JPH0722627A - 薄膜半導体装置及びアクティブマトリクス液晶表示装置 - Google Patents

薄膜半導体装置及びアクティブマトリクス液晶表示装置

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JPH0722627A
JPH0722627A JP19171593A JP19171593A JPH0722627A JP H0722627 A JPH0722627 A JP H0722627A JP 19171593 A JP19171593 A JP 19171593A JP 19171593 A JP19171593 A JP 19171593A JP H0722627 A JPH0722627 A JP H0722627A
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JP
Japan
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thin film
region
tft
offset
gate
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JP19171593A
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Masabumi Kunii
正文 国井
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画素スイッチング素子として用いられるTF
Tのリーク電流を抑制し、閾電圧を安定化させ、ゲート
容量カップリングのばらつきを抑え、且つ製造工程の短
縮化を図る。 【構成】 薄膜半導体装置は、直列接続された複数個の
薄膜トランジスタからなり、これら複数個の薄膜トラン
ジスタのゲート電極9が共通接続されたマルチゲート構
造を有する。複数個の薄膜トランジスタのうち、少なく
とも1個はゲート電極9がチャネル領域2に対してオフ
セット配置されており、チャネル領域2とソース領域3
又はドレイン領域5との間でオフセット領域6が設けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶ディスプレイや密着
イメージセンサ等に用いられる薄膜半導体装置に関す
る。さらに、薄膜半導体装置を駆動基板として組み立て
られるアクティブマトリクス液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】薄膜トランジスタ(以下、TFTと称す
る)はアクティブマトリクス型の液晶ディスプレイや密
着型のイメージセンサ等に応用できる為、近年その開発
が活発に行なわれている。特に薄膜材料として多結晶シ
リコン(以下、poly−Siと称する)は、周辺の駆
動回路を表示部やセンサ部と同一の基板上に集積できる
為注目を集めている。
【0003】アクティブマトリクス液晶表示装置の画素
をオン/オフさせる為に形成される画素TFTについて
は、特に画素欠陥の原因となるリーク電流を抑制する
為、従来から様々な構造が提案され実用化されてきた。
中でも、ゲート電極がチャネル領域に対してオフセット
配置された所謂オフセットゲート構造のTFT(以下、
OFFSET−TFTと称する)は、ドレイン電界の集
中を緩和する事ができリーク電流を抑制する為に効果が
大きい。
【0004】本発明の背景を明らかにする為に、図14
を参照して従来のOFFSET−TFTを簡潔に説明す
る。石英基板1の表面には島状にパタニングされたpo
ly−Si膜が形成されている。このpoly−Si膜
にはチャネル領域2とその両側にソース領域3、ドレイ
ン領域5とが形成されている。ゲート酸化膜7及びゲー
ト窒化膜8を介してゲート電極9がパタニング形成され
ておりTFTを構成する。図から明らかな様に、ゲート
電極9はチャネル領域2に対してオフセット配置されて
おり、オフセット領域6を形成する。TFTの上には第
1層間絶縁膜10が成膜されている。さらにその上には
配線電極11がパタニング形成されておりコンタクトホ
ールを介してソース領域3に電気接続されている。さら
に第2層間絶縁膜12を介して画素電極13がパタニン
グ形成されており、同様にコンタクトホールを介してド
