JPH07226777A - 階層型ネットワーク管理システムおよびネットワーク管理情報の制御方法 - Google Patents
階層型ネットワーク管理システムおよびネットワーク管理情報の制御方法Info
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- JPH07226777A JPH07226777A JP6037957A JP3795794A JPH07226777A JP H07226777 A JPH07226777 A JP H07226777A JP 6037957 A JP6037957 A JP 6037957A JP 3795794 A JP3795794 A JP 3795794A JP H07226777 A JPH07226777 A JP H07226777A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】統合マネージャとサブマネージャ間の通信サー
ビスについてもIAB管理標準に基づくことにより、サ
ブマネージャの構成を簡単にすることができ、延いては
管理システム全体の構成を簡易化できる。 【構成】統合マネージャ50、サブマネージャ10、および
エージェント20により、階層的にネットワークを管理す
る。サブマネージャ10は、当該サブマネージャ10の配下
にあるエージェント20の持つ管理情報と1対1に対応す
る管理情報を持つ。すなわち、SNMPにより階層的に
ネットワーク管理をおこなうための、サブマネージャが
保持する管理情報の論理的データ構造(MIB)を定義
する。サブマネージャ10の持つ当該管理情報は、エージ
ェントを識別するための情報をインデックスの一部とす
るテーブル構造を持つ。
ビスについてもIAB管理標準に基づくことにより、サ
ブマネージャの構成を簡単にすることができ、延いては
管理システム全体の構成を簡易化できる。 【構成】統合マネージャ50、サブマネージャ10、および
エージェント20により、階層的にネットワークを管理す
る。サブマネージャ10は、当該サブマネージャ10の配下
にあるエージェント20の持つ管理情報と1対1に対応す
る管理情報を持つ。すなわち、SNMPにより階層的に
ネットワーク管理をおこなうための、サブマネージャが
保持する管理情報の論理的データ構造(MIB)を定義
する。サブマネージャ10の持つ当該管理情報は、エージ
ェントを識別するための情報をインデックスの一部とす
るテーブル構造を持つ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信ネットワークの管
理システムおよび管理情報の制御方法に関し、特に、エ
ージェント、サブマネージャ、および統合マネージャに
より階層的に管理されるネットワーク管理システムおよ
びネットワーク管理情報の制御方法に関する。
理システムおよび管理情報の制御方法に関し、特に、エ
ージェント、サブマネージャ、および統合マネージャに
より階層的に管理されるネットワーク管理システムおよ
びネットワーク管理情報の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通信ネットワークの管理システム
は、マネージャとエージェントとの2種類のサブシステ
ムより構成されている。
は、マネージャとエージェントとの2種類のサブシステ
ムより構成されている。
【0003】通信ネットワークが大規模になると、当該
通信ネットワークを分割し、分割された通信ネットワー
クのそれぞれを、中間の管理システム(以下、サブマネ
ージャと呼ぶ)にて管理することにより、管理に関わる
負担を低減するようになっていきている。
通信ネットワークを分割し、分割された通信ネットワー
クのそれぞれを、中間の管理システム(以下、サブマネ
ージャと呼ぶ)にて管理することにより、管理に関わる
負担を低減するようになっていきている。
【0004】例えば、図2に示されるように、ワイド・
エリア・ネットワーク(以降、WANと略す)とローカ
ル・エリア・ネットワーク(以降、LANと略す)より
構成され、すべてのエージェントはどれかのLANに接
続される通信ネットワークでは、各LANごとに当該L
ANを代行管理するサブマネージャを設置し、当該通信
ネットワークを分割管理することが行なわれる。
エリア・ネットワーク(以降、WANと略す)とローカ
ル・エリア・ネットワーク(以降、LANと略す)より
構成され、すべてのエージェントはどれかのLANに接
続される通信ネットワークでは、各LANごとに当該L
ANを代行管理するサブマネージャを設置し、当該通信
ネットワークを分割管理することが行なわれる。
【0005】このとき、従来の意味でのマネージャ、す
なわち前記通信ネットワークの全体を管理するサブシス
テムを、統合マネージャと呼ぶ。
なわち前記通信ネットワークの全体を管理するサブシス
テムを、統合マネージャと呼ぶ。
【0006】一方、通信ネットワークの管理に関する国
際的な標準規格には、オー・エス・アイ(OSI)管理
標準と、アイ・エイ・ビー(IAB)管理標準のふたつ
が存在する。
際的な標準規格には、オー・エス・アイ(OSI)管理
標準と、アイ・エイ・ビー(IAB)管理標準のふたつ
が存在する。
【0007】前記のサブマネージャを設置した管理シス
テムでは、”分散LANドメインのOSIによる統合管
理”(宮内他、情報処理学会論文誌、1993年、6月
号、以下、参照文献[1])に記述されているように、
各LANをIAB管理標準に基づくサブマネージャにて
管理し、サブマネージャと統合マネージャ間はOSI管
理標準に基づく管理システムで管理することが提案され
ている。
テムでは、”分散LANドメインのOSIによる統合管
理”(宮内他、情報処理学会論文誌、1993年、6月
号、以下、参照文献[1])に記述されているように、
各LANをIAB管理標準に基づくサブマネージャにて
管理し、サブマネージャと統合マネージャ間はOSI管
理標準に基づく管理システムで管理することが提案され
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記参
照文献[1]に記述されているOSI管理システムで
は、サブマネージャは、OSI管理標準が実現されるO
SI標準の通信サービスと、IAB管理標準が実現され
るIAB標準の通信サービスとの両方を実装しなければ
ならない。
照文献[1]に記述されているOSI管理システムで
は、サブマネージャは、OSI管理標準が実現されるO
SI標準の通信サービスと、IAB管理標準が実現され
るIAB標準の通信サービスとの両方を実装しなければ
ならない。
【0009】一方、LANでは、IAB標準の通信サー
ビスが使用されている。前記通信ネットワークの運用で
は、LAN間でもIAB標準の通信サービスを使用する
ことが通常の運用である。したがって、上記参照文献
[1]に記述されている管理システムでは、WAN上で
IAB管理標準の標準規格を使用できるにもかかわら
ず、OSI管理標準の標準規格を使用しなければなら
ず、サブマネージャの構成が大きくなるという欠点があ
る。
ビスが使用されている。前記通信ネットワークの運用で
は、LAN間でもIAB標準の通信サービスを使用する
ことが通常の運用である。したがって、上記参照文献
[1]に記述されている管理システムでは、WAN上で
IAB管理標準の標準規格を使用できるにもかかわら
ず、OSI管理標準の標準規格を使用しなければなら
ず、サブマネージャの構成が大きくなるという欠点があ
る。
【0010】本発明は、エージェント、サブマネージ
ャ、および統合マネージャにより階層的に管理されるネ
ットワーク管理システムにおいて、統合マネージャとサ
ブマネージャ間の通信サービスについてもIAB管理標
準に基づくことにより、サブマネージャの構成を簡単な
ものとすることができ、延いては管理システム全体の構
成を簡易化できる階層型ネットワーク管理システムおよ
びネットワーク管理情報の制御方法を提供することを目
的とする。
ャ、および統合マネージャにより階層的に管理されるネ
ットワーク管理システムにおいて、統合マネージャとサ
ブマネージャ間の通信サービスについてもIAB管理標
準に基づくことにより、サブマネージャの構成を簡単な
ものとすることができ、延いては管理システム全体の構
成を簡易化できる階層型ネットワーク管理システムおよ
びネットワーク管理情報の制御方法を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る階層型ネッ
トワーク管理システムは、通信ネットワークの資源であ
る管理オブジェクトを制御するエージェントと、前記エ
ージェントの一群を介して前記通信ネットワークの一部
を制御するサブマネージャと、前記サブマネージャの一
群を介して前記通信ネットワークを制御する統合マネー
ジャとから構成され、前記エージェントと前記サブマネ
ージャ間、および前記サブマネージャと前記統合マネー
ジャ間の通信プロトコルとしてSNMPを使用する階層
型ネットワーク管理システムであって、前記サブマネー
ジャが仮想的に保持するデータベースである管理情報ベ
ースを構成する要素であるところの管理オブジェクト
が、当該サブマネージャの管理オブジェクトのインスタ
ンスと前記エージェントの管理オブジェクトのインスタ
ンスとが1対1に対応するように識別子を割当てた論理
的データ構造を有することを特徴とする。
トワーク管理システムは、通信ネットワークの資源であ
る管理オブジェクトを制御するエージェントと、前記エ
ージェントの一群を介して前記通信ネットワークの一部
を制御するサブマネージャと、前記サブマネージャの一
群を介して前記通信ネットワークを制御する統合マネー
ジャとから構成され、前記エージェントと前記サブマネ
ージャ間、および前記サブマネージャと前記統合マネー
ジャ間の通信プロトコルとしてSNMPを使用する階層
型ネットワーク管理システムであって、前記サブマネー
ジャが仮想的に保持するデータベースである管理情報ベ
ースを構成する要素であるところの管理オブジェクト
が、当該サブマネージャの管理オブジェクトのインスタ
ンスと前記エージェントの管理オブジェクトのインスタ
ンスとが1対1に対応するように識別子を割当てた論理
的データ構造を有することを特徴とする。
【0012】すなわち、本発明では、サブマネージャの
管理オブジェクト(以降、サブマネージャ管理オブジェ
クトと記す)の論理的データ構造を規定し、管理システ
ム全体でユニークとなる名前の体系を規定する。
管理オブジェクト(以降、サブマネージャ管理オブジェ
クトと記す)の論理的データ構造を規定し、管理システ
ム全体でユニークとなる名前の体系を規定する。
【0013】このデータ構造は、複数のエントリを持つ
テーブル形式で表現され、エージェントとエントリは1
対1に対応する。各エントリは少なくともひとつのイン
デックスを持つ。すなわち、少なくともひとつのインデ
ックスが、エントリと1対1に対応する。また、サブマ
ネージャが管理する管理オブジェクトの上記データ構造
は、エージェントごとの相違を表現し、前記相違を吸収
できる論理的データ構造を持つようにする。また、本発
明では、オブジェクト・グループ単位にテーブル形式で
サブマネージャ管理オブジェクトの論理的データ構造を
規定する。さらに、エージェントと1対1に対応するイ
ンデックスを、各テーブルで共通に使用することによ
り、エージェントとの対応を容易におこなうことができ
るようにした。
テーブル形式で表現され、エージェントとエントリは1
対1に対応する。各エントリは少なくともひとつのイン
デックスを持つ。すなわち、少なくともひとつのインデ
ックスが、エントリと1対1に対応する。また、サブマ
ネージャが管理する管理オブジェクトの上記データ構造
は、エージェントごとの相違を表現し、前記相違を吸収
できる論理的データ構造を持つようにする。また、本発
明では、オブジェクト・グループ単位にテーブル形式で
サブマネージャ管理オブジェクトの論理的データ構造を
規定する。さらに、エージェントと1対1に対応するイ
ンデックスを、各テーブルで共通に使用することによ
り、エージェントとの対応を容易におこなうことができ
るようにした。
【0014】本発明では、前記サブマネージャの管理オ
ブジェクトに対応するエージェントの管理オブジェクト
が非テーブル型の管理オブジェクトであり、当該エージ
ェントの管理オブジェクトのオブジェクト識別子の基準
点をXとし、当該エージェントの管理オブジェクトが属
するオブジェクト・グループに対する副識別子をx1と
し、当該エージェントの管理オブジェクトに対する副識
別子をx2とし、前記サブマネージャの管理オブジェクト
に割り当てるオブジェクト識別子の基準点をYとした場
合に、当該サブマネージャの管理オブジェクトのオブジ
ェクト識別子として、適当に選択した副識別子y1および
y2を用いて、Y.x1.y1.y2.x2を割り当てるようにする。
ブジェクトに対応するエージェントの管理オブジェクト
が非テーブル型の管理オブジェクトであり、当該エージ
ェントの管理オブジェクトのオブジェクト識別子の基準
点をXとし、当該エージェントの管理オブジェクトが属
するオブジェクト・グループに対する副識別子をx1と
し、当該エージェントの管理オブジェクトに対する副識
別子をx2とし、前記サブマネージャの管理オブジェクト
に割り当てるオブジェクト識別子の基準点をYとした場
合に、当該サブマネージャの管理オブジェクトのオブジ
ェクト識別子として、適当に選択した副識別子y1および
y2を用いて、Y.x1.y1.y2.x2を割り当てるようにする。
【0015】また、前記サブマネージャの管理オブジェ
クトに対応するエージェントの管理オブジェクトがテー
ブル型の管理オブジェクトであり、当該エージェントの
管理オブジェクトのオブジェクト識別子の基準点をXと
し、当該エージェントの管理オブジェクトが属するオブ
ジェクト・グループに対する副識別子をx1とし、当該エ
ージェントの管理オブジェクトが属するテーブルとエン
トリに対する副識別子をそれぞれx2およびx3とし、当該
エージェントの管理オブジェクトに対する副識別子をx4
とし、前記サブマネージャの管理オブジェクトに割り当
てるオブジェクト識別子の基準点をYとした場合に、当
該サブマネージャの管理オブジェクトのオブジェクト識
別子として、Y.x1.x2.x3.x4を割り当てるようにする。
クトに対応するエージェントの管理オブジェクトがテー
ブル型の管理オブジェクトであり、当該エージェントの
管理オブジェクトのオブジェクト識別子の基準点をXと
し、当該エージェントの管理オブジェクトが属するオブ
ジェクト・グループに対する副識別子をx1とし、当該エ
ージェントの管理オブジェクトが属するテーブルとエン
トリに対する副識別子をそれぞれx2およびx3とし、当該
エージェントの管理オブジェクトに対する副識別子をx4
とし、前記サブマネージャの管理オブジェクトに割り当
てるオブジェクト識別子の基準点をYとした場合に、当
該サブマネージャの管理オブジェクトのオブジェクト識
別子として、Y.x1.x2.x3.x4を割り当てるようにする。
【0016】さらに、本発明の階層型ネットワーク管理
システムにおける統合マネージャは、階層的なサブマッ
プを用いてネットワークの状態を表示するグラフィカル
・インタフェースを提供する。
システムにおける統合マネージャは、階層的なサブマッ
プを用いてネットワークの状態を表示するグラフィカル
・インタフェースを提供する。
【0017】本発明に係るネットワーク管理情報の制御
方法では、前記サブマネージャが、前記統合マネージャ
からSNMPメッセージを受け取った場合、該SNMP
メッセージを解析し、前記サブマネージャの管理オブジ
ェクトのインスタンスのオブジェクト識別子を前記エー
ジェントの管理オブジェクトのインスタンスのオブジェ
クト識別子に変換し、該管理オブジェクトのインスタン
スを保持するエージェントのIPアドレスおよび該エー
ジェントに対するコミュニティ名を取得し、該エージェ
ントの管理オブジェクトのインスタンスのオブジェクト
識別子、および取得したコミュニティ名を用いて、該エ
ージェントに対するSNMPメッセージを組み立て、該
エージェントに対して該SNMPメッセージを発行し、
発行したSNMPメッセージに対する応答であるところ
のSNMPメッセージを、該エージェントから受信し、
受信したSNMPメッセージを解析し、該SNMPメッ
セージを発行したエージェントのIPアドレスを用い
て、該エージェントの管理オブジェクトのインスタンス
のオブジェクト識別子を、前記サブマネージャの管理オ
ブジェクトのインスタンスのオブジェクト識別子に変換
し、得られたサブマネージャの管理オブジェクトのイン
スタンスのオブジェクト識別子を用いて、前記統合マネ
ージャに対して応答すべきSNMPメッセージを組み立
て、前記統合マネージャに対して該SNMPメッセージ
を応答するようにしている。
方法では、前記サブマネージャが、前記統合マネージャ
からSNMPメッセージを受け取った場合、該SNMP
メッセージを解析し、前記サブマネージャの管理オブジ
ェクトのインスタンスのオブジェクト識別子を前記エー
ジェントの管理オブジェクトのインスタンスのオブジェ
クト識別子に変換し、該管理オブジェクトのインスタン
スを保持するエージェントのIPアドレスおよび該エー
ジェントに対するコミュニティ名を取得し、該エージェ
ントの管理オブジェクトのインスタンスのオブジェクト
識別子、および取得したコミュニティ名を用いて、該エ
ージェントに対するSNMPメッセージを組み立て、該
エージェントに対して該SNMPメッセージを発行し、
発行したSNMPメッセージに対する応答であるところ
のSNMPメッセージを、該エージェントから受信し、
受信したSNMPメッセージを解析し、該SNMPメッ
セージを発行したエージェントのIPアドレスを用い
て、該エージェントの管理オブジェクトのインスタンス
のオブジェクト識別子を、前記サブマネージャの管理オ
ブジェクトのインスタンスのオブジェクト識別子に変換
し、得られたサブマネージャの管理オブジェクトのイン
スタンスのオブジェクト識別子を用いて、前記統合マネ
ージャに対して応答すべきSNMPメッセージを組み立
て、前記統合マネージャに対して該SNMPメッセージ
を応答するようにしている。
【0018】
【作用】サブマネージャ管理オブジェクトに割り当てら
れるオブジェクト識別子の割り当てを、IAB管理標準
の管理オブジェクト(以降、IAB管理オブジェクトと
記す)に割り当てられるオブジェクト識別子と対応させ
ているので、サブマネージャ管理オブジェクトと、それ
に対応するIAB管理オブジェクトの対応を、容易かつ
機械的におこなうことができる。すなわち、サブマネー
ジャ管理オブジェクトと、IAB管理オブジェクトとの
対応表を、サブマネージャが持つ必要がなくなるという
利点がある。
れるオブジェクト識別子の割り当てを、IAB管理標準
の管理オブジェクト(以降、IAB管理オブジェクトと
記す)に割り当てられるオブジェクト識別子と対応させ
ているので、サブマネージャ管理オブジェクトと、それ
に対応するIAB管理オブジェクトの対応を、容易かつ
機械的におこなうことができる。すなわち、サブマネー
ジャ管理オブジェクトと、IAB管理オブジェクトとの
対応表を、サブマネージャが持つ必要がなくなるという
利点がある。
【0019】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0020】図2は、本実施例のネットワーク管理シス
テムの適用対象である階層型ネットワークの構成例を示
す。このネットワークは、WANとLANより構成さ
れ、すべてのエージェント20a〜20fは何れかのL
ANに接続されている。各LANごとに、当該LANを
代行管理するサブマネージャ10が設置してある。統合
マネージャ50は、この通信ネットワークの全体を管理
する。
テムの適用対象である階層型ネットワークの構成例を示
す。このネットワークは、WANとLANより構成さ
れ、すべてのエージェント20a〜20fは何れかのL
ANに接続されている。各LANごとに、当該LANを
代行管理するサブマネージャ10が設置してある。統合
マネージャ50は、この通信ネットワークの全体を管理
する。
【0021】図1は、図2の階層型ネットワークの論理
的な関係を示す図である。本実施例の階層型ネットワー
ク管理システムでは、統合マネージャ50とサブマネー
ジャ10との間のネットワーク管理のためのプロトコル
として、エス・エヌ・エム・ピー(SNMP、以降、単
にSNMPと記述する。)プロトコルを用いる。また、
サブマネージャ10とエージェント20との間のネット
ワーク管理もSNMPプロトコルにより行なう。
的な関係を示す図である。本実施例の階層型ネットワー
ク管理システムでは、統合マネージャ50とサブマネー
ジャ10との間のネットワーク管理のためのプロトコル
として、エス・エヌ・エム・ピー(SNMP、以降、単
にSNMPと記述する。)プロトコルを用いる。また、
サブマネージャ10とエージェント20との間のネット
ワーク管理もSNMPプロトコルにより行なう。
【0022】次に、本実施例において用いるサブマネー
ジャの管理オブジェクト(以降、サブマネージャ管理オ
ブジェクトと記す)のデータ構造の概要を説明する。
ジャの管理オブジェクト(以降、サブマネージャ管理オ
ブジェクトと記す)のデータ構造の概要を説明する。
【0023】IAB管理標準の枠組みでは、通信ネット
ワークの資源であり、管理システムが管理する対象であ
る管理オブジェクトの名称は、エージェントごとにのみ
ユニークであるが、管理システム全体ではユニークとは
ならない。例えば、図2において、エージェント20a
のシステム名称を表わす管理オブジェクトも、エージェ
ント20bのシステム名称を表わす管理オブジェクト
も、同じsysNameという名前であり、区別することがで
きない。IAB管理標準では、管理オブジェクトの名前
をあらわすためにオブジェクト識別子を使用している。
例えば、sysNameはオブジェクト識別子であり、1.3.6.
