JPH0722598U - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH0722598U
JPH0722598U JP1033294U JP1033294U JPH0722598U JP H0722598 U JPH0722598 U JP H0722598U JP 1033294 U JP1033294 U JP 1033294U JP 1033294 U JP1033294 U JP 1033294U JP H0722598 U JPH0722598 U JP H0722598U
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JP
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card
memory card
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block
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政明 大学
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリカード装置ユニットの部品乃至素子搭
載用の別基板が必要でなく、基板実装時のコストを低く
できる筐体を有する電子機器を提供すること。 【構成】 カード基板16上の挿入口17c近傍側位置
であって、カードイジェクタ・ブロック17bをカード
ヘッダ・ブロック17aから結合・離脱せしめるときの
同カードイジェクタ・ブロック17bの変位軌跡から退
避した位置に、LED32が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子機器、詳しくは、電子機器のシールド性を考慮した筐体構造に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子機器の筐体構造は、通常、EMI対策として不要輻射を防止するた めのシールド構造が採用されている。
【0003】 図12は、従来の電子機器である据置型画像記録再生装置の筐体の外観を示す 斜視図である。本図に示す筐体は、フロントパネル101と外装パネル102と で構成され、該フロントパネル101は、プラスチック成形品、または、金属成 形品で形成されており、各種操作釦103やメモリカード挿入口104や該カー ドのイジェクト釦104a、および、FD(フロッピディスク)の挿入口105 等が配設されている。そして、外装パネル102は、一般的に金属製であり、図 示しないメインシャーシに装着されている。また、図15又は図16に示すよう に、メモリカード装置ユニットには、メモリカードとの信号の授受にかかる部品 ないし素子であるLED126,又は136が設けられている。
【0004】 上述のように外装パネル102は、金属製であることからシールド機能上の問 題はない。一方、フロントパネル101については、各種の材質が適用されるこ とから、そのシールド機能を考慮する必要がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のメモリカード装置ユニットでは、LED等の素子搭載用 の別基板が必要であったり、実装位置がカードイジェクタの結合・離脱経路に当 たるため基板実装時のコストがかかるという課題がある。
【0006】 本考案は、従来のメモリカード装置ユニットの部品ないし素子の取付のこのよ うな課題を考慮し、部品ないし素子搭載用の別基板が必要でなく、基板実装時の コストを低くできる電子機器を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の電子機器は、当該装填されるメモリカードとの電気的接続を行うため の導体部を有するカードヘッダ・ブロックと、自己の所定部に設けられたメモリ カード挿入口から挿入されるメモリカードの案内部及びイジェクト操作部を有し 、メモリカード挿入口近傍側からメモリカードの挿入方向に延出する如く展開さ れてなる概略平行な両主面を持って薄型の立体を成すように成形され、カードヘ ッダ・ブロックに対し機械的に結合・離脱可能になされたカードイジェクタ・ブ ロックと、の両ブロックが一体に結合されてなるカードヘッダ・イジェクタ・ブ ロックと、そのカードヘッダ・イジェクタ・ブロックに対し両主面のうちの一の 面に沿う如くして配設され当該装填されたメモリカードとの信号の授受にかかる 部品ないし素子を実装するための基板と、その基板上の挿入口近傍側位置であっ て、カードイジェクタ・ブロックをカードヘッダ・ブロックから結合・離脱せし めるときの同カードイジェクタ・ブロックの変位軌跡から退避した位置に設けら れた表示素子と、を備えた電子機器である。