レイン領域5に電気接続されている。
【0005】リーク電流を抑制する他の方策として、L
DD(Lightly DopedDrain)構造の
TFT(以下、LDD−TFTと称する)が開発されて
いる。このLDD−TFTはチャネル領域とドレイン領
域端部との間にドレイン領域よりも薄い低濃度不純物領
域(LDD領域)を有している。このLDD−TFT
は、ドレイン領域端部での電界集中を緩和できる事か
ら、OFFSET−TFTと同様リーク電流抑制効果が
ある為、アクティブマトリクス液晶表示装置等の回路素
子に応用されている。この様なLDD−TFTは例えば
特公平3−38755号公報に開示されている。
【0006】TFTのリーク電流を減少させるさらに別
の方法として、1つの画素TFTに2個以上のゲート電
極を設けた、所謂マルチゲート構造のTFTが従来から
知られている。これは等価回路的には2個以上のTFT
を直列につなげた構成になっており、ドレイン電界が複
数のTFTに分配される為、ドレイン領域端部の電界集
中を緩和できるのでリーク電流を抑制する事ができ、や
はりアクティブマトリクス液晶表示装置の画素TFT等
に応用されている。この様なマルチゲート構造は、例え
ば特開昭58−171860号公報、特開昭58−18
0063号公報等に開示されている。
【0007】本発明の背景を明らかにする為、図15を
参照してマルチゲート構造のTFTを簡潔に説明する。
石英基板1の表面には島状にパタニングされたpoly
−Si膜が形成されている。このpoly−Si膜には
互いに分離した一対のチャネル領域2が形成されてお
り、両者はドレイン−ソース領域4により互いに接続さ
れている。一方のチャネル領域2の端部にはソース領域
3が形成されており、他方のチャネル領域2の端部には
ドレイン領域5が形成されている。又、ゲート酸化膜7
を介して所定の形状にパタニングされた一対のゲート電
極9が夫々チャネル領域2に整合して設けられている。
第1層間絶縁膜10を介して配線電極11がパタニング
形成されており、ソース領域3に電気接続されている。
さらに、第2層間絶縁膜12を介して画素電極13がパ
タニング形成されておりドレイン領域5に電気接続され
ている。
【0008】図16は、マルチゲート構造のTFTを採
用したアクティブマトリクス液晶表示装置の1画素分を
切り取って示した等価回路図である。スイッチング素子
はTFT1ないしTFTnの直列接続からなり、個々の
ゲート電極は夫々共通にゲート線に接続されている。T
FT1のソース領域端部は信号線に接続されている一
方、TFTnのドレイン領域端部は画素電極を介して液
晶を駆動する。なお、液晶と並列に補助容量(Cs)も
接続されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した種々の従来構
造のTFTでは、特に周囲温度が高温(50〜80℃)
になった時、リーク電流が温度に対して指数関数的に増
大する傾向がある為、アクティブマトリクス液晶表示装
置の画面上では所謂高温輝点欠陥が現われるという課題
があった。又、TFTの活性層に用いるpoly−Si
の結晶性の微妙な差によって、活性層中のドーパントイ
オンの活性化率が異なる為、TFTの閾電圧(Vth)
がばらつく事が多かった。
【0010】従来の単一ゲート構造では、TFTのゲー
ト容量と補助容量との間の容量カップリングにばらつき
が存在する為、アクティブマトリクス液晶表示装置の画
面に薄い筋状の輝線欠陥が現われる事があり解決すべき
課題となっている。この容量カップリングによる輝線欠
陥は、交流駆動を行なった場合特にドレイン電圧が低い
モードで画素電極に信号電荷を書き込む場合に顕著にな
る。
【0011】一方、従来のマルチゲート構造では、ソー
ス領域及びドレイン領域にドーピングされる不純物に水
平方向拡散がある為、例えばPイオンをドーピングし
たnチャネルTFTではチャネル長を5μm以下にする
事ができないという課題があった。チャネル長を短縮化
すると不純物の水平方向拡散の為実効チャネル長が短く
なり、リーク電流が極端に増大する。この為従来のマル
チゲート構造ではTFTの微細化が困難であり、アクテ
ィブマトリクス液晶表示装置の高精細化の障害になって
いた。
【0012】従来のLDD−TFTにおいては、LDD
領域はイオンインプランテーションで形成する。従っ