1.2.1.1.1.5という値を持つ。
ワークの資源であり、管理システムが管理する対象であ
る管理オブジェクトの名称は、エージェントごとにのみ
ユニークであるが、管理システム全体ではユニークとは
ならない。例えば、図2において、エージェント20a
のシステム名称を表わす管理オブジェクトも、エージェ
ント20bのシステム名称を表わす管理オブジェクト
も、同じsysNameという名前であり、区別することがで
きない。IAB管理標準では、管理オブジェクトの名前
をあらわすためにオブジェクト識別子を使用している。
例えば、sysNameはオブジェクト識別子であり、1.3.6.
1.2.1.1.1.5という値を持つ。
【0024】そこで、本実施例では、サブマネージャ管
理オブジェクトの論理的データ構造を規定し、管理シス
テム全体でユニークとなる名前の体系を規定するように
している。
理オブジェクトの論理的データ構造を規定し、管理シス
テム全体でユニークとなる名前の体系を規定するように
している。
【0025】このサブマネージャ管理オブジェクトのデ
ータ構造は、複数のエントリを持つテーブル形式で表現
され、エージェントとエントリとは1対1に対応する。
各エントリは、少なくともひとつのインデックスを持
つ。すなわち、少なくともひとつのインデックスが、エ
ントリと1対1に対応するようにしている。
ータ構造は、複数のエントリを持つテーブル形式で表現
され、エージェントとエントリとは1対1に対応する。
各エントリは、少なくともひとつのインデックスを持
つ。すなわち、少なくともひとつのインデックスが、エ
ントリと1対1に対応するようにしている。
【0026】実際の通信ネットワークでは、エージェン
トが実装する管理オブジェクト群は、エージェントごと
に相違する。そこで、本実施例においては、サブマネー
ジャが管理するサブマネージャ管理オブジェクトの上記
データ構造は、エージェントごとの相違を表現し、その
相違を吸収できる論理的データ構造を持つようにしてい
る。
トが実装する管理オブジェクト群は、エージェントごと
に相違する。そこで、本実施例においては、サブマネー
ジャが管理するサブマネージャ管理オブジェクトの上記
データ構造は、エージェントごとの相違を表現し、その
相違を吸収できる論理的データ構造を持つようにしてい
る。
【0027】IAB管理標準が規定する管理オブジェク
トは、論理的に関係のある管理オブジェクトごとに、オ
ブジェクト・グループとしてグループ化されており、オ
ブジェクト・グループ単位で実装することが推奨されて
いる。
トは、論理的に関係のある管理オブジェクトごとに、オ
ブジェクト・グループとしてグループ化されており、オ
ブジェクト・グループ単位で実装することが推奨されて
いる。
【0028】そこで、本実施例では、オブジェクト・グ
ループ単位にテーブル形式でサブマネージャ管理オブジ
ェクトの論理的データ構造を規定する。さらに、エージ
ェントと1対1に対応するインデックスを、各テーブル
で共通に使用することにより、容易に、エージェントと
の対応を取ることができるようにしている。
ループ単位にテーブル形式でサブマネージャ管理オブジ
ェクトの論理的データ構造を規定する。さらに、エージ
ェントと1対1に対応するインデックスを、各テーブル
で共通に使用することにより、容易に、エージェントと
の対応を取ることができるようにしている。
【0029】さらに、本実施例では、サブマネージャ管
理オブジェクトに割り当てられるオブジェクト識別子の
割り当てを、IAB管理標準の管理オブジェクト(以
降、IAB管理オブジェクトと記す)に割り当てられる
オブジェクト識別子と対応させるようにしている。これ
により、サブマネージャ管理オブジェクトと、それに対
応するIAB管理オブジェクトとの対応を、容易かつ機
械的に行なうことができる。すなわち、サブマネージャ
管理オブジェクトと、IAB管理オブジェクトとの対応
表を、サブマネージャが持つ必要がなくなるという利点
がある。
理オブジェクトに割り当てられるオブジェクト識別子の
割り当てを、IAB管理標準の管理オブジェクト(以
降、IAB管理オブジェクトと記す)に割り当てられる
オブジェクト識別子と対応させるようにしている。これ
により、サブマネージャ管理オブジェクトと、それに対
応するIAB管理オブジェクトとの対応を、容易かつ機
械的に行なうことができる。すなわち、サブマネージャ
管理オブジェクトと、IAB管理オブジェクトとの対応
表を、サブマネージャが持つ必要がなくなるという利点
がある。
【0030】サブマネージャ管理オブジェクトとIAB
管理オブジェクトとの対応について、非テーブル型とテ
ーブル型に分けて、さらに具体的に説明する。
管理オブジェクトとの対応について、非テーブル型とテ
ーブル型に分けて、さらに具体的に説明する。
【0031】図3は、非テーブル型とテーブル型のIA
B管理オブジェクトのオブジェクト識別子と当該IAB
管理オブジェクトに対応するサブマネージャ管理オブジ
ェクトのオブジェクト識別子との対応表である。ここで
は、IAB管理オブジェクトに割り当てられるオブジェ
クト識別子の基準点をX、サブマネージャ管理オブジェ
クトに割り当てられるオブジェクト識別子の基準点をY
とする。
B管理オブジェクトのオブジェクト識別子と当該IAB
管理オブジェクトに対応するサブマネージャ管理オブジ
ェクトのオブジェクト識別子との対応表である。ここで
は、IAB管理オブジェクトに割り当てられるオブジェ
クト識別子の基準点をX、サブマネージャ管理オブジェ
クトに割り当てられるオブジェクト識別子の基準点をY
とする。
【0032】まず、非テーブル型のIAB管理オブジェ
クトについて説明する。
クトについて説明する。
【0033】前述したように、前記IAB管理オブジェ
クトは、あるオブジェクト・グループに属している。当
該オブジェクト・グループに割り当てられる副識別子を
x1とすると、当該IAB管理オブジェクトのオブジェク
ト識別子はX.x1.x2によって表わされる。ここで、x2
は、当該IAB管理オブジェクトに割り当てられた副識
別子である。
クトは、あるオブジェクト・グループに属している。当
該オブジェクト・グループに割り当てられる副識別子を
x1とすると、当該IAB管理オブジェクトのオブジェク
ト識別子はX.x1.x2によって表わされる。ここで、x2
は、当該IAB管理オブジェクトに割り当てられた副識
別子である。
【0034】前記IAB管理オブジェクトが属するオブ
ジェクト・グループのオブジェクト識別子はX.x1によ
って表わされるが、これに対応するサブマネージャ管理
オブジェクトが属するオブジェクト・グループのオブジ
ェクト識別子はY.x1として規定する。
ジェクト・グループのオブジェクト識別子はX.x1によ
って表わされるが、これに対応するサブマネージャ管理
オブジェクトが属するオブジェクト・グループのオブジ
ェクト識別子はY.x1として規定する。
【0035】前記IAB管理オブジェクトに対応するサ
ブマネージャ管理オブジェクトのオブジェクト識別子
は、Y.x1.y1.y2.x2として規定する。ここで、Y.x1.y1
は当該サブマネージャ管理オブジェクトが属するテーブ
ルに割り当てられるオブジェクト識別子であり、Y.x1.
y1.y2は当該テーブルを構成するエントリに割り当てら
れるオブジェクト識別子である。y1とy2の値は、通常、
どちらも1であるが、後述するテーブル型のIAB管理
オブジェクトと対応するサブマネージャ管理オブジェク
トのオブジェクト識別子と重複しないように割り当て
る。
ブマネージャ管理オブジェクトのオブジェクト識別子
は、Y.x1.y1.y2.x2として規定する。ここで、Y.x1.y1
は当該サブマネージャ管理オブジェクトが属するテーブ
ルに割り当てられるオブジェクト識別子であり、Y.x1.
y1.y2は当該テーブルを構成するエントリに割り当てら
れるオブジェクト識別子である。y1とy2の値は、通常、
どちらも1であるが、後述するテーブル型のIAB管理
オブジェクトと対応するサブマネージャ管理オブジェク
トのオブジェクト識別子と重複しないように割り当て
る。
【0036】さらに、前記非テーブル型のIAB管理オ
ブジェクトが属しているオブジェクト・グループと同じ
オブジェクト・グループに属する非テーブル型の管理オ
ブジェクトは、前記サブマネージャ管理オブジェクトが
属しているテーブルおよびエントリに属すこと、すなわ
ち、同一のオブジェクト識別子の形式Y.x1.y1.y2.x2を
持ち、Y、x1、y1、y2の値は同じであることを注意して
おく。
ブジェクトが属しているオブジェクト・グループと同じ
オブジェクト・グループに属する非テーブル型の管理オ
ブジェクトは、前記サブマネージャ管理オブジェクトが
属しているテーブルおよびエントリに属すこと、すなわ
ち、同一のオブジェクト識別子の形式Y.x1.y1.y2.x2を
持ち、Y、x1、y1、y2の値は同じであることを注意して
おく。
【0037】次に、テーブル型のIAB管理オブジェク
トについて説明する。
トについて説明する。
【0038】テーブル型のIAB管理オブジェクトのオ
ブジェクト識別子は、X.x1.x2.x3.x4で与えられる。こ
こで、X.x1は、前記IAB管理オブジェクトが属して
いるオブジェクト・グループに割り当てられるオブジェ
クト識別子であり、x1は前記IAB管理オブジェクトが
属しているテーブルに割り当てられる副識別子である。
また、x3は、前記テーブルを構成するエントリに割り当
てられる副識別子である。前記IAB管理オブジェクト
に対応するサブマネージャ管理オブジェクトのオブジェ
クト識別子には、Y.x1.x2.x3.x4を割り当てる。
ブジェクト識別子は、X.x1.x2.x3.x4で与えられる。こ
こで、X.x1は、前記IAB管理オブジェクトが属して
いるオブジェクト・グループに割り当てられるオブジェ
クト識別子であり、x1は前記IAB管理オブジェクトが
属しているテーブルに割り当てられる副識別子である。
また、x3は、前記テーブルを構成するエントリに割り当
てられる副識別子である。前記IAB管理オブジェクト
に対応するサブマネージャ管理オブジェクトのオブジェ
クト識別子には、Y.x1.x2.x3.x4を割り当てる。
【0039】次に、前記サブマネージャ管理オブジェク
トのインスタンスに対するインデックスの割り当て方法
について説明する。
トのインスタンスに対するインデックスの割り当て方法
について説明する。
【0040】非テーブル型のIAB管理オブジェクトの
インスタンスに割り当てられるオブジェクト識別子は、
Z.0で割り当てられる。ここで、Zは前記IAB管理オ
ブジェクトに割り当てられたオブジェクト識別子(図3
ではX.x1.x2)である。前記IAB管理オブジェクトと
対応するサブマネージャ管理オブジェクトのオブジェク
ト識別子をW(図3ではY.x1.y1.y2.x2)とすると、当
該IAB管理オブジェクトのインスタンスに対応するサ
ブマネージャ管理オブジェクトのインスタンスに割り当
てられるオブジェクト識別子は、W.iで規定する。ここ
で、iは、前記IAB管理オブジェクトのインスタンス
を保持しているエージェントをユニークに識別するため
に与えられたインデックスである。
インスタンスに割り当てられるオブジェクト識別子は、
Z.0で割り当てられる。ここで、Zは前記IAB管理オ
ブジェクトに割り当てられたオブジェクト識別子(図3
ではX.x1.x2)である。前記IAB管理オブジェクトと
対応するサブマネージャ管理オブジェクトのオブジェク
ト識別子をW(図3ではY.x1.y1.y2.x2)とすると、当
該IAB管理オブジェクトのインスタンスに対応するサ
ブマネージャ管理オブジェクトのインスタンスに割り当
てられるオブジェクト識別子は、W.iで規定する。ここ
で、iは、前記IAB管理オブジェクトのインスタンス
を保持しているエージェントをユニークに識別するため
に与えられたインデックスである。
【0041】テーブル型のIAB管理オブジェクトのイ
ンスタンスに割り当てられるオブジェクト識別子は、
Z.i[1].i[2].….i[n](nは1以上)であらわされる。
ここで、Zは前記IAB管理オブジェクトに割り当てら
れたオブジェクト識別子(図3ではX.x1.x2.x3.x4)で
ある。前記IAB管理オブジェクトと対応するサブマネ
ージャ管理オブジェクトのオブジェクト識別子をW(図
3ではY.x1.x2.x3.x4)とする。そして、当該IAB管
理オブジェクトのインスタンスと対応するサブマネージ
ャ管理オブジェクトのインスタンスに割り当てられるオ
ブジェクト識別子は、W.i.i[1].i[2].….i[n]で規定す
る。ここで、iは、前記IAB管理オブジェクトのイン
スタンスを保持しているエージェントをユニークに識別
するために与えられたインデックスである。
ンスタンスに割り当てられるオブジェクト識別子は、
Z.i[1].i[2].….i[n](nは1以上)であらわされる。
ここで、Zは前記IAB管理オブジェクトに割り当てら
れたオブジェクト識別子(図3ではX.x1.x2.x3.x4)で
ある。前記IAB管理オブジェクトと対応するサブマネ
ージャ管理オブジェクトのオブジェクト識別子をW(図
3ではY.x1.x2.x3.x4)とする。そして、当該IAB管
理オブジェクトのインスタンスと対応するサブマネージ
ャ管理オブジェクトのインスタンスに割り当てられるオ
ブジェクト識別子は、W.i.i[1].i[2].….i[n]で規定す
る。ここで、iは、前記IAB管理オブジェクトのイン
スタンスを保持しているエージェントをユニークに識別
するために与えられたインデックスである。
【0042】次に、本実施例におけるサブマネージャ10
の構成について、図4を用いて、説明する。
の構成について、図4を用いて、説明する。
【0043】図4に示したように、サブマネージャ10
は、以下の機能モジュールから構成される。通信制御手
段100、オブジェクト識別子変換手段110、エージェント
識別手段120、およびサブマネージャ機能制御手段130で
ある。
は、以下の機能モジュールから構成される。通信制御手
段100、オブジェクト識別子変換手段110、エージェント
識別手段120、およびサブマネージャ機能制御手段130で
ある。
【0044】以下、各機能について説明する。
【0045】(1)通信制御手段100 上述したように、IAB管理標準では、ネットワーク管
理のためのプロトコルをSNMPと名付けている。この
規格は、アール・エフ・シー1157、シンプル・ネッ
トワーク・マネージメント・プロトコル(RFC 1157, "S
imple Netwrk Management Protocol")で規定されてい
る。
理のためのプロトコルをSNMPと名付けている。この
規格は、アール・エフ・シー1157、シンプル・ネッ
トワーク・マネージメント・プロトコル(RFC 1157, "S
imple Netwrk Management Protocol")で規定されてい
る。
【0046】当該通信制御手段100は、統合マネージャ
およびエージェントとのSNMPプロトコルによる通信
を司る。
およびエージェントとのSNMPプロトコルによる通信
を司る。
【0047】(2)オブジェクト識別子変換手段110 当該オブジェクト識別子変換手段110は、図3で説明し
たオブジェクト識別子の対応規則にしたがって、サブマ
ネージャ管理オブジェクトのインスタンスのオブジェク
ト識別子を、IAB管理オブジェクトのインスタンスの
オブジェクト識別子に対応させる。また、当該オブジェ
クト識別子変換手段110は、IAB管理オブジェクトの
インスタンスのオブジェクト識別子を、サブマネージャ
管理オブジェクトのインスタンスのオブジェクト識別子
へと対応させる処理、すなわち、前記対応処理の逆対応
もおこなう。
たオブジェクト識別子の対応規則にしたがって、サブマ
ネージャ管理オブジェクトのインスタンスのオブジェク
ト識別子を、IAB管理オブジェクトのインスタンスの
オブジェクト識別子に対応させる。また、当該オブジェ
クト識別子変換手段110は、IAB管理オブジェクトの
インスタンスのオブジェクト識別子を、サブマネージャ
管理オブジェクトのインスタンスのオブジェクト識別子
へと対応させる処理、すなわち、前記対応処理の逆対応
もおこなう。
【0048】(3)エージェント識別手段120 当該エージェント識別手段120は、前記オブジェクト識
別子の対応規則にしたがって、サブマネージャ管理オブ
ジェクトのインスタンスのオブジェクト識別子よりエー
ジェントを識別するインデックスをとりだし、当該エー
ジェントとSNMPによる通信をおこなうために必要な
情報(例えば、IPアドレス)に変換することをおこな
う。また、当該エージェント識別手段120は、前記処理
の逆変換もおこなう。
別子の対応規則にしたがって、サブマネージャ管理オブ
ジェクトのインスタンスのオブジェクト識別子よりエー
ジェントを識別するインデックスをとりだし、当該エー
ジェントとSNMPによる通信をおこなうために必要な
情報(例えば、IPアドレス)に変換することをおこな
う。また、当該エージェント識別手段120は、前記処理
の逆変換もおこなう。
【0049】(4)サブマネージャ機能制御手段130 当該サブマネージャ機能制御手段130は、前記通信制御
手段100、前記オブジェクト識別子変換手段110、および
前記エージェント識別手段120を制御して、サブマネー
ジャの機能を実現する。サブマネージャ10は、統合マネ
ージャ50に対してはエージェントとして振る舞い、エー
ジェント20に対してはマネージャとして振る舞うことを
注意しておく。
手段100、前記オブジェクト識別子変換手段110、および
