JPH0722657Y2 - 液晶表示装置に於ける液晶セル - Google Patents
液晶表示装置に於ける液晶セルInfo
- Publication number
- JPH0722657Y2 JPH0722657Y2 JP1985099359U JP9935985U JPH0722657Y2 JP H0722657 Y2 JPH0722657 Y2 JP H0722657Y2 JP 1985099359 U JP1985099359 U JP 1985099359U JP 9935985 U JP9935985 U JP 9935985U JP H0722657 Y2 JPH0722657 Y2 JP H0722657Y2
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- JP
- Japan
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- liquid crystal
- crystal cell
- electrode substrate
- conductive
- display device
- Prior art date
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本案は時計，電卓，各種計器に広く使用されている液晶
表示装置の内、特に自動車，船舶等多種多様の液晶表示
器を用いるものに於いて、その組み込みに利便なる液晶
セルに関するものである。
表示装置の内、特に自動車，船舶等多種多様の液晶表示
器を用いるものに於いて、その組み込みに利便なる液晶
セルに関するものである。
（従来技術） 液晶表示装置は、液晶の有する物理的性質の異方性に加
えて、電界等の外部場の作用で分子配列が容易に変化す
ると云う特徴を利用したもので、最も広く用いられてい
るのは透明電極を塗布した２枚の透明基板間に液晶を封
入したセル所謂液晶セルを形成し、電極間に電圧を印加
し、部分的に光学性質を変化させ、偏光板等を通して反
射光若しくは透過光で光学性質の変化部を視認できるよ
うにしたものである。
えて、電界等の外部場の作用で分子配列が容易に変化す
ると云う特徴を利用したもので、最も広く用いられてい
るのは透明電極を塗布した２枚の透明基板間に液晶を封
入したセル所謂液晶セルを形成し、電極間に電圧を印加
し、部分的に光学性質を変化させ、偏光板等を通して反
射光若しくは透過光で光学性質の変化部を視認できるよ
うにしたものである。
前述の液晶セルは、２枚の電極基板の間隔が数〜10mmで
あるため、電極を外部に引き出すのに不都合であるの
で、一般的には、一方の電極基板（セグメント電極基
板）の面積を多方より大きくして、突出した基板上のリ
ード部に例えば導電性エラスティックコネクタ等を介し
て端子を外部に引き出し、コモン電極のリード部の端部
と対向するセグメント電極に導電部（所謂トランスファ
ー部）を設け、導電部よりコモン電極端子を取り出して
なるものである（例、実公昭60-1439）。
あるため、電極を外部に引き出すのに不都合であるの
で、一般的には、一方の電極基板（セグメント電極基
板）の面積を多方より大きくして、突出した基板上のリ
ード部に例えば導電性エラスティックコネクタ等を介し
て端子を外部に引き出し、コモン電極のリード部の端部
と対向するセグメント電極に導電部（所謂トランスファ
ー部）を設け、導電部よりコモン電極端子を取り出して
なるものである（例、実公昭60-1439）。
（考案が解決しようとする問題点） 液晶セルのサイズが同一で、表示パターンが異なるもの
は、目視で確認できず、多種多様の液晶セルを組み込む
自動車用計器等に在っては、誤組み込みが生じ易く、誤
組み込みを防止するため、組み込みの際の点灯確認工程
が必要となり、生産性向上の阻害となっている。
は、目視で確認できず、多種多様の液晶セルを組み込む
自動車用計器等に在っては、誤組み込みが生じ易く、誤
組み込みを防止するため、組み込みの際の点灯確認工程
が必要となり、生産性向上の阻害となっている。
（問題点を解決するための手段） 本案は前述の問題点を解決するため、一方の電極基板に
対向基板の電極の非透明な導電部を形成すると共に、適
宜個所に前記導電部と同一の非透明の識別用ダミー導電
部を設けたものである。即ち、前述したように数〜10mm
の間隔で対向せしめた電極を外部に引き出すために、一
方の電極基板を他方基板より大きくし、はみ出し端縁か
ら外部端子を得るもので、対向電極からの外部端子は導
電部を通してはみ出し端縁を有する基板側に導電路を形
成して設けるもので、前記導電部を印刷形成する際、導
電部と同一の識別用ダミー導電部を設け、常法の通りに
液晶セルを形成するものである。
対向基板の電極の非透明な導電部を形成すると共に、適
宜個所に前記導電部と同一の非透明の識別用ダミー導電
部を設けたものである。即ち、前述したように数〜10mm
の間隔で対向せしめた電極を外部に引き出すために、一
方の電極基板を他方基板より大きくし、はみ出し端縁か
ら外部端子を得るもので、対向電極からの外部端子は導
電部を通してはみ出し端縁を有する基板側に導電路を形
成して設けるもので、前記導電部を印刷形成する際、導
電部と同一の識別用ダミー導電部を設け、常法の通りに
液晶セルを形成するものである。
従って、前記した本案液晶セルは、導電部（一般には銀
色）は勿論、識別用ダミー導電部も外部より目視できる
ので、特に通電して点灯せしめなくとも識別用ダミー導
電部の位置及び数で液晶セルの種別（表示パターン等）
を知ることができるものである。
色）は勿論、識別用ダミー導電部も外部より目視できる
ので、特に通電して点灯せしめなくとも識別用ダミー導
電部の位置及び数で液晶セルの種別（表示パターン等）
を知ることができるものである。
（実施例） 本案の実施例を次に図面に基づいて説明する。
図はセグメント表示方式の液晶セルに本案を実施したも
ので、第１図は液晶セルの表面図、第２図は各電極基板
の内面図で、第３図は断面図を示すものである。液晶セ
ルは基本的には従来の物と同様で、セグメント電極基板
１とコモン電極基板２との間に液晶３を封入してなるも
ので、セグメント電極基板１には透明なセグメント電極
４及びコモン電極外部端子用導電路５を薄く印刷形成
し、非透明の導電部６を該導電路５の上部に厚く（基板
間隔に対応せしめる）印刷形成すると共に、予め表示パ
ターン等液晶セルの種別に応じた個所及び数の識別用ダ
ミー導電部７を同時に印刷形成する。他方コモン電極基
板２は従来と同様にセグメント電極基板より少し小さく
形成し、透明なコモン電極８及び該導電部６と対応する
