JPH0326495Y2 - - Google Patents

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JPH0326495Y2
JPH0326495Y2 JP1985089910U JP8991085U JPH0326495Y2 JP H0326495 Y2 JPH0326495 Y2 JP H0326495Y2 JP 1985089910 U JP1985089910 U JP 1985089910U JP 8991085 U JP8991085 U JP 8991085U JP H0326495 Y2 JPH0326495 Y2 JP H0326495Y2
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liquid crystal
glass
color filter
filter layer
electrode terminal
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、液晶セルにカラーフイルタを取付け
てカラー表示を行う液晶表示装置に関するもので
ある。
(従来技術) 各種表示に用いられている液晶表示装置は、白
黒表示が一般的であり、表示における品質の改善
や表示機能の多様化のためにカラー表示が要望さ
れている。
この要望のために、同一出願人に係る出願の実
願昭59−35092号の考案がある。この先願の考案
は対向する2枚のガラス板の内一方のガラス板を
0.2mm以下の厚さにし、そのガラス板の外側にカ
ラーフイルタ層と透明な保護膜とを順次形成した
構成のものであり、前記カラーフイルタ層により
鮮明なカラー表示がなされるものである。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は前記先願の考案に係る液晶表示装置を
更に改良したものであつて、先願の考案における
透明な保護膜の耐薬品性に弱いという問題点及び
傷が付き易いという問題点、更にはカラーフイル
タ層が設けられるガラス板自体が0.2mmと薄いた
めに機械的強度に弱いという問題点がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記した各問題点を解決するためにな
されたものであり、その具体的手段は、2枚のガ
ラス板を所定の間隔で対向させ、且つ対向面に
夫々透明電極を有すると共に周縁部をシール用接
着剤で接着し、内部に液晶を封入した液晶セルに
おいて、前記2枚のガラス基板の少なくとも一方
を厚さ0.2mm以下とし、そのガラス基板の両側に
電極端子の取り出し部を設け、該取り出し部に前
記透明電極につながる電極端子を設けると共に、
ガラス基板の外側に前記透明電極に対応してカラ
ーフイルタ層を形成し、該カラーフイルタ層に重
ねて0.2mmよりも厚いガラス製の保護板を接着し
たことを特徴とする液晶表示装置であつて、前記
ガラス製の保護板を設けたことにより耐薬品性及
び機械的強度が向上し、同時に傷が付かないもの
となるのである。
(実施例) 次に本考案を図示の実施例により更に詳しく説
明すると、1,2はガラス板であり、これらガラ
ス板は所定の間隔をもつて対向して配設され、各
ガラス板の対向面に夫々透明電極3,4を有して
いる。そして、これらガラス板の対向面において
周縁部寄りでシール用接着剤5によりシールし、
内部に液晶6を充填して一個の液晶セルを形成す
る。
このような液晶セルにおいて、前記ガラス板の
内、一方のガラス板2の厚さを0.2mm以下に形成
し、該ガラス板の外側面に前記透明電極4に対応
してカラーフイルタ層7を設け、該カラーフイル
タ層に重ねてガラス製の保護板8を取付ける。こ
の場合に保護板8の厚さは0.2mm以上とし、例え
ばシール剤9により周縁部寄りをシールして一体
化させる。更に、前記ガラス板1の一部をはみ出
させて電極端子の取出部1aが形成され、他方の
ガラス板2においては両側に電極端子の取出部2
a,2bが形成され、該取出部の上面に透明電極
3,4につながる電極端子10が夫々設けられて
いる。図中符号11は液晶6の注入後の封止材で
ある。
(作用) このように構成された液晶表示装置にあつて
は、カラーフイルタ層7が設けられるガラス基板
2の厚さ0.2mm以下としてあるため、対応する透
明電極4との間隔が狭く、表示状態において液晶
表示部とカラーフイルタとの色ずれがほとんどな
く鮮明なカラー表示がなされるのである。そし
て、前記ガラス基板2に対し、強度的及び耐薬品
性に弱い樹脂系の保護膜に代えてガラス製の保護
板8を取付けることにより、ガラス基板2の物理
的強度が大幅に増大し、更にそのガラス基板2に
電極端子10が設けられ、この電極端子に対して
外部接線、例えばコネクター等の接触においても
安定した状態が保てるのである。
(考案の効果) 以上説明したように本考案に係る液晶表示装置
は液晶セルを構成するガラス板の一方を厚さ0.2
mm以下とし、その基板の外側に透明電極と対応し
てカラーフイルタ層を形成したことにより、透明
電極とカラーフイルタ層との間隔が極めて狭くな
つて色ずれのない鮮明な表示が得られるばかりで
なく、前記カラーフイルタ層に重ねて0.2mm以上
のガラス製の保護板を接着して設けたことによ
り、ガラス基板を補強して機械的強度を高め、同
時に耐薬品性に優れたものとなる等の優れた効果
を奏する。
又、ガラス板には電極端子が設けられることに
なるが、この電極端子と接触するコネクタの取付
けにあつても、ガラス板の強度が補強されている
ため、ガラス板が割れることなく速やかな取付作
業が行えるという優れた効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る液晶表示装置の略示的断
面図、第2図は同装置の平面図である。 1,2……ガラス板、3,4……透明電極、5
……シール用接着剤、6……液晶、7……カラー
フイルタ、8……保護板、9……シール材、10
……電極端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2枚のガラス基板を所定の間隔で対向させ、且
    つ対向面に夫々透明電極を有すると共に周縁部を
    シール用接着剤で接着し、内部に液晶を封入した
    液晶セルにおいて、前記2枚のガラス基板の少な
    くとも一方を厚さ0.2mm以下とし、そのガラス基
    板の両側に電極端子の取り出し部を設け、該取り
    出し部に前記透明電極につながる電極端子を設け
    ると共に、ガラス基板の外側に前記透明電極に対
    応してカラーフイルタ層を形成し、該カラーフイ
    ルタ層に重ねて0.2mmよりも厚いガラス製の保護
    板を接着したことを特徴とする液晶表示装置。
JP1985089910U 1985-06-14 1985-06-14 Expired JPH0326495Y2 (ja)

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JPS61206925U JPS61206925U (ja) 1986-12-27
JPH0326495Y2 true JPH0326495Y2 (ja) 1991-06-07

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0228496U (ja) * 1988-08-11 1990-02-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0228496U (ja) * 1988-08-11 1990-02-23

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JPS61206925U (ja) 1986-12-27

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