前記エージェント識別手段120を制御して、サブマネー
ジャの機能を実現する。サブマネージャ10は、統合マネ
ージャ50に対してはエージェントとして振る舞い、エー
ジェント20に対してはマネージャとして振る舞うことを
注意しておく。
【0050】前記各機能モジュールの相互作用、すなわ
ち、サブマネージャの動作の概略を、図5を用いて次に
説明する。括弧内に記述してあるものは、処理ステップ
を担当する機能モジュールである。
ち、サブマネージャの動作の概略を、図5を用いて次に
説明する。括弧内に記述してあるものは、処理ステップ
を担当する機能モジュールである。
【0051】ステップ1:統合マネージャ50より、SN
MPメッセージを受け取る。(通信制御手段100)
MPメッセージを受け取る。(通信制御手段100)
【0052】ステップ2:当該SNMPメッセージを解
析し、サブマネージャ管理オブジェクトのインスタンス
のオブジェクト識別子を、IAB管理オブジェクトのイ
ンスタンスのオブジェクト識別子に変換する。(オブジ
ェクト識別子変換手段110)
析し、サブマネージャ管理オブジェクトのインスタンス
のオブジェクト識別子を、IAB管理オブジェクトのイ
ンスタンスのオブジェクト識別子に変換する。(オブジ
ェクト識別子変換手段110)
【0053】ステップ3:当該SNMPメッセージを解
析し、図61に示すようなテーブルを用いて、前記ステ
ップ2で得られるIAB管理オブジェクトのインスタン
スを保持するエージェントのIPアドレス、および当該
エージェントに対するコミュニティ名を得る。(エージ
ェント識別手段120)
析し、図61に示すようなテーブルを用いて、前記ステ
ップ2で得られるIAB管理オブジェクトのインスタン
スを保持するエージェントのIPアドレス、および当該
エージェントに対するコミュニティ名を得る。(エージ
ェント識別手段120)
【0054】ステップ4:前記ステップ2で得られるI
AB管理オブジェクトのインスタンスのオブジェクト識
別子、および前記ステップ3で得られるコミュニティ名
を用いて、前記ステップ3で得られるエージェントに対
するSNMPメッセージを組み立て、前記エージェント
に対して当該SNMPメッセージを発行する。(通信制
御手段100)
AB管理オブジェクトのインスタンスのオブジェクト識
別子、および前記ステップ3で得られるコミュニティ名
を用いて、前記ステップ3で得られるエージェントに対
するSNMPメッセージを組み立て、前記エージェント
に対して当該SNMPメッセージを発行する。(通信制
御手段100)
【0055】ステップ5:前記ステップ4で発行したS
NMPメッセージに対する応答であるところのSNMP
メッセージを受信する。(通信制御手段100)
NMPメッセージに対する応答であるところのSNMP
メッセージを受信する。(通信制御手段100)
【0056】ステップ6:前記ステップ5で得られたS
NMPメッセージを解析し、当該SNMPメッセージを
発行したエージェントのIPアドレスを用いて、IAB
管理オブジェクトのインスタンスのオブジェクト識別子
を、サブマネージャ管理オブジェクトのインスタンスの
オブジェクト識別子に変換する。(オブジェクト識別子
変換手段110、エージェント識別手段120)
NMPメッセージを解析し、当該SNMPメッセージを
発行したエージェントのIPアドレスを用いて、IAB
管理オブジェクトのインスタンスのオブジェクト識別子
を、サブマネージャ管理オブジェクトのインスタンスの
オブジェクト識別子に変換する。(オブジェクト識別子
変換手段110、エージェント識別手段120)
【0057】ステップ7:前記ステップ6で得られたサ
ブマネージャ管理オブジェクトのインスタンスのオブジ
ェクト識別子を用いて、前記ステップ1で受信したSN
MPメッセージに対する応答であるところのSNMPメ
ッセージを組み立て、前記統合マネージャ50に対して当
該SNMPメッセージを応答する。
ブマネージャ管理オブジェクトのインスタンスのオブジ
ェクト識別子を用いて、前記ステップ1で受信したSN
MPメッセージに対する応答であるところのSNMPメ
ッセージを組み立て、前記統合マネージャ50に対して当
該SNMPメッセージを応答する。
【0058】次に、本実施例についてさらに具体例を挙
げて説明する。
げて説明する。
【0059】(具体例1)第1の具体例は、サブマネー
ジャ管理オブジェクトの論理構造の具体的な定義例であ
る。
ジャ管理オブジェクトの論理構造の具体的な定義例であ
る。
【0060】IAB管理標準では、一般に、管理オブジ
ェクトの論理構造は管理情報ベースと呼ばれる仮想的デ
ータベースにて定義される。以降、管理情報ベースをエ
ム・アイ・ビー(MIB)と記す。前記MIBを記述す
るシンタックス、および管理オブジェクトのインスタン
スを識別するための方法は、アール・エフ・シー115
5、ストラクチャ・アンド・アイデンティフィケーショ
ン・オブ・マネージメント・インフォメーション・フォ
ー・ティー・シー・ピー・アイ・ピー・ベースド・イン
ターネッツ(RFC 1155, "Structure and Identificatio
n of Management Information for TCP/IP-based inter
nets")、およびアール・エフ・シー1212、コンサ
イス・エム・アイ・ビー・デフィニションズ(RFC 121
2, "Consice MIB Definitions)にて規定されている。
ェクトの論理構造は管理情報ベースと呼ばれる仮想的デ
ータベースにて定義される。以降、管理情報ベースをエ
ム・アイ・ビー(MIB)と記す。前記MIBを記述す
るシンタックス、および管理オブジェクトのインスタン
スを識別するための方法は、アール・エフ・シー115
5、ストラクチャ・アンド・アイデンティフィケーショ
ン・オブ・マネージメント・インフォメーション・フォ
ー・ティー・シー・ピー・アイ・ピー・ベースド・イン
ターネッツ(RFC 1155, "Structure and Identificatio
n of Management Information for TCP/IP-based inter
nets")、およびアール・エフ・シー1212、コンサ
イス・エム・アイ・ビー・デフィニションズ(RFC 121
2, "Consice MIB Definitions)にて規定されている。
【0061】また、標準的なエージェントは、アール・
エフ・シー1213、マネージメント・インフォメーシ
ョン・ベース・フォー・ネットワーク・マネージメント
・オブ・ティー・シー・ピー・アイ・ピー・ベースド・
インターネッツ:エム・アイ・ビー・ツー(RFC 1213,
"Management Information Base for Network Manageme
nt of TCP/IP-based internets: MIB-II")に規定され
ている管理オブジェクトを実装している。
エフ・シー1213、マネージメント・インフォメーシ
ョン・ベース・フォー・ネットワーク・マネージメント
・オブ・ティー・シー・ピー・アイ・ピー・ベースド・
インターネッツ:エム・アイ・ビー・ツー(RFC 1213,
"Management Information Base for Network Manageme
nt of TCP/IP-based internets: MIB-II")に規定され
ている管理オブジェクトを実装している。
【0062】本具体例で対象とするMIB-IIの管理オ
ブジェクトのオブジェクト・グループは、システム・グ
ループ(System group)、インタフェーシズ・グループ
(Interfaces group)、およびエス・エヌ・エム・ピー
・グループ(SNMP group、以降SNMPグループと記
す。)である。
ブジェクトのオブジェクト・グループは、システム・グ
ループ(System group)、インタフェーシズ・グループ
(Interfaces group)、およびエス・エヌ・エム・ピー
・グループ(SNMP group、以降SNMPグループと記
す。)である。
【0063】IAB管理オブジェクトのオブジェクト識
別子の基準点を、オブジェクト識別子1.3.6.1.2.1とす
る。また、サブマネージャ管理オブジェクトのオブジェ
クト識別子の基準点を、オブジェクト識別子1.3.6.1.4.
1.116.4.20.1とする。
別子の基準点を、オブジェクト識別子1.3.6.1.2.1とす
る。また、サブマネージャ管理オブジェクトのオブジェ
クト識別子の基準点を、オブジェクト識別子1.3.6.1.4.
1.116.4.20.1とする。
【0064】図6から図8に、システム・グループに属
するIAB管理オブジェクトに対応するサブマネージャ
管理オブジェクトのMIBを示す。図9には、システム
・グループに関するIAB管理オブジェクトとサブマネ
ージャ管理オブジェクトとの対応表を示す。
するIAB管理オブジェクトに対応するサブマネージャ
管理オブジェクトのMIBを示す。図9には、システム
・グループに関するIAB管理オブジェクトとサブマネ
ージャ管理オブジェクトとの対応表を示す。
【0065】図10から図16に、インタフェーシズ・
グループに属するIAB管理オブジェクトに対応するサ
ブマネージャ管理オブジェクトのMIBを示す。図17
から図18には、インタフェース・グループに関するI
AB管理オブジェクトとサブマネージャ管理オブジェク
トとの対応表を示す。
グループに属するIAB管理オブジェクトに対応するサ
ブマネージャ管理オブジェクトのMIBを示す。図17
から図18には、インタフェース・グループに関するI
AB管理オブジェクトとサブマネージャ管理オブジェク
トとの対応表を示す。
【0066】図19から図25に、SNMPグループに
属するIAB管理オブジェクトに対応するサブマネージ
ャ管理オブジェクトのMIBを示す。図26から図27
には、SNMPグループに関するIAB管理オブジェク
トとサブマネージャ管理オブジェクトとの対応表を示
す。
属するIAB管理オブジェクトに対応するサブマネージ
ャ管理オブジェクトのMIBを示す。図26から図27
には、SNMPグループに関するIAB管理オブジェク
トとサブマネージャ管理オブジェクトとの対応表を示
す。
【0067】(具体例2)次に、第2の具体例として、
サブマネージャ・サブシステムの動作に関して、具体的
に説明する。本具体例は、図5に示した本実施例におけ
るサブマネージャの動作をより具体的に説明するもので
ある。
サブマネージャ・サブシステムの動作に関して、具体的
に説明する。本具体例は、図5に示した本実施例におけ
るサブマネージャの動作をより具体的に説明するもので
ある。
【0068】図4で説明したように、サブマネージャ10
は、オブジェクト識別子変換手段110、エージェント識
別手段120、サブマネージャ機能制御手段130、および通
信制御手段100より構成される。これらの機能モジュー
ル群は、サブマネージャ機能制御手段130により全体制
御され、協調しながら動作する。
は、オブジェクト識別子変換手段110、エージェント識
別手段120、サブマネージャ機能制御手段130、および通
信制御手段100より構成される。これらの機能モジュー
ル群は、サブマネージャ機能制御手段130により全体制
御され、協調しながら動作する。
【0069】図28は、サブマネージャ10の動作全体の
概略を示したものである。
概略を示したものである。
【0070】サブマネージャ10は、統合マネージャ50よ
りSNMPメッセージを受信すると(ステップ20
0)、当該SNMPメッセージの種類にしたがって(ス
テップ300)、Get処理(ステップ400)、Ge
tNext処理(ステップ500)、またはSet処理
(ステップ600)を実行する。
りSNMPメッセージを受信すると(ステップ20
0)、当該SNMPメッセージの種類にしたがって(ス
テップ300)、Get処理(ステップ400)、Ge
tNext処理(ステップ500)、またはSet処理
(ステップ600)を実行する。
【0071】なお、統合マネージャ50とサブマネージャ
10は、従来のSNMPによるアーキテクチャ・モデルに
よると、それぞれマネージャとエージェントに対応す
る。故に、統合マネージャ50よりサブマネージャ10に通
知されるSNMPメッセージの種類は、前記RFC11
57によると、GetRequest-PDU、GetNextRequest-PDU、
およびSetRequest-PDUの3種類となり、そのメッセージ
・フォーマットは前記RFC1157に記載されている
エイ・エス・エヌ・ドット・ワン(ASN.1)記法に
したがって定義されている。図58から図60は、AS
N.1記法にしたがって定義されたこれらのメッセージ
・フォーマットを示す。
10は、従来のSNMPによるアーキテクチャ・モデルに
よると、それぞれマネージャとエージェントに対応す
る。故に、統合マネージャ50よりサブマネージャ10に通
知されるSNMPメッセージの種類は、前記RFC11
57によると、GetRequest-PDU、GetNextRequest-PDU、
およびSetRequest-PDUの3種類となり、そのメッセージ
・フォーマットは前記RFC1157に記載されている
エイ・エス・エヌ・ドット・ワン(ASN.1)記法に
したがって定義されている。図58から図60は、AS
N.1記法にしたがって定義されたこれらのメッセージ
・フォーマットを示す。
【0072】したがって、前記サブマネージャ10が前記
統合マネージャ50よりGetRequest-PDUを受信すると、G
et処理を実行する。また、GetNextRequest-PDUを受信
すると、GetNext処理を実行する。また、SetReq
uest-PDUを受信すると、Set処理を実行する。
統合マネージャ50よりGetRequest-PDUを受信すると、G
et処理を実行する。また、GetNextRequest-PDUを受信
すると、GetNext処理を実行する。また、SetReq
uest-PDUを受信すると、Set処理を実行する。
【0073】Get処理、GetNext処理、または
Set処理が終了すると、前記サブマネージャ10は、前
記統合マネージャ50に対する応答メッセージを作成し
(ステップ700)、該応答メッセージを送信する(ス
テップ800)。当該応答メッセージの種類は、前記R
FC1157によるとGetResponse-PDUであり、メッセ
ージ・フォーマットは、前記RFC1157中に、AS
N.1記法にしたがって、図58から図60に示すよう
に定義されている。
Set処理が終了すると、前記サブマネージャ10は、前
記統合マネージャ50に対する応答メッセージを作成し
(ステップ700)、該応答メッセージを送信する(ス
テップ800)。当該応答メッセージの種類は、前記R
FC1157によるとGetResponse-PDUであり、メッセ
ージ・フォーマットは、前記RFC1157中に、AS
N.1記法にしたがって、図58から図60に示すよう
に定義されている。
【0074】サブマネージャ10は、当該サブマネージャ
が終了するまで、上記の処理を続ける(ステップ15
0)。
が終了するまで、上記の処理を続ける(ステップ15
0)。
【0075】次に、図29を参照して、ステップ400
のGet処理について説明する。Get処理は、ある管
理情報を検索するために用いられる。
のGet処理について説明する。Get処理は、ある管
理情報を検索するために用いられる。
【0076】サブマネージャ機能の内部変数であるとこ
ろのエラー種別およびエラー位置を、それぞれnoError
および0に初期化する(ステップ405)。
ろのエラー種別およびエラー位置を、それぞれnoError
および0に初期化する(ステップ405)。
【0077】次に、前記GetRequest-PDU中のvarriable-
bindingsパラメータ中の各インスタンスに対して、それ
ぞれ、以下の処理をおこなう(ステップ410)。
bindingsパラメータ中の各インスタンスに対して、それ
ぞれ、以下の処理をおこなう(ステップ410)。
【0078】まず、処理の対象となるインスタンスの前
記variable-bindingsパラメータ中での位置を、サブマ
ネージャ機能の内部変数であるところのインスタンス位
置に設定する(ステップ415)。
記variable-bindingsパラメータ中での位置を、サブマ
ネージャ機能の内部変数であるところのインスタンス位
置に設定する(ステップ415)。
【0079】統合マネージャ50が指定する前記インスタ
ンスは、サブマネージャ管理オブジェクトのインスタン
スであるので、当該サブマネージャ管理オブジェクト・
インスタンスに対応するIAB管理オブジェクトのイン
スタンスを識別するところのオブジェクト識別子、当該
IAB管理オブジェクトのインスタンスを保持している
ところのエージェントのIPアドレス、および前記エー
ジェントとSNMP通信プロトコルを使用して通信する
ためのコミュニティ名を取得する(ステップ420、ス
テップ425)。
ンスは、サブマネージャ管理オブジェクトのインスタン
スであるので、当該サブマネージャ管理オブジェクト・
インスタンスに対応するIAB管理オブジェクトのイン
スタンスを識別するところのオブジェクト識別子、当該
IAB管理オブジェクトのインスタンスを保持している
ところのエージェントのIPアドレス、および前記エー
ジェントとSNMP通信プロトコルを使用して通信する
ためのコミュニティ名を取得する(ステップ420、ス
テップ425)。
【0080】前記ステップ420および前記ステップ4
25より取得したIAB管理オブジェクト・インスタン
