JPH07226546A - 磁気抵抗素子およびその製造方法 - Google Patents

磁気抵抗素子およびその製造方法

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JPH07226546A
JPH07226546A JP6015172A JP1517294A JPH07226546A JP H07226546 A JPH07226546 A JP H07226546A JP 6015172 A JP6015172 A JP 6015172A JP 1517294 A JP1517294 A JP 1517294A JP H07226546 A JPH07226546 A JP H07226546A
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光弘 古川
Hiroshi Takeuchi
寛 竹内
Takamichi Hattori
孝道 服部
Kazuji Morisugi
和司 森杉
Keizaburo Kuramasu
敬三郎 倉増
Kiyoharu Yamashita
清春 山下
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検出要素の電気抵抗値を等しく揃えることで
性能の良い磁気抵抗素子およびその製造方法を提供する
ことを目的とする。 【構成】 磁気抵抗材料の一定の幅を有する細長いエレ
メント12a,12b,12c,12dを一定の間隔1
3a,13b,13cで複数個平行に並べてつづら折り
状に接続した複数の検出要素11a,11b,11c,
11dを接続してブリッジ回路を構成するエレメントと
同材料の引き回し電極14a,14b,14c,14d
を備え、この検出要素11a,11b,11c,11d
のそれぞれ隣合う検出要素間の間隔15b,15c,1
5dを等しくし、この間隔15b,15c,15dと最
も外側の検出要素11a,11dと隣合って平行に並べ
られた引き回し電極14a,14dとの間隔15a,1
5eを全て等しくした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気抵抗素子およびその
製造方法に関し、周期的な磁気素子を保有する移動体の
磁気信号を固定点の磁気抵抗素子の電気抵抗値変化に変
換することにより、移動体の移動量を検出する磁気抵抗
素子およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の磁気抵抗素子について説明
する。
【0003】このような磁気抵抗素子を用いた移動体検
出システムの概略構造を示す図3において、回転軸31
を中心に回転する移動体のロータ32には、その円周面
に磁気信号33,34のようにN極、S極の着磁が周期
的になされている。一方、基板35の上には検出要素3
5a,35bなどよりなる磁気抵抗素子が形成されてい
る。回転するロータ32の円周に検出要素35a,35
bを近づけることにより、磁気信号の変化を検知しロー
タ32の動きを知るものである。
【0004】磁気抵抗素子に電圧を与え、出力を取り出
す回路を示す図4において、検出要素41a,41b,
41c,41dはそれぞれ検出要素41a,41b,4
1d,41cの順に接続され、さらに検出要素41a,
41cの端部が接続されることにより検出要素41a,
41b,41d,41cはリング状に接続されている。
【0005】そして、検出要素41aと41c間の接続
線に接続された引き回し電極42aに印加電圧Vccが
印加され、検出要素41bと41d間の接続線に接続さ
れた引き回し電極42bはアースGに接続され、検出要
素41a,41b,41d,41cは印加電圧Vccと
アースGの間にブリッジを形成している。
【0006】さらに検出要素41aと41b間の接続線
に接続された引き回し電極42cと、検出要素41cと
41d間の接続線に接続された引き回し電極42dは、
出力端子43を有する増幅アンプ44に接続されてい
る。そして、磁気信号の変化を高精度に検知するため、
検出要素41a,41b,41c,41dの電気抵抗値
がそれぞれ等しいことが要求される。
【0007】従来の磁気抵抗素子の抵抗体のパターンを
示す図5において、51a,51b,51c,51dは
各々検出要素である。個々の検出要素は細長いエレメン
ト52a,52b,52c,52dが間隔53a,53
b,53cを置いてつづら折り状に接続する構成からな
る。各々電気抵抗値を等しくするため、全ての検出要素
においてエレメントの幅、長さ、本数、エレメント間の
