JPH0722409B2 - 信号変換回路 - Google Patents

信号変換回路

Info

Publication number
JPH0722409B2
JPH0722409B2 JP60167724A JP16772485A JPH0722409B2 JP H0722409 B2 JPH0722409 B2 JP H0722409B2 JP 60167724 A JP60167724 A JP 60167724A JP 16772485 A JP16772485 A JP 16772485A JP H0722409 B2 JPH0722409 B2 JP H0722409B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
color
color signal
pal
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60167724A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6229393A (ja
Inventor
薫夫 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP60167724A priority Critical patent/JPH0722409B2/ja
Publication of JPS6229393A publication Critical patent/JPS6229393A/ja
Publication of JPH0722409B2 publication Critical patent/JPH0722409B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、各種放送方式に対応する家庭用ビデオテープ
レコーダ(VTR)用の信号変換回路に関する。
[発明の技術的背景] 近年、家庭用VTRは全世界に行き渡り、各種放送方式に
対応できることが要求されている。このような中で、輝
度信号系がNTSC方式と同じPAL−M方式地域において、P
AL−M専用のVTRに、簡易的な回路を付加することによ
り、PAL−M方式の自録再生は勿論のことNTSC方式で記
録されたソフトテープをPAL−M方式用のテレビジョン
受像機でも再生可能とし得るVTRが必要とされている。
ここで、PALカラー信号の復調原理について述べるとPAL
方式では1H(−水平同期期間)毎にR−Y信号成分を反
転させた信号を有し、これと1H遅延回路を通した前記信
号との和と差をとることによりB−Y信号成分とR−Y
信号成分を分離抽出し、これら信号成分を同期検波する
ことにより、R−Y信号とB−Y信号を作り出す。この
ようなPALカラー信号用の復調方式によってNTSC方式の
信号を処理すると、第3図に示す如くNTSC方式の信号で
は1H毎にR−Y信号の反転を行なっていないため、R−
Y信号成分が消滅してしまい、R−Y軸の色信号が再現
できなくなってしまう。これは、第3図の水平走査ライ
ンnとn+1ラインが1H遅延回路を通ることにより、R
−Y成分が差をとった時キャンセルされるためである。
このような不都合を避けるには、NTSC方式のカラー信号
のR−Y信号成分を1H毎反転させてPAL方式のカラー信
号と同様にしてやれば、NTSC方式のカラー信号をPALカ
ラー信号用の復調回路によって復調することができるよ
うになる。
第4図はNTSC方式のカラー信号をPALカラー方式と同様
のカラー信号に変換するカラー信号変換回路例を示した
ものである。NTSC方式のカラー信号100は同期検波回路
1,2によりR−Y信号、B−Y信号にそれぞれ復調され
る。復調されたR−Y信号は平衡変調回路3により変調
され、復調されたB−Y信号は平衡変調回路4により変
調される。これら両信号は加算器5により加算されてPA
L方式のカラー信号となって出力される。同期検波回路
1には色副搬送周波数を有する基準信号200が供給さ
れ、同期検波回路2と平衡変調回路4にはその基準信号
200が90度遅延されて入力されている。そして、平衡変
調回路3には水平同期周波数fHの1/2の周波数毎に基準
信号200と、この基準信号200より180度位相が遅れた基
準信号が供給され、復調R−Y信号を平衡変調回路3に
て変調する際に、一水平同期期間毎にR−Y信号が反転
されて変調される。このため、加算器5より出力される
カラー信号はPALカラー方式に変換されたものとなる。
なおPAL−M方式のカラー周波数は3.575611MHZであり、
VTR側もPAL−M共通ということで、上記周波数の基準信
号を使用しているため、NTSC方式のカラー信号をPAL−
M方式のカラー信号に上記回路で変換した場合、そのカ
ラー周波数も、3.575611MHZとなるが、このような基準
信号をとることによりPAL信号に変換した時の輝度信号
とカラー信号との干渉を少なくしている。
[背景技術の問題点] 第4図に示す回路をVTRに搭載すれば、NTSC方式のカラ
ー信号を完全なPAL−M方式のカラー信号に変換するこ
とができる。このためPAL−M用のテレビジョン受像機
によってNTSC方式で記録されたソフトテープを受像する
ことができるようになる。しかし、これには第4図で示
したような大掛かりなカラー信号変換回路を搭載しなけ
ればならず、VTRのコストが上昇してしまうという欠点
があった。
[発明の目的] 本発明の目的は、上記の欠点に鑑み、簡単な回路構成に
てNTSC方式のカラー信号をPAL−M方式用のテレビジョ
ン受像機にて受像可能とするカラー信号に変換すること
ができるカラー信号変換回路を提供することにある。
[発明の概要] 本発明は、NTSC方式のカラー信号をPAL−M方式の復調
回路に通した場合、R−Y信号成分がキャンセルされて
再現されない理由は、1H間隔で隣接する前記R−Y成分
がPAL−M方式の復調回路にて差し引かれてキャンセル
されてしまうことに着目し、NTSC方式のカラー信号のバ
ースト信号の位相を交互に+45度、−45度位相シフト
し、且つ、同カラー信号の色信号部分を所定レベル減衰
させてレベル調整するとともにこの色信号部分を一水平
同期期間間隔で抜き取った信号に変換し、これをPAL−
M方式のカラー信号用復調回路に送ることにより、上記
目的を達成するものである。
[発明の実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
1図は本発明の信号変換回路の一実施例を示したブロッ
ク図である。再生カラー信号300はスイッチSW1の端子
a、スイッチSW3の端子b及び減衰器11を介してスイッ
チSW2の端子aに夫々入力される。スイッチSW1の可動端
子cは制御信号50によって端子a,bに切換わり、可動端
子cから取り出される信号は+45度位相シフト器12と−
45度位相シフト器13に入力される。±45度位相シフト器
12,13の出力信号500,600はそれぞれスイッチSW4の端子
a,bに入力される。スイッチSW4の可動端子Cは制御信号
60によって端子a,b側に切換わり、可動端子cから取り
出された信号700は加算器14に入力される。一方スイッ
チSW2の可動端子cは制御信号80によって端子a,b側に切
換わり、端子cから取り出された信号400は加算器14に