スのオブジェクト識別子およびコミュニティ名を利用し
て、GetRequest-PDUを作成する(ステップ430)。次
に、前記ステップ425で得られたIPアドレスを用い
て、前記IAB管理オブジェクト・インスタンスを保持
するところのエージェントに対して、前記ステップ43
0において作成したGetRequest-PDUを発行する(ステッ
プ435)。
25より取得したIAB管理オブジェクト・インスタン
スのオブジェクト識別子およびコミュニティ名を利用し
て、GetRequest-PDUを作成する(ステップ430)。次
に、前記ステップ425で得られたIPアドレスを用い
て、前記IAB管理オブジェクト・インスタンスを保持
するところのエージェントに対して、前記ステップ43
0において作成したGetRequest-PDUを発行する(ステッ
プ435)。
【0081】次に、サブマネージャ10は、前記ステップ
435において発行したGetRequest-PDUに対する応答メ
ッセージであるところのGetResponse-PDUを受信する
(ステップ440)。そして、当該応答メッセージが正
常応答メッセージであるか、エラー応答メッセージであ
るかを判断する(ステップ445)。これは、前記GetR
esponse-PDU中のerror-statusパラメータの値が、noErr
orであるか、そうでないかによって判断される。すなわ
ち、前記error-statusパラメータの値がnoErrorである
ならば正常応答メッセージであり、それ以外の値であれ
ばエラー応答メッセージとなる。
435において発行したGetRequest-PDUに対する応答メ
ッセージであるところのGetResponse-PDUを受信する
(ステップ440)。そして、当該応答メッセージが正
常応答メッセージであるか、エラー応答メッセージであ
るかを判断する(ステップ445)。これは、前記GetR
esponse-PDU中のerror-statusパラメータの値が、noErr
orであるか、そうでないかによって判断される。すなわ
ち、前記error-statusパラメータの値がnoErrorである
ならば正常応答メッセージであり、それ以外の値であれ
ばエラー応答メッセージとなる。
【0082】前記GetResponse-PDUが正常応答メッセー
ジの場合、前記IAB管理オブジェクト・インスタンス
のオブジェクト識別子を、サブマネージャ管理オブジェ
クト・インスタンスのオブジェクト識別子に変換する
(ステップ450)。これにより、統合マネージャ50が
求めるインスタンスの値が求められる。この変換処理に
より得られるサブマネージャ管理オブジェクトのインス
タンスは、統合マネージャ50がGetRequest-PDUによって
指定したインスタンスであることを注意する。故に、I
AB管理オブジェクト・インスタンスをサブマネージャ
管理オブジェクト・インスタンスに変換する処理をおこ
なわずに、統合マネージャがGetRequest-PDU似よって指
定したサブマネージャ管理オブジェクト・インスタンス
のオブジェクト識別子を使用する方法もあることに注意
する。
ジの場合、前記IAB管理オブジェクト・インスタンス
のオブジェクト識別子を、サブマネージャ管理オブジェ
クト・インスタンスのオブジェクト識別子に変換する
(ステップ450)。これにより、統合マネージャ50が
求めるインスタンスの値が求められる。この変換処理に
より得られるサブマネージャ管理オブジェクトのインス
タンスは、統合マネージャ50がGetRequest-PDUによって
指定したインスタンスであることを注意する。故に、I
AB管理オブジェクト・インスタンスをサブマネージャ
管理オブジェクト・インスタンスに変換する処理をおこ
なわずに、統合マネージャがGetRequest-PDU似よって指
定したサブマネージャ管理オブジェクト・インスタンス
のオブジェクト識別子を使用する方法もあることに注意
する。
【0083】前記GetResponse-PDUがエラー応答の場
合、エラー処理をおこない(ステップ455)、Get
処理を終える。
合、エラー処理をおこない(ステップ455)、Get
処理を終える。
【0084】次に、図30〜図37を用いて、図28の
ステップ500のGetNext処理を説明する。Ge
tNext処理は、管理情報を連続的検索するために用
いられる。GetNext処理の説明の前に、GetN
ext処理で連続的検索する際のサブマネージャ管理オ
ブジェクト(テーブル)のトラバース例を説明する。
ステップ500のGetNext処理を説明する。Ge
tNext処理は、管理情報を連続的検索するために用
いられる。GetNext処理の説明の前に、GetN
ext処理で連続的検索する際のサブマネージャ管理オ
ブジェクト(テーブル)のトラバース例を説明する。
【0085】図38は、非テーブル型のIAB管理オブ
ジェクトで構成されたサブマネージャ管理オブジェクト
(テーブル)のトラバース例を示す。図39は、テーブ
ル型のIAB管理オブジェクトで構成されたサブマネー
ジャ管理オブジェクト(テーブル)のトラバース例を示
す。
ジェクトで構成されたサブマネージャ管理オブジェクト
(テーブル)のトラバース例を示す。図39は、テーブ
ル型のIAB管理オブジェクトで構成されたサブマネー
ジャ管理オブジェクト(テーブル)のトラバース例を示
す。
【0086】サブマネージャ管理オブジェクトは、図3
8に示すインデックス(エージェントと1対1に対応し
ている)をひとつしか持たないテーブル型であるか、図
39に示す複数のインデックスを持つテーブル形式であ
らわされるか、そのどちらかであることに注意する。ち
なみに、図38に示されるサブマネージャ管理オブジェ
クトに対応するIAB管理オブジェクトは、非テーブル
型の管理オブジェクトであり、図39に示されるサブマ
ネージャ管理オブジェクトに対応する管理オブジェクト
は、テーブル型の管理オブジェクトである。
8に示すインデックス(エージェントと1対1に対応し
ている)をひとつしか持たないテーブル型であるか、図
39に示す複数のインデックスを持つテーブル形式であ
らわされるか、そのどちらかであることに注意する。ち
なみに、図38に示されるサブマネージャ管理オブジェ
クトに対応するIAB管理オブジェクトは、非テーブル
型の管理オブジェクトであり、図39に示されるサブマ
ネージャ管理オブジェクトに対応する管理オブジェクト
は、テーブル型の管理オブジェクトである。
【0087】前記RFC1157における規定とサブマ
ネージャ管理オブジェクトのオブジェクト識別子の割当
て方法にしたがうと、図39の場合、GetNext-PDUを連
続発行することによるサブマネージャ管理オブジェクト
のトラバースは、実線に示すように動作しなければなら
ない(オブジェクト#1のエージェント#nの次は、点
線に示すようにオブジェクト#2のエージェント#1に
いく)。一方、対応するIAB管理オブジェクトのトラ
バースは、一点鎖線で示すように動作する。
ネージャ管理オブジェクトのオブジェクト識別子の割当
て方法にしたがうと、図39の場合、GetNext-PDUを連
続発行することによるサブマネージャ管理オブジェクト
のトラバースは、実線に示すように動作しなければなら
ない(オブジェクト#1のエージェント#nの次は、点
線に示すようにオブジェクト#2のエージェント#1に
いく)。一方、対応するIAB管理オブジェクトのトラ
バースは、一点鎖線で示すように動作する。
【0088】また、図39の場合も同じ理由により、Ge
tNext-PDUを連続発行することによるサブマネージャ管
理オブジェクトのトラバースは、実線に示すように動作
しなければならない(オブジェクト#1のエージェント
#nのインデクス#uの次は、点線に示すようにオブジ
ェクト#2のエージェント#1のインデクス#1にい
く)。一方、対応するIAB管理オブジェクトのトラバ
ースは、一点鎖線で示すように動作する(オブジェクト
#1のエージェント#1のインデクス#sの次は、点線
に示すようにオブジェクト#2のエージェント#1のイ
ンデクス#1にいく)。
tNext-PDUを連続発行することによるサブマネージャ管
理オブジェクトのトラバースは、実線に示すように動作
しなければならない(オブジェクト#1のエージェント
#nのインデクス#uの次は、点線に示すようにオブジ
ェクト#2のエージェント#1のインデクス#1にい
く)。一方、対応するIAB管理オブジェクトのトラバ
ースは、一点鎖線で示すように動作する(オブジェクト
#1のエージェント#1のインデクス#sの次は、点線
に示すようにオブジェクト#2のエージェント#1のイ
ンデクス#1にいく)。
【0089】さらに、図38および図39中の上記管理
オブジェクトのトラバースにおいて、表の各要素に対応
するインスタンスが存在しない場合、当該インスタンス
はスキップされることに注意する。
オブジェクトのトラバースにおいて、表の各要素に対応
するインスタンスが存在しない場合、当該インスタンス
はスキップされることに注意する。
【0090】上記管理オブジェクトのトラバース条件に
したがうために、サブマネージャは以下に記述するよう
に動作する。
したがうために、サブマネージャは以下に記述するよう
に動作する。
【0091】図30〜図37を参照して、まずサブマネ
ージャ機能の内部変数であるところのエラー種別および
エラー位置を、それぞれ、noErrorおよび0に初期化す
る(ステップ501)。
ージャ機能の内部変数であるところのエラー種別および
エラー位置を、それぞれ、noErrorおよび0に初期化す
る(ステップ501)。
【0092】次に、前記GetNextRequest-PDU中のvarria
ble-bindingsパラメータ中の各インスタンスに対して、
それぞれ以下の処理をおこなう(ステップ502)。
ble-bindingsパラメータ中の各インスタンスに対して、
それぞれ以下の処理をおこなう(ステップ502)。
【0093】まず、処理の対象となるインスタンスの前
記variable-bindingsパラメータ中での位置を、サブマ
ネージャ機能の内部変数であるところのインスタンス位
置に設定する(ステップ503)。
記variable-bindingsパラメータ中での位置を、サブマ
ネージャ機能の内部変数であるところのインスタンス位
置に設定する(ステップ503)。
【0094】統合マネージャ50が指定する前記インスタ
ンスは、サブマネージャ管理オブジェクトのインスタン
スであるので、当該サブマネージャ管理オブジェクト・
インスタンスに対応するIAB管理オブジェクトのイン
スタンスを識別するところのオブジェクト識別子を得る
(ステップ504)。
ンスは、サブマネージャ管理オブジェクトのインスタン
スであるので、当該サブマネージャ管理オブジェクト・
インスタンスに対応するIAB管理オブジェクトのイン
スタンスを識別するところのオブジェクト識別子を得る
(ステップ504)。
【0095】次に、前記ステップ504で得られたIA
B管理オブジェクトがテーブル型であるか、非テーブル
型であるかを判断する(ステップ505)。テーブル型
である場合はステップ506に、非テーブル型である場
合はステップ532に、それぞれ進む。
B管理オブジェクトがテーブル型であるか、非テーブル
型であるかを判断する(ステップ505)。テーブル型
である場合はステップ506に、非テーブル型である場
合はステップ532に、それぞれ進む。
【0096】当該IAB管理オブジェクトがテーブル型
である場合、当該IAB管理オブジェクトのインスタン
スを保持しているところのエージェントのIPアドレ
ス、および前記エージェントとSNMP通信プロトコル
を使用して通信するためのコミュニティ名を取得する
(ステップ506)。
である場合、当該IAB管理オブジェクトのインスタン
スを保持しているところのエージェントのIPアドレ
ス、および前記エージェントとSNMP通信プロトコル
を使用して通信するためのコミュニティ名を取得する
(ステップ506)。
【0097】前記ステップ504および前記ステップ5
06より取得したIAB管理オブジェクト・インスタン
スのオブジェクト識別子およびコミュニティ名を利用し
て、GetNextRequest-PDUを作成する(ステップ50
7)。次に、前記ステップ506で得られたIPアドレ
スを用いて、前記IAB管理オブジェクト・インスタン
スを保持するところのエージェントに対して、前記ステ
ップ507において作成したGetNextRequest-PDUを発行
する(ステップ508)。
06より取得したIAB管理オブジェクト・インスタン
スのオブジェクト識別子およびコミュニティ名を利用し
て、GetNextRequest-PDUを作成する(ステップ50
7)。次に、前記ステップ506で得られたIPアドレ
スを用いて、前記IAB管理オブジェクト・インスタン
スを保持するところのエージェントに対して、前記ステ
ップ507において作成したGetNextRequest-PDUを発行
する(ステップ508)。
【0098】サブマネージャ10は、前記ステップ508
において発行したGetNextRequest-PDUに対する応答メッ
セージであるところのGetResponse-PDUを受信する(ス
テップ509)。当該応答メッセージが正常応答(ステ
ップ510)であり、かつ当該応答メッセージによって
得られたIAB管理オブジェクトが、前記ステップ50
8において発行したGetNextRequest-PDU中のIAB管理
オブジェクトと同じ管理オブジェクト・タイプである場
合(ステップ511)、前記IAB管理オブジェクト・
インスタンスのオブジェクト識別子を、サブマネージャ
管理オブジェクト・インスタンスのオブジェクト識別子
に変換(ステップ512)し、当該サブマネージャ管理
オブジェクト・インスタンスを、前記ステップ503で
処理対象として選択したインスタンスに対応する応答イ
ンスタンスとする。
において発行したGetNextRequest-PDUに対する応答メッ
セージであるところのGetResponse-PDUを受信する(ス
テップ509)。当該応答メッセージが正常応答(ステ
ップ510)であり、かつ当該応答メッセージによって
得られたIAB管理オブジェクトが、前記ステップ50
8において発行したGetNextRequest-PDU中のIAB管理
オブジェクトと同じ管理オブジェクト・タイプである場
合(ステップ511)、前記IAB管理オブジェクト・
インスタンスのオブジェクト識別子を、サブマネージャ
管理オブジェクト・インスタンスのオブジェクト識別子
に変換(ステップ512)し、当該サブマネージャ管理
オブジェクト・インスタンスを、前記ステップ503で
処理対象として選択したインスタンスに対応する応答イ
ンスタンスとする。
【0099】ステップ512の後、図30のラベルL2
に分岐し、処理を終了する。
に分岐し、処理を終了する。
【0100】ここで、上記のステップ511について詳
細に説明する。
細に説明する。
【0101】前記GetNextRequest-PDU中のIAB管理オ
ブジェクト・インスタンスのオブジェクト識別子をx.i
とする。同様に、前記GetResponse-PDU中のIAB管理
オブジェクト・インスタンスのオブジェクト識別子をy.
jとする。ここで、xおよびyは、それぞれのIAB管理
オブジェクトのオブジェクト識別子であり、iおよびjは
それぞれのIAB管理オブジェクト・インスタンスに割
り当てられたインデックスである。インデックスは、複
数個の副識別子の組として表現されることもあることを
注意しておく。
ブジェクト・インスタンスのオブジェクト識別子をx.i
とする。同様に、前記GetResponse-PDU中のIAB管理
オブジェクト・インスタンスのオブジェクト識別子をy.
jとする。ここで、xおよびyは、それぞれのIAB管理
オブジェクトのオブジェクト識別子であり、iおよびjは
それぞれのIAB管理オブジェクト・インスタンスに割
り当てられたインデックスである。インデックスは、複
数個の副識別子の組として表現されることもあることを
注意しておく。
【0102】前記応答メッセージによって得られたIA
B管理オブジェクトが、前記ステップ508において発
行したGetNextRequest-PDU中のIAB管理オブジェクト
と同じ管理オブジェクト・タイプであるとは、前記オブ
ジェクト識別子xおよび前記オブジェクト識別子yが一致
することである。すなわち、前記オブジェクト識別子x
が副識別子の列s[1].s[2].….s[n]で表現され、前記オ
ブジェクト識別子yが副識別子の列t[1].t[2].….t[m]で
表現されるとすると、n=mであり、s[p]=t[p](p=1,2,…,
n)となることである。ちなみに、インデックスiおよびj
に関しても、インデックスiが副識別子の列u[1].u[2].
….u[k]と表現され、インデックスjが副識別子の列v
[1].v[2].…v[l]と表現される場合、k=lとなる。
B管理オブジェクトが、前記ステップ508において発
行したGetNextRequest-PDU中のIAB管理オブジェクト
と同じ管理オブジェクト・タイプであるとは、前記オブ
ジェクト識別子xおよび前記オブジェクト識別子yが一致
することである。すなわち、前記オブジェクト識別子x
が副識別子の列s[1].s[2].….s[n]で表現され、前記オ
ブジェクト識別子yが副識別子の列t[1].t[2].….t[m]で
表現されるとすると、n=mであり、s[p]=t[p](p=1,2,…,
n)となることである。ちなみに、インデックスiおよびj
に関しても、インデックスiが副識別子の列u[1].u[2].