間隔は等しい。検出要素51a,51b,51c,51
dはブリッジを形成するため、検出要素のエレメント5
2a,52b,52c,52dの幅より十分広い幅をも
つ前記エレメントと同じ磁気抵抗材料よりなる引き回し
電極54a,54b,54c,54dに接続している。
【0008】そして、引き回し電極54aの端部には印
加電圧Vcc、引き回し電極54bの端部にはアースG
が接続されている。前記構成により計算上は検出要素5
1a,51b,51c,51dの電気抵抗値を等しくす
ることができるため、検出要素間の間隔55b,55
c,55dおよび最も外側の検出要素51c,51dと
引き回し電極54a,54b間の間隔55a,55eを
各々等しくする必要はなく、任意の組み合わせで間隔5
5a,55b,55c,55d,55eを設定すること
ができる。
【0009】図5においては間隔55aと55eは等し
く、間隔55bと55cと55dは等しいが、間隔55
b,55c,55dは間隔55a,55eよりは広い構
成になっている。
【0010】次に磁気抵抗素子の製造方法を説明する。
平滑な基板上に磁気抵抗材料の薄膜を真空プロセスによ
り均一に形成し、その上にフォトレジストを均一に塗布
し、その上に図5のパターンのフォトマスクを重ね、そ
の上から光を照射する。現像により露光されたフォトレ
ジストは除去され、磁気抵抗材料の薄膜上にフォトレジ
ストによる図5のパターンが形成される。これをエッチ
ングすることにより露出した磁気抵抗材料の薄膜を選択
的に除去し、基板上に磁気抵抗材料よりなる図5のパタ
ーンを形成することができる。1プロセス1基板から多
数個の磁気抵抗素子を得るため、大面積に磁気抵抗素子
パターンを形成することが要求される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】理想的な露光の場合、
平行光でかつ平坦な基板を用いフォトマスクと基板を完
全に密着させて、基板に対して垂直に光を当てて露光を
行った場合、フォトマスクのパターンを忠実にレジスト
パターンとして基板上に形成することができる。したが
って、図5の磁気抵抗素子パターンにおいても、マスク
設計通り検出要素51a,51b,51c,51dの電
気抵抗値を等しく形成することができるため問題はな
い。
【0012】しかし、上記方法による露光は現実には困
難である。なぜならば、フォトマスクと基板を完全に平
坦にし密着させることは困難であるし、広い面積にわた
って平行光を作ることも困難である。したがって、一般
的にはプロキシミティ露光または投影露光という方法が
用いられる。これらの方法は、フォトマスクと基板の距
離が離れているため、光の回折が起こり本来影になる部
分にも光が回り込む。投影露光においてはさらにフォト
マスクを通過した光をレンズなどの光学部品を経て基板
上に照射するため、光はさらに広がりプロキシミティ露
光に比べ解像度は低下する。光の回折はパターン間の間
隔と光の波長と開口率の影響を受ける。
【0013】また、電子部品の製造では、安価な装置
(解像度が低い装置)を使用することが多いため、露光
光は理想的な平行光ではなく発散光、あるいは収斂光で
あり光の中心からずれるほど非平行光となる。かつ使用
する基板の平坦度も悪い場合が多い。このような場合、
露光光は基板に対して垂直には当たらず、斜めから当た
ることになる。フォトマスクの基板に対する平行度がず
れた場合、反った基板を使用した場合、焦点がずれた場
合などではたとえ平行光を使っていたとしても基板に対
して斜めから露光するときと同じ現象が起こる。したが
って、斜めからの露光に対処することが求められる。
【0014】斜めからの光で露光した場合の垂直光の場
合との違いは、パターン幅が隣接する間隔の影響を受け
ることである。斜めからの光の場合、フォトマスクを通
過する光は左右対称に回折を起こすのではなく、左右非
対称に回折する。その時の回折光を含む散乱光の強度は
フォトマスクの開口が大きい程大きくなるため、開口が
大きいところの左右ではパターン幅が異なってしまうと
いう現象が見られる。
【0015】したがって、図5の従来のパターンにおい
ては、引き回し電極54aと検出要素51a間の間隔5
5aと検出要素間の間隔55bが異なっていてアンバラ
ンスであるため、回折光を含む散乱光の影響もアンバラ
ンスとなり、検出要素51cと51aのパターン幅のバ
ランスが悪くなることが起こり得るため、そのときは電
気抵抗値を等しく形成することができなくなる。
