JPH04216552A - 露光マスク及び露光方法 - Google Patents
露光マスク及び露光方法Info
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- JPH04216552A JPH04216552A JP2402667A JP40266790A JPH04216552A JP H04216552 A JPH04216552 A JP H04216552A JP 2402667 A JP2402667 A JP 2402667A JP 40266790 A JP40266790 A JP 40266790A JP H04216552 A JPH04216552 A JP H04216552A
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- phase shift
- mask
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- Pending
Links
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Landscapes
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造におい
て用いられる露光マスク及び露光方法に関し、特に超微
細パタ−ンの形成にとって有用である。
て用いられる露光マスク及び露光方法に関し、特に超微
細パタ−ンの形成にとって有用である。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造において、0.3μm
程度の超微細パタ−ン形成のために位相シフト型の露光
マスクが提案されている(例えば、SPIE Vol.
1088(1989)p25〜33参照)。
程度の超微細パタ−ン形成のために位相シフト型の露光
マスクが提案されている(例えば、SPIE Vol.
1088(1989)p25〜33参照)。
【0003】図3及び図4に、ライン・アンド・スペ−
ス・パタ−ン形成用の従来の位相シフト型露光マスクを
示す。このマスクは、ガラス基板1の表面にクロム(C
r)等からなる光遮蔽膜2をライン状に複数本、所定間
隔で平行に配列形成し、更に、各ライン状光遮蔽膜の間
の各スペ−スを一つ置きに位相シフト膜3で被ったもの
である。
ス・パタ−ン形成用の従来の位相シフト型露光マスクを
示す。このマスクは、ガラス基板1の表面にクロム(C
r)等からなる光遮蔽膜2をライン状に複数本、所定間
隔で平行に配列形成し、更に、各ライン状光遮蔽膜の間
の各スペ−スを一つ置きに位相シフト膜3で被ったもの
である。
【0004】位相シフト膜3は、二酸化シリコン(Si
O2)等からなり、それを透過する 光の位相を180
度反転する膜厚を有する。
O2)等からなり、それを透過する 光の位相を180
度反転する膜厚を有する。
【0005】この様なマスクに光を照射すると、位相シ
フト膜3を通過する光部分と通過しない光部分とで18
0度の位相差ができ、前記各光部分の隣り合う境界での
重なり部分で逆位相の光どうしが干渉することとなる。 この結果、コントラストの良いライン・アンド・スペ−
ス状の光パタ−ンが得られ、斯る光パタ−ンでフォトレ
ジスト膜を露光すると露光パタ−ンの解像度が向上する
。
フト膜3を通過する光部分と通過しない光部分とで18
0度の位相差ができ、前記各光部分の隣り合う境界での
重なり部分で逆位相の光どうしが干渉することとなる。 この結果、コントラストの良いライン・アンド・スペ−
ス状の光パタ−ンが得られ、斯る光パタ−ンでフォトレ
ジスト膜を露光すると露光パタ−ンの解像度が向上する
。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の位相シフト
型露光マスクでは、そのマスク自体の製造が複雑である
という難点がある。
型露光マスクでは、そのマスク自体の製造が複雑である
という難点がある。
【0007】即ち、前記従来の位相シフト型露光マスク
の製造は、先ず、基板1の表面全面に光遮蔽膜を蒸着し
た後、フォトリソ手法にて所望パタ−ンの光遮蔽膜2を
形成し、次いで、光遮蔽膜2を含んで基板1の表面全面
に位相シフト膜を被着後、この膜にフォトリソ手法を再
度適用し、所望パタ−ンの位相シフト膜3を形成するも
のである。従って、この場合、2回のフォトリソ工程が
必要であり、更に光遮蔽膜2と位相シフト膜3との位置
合わせが必要となる。特に、パタ−ンの超微細化に伴い
、後者の位置合わせの問題は深刻になる。
の製造は、先ず、基板1の表面全面に光遮蔽膜を蒸着し
た後、フォトリソ手法にて所望パタ−ンの光遮蔽膜2を
形成し、次いで、光遮蔽膜2を含んで基板1の表面全面
に位相シフト膜を被着後、この膜にフォトリソ手法を再
度適用し、所望パタ−ンの位相シフト膜3を形成するも
のである。従って、この場合、2回のフォトリソ工程が
必要であり、更に光遮蔽膜2と位相シフト膜3との位置
合わせが必要となる。特に、パタ−ンの超微細化に伴い
、後者の位置合わせの問題は深刻になる。
【0008】本発明は、この様な難点を伴わずに製造し
得る新規構造の位相シフト型露光マスクを提供し、また
斯る新規マスクを使用した露光方法を提供するものであ
る。
得る新規構造の位相シフト型露光マスクを提供し、また
斯る新規マスクを使用した露光方法を提供するものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の露光マスクは、
露光に用いる光に対し透明な基板と位相シフト膜とを有