….u[k]と表現され、インデックスjが副識別子の列v
[1].v[2].…v[l]と表現される場合、k=lとなる。
【0103】ステップ511では、上記のようにして判
別を行なう。
別を行なう。
【0104】前記GetResponse-PDUが前記ステップ51
0または前記ステップ511のどちらかの条件を満足し
なかった場合、サブマネージャ10が管理しているエージ
ェントの一覧であるところのエージェント・リストにお
いて、前記ステップ506で得られたエージェントの次
に位置するところのエージェントから、前記エージェン
ト・リストの最後に登録されているエージェントまでを
対象エージェントとして、以下の処理を繰り返しておこ
なう(ステップ513)。ここで、前記エージェント・
リスト中には、サブマネージャ管理オブジェクトにおい
て使用される、エージェントと1対1に対応するインデ
ックスの値が小さい順番に、エージェントが登録される
ことを注意する。
0または前記ステップ511のどちらかの条件を満足し
なかった場合、サブマネージャ10が管理しているエージ
ェントの一覧であるところのエージェント・リストにお
いて、前記ステップ506で得られたエージェントの次
に位置するところのエージェントから、前記エージェン
ト・リストの最後に登録されているエージェントまでを
対象エージェントとして、以下の処理を繰り返しておこ
なう(ステップ513)。ここで、前記エージェント・
リスト中には、サブマネージャ管理オブジェクトにおい
て使用される、エージェントと1対1に対応するインデ
ックスの値が小さい順番に、エージェントが登録される
ことを注意する。
【0105】まず、ステップ524において、対象エー
ジェントを選択する。すなわち、1回目の繰り返しで
は、前記ステップ506で得られたエージェントの次に
位置するところのエージェントを対象エージェントと
し、2回目以降の繰り返しでは、前記エージェント・リ
ストにおいて、前回の繰り返しでの対象エージェントの
次の位置に登録されているエージェントを対象エージェ
ントとする。
ジェントを選択する。すなわち、1回目の繰り返しで
は、前記ステップ506で得られたエージェントの次に
位置するところのエージェントを対象エージェントと
し、2回目以降の繰り返しでは、前記エージェント・リ
ストにおいて、前回の繰り返しでの対象エージェントの
次の位置に登録されているエージェントを対象エージェ
ントとする。
【0106】次に、当該対象エージェントとSNMPに
よって通信するためのIPアドレスとコミュニティ名を
取得する(ステップ525)。
よって通信するためのIPアドレスとコミュニティ名を
取得する(ステップ525)。
【0107】前記ステップ504で得られたIAB管理
オブジェクトのオブジェクト識別子と、前記ステップ5
25で得られたコミュニティ名を利用して、GetNextReq
uest-PDUを作成(ステップ526)し、前記ステップ5
24で得られたエージェントに対して、当該GetNextReq
uest-PDUを発行(ステップ527)し、当該エージェン
トより応答メッセージであるところのGetResponse-PDU
を受信(ステップ528)する。
オブジェクトのオブジェクト識別子と、前記ステップ5
25で得られたコミュニティ名を利用して、GetNextReq
uest-PDUを作成(ステップ526)し、前記ステップ5
24で得られたエージェントに対して、当該GetNextReq
uest-PDUを発行(ステップ527)し、当該エージェン
トより応答メッセージであるところのGetResponse-PDU
を受信(ステップ528)する。
【0108】ここで、ステップ526について説明す
る。前記ステップ504で得られたIAB管理オブジェ
クト・インスタンスのオブジェクト識別子をx.yとす
る。ここで、xは前記IAB管理オブジェクトに割り当
てられたオブジェクト識別子であり、yは前記IAB管
理オブジェクト・インスタンスを指定するために使用さ
れるインデックスである。この場合、前記ステップ52
6のGetNextRequest-PDUで指定される管理オブジェクト
・インスタンスのオブジェクト識別子はxである。
る。前記ステップ504で得られたIAB管理オブジェ
クト・インスタンスのオブジェクト識別子をx.yとす
る。ここで、xは前記IAB管理オブジェクトに割り当
てられたオブジェクト識別子であり、yは前記IAB管
理オブジェクト・インスタンスを指定するために使用さ
れるインデックスである。この場合、前記ステップ52
6のGetNextRequest-PDUで指定される管理オブジェクト
・インスタンスのオブジェクト識別子はxである。
【0109】ステップ528で受信した当該応答メッセ
ージが正常応答(ステップ529)であり、かつ当該応
答メッセージによって得られたIAB管理オブジェクト
が、前記ステップ527において発行したGetNextReque
st-PDU中のIAB管理オブジェクトと同じ管理オブジェ
クト・タイプである場合(ステップ530)、前記IA
B管理オブジェクト・インスタンスのオブジェクト識別
子を、サブマネージャ管理オブジェクト・インスタンス
のオブジェクト識別子に変換(ステップ531)し、当
該サブマネージャ管理オブジェクト・インスタンスを、
前記ステップ503で処理対象として選択したインスタ
ンスに対応する応答インスタンスとする。ステップ53
1の後、図30のラベルL3に分岐する。
ージが正常応答(ステップ529)であり、かつ当該応
答メッセージによって得られたIAB管理オブジェクト
が、前記ステップ527において発行したGetNextReque
st-PDU中のIAB管理オブジェクトと同じ管理オブジェ
クト・タイプである場合(ステップ530)、前記IA
B管理オブジェクト・インスタンスのオブジェクト識別
子を、サブマネージャ管理オブジェクト・インスタンス
のオブジェクト識別子に変換(ステップ531)し、当
該サブマネージャ管理オブジェクト・インスタンスを、
前記ステップ503で処理対象として選択したインスタ
ンスに対応する応答インスタンスとする。ステップ53
1の後、図30のラベルL3に分岐する。
【0110】上記以外の場合(すなわち、ステップ52
9または530の判別結果が偽であるとき)は、上記の
ステップ524からの処理を繰り返しておこない、前記
エージェント・リスト中の最後のエージェントに対する
処理まで繰り返す(図31のステップ513)。
9または530の判別結果が偽であるとき)は、上記の
ステップ524からの処理を繰り返しておこない、前記
エージェント・リスト中の最後のエージェントに対する
処理まで繰り返す(図31のステップ513)。
【0111】ステップ513の後、前記エージェント・
リスト中のすべてのエージェントを対象として、以下の
処理を繰り返し実行する(ステップ514)。
リスト中のすべてのエージェントを対象として、以下の
処理を繰り返し実行する(ステップ514)。
【0112】まず、当該処理の対象エージェントを選択
する(ステップ532)。この選択は、前記エージェン
ト・リストの先頭から最後まで、逐次エージェントを選
択する。
する(ステップ532)。この選択は、前記エージェン
ト・リストの先頭から最後まで、逐次エージェントを選
択する。
【0113】次に、当該対象エージェントとSNMPに
よって通信するためのIPアドレスとコミュニティ名を
取得する(ステップ533)。
よって通信するためのIPアドレスとコミュニティ名を
取得する(ステップ533)。
【0114】次に、前記ステップ504で得られたIA
B管理オブジェクトの次に位置するIAB管理オブジェ
クトのオブジェクト識別子と、前記ステップ533で得
られたコミュニティ名を利用して、GetNextRequest-PDU
を作成(ステップ534)し、前記ステップ532で得
られたエージェントに対して、当該GetNextRequest-PDU
を発行(ステップ535)し、当該エージェントより応
答メッセージであるところのGetResponse-PDUを受信
(ステップ536)する。
B管理オブジェクトの次に位置するIAB管理オブジェ
クトのオブジェクト識別子と、前記ステップ533で得
られたコミュニティ名を利用して、GetNextRequest-PDU
を作成(ステップ534)し、前記ステップ532で得
られたエージェントに対して、当該GetNextRequest-PDU
を発行(ステップ535)し、当該エージェントより応
答メッセージであるところのGetResponse-PDUを受信
(ステップ536)する。
【0115】当該応答メッセージが正常応答である場合
(ステップ537)、前記IAB管理オブジェクト・イ
ンスタンスのオブジェクト識別子を、サブマネージャ管
理オブジェクト・インスタンスのオブジェクト識別子に
変換(ステップ538)し、当該サブマネージャ管理オ
ブジェクト・インスタンスのオブジェクト識別子と、前
記エージェントより得られた当該サブマネージャ管理オ
ブジェクト・インスタンスの値を、サブマネージャ10の
内部バッファであるところのソート・リストに登録する
(ステップ539)。
(ステップ537)、前記IAB管理オブジェクト・イ
ンスタンスのオブジェクト識別子を、サブマネージャ管
理オブジェクト・インスタンスのオブジェクト識別子に
変換(ステップ538)し、当該サブマネージャ管理オ
ブジェクト・インスタンスのオブジェクト識別子と、前
記エージェントより得られた当該サブマネージャ管理オ
ブジェクト・インスタンスの値を、サブマネージャ10の
内部バッファであるところのソート・リストに登録する
(ステップ539)。
【0116】上記以外の場合は前記応答メッセージを破
棄する。
棄する。
【0117】上記処理を繰り返し(図31のステップ5
14)、前記エージェント・リスト中の最後のエージェ
ントに対する処理まで繰り返したならば、以下のステッ
プ540以降の処理を実行する。
14)、前記エージェント・リスト中の最後のエージェ
ントに対する処理まで繰り返したならば、以下のステッ
プ540以降の処理を実行する。
【0118】まず、前記ソート・リストが空であるか否
か判断する(ステップ540)。当該ソート・リストが
空の場合、前記エラー種別と前記エラー位置にそれぞれ
値noSuchNameと前記インスタンス位置の値を設定(ステ
ップ541)し、図30のラベルL2に分岐して、Ge
tNext処理を終了する。
か判断する(ステップ540)。当該ソート・リストが
空の場合、前記エラー種別と前記エラー位置にそれぞれ
値noSuchNameと前記インスタンス位置の値を設定(ステ
ップ541)し、図30のラベルL2に分岐して、Ge
tNext処理を終了する。
【0119】前記ソート・リストが空でない場合は、前
記ソート・リスト中に登録されているサブマネージャ管
理オブジェクト・インスタンスのオブジェクト識別子を
オブジェクト識別子の辞書式順序の順番にソート(ステ
ップ542)し、先頭となったサブマネージャ管理オブ
ジェクト・インスタンスを前記ステップ503で処理対
象として選択したインスタンスに対応する応答インスタ
ンスとする(ステップ543)。
記ソート・リスト中に登録されているサブマネージャ管
理オブジェクト・インスタンスのオブジェクト識別子を
オブジェクト識別子の辞書式順序の順番にソート(ステ
ップ542)し、先頭となったサブマネージャ管理オブ
ジェクト・インスタンスを前記ステップ503で処理対
象として選択したインスタンスに対応する応答インスタ
ンスとする(ステップ543)。
【0120】上記のように、前記ソート・リストにすべ
てを登録するかわりに、前記ステップ539において、
当該ソート・リストに登録する時点で、既に登録されて
いるサブマネージャ管理オブジェクトのオブジェクト識
別子と新たに登録しようとするサブマネージャ管理オブ
ジェクトのオブジェクト識別子とを比較し、辞書式順序
で小さいほうのサブマネージャ管理オブジェクトを前記
ソート・リストに登録する方法もあることを注意する。
てを登録するかわりに、前記ステップ539において、
当該ソート・リストに登録する時点で、既に登録されて
いるサブマネージャ管理オブジェクトのオブジェクト識
別子と新たに登録しようとするサブマネージャ管理オブ
ジェクトのオブジェクト識別子とを比較し、辞書式順序
で小さいほうのサブマネージャ管理オブジェクトを前記
ソート・リストに登録する方法もあることを注意する。
【0121】次に、前記ステップ505において、前記
ステップ504で得られたIAB管理オブジェクトが非
テーブル型管理オブジェクトである場合について説明す
る。
ステップ504で得られたIAB管理オブジェクトが非
テーブル型管理オブジェクトである場合について説明す
る。
【0122】前記エージェント・リストにおいて、前記
ステップ504で得られたIAB管理オブジェクトを保
持しているエージェントの次に位置するところのエージ
ェントから、前記エージェント・リストの最後に登録さ
れているエージェントまでを対象エージェントとして、
以下のステップ516から522の処理を繰り返してお
こなう(ステップ515)。
ステップ504で得られたIAB管理オブジェクトを保
持しているエージェントの次に位置するところのエージ
ェントから、前記エージェント・リストの最後に登録さ
れているエージェントまでを対象エージェントとして、
以下のステップ516から522の処理を繰り返してお
こなう(ステップ515)。
【0123】まず、ステップ516において、対象エー
ジェントを選択する。すなわち、1回目の繰り返しで
は、前記ステップ504で得られたIAB管理オブジェ
クトを保持しているエージェントの次に位置するところ
のエージェントを対象エージェントとし、2回目以降の
繰り返しでは、前記エージェント・リストにおいて、前
回の繰り返しでの対象エージェントの次の位置に登録さ
れているエージェントを対象エージェントとする。
ジェントを選択する。すなわち、1回目の繰り返しで
は、前記ステップ504で得られたIAB管理オブジェ
クトを保持しているエージェントの次に位置するところ
のエージェントを対象エージェントとし、2回目以降の
繰り返しでは、前記エージェント・リストにおいて、前
回の繰り返しでの対象エージェントの次の位置に登録さ
れているエージェントを対象エージェントとする。
【0124】次に、当該対象エージェントとSNMPに
よって通信するためのIPアドレスとコミュニティ名を
取得する(ステップ517)。
よって通信するためのIPアドレスとコミュニティ名を
取得する(ステップ517)。
【0125】前記ステップ504で得たIAB管理オブ
ジェクトのオブジェクト識別子と、前記ステップ517
で得たコミュニティ名を利用して、GetRequest-PDUを作
成(ステップ518)し、前記ステップ516で得られ
たエージェントに対して、当該GetRequest-PDUを発行
(ステップ519)し、当該エージェントより応答メッ
セージであるところのGetResponse-PDUを受信(ステッ
プ520)する。
ジェクトのオブジェクト識別子と、前記ステップ517
で得たコミュニティ名を利用して、GetRequest-PDUを作
成(ステップ518)し、前記ステップ516で得られ
たエージェントに対して、当該GetRequest-PDUを発行
(ステップ519)し、当該エージェントより応答メッ
セージであるところのGetResponse-PDUを受信(ステッ
プ520)する。
【0126】当該応答メッセージが正常応答である場合
(ステップ521)、前記IAB管理オブジェクト・イ
ンスタンスのオブジェクト識別子を、サブマネージャ管
理オブジェクト・インスタンスのオブジェクト識別子に
変換(ステップ522)し、当該サブマネージャ管理オ
ブジェクト・インスタンスを、前記ステップ503で処
理対象として選択したインスタンスに対応する応答イン
スタンスとする。ステップ522の後、図30のラベル
L3に分岐する。
(ステップ521)、前記IAB管理オブジェクト・イ
ンスタンスのオブジェクト識別子を、サブマネージャ管
理オブジェクト・インスタンスのオブジェクト識別子に
変換(ステップ522)し、当該サブマネージャ管理オ
ブジェクト・インスタンスを、前記ステップ503で処
理対象として選択したインスタンスに対応する応答イン
スタンスとする。ステップ522の後、図30のラベル
L3に分岐する。
【0127】上記以外の場合(すなわち、ステップ52
1の判別が偽であるとき)は、上記のステップ516か
らの処理を繰り返しておこない、前記エージェント・リ
スト中の最後のエージェントに対する処理まで繰り返し
たならば(ステップ515)、前記エージェント・リス
ト中のすべてのエージェントを対象として、ステップ5
44からステップ551にかけての処理を繰り返し実行
(ステップ523)し次に、ステップ552からステッ
プ555にかけての処理を実行する。
1の判別が偽であるとき)は、上記のステップ516か
らの処理を繰り返しておこない、前記エージェント・リ
スト中の最後のエージェントに対する処理まで繰り返し
たならば(ステップ515)、前記エージェント・リス
ト中のすべてのエージェントを対象として、ステップ5
44からステップ551にかけての処理を繰り返し実行
(ステップ523)し次に、ステップ552からステッ
プ555にかけての処理を実行する。
【0128】ステップ544からステップ551にかけ
ての処理は、前記ステップ532から前記ステップ53
9にかけての処理と同じであり、ステップ552からス
テップ555にかけての処理は、前記ステップ540か
ら前記ステップ543にかけての処理と同じなので、説
明を省略する。
ての処理は、前記ステップ532から前記ステップ53
9にかけての処理と同じであり、ステップ552からス
テップ555にかけての処理は、前記ステップ540か
ら前記ステップ543にかけての処理と同じなので、説
明を省略する。
【0129】次に、図40を用いて、図28のステップ
600のSet処理について説明する。Set処理は、
管理情報を操作するために用いられる。
600のSet処理について説明する。Set処理は、
管理情報を操作するために用いられる。
【0130】まず、サブマネージャ機能の内部変数であ
るところのエラー種別およびエラー位置を、それぞれ、
noErrorおよび0に初期化する(ステップ605)。
るところのエラー種別およびエラー位置を、それぞれ、
noErrorおよび0に初期化する(ステップ605)。
【0131】次に、前記SetRequest-PDU中のvarriable-
bindingsパラメータ中の各インスタンスに対して、それ
ぞれ以下の処理をおこなう(ステップ610)。
bindingsパラメータ中の各インスタンスに対して、それ
ぞれ以下の処理をおこなう(ステップ610)。
【0132】まず、処理の対象となるインスタンスの前
記variable-bindingsパラメータ中での位置を、サブマ
ネージャ機能の内部変数であるところのインスタンス位
置に設定する(ステップ615)。
記variable-bindingsパラメータ中での位置を、サブマ
ネージャ機能の内部変数であるところのインスタンス位
置に設定する(ステップ615)。