【0016】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、磁気抵抗素子の各構成検出要素の電気抵抗値を一定
値に揃えることができる磁気抵抗素子およびその製造方
法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の磁気抵抗素子は、それぞれ隣合う検出要素間
の間隔と最も外側の検出要素と引き回し電極との間隔を
全て等しくしたものである。
【0018】
【作用】この構成によって、各検出要素を構成するエレ
メントの幅、長さ、本数、エレメントの間隔は全て等し
くしたままで、隣合う検出要素間の間隔と最も外側の検
出要素と引き回し電極間の間隔とが全て等しいという構
成になる。この構成では、各検出要素の右側だけの間隔
を比較しても全ての検出要素において同等となり、ま
た、各検出要素の左側だけの間隔を比較しても全ての検
出要素において同等となる。したがって、斜めからの光
で露光した場合、つまり非対称な光の回折によりパター
ン幅が隣接する間隔のうち左右どちらか一方の間隔の影
響をより強く受ける場合、各検出要素の最も外側の左右
どちらか一本のエレメントの幅が狭くなったとしても、
影響を受ける間隔が等しければその変化量は等しくなる
ため、各検出要素間のパターン幅のバランスは保たれ、
平均パターン幅が全て等しくなり、電気抵抗値を等しく
形成することが可能になる。
【0019】この構成により反った基板にも対応でき
る。また、光の中心から離れた非平行光の部分でも幅広
く使えるようになり、一度に露光する面積を広くでき、
良品率が向上する。
【0020】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例の磁気抵抗素子
について、図面を参照しながら説明する。本実施例によ
る磁気抵抗素子の抵抗体のパターンを示す図1におい
て、検出要素11a,11b,11c,11dの個々の
検出要素は一定の幅を有する細長いエレメント12a,
12b,12c,12dが間隔13a,13b,13c
を置いてつづら折り状に接続する構成からなる。各々電
気抵抗値を等しくするため、全ての検出要素においてエ
レメントの幅、長さ、本数、エレメント間隔13a,1
3b,13cは等しい。検出要素11a,11b,11
c,11dはブリッジを形成するため、検出要素のエレ
メントの幅より十分広い幅をもつ検出要素と同じ磁気抵
抗材料よりなる引き回し電極14a,14b,14c,
14dに接続している。図5に示す従来の磁気抵抗素子
の抵抗体のパターンの構成と異なるのはそれぞれ隣合う
検出要素間の間隔15b,15c,15dおよび最も外
側の検出要素11a,11dと平行に隣合って並べられ
た引き回し電極14a,14b間の間隔を全て等しくし
た点である。
【0021】そして、引き回し電極14aの端部には印
加電圧Vccが印加され、引き回し電極14bの端部は
アースGに接続されている。
【0022】次に磁気抵抗素子の製造方法について説明
する。一般に磁気抵抗材料は、ニッケル、鉄、コバルト
の合金であるパーマロイが使用されている。ガラスなど
の平滑な絶縁基板上に蒸着などの真空プロセスにより均
一に磁気抵抗材料を形成する。この上にポジ型フォトレ
ジストを均一に塗布する。図1の構成からなるフォトマ
スクをその上に重ね露光現像のフォトプロセスを経て、
基板上にポジ型フォトレジストからなる図1のパターン
が形成される。これをマスクとして、露出している磁気
抵抗材料をエッチング除去することにより、図1のパタ
ーンからなる磁気抵抗素子が得られる。
【0023】図5の従来パターンを用いた場合、たとえ
ば基板に対して左上から斜めに露光する条件下では、エ
レメント間隔53a=53b=53cの関係から、各検
出要素の4本のエレメントの内右側の3本(52b,5
2c,52d)のパターン幅は全て等しくなるが、最も
左側のエレメント52aはそれらより細くなり、55a
<55bの関係から、51cの52aは51aの52a
より太くなり、検出要素51cと51aの電気抵抗値は
等しくならない。しかし、本実施例による図1のパター
ンを用いた場合、同様の条件下で、各検出要素の4本の
エレメントの内右側の3本(12b,12c,12d)
のパターン幅は全て等しいのに加えて、最も左側のエレ
メント12aはそれらより細くなるが、15a=15b
=15c=15dの関係から、検出要素11a,11
b,11c,11dの各々の最も左側のエレメント12
aの幅は全て等しい幅となり、検出要素11a,11
b,11c,11dの電気抵抗値は全て等しくなる。
【0024】60mm角基板から250個の磁気抵抗素子
