JPH07226555A - レーザ駆動装置 - Google Patents

レーザ駆動装置

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JPH07226555A
JPH07226555A JP1847094A JP1847094A JPH07226555A JP H07226555 A JPH07226555 A JP H07226555A JP 1847094 A JP1847094 A JP 1847094A JP 1847094 A JP1847094 A JP 1847094A JP H07226555 A JPH07226555 A JP H07226555A
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JP
Japan
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signal
laser
laser diode
light
feedback signal
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Withdrawn
Application number
JP1847094A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kamiya
敦 紙谷
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】レーザダイオードの劣化を検出する。 【構成】レーザダイオードLDからのレーザ光の発光光
量をフィードバック制御するために用いる帰還信号を自
己診断回路7に入力する。自己診断回路7は帰還信号の
信号値が上限値を越えると異常信号を出力端子Oから外
部に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィードバック制御に
よりレーザ光の発光光量を略一定に保つようにしたレー
ザ駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のレーザ駆動装置は、図
2に示すように、レーザ光発生器としてのレーザダイオ
ードLDから出力されるレーザ光の光量を受光素子とし
てのホトダイオードPDにより検出し、検出光量が略一
定に保たれるように制御回路2を通してレーザダイオー
ドLDへの供給電流をフィードバック制御するように構
成されている(たとえば、実開平1−165922号公
報)。
【0003】制御回路2は、ホトダイオードPDの出力
電流を電圧に変換するI/V変換器3と、I/V変換器
3の出力を包絡線検波する包絡線検波器9とを備え、包
絡線検波器9の出力電圧と基準電圧発生器4から出力さ
れる基準電圧との差を差動増幅器5によって求めた後、
差動増幅器5の出力電圧をV/I変換器11で電流に変
換してレーザダイオードLDに与える。すなわち、レー
ザダイオードLDの発光光量の増減に応じてレーザダイ
オードLDに与えられる供給電流がフィードバック制御
されることになり、レーザダイオードLDの発光光量が
略一定に保たれるのである。ここに、制御回路2の出力
は外部信号に応じてレーザダイオードLDへの供給電流
を断続させるレーザ電流断続装置Sを介してレーザダイ
オードLDに供給されている。
【0004】図2の構成では、包絡線検波器9の出力電
圧を差動増幅器5によって基準電圧と比較するようにし
た制御回路2を用いているが、図3に示すように、I/
V変換器3の出力電圧を差動増幅器5によって基準電圧
と比較した後に、差動増幅器5の出力を積分器6を用い
て平均化するように制御回路2を構成することも考えら
れている。この構成では、基準電圧発生器4を2個の抵
抗R2 ,R4 と可変抵抗器R3 との直列回路によって電
源電圧を分圧する構成とし、可変抵抗器R3 により基準
電圧を可変にしてある。また、V/I変換器11に代え
てトランジスタQと電流制限用の抵抗R1 とを用いてお
り、トランジスタQのエミッタ−コレクタに抵抗R1
レーザダイオードLDとを直列接続してこの直列回路を
電源の両端間に接続することによって駆動部1を構成
し、トランジスタQのベースへの入力に応じてレーザダ
イオードLDの発光光量が制御されるようにしてある。
ここに、積分器6の出力には端子Iを通して外部から入
力される変調信号が加算器8によって重畳され、加算器
8の出力が駆動部1に入力される。
【0005】上述のように、レーザダイオードLDの発
光光量をフィードバック制御すれば、ホトダイオードP
Dでの検出光量が小さくなるとレーザダイオードLDへ
の供給電流が増加し、検出光量が大きくなると供給電流
が制限されるのであって、周囲温度のような環境に変化
が生じても発光光量が略一定に保たれるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来構成ではレーザダイオードLDの発光光量を略一定に
保つことはできるが、装置の動作状態はレーザダイオー
ドLDの発光状態を視覚的に確認するほかはなく、動作
確認に不便であるという問題を有している。とくに、レ
ーザダイオードLDの劣化について検出することは、こ
の種のレーザ駆動装置を用いる上で要求されることであ
るが、上記従来構成ではこの要求を満たすことができな
い。すなわち、レーザダイオードLDが外的要因や寿命
等によって劣化した場合には、供給電流に対する発光光
量が減少し、このとき制御回路2は発光光量を保つため
にレーザダイオードLDへの供給電流を増加させるよう
に動作するのであって、レーザダイオードLDへの供給
電流が増加した状態が長時間に亙って継続されると、レ
ーザダイオードLDの発熱量が増加して劣化が加速さ
れ、やがてレーザダイオードLDは破壊に至ることにな
る。結局、上述した従来構成では、レーザダイオードL
Dの劣化を破壊に至るまでに知ることができないという
問題を有しているのである。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、動作を容易に確認す