て、LDD領域を設けない通常のTFTに比べ製造工程
が増加し望ましくない。
【0013】一方、従来のOFFSET−TFTではL
DD領域を設けなくても良い代わりに、オフセット領域
が高抵抗である為TFTのオン電流が十分大きくとれ
ず、画素TFTに応用した場合書き込み不足が生じると
いう課題があった。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した従来の技術の課
題に鑑み、本発明はリーク電流が少なく、閾電圧特性の
制御が容易であり、ゲート容量カップリングの悪影響を
受ける事がなく、安定した交流駆動が行なえ、十分なオ
ン電流を確保する事ができ、製造工程が簡単で且つ微細
化の可能な薄膜半導体装置を提供する事を目的とする。
かかる目的を達成する為に以下の手段を講じた。即ち、
本発明にかかる薄膜半導体装置は直列接続された複数個
の薄膜トランジスタからなり、これら複数個の薄膜トラ
ンジスタのゲート電極が共通接続されたマルチゲート構
造を有する。前記複数個の薄膜トランジスタのうち、少
なくとも1個はゲート電極がチャネル領域に対してオフ
セット配置されており、チャネル領域とソース領域又は
ドレイン領域との間でオフセット領域が設けられている
事を特徴とする。好ましくは、該薄膜トランジスタのソ
ース領域又はドレイン領域の幅が、オフセット領域中で
チャネル領域に向かって徐々に狭くなる様に設定されて
いる。
【0015】かかる構成を有する薄膜半導体装置は液晶
表示装置の駆動基板に好適である。即ち、本発明にかか
るアクティブマトリクス液晶表示装置は所定の間隙を介
して対面配置された一対の基板と、該間隙に保持された
液晶層とからなるフラットパネル構造を有し、一方の基
板にはマトリクス状に配列した画素電極及びこの画素電
極を駆動する第1の薄膜トランジスタ素子を含む表示部
と、この表示部に接続されるとともに第2の薄膜トラン
ジスタ素子を有する駆動回路部とが形成されている。他
方の基板には対向電極が形成されている。かかる構成に
おいて、前記第1及び第2の薄膜トランジスタ素子の少
なくとも一方は複数のゲート電極が共通接続されたマル
チゲート構造を有するとともに、少なくとも1個のゲー
ト電極が対応するチャネル領域からオフセット配置され
ている事を特徴とする。
【0016】
【作用】本発明によれば、TFTのゲート電極をマルチ
ゲート構造とし、且つオフセットゲート構造を採用して
いる。両構造を組み合わせる事により、夫々の長所が生
かされるとともに短所が除かれるという顕著な相乗効果
が得られる。即ち、リーク電流を低く抑制でき閾電圧
(Vth)及びゲート容量カップリングのばらつきを少
なくできる。しかもLDD領域を形成する必要がないの
で工程数を削減でき、低コスト化に有利となる。特に、
TFTのソース領域又はドレイン領域の幅をオフセット
領域中でチャネル領域に向かって徐々に狭くする事によ
り、リーク電流を低く抑えたまま十分なオン電流又は駆
動電流を得る事が可能になる。
【0017】
【実施例】以下図面を参照して本発明の好適な実施例を
詳細に説明する。図1は本発明にかかる薄膜半導体装置
の第1実施例を示しており、特に要部となるTFT周辺
を拡大して表わした部分断面図である。図示するTFT
はnチャネル型であり、本例ではアクティブマトリクス
液晶表示装置の画素駆動用スイッチング素子を構成す
る。絶縁基板例えば石英基板1の上にはパタニングされ
た多結晶半導体層例えばpoly−Si膜が形成されて
いる。この膜にはソース領域3と、ドレイン−ソース領
域4と、ドレイン領域5と、この3者の間に位置する2
個のチャネル領域2とが形成されている。各チャネル領
域2の上方には夫々ゲート絶縁膜を介して対応するゲー
ト電極9が形成されている。このゲート絶縁膜は2層構
造を有しゲート酸化膜7とゲート窒化膜8とからなる。
石英基板1はPSG等からなる第1層間絶縁膜10によ
り被覆されている。第1層間絶縁膜10に形成されたコ
ンタクトホールを介して、アルミニウム等からなる配線
電極11がソース領域3に電気接続されている。同じく
コンタクトホールを介してITO等の透明導電材料から
なる画素電極13がドレイン領域5に電気接続されてい
る。この画素電極13はPSG等からなる第2層間絶縁
膜12の上に成膜されている。
【0018】本発明の特徴事項として各ゲート電極9が
対応するチャネル領域2に対してオフセット配置されて
いる。この為チャネル領域2が部分的にゲート電極9か
らはみ出る事になりオフセット領域6を構成する。本例
ではオフセット領域6が2個設けられており、1つはソ
ース領域3と一方のチャネル領域2の間に位置し、2個
目は他方のチャネル領域2とドレイン領域5との間に位
置する。図から理解される様に、オフセット領域6はチ
ャネル領域2と実質的に同一の導電率を有しており比較
的高抵抗である。又、ゲート電極9の支配を受けない為
ドレイン電界の集中を緩和できる。従って、リーク電流
抑制効果が得られる。
【0019】一般に、アクティブマトリクス液晶表示装
置では寿命劣化を抑制する為に液晶を交流駆動させてい
る。この為、ソース側とドレイン側は交互に入れ替わる
のでオフセット領域はソース端とドレイン端に対して対
称的に設ける事が好ましい。図1の例ではTFTが2個
直列に接続されている。勿論TFTの個数は3個以上で
あっても差し支えない。液晶を交流駆動させる為ソース
側とドレイン側は交互に入れ替わるので、オフセット領
域6の構造及び位置関係はソース領域3及びドレイン領
域5に関し対称的である事が好ましい。即ち、ソース領
域3及びドレイン領域5は互いに等価で交換可能である
事が好ましい。従って、図1の実施例ではオフセット領
域6をソース領域3の端部及びドレイン領域5の端部に
接して2箇所設けてある。しかしながら、オフセット領
域6の配置は図1に示した実施例に限られるわけではな
い。画素スイッチング素子用TFTの場合は、ソース/
ドレインの対称性が保たれれば良い。従って、例えば図
2に示す様に各ゲート電極9の両側に2箇所、合計で4
箇所にオフセット領域6を設けても良い。オフセット領
域6の個数が増える分、リーク電流をより一層抑制する
事ができる。なお、理解を容易にする為に図2の実施例
で図1に示した実施例と共通の部分については同一の参
照番号を付してある。
【0020】本発明にかかるマルチゲート構造のOFF
SET−TFTは、画素スイッチング素子用に加えて、
同一基板上に形成される周辺回路例えば水平駆動回路や
垂直駆動回路にも用いる事ができる。この例を図3に示
す。なお理解を容易にする為に、図1に示した構造と対
応する部分については対応する参照番号を付してある。
一般に、駆動回路に組み込まれるTFTの場合には、画
素用スイッチング素子と異なりドレイン側の方向が予め
決まっている。従って、図3に示す様にドレイン領域5
の端部や、ドレイン−ソース領域4のドレイン側端部の
みにオフセット領域6を設け、ソース領域3の端部やド
レイン−ソース領域4のソース側端部にオフセット領域
を作らない様にしている。この様に、オフセット領域を
一部省略する事によりTFTのオン電流が増加し駆動能
力が改善される。
【0021】前述した様に、オフセット領域はチャネル
領域と略同一の導電率となっている為、比較的抵抗率が
高い。オフセット領域の極端な高抵抗化を避ける為、T
FTのソース領域又はドレイン領域の幅が、オフセット
領域中でチャネル領域に向かって徐々に狭くなっていく
構造を採用しても良い。即ち、図4,図5あるいは図6
に示す様に、オフセット領域中で、ソース領域/ドレイ
ン領域が楔状に入り込んでおり、楔の先端はチャネル領
域の直前で閉じている。この様な構造を採用する事によ
り、オフセットゲートの効果を保持しつつ、低抵抗化を
図れるので、TFTのオン電流を増大させる事ができ
る。
【0022】次に、図7ないし図10を参照して本発明
にかかるマルチゲート構造OFFSET−TFTの製造
方法を詳細に説明する。先ず図5の工程Aにおいて、石
英基板101上にLPCVD法でpoly−Si薄膜1
02を約75nmの膜厚で成膜する。必要ならば、この後
Siイオンをイオンインプランテーションする事によ
りpoly−Si薄膜102を一旦非晶質化し続いて6
00℃程度の温度で炉アニールする事により多結晶シリ
コンを大粒径化する。なお、非晶質シリコンを予め形成
する場合にはプラズマ化学気相成長法(PCVD法)を
用いて150〜250℃程度の温度で成膜しても良い。
次に工程Bにおいて、poly−Si薄膜102を素子
領域のパタンにエッチングする。続いてpoly−Si
薄膜102を酸化しその表面にゲート酸化膜103を約
60nmの膜厚で形成する。その後、必要に応じ工程Cに
おいてTFTの閾電圧Vthを制御する為、Bイオン
を1〜8×1012/cm2 程度のドーズ量で打ち込む。
【0023】図8の工程Dにおいて、ゲート酸化膜10
3の上にLPCVD法で窒化シリコン膜(Si3
4 膜)104を約10〜20nmの膜厚で形成する。場合
によってはこの窒化シリコン膜104の表面を酸化し、
SiO2 膜を約1〜2nmの膜厚で形成する。この様にし
て得られた複合ゲート絶縁膜は、SiO2 /Si3 4
/SiO2 の3層となる為ONO構造と呼ばれている。
この様な構造にするのはゲート耐圧を十分確保し、信頼
性を向上させる為である。なお、前述した閾電圧制御の
為のBイオン打ち込みはこの段階で行なっても良い。
続いて工程Eにおいて、ゲート絶縁膜上に燐ドープの低
抵抗多結晶シリコンを約350nmの膜厚で形成した後、
所定の形状にパタニングして一対のゲート電極105を
得る。このゲート電極の形成方法には以下の3通りがあ
る。第1の方法は、ノンドープの多結晶シリコン薄膜を
形成し、PClO3 ガスから燐を拡散させるものであ
る。第2の方法は、PClO3 ガスの代わりにPSG膜
を用いて燐拡散を行なうものである。第3の方法は、L
PCVD法でSiH4 ガスとPH3 ガスの混合気体を熱
分解しドープトpoly−Siを成膜するものである。
何れの方法でも良いが、本実施例では、第1番目の方法
を採用した。なお本実施例では、各TFTのチャネル長
Lを5μmに設定しチャネル幅Wが3μmとなる様に設
定した。ここでいうチャネル長Lはゲート電極105直
下の領域の寸法を示す。この後工程Fで、各ゲート電極
105の両側から1μm程度の幅分を残してSi3 4
膜104をカットする。
【0024】続いてオフセット領域の形成工程に移る。
図9の工程Gにおいて、各ゲート電極105の片側面か
ら1μmの長さ分をオフセット領域106として残す様
にレジスト107をパタニング形成する。続いてAs
イオン又はPイオンを打ち込み、ソース領域108、
ドレイン−ソース領域109及びドレイン領域110を
形成して、ダブルゲート型のnチャネルTFTを作り込
む。Asイオン又はPイオンのドーズ量は1〜3×
1015/cm2 に設定される。なお、pチャネル型のTF
Tを作成する場合にはBイオンを打ち込む。オフセッ
ト領域106の長さ寸法は1μmに限られるものではな
いが、リーク電流低減の要求が厳しい画素TFTでは、
オフセットゲート長は0.2μm以上確保する事が望ま
しい。この様に、OFFSET−TFTでは特にLDD
領域を形成する必要がなく、低濃度不純物のイオン打ち
込み工程を省略できる。この為プロセスの簡略化が図れ
るので低コスト化には有利となる。次に工程Hにおい
て、LPCVD法によりPSGからなる第1層間絶縁膜
111を約600nmの膜厚で形成した後、1000℃1
0分間の窒素雰囲気アニールを行ないソース領域10
8、ソース−ドレイン領域109、ドレイン領域110
を活性化させる。続いて工程Iにおいてコンタクトホー
ル112を第1層間絶縁膜111の所定箇所に形成す
る。
【0025】図10の工程Jにおいて配線電極113と
なる金属アルミニウムを約600nmの膜厚で堆積しパタ
ニングする。この上にさらにPSGからなる第2層間絶
縁膜114を約400nmの膜厚で形成する。次に工程K
においてPCVD法により窒化シリコン膜(P−SiN
x 膜)115を約100nmの膜厚で形成する。このP−
SiNx 膜115は水素を多量に含有する為、成膜後に
アニールを行なう事によりTFTの水素化を効果的に実
施できる。水素化によりpoly−Si膜102の欠陥
密度を減少させ、欠陥に起因するTFTのリーク電流を
下げる事ができる。最後に工程LにおいてP−SiNx
膜をエッチングにより除去し、コンタクトホールを開口
した後ITO等の透明導電膜を約150nmの膜厚で形成
する。このITO膜を所定の形状にパタニングして画素
電極116を得る。
【0026】上述した画素TFTの製造工程では、レジ
ストを用いてオフセット領域を形成した。しかしなが
ら、周辺の駆動回路や密着型イメージセンサのアナログ
スイッチの様に、TFTのドレイン方向が一定の場合に
は、ソース領域/ドレイン領域形成時に、イオン打ち込
み角を基板に対して傾斜させる事により、TFTにオフ
セット領域を設ける事ができる。即ち、図11に示す様