位置にリード部９を印刷形成してなり、前記セグメント
電極基板１とコモン電極基板２を数〜10mmの間隔を以て
相対向せしめ、周囲をシール部10で囲撓すると共に該間
隔内に液晶３を封入するものである。
ので、第１図は液晶セルの表面図、第２図は各電極基板
の内面図で、第３図は断面図を示すものである。液晶セ
ルは基本的には従来の物と同様で、セグメント電極基板
１とコモン電極基板２との間に液晶３を封入してなるも
ので、セグメント電極基板１には透明なセグメント電極
４及びコモン電極外部端子用導電路５を薄く印刷形成
し、非透明の導電部６を該導電路５の上部に厚く（基板
間隔に対応せしめる）印刷形成すると共に、予め表示パ
ターン等液晶セルの種別に応じた個所及び数の識別用ダ
ミー導電部７を同時に印刷形成する。他方コモン電極基
板２は従来と同様にセグメント電極基板より少し小さく
形成し、透明なコモン電極８及び該導電部６と対応する
位置にリード部９を印刷形成してなり、前記セグメント
電極基板１とコモン電極基板２を数〜10mmの間隔を以て
相対向せしめ、周囲をシール部10で囲撓すると共に該間
隔内に液晶３を封入するものである。
而かして透明な液晶セルに於いて導電部６と識別用ダミ
ー導電部７が非透明であり外部より目視できるもので、
液晶セルの識別を直ちに判別できるものである。
ー導電部７が非透明であり外部より目視できるもので、
液晶セルの識別を直ちに判別できるものである。
尚前述実施例はシール部をコモン電極基板に、導電部及
びダミー導電部をセグメント電極基板に形成している
が、それぞれ逆の電極基板に形成しても良い。
びダミー導電部をセグメント電極基板に形成している
が、それぞれ逆の電極基板に形成しても良い。
又本案はセグメント表示方式の液晶セルに特定されるも
のではなく、マトリックス表示方式の液晶セルにも適用
できるものである。
のではなく、マトリックス表示方式の液晶セルにも適用
できるものである。
（考案の効果） 本案は液晶セルの製作に於いて、導電部を印刷等により
形成する際に所望の識別用ダミー導電部を設けてなるも
ので、形成された液晶セルは外部より目視できる識別用
ダミー導電部によってその種別や上下左右の表示方向を
確認できるようにしたものである。このため、他種類の
混入による誤組み込みの防止がなされ、また上下左右を
取り違えての組み込みも防止されると共に、従来必要と
した点灯確認工程を省くことができ生産性を著しく向上
させるものである。
形成する際に所望の識別用ダミー導電部を設けてなるも
ので、形成された液晶セルは外部より目視できる識別用
ダミー導電部によってその種別や上下左右の表示方向を
確認できるようにしたものである。このため、他種類の
混入による誤組み込みの防止がなされ、また上下左右を
取り違えての組み込みも防止されると共に、従来必要と
した点灯確認工程を省くことができ生産性を著しく向上
させるものである。
図は本案の実施例を示すもので、第１図は液晶セルの表
面図、第２図は各電極基板の内面図、第３図は液晶セル
の断面図である。 １……セグメント電極基板、２……コモン電極基板 ３……液晶、４……セグメント電極 ５……導電路、６……導電部 ７……識別用ダミー導電部、８……コモン電極 ９……リード部、10……シール部
面図、第２図は各電極基板の内面図、第３図は液晶セル
の断面図である。 １……セグメント電極基板、２……コモン電極基板 ３……液晶、４……セグメント電極 ５……導電路、６……導電部 ７……識別用ダミー導電部、８……コモン電極 ９……リード部、10……シール部
Claims (1)
- 【請求項１】一方の電極基板に外部引き出し用の導電路
及び他方電極基板の電極と前記導電路を接続する非透明
の導電部を設けてなる液晶セルに於いて、前記の導電部
を形成すると共に、前記一方の電極基板の適宜個所に非
透明な識別用ダミー導電部を設けたことを特徴とする液
晶表示装置に於ける液晶セル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985099359U JPH0722657Y2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | 液晶表示装置に於ける液晶セル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985099359U JPH0722657Y2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | 液晶表示装置に於ける液晶セル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS626721U JPS626721U (ja) | 1987-01-16 |
| JPH0722657Y2 true JPH0722657Y2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=30968162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985099359U Expired - Lifetime JPH0722657Y2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | 液晶表示装置に於ける液晶セル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722657Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57144524A (en) * | 1981-03-02 | 1982-09-07 | Canon Inc | Electrooptical display device |
| JPS57161722A (en) * | 1981-03-30 | 1982-10-05 | Fujitsu Ltd | Positioning method for liquid crystal display device |
| JPS59119427U (ja) * | 1983-02-01 | 1984-08-11 | 旭硝子株式会社 | 表示セル |
-
1985
- 1985-06-28 JP JP1985099359U patent/JPH0722657Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS626721U (ja) | 1987-01-16 |
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