【0008】
【作用】
本考案は、装填されたされたメモリカードとの信号の授受にかかる部品ないし 素子を実装するための基板上の挿入口近傍側位置であって、カードイジェクタ・ ブロックをカードヘッダ・ブロックから結合・離脱せしめるときの同カードイジ ェクタ・ブロックの変位軌跡から待避した位置に表示素子が設けられているため 、 基板実装における工程が簡単になる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明する。
【0010】 図3は、本考案の一実施例を示す電子機器の据置型画像記録再生装置の筐体の 分解斜視図である。
【0011】 上記筐体の構成自体は、図示しない板金製のメインシャーシと、該シャーシに ネジを介して取り付けられ、後述するフロント枠13の所定の内面である枠内面 をカバーする如く装着される板金製のシールド部材のフロントベース12と、該 フロントベース12にネジを介して取り付けられ、その中央部が開口形状であっ て、筐体の外部に露呈する枠部を有するモールド成形外面部材のフロント枠13 と、該フロント枠13の表面に貼付されるフロントシート14と、上記フロント ベース12に装着され、操作スイッチ等のスイッチ素子、および、スイッチ操作 釦が配設されているプリント基板15とで構成されている。おな、上記フロント ベース12には、後述するカードヘッダ・イジェクタ・ブロックであるメモリカ ード装置ユニットが折り曲げ部12hに装着される。
【0012】 上記フロントベース12は、その周囲に折り曲げ部12iを有している。そし て、該折り曲げ部12iに沿った位置に複数の折り返し部が設けられ、そこにビ ス穴12bが設けられている。一方、フロント枠13には、その枠の内部に沿っ て、上記ビス穴12bに対向した位置に複数のボス13bが一体的に配設されて いる。図4の分解斜視図は、フロントベース12とフロント枠13のビス穴12 b,ボス13b部回りの斜視図であって、上記ビス穴12bとボス13bとをビ スにより固着して、フロントベース12とフロント枠13とを一体化する。そし て、図5に示すように一体構造のフロントパネル19が形成される。
【0013】 上述のようにしてフロントベース12とフロント枠13が一体化されるため、 図6に示すようにフロントベース12の外方向に取り付け部が突出しない。従っ て、フロント枠13の枠部の厚みhは、シャーシ20の端部を隠す形状を満足す るだけでよいことから、比較的薄い寸法が採用できる。
【0014】 ところが、従来の筐体の枠取り付け構造においては、図13の(A)、または 、(B)の部分断面図に示すように、フロントベース110,113とフロント 枠111,114との取り付け部C,Dが該フロントベース110,113の外 方に突出して配設される。従って、フロント枠111,114の枠部としてはシ ャーシ112,115の端部と重なる部分に加えて上記取り付け部分C,Dを必 要とし、該枠部の厚みh′,h″は、比較的に厚くなっていた。上記の本実施例 の装置の一体構造のフロントパネル19はその点を解決している。
【0015】 更に、本実施例の装置の筐体においては、上記フロントベース12とフロント 枠13との取り付け構造は、図6に示すようにA方向に接合して装着される構造 であることから、フロントベース12の曲げ精度やフロント枠13の成形時の抜 き勾配等が取り付け位置の精度にあまり影響しない。
【0016】 ところが、従来の筐体の枠取り付け構造のうち、側面取り付け形式のものでは 、図14の部分断面図に示すように、フロントベース116の曲げ精度として、 ±1°、更に、フロント枠117の成形時の抜き勾配を見込まなければならない ことから、その取り付け位置が正確に定まらなかった。上記の本実施例の装置の 筐体はその点も解決している。
【0017】 また、本実施例の装置の筐体においては、フロントベース12には複数の金属 製ボス12eが植設されている。そして、該プリント基板15は、ビス穴15e を通して、上記ボス12eに取り付けられ、フロントベース12に装着される。 この装着状態では、プリント基板15の配設されている図示しない操作スイッチ 釦は、フロントベース12とフロントシート14の釦用穴12f,14fを通し て外部に露呈される。
