中のチャンネルに対し次又は前のチャ
ンネル(それからビデオ信号が得られる。)に同調し、
該チャンネル番号が自動的に得られ表示域DA6に表示
される。
【0059】制御域CA11又はCA12を選択してチ
ューナ8又は9の微調整をすることができ、その調整値
は、+又は−を伴い、チャンネル番号を表示している表
示域DA6の次の表示域DA7に表示される。チャンネ
ル番号の選択が終わると、ポインタPを制御画像のウィ
ンドウCP3(図5)の外に出したあと、クリック機能
によって制御画像ウィンドウCP3を閉め、図4に示す
制御画像CP2の全体を再び表示させる。上述の番組設
定を続けるためには、制御画像CP1に戻り、制御域C
A8から他の番組を選択する必要がある。この不便な方
法を回避するため、制御画像CP2に番組選択用の他の
制御域を設けてもよい。
【0060】新しい番組位置に対し新しいチャンネルを
指定すべき場合は、まず制御域CA16を選択して新番
組位置を作り、次いでこの新番組位置に割振る新チャン
ネルを、前述のように制御域CA10,CA13又はC
A14を用いて選択する。
【0061】番組表から不必要な番組を削除するために
は、制御画像CP1における対応制御域CA8を用い
て、まず削除すべき不必要な番組を選択したあと、制御
域CA1を選択して制御画像CP2を表示し、選択した
番組のシンボルを表示域DA5及び制御域CA15に表
示する。その後、制御域CA15を選択して番組表から
その番組位置を削除する。
【0062】新しく作った番組位置に名前を付けるか又
は既存の番組位置の名前を変えるためには、制御域CA
17を選択して制御画像CP4を図6に示すように表示
する。制御画像CP4は、左側に、好ましくは各々が既
存の放送局によって最初に指定されたロゴマークを表示
するための制御域CA24を、中央及び右側に、アルフ
ァベット、数字その他のシンボルを表示するための制御
域CA25,CA26及びCA27を含む。
【0063】所望のロゴマークをロゴマークを表示する
制御域CA24から選択する場合、選択したロゴマーク
を最下部左側の表示域DA9及び制御域CA28に表示
し、図形データ自体又は図形データと番組位置との関係
を、前述のようにコントローラ23の番組のメモリに記
憶させる。選択した番組位置に対するロゴマークを変え
る場合は、所望の新しいロゴマークを単に選択する。選
択したロゴマークを別のものに変える必要がある場合、
制御域CA28を選択することにより選択したロゴマー
クを削除し、削除したロゴマークを上述と同様にして選
択できる新しいロゴマークと置き換えることができる。
【0064】既存の放送局に対するどのロゴマークもT
V受信機1にて使用できない場合、又はロゴマークが記
憶されていない新しい放送局が新しくスタートした場
合、又はユーザがそのロゴマークを使うことを欲しない
場合、そんな放送局の名前又は識別子は、制御域CA2
5,CA26及びCA27に表示されるアルファベッ
ト、数字その他のシンボルを組合せて順に選択すること
により作ることができ、作った名前又は識別子を表示域
DA9及び制御域CA28に表示する。アルファベッ
ト、数字その他のシンボルを組合せて作った名前又は識
別子を、その作成中に訂正する必要がある場合、その名
前又は識別子の最後のキャラクタを制御域CA28を選
択することによって削除し、削除したキャラクタを上述
と同様にして入れることができる新しいキャラクタと置
き換えることができる。
【0065】ロゴマーク及びアルファベットを夫々表示
する制御域CA24及びCA25の夫々左側に、スクロ
ールバーを表示する制御域CA29及びCA30があ
る。ポインタPを制御域CA29及びCA30の上に置
くと、ポインタPは2重矢印の形をもつポインタP3に
変わる。ポインタP3をドラグ機能で上又は下にシフト
させると、制御域CA24又はCA25が上方向又は下
方向にスクロールされ、表示されていなかった制御域C
A24又はCA25が現れて来る。
【0066】「OK」を表示する制御域CA31を選択
すると、選択された又は入れられたデータがコントロー
ラ23の番組メモリに記憶されるか、又はかかるデータ
が制御画像CP2の制御によって記憶されるまで一時的
に維持される。「Cancel」を表示する制御域CA
32を選択すると、選択された又は入れられたデータは
維持されない。制御域CA31又はCA32の操作後、
制御域CP4のウィンドウは閉まり、図4に示す制御画
像CP2が再び表示される。
【0067】ソート(並べ替え)モードでは、図3に示
す番組表における制御域CA8の配列を修正できる。制
御画像CP2におけるソートモード用制御域CA18を
選択すると、図7に示す如き複数の制御域CA33を番
組表として含むソート処理用の制御画像CP5が、図4
の制御画像CP2の上に重なるウィンドウとして表示さ