し、前記位相シフト膜は前記基板上に所定間隔で配置さ
れると共に、その膜を透過する前記光の位相を180度
変化させることを特徴とする。
露光に用いる光に対し透明な基板と位相シフト膜とを有
し、前記位相シフト膜は前記基板上に所定間隔で配置さ
れると共に、その膜を透過する前記光の位相を180度
変化させることを特徴とする。
【0010】また、本発明の露光方法は、半導体基板上
に塗布されたフォトレジスト膜を前記記載の本発明露光
マスクを経て露光することを特徴とする。
に塗布されたフォトレジスト膜を前記記載の本発明露光
マスクを経て露光することを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の露光マスクは、その構造上、従来の如
き光遮蔽膜を有していないので、フォトリソ工程は1回
で済み、位相シフト膜と光遮蔽膜との位置合わせも不要
となる。
き光遮蔽膜を有していないので、フォトリソ工程は1回
で済み、位相シフト膜と光遮蔽膜との位置合わせも不要
となる。
【0012】従来、位相シフト型露光マスクにおいて、
光遮蔽膜は不可欠のものと思い込まれていたが、本発明
者は光遮蔽膜がなくても同等の効果の得られることを見
いだした。本発明は斯る知見に基ずくものである。
光遮蔽膜は不可欠のものと思い込まれていたが、本発明
者は光遮蔽膜がなくても同等の効果の得られることを見
いだした。本発明は斯る知見に基ずくものである。
【0013】
【実施例】図1に本発明実施例としての位相シフト型露
光マスク10を示す。このマスクはライン・アンド・ス
ペ−ス・パタ−ン形成を形成するためのもので、基板1
1の表面に位相シフト膜12を複数本、所定間隔で平行
に配列形成したものである。
光マスク10を示す。このマスクはライン・アンド・ス
ペ−ス・パタ−ン形成を形成するためのもので、基板1
1の表面に位相シフト膜12を複数本、所定間隔で平行
に配列形成したものである。
【0014】基板11及び位相シフト膜12は、露光に
用いる光に対し透明な材料からなる。本実施例では、露
光に用いる光は、水銀ランプから得られるi線(λ=3
65nm)である。そこで、本実施例では、基板11と
してガラスが、また位相シフト膜12としてポリメチル
メタクリレ−ト(PMMA)が、それぞれ用いられた。
用いる光に対し透明な材料からなる。本実施例では、露
光に用いる光は、水銀ランプから得られるi線(λ=3
65nm)である。そこで、本実施例では、基板11と
してガラスが、また位相シフト膜12としてポリメチル
メタクリレ−ト(PMMA)が、それぞれ用いられた。
【0015】位相シフト膜12は、その膜を透過する前
記光の位相を180度変化させる。この作用を得るため
に、位相シフト膜12の膜厚が、t=λ/{2(n−1
)}なる関係に従って決められた。但し、λは露光波長
、nは位相シフト膜12の屈折率である。本実施例では
、λ=365nm、n=1.502であるから、位相シ
フト膜12の膜厚は363.5nmとなる。
記光の位相を180度変化させる。この作用を得るため
に、位相シフト膜12の膜厚が、t=λ/{2(n−1
)}なる関係に従って決められた。但し、λは露光波長
、nは位相シフト膜12の屈折率である。本実施例では
、λ=365nm、n=1.502であるから、位相シ
フト膜12の膜厚は363.5nmとなる。
【0016】本実施例のマスク10の製造は、先ず、基
板11の表面全面にスピンコ−ト法によりPMMAを前
記所定厚みで塗布した後、この塗布膜を電子線により所
望パタ−ンに露光し、次いでこれを、メチルイソブチル
ケトン(MIBK)により現像して、所望のライン・ア
ンド・スペ−ス・パタ−ンの位相シフト膜12を形成す
るものである。
板11の表面全面にスピンコ−ト法によりPMMAを前
記所定厚みで塗布した後、この塗布膜を電子線により所
望パタ−ンに露光し、次いでこれを、メチルイソブチル
ケトン(MIBK)により現像して、所望のライン・ア
ンド・スペ−ス・パタ−ンの位相シフト膜12を形成す
るものである。
【0017】図2にて本実施例マスク10のマスク作用
を説明する。露光光源を出た光がマスクを通過すると、
その光位相強度分布は位相シフト膜12を通過する第1
光部分Aと通過しない第2光部分Bとで180度反転す
る。各光部分A,Bの分布の裾領域は、回折により若干
拡がる。しかし、この拡がりは互いに逆位相どうしの重
なりとなり、そこで干渉が生じる。この結果得られる合
成的光位相強度分布Cは互いにコントラストの良い第1
光部分aと第2光部分bとの集まりとなる。
を説明する。露光光源を出た光がマスクを通過すると、
その光位相強度分布は位相シフト膜12を通過する第1
光部分Aと通過しない第2光部分Bとで180度反転す
る。各光部分A,Bの分布の裾領域は、回折により若干
拡がる。しかし、この拡がりは互いに逆位相どうしの重
なりとなり、そこで干渉が生じる。この結果得られる合
成的光位相強度分布Cは互いにコントラストの良い第1
光部分aと第2光部分bとの集まりとなる。
【0018】今、斯るマスク通過光をもって、半導体基
板上に塗布されたフォトレジスト膜が露光されるものと
して、その場合、フォトレジスト膜上での光強度分布は
、前記マスク10のライン・アンド・スペ−ス・パタ−
ンの各ラインとスペ−スに正確に対応した半波波形Dの
繰り返しとなるが、これら各半波波形間のコンラストは
良好である。
板上に塗布されたフォトレジスト膜が露光されるものと
して、その場合、フォトレジスト膜上での光強度分布は
、前記マスク10のライン・アンド・スペ−ス・パタ−
ンの各ラインとスペ−スに正確に対応した半波波形Dの