【0018】 フロントベース12とフロント枠13との取り付け位置は、図7に示すように コーナ部に配設されるフロントベース12の切り欠き12pとフロント枠13の 凸部13pとが嵌入して位置決めされる。但し、上記切り欠き12pと凸部13 pは、枠の対角線上に対向して2組配設されるものとする。
【0019】 なお、電源スイッチ21,コネクタ22等が、上記フロントベース12には装 着され、複数の操作スイッチ釦が上記プリント基板15に取り付けられる。また 、上記フロントベース12の折り曲げにより形成された取り付け部12hには後 述するようにメモリカード装置ユニットが装着される。
【0020】 上述のようにしてフロントベース12とフロント枠13、および、プリント基 板15が一体化され、筐体パネル組立体であるフロントパネルユニット19を構 成する。そして、該フロントパネルユニット19は、図示しないシャーシにネジ により取り付けられ、筐体を構成する。
【0021】 図8は、上記メモリカード装置ユニットのフロントベース12への取り付け状 態での分解斜視図である。該ユニットの装着構造は、後述するように簡単であり 、その取り付けも容易になっている。
【0022】 ところが、従来のメモリカード装置ユニットのフロントベースへの取り付けは 、図15に示すようにカード基板が別体構成になっていることから取り付けビス の本数が多かった。即ち、図15の分解斜視図に示すようにカード基板122に メモリカードヘッダブロック123aが2本のビス127で固着される。その状 態でディッピングによる半田付けを行う。その後、メモリカードイジェクタブロ ック123bをヘッダ部123aに結合させる。その状態のメモリカード装置ユ ニットをユニット取り付け板121に2本のビス128で固着する。このように 従来のユニットは合計4本のビスで装着されていた。おな、この従来例では、カ ードの装着状態、または、動作状態を表示するLED126は、上記ユニットと は別に取り付けられる。
【0023】 そこで、本実施例の筐体のメモリカード装置ユニットのフロントベースへの取 り付けは、取り付けビスの本数を減らし、組み付けを容易にしている。
【0024】 詳しく説明すると、本実施例の装置のメモリカード装置ユニットとしては、図 9に示すようにメモリカードヘッダ・イジェクタブロック17、および、コネク タ31が装着されているカード基板16とで構成される。
【0025】 そして、上記メモリカードヘッダ・イジェクタブロック17は、自己のメモリ カード挿入口17cから挿入されるメモリカードの案内部、および、イジェクト 操作部であるイジェクト釦18を有し、上記メモリカード挿入口17c近傍側か ら当該メモリカードの挿入方向に延出する如く展開されてなる概略平行な両主面 をもって薄型の立体をなすように形成されているイジェクタブロック17bと、 このカードイジェクタブロック17bを通して装填されるメモリカードとの電気 的接続を行う導体部を有し、該カードイジェクタブロック17bにその両主面の 延長部に挟まれた空間に実質的に収まる如く位置して、機械的に結合可能なカー ドヘッドブロック17aとが一体的に結合して形成される。
【0026】 上記両主面のうちの1つの面に沿う如くして当該装填されたメモリカードとの 信号の授受に係る上記カード基板16を位置せしめ、上記基板16とヘッダ・イ ジェクタブロック17とを補強部材となるフロントベース12の取り付け部12 hに、少ない本数である2本のビス24により上記取り付け穴16k,17kを 通してネジ穴12kを介して取り付けられる。
【0027】 なお、この場合、フロントベース12に上記ネジ穴12kが設けられているの で、ナットを用いる必要がない。
【0028】 また、図9に示すように、カード基板16にはメモリカードとの信号の授受に 係る部品乃至素子であるLED32が装着されている。その装着位置としては、 カード挿入口17cの近傍であって、イジェクトブロック17bがヘッダブロッ ク17aへ結合、または、離脱されるときに、上記LED32に干渉しないよう に、上記イジェクタブロック17bの変位軌跡から退避した位置に上記LED3 2が配設されている。
【0029】 一方、従来のメモリカード装置ユニットでは、図16に示すようにカード基板 132にイジェクタブロック133bとヘッダブロック133aとLED136 とが配設されるものにおいては、上記LED136がイジェクタブロック133 bのヘッダブロック133aへの結合,離脱時のE方向の移動経路中に位置して いた。従って、この状態では、LED136が干渉してイジェクタブロック13 3bの結合、離脱時が不可能である。