【0133】統合マネージャ50が指定する前記インスタ
ンスは、サブマネージャ管理オブジェクトのインスタン
スであるので、当該サブマネージャ管理オブジェクト・
インスタンスに対応するIAB管理オブジェクトのイン
スタンスを識別するところのオブジェクト識別子を取得
し(ステップ620)、さらに、当該IAB管理オブジ
ェクトのインスタンスを保持しているところのエージェ
ントのIPアドレス、および前記エージェントとSNM
P通信プロトコルを使用して通信するためのコミュニテ
ィ名を取得する(ステップ625)。
ンスは、サブマネージャ管理オブジェクトのインスタン
スであるので、当該サブマネージャ管理オブジェクト・
インスタンスに対応するIAB管理オブジェクトのイン
スタンスを識別するところのオブジェクト識別子を取得
し(ステップ620)、さらに、当該IAB管理オブジ
ェクトのインスタンスを保持しているところのエージェ
ントのIPアドレス、および前記エージェントとSNM
P通信プロトコルを使用して通信するためのコミュニテ
ィ名を取得する(ステップ625)。
【0134】次に、前記ステップ620および前記ステ
ップ625にて取得したIAB管理オブジェクト・イン
スタンスのオブジェクト識別子およびコミュニティ名を
利用して、SetRequest-PDUを作成する(ステップ63
0)。そして、前記ステップ625で得られたIPアド
レスを用いて、前記IAB管理オブジェクト・インスタ
ンスを保持するところのエージェントに対して、前記ス
テップ630において作成したSetRequest-PDUを発行す
る(ステップ635)。
ップ625にて取得したIAB管理オブジェクト・イン
スタンスのオブジェクト識別子およびコミュニティ名を
利用して、SetRequest-PDUを作成する(ステップ63
0)。そして、前記ステップ625で得られたIPアド
レスを用いて、前記IAB管理オブジェクト・インスタ
ンスを保持するところのエージェントに対して、前記ス
テップ630において作成したSetRequest-PDUを発行す
る(ステップ635)。
【0135】サブマネージャ10は、前記ステップ635
において発行したSetRequest-PDUに対する応答メッセー
ジであるところのGetResponse-PDUを受信する(ステッ
プ640)と、当該応答メッセージが正常応答である
か、エラー応答であるかを判断する(ステップ64
5)。
において発行したSetRequest-PDUに対する応答メッセー
ジであるところのGetResponse-PDUを受信する(ステッ
プ640)と、当該応答メッセージが正常応答である
か、エラー応答であるかを判断する(ステップ64
5)。
【0136】前記GetResponse-PDUが正常応答の場合、
前記IAB管理オブジェクト・インスタンスのオブジェ
クト識別子を、サブマネージャ管理オブジェクト・イン
スタンスのオブジェクト識別子に変換する(ステップ6
50)。
前記IAB管理オブジェクト・インスタンスのオブジェ
クト識別子を、サブマネージャ管理オブジェクト・イン
スタンスのオブジェクト識別子に変換する(ステップ6
50)。
【0137】前記GetResponse-PDUがエラー応答の場
合、エラー処理をおこない(ステップ655)、Set
処理をここで終える。
合、エラー処理をおこない(ステップ655)、Set
処理をここで終える。
【0138】上記処理のかわりに、対象となる一連のI
AB管理オブジェクト・インスタンスに対してGetReque
st-PDUを発行して、当該IAB管理オブジェクト・イン
スタンスの存在を確認し、Set処理中になんらかのエ
ラーが発生したならば、統合マネージャが指定した値に
設定済みの当該IAB管理オブジェクト・インスタンス
の値を、前記GetRequest-PDUで得た値に戻すことによ
り、エラー応答を迅速化し、Set処理の完全性を保証
する方法もある。
AB管理オブジェクト・インスタンスに対してGetReque
st-PDUを発行して、当該IAB管理オブジェクト・イン
スタンスの存在を確認し、Set処理中になんらかのエ
ラーが発生したならば、統合マネージャが指定した値に
設定済みの当該IAB管理オブジェクト・インスタンス
の値を、前記GetRequest-PDUで得た値に戻すことによ
り、エラー応答を迅速化し、Set処理の完全性を保証
する方法もある。
【0139】次に、図41および図42を用いて、エラ
ー処理を説明する。
ー処理を説明する。
【0140】前記RFC1157による規定では、GetR
equest要求およびGetNextRequest要求に対するエラー応
答であるGetResponse-PDUのerror-statusパラメータに
設定される値は、tooBig、noSuchName、およびgenErrの
3種類のみである。また、SetRequest要求に対するエラ
ー応答であるGetResponse-PDUのerror-statusパラメー
タに設定される値は、tooBig、noSuchName、badValue、
readOnly、およびgenErrの5種類である。
equest要求およびGetNextRequest要求に対するエラー応
答であるGetResponse-PDUのerror-statusパラメータに
設定される値は、tooBig、noSuchName、およびgenErrの
3種類のみである。また、SetRequest要求に対するエラ
ー応答であるGetResponse-PDUのerror-statusパラメー
タに設定される値は、tooBig、noSuchName、badValue、
readOnly、およびgenErrの5種類である。
【0141】図42は、本実施例において、サブマネー
ジャ10がエージェント20より受け取ったGetResponse-PD
Uのerror-statusパラメータに設定された値と、サブマ
ネージャ10が統合マネージャ50に対して発行するGetRes
ponse-PDUのerror-statusパラメータに設定される値と
の対応を示す。
ジャ10がエージェント20より受け取ったGetResponse-PD
Uのerror-statusパラメータに設定された値と、サブマ
ネージャ10が統合マネージャ50に対して発行するGetRes
ponse-PDUのerror-statusパラメータに設定される値と
の対応を示す。
【0142】言い替えると、サブマネージャ10はエージ
ェント20よりエラー応答を受け取ると、統合マネージャ
50に対するエラー応答をおこなう。当該エラー応答のエ
ラー種別は、前記エージェント20からのエラー応答のエ
ラー種別を選択する。ただし、GetNextRequest要求に対
するエラー応答であるGetResponse-PDUのerror-status
パラメータの値がnoSuchNameであったとしても、サブマ
ネージャ10は統合マネージャ50へ即座にエラー応答しな
いことを注意しておく。
ェント20よりエラー応答を受け取ると、統合マネージャ
50に対するエラー応答をおこなう。当該エラー応答のエ
ラー種別は、前記エージェント20からのエラー応答のエ
ラー種別を選択する。ただし、GetNextRequest要求に対
するエラー応答であるGetResponse-PDUのerror-status
パラメータの値がnoSuchNameであったとしても、サブマ
ネージャ10は統合マネージャ50へ即座にエラー応答しな
いことを注意しておく。
【0143】図42を参照して、まず、サブマネージャ
が受信したGetRequest-PDUのerror-statusパラメータの
値が、tooBig、noSuchName、badValue、readOnly、また
はgenErrであるかを確認する(ステップ905)。
が受信したGetRequest-PDUのerror-statusパラメータの
値が、tooBig、noSuchName、badValue、readOnly、また
はgenErrであるかを確認する(ステップ905)。
【0144】前記error-statusパラメータの値が、tooB
igである場合には、サブマネージャ機能の内部変数であ
るところのエラー種別とエラー位置に、それぞれtooBig
とサブマネージャ機能の内部変数であるインスタンス位
置の値を設定する(ステップ910)。
igである場合には、サブマネージャ機能の内部変数であ
るところのエラー種別とエラー位置に、それぞれtooBig
とサブマネージャ機能の内部変数であるインスタンス位
置の値を設定する(ステップ910)。
【0145】本実施例による仕様では、エージェント−
サブマネージャ間でやり取りされるPDUの長さが、規
定された大きさよりも大きければ、必然的に、サブマネ
ージャ−統合マネージャ間でやり取りされるPDUの長
さも、規定された大きさよりも大きくなるため、エラー
種別にtooBigを指定する。上記以外に、genErrをエラー
種別に設定する仕様も考えられることを注意しておく。
サブマネージャ間でやり取りされるPDUの長さが、規
定された大きさよりも大きければ、必然的に、サブマネ
ージャ−統合マネージャ間でやり取りされるPDUの長
さも、規定された大きさよりも大きくなるため、エラー
種別にtooBigを指定する。上記以外に、genErrをエラー
種別に設定する仕様も考えられることを注意しておく。
【0146】前記error-statusパラメータの値が、noSu
chNameである場合には、サブマネージャ機能の内部変数
であるところのエラー種別とエラー位置に、それぞれno
SuchNameとサブマネージャ機能の内部変数であるインス
タンス位置の値を設定する(ステップ915)。
chNameである場合には、サブマネージャ機能の内部変数
であるところのエラー種別とエラー位置に、それぞれno
SuchNameとサブマネージャ機能の内部変数であるインス
タンス位置の値を設定する(ステップ915)。
【0147】前記error-statusパラメータの値が、badV
alueである場合には、サブマネージャ機能の内部変数で
あるところのエラー種別とエラー位置に、それぞれbadV
alueとサブマネージャ機能の内部変数であるインスタン
ス位置の値を設定する(ステップ920)。
alueである場合には、サブマネージャ機能の内部変数で
あるところのエラー種別とエラー位置に、それぞれbadV
alueとサブマネージャ機能の内部変数であるインスタン
ス位置の値を設定する(ステップ920)。
【0148】前記error-statusパラメータの値が、read
Onlyである場合には、サブマネージャ機能の内部変数で
あるところのエラー種別とエラー位置に、それぞれread
Onlyとサブマネージャ機能の内部変数であるインスタン
ス位置の値を設定する(ステップ925)。
Onlyである場合には、サブマネージャ機能の内部変数で
あるところのエラー種別とエラー位置に、それぞれread
Onlyとサブマネージャ機能の内部変数であるインスタン
ス位置の値を設定する(ステップ925)。
【0149】前記error-statusパラメータの値が、genE
rrである場合には、サブマネージャ機能の内部変数であ
るところのエラー種別とエラー位置に、それぞれgenErr
とサブマネージャ機能の内部変数であるインスタンス位
置の値を設定する(ステップ930)。
rrである場合には、サブマネージャ機能の内部変数であ
るところのエラー種別とエラー位置に、それぞれgenErr
とサブマネージャ機能の内部変数であるインスタンス位
置の値を設定する(ステップ930)。
【0150】最後に、図43を用いて、SNMP応答メ
ッセージ作成処理について説明する。
ッセージ作成処理について説明する。
【0151】まず、サブマネージャ機能の内部変数であ
るところのエラー種別の値がnoErrorであるか否かを判
断する(ステップ705)。
るところのエラー種別の値がnoErrorであるか否かを判
断する(ステップ705)。
【0152】前記エラー種別の値がnoErrorである場合
には、統合マネージャへの応答メッセージであるところ
のGetResponse-PDUの長さが、規定された最大メッセー
ジ長を越えないか確認する(ステップ710)。ちなみ
に、前記RFC1157によると、当該最大メッセージ
長としては、484オクテットが最小の値として推奨さ
れている。
には、統合マネージャへの応答メッセージであるところ
のGetResponse-PDUの長さが、規定された最大メッセー
ジ長を越えないか確認する(ステップ710)。ちなみ
に、前記RFC1157によると、当該最大メッセージ
長としては、484オクテットが最小の値として推奨さ
れている。
【0153】当該GetResponse-PDUの長さが、規定され
た最大メッセージ長を越えていた場合、前記GetRespons
e-PDUのerror-statusパラメータとerror-indexパラメー
タに、それぞれ値tooBigと前記最大メッセージ長を越え
た原因となったインスタンスのvariable-bindingsパラ
メータにおける位置を設定して、エラー応答メッセージ
であるところのGetResponse-PDUを作成する(ステップ
715、ステップ720)。
た最大メッセージ長を越えていた場合、前記GetRespons
e-PDUのerror-statusパラメータとerror-indexパラメー
タに、それぞれ値tooBigと前記最大メッセージ長を越え
た原因となったインスタンスのvariable-bindingsパラ
メータにおける位置を設定して、エラー応答メッセージ
であるところのGetResponse-PDUを作成する(ステップ
715、ステップ720)。
【0154】前記GetResponse-PDUの長さが、規定され
た最大メッセージ長を越えていなかった場合、前記GetR
esponse-PDUのerror-statusパラメータとerror-indexパ
ラメータに、それぞれ値noErrorと値0を設定し、正常
応答メッセージであるところのGetResponse-PDUを作成
する(ステップ725、ステップ730)。
た最大メッセージ長を越えていなかった場合、前記GetR
esponse-PDUのerror-statusパラメータとerror-indexパ
ラメータに、それぞれ値noErrorと値0を設定し、正常
応答メッセージであるところのGetResponse-PDUを作成
する(ステップ725、ステップ730)。
【0155】ステップ705でエラー種別の値がnoErro
r以外の値であった場合、統合マネージャ50への応答メ
ッセージであるところのGetResponse-PDUのerror-statu
sパラメータとerror-indexパラメータに、それぞれサブ
マネージャ機能の内部変数であるところのエラー種別と
エラー・インデックスの値を設定し、エラー応答メッセ
ージであるところのGetResponse-PDUを作成する(ステ
ップ735、ステップ740)。
r以外の値であった場合、統合マネージャ50への応答メ
ッセージであるところのGetResponse-PDUのerror-statu
sパラメータとerror-indexパラメータに、それぞれサブ
マネージャ機能の内部変数であるところのエラー種別と
エラー・インデックスの値を設定し、エラー応答メッセ
ージであるところのGetResponse-PDUを作成する(ステ
ップ735、ステップ740)。
【0156】(具体例3)次に、本実施例における統合
マネージャ50の階層型ネットワーク管理機能について、
第3の具体例として説明する。
マネージャ50の階層型ネットワーク管理機能について、
第3の具体例として説明する。
【0157】図44は、ネットワークをいくつかの管理
ドメインに分割して管理している様子を示す。このよう
に階層型ネットワーク管理では、全ネットワークをいく
つかの管理ドメインに分割して管理する。図44に示さ
れるネットワークでは、ローカル・ドメイン(1000)と、
ドメイン#1(2000)のふたつの管理ドメインに分割して
管理する。
ドメインに分割して管理している様子を示す。このよう
に階層型ネットワーク管理では、全ネットワークをいく
つかの管理ドメインに分割して管理する。図44に示さ
れるネットワークでは、ローカル・ドメイン(1000)と、
ドメイン#1(2000)のふたつの管理ドメインに分割して
管理する。
【0158】各管理ドメインには、ひとつ以上の被管理
ノードであるところのIPホスト(3201から3206)が属
している。前記IPホストには、通常SNMP通信プロ
トコルが実装されており、エージェントとして動作する
ことが可能となっている。ただし、ネットワーク管理お
よびネットワーク運用の目的によっては、すべてのIP
ホストがSNMP通信プロトコルを実装し、エージェン
トとして動作しなくてもよいことを注意しておく。
ノードであるところのIPホスト(3201から3206)が属
している。前記IPホストには、通常SNMP通信プロ
トコルが実装されており、エージェントとして動作する
ことが可能となっている。ただし、ネットワーク管理お
よびネットワーク運用の目的によっては、すべてのIP
ホストがSNMP通信プロトコルを実装し、エージェン
トとして動作しなくてもよいことを注意しておく。
【0159】また、各管理ドメインには、唯ひとつのサ
ブマネージャが存在する。ただし、統合マネージャが属
する管理ドメインには、サブマネージャが存在しなくて
もよい。統合マネージャが、サブマネージャと同様の機
能を果たして、その管理ドメインを管理すればよいから
である。図44の例では、ローカル・ドメイン(1000)は
統合マネージャ50により管理され、ドメイン#1(2000)
はサブマネージャ10により管理されるようになってい
る。
ブマネージャが存在する。ただし、統合マネージャが属
する管理ドメインには、サブマネージャが存在しなくて
もよい。統合マネージャが、サブマネージャと同様の機
能を果たして、その管理ドメインを管理すればよいから
である。図44の例では、ローカル・ドメイン(1000)は
統合マネージャ50により管理され、ドメイン#1(2000)
はサブマネージャ10により管理されるようになってい
る。
【0160】通常のネットワーク運用では、管理ドメイ
ンは、セグメント、連結セグメント、サブネット、また
は連結サブネットのいづれかに対応する。
ンは、セグメント、連結セグメント、サブネット、また
は連結サブネットのいづれかに対応する。
【0161】ここで、連結セグメントとは、ブリッジに
よって物理的に連結している複数のセグメント群のこと
である。また、連結サブネットとは、ルータまたはゲー
トウェイによって物理的に連結している複数のサブネッ
トおよびネットワーク群のことである。
よって物理的に連結している複数のセグメント群のこと
である。また、連結サブネットとは、ルータまたはゲー
トウェイによって物理的に連結している複数のサブネッ
トおよびネットワーク群のことである。
【0162】図44では、ローカル・ドメイン(1000)
は、ゲートウェイ(1300)によって連結されるサブネット
#1(1100)とサブネット#2(1200)より構成され、ドメ
イン#1は、サブネット#3(2100)より構成される。ド
メイン#1(2000)は、サブマネージャ10によって管理さ
