JPH0722316Y2 - ハサミの収納部を具えた車両玩具 - Google Patents

ハサミの収納部を具えた車両玩具

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JPH0722316Y2
JPH0722316Y2 JP3149387U JP3149387U JPH0722316Y2 JP H0722316 Y2 JPH0722316 Y2 JP H0722316Y2 JP 3149387 U JP3149387 U JP 3149387U JP 3149387 U JP3149387 U JP 3149387U JP H0722316 Y2 JPH0722316 Y2 JP H0722316Y2
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scissors
vehicle toy
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toy body
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JP3149387U
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JPS63137695U (ja
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恒義 鈴木
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Bandai Co Ltd
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Bandai Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はハサミの収納部を具えた車両玩具に関し、とく
に車両玩具の本体を通常の走行遊びの他に、ハサミの不
使用時の収納容器として供するための構造を提供するも
のである。
「従来の技術」 従来の鉄道車両等の車両玩具は走行路上を走行させて遊
ぶ様に構成されていた。
一方、事務用品として用いられる比較的小型のハサミは
刃先側だけを覆う軟質のカバー体を着脱自在に装設して
なるものもあるが、通常このカバー体は外しており、携
帯する場合の他は使用されることなく、さらにこれ自体
では何等遊びの手段として用いられることