JPH07225191A - 移動式探傷ロボット - Google Patents

移動式探傷ロボット

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JPH07225191A
JPH07225191A JP6016685A JP1668594A JPH07225191A JP H07225191 A JPH07225191 A JP H07225191A JP 6016685 A JP6016685 A JP 6016685A JP 1668594 A JP1668594 A JP 1668594A JP H07225191 A JPH07225191 A JP H07225191A
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JP
Japan
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flaw detection
paint
television camera
mark
nozzle
Prior art date
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Pending
Application number
JP6016685A
Other languages
English (en)
Inventor
Munenori Tsuge
宗紀 柘植
Kenji Suyama
憲次 須山
Masato Koseki
正人 小関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP6016685A priority Critical patent/JPH07225191A/ja
Publication of JPH07225191A publication Critical patent/JPH07225191A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】被探傷物の探傷面に沿って移動可能に構成した
移動式探傷ロボットを用いた探傷作業において、探傷に
より欠陥として検出した位置を、再検査において容易に
特定できるようにする。 【構成】被探傷物の探傷面に沿って移動可能に構成した
移動器体に探傷手段7を設置すると共に塗料を噴出する
ノズル等の印付着手段12を設置する。 【効果】精密な位置記憶手段が不要であるので、構成を
簡素化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動式探傷ロボットに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば球形ガスホルダーの壁面の超音波
探傷に用いる移動式探傷ロボットとして、探傷装置を設
置した移動器体に真空吸盤装置を備えた2系統の伸縮駆
動脚を設け、これらの伸縮駆動脚の交互動作により被探
傷物の探傷面に吸着して自体を支持しながら移動を行う
ものがある。
【0003】このような移動式探傷ロボットによる探傷
では、検出した欠陥を更に詳細に検証するために現場で
再検査を実施するようにしており、このためには検出し
た欠陥の位置を特定する必要がある。このため従来は移
動器体に位置情報を記憶する手段を備えている。例えば
位置情報はロータリーエンコーダ等からの信号を積算し
た移動距離として記憶するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】移動器体が滑りを起こ
したような場合には距離の測定誤差が発生するため、積
算した移動距離には、測定誤差が累積されている場合が
あり、この場合には検出した欠陥の位置の特定に長時間
を要する。従って本発明は、このような点を解決するこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明では、被探傷物の探傷面に沿って移動可
能に構成した移動器体に探傷手段を設置すると共に印付
着手段を設置した移動式探傷ロボットを設置する。
【0006】また本発明は、上記構成において印付着手
段は、塗料の噴出装置として構成することを提案する。
【0007】更に本発明は、上記構成において、移動器
体は、相対旋回と縦横方向への相対移動を可能とするよ
うに連結した外側枠と内側枠の夫々に吸着手段を備えた
伸縮駆動脚を設け、いずれか一方の枠側の伸縮駆動脚の
伸長と共に吸着手段を動作させて被探傷物の探傷面に吸
着支持している状態において他方の枠を移動させる動作
を交互に行うことにより探傷面に沿って移動を行わせる
構成とすることを提案する。
【0008】また本発明は、上記構成において、移動器
体に、印付着手段による印付着個所を視野内とするテレ
ビカメラを設置すること、そしてこのテレビカメラを印
付着手段の近傍に設置することを提案する。
【0009】更に本発明は、印付着手段を塗料の噴出装
置として構成して、この噴出装置の近傍にテレビカメラ
を設置した構成において、このテレビカメラの前方に圧
縮空気を噴出するノズルを設置することを提案する。
【0010】
【作用】移動器体を被探傷物の探傷面に沿って移動させ
て探傷を行い、その結果、欠陥を検出した場合には、そ
のロボットの位置で噴出装置を動作させて塗料を噴出さ
せる等により、欠陥を検出した位置またはその近傍に塗
料を付着させる。
【0011】従って再検査においては、探傷面に付着し
ている塗料により、欠陥の位置又はその近傍の位置の特
定が容易である。
【0012】移動器体にテレビカメラを設置すれば、探
傷面に付着している塗料の検出を遠隔操作により容易に
行うことができる。
【0013】テレビカメラは、印付着手段の近傍に設置
することにより、塗料の印を検出した時点で探触子を探
傷面の欠陥の位置に対応させることができる。
【0014】塗料を噴出させるノズルの近傍にテレビカ
メラの前面が位置する場合にも、塗料の噴出に際して、
圧縮空気を噴出してテレビカメラの前面を塗料から遮蔽
することができる。
【0015】
【実施例】次に本発明の実施例を図について説明する。
図1、図2は本発明の移動式探傷ロボット1の一例の構
成と動作を概念的に示す説明図であり、また図3は要部
の構成を示す説明図である。この移動式探傷ロボット1
は夫々環状に構成した外側支持枠2と内側支持枠3を相
対運動可能に連結して構成している。この場合、相対運
動とは、支持枠2,3の一方向における相対的移動と、
それらの相対的旋回である。符号4は、これらの相対運
動を行うための駆動機構を概念的に示すもので、この駆