【0030】 一般的にカード基板132はディピングによる半田処理が行われるので、カー ド基板132へのヘッダブロック133aとLED136の装着は、この従来例 の場合、イジェクタブロック133bをヘッダブロック133aに結合した状態 で該半田処理を行うことになっていた。従って、上記半田処理後にイジェクタブ ロック133bの洗浄を行う必要があった。
【0031】 そこで、上記洗浄を行わないためには、イジェクタブロック133bとLED 136とを実装しない状態で上記半田処理を行い、その後、イジェクタブロック 133bを結合させ、更に、LED136を挿入して半田付けを行う必要があっ た。このように従来のメモリカード装置ユニットでは上記、LED136の配設 位置が悪く、組立に難点があった。
【0032】 本実施例の図8,9に示すメモリカード装置ユニットは、前述のようにLED 32を干渉しないように配設したので、カード基板16にヘッダブロック17a ,LED32とを実装した状態で半田処理が可能となり、上記従来の課題を解決 し、基板実装工程の簡素化を可能としたものである。 また、従来、カードヘッダイジェクタを2つ以上備えた筐体では、スペース効 率が悪く、カード基板がそれぞれに必要となりコストがかかるという問題を有し ていた。
【0033】 図10は、本考案に関連する電子機器の据置型画像記録再生装置において、上 記問題を考慮した複数のメモリカード装置ユニットが内蔵されるものの配設状態 を示すの筐体の斜視図である。
【0034】 本装置のメモリカード装置ユニット2組は、ヘッダ・イジェクタブロック14 2,143の前記両主面のうち、各1つの面を概略同一面内に沿う如く位置せし め、更に、表示素子であるLED144,145、および、接続用コネクタ14 8,149を実装せしめた共通の1枚のカード基板141が筐体の上部に水平方 向に配設されるものである。図11は、上記カード基板141上のメモリカード 装置ユニット等の配設状態を示した斜視図である。なお、上記2つの接続用コネ クタ148,149の挿抜方向は同方向となる。また、メモリカード挿入口14 2a,143a、および、イジェクト釦146,147が水平方向一列に配され るものとする。
【0035】 ところで、従来の据置型画像記録再生装置において、複数のメモリカード装置 ユニットを内蔵するものにあっては、該複数のユニットの配設状態の一例として 、図17の筐体141の斜視図に示す。本図に示すように、本筐体141におい ては、2組のヘッダ・イジェクタブロック142,143、および、カード基板 144,145が縦2列に並設される。この従来例のものでは、カード基板14 4,145の間隔dが、信号ラインのハーネス用コネクタ146,147自体の 高さとコネクタ挿抜必要寸法とが必要であることから広くなってしまい、デット スペースが増える。また、上記コネクタ挿抜がやりにくかった。更には、カード 基板が2枚に分離されるなどの不具合もあった。
【0036】 また、図18は、他の従来の複数のメモリカード装置ユニットを内蔵する据置 型画像記録再生装置における、該複数のユニットの配設状態を示す斜視図である が、この装置の筐体151においては、2組のヘッダ・イジェクタブロック15 2,153、および、カード基板154,155が離間した位置に縦2列に配置 されている。この従来例のものは、2枚に分離されたカード基板を必要とし、コ スト上不利である。更に、カードの挿入口とカードイジェクト釦等が離れて配置 されるため、操作性が良くないなどの不具合があった。
【0037】 ところが、前記図10,11に示した本例の据置型画像記録再生装置の筐体の メモリカード装置ユニットの配設を有するものにおいては、既に説明したように 、1枚のカード基板141のみを適用するだけでよく、コスト的に有利となるば かりでなく、配設スペース上もに有利となる。更に、コネクタの挿抜動作も容易 となる。
【0038】 なお、前記図10,11に示したメモリカード装置ユニットにおける2つの接 続用コネクタ148,149は、1つにまとめた形状のものを適用してもよい。 また、図10に示した筐体のメモリカード装置ユニットは、筐体140の上方に 配設したものであるが、筐体140下方位置に配設するようにしてもよい。
【0039】 また、図12に示す従来の電子機器である記録再生装置の筐体のフロントパネ ル101が金属成形品であればシールド上の問題はない。しかし、例えば、板金 製のプレス品であった場合、表面がデザイン上かなり単調なものになってしまう 。また、複雑な形状にできないことから、制約があって、使い勝手の悪いものに なってしまう。また、ダイカスト製のフロントパネル101とした場合は、金型 の製作費、および、部品単価上、非常に不利となる。