れる。ポインタPを、制御画像CP1における位置を変
えたい制御域CA8に対応する制御域CA33aの上に
置くと、ポインタPは十字矢印の形をもつポインタP4
に変わる。制御域CA33aを選択すると、制御域CA
33aの色が例えば白から青に変わり、ポインタP4は
消えるか又は所望により表示され続ける。その結果、制
御域CA33aは任意方向に移動可能となる。制御域C
A33aを、該制御域が新しく位置すべきであり、且つ
多分他の番組位置を表示する他の制御域CA33によっ
て現在占められている位置に動かす。制御域CA33a
を所望の位置でクリック機能で解放すると、制御域CA
33aの背後に在る制御域CA33及びその後続の又は
先行する制御域CA33が、自動的に後方又は前方にシ
フトされる。
【0068】クリック機能が行われたとき制御域CA3
3aにより全部おおわれるか又は半分以上重ねられた制
御域CA33の位置は、制御域CA33aが新しく置か
れるべき位置であると決定される。また、上述のように
制御域CA33の間に制御域CA33aを挿入する代わ
りに、制御域CA33aと、制御域CA33aで置き換
えるべき制御域CA33とを単に交換することも、実施
可能である。
【0069】修正された番組表が申し分なければ、「O
K」を表示する制御域CA34を選択して該データを維
持する。番組表の修正を取消す場合は、「Cance
l」を表示する制御域CA35を選択し、修正前の最後
の状態を復元する。修正を維持するか又は取消した後、
図4に示す制御画像CP2が再び表示される。
【0070】オプション(選択例)として、制御域CA
33aをソートモードで動かす場合、移動中の制御域C
A33aを静止状態と全く同じ解像度で表示せず低い解
像度で表示し、制御域CA33aの図形を発生するため
の計算時間を減らし、移動速度を増すこともできる。ウ
ィンドウ全体を動かす場合も、同じアルゴリズムを適用
できる。
【0071】「store」を表示する制御域CA19
(図4)を選択すると、上述の過程で発生されたプリセ
ットデータが未だ維持される。「end」を表示する制
御域DA22を選択すると、上述の過程で発生されたプ
リセットデータは、最終的にコントローラ23の番組メ
モリに記憶される。
【0072】制御画像CP2内に、リモコンのアイコン
が付いた制御域CA20が、有効リモコン3又は3′を
交互に選択するために設けられる。即ち、同じTV受信
機1に同じタイプ又は異なるタイプの複数のリモコン3
又は3′が用意される場合、リモコン3又は3′の異な
るタイプのうちの一方をユーザに応じて選択するか、或
いは、リモコン3又は3′の同じタイプを複数のユーザ
によって、同じリモコン3又は3′を動かすことなく、
交互に使用することができる。それにより、現在有効な
リモコン3又は3′のクリック機能で制御域CA20を
選択した場合、マイクロプロセッサ22により受信回路
18を切替えて有効なリモコン3又は3′から制御信号
RS又はRS′を受入れることができるようにし、その
結果、所定の他のリモコン3又は3′が選択後に有効と
なり、該有効リモコン3又は3′の対応するアイコンが
制御域CA20に表示されることになる。
【0073】「std move」を表示する制御域C
A21は、リモコン3′の動作モードを上述した相対モ
ード又は絶対モードのどちらか一方に交互に選択するた
めに設けるものである。
【0074】次に、画像調整モードを説明する。図3の
制御画像CP1における制御域CA2を選択すると、図
8に示す如き画質調整用の制御画像CP6が、図3の制
御画像CP1の上に重なるウィンドウとして表示され
る。制御画像CP6は、左から、省略時(defaul
t)の値、即ち最初の工場設定値を選択するための制御
域CA36、夫々NTSC方式における鮮明度、コント
ラスト、輝度、カラー強度及び色調を調整するための制
御域CA37,CA38,CA39,CA40及びCA
41を含む。制御域CA36以外の各制御域CA37〜
CA41は、前述の音量調整と同様、上下に移動可能の
スライドを模倣し、これらは、現在のパラメータ値に夫
々対応する位置に在る操作域CA37a〜CA41aを
有し、バーCA37b〜CA41bは夫々、操作域CA
37a〜CA41aが移動可能の範囲を示す。
【0075】ポインタPを例えばコントラスト調整用の
操作域CA38aの上に置くと、ポインタPは垂直方向
の2重矢印の形をもつポインタP3に変わる。コントラ
スト調整用の操作域CA38aを選択すると、操作域C
A38aの色が例えば白から青に変わり、ポインタPは
消えるか又はそのまま表示される。一方、操作域CA3
8aは、バーCA38bに対応する範囲内で上下に可動
である。操作域CA38aを上又は下に動かすと、画像
信号プロセッサ13がコントローラ23により制御され