に、基板101の法線方向に対してθだけイオン打ち込
み角を傾斜させる事により、y・tanθ(yはゲート
電極105を構成するpoly−Siの膜厚)の長さ寸
法を有するオフセット領域106をドレイン端に形成す
る事ができる。この方法によりレジストのフォトリソグ
ラフィー工程を減らせるので、さらに低コスト化に有利
となる。
【0027】なお上述した実施例においては、各TFT
のチャネル長を5μmに設定し、チャネル幅を3μmに
設定し、オフセットゲート長を1μmに設定していた
が、TFTの寸法はこれに限られるものでない事は勿論
である。又、上述した実施例においては、TFTのゲー
ト電極が多結晶シリコンで構成され、ゲート絶縁膜が多
層構造を有し、配線電極が金属アルミニウムを用いてい
るが、本発明はこれに限られるものではない。ゲート電
極は、例えばシリサイド、ポリサイド、あるいは金属と
してTa,Cr,Mo,Ni及びこれらの合金を用いる
事もできる。加えて、本発明はTFTとしてプレーナ
型、正スタガ型又は逆スタガ型の何れにも適用可能であ
る事は勿論である。
【0028】次に図12を参照して、本発明にかかるマ
ルチゲート構造OFFSET−TFTを用いて構成され
たアクティブマトリクス液晶表示装置の一例を説明す
る。本液晶表示装置はアクティブマトリクス基板21と
対向基板22をスペーサ23により貼り合わせた構造を
有し、両基板の間に液晶層が充填されている。アクティ
ブマトリクス基板21の表面にはマトリクス状に配列さ
れた画素電極24とこの画素電極24を駆動する第1の
薄膜トランジスタ素子25とからなる液晶表示部26
と、この液晶表示部26に接続されるとともに第2の薄
膜トランジスタ素子を有する駆動回路部27とが形成さ
れている。一方、対向基板22の内表面には対向電極が
形成されている。第1及び第2の薄膜トランジスタ素子
の少なくとも一方は、ゲート電極が対応するチャネル領
域に対してオフセット配置されており、且つゲート電極
が1つの薄膜トランジスタ素子について少なくとも2個
含まれている。
【0029】最後にまとめとして、本発明にかかるマル
チゲート構造OFFSET−TFTの利点を詳細に説明
する。マルチゲート構造のOFFSET−TFTでは、
等価回路的に直列接続された2個以上のTFTのうち最
もリーク電流値が小さいTFTでリーク電流量が決まる
為、リーク電流のばらつきは激減した。又、一般的にp
oly−Siに対する水素化の状態はTFTの閾電圧
(Vth)に影響する。水素化が進み過ぎるとTFTの
Vthが低下し、ゲートオフの状態でも電流が流れる様
になり、従来のTFTでは所謂Vth輝点と呼ばれる輝
点欠陥が発生し問題となっていた。これに対して、本発
明にかかるマルチゲート構造のOFFSET−TFTで
は、Vthの値は直列接続された2個以上のTFTのう
ち最もVthの高いTFTで決まるので、結果的にVt
hのばらつきも抑えられVth輝点の欠陥も激減した。
さらに、従来の単一ゲート構造OFFSET−TFT及
び単一ゲート構造のLDD−TFTで問題になっていた
ゲート容量のカップリングについても、本発明にかかる
マルチゲート構造のOFFSET−TFTでは2個以上
のTFT群の中でゲート容量のばらつきは単一のTFT
間のばらつきよりも小さいので、ゲート容量カップリン
グに起因する輝線欠陥の程度を軽減する事ができた。
【0030】オフセット領域を設けない従来のマルチゲ
ート構造TFTでは、ソース領域及びドレイン領域の不
純物の横方向拡散がpoly−Siの場合大きいので、
チャネル長を5μm以下にすると実効チャネル長は3μ
m以下になる。この為ドレイン端の電界集中が大きくな
りリーク電流が増大する。従って液晶表示装置の高精細
化及び高開口率化にとっては不利である。これに対し、
本発明にかかるマルチゲート構造のOFFSET−TF
Tではオフセット領域を設ける事によりリーク電流を減
少させる事ができるので、短チャネル化が可能になる。
即ち本発明によりアクティブマトリクス液晶表示装置の
高精細化及び高開口率化も可能となる。
【0031】以上に説明した本発明の利点をより明確に
する為、図13に本発明にかかるマルチゲート構造OF
FSET−TFTのゲート電圧対ドレイン電流曲線を示
す。又、比較の為オフセット領域を有しない従来のマル
チゲート構造TFTの特性を破線で示す。ソース/ドレ