を得られるようにフォトマスクを設計したとき、検出要
素間の電気抵抗値のばらつきを±0.5%以内を良品規
格とした場合、図5の従来パターンに比べ、より多くの
磁気抵抗素子の検出要素の電気抵抗値をより等しく揃え
ることができ、良品率は向上した。
【0025】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。本実施例による
磁気抵抗素子の抵抗体のパターンを示す図2において、
個々の検出要素21a,21b,21c,21dは細長
いエレメント22a,22b,22c,22dが一定の
間隔23a,23b,23cを置いてつづら折り状に接
続する構成からなる。各々電気抵抗値を等しくするた
め、全ての検出要素においてエレメントの幅、長さ、本
数、エレメントの間隔23a,23b,23cは等し
い。検出要素21a,21b,21c,21dはブリッ
ジを形成するため、検出要素のエレメントの幅より十分
広い幅をもつ検出要素と同じ磁気抵抗材料よりなる引き
回し電極24a,24b,24c,24dに接続してい
る。
【0026】従来の構成および実施例1の構成と異なる
のは、検出要素のエレメント22a,22b,22c,
22dとほぼ等しい幅と長さ、および間隔を持つ独立パ
ターン25a,25b,25c,25d,25eを隣合
う検出要素間と、最も外側の検出要素21a,21dの
外側に設け、隣合う検出要素21a,21b,21c,
21dと独立パターン25a,25b,25c,25
d,25e間の間隔26a,26b,26c,26d,
26eをエレメント22a,22b,22c,22d間
の間隔23a,23b,23cに全て等しくした点であ
る。そして、引き回し電極24aの端部には印加電圧V
ccが印加され、引き回し電極24bの端部はアースG
に接続されている。
【0027】次に磁気抵抗素子の製造方法について説明
する。一般に磁気抵抗材料は、ニッケル、鉄、コバルト
の合金であるパーマロイが使用される。ガラスなどの平
滑な絶縁基板上に蒸着など真空プロセスにより均一に磁
気抵抗材料を形成する。この上にポジ型フォトレジスト
を均一に塗布する。図2の構成からなるフォトマスクを
その上に重ね露光現像のフォトプロセスを経て、基板上
にポジ型フォトレジストからなる図2のパターンが形成
される。これをマスクとして、露出している磁気抵抗材
料をエッチング除去することにより、図2のパターンか
らなる磁気抵抗素子が得られる。
【0028】図5の従来の磁気抵抗素子の抵抗体のパタ
ーンを用いた場合、たとえば基板に対して左上から斜め
に露光する条件下では、エレメント間隔53a=53b
=53cの関係から、各検出要素の4本のエレメントの
内右側の3本(52b,52c,52d)のパターン幅
は全て等しくなるが、最も左側のエレメント52aはそ
れらより細くなり、引き回し電極54aと検出要素51
cとの間隔55a<検出要素間の間隔55bの関係か
ら、検出要素51cのエレメント52aは検出要素51
aのエレメント52aより太くなり、検出要素51cと
51aの電気抵抗値は等しくならない。しかし、本実施
例による図2のパターンを用いた場合、同様の条件下で
も、検出要素間隔26a=26b=26c=26d=2
6e=エレメント間隔23a=23b=23の関係か
ら、各検出要素の4本のエレメントのパターン幅は全て
等しくなり、検出要素21c,21d,21a,21b
の電気抵抗値は全て等しくなる。
【0029】60mm角基板から250個の磁気抵抗素子
を得られるようにフォトマスクを設計したとき、検出要
素間の電気抵抗値のばらつきを±0.5%以内を良品規
格とした場合、図5の従来パターンに比べ、より多くの
磁気抵抗素子の検出要素の電気抵抗値をより等しく揃え
ることができ、良品率は向上した。
【0030】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように本発明
の磁気抵抗素子およびその製造方法によれば、隣合う検
出要素間の間隔が等しいパターンにより磁気抵抗素子を
構成することで、各検出要素のエレメントの幅を均一に
揃えて形成できるため、各検出要素の電気抵抗値を揃え
ることができ、性能の良い磁気抵抗素子を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の磁気抵抗素子のパター
ンの平面図
【図2】本発明の第2の実施例の磁気抵抗素子のパター
ンの平面図
【図3】従来の移動体の移動量検出システムの概念を示
す斜視図
【図4】従来の磁気抵抗素子の接続回路図
【図5】従来の磁気抵抗素子のパターンの平面図