て、操作域CA38aの位置に対応するようビデオ画像
のコントラストを調整することができる。これは、調整
後も維持される。他の機能も、同様に行われる。
【0076】省略時の値を選択するための制御域CA3
6を選択すると、NTSC方式の鮮明度、コントラス
ト、輝度、カラー強度及び色調の如き画質のパラメータ
が調整され、TV受信機1の製作又は出荷時にプリセッ
トされた値を取戻す。こうすると、パラメータがユーザ
によって様々に調整されていたとしても、標準品質のビ
デオ画像を生じる。
【0077】次に、音質調整モードを説明する。図3の
制御画像CP1内の制御域CA3を選択すると、図9に
示す如き音質調整用の制御域CP7が、図3の制御画像
CP1の上に重なるウィンドウとして表示される。制御
画像CP7は、右上に、夫々音声の低音及び最高音を調
整するための制御域CA42及びCA43を有する。こ
れは、上述の画像調整と同様、上下に可動で現在のパラ
メータ値と対応する位置に在る操作域CA42a及びC
A43aをもつスライドボリュームを模倣している。ま
た、バーCA42b及びCA43bは、夫々操作域CA
42a及びCA43aの可動範囲を表示する。制御画像
CP7はまた、最下部に、音声のバランスを調整するた
めの制御域CA44を含み、これはまた、音量調整と同
様、左右に可動で現在のバランスと対応する位置に在る
操作域CA44aをもつスライドボリュームを模倣して
おり、バーCA44bは操作域CA44aの可動範囲を
示す。これらの制御域CA42〜CA44を音量調整及
び画像調整に対する制御域と同じように操作することに
より、音声信号プロセッサ11がコントローラ23によ
り制御されて、低周波帯域の音声レベル、高周波帯域の
音声レベル及び左右の音声レベルのバランスを調整する
ことができる。
【0078】制御画像CP7はまた、左上に、省略時の
値即ち最初の工場設定値、スペースサウンドのオン・オ
フ、ラウドネスのオン・オフ及びデュアルサウンド・モ
ードでのサウンドチャンネルA/Bを選択するための制
御域CA45,CA46,CA47及びCA48を含
む。制御域CA45以外のキー形の制御域CA46〜C
A48はトグルスイッチを模してある。これらの制御域
CA46〜CA48を選択する毎に、スペースサウンド
のオン・オフ、ラウドネスのオン・オフ及びデュアルサ
ウンド・モードでのサウンドチャンネルA/Bがコント
ローラ23を介して音声信号プロセッサ11により交替
で選択され、現在の状態が、夫々CA46〜CA48の
みならず、図3の制御画像CP1の表示域DA4に表示
される。ただし、制御域CA48は、コントローラ23
がデュアルサウンド放送を受信したことを検出したとき
のみ、制御画像CP7に表示される。
【0079】画像調整と同様に省略時の値選択用の制御
域CA45を選択すると、低音、最高音及びバランスの
如き音質の全パラメータが調整され、TV受信機1の製
作又は出荷時にプリセットされた値が復元され、既にユ
ーザによりパラメータが様々に調整されていた場合で
も、標準品質の音を生じる。他の例として、制御画像C
P7に、制御画像CP1の音量調整用の制御域CA9に
対応する音量調整用のもう1つの制御域を設けてもよ
い。この場合、制御画像CP7を用いて音声パラメータ
を調整する際に音量を変えたいとき、これらの制御域間
で最後に操作された制御データに対応する制御データを
有効とするのが、好都合である。
【0080】次に、出力選択モードを説明する。図3に
示す制御画像CP1の制御域CA4を選択すると、図1
0に示す如き制御画像CP8が、図3の制御画像CP1
の上に重なるウィンドウとして表示される。制御画像C
P8は、左側に、夫々キー形でアンテナ入力5,AV入
力6の第1,第2及び第3複合ビデオ入力のシンボルを
もつ制御域CA49,CA50,CA51及びCA52
を含む。制御域CA49〜CA52の1つを選択する
と、AVスイッチャ10はコントローラ23により制御
され、選択された制御域CA49,CA50,CA51
又はCA52に対応するビデオ及び付随する音声信号が
AV出力7の第2複合ビデオ出力に供給され、制御画像
CP1の表示域DA3は選択された出力のシンボルを表
示する。他の例として、チューナ8に実際に受信する放
送局のロゴマーク若しくは名称、又は入力に供給される
信号の種類を、制御域CA49〜CA52にもっと詳し
く表示してもよい。
【0081】制御画像CP8はまた、右側に、TV受像
機1にD2B入力及び出力24を介して接続されるVT
Rのような、制御しようとする外部装置を作動させるた
めの制御域を含む。本例では、内蔵TVチューナをもつ
VTRの基本動作のための制御域CA53,CA54及
びCA55が設けられている。各々がキー形の制御域C
A53又はCA54を選択すると、内蔵チューナの番組
位置が上方又は下方に選択され、番組位置を選択するた