入力される。加算器14による加算結果800はスイッチSW3
の端子aに入力され、このスイッチSW3の可動端子cは
制御信号90により端子a,b側に切換り、可動端子cから
は最終的なカラー信号出力が取り出される。なお、アン
ドゲート15には制御信号60,70が入力され、これら制御
信号の論理積として制御信号80がスイッチSW2に出力さ
れる。
次に本実施例の動作について第2図に示した動作タイミ
ングチャートを参照して説明する。先ず、NTSC方式の再
生カラー信号を処理する場合は、第2図(J)に示した
制御信号90がハイレベルとなり、スイッチSW3が端子a
側に切換わる。アンドゲート15は第2図の(H)、
(I)に示した制御信号60,70の論理積をとり、第2図
(A)で示した再生カラー信号300の色信号口の部分の
みハイレベルとなる制御信号80を作出する。このため、
スイッチSW2は制御信号80のハイレベル時に端子a側に
切換わり、ローレベル時に端子b側に切換わる。即ち、
スイッチSW2は一水平期間間隔毎に端子a側に切換わっ
て、その可動端子cからは第2図(B)で示したように
一水平期間間隔で再生カラー信号300の色信号部分のみ
が信号400として取り出される。一方スイッチSW1は、第
2図(G)で示したバーストゲートパルス50のハイレベ
ル時に端子a側に切換わり、ローレベル時に端子b側に
切換わる。このため、スイッチSW1の可動端子cからは
再生カラー信号300のバースト信号イだけが取り出さ
れ、これが±45度位相シフト器12,13に入力される。+4
5度位相シフト器12は入力されたバースト信号の位相を
+45度進めた第2図(C)で示すような信号500とし、
これをスイッチSW4の端子aに出力する。また、−45度
位相シフト器13は、入力されたバースト信号の位相を45
度遅らせた第2図(D)で示した信号600とし、これを
スイッチSW4の端子bに出力する。スイッチSW4は第2図
(H)に示す制御信号60がハイレベルの時端子a側に、
ローレベルの時端子b側に切換わるため、可動端子cか
らは第2図(E)で示す如く、交互に+45度位相シフト
されたバースト信号と、−45度位相シフトされたバース
ト信号700が取り出される。この信号700と信号400は加
算器14で加算され、第2図(F)で示した信号800とな
ってスイッチSW3の端子aに入力される。この場合スイ
ッチSW3の可動端子cは端子a側に切換わっているた
め、最終カラー信号として信号800が出力される。な
お、±45度位相シフト器12,13は、カラー周波数でカッ
トオフとなるような抵抗とコンデンサの組み合せで、カ
ットオフ周波数f=1/2πRCで決定されるオーソドック
スな回路で構成することができる。
従って、再生カラー信号300は本信号変換回路により第
2図(F)で示したカラー信号に変換されて、PAL−M
カラー信号用復調回路に入力される。この場合、カラー
信号800は一水平同期期間毎にそのバースト信号が±45
度位相シフトしているため、これによりPAL−Mカラー
信号と同様な制御を行うことができ、復調回路は正常に
動作する。しかも、カラー信号800の色信号成分に関し
ては一水平同期期間おきに信号が除去されているため、
PAL−M用復調回路を構成する一水平期間遅延回路を通
した信号と元の信号との和と差を取り、それぞれの信号
を同期検波することによりR−Y信号とB−Y信号を作
り出す際に、R−Y信号成分がキャンセルされることが
なくなり、PAL−M信号と同様にR−Y、B−Y信号を
作出して、カラー信号800は完全に復調されることにな
る。また、スイッチSW1によって取り出されたバースト
信号は、±45度位相シフト器12,13を通過することによ
って約3デシベルの減衰を受ける。このため、減衰器11
が設けられバースト信号レベルと色信号レベルのバラン
スをとっている。
次に、上記回路によりPAL−Mカラー信号を再生する場
合には、制御信号90がローレベルとなってスイッチSW3
が端子b側に切換わり、入力されたPAL−Mカラー再生
信号は直接スイッチSW3の可動端子cから出力される。
本実施例によれば、NTSC方式のカラー信号のバースト信
号を交互に±45度位相シフトし且つ、同カラー信号の色
信号部分をレベル調整するとともに一水平同期期間間隔
で除去することにより、簡単な回路構成にてNTSC方式の
カラー信号をPAL−M方式用のテレビジョン受像機にて
受像可能とすることができる。
[発明の効果] 以上記述した如く本発明の信号変換回路によれば、NTSC
方式のカラー信号のバースト信号の位相を交互に+45
度、−45度位相シフトし、且つ、同カラー信号の色信号
部分をレベル調整され一水平同期期間間隔で抜き取った
信号に変換し、これをPAL−M方向のカラー信号用復調
回路に送ることにより、簡単且つ、安価にNTSC方式の再
生ビデオ信号をPAL−M方式用のテレビジョン受像機に
て受像可能とし得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の信号変換回路の一実施例を示したブロ
ック図、第2図は第1図に示した回路の動作タイミング
チャート、第3図はNTSC方式のカラー信号の位相関係を
示した図、第4図は従来のNTSC方式のカラー信号をPAL
−M方式のカラー信号に変換する信号変換回路の一例を
示したブロック図である。 11……減衰器、12……+45度位相シフト器 13……−45度位相シフト器 14……加算器、15……ANDゲート SW1〜SW3……スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】NTSC方式のカラー信号のバースト信号の位
    相を交互に+45度、−45度位相シフトする位相シフト手
    段と、同カラー信号の色信号部分のみを一水平同期期間
    間隔で抜き取る抜き取り手段と、少なくとも前記抜き取
    り手段で抜き取られる前記色信号部分のレベルを所定レ
    ベル減衰させる減衰手段と、前記位相シフトされたバー
    スト信号とレベル調整されかつ一水平同期期間間隔で色
    信号部分が抜き取られたカラー信号とを加算する加算手
    段とを具備して成ることを特徴とする信号変換回路。
JP60167724A 1985-07-31 1985-07-31 信号変換回路 Expired - Lifetime JPH0722409B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60167724A JPH0722409B2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31 信号変換回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60167724A JPH0722409B2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31 信号変換回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6229393A JPS6229393A (ja) 1987-02-07
JPH0722409B2 true JPH0722409B2 (ja) 1995-03-08