繰り返しとなるが、これら各半波波形間のコンラストは
良好である。
【0019】前記半導体上のフォトレジスト膜がポジ型
であり、また、その閾値露光量が図2中、線Eで示す如
く半波波形Dの50%であるとして、この様にして露光
されたフォトレジスト膜を現像すると、ライン・アンド
・スペ−ス・パタ−ン状のフォトレジスト膜Fが形成さ
れる。
であり、また、その閾値露光量が図2中、線Eで示す如
く半波波形Dの50%であるとして、この様にして露光
されたフォトレジスト膜を現像すると、ライン・アンド
・スペ−ス・パタ−ン状のフォトレジスト膜Fが形成さ
れる。
【0020】図2から明らかな様に、マスク10のライ
ン・アンド・スペ−ス・パタ−ンのピッチPを3.0μ
mに設定すれば、フォトレジスト膜Fの同じくそのピッ
チpは1.5μmとなる。本発明露光方法に於て、マス
ク10を通過した光を更に縮小投影光学系と通しても良
い。この光学系の倍率を1/5とすると、ピッチ3μm
の前記マスク10から0.3μmピッチのフォトレジス
ト膜パタ−ンを容易に得ることができる。
ン・アンド・スペ−ス・パタ−ンのピッチPを3.0μ
mに設定すれば、フォトレジスト膜Fの同じくそのピッ
チpは1.5μmとなる。本発明露光方法に於て、マス
ク10を通過した光を更に縮小投影光学系と通しても良
い。この光学系の倍率を1/5とすると、ピッチ3μm
の前記マスク10から0.3μmピッチのフォトレジス
ト膜パタ−ンを容易に得ることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明の位相シフト型露光マスクは、基
板上に所定パタ−ンの位相シフト膜を設けるだけの構造
であるため、その製造が簡単であり、また、容易にマス
ク精度を高めることができる。
板上に所定パタ−ンの位相シフト膜を設けるだけの構造
であるため、その製造が簡単であり、また、容易にマス
ク精度を高めることができる。
【図1】本発明実施例を示す露光マスクの断面図である
。
。
【図2】露光マスクの作用を説明するための波形図であ
る。
る。
【図3】従来例を示す露光マスクの断面図である。
【図4】従来例を示す露光マスクの平面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 露光に用いる光に対し透明な基板と位
相シフト膜とを有し、前記位相シフト膜は前記基板上に
所定間隔で配置されると共に、その膜を透過する前記光
の位相を180度変化させることを特徴とする露光マス
ク。 - 【請求項2】 半導体基板上に塗布されたフォトレジ
スト膜を請求項1に記載の露光マスクを経て露光するこ
とを特徴とする露光方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2402667A JPH04216552A (ja) | 1990-12-17 | 1990-12-17 | 露光マスク及び露光方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2402667A JPH04216552A (ja) | 1990-12-17 | 1990-12-17 | 露光マスク及び露光方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04216552A true JPH04216552A (ja) | 1992-08-06 |
Family
ID=18512464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2402667A Pending JPH04216552A (ja) | 1990-12-17 | 1990-12-17 | 露光マスク及び露光方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04216552A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06289594A (ja) * | 1992-08-21 | 1994-10-18 | Intel Corp | 放射感知層のパターン化に使用するレチクルおよび放射感知層をパターン化する方法 |
JPH07295205A (ja) * | 1994-04-27 | 1995-11-10 | Lg Semicon Co Ltd | リソグラフイマスクの製造方法 |
JPH11184069A (ja) * | 1997-12-22 | 1999-07-09 | Canon Inc | 半導体露光方法及び装置とそれに用いるレクチル |
-
1990
- 1990-12-17 JP JP2402667A patent/JPH04216552A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06289594A (ja) * | 1992-08-21 | 1994-10-18 | Intel Corp | 放射感知層のパターン化に使用するレチクルおよび放射感知層をパターン化する方法 |
JPH07295205A (ja) * | 1994-04-27 | 1995-11-10 | Lg Semicon Co Ltd | リソグラフイマスクの製造方法 |
JPH11184069A (ja) * | 1997-12-22 | 1999-07-09 | Canon Inc | 半導体露光方法及び装置とそれに用いるレクチル |
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