めの制御信号がD2B入力及び出力24を介して供給さ
れ、選択された番組位置がVTRの表示装置に表示され
る。各々がキー形の制御域CA55を選択すると、順方
向プレー、逆方向プレー、スチルプレー、停止、順方向
早送り、逆方向早送り、記録、中断の如き機能を選択す
るための制御信号がD2B入力及び出力24を介して送
信され、選択された機能が実行される。他の音声ビデオ
機器その他の機器も、同じようにD2B入力及び出力2
4を介して接続することにより動作させることができ
る。
【0082】次に、テレテキスト制御モードを説明す
る。図3の制御画像CP1の制御域CA5を選択する
と、テレテキスト・プロセッサ14がコントローラ23
によって制御され、現在受信されているビデオ信号にお
ける垂直ブランキング期間に並直列変換されたテレテキ
スト・データを抽出する。テレテキスト・プロセッサ1
4で構成されたテレテキスト画像信号は、RGB高速ス
イッチS3を介して表示装置2に供給され、テレテキス
ト画像のフロントページ(第一面)が、初期状態とし
て、表示装置2のスクリーンにビデオ画像に重畳して表
示される。また、テレテキスト画像の制御に必要な図1
1に示す如き制御画像CP9が、テレテキスト画像の右
側にポインタP0と共に表示される。
【0083】ポインタP0をどれかのページの上に置く
と、そのページは、例えばスクリーン上の座標位置に基
づくフレーム(枠)により、目立つように強調される。
ポインタP0を所望のページの上に置いたとき強調され
たページを選択すると、テレテキストの所望のページが
表示される。
【0084】テレテキスト・プロセッサ14では、TV
信号の垂直期間に送信されたキャラクタデータをそのテ
レテキスト・メモリに記憶する。テレテキスト・データ
の各キャラクタデータは、例えば表示装置2のスクリー
ンに映るテレテキスト画像の20×13.5ピクセルに
対応する。したがって、ポインタP0のスクリーンの座
標(x,y)における位置は、次式によりテレテキスト
・メモリの座標(行,列)に変換される。 行(横)=(y−35)/20 列(縦)=2(x−33)/27
【0085】上述のページ選択を実現するため、テレテ
キスト・メモリの座標におけるその点(行,列)に近接
するキャラクタ・データがテレテキスト・メモリから読
出され、読出されたキャラクタ・データに含まれる数字
データが有効なページ番号であるかどうかを調べる。
【0086】ポインタP0がテレテキスト画像にないペ
ージ番号を表す番号を指す場合は、その番号を、テレテ
キスト画像におけるキャラクタ配列の規則に従い、ない
ページ番号を表すものと自動的に認めることができる。
かような規則として、例えば、ページ番号が常に3数字
より成り、第1数字は1〜8のうちの1つで0又は9で
なく、これら3数字はラインの始めに在り、或いはその
前か後にページを意味する「・」,「−」,「/」,
「(」,「)」,「P」又は「S」などが付くものとす
る。ページ番号が2ラインに跨って拡大された数字で表
示され、スペースデータがポインタP0で指された位置
に在り、数字データが前のラインに在ると考える必要が
ある場合がある。ポインタP0で指されたページ番号が
有効であると決定されると、該ページ番号は強調され、
ページ番号を表す数字データがクリック機能に用いるた
めに記憶される。該クリック機能は、ポインタP0が強
調されたページ番号の上にないとき無効である。ポイン
タP0で指される有効ページ番号に対するサーチは、テ
レテキスト画像が表示される間連続的に行うことができ
る。
【0087】制御画像CP9は、右側の上から、ビデオ
画像に戻すための制御域CA56,TOPメニューを制
御するための制御域CA57,インデックスページ,通
常はページ100を表示するための制御域CA58,現
ページを表示する前に表示された最後のページを表示す
るための制御域CA59,次のページを表示するための
制御域CA60,前のページを表示するための制御域C
A61,及びテレテキスト画像に質問が表示された場合
の隠された答えを表示するための制御域CA62を含
む。制御域CA56を選択すると、テレテキスト・プロ
セッサ14がコントローラ23を介して制御され、RG
B高速スイッチS3がテレテキスト・プロセッサ14に
より制御され、その結果、ビデオ画像が制御画像CP1
に戻されずに表示される。その他の制御域CA57,C
A58,CA59,CA60,CA61及びCA62を
選択すると、テレテキスト・プロセッサ14がコントロ
ーラ23を介して制御され、上述の各機能が実行され
る。TOPメニュー又は質問のようなデータが送信され
ない場合、グラフ発生器15がコントローラ23及び2
1により制御され、テレテキスト・プロセッサ14にお
ける検出に従って制御域CA57又はCA62は表示さ
れない。
【0088】テレテキスト・データは通常現在の時間情
報を含み、ポインタPを現時間表示の上に置くと、ポイ
ンタP0は時計の形のポインタP5に変わる。現時間情
報を表示する領域を選択すると、現在の時間が正常のビ
デオ画像の上に重畳して表示される。
【0089】次に、PIPモードを説明する。図3の制
御画像CP1の制御域CA6を選択すると、チューナ9
及びPIPプロセッサ12がコントローラ23の制御に
より制御され、PIPモードがオンとなり、図12に示
す如き制御画像CP10が、図3の制御画像CP1の上
に重なるウィンドウとして表示される。制御画像CP1
0は、左側に、トグルスイッチキーの形をもちPIPモ
ードのオン・オフを選択するための制御域CA63,各
々がキー形を呈しPIPモードの副画像に示される番組
を上方又は下方に選択するための制御域CA64及びC
A65を含む。制御画像CP10はまた、右側に、選択
した番組の画像を表示しPIPモードにおける主画像及
び副画像を交換するための制御域CA66を含む。
【0090】制御域CA63を選択すると、PIPモー
ドがオン及びオフに切替えられる。即ち、制御画像CP
10が表示されている間に制御域CA63を最初にクリ
ック機能で選択すると、PIPモードはオフとなり、制
御域CA63を再び選択すると、PIPモードがオンと
なる。また、制御域CA63の選択によりPIPモード
をオフにした後、制御画像CP10のウィンドウを自動
的に閉め、制御画像CP1又は通常のビデオ画像を表示
することも可能である。制御域CA64又はCA65を
選択すると、番組が上方又は下方に選択され、その結
果、選択された番組のビデオ画像信号がPIPプロセッ
サ12で圧縮され、圧縮されたビデオ画像が制御域CA
66に表示されると共に、番組の識別シンボルが制御画
像CP1内の表示域DA2に表示される。
【0091】PIPモードにおいて主画像と副画像を交
換するために、ポインタPを制御域CA66内に置き制
御域CA66を選択すると、AVスイッチャ10が制御
されて主画像と副画像を交換する。また、その位置又は
サイズを変えてPIPモードでの副画像を表示すること
も可能である。例えば、表示位置を変えるためには、制
御域CA66の動かそうとする方向に対応するフレーム
側(辺)の上にポインタPを置き、制御域CA66をム
ーブ機能で動かす。また、表示サイズを変えるために
は、制御域CA66の拡大及び縮小しようとする方向に
対応するフレームのコーナー上にポインタPを置き、制
御域CA66をムーブ機能で拡大又は縮小する。この特
徴を使わない場合、ポインティングにより主画像と副画
像を交換し、制御域CA66のフレームを選択すること
も可能である。
【0092】次に、流れ図により、TV受信機1の制御
画像CPを用いる動作の例を説明する。図13では、制
御画像CPを表示し消去するために、ステップST1で
リモコン3又は3′が操作されたかどうかを検出する。
ステップST2で、プリセット値をマイクロプロセッサ
22のタイマーにロードする。ステップST3で、受信
したリモコン信号RS又はRS′を前処理して、例え
ば、表示しようとするポインタPの座標又は制御しよう
とする制御域CAを制御信号復号器19から得るか、或
いは位置計算器20で計算する。ステップST4で、前
処理したデータをマイクロプロセッサ22のメモリに記
憶し、例えば、ポインタPの座標データ及び制御しよう
とする制御域CAのデータを記憶する。その間、マイク
ロプロセッサはタイマーをカウントし、ステップST5
でタイマーカウントのチェックを決定し、ステップST
6でタイマーカウントがチェックされる。時間が切れて
いなければ、ステップST6でタイマーカウントが1だ
けデクレメントされ、ステップST8で再び時間切れか
どうかがチェックされる。時間がなお切れていなけれ
ば、ステップST9で制御画像CPの表示を続けること
を決め、時間が切れていれば、ステップ10で制御画像
CPの消去を決める。上述のステップで、リモコン3又
は3′の最後の操作のあと所定期間でビデオ画像を完全
に表示するため、制御画像CPを自動的に消去すること
も可能である。
【0093】図14では、制御画像CP内にポインタP
(カーソル)を表示し動かすために、ステップST11
で表示装置2が垂直ブランキング期間にあることを検出
したとき、ステップST12で、位置計算器20又は2
0′からの情報に従いポインタPの表示位置を変えるべ
きかどうかを決める。ポインタPを動かす必要がなけれ
ば、そのまま放置する。ステップST13で、ポインタ
Pを制御画像CPから消去すべきかどうかを決める。ポ
インタPを動かすか又は消去する必要がある場合、ステ
ップST14で、現在ポインタが置かれている位置に後
述のようにステップST17で記憶した背景映像を入れ
る。ステップST15で、ポインタPを動かす領域が現
在ポインタPが置かれている領域と同じかどうか、その
領域が現在と違うかどうかを決め、ステップST16で
表示すべきポインタの形をその領域に従って決める。ス
テップST17で、ポインタPが動かされる位置でポイ
ンタPによっておおわれる背景映像が記憶され、ポイン
タはステップST18で新しい位置に表示される。
【0094】制御画像CPにおいてキー映像をもつ制御
域CAを、前述のように、押下されたキーの形と押下さ
れないキーの形とにその形を変える場合について、番組
選択を例にとって図15により説明する。ステップST
19で、リモコン3又は3′のクリック機能が操作され
たかどうかを決める。クリック機能が操作されると、ス
テップST20で、ポインタP(カーソル)が制御域、
例えば番組表の制御域CA8に在るかどうかを決める。
ポインタPが番組表の制御域CA8内になければ、ステ
ップST21で、ポインタPが他の制御域CAに在るか
どうかをチェックする。クリック機能の後、ポインタP
が制御域CA8の1つに操作されると、ポインタP1を
表示する位置が、ステップST22で、制御域CA8の
域内に限られるように制御される。この制限により、た
とえリモコン3又は3′の誤操作によって受信部4がポ
インタP1を動かすリモコン信号RS又はRS′を受信
しても、番組選択動作は極めて安定である。
【0095】ステップST23で、制御域CA8の形が
押下されたキーの形に変わる。ステップST24で、音
声プロセッサ11がコントローラ23により制御されて
現在表示されている番組の音声信号を弱めたあと、ステ
ップST25で、制御域CA8に対応する番組データが
コントローラ23の番組メモリから読出され、チューナ
8のPLL(位相ロックループ)回路にロードされ、そ
の結果、選択された番組が受信されAVスイッチャ10
を制御して所望番組のビデオ画像が表示される。音声プ
ロセッサ11は、ステップST26で、消音動作を解除
し新しく選択された番号の音声信号を再び供給するよう
制御される。ステップST27で、クリック機能が解放
されたかどうかを検出し、解放されると、ステップST
28で制御域CA8の形が押下されないキーの形に変わ
る。ステップST29で、ポインタPは、制御域CA8
の域外に移動可能に制御される。
【0096】制御画像CPにおける制御域CAを前述の
如きムーブ又はドラグ機能で制御する場合について、制
御画像CP1の制御域CA9を用いて音量を調整する場
合を例にとって、図16により説明する。ステップST
30で、リモコン3又は3′のクリック機能が操作され
たかどうかを決める。クリック機能が操作されると、ス
テップST31で、ポインタPが制御域CA,例えば音
量調整用の制御域CA9の操作域CA9aに在るかどう
かを決める。ポインタPが操作域CA9a内になけれ
ば、ステップST32で、ポインタPが他の制御域に在
るかどうかをチェックする。クリック機能操作後ポイン
タP2が操作域CA9aに在れば、ポインタP2が表示
されない場合、ステップST33でポインタP2の表示
が消される。ポインタP2がなお表示される場合、ポイ
ンタP2を表示する位置は、ステップST34で垂直方
向に動かないよう制御される。この制限により、たとえ
リモコン3又は3′の誤操作によって受信部4がポイン
タP2を動かすリモコン信号RS又はRS′を受信して
も、音量調整機能の選択及びポインタP2の表示は極め
て安定である。
【0097】ステップST35で、操作域CA9aの色
を選択されたことを表す色に変える。ステップST36
で、クリック機能が未だ有効であるかどうかをチェック
したあと、クリック機能がなお有効であれば、ステップ
ST37で、ドラグ機能で動される操作域CA9aの位
置を位置計算器21又は21′により計算し、ステップ
ST38で操作域CA9aがその位置に動かされる。同
時に、音声プロセッサ11はコントローラ23により制
御され、操作域CA9aの位置に対応する音量に調整す
る(ステップST39)。これは、ドラグ機能が有効な
限り連続的に行われる。これに対し、クリック機能又は
ドラグ機能が解放によって無効になると、操作域CA9
aが元の色に戻され(ステップST40)、ポインタP
2は、ステップST33で消された場合、再び表示され
る(ステップST41)。ステップST42で、ポイン
タPは操作域CA9aの域外に移動可能に制御される。
【0098】制御画像CPにおける表示域DA、特に制
御画像CP1における表示域DA1〜DA4を表示する
ために、図17に示すように、ステップST43で主画
像として表示する番組を変えるかどうかを決め、変える
場合は、ステップST44で番組の識別シンボルが表示
域DA1に表示される。ステップST45で、AV出力
7に供給する番組を変えるかどうかを決め、変える場合