動機構4は具体的には例えばボールねじを用いた直線運
動機構やギヤを用いた旋回機構等により適宜に構成する
ことができる。夫々の支持枠2,3にはシリンダ装置等
を用いた伸縮駆動脚5を設けており、その先端側には真
空吸盤6を設けている。また内側支持枠3には超音波探
傷装置7を設置しており、この超音波探傷装置7は、探
触子8を被探傷物の探傷面9に当接し、適宜移動しなが
ら探傷を行う構成で、その具体的構成は図示を省略して
いる。尚、真空吸盤6の代りに磁石を構成することもで
きる。
【0016】内側支持枠3には、ロボット1の位置決め
中心位置の下方を視野10とするテレビカメラ11を設
置すると共に、探触子8の近傍に、塗料を噴出するノズ
ル12を設置しており、またこのノズル12の近傍に、
このノズル12の下方を視野13とするテレビカメラ1
4を設置している。従ってこのテレビカメラ14はノズ
ル12から噴出する塗料が付着する探傷面9の個所を視
野10内とする。そして図3に示すようにテレビカメラ
14の近傍には、圧縮空気を噴出するノズル15を設置
している。
【0017】図1は双方の支持枠2,3の伸縮駆動脚5
の真空吸盤6を吸着動作させることによりロボット1が
探傷面9である垂直壁に張り付いている状態を示すもの
で、この状態において内側支持枠3の伸縮駆動脚5のみ
を短縮させて真空吸盤6を壁面2から離すと、ロボット
1は外側支持枠2の伸縮駆動脚5の真空吸盤6のみで探
傷面9に吸着支持され、内側支持枠3が運動可能な状態
となる。この状態において図2に示すように駆動機構4
により内側支持枠3を図中上方に移動させることができ
る。
【0018】こうして内側支持枠3を所定距離移動さ
せ、移動後に伸縮駆動脚5を伸長して真空吸盤6を探傷
面9に当接し、吸着させることにより、内側支持枠3の
伸縮駆動脚5の真空吸盤6もロボット1の支持状態とな
る。この状態において、今度は内側支持枠4の伸縮駆動
脚5のみを短縮させて真空吸盤6を探傷面9から離す
と、ロボット1は内側支持枠3の伸縮駆動脚5の真空吸
盤6のみで探傷面9に吸着支持され、外側支持枠2が運
動可能な状態となり、この状態において駆動機構4によ
り外側支持枠2を図中上方に移動させ、その後、外側支
持枠2の伸縮駆動脚5を伸長して真空吸盤6を探傷面9
に当接し、真空吸着することにより図1と同様な状態と
することができる。以上のように外側支持枠2と内側支
持枠3の相対運動を交互に行わせることによりロボット
1を探傷面9に沿って移動させることができ、この際の
ロボット1の位置決めはテレビカメラ11の画像を利用
して行うことができる。
【0019】このようにしてロボット1を探傷面9の所
定位置に移動させた後、探傷装置7は探触子8を探傷面
9に当接し、適宜移動させて探傷を行う。そして探傷の
結果、欠陥が検出された場合には、ノズル12から塗料
を噴出して探傷面9に印を付着させる。
【0020】従って再検査においては、探傷面9に付着
している塗料の印により、欠陥を検出した位置またはそ
の近傍の位置を容易に特定することができる。塗料の印
の検出はテレビカメラ14の画像を利用して容易に行う
ことができる。テレビカメラ14は、ノズル12、探触
子8の近傍に設置することにより、塗料の印を検出した
時点で探触子8を探傷面9の欠陥の位置に対応させるこ
とができる。
【0021】また、このようにテレビカメラ14をノズ
ル12の近傍に設置した場合でも、ノズル12からの塗
料の噴出に際して、ノズル15から圧縮空気を噴出して
テレビカメラ14の前面を塗料から遮蔽することによ
り、塗料の付着を防止することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上のとおり、被探傷物の探傷
面に沿って移動しながら、夫々の位置において探傷を行
う移動式探傷ロボットにおいて、欠陥と検出した位置の
再検査において、その位置を、付着している印により容
易に特定でき、また精密な位置記憶手段が不要であるの
で、構成を簡素化することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動式探傷ロボットの一例を示す概念的説明図
である。
【図2】図1の状態から内側枠を移動させている状態を
示す概念的説明図である。
【図3】要部の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 移動式探傷ロボット 2 外側支持枠 3 内側支持枠 4 駆動機構 5 伸縮駆動脚 6 真空吸盤 7 超音波探傷装置 8 探触子 9 探傷面 10 歩廊 11 視野 12 ノズル 13 視野 14 テレビカメラ 15 ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B62D 57/024 G06T 7/00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被探傷物の探傷面に沿って移動可能に構
    成した移動器体に探傷手段を設置すると共に印付着手段
    を設置したことを特徴とする移動式探傷ロボット
  2. 【請求項2】 印付着手段は、塗料の噴出装置として構
    成したことを特徴とする請求項1記載の移動式探傷ロボ
    ット
  3. 【請求項3】 移動器体は、相対旋回と縦横方向への相
    対移動を可能とするように連結した外側枠と内側枠の夫
    々に吸着手段を備えた伸縮駆動脚を設け、いずれか一方
    の枠側の伸縮駆動脚の伸長と共に吸着手段を動作させて
    被探傷物の探傷面に吸着支持している状態において他方
    の枠を移動させる動作を交互に行うことにより探傷面に
    沿って移動を行わせる構成としたことを特徴とする請求
    項1記載の移動式探傷ロボット
  4. 【請求項4】 移動器体に、印付着手段による印付着個
    所を視野内とするテレビカメラを設置したことを特徴と
    する請求項1記載の移動式探傷ロボット
  5. 【請求項5】 テレビカメラは、印付着手段の近傍に設
    置したことを特徴とする請求項4記載の移動式探傷ロボ
    ット
  6. 【請求項6】 印付着手段は塗料の噴出装置として構成
    し、テレビカメラの近傍に、該テレビカメラの前方に圧
    縮空気を噴出するノズルを設置したことを特徴とする請
    求項5記載の移動式探傷ロボット
JP6016685A 1994-02-10 1994-02-10 移動式探傷ロボット Pending JPH07225191A (ja)

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