れている。
は、ゲートウェイ(1300)によって連結されるサブネット
#1(1100)とサブネット#2(1200)より構成され、ドメ
イン#1は、サブネット#3(2100)より構成される。ド
メイン#1(2000)は、サブマネージャ10によって管理さ
れている。
【0163】統合マネージャ50の使用者である統合ネッ
トワーク管理者に対して、前記統合マネージャ50は、以
下の階層構造を持つウィンドウ・ベースのグラフィック
・ユーザ・インタフェースを提供する。以下、個々のウ
ィンドウのことをサブマップと呼ぶ。
トワーク管理者に対して、前記統合マネージャ50は、以
下の階層構造を持つウィンドウ・ベースのグラフィック
・ユーザ・インタフェースを提供する。以下、個々のウ
ィンドウのことをサブマップと呼ぶ。
【0164】(1)第1階層:ドメイン・サブマップ (2)第2階層:インターネット・サブマップ (3)第3階層:ネットワーク・サブマップ (4)第4階層:セグメント・サブマップ
【0165】それぞれのサブマップは、以下の目的で使
用される。
用される。
【0166】セグメント・サブマップ:セグメントに接
続されたネットワーク機器を表示する。
続されたネットワーク機器を表示する。
【0167】ネットワーク・サブマップ:サブネットを
構成するセグメントを表示する。
構成するセグメントを表示する。
【0168】インターネット・サブマップ:管理ドメイ
ンを構成するサブネットの接続関係を表示する。
ンを構成するサブネットの接続関係を表示する。
【0169】ドメイン・サブマップ:管理ドメインの一
覧を表示する。
覧を表示する。
【0170】ネットワークを構成する機器や、セグメン
ト、サブネット、および管理ドメインは、それらの接続
関係とともに、サブマップ上にシンボルとして表示され
る。
ト、サブネット、および管理ドメインは、それらの接続
関係とともに、サブマップ上にシンボルとして表示され
る。
【0171】図45から図53は、図44で示したネッ
トワークをサブマップ表示したときの、各サブマップの
表示例である。
トワークをサブマップ表示したときの、各サブマップの
表示例である。
【0172】図45は、ドメイン・サブマップの例であ
る。図44のローカル・ドメイン(1000)とドメイン#1
(2000)に対応するシンボルが表示されている。図46
は、インターネット・サブマップの例であり、図44の
ローカル・ドメイン(1000)のインターネット・サブマッ
プを示す。図47は、インターネット・サブマップの例
であり、図44のドメイン#1(2000)のインターネット
・サブマップを示す。
る。図44のローカル・ドメイン(1000)とドメイン#1
(2000)に対応するシンボルが表示されている。図46
は、インターネット・サブマップの例であり、図44の
ローカル・ドメイン(1000)のインターネット・サブマッ
プを示す。図47は、インターネット・サブマップの例
であり、図44のドメイン#1(2000)のインターネット
・サブマップを示す。
【0173】図48は、ネットワーク・サブマップの例
であり、図44のサブネット#1(1100)のネットワーク
・サブマップを示す。図49は、ネットワーク・サブマ
ップの例であり、図44のサブネット#2(1200)のネッ
トワーク・サブマップを示す。図50は、ネットワーク
・サブマップの例であり、図44のサブネット#3(210
0)のネットワーク・サブマップを示す。
であり、図44のサブネット#1(1100)のネットワーク
・サブマップを示す。図49は、ネットワーク・サブマ
ップの例であり、図44のサブネット#2(1200)のネッ
トワーク・サブマップを示す。図50は、ネットワーク
・サブマップの例であり、図44のサブネット#3(210
0)のネットワーク・サブマップを示す。
【0174】図51は、セグメント・サブマップの例で
あり、図44のセグメント#1のネットワーク・サブマ
ップを示す。図52は、セグメント・サブマップの例で
あり、図44のセグメント#2のネットワーク・サブマ
ップを示す。図53は、セグメント・サブマップの例で
あり、図44のセグメント#3のネットワーク・サブマ
ップを示す。
あり、図44のセグメント#1のネットワーク・サブマ
ップを示す。図52は、セグメント・サブマップの例で
あり、図44のセグメント#2のネットワーク・サブマ
ップを示す。図53は、セグメント・サブマップの例で
あり、図44のセグメント#3のネットワーク・サブマ
ップを示す。
【0175】図54は、本実施例を実現するための統合
マネージャ50の構成を示したものである。それぞれのモ
ジュールは、以下の機能を持つ。
マネージャ50の構成を示したものである。それぞれのモ
ジュールは、以下の機能を持つ。
【0176】SNMP通信プロトコル制御4007は、サブ
マネージャおよびエージェントとのSNMPによる通信
の制御をおこなう。
マネージャおよびエージェントとのSNMPによる通信
の制御をおこなう。
【0177】ディスプレイ制御4000は、ディスプレイ55
の制御をおこない、統合ネットワーク管理者から指示を
受けたり、統合ネットワーク管理者に管理対象であると
ころのネットワークおよびネットワークを構成する機器
の状態を表示したりする。
の制御をおこない、統合ネットワーク管理者から指示を
受けたり、統合ネットワーク管理者に管理対象であると
ころのネットワークおよびネットワークを構成する機器
の状態を表示したりする。
【0178】シンボル管理4006は、管理対象であるとこ
ろのネットワークを構成する機器や、セグメント、サブ
ネット、および管理ドメインを、統合ネットワーク管理
者が指定したり、ネットワーク自体から発見し、それら
に対応するシンボルをシンボル管理表4003に登録し、前
記シンボル同士の接続関係を接続関係表4002に登録す
る。
ろのネットワークを構成する機器や、セグメント、サブ
ネット、および管理ドメインを、統合ネットワーク管理
者が指定したり、ネットワーク自体から発見し、それら
に対応するシンボルをシンボル管理表4003に登録し、前
記シンボル同士の接続関係を接続関係表4002に登録す
る。
【0179】マップ管理4005は、前記シンボル管理4006
が設定したシンボル管理表4003や、接続関係表4002の内
容を参照し、サブマップ管理表4001を作成し、シンボル
管理表4003を更新する。また、マップ管理4005は、サブ
マップをディスプレイ制御4000を介してディスプレイ55
に表示する。
が設定したシンボル管理表4003や、接続関係表4002の内
容を参照し、サブマップ管理表4001を作成し、シンボル
管理表4003を更新する。また、マップ管理4005は、サブ
マップをディスプレイ制御4000を介してディスプレイ55
に表示する。
【0180】図55に、図44に示されたネットワーク
をサブマップ表示するときに使用する当該統合マネージ
ャ50のサブマップ管理表4001を示す。サブマップ管理表
4001は、サブマップを一意的に識別するためのサブマッ
プ識別子6100と、当該サブマップに割り当てられた名称
であるところのサブマップ名6101と、当該サブマップの
階層構造での位置付けをあらわすサブマップ・タイプ61
02とからなる一連のエントリより構成される。
をサブマップ表示するときに使用する当該統合マネージ
ャ50のサブマップ管理表4001を示す。サブマップ管理表
4001は、サブマップを一意的に識別するためのサブマッ
プ識別子6100と、当該サブマップに割り当てられた名称
であるところのサブマップ名6101と、当該サブマップの
階層構造での位置付けをあらわすサブマップ・タイプ61
02とからなる一連のエントリより構成される。
【0181】図56に、図44に示されたネットワーク
をサブマップ表示するときに使用する当該統合マネージ
ャ50のシンボル管理表4003を示す。シンボル管理表4003
は、シンボルを一意的に識別するためのシンボル識別子
6000と、当該シンボルに割り当てられた名称であるとこ
ろのシンボル名6001と、当該シンボルの種類を表わすと
ころのシンボル・タイプ6002と、当該シンボルが表示さ
れるサブマップのサブマップ識別子であるところの表示
サブマップ6003と、当該シンボルを選択し、可能ならば
展開することによって表示されるサブマップのサブマッ
プ識別子であるところの展開サブマップ6004と、当該シ
ンボルと対応する管理対象が存在した場合に、当該管理
対象を管理しているエージェントと統合マネージャが直
接SNMPによる通信で管理情報を交換するか、サブマ
ネージャ経由で管理情報を交換するかを示すローカル/
リモート6005と、前記エージェントと通信するために使
用するところのIPアドレス6006と、サブマネージャ10
を介して通信する場合に識別情報として使用するところ
のシステム・インデックス6007とからなる一連のエント
リより構成される。
をサブマップ表示するときに使用する当該統合マネージ
ャ50のシンボル管理表4003を示す。シンボル管理表4003
は、シンボルを一意的に識別するためのシンボル識別子
6000と、当該シンボルに割り当てられた名称であるとこ
ろのシンボル名6001と、当該シンボルの種類を表わすと
ころのシンボル・タイプ6002と、当該シンボルが表示さ
れるサブマップのサブマップ識別子であるところの表示
サブマップ6003と、当該シンボルを選択し、可能ならば
展開することによって表示されるサブマップのサブマッ
プ識別子であるところの展開サブマップ6004と、当該シ
ンボルと対応する管理対象が存在した場合に、当該管理
対象を管理しているエージェントと統合マネージャが直
接SNMPによる通信で管理情報を交換するか、サブマ
ネージャ経由で管理情報を交換するかを示すローカル/
リモート6005と、前記エージェントと通信するために使
用するところのIPアドレス6006と、サブマネージャ10
を介して通信する場合に識別情報として使用するところ
のシステム・インデックス6007とからなる一連のエント
リより構成される。
【0182】図57に、図44に示されたネットワーク
をサブマップ表示するときに使用する当該統合マネージ
ャ50の接続関係表4002を示す。接続関係表4002は、サブ
マップ上で結線されるシンボルの組(6200, 6201)から
なる一連のエントリより構成される。
をサブマップ表示するときに使用する当該統合マネージ
ャ50の接続関係表4002を示す。接続関係表4002は、サブ
マップ上で結線されるシンボルの組(6200, 6201)から
なる一連のエントリより構成される。
【0183】
【発明の効果】本発明によれば、第1に、統合マネージ
ャは、サブマネージャと通信するだけで当該サブマネー
ジャの配下にあるエージェントの管理情報を収集できる
ので、前記エージェントと通信する必要がない。すなわ
ち、前記統合マネージャが保持しなければならないIP
アドレスを、サブマネージャのIPアドレスに限定する
ことができるので、前記統合マネージャが保持しなけれ
ばならないIPアドレスの数を減らすことができるとう
いう効果がある。
ャは、サブマネージャと通信するだけで当該サブマネー
ジャの配下にあるエージェントの管理情報を収集できる
ので、前記エージェントと通信する必要がない。すなわ
ち、前記統合マネージャが保持しなければならないIP
アドレスを、サブマネージャのIPアドレスに限定する
ことができるので、前記統合マネージャが保持しなけれ
ばならないIPアドレスの数を減らすことができるとう
いう効果がある。
【0184】第2に、本発明によるサブマネージャ管理
オブジェクトは、エージェントにおけるMIBの実装の
差異、すなわち、あるエージェントは、あるIAB管理
オブジェクトを実装しているが、別のエージェントは、
当該IAB管理オブジェクトを実装していないという差
異に対応することができるという効果がある。
オブジェクトは、エージェントにおけるMIBの実装の
差異、すなわち、あるエージェントは、あるIAB管理
オブジェクトを実装しているが、別のエージェントは、
当該IAB管理オブジェクトを実装していないという差
異に対応することができるという効果がある。
【0185】第3に、本発明によるサブマネージャ管理
オブジェクトに対するオブジェクト識別子割り当て方法
によって、IAB管理オブジェクトの定義の拡張に、容
易に対処することができるという効果がある。
オブジェクトに対するオブジェクト識別子割り当て方法
によって、IAB管理オブジェクトの定義の拡張に、容
易に対処することができるという効果がある。
【0186】第4に、本発明によると、統合ネットワー
ク管理者は、エージェントに対して操作するときに、サ
ブマネージャを介して操作しているか、サブマネージャ
を介さずに操作しているかを意識しないですむという効
果がある。
ク管理者は、エージェントに対して操作するときに、サ
ブマネージャを介して操作しているか、サブマネージャ
を介さずに操作しているかを意識しないですむという効
果がある。
【0187】以上のように、本発明によれば、エージェ
ント、サブマネージャ、および統合マネージャにより階
層的に管理されるネットワーク管理システムにおいて、
統合マネージャとサブマネージャ間の通信サービスにつ
いてもIAB管理標準に基づくことにより、サブマネー
ジャの構成を簡単なものとすることができ、延いては管
理システム全体の構成を簡易化することができる。
ント、サブマネージャ、および統合マネージャにより階
層的に管理されるネットワーク管理システムにおいて、
統合マネージャとサブマネージャ間の通信サービスにつ
いてもIAB管理標準に基づくことにより、サブマネー
ジャの構成を簡単なものとすることができ、延いては管
理システム全体の構成を簡易化することができる。
【図1】統合マネージャ、サブマネージャ、およびエー
ジェントの論理的な関係図
ジェントの論理的な関係図
【図2】統合マネージャ、サブマネージャ、およびエー
ジェントを配置したネットワークの構成例を示す図
ジェントを配置したネットワークの構成例を示す図
【図3】非テーブル型とテーブル型それぞれについての
IAB管理オブジェクトとサブマネージャ管理オブジェ
クトのオブジェクト識別子の対応を示す図
IAB管理オブジェクトとサブマネージャ管理オブジェ
クトのオブジェクト識別子の対応を示す図
【図4】サブマネージャの構成図
【図5】サブマネージャの通信処理の概略を示すフロー
チャート図
チャート図
【図6】システム・グループに対応するサブマネージャ
管理オブジェクトの定義例(その1)を示す図
管理オブジェクトの定義例(その1)を示す図
【図7】システム・グループに対応するサブマネージャ
管理オブジェクトの定義例(その2)を示す図
管理オブジェクトの定義例(その2)を示す図
【図8】システム・グループに対応するサブマネージャ
管理オブジェクトの定義例(その3)を示す図
管理オブジェクトの定義例(その3)を示す図
【図9】システム・グループのIAB管理オブジェクト
とシステム・グループに対応するサブマネージャ管理オ
ブジェクトのオブジェクト識別子の対応を示す図
とシステム・グループに対応するサブマネージャ管理オ
ブジェクトのオブジェクト識別子の対応を示す図
【図10】インタフェース・グループに対応するサブマ
ネージャ管理オブジェクトの定義例(その1)を示す図
ネージャ管理オブジェクトの定義例(その1)を示す図
【図11】インタフェース・グループに対応するサブマ
ネージャ管理オブジェクトの定義例(その2)を示す図
ネージャ管理オブジェクトの定義例(その2)を示す図
【図12】インタフェース・グループに対応するサブマ
ネージャ管理オブジェクトの定義例(その3)を示す図
ネージャ管理オブジェクトの定義例(その3)を示す図
【図13】インタフェース・グループに対応するサブマ
ネージャ管理オブジェクトの定義例(その4)を示す図
ネージャ管理オブジェクトの定義例(その4)を示す図
【図14】インタフェース・グループに対応するサブマ
ネージャ管理オブジェクトの定義例(その5)を示す図
ネージャ管理オブジェクトの定義例(その5)を示す図
【図15】インタフェース・グループに対応するサブマ
ネージャ管理オブジェクトの定義例(その6)を示す図
ネージャ管理オブジェクトの定義例(その6)を示す図
【図16】インタフェース・グループに対応するサブマ
ネージャ管理オブジェクトの定義例(その7)を示す図
ネージャ管理オブジェクトの定義例(その7)を示す図
【図17】インタフェース・グループのIAB管理オブ
ジェクトとインタフェース・グループに対応するサブマ
ネージャ管理オブジェクトのオブジェクト識別子との対
応(その1)を示す図
ジェクトとインタフェース・グループに対応するサブマ
ネージャ管理オブジェクトのオブジェクト識別子との対
応(その1)を示す図
【図18】インタフェース・グループのIAB管理オブ
ジェクトとインタフェース・グループに対応するサブマ
ネージャ管理オブジェクトのオブジェクト識別子の対応
(その2)を示す図
ジェクトとインタフェース・グループに対応するサブマ
ネージャ管理オブジェクトのオブジェクト識別子の対応
(その2)を示す図
【図19】SNMPグループに対応するサブマネージャ
管理オブジェクトの定義例(その1)を示す図
管理オブジェクトの定義例(その1)を示す図
【図20】SNMPグループに対応するサブマネージャ
管理オブジェクトの定義例(その2)を示す図
管理オブジェクトの定義例(その2)を示す図
【図21】SNMPグループに対応するサブマネージャ
管理オブジェクトの定義例(その3)を示す図
管理オブジェクトの定義例(その3)を示す図
【図22】SNMPグループに対応するサブマネージャ
管理オブジェクトの定義例(その4)を示す図
管理オブジェクトの定義例(その4)を示す図
【図23】SNMPグループに対応するサブマネージャ
管理オブジェクトの定義例(その5)を示す図
管理オブジェクトの定義例(その5)を示す図
【図24】SNMPグループに対応するサブマネージャ
管理オブジェクトの定義例(その6)を示す図
管理オブジェクトの定義例(その6)を示す図
【図25】SNMPグループに対応するサブマネージャ
管理オブジェクトの定義例(その7)を示す図
管理オブジェクトの定義例(その7)を示す図
【図26】SNMPグループのIAB管理オブジェクト
とSNMPグループに対応するサブマネージャ管理オブ
ジェクトのオブジェクト識別子との対応(その1)を示
す図
とSNMPグループに対応するサブマネージャ管理オブ
ジェクトのオブジェクト識別子との対応(その1)を示
す図
【図27】SNMPグループのIAB管理オブジェクト
とSNMPグループに対応するサブマネージャ管理オブ
ジェクトのオブジェクト識別子との対応(その2)を示
す図
とSNMPグループに対応するサブマネージャ管理オブ
ジェクトのオブジェクト識別子との対応(その2)を示
す図
【図28】サブマネージャにおけるSNMPメッセージ
処理概略PAD(メイン・ルーチン)を示す図
処理概略PAD(メイン・ルーチン)を示す図
【図29】サブマネージャにおけるGetReques
t処理概略PADを示す図
t処理概略PADを示す図
【図30】サブマネージャにおけるGetNextRe
quest処理概略PAD(その1)を示す図
quest処理概略PAD(その1)を示す図