は、ステップST46で番組の識別シンボルが表示域D
A2に表示される。ステップST47で、PIPモード
をオンとオフの間で変えるかどうか及び副画像で表示す
る番組を変えるかどうかを決め、変える場合は、副画像
の番組の識別シンボルがステップST48で表示域DA
3に表示される。ステップST49で、音声再生のパラ
メータを変えるかどうかを決め、変える場合は、音声再
生のパラメータの識別シンボルがステップST50で表
示域DA4に表示される。
【0099】制御画像CPの制御域CAを制御し、もう
1つのウィンドウとしての制御画像CPを表示するた
め、特に図18に示すように音声調整用の制御画像CP
7を表示するため、ステップST51で、リモコン3又
は3′のクリック機能が操作されたかどうかを決める。
クリック機能が操作されると、ステップST52で、ポ
インタPが制御域CA、例えば制御画像CP1の音声調
整用の制御域CA3に在るかどうかを決める。ポインタ
Pが制御域CA3内になければ、ステップST53で、
ポインタPが他の制御域CAに在るかどうかをチェック
する。クリック機能後、ポインタPが制御域CA3に操
作されると、制御域CA3の形が押下されたキーの形に
変わり(ステップST54)、音声調整用の制御画像C
P7が制御画像CP1に重なるウィンドウとして表示さ
れる(ステップST55)。ステップST56で、リモ
コン3又は3′のクリック機能が再び操作されたかどう
かを決める。クリック機能が操作されると、ポインタP
が制御画像CP7のウィンドウに在るかどうかを決める
(ステップST57)。ポインタPが制御画像CP7内
に在れば、ポインタPが該制御画像内のどの制御域CA
に在るかチェックする(ステップST58)。ポインタ
Pが制御画像CP7内になければ、制御画像CP7は消
去されてウィンドウが閉まり、制御画像CP1が全部表
示され(ステップST59)、制御画像CP1の制御域
CA3の形が押下されないキーの形に変わる(ステップ
ST60)。
【0100】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
制御を簡単な操作によって高速で行うことができる音声
及び(又は)ビデオ再生装置(放送信号受信機)を得る
ことができる。また、ユーザがリモコン自体でなく表示
された制御画像に集中できるため、暗い室内でもユーザ
がリモコンを使い易い音声・ビデオ再生装置が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をTV受信機に実施した例を示す概略図
である。
【図2】図1のTV受信機の回路構成を示すブロック図
である。
【図3】図1のTV受信機を制御するための制御画像C
P1を示す図である。
【図4】図1のTV受信機のプリセット機能を制御する
ための制御画像CP2を示す図である。
【図5】図4のプリセット機能における直接チャンネル
を選択するための制御画像CP3を示す図である。
【図6】図4のプリセット機能における番組の名前に付
けるための制御画像CP4を示す図である。
【図7】図4のプリセット機能における番組表を記憶さ
せるための制御画像CP5を示す図である。
【図8】図1のTV受信機の画質を調整するための制御
画像CP6を示す図である。
【図9】図1のTV受信機の音質を調整し、音声再生モ
ードを選択するための制御画像CP7を示す図である。
【図10】図1のTV受信機の出力接続を制御するため
の制御画像CP8を示す図である。
【図11】図1のTV受信機のテレテキスト画像を制御
するための制御画像CP9を示す図である。
【図12】図1のTV受信機のPIP機能を制御するた
めの制御画像CP10を示す図である。
【図13】図1及び図3〜12に示す制御画像を表示す
るステップを示す流れ図である。
【図14】図1及び図3〜12に示す制御画像における
ポインタ(カーソル)Pを表示するステップを示す流れ
図である。
【図15】図3に示す制御画像CP1内の番組を選択す
るステップを示す流れ図である。
【図16】図3に示す制御画像CP1の音量を調整する
ステップを示す流れ図である。
【図17】図3に示す制御画像CP1内の状態を表示す
るステップを示す流れ図である。
【図18】図9に示す制御画像CP7を表示するステッ
プを示す流れ図である。
【符号の説明】
5,6 入力手段 8〜14,25 処理手段 2 再生手段(表示手段) 3,3′ ポインティング手段 RS,RS′ 制御信号 15〜23 制御手段 CP 制御画像 CA,CA8 制御域 P ポインタ 8,9 チューナ 25 抽出手段 14 テレテキスト・プロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲルト シュパーリンク ドイツ連邦共和国 5000 ケルン 30、フ ーゴ・エックナー・シュトラーセ 20