【符号の説明】
11a,11b,11c,11d,21a,21b,2
1c,21d 検出要素 12a,12b,12c,12d,22a,22b,2
2c,22d エレメント 13a,13b,13c,23a,23b,23c エ
レメント間の間隔 14a,14b,14c,14d,24a,24b,2
4c,24d 引き回し電極 15a,15e 最も外側の検出要素と引き回し電極間
の間隔 15b,15c,15d 隣合う検出要素間の間隔 25a,25b,25c,25d,25e 独立パター
ン 26a,26b,26c,26d,26e 独立パター
ンと検出要素間の間隔 31 回転軸 32 ロータ 33,34 磁気信号 35 基板 43 出力端子 44 増幅アンプ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 43/12 (72)発明者 森杉 和司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 倉増 敬三郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山下 清春 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成された磁気抵抗材料の一定
    の幅を有する細長いエレメントを一定の間隔を設けて複
    数個平行に並べてつづら折り状に接続した一つの検出要
    素を複数個備え、前記複数個の検出要素を接続してブリ
    ッジ回路を構成する前記エレメントと同材料の引き回し
    電極を備えた磁気抵抗素子において、前記複数個の検出
    要素のそれぞれ隣合う検出要素間の間隔を等しくすると
    ともに、この間隔と、最も外側の検出要素と隣合って平
    行に並べられた前記引き回し電極との間隔を全て等しく
    した磁気抵抗素子。
  2. 【請求項2】 平滑な基板上に磁気抵抗材料の薄膜を形
    成し、フォトリソグラフィにより前記薄膜を選択的に除
    去して、一定の幅を有する細長いエレメントを一定の間
    隔で複数個平行に並べつづら折り状に接続した検出要素
    と複数個平行に並べた前記検出要素を接続してブリッジ
    回路を構成する前記エレメントと同材料の引き回し電極
    とを同時に形成する工程を含み、前記検出要素を複数個
    平行に並べ、隣合う検出要素間の間隔を等しく形成する
    とともに、最も外側の検出要素とそれに隣合う前記引き
    回し電極との間隔を全て等しく形成する磁気抵抗素子の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 基板上に形成された磁気抵抗材料の一定
    の幅を有する細長いエレメントを一定の間隔を設けて複
    数個平行に並べてつづら折り状に接続した一つの検出要
    素を複数個備え、前記複数個の検出要素を接続してブリ
    ッジ回路を構成する前記エレメントと同材料の引き回し
    電極を備えた磁気抵抗素子において、それぞれ隣合う検
    出要素の間と、最も外側の検出要素の外側にこの検出要
    素のエレメントと等しい幅と間隔を有する前記検出要素
    のエレメントと同材料の独立パターンを隣接させた磁気
    抵抗素子。
  4. 【請求項4】 平滑な基板上に磁気抵抗材料の薄膜を形
    成し、フォトリソグラフィにより前記薄膜を選択的に除
    去して、一定の幅を有する細長いエレメントを一定の間
    隔で複数個平行に並べつづら折り状に接続した検出要素
    と、この検出要素のエレメントと等しい幅と間隔を有す
    る前記磁気抵抗材料の独立パターンとを同時に形成する
    工程を含み、前記検出要素を複数個平行に並べ、それぞ
    れ隣合う検出要素間と最も外側の検出要素の外側に前記
    独立パターンを隣接して形成する磁気抵抗素子の製造方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022107765A1 (ja) * 2020-11-23 2022-05-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 磁気センサ
US11543470B2 (en) 2020-07-21 2023-01-03 Tdk Corporation Magnetic sensor

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