イン間電圧を5Vに設定し、ソース/ゲート間電圧を−
10〜+15Vに変化させた。オフセット領域のない従
来のマルチゲート構造TFTではリーク電流が大きく上
昇するのに対し、本発明のマルチゲート構造OFFSE
T−TFTではリーク電流を低く抑える事が可能であ
る。
【0032】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、薄
膜トランジスタはマルチゲート構造にオフセット領域を
付け加えた構造を有している為、TFTを微細化しても
リーク電流を低く抑え且つばらつきの少ない状態を容易
に実現できる。この為高精細、高解像度、高開口率のア
クティブマトリクス液晶表示装置を実現できその効果は
絶大なものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる薄膜半導体装置の実施例を示す
模式的な断面図である。
【図2】図1に示した実施例の変形例を示す模式的な断
面図である。
【図3】同じく図1に示した実施例の他の変形例を示す
模式的な断面図である。
【図4】本発明にかかる薄膜半導体装置の他の実施例を
示す模式的な平面図である。
【図5】同じく他の実施例を示す模式的な平面図であ
る。
【図6】同じく他の実施例を示す模式的な平面図であ
る。
【図7】本発明にかかる薄膜半導体装置の製造工程図で
ある。
【図8】同じく製造工程図である。
【図9】同じく製造工程図である。
【図10】同じく製造工程図である。
【図11】斜方イオンインプランテーションによるオフ
セットゲートの作成方法を示す説明図である。
【図12】本発明にかかる薄膜半導体装置を用いて構成
されたアクティブマトリクス液晶表示装置の一例を示す
斜視図である。
【図13】本発明にかかるマルチゲート構造のOFFS
ET−TFTのゲート電圧/ドレイン電流特性を示すグ
ラフである。
【図14】従来の単一ゲート構造OFFSET−TFT
を示す断面図である。
【図15】従来のマルチゲート構造TFTを示す断面図
である。
【図16】従来のマルチゲート構造TFTを組み込んだ
アクティブマトリクス液晶表示装置の等価回路図であ
る。
【符号の説明】
1 石英基板 2 チャネル領域 3 ソース領域 4 ドレイン−ソース領域 5 ドレイン領域 6 オフセット領域 7 ゲート酸化膜 8 ゲート窒化膜 9 ゲート電極 10 第1層間絶縁膜 11 配線電極 12 第2層間絶縁膜 13 画素電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列接続された複数個の薄膜トランジス
    タからなり、これら複数個の薄膜トランジスタのゲート
    電極が共通接続されたマルチゲート構造を有する薄膜半
    導体装置において、 前記複数個の薄膜トランジスタのうち、少なくとも1個
    はゲート電極がチャネル領域に対してオフセット配置さ
    れており、チャネル領域とソース領域又はドレイン領域
    との間でオフセット領域が設けられている事を特徴とす
    る薄膜半導体装置。
  2. 【請求項2】 該薄膜トランジスタのソース領域又はド
    レイン領域の幅が、オフセット領域中でチャネル領域に
    向かって徐々に狭くなる事を特徴とする請求項1記載の
    薄膜半導体装置。
  3. 【請求項3】 所定の間隙を介して対面配置された一対
    の基板と、該間隙に保持された液晶層とからなるフラッ
    トパネル構造を有し、一方の基板にはマトリクス状に配
    列した画素電極及びこの画素電極を駆動する第1の薄膜
    トランジスタ素子を含む表示部と、この表示部に接続さ
    れるとともに第2の薄膜トランジスタ素子を有する駆動
    回路部とが形成されており、他方の基板には対向電極が
    形成されているアクティブマトリクス液晶表示装置にお
    いて、 前記第1及び第2の薄膜トランジスタ素子の少なくとも
    一方は複数のゲート電極が共通接続されたマルチゲート
    構造を有するとともに、少なくとも1個のゲート電極が
    対応するチャネル領域からオフセット配置されている事
    を特徴とするアクティブマトリクス液晶表示装置。
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