ることができるようにし、とくにレーザダイオードを用
いる際にはレーザダイオードの劣化を検出できるように
したレーザ駆動装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、レーザ光を出力するレーザ光
発生器と、レーザ光発生器から出力されたレーザ光の光
量を検出する受光素子と、受光素子での検出光量と所定
の設定値との差に応じた信号値を有する帰還信号を生成
しレーザ光の光量を略一定に保つようにレーザ光発生器
を帰還信号によりフィードバック制御する制御回路と、
上記帰還信号を外部に取り出す出力部とを備えて成るこ
とを特徴とする。
【0009】請求項2の発明では、上記目的を達成する
ために、レーザ光を出力するレーザダイオードと、レー
ザダイオードから出力されたレーザ光の光量を検出する
受光素子と、受光素子での検出光量と所定の設定値との
差に応じた信号値を有する帰還信号を生成しレーザ光の
光量を略一定に保つようにレーザダイオードを帰還信号
によりフィードバック制御する制御回路と、レーザダイ
オードに与えることができる帰還信号の許容範囲が設定
され帰還信号の信号値が許容範囲を越えると異常信号を
出力する自己診断回路とを備えて成ることを特徴とす
る。
【0010】
【作用】請求項1の構成によれば、帰還信号を外部に取
り出す出力部を備えているから、帰還信号の有無や信号
値を調べることによって装置の動作を容易に確認するこ
とができる。請求項2の構成によれば、レーザダイオー
ドに与えることができる帰還信号の許容範囲が設定され
帰還信号の信号値が許容範囲を越えると異常信号を出力
する自己診断回路を備えているから、許容範囲を適当な
範囲に設定すれば異常信号の有無によってレーザダイオ
ードの劣化を破壊の前に知ることができる。
【0011】
【実施例】本実施例に示すレーザ駆動装置は、図1に示
すように、図3に示した従来構成に、帰還信号に基づい
てレーザダイオードLDの劣化を検出するコンパレータ
よりなる自己診断回路7を出力部として追加した構成を
有する。すなわち、自己診断回路7には帰還信号の信号
値について上限値が設定されており、この上限値と帰還
信号の信号値とを比較する。そして、レーザダイオード
LDの劣化に伴い、帰還信号の信号値が増大して上限値
を越えると異常信号を発生する。すなわち、上限値はレ
ーザダイオードLDの劣化時における帰還信号の信号値
に応じて設定される。異常信号は出力端子Oから外部に
出力される。
【0012】上述のような自己診断回路7を設けたこと
によって、外的な要因や寿命によってレーザダイオード
LDが劣化したときには、異常信号が出力端子Oから外
部に出力され、レーザダイオードLDの劣化を知ること
ができるのである。また、上述したレーザ駆動装置を組
み込んだ機器が故障した場合には、異常信号の発生の有
無によって故障の原因がレーザダイオードLDにあるの
か他の箇所にあるのかを容易に判断することができる。
なお、レーザダイオードLDを組み込んだ機器が故障し
た場合には故障原因がレーザダイオードLDにある比率
が高いから、フィードバック系以外の箇所に自己診断機
能を設ける場合に比べて、レーザダイオードLDの劣化
を自己診断する機能を設けることはとくに有効である。
【0013】上記実施例では積分器6から出力された帰
還信号の信号値を自己診断回路7に入力しているが、ト
ランジスタQのエミッタ−コレクタ間に流れる電流も帰
還信号を反映しているから、この電流値を監視するよう
にしてもよい。また、自己診断回路7に相当する機能は
外部に設けてもよい。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明は上述のように、帰還信
号を外部に取り出す出力部を備えているので、帰還信号
の有無や信号値を調べることによって装置の動作を容易
に確認することができるという効果がある。請求項2の
発明は上述のように、レーザダイオードに与えることが
できる帰還信号の許容範囲が設定され帰還信号の信号値
が許容範囲を越えると異常信号を出力する自己診断回路
を備えているので、許容範囲を適当な範囲に設定すれば
異常信号の有無によってレーザダイオードの劣化を破壊
の前に知ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構成を示す回路図である。
【図2】従来例を示す回路図である。
【図3】他の従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 駆動部 2 制御回路 7 自己診断回路 LD レーザダイオード PD ホトダイオード O 出力端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を出力するレーザ光発生器と、
    レーザ光発生器から出力されたレーザ光の光量を検出す
    る受光素子と、受光素子での検出光量と所定の設定値と
    の差に応じた信号値を有する帰還信号を生成しレーザ光
    の光量を略一定に保つようにレーザ光発生器を帰還信号
    によりフィードバック制御する制御回路と、上記帰還信
    号を外部に取り出す出力部とを備えて成ることを特徴と
    するレーザ駆動装置。
  2. 【請求項2】 レーザ光を出力するレーザダイオード
    と、レーザダイオードから出力されたレーザ光の光量を
    検出する受光素子と、受光素子での検出光量と所定の設
    定値との差に応じた信号値を有する帰還信号を生成しレ
    ーザ光の光量を略一定に保つようにレーザダイオードを
    帰還信号によりフィードバック制御する制御回路と、レ
    ーザダイオードに与えることができる帰還信号の許容範
    囲が設定され帰還信号の信号値が許容範囲を越えると異
    常信号を出力する自己診断回路とを備えて成ることを特
    徴とするレーザ駆動装置。
JP1847094A 1994-02-15 1994-02-15 レーザ駆動装置 Withdrawn JPH07226555A (ja)

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