Family

ID=15854993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60167724A Expired - Lifetime JPH0722409B2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31 信号変換回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0722409B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0783502B2 (ja) * 1986-03-13 1995-09-06 ソニー株式会社 カラ−信号変換装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5923690A (ja) * 1982-07-30 1984-02-07 Toshiba Corp カラ−・テレビジヨン信号変換器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6229393A (ja) 1987-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5359426A (en) Reproducing a bandwidth expanded chroma signal with reduced noise and reduced flicker
WO1998024234A1 (en) Integrated television and video cassette recorder system
JPH0785589B2 (ja) Y/c分離器
CA1083709A (en) Signal defect compensator
JPH0130352B2 (ja)
JPH0722409B2 (ja) 信号変換回路
JPH0795861B2 (ja) カラ−映像信号処理装置
JPH0469476B2 (ja)
US5231476A (en) Luminance/chrominance separating apparatus
JPS6215996A (ja) 信号変換回路
JPS5923690A (ja) カラ−・テレビジヨン信号変換器
JPS6115492A (ja) 映像信号変換装置
JPS61135289A (ja) Pal方式ビデオテ−プレコ−ダ
JPS6239997A (ja) ビデオ信号再生装置
JPS6252520B2 (ja)
JPH04104598A (ja) Tv方式変換装置
JPS59139778A (ja) ビデオデイスクプレ−ヤ
JPH0421396B2 (ja)
JPH0519877B2 (ja)
JPH0191595A (ja) カラー映像信号記録再生装置
JPH04104597A (ja) Tv方式変換装置
JPH05918B2 (ja)
JPH03108978A (ja) 標準方式変換装置
JPH0783502B2 (ja) カラ−信号変換装置
JPH0314391A (ja) Pal方式受像機の色差信号分離回路