【0040】 そこで、プラスチック成形品のフロントパネル101を採用することになる。 この場合、シールド機能を付与する必要があるが、その1つとしてCu、または 、Ni等のプラスチックメッキを施し、ネジ締結部付近で金属製メインシャーシ と電気的導通を取る構造が考えられる。しかし、メッキ厚が数μであり、前記E MI対策上、十分とは言い切れない。また、耐熱性の低いモールド材が使用でき ないなどの不具合が生じる。
【0041】 また、上記プラスチックメッキの代わりに導電塗装を施す方法もあるが、この 場合、該塗装の密着性に問題があり、また、コストも不利になる。
【0042】 また、上記フロントパネル101を導電フィラ入りのプラスチック成形品とし 、該パネルの抵抗値を下げることも考えられる。この場合は、外観にフィラが見 えたり、材料費のアップなどの問題が残る。更には、メインシャーシにアースを 落とす必要があるが、そのための接触部でシャーシ側とフィラとの接触が電気的 に不安定であるという不具合も生じる。
【0043】 以上の不具合を考慮して、筐体の外面乃至外面部の形状、機能に制限を与えず 、コスト上も不利とならないものであって、十分なシールド特性を持つ筐体を有 する電子機器を図1に示す。
【0044】 図1は、本考案における一例の電子機器の据置型画像記録再生装置の筐体の分 解斜視図である。なお、上記筐体の外観図は図12の前記従来の据置型画像記録 再生装置の外観図と略同様である。
【0045】 上記筐体は、図示しない外装体がその外部に装着される板金製のメインシャー シ1と、該シャーシ1にネジを介して取り付けられ、後述するフロント枠3の所 定の内面である裏面をカバーする如く装着される板金製のシールド部材のフロン トベース2と、該フロントベース2にビスを介して取り付けられ、筐体の外部に 露呈するモールド成形外面部材であるフロント枠3と、該フロント枠3の表面に 貼付され、アルミニウム薄板,塩化ビニールシート等で形成されるフロントシー ト4と、上記フロント枠3とフロントベース2とに固着され、操作スイッチ等の スイッチ素子、および、スイッチ操作釦が配設されているプリント基板5で構成 されている。
【0046】 上記フロントベース2は、前面に配設されたネジ穴2bと上記フロント枠3の ビス穴3bを介してビスにより、フロント枠3に取り付けられ、筐体パネル組立 体であるフロントパネルユニット6を形成する。なお、フロントベース2とフロ ント枠3の取り付け時に、上記フロント枠3の両サイドに設けられているピン3 c、3dをフロントベース2の丸穴2cと長穴2dに嵌入させることによって正 確に両者間の位置決めを行うことができる。
【0047】 また、上記フロント枠3には複数のボス3eが、また、フロントベース2には 1つの金属製ボス2eがそれぞれ植設されている。更に、フロントベース2には フロント枠3のボス3eが貫通できる逃げ穴2jが設けられている。一方、プリ ント基板5にはそれらのボスに対向した位置にビス穴5eが配設されている。
【0048】 そして、該プリント基板5は、該ビス穴5eを介して、ビスにより上記各ボス 3e,2eに取り付けられ、フロントベース2とフロント枠3とに装着される。 なお、その装着状態では、プリント基板5の配設されている図示しない操作スイ ッチ釦は、フロントベース2とフロント枠3の釦用穴2f,3fを通して外部に 露呈される。
【0049】 フロントベース2の金属製ボス2eに当接するプリント基板5のランド部には 回路のアースラインが接続されており、該フロントベース2は、プリント基板5 のグランドと同電位に保たれる。また、図2は、上記フロントベース2の金属製 ボス2e部回りの断面図を示しており、金属製ボス2eは、溶接,カシメ等によ りフロントベース2に植設される。
【0050】 なお、上記フロントベース2には、図示しないメモリカード装置ユニットが折 り曲げ部2hに装着される。
【0051】 前記一体化されたフロントパネルユニット6は、前記メインシャーシ1にフロ ントベース2を介して取り付けられ、筐体として完成する。なお、上記フロント パネルユニット6の取り付けは、上記シャーシ1の底面と側面前方に配設される ネジ穴1aと、フロントベース2の上下,両側にそれぞれ折り曲げ部2iに配設 されたビス穴2aとにより取り付けられる。なお、フロントベース2には、下面 と両側面の前面部には折り曲げ部1iがあり、フロントベース2が挿入し易いよ うになっている。