【図31】サブマネージャにおけるGetNextRe
quest処理概略PAD(その2)を示す図
quest処理概略PAD(その2)を示す図
【図32】サブマネージャにおけるGetNextRe
quest処理概略PAD(その3)を示す図
quest処理概略PAD(その3)を示す図
【図33】サブマネージャにおけるGetNextRe
quest処理概略PAD(その4)を示す図
quest処理概略PAD(その4)を示す図
【図34】サブマネージャにおけるGetNextRe
quest処理概略PAD(その5)を示す図
quest処理概略PAD(その5)を示す図
【図35】サブマネージャにおけるGetNextRe
quest処理概略PAD(その6)を示す図
quest処理概略PAD(その6)を示す図
【図36】サブマネージャにおけるGetNextRe
quest処理概略PAD(その7)を示す図
quest処理概略PAD(その7)を示す図
【図37】サブマネージャにおけるGetNextRe
quest処理概略PAD(その8)を示す図
quest処理概略PAD(その8)を示す図
【図38】非テーブル型のIAB管理オブジェクトで構
成されたサブマネージャ管理オブジェクト(テーブル)
のトラバース例を示す図
成されたサブマネージャ管理オブジェクト(テーブル)
のトラバース例を示す図
【図39】テーブル型のIAB管理オブジェクトで構成
されたサブマネージャ管理オブジェクト(テーブル)の
トラバース例を示す図
されたサブマネージャ管理オブジェクト(テーブル)の
トラバース例を示す図
【図40】サブマネージャにおけるSetReques
t処理概略PADを示す図
t処理概略PADを示す図
【図41】エラー処理概略PADを示す図
【図42】エージェントからのエラー応答理由と統合マ
ネージャへのエラー応答理由との対応を示す図
ネージャへのエラー応答理由との対応を示す図
【図43】応答メッセージ作成処理概略PADを示す図
【図44】統合マネージャ、サブマネージャ、およびエ
ージェントを配置したネットワークの構成例を示す図
ージェントを配置したネットワークの構成例を示す図
【図45】ドメイン・サブマップの例を示す図
【図46】インターネット・サブマップの例(その1)
を示す図
を示す図
【図47】インターネット・サブマップの例(その2)
を示す図
を示す図
【図48】ネットワーク・サブマップの例(その1)を
示す図
示す図
【図49】ネットワーク・サブマップの例(その2)を
示す図
示す図
【図50】ネットワーク・サブマップの例(その3)を
示す図
示す図
【図51】セグメント・サブマップの例(その1)を示
す図
す図
【図52】セグメント・サブマップの例(その2)を示
す図
す図
【図53】セグメント・サブマップの例(その3)を示
す図
す図
【図54】統合マネージャの構成例を示す図
【図55】サブマップ管理表の例を示す図
【図56】シンボル管理表の例を示す図
【図57】接続関係表の例を示す図
【図58】SNMPプロトコル・データ単位の定義(そ
の1)を示す図
の1)を示す図
【図59】SNMPプロトコル・データ単位の定義(そ
の2)を示す図
の2)を示す図
【図60】SNMPプロトコル・データ単位の定義(そ
の3)を示す図
の3)を示す図
【図61】エージェント識別インデックスと、エージェ
ント通信関連情報を対応させるテーブルを示す図
ント通信関連情報を対応させるテーブルを示す図
1〜7…サブマネージャ通信処理ステップ 10a、10b…サ
ブマネージャ 20a、20b、20c、20d、20e、20f…エージェント 50…統合マネージャ 55…ディスプレイ 100…通信制御手段 110…オブジェクト
識別子変換手段 120…エージェント識別手段 130…サブマネージ
ャ機能制御手段 150〜930…SNMPメッセージ処理ステップ 1000…ローカル・ドメイン 1100…サブネット
#1 1200…サブネット#2 1300…ゲートウェ
イ 2000…ドメイン#1 2100…サブネット
#3 3201〜3206…IPホスト 4000…ディスプレ
イ制御 4001…サブマップ管理表 4002…接続関係表 4003…シンボル管理表 4005…マップ管理 4006…シンボル管理 4007…SNMP通
信プロトコル制御 6000…シンボル識別子 6001…シンボル名 6002…シンボル・タイプ 6003…表示サブマ
ップ 6004…展開サブマップ 6005…ローカル/
リモート 6006…IPアドレス 6007…システム・
インデックス 6100…サブマップ識別子 6101…サブマップ
名 6102…サブマップ・タイプ 6200…Fromシンボ
ル 6201…Toシンボル
ブマネージャ 20a、20b、20c、20d、20e、20f…エージェント 50…統合マネージャ 55…ディスプレイ 100…通信制御手段 110…オブジェクト
識別子変換手段 120…エージェント識別手段 130…サブマネージ
ャ機能制御手段 150〜930…SNMPメッセージ処理ステップ 1000…ローカル・ドメイン 1100…サブネット
#1 1200…サブネット#2 1300…ゲートウェ
イ 2000…ドメイン#1 2100…サブネット
#3 3201〜3206…IPホスト 4000…ディスプレ
イ制御 4001…サブマップ管理表 4002…接続関係表 4003…シンボル管理表 4005…マップ管理 4006…シンボル管理 4007…SNMP通
信プロトコル制御 6000…シンボル識別子 6001…シンボル名 6002…シンボル・タイプ 6003…表示サブマ
ップ 6004…展開サブマップ 6005…ローカル/
リモート 6006…IPアドレス 6007…システム・
インデックス 6100…サブマップ識別子 6101…サブマップ
名 6102…サブマップ・タイプ 6200…Fromシンボ
ル 6201…Toシンボル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/24 12/26 8732−5K H04L 11/08 (72)発明者 齋藤 眞人 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内 (72)発明者 黒崎 芳行 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内 (72)発明者 藤野 修司 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内 (72)発明者 橋田 光好 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内
Claims (19)
- 【請求項1】通信ネットワークの資源である管理オブジ
ェクトを制御するエージェントと、前記エージェントの
一群を介して前記通信ネットワークの一部を制御するサ
ブマネージャと、前記サブマネージャの一群を介して前
記通信ネットワークを制御する統合マネージャとから構
成され、前記エージェントと前記サブマネージャ間、お
よび前記サブマネージャと前記統合マネージャ間の通信
プロトコルとしてSNMPを使用する階層型ネットワー
ク管理システムであって、 前記サブマネージャが仮想的に保持するデータベースで
ある管理情報ベースを構成する要素であるところの管理
オブジェクトが、当該サブマネージャの管理オブジェク
トのインスタンスと前記エージェントの管理オブジェク
トのインスタンスとが1対1に対応するように識別子を
割当てた論理的データ構造を有することを特徴とする階
層型ネットワーク管理システム。 - 【請求項2】前記サブマネージャの管理オブジェクトの
論理的データ構造が、複数のエントリを持つテーブル形
式で表現されており、該エントリは前記エージェントと
1対1に対応していることを特徴とする請求項1に記載
の階層型ネットワーク管理システム。 - 【請求項3】前記サブマネージャの管理オブジェクトの
論理的データ構造において、前記テーブルが、論理的に
関連のある管理オブジェクトの集まりであるところのオ
ブジェクト・グループごとに作成されていることを特徴
とする請求項2に記載の階層型ネットワーク管理システ
ム。 - 【請求項4】前記サブマネージャの管理オブジェクトの
テーブル形式の論理的データ構造において、当該管理オ
ブジェクトのインスタンスを識別するための第1のイン
デックスが、前記エージェントと1対1に対応する識別
子であることを特徴とする請求項3に記載の階層型ネッ
トワーク管理システム。 - 【請求項5】前記サブマネージャの管理オブジェクトに
対応するエージェントの管理オブジェクトが非テーブル
型の管理オブジェクトであり、当該エージェントの管理
オブジェクトのオブジェクト識別子の基準点をXとし、
当該エージェントの管理オブジェクトが属するオブジェ
クト・グループに対する副識別子をx1とし、当該エージ
ェントの管理オブジェクトに対する副識別子をx2とし、
前記サブマネージャの管理オブジェクトに割り当てるオ
ブジェクト識別子の基準点をYとした場合に、 当該サブマネージャの管理オブジェクトのオブジェクト
識別子として、適当に選択した副識別子y1およびy2を用
いて、Y.x1.y1.y2.x2を割り当てることを特徴とする請
求項4に記載の階層型ネットワーク管理システム。 - 【請求項6】前記サブマネージャの管理オブジェクトに
対応するエージェントの管理オブジェクトがテーブル型
の管理オブジェクトであり、当該エージェントの管理オ
ブジェクトのオブジェクト識別子の基準点をXとし、当
該エージェントの管理オブジェクトが属するオブジェク
ト・グループに対する副識別子をx1とし、当該エージェ
ントの管理オブジェクトが属するテーブルとエントリに
対する副識別子をそれぞれx2およびx3とし、当該エージ
ェントの管理オブジェクトに対する副識別子をx4とし、
前記サブマネージャの管理オブジェクトに割り当てるオ
ブジェクト識別子の基準点をYとした場合に、 当該サブマネージャの管理オブジェクトのオブジェクト
識別子として、Y.x1.x2.x3.x4を割り当てることを特徴
とする請求項4に記載の階層型ネットワーク管理システ
ム。 - 【請求項7】前記サブマネージャは、 前記エージェントとの間の通信および前記統合マネージ
ャとの間の通信を制御する通信制御手段と、 前記統合マネージャが指示する当該サブマネージャの管
理オブジェクトのインスタンスのオブジェクト識別子よ
り当該サブマネージャが通信する相手であるところのエ
ージェントを識別するインデックスを取り出し、当該エ
ージェントと通信するための情報に、変換または逆変換
するエージェント識別手段と、 前記統合マネージャが指示する当該サブマネージャの管
理オブジェクトのインスタンスのオブジェクト識別子
を、1対1に対応する当該エージェントの管理オブジェ
クトのインスタンスのオブジェクト識別子に、変換また
は逆変換するオブジェクト識別子変換手段と、 前記通信制御手段、前記エージェント識別手段、および
前記オブジェクト識別子変換手段を制御して、前記統合
マネージャの当該サブマネージャに対する管理上の要求
を前記エージェントに対する管理上の要求に変換すると
ともに、前記エージェントからの応答を前記統合マネー
ジャへの応答に変換するサブマネージャ機能制御手段と
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の階層型ネッ
トワーク管理システム。 - 【請求項8】前記エージェント識別手段は、 前記エージェントと通信するための情報と、前記エージ
ェントと1対1に対応する識別子であるところの前記イ
ンデックスとを、対応させる対応手段を備えたことを特
徴とする請求項7に記載の階層型ネットワーク管理シス
テム。 - 【請求項9】前記統合マネージャは、 前記通信ネットワークを操作するためのグラフィカル・
インタフェースであって、前記サブマネージャが管理す
るエージェント群をひとつのシンボルとして表示するグ
ラフィカル・インタフェースを備えたことを特徴とする
請求項1に記載の階層型ネットワーク管理システム。 - 【請求項10】前記統合マネージャは、 前記エージェント群を意味するシンボルの一覧を表示す
るグラフィカル・インタフェースを備えたことを特徴と
する請求項9に記載の階層型ネットワーク管理システ
ム。 - 【請求項11】前記統合マネージャは、 前記シンボルを展開すると、前記サブマネージャが管理
する各エージェントを意味するシンボルが一覧表示され
るグラフィカル・インタフェースを備えたことを特徴と
する請求項9に記載の階層型ネットワーク管理システ
ム。 - 【請求項12】前記統合マネージャは、 前記通信ネットワークを操作するためのグラフィカル・
インタフェースを提供するとともに、前記サブマネージ
ャを介さずに直接エージェントを管理する機能を備えた
ことを特徴とする請求項10または11に記載の階層型
ネットワーク管理システム。 - 【請求項13】前記統合マネージャは、 前記サブマネージャを介さずに管理するエージェント群
をひとつのシンボルとして表示するとともに、そのシン
ボルを展開すると、前記サブマネージャを介さずに管理
する各エージェントを意味するシンボルが一覧表示され
るグラフィカル・インタフェースを備えたことを特徴と
する請求項12に記載の階層型ネットワーク管理システ
ム。 - 【請求項14】前記サブマネージャを介して管理するエ
ージェント群を表すひとつのシンボルを展開することに
より表示される各エージェントを意味するシンボルと、
前記サブマネージャを介さずに管理するエージェント群
を表すひとつのシンボルを展開することにより表示され
る各エージェントを意味するシンボルとが、同一のシン
ボルであることを特徴とする請求項13に記載の階層型
ネットワーク管理システム。 - 【請求項15】前記統合マネージャは、 サブマネージャとの間の通信の制御を行なうための通信
プロトコル制御手段と、 管理対象であるネットワークを構成する機器、セグメン
ト、サブネット、および管理ドメインのそれぞれに対応
するシンボル、並びにそれらのシンボル同士の接続関係
を管理するシンボル管理手段と、 前記機器、セグメント、サブネット、および管理ドメイ
ンのそれぞれに対応するシンボル、並びにそれらのシン
ボル同士の接続関係を表示するためのサブマップを管理
するマップ管理手段と、 前記サブマップをディスプレイに表示するためのディス
プレイ制御手段とを備え、 前記マップ管理手段により管理され、前記ディスプレイ
制御手段により表示されるサブマップが、階層構造を持
つ幾種類かのサブマップで構成されていることを特徴と
する請求項1に記載の階層型ネットワーク管理システ
ム。 - 【請求項16】前記サブマップは、 セグメントに接続されたネットワーク機器を表示するた
めのセグメント・サブマップ、サブネットを構成するセ
グメントを表示するためのネットワーク・サブマップ、
管理ドメインを構成するサブネットの接続関係を表示す
るためのインターネット・サブマップ、および管理ドメ
インの一覧を表示するためのドメイン・サブマップを含
む階層構造を備えたことを特徴とする請求項15に記載
の階層型ネットワーク管理システム。 - 【請求項17】通信ネットワークの資源である管理オブ
ジェクトを制御するエージェントと、前記エージェント
の一群を介して前記通信ネットワークの一部を制御する
サブマネージャと、前記サブマネージャの一群を介して
前記通信ネットワークを制御する統合マネージャとから
構成され、前記エージェントと前記サブマネージャ間、
および前記サブマネージャと前記統合マネージャ間の通
信プロトコルとしてSNMPを使用する階層型ネットワ
ーク管理システムにおけるネットワーク管理情報の制御
方法であって、 あらかじめ、前記サブマネージャが仮想的に保持するデ
ータベースである管理情報ベースを構成する要素である
ところの管理オブジェクトが、当該サブマネージャの管
理オブジェクトのインスタンスと前記エージェントの管
理オブジェクトのインスタンスとが1対1に対応するよ
うに識別子を割当てた論理的データ構造を有するように
構成しておくとともに、 前記サブマネージャが、前記統合マネージャからSNM
Pメッセージを受け取った場合は、 該SNMPメッセージを解析し、前記サブマネージャの
管理オブジェクトのインスタンスのオブジェクト識別子
を前記エージェントの管理オブジェクトのインスタンス
のオブジェクト識別子に変換し、 該管理オブジェクトのインスタンスを保持するエージェ
ントのIPアドレスおよび該エージェントに対するコミ
ュニティ名を取得し、 該エージェントの管理オブジェクトのインスタンスのオ
ブジェクト識別子、および取得したコミュニティ名を用
いて、該エージェントに対するSNMPメッセージを組
み立て、該エージェントに対して該SNMPメッセージ
を発行し、 発行したSNMPメッセージに対する応答であるところ
のSNMPメッセージを、該エージェントから受信し、 受信したSNMPメッセージを解析し、該SNMPメッ
セージを発行したエージェントのIPアドレスを用い
て、該エージェントの管理オブジェクトのインスタンス
のオブジェクト識別子を、前記サブマネージャの管理オ
ブジェクトのインスタンスのオブジェクト識別子に変換
し、 得られたサブマネージャの管理オブジェクトのインスタ
ンスのオブジェクト識別子を用いて、前記統合マネージ
ャに対して応答すべきSNMPメッセージを組み立て、
前記統合マネージャに対して該SNMPメッセージを応
答することを特徴とするネットワーク管理情報の制御方
法。 - 【請求項18】前記サブマネージャの管理オブジェクト
に対応するエージェントの管理オブジェクトが非テーブ
ル型の管理オブジェクトであり、当該エージェントの管
理オブジェクトのオブジェクト識別子の基準点をXと
し、当該エージェントの管理オブジェクトが属するオブ
ジェクト・グループに対する副識別子をx1とし、当該エ
ージェントの管理オブジェクトに対する副識別子をx2と
し、前記サブマネージャの管理オブジェクトに割り当て
るオブジェクト識別子の基準点をYとした場合に、 当該サブマネージャの管理オブジェクトのオブジェクト
識別子として、適当に選択した副識別子y1およびy2を用
いて、Y.x1.y1.y2.x2を割り当てることを特徴とする請
求項17に記載のネットワーク管理情報の制御方法。 - 【請求項19】前記サブマネージャの管理オブジェクト
に対応するエージェントの管理オブジェクトがテーブル
型の管理オブジェクトであり、当該エージェントの管理
オブジェクトのオブジェクト識別子の基準点をXとし、
当該エージェントの管理オブジェクトが属するオブジェ
クト・グループに対する副識別子をx1とし、当該エージ
ェントの管理オブジェクトが属するテーブルとエントリ
に対する副識別子をそれぞれx2およびx3とし、当該エー
ジェントの管理オブジェクトに対する副識別子をx4と
し、前記サブマネージャの管理オブジェクトに割り当て
るオブジェクト識別子の基準点をYとした場合に、 当該サブマネージャの管理オブジェクトのオブジェクト
識別子として、Y.x1.x2.x3.x4を割り当てることを特徴
とする請求項17に記載のネットワーク管理情報の制御
方法。
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