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声及び(又は)ビデオ画像を再生する
    装置であって、 a)1以上の音声及び(又は)ビデオ入力信号が1以上
    の番組として供給される入力手段(5,6)と、 b)上記入力手段に接続され、上記音声及び(又は)ビ
    デオ入力信号を処理する処理手段(8,9,10,1
    1,12,13,14,25)と、 c)上記処理手段に接続され、上記音声及び(又は)ビ
    デオ入力信号に対応する音声及び(又は)ビデオ画像を
    再生する再生手段(2)と、 d)制御信号(RS,RS′)を送信するポインティン
    グ手段(3,3′)と、 e)上記処理手段に接続され、上記ポインティング手段
    から制御信号を受信し、該制御信号を復号し、この復号
    された制御信号に応答して制御画像信号を発生し、上記
    処理手段を制御する制御手段(15,16,17,1
    8,19,20,21,22,23)と、 f)上記制御手段に接続され、上記制御画像信号に対応
    する制御画像(CP)を表示し、該制御画像は、複数の
    制御域(CA)と、上記ポインティング手段の操作に応
    答して該制御画像内を移動可能なポインタ(P)を含む
    ものである表示手段(2)とを具え、上記処理手段の機
    能が、上記ポインタにより指し示される上記複数の制御
    域の1つに関して、上記ポインティング手段の操作によ
    って選択され、上記処理手段の機能の選択及び上記ポイ
    ンティング手段の操作に従って、上記制御画像、上記複
    数の制御域又は上記処理手段のどれかが制御されること
    を特徴とする音声・ビデオ再生装置。
  2. 【請求項2】 上記ポインティング手段は、タッチパネ
    ルと、該タッチパネル上に圧力が与えられた位置を検出
    するセンサの2次元行列とを有し、上記ポインタは、圧
    力が与えられた上記位置に従って上記制御画像上に位置
    するものである請求項1の装置。
  3. 【請求項3】 上記制御画像はピクセル志向グラフとし
    て発生される請求項1又は2のいずれか1項の装置。
  4. 【請求項4】 上記ポインタは、上記制御画像内のその
    位置に従って形を変える請求項1〜3のいずれか1項の
    装置。
  5. 【請求項5】 上記音声及び(又は)ビデオ入力信号か
    ら検出された情報に従って、上記音声及び(又は)入力
    信号に関係しない1以上の制御域(CA)は、検出され
    た上記情報が変わらない限り、上記制御画像に表示され
    ない請求項1〜4のいずれか1項の装置。
  6. 【請求項6】 上記入力手段は、放送局から放送信号を
    受信する入力回路(5)を含み、上記処理手段は、チュ
    ーナ回路(8,9)を含み、上記表示手段は、上記複数
    の制御域(CA8)に上記放送局の識別子を表示し、上
    記チューナ回路は、上記ポインタにより指し示され上記
    ポインティング手段の操作により選択される複数の制御
    域(CA8)の1つに対応する上記放送局の1つから上
    記放送信号の1つを選択する請求項1〜5のいずれか1
    項の装置。
  7. 【請求項7】 上記処理手段は、上記放送信号から上記
    放送局の識別子のデータを抽出するデータ抽出手段(2
    5)を含む請求項6の装置。
  8. 【請求項8】 上記複数の制御域の1つが上記ポインテ
    ィング手段の操作により選択された場合、その選択され
    た制御域は上記制御画像内で移動可能であり、その選択
    された制御域は上記ポインティング手段の操作に従って
    動かされる請求項1〜7のいずれか1項の装置。
  9. 【請求項9】 上記制御手段は、上記制御画像の制御域
    の移動を伴う上記ポインティング手段の操作に従って上
    記処理手段を制御する請求項6の装置。
  10. 【請求項10】 上記再生手段は、上記表示手段として
    も使用されるビデオ再生装置(2)を含む請求項1〜9
    のいずれか1項のビデオ再生装置。
  11. 【請求項11】 上記処理手段は、テレテキスト・プロ
    セッサ(14)を含み、少なくともページ番号映像を含
    むテレテキスト画像は上記再生手段に表示され、これに
    より、上記ポインタが上記ページ番号映像の上又は近く
    に置かれた場合、上記テレテキスト・プロセッサが該ペ
    ージ番号映像に対応するページ番号のデータを抽出する
    請求項1〜10のいずれか1項のビデオ再生装置。
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