【0052】 以上のように本例の装置の筐体構造においては、モールド成形部材であるフロ ント枠3に、その裏面に沿ってシールド部材となるフロントベース2を一体結合 して密着するようにした。従って、外部に露呈する外面が、例えば、所定の形状 、所定の刻印、所定の絶縁特性などを備え、且つ、シールド特性を備えた筐体パ ネルの組立性の容易さが確保される。
【0053】
【考案の効果】
上述のように本考案の電子機器の筐体は、筐体の外部に露呈するモールド成形 外面部材の裏面に沿って、シールド部材を配設した筐体パネル組立体を備え、筐 体の外面乃至外面部の形状、機能に制限を与えず、コスト上も有利となるもので あって、十分なシールド特性を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における一例の電子機器の据置型画像記
録再生装置の筐体の分解斜視図である。
【図2】上記図1の筐体におけるフロントベースとプリ
ント基板の取り付け部回りの断面図である。
【図3】本考案の一実施例を示す電子機器の据置型画像
記録再生装置の筐体の分解斜視図である。
【図4】上記図3の筐体のフロントベースとフロント枠
の取り付け部回りの分解斜視図である。
【図5】上記図3の筐体のフロントベースとフロント枠
の取り付け部回りの斜視図である。
【図6】上記図3の筐体のフロントベースとフロント枠
の取り付け部の断面図である。
【図7】上記図3の筐体のフロントベースとフロント枠
の取り付け位置決め部の分解斜視図である。
【図8】上記図3の筐体のフロントベースに取り付けら
れるカード装置ユニットの分解斜視図である。
【図9】上記図3の筐体の取り付けられるカード装置ユ
ニットの斜視図である。
【図10】本考案に関連する電子機器の据置型画像記録
再生装置に内蔵される2つのメモリカード装置ユニット
の配設状態を示すの筐体の斜視図である。
【図11】上記図10のメモリカード装置ユニットの斜
視図である。
【図12】従来の電子機器である据置型の画像記録再生
装置の筐体の外観を示す斜視図である。
【図13】別の従来の電子機器の筐体のフロントベース
とフロント枠の取り付け部の断面図であって、(A)は
1つの従来例の取り付け部の断面図、(B)は他の従来
例の取り付け部の断面図である。
【図14】また別の従来の電子機器の筐体のフロントベ
ースとフロント枠の側面取り付け構造の取りつけ部の断
面図である。
【図15】また別の従来の電子機器の筐体に取り付けら
れるカード装置ユニットの分解斜視図である。
【図16】また別の従来の電子機器の筐体に取り付けら
れるカード装置ユニットの側面図である。
【図17】また別の従来の電子機器の筐体への2組のカ
ード装置ユニットの装着状態を示す斜視図である。
【図18】また別の従来の電子機器の筐体への2組のカ
ード装置ユニットの装置状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
2,12 フロントベース(シールド部材) 3,13 フロント枠(モールド成形外面部材) 6,19 フロントパネルユニット(筐体パネル組立
体)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 当該装填されるメモリカードとの電気的
    接続を行うための導体部を有するカードヘッダ・ブロッ
    クと、自己の所定部に設けられた前記メモリカードの挿
    入口から挿入されるメモリカードの案内部及びイジェク
    ト操作部を有し、前記挿入口近傍側からメモリカードの
    挿入方向に延出する如く展開されてなる概略平行な両主
    面を持って薄型の立体を成すように成形され、前記カー
    ドヘッダ・ブロックに対し機械的に結合・離脱可能にな
    されたカードイジェクタ・ブロックと、前記両ブロック
    が一体に結合されてなるカードヘッダ・イジェクタ・ブ
    ロックと、そのカードヘッダ・イジェクタ・ブロックに
    対し前記両主面のうちの一の面に沿う如くして配設され
    当該装填されたメモリカードとの信号の授受に係る部品
    ないし素子を実装するための基板と、その基板上の前記
    挿入口近傍側位置であって、前記カードイジェクタ・ブ
    ロックを前記カードヘッダ・ブロックから結合・離脱せ
    しめるときの同カードイジェクタ・ブロックの変位軌跡
    から退避した位置に設けられた表示素子と、を備えたこ
    とを特徴とする電子機器。
JP1033294U 1994-08-22 1994-08-22 電子機器 Withdrawn JPH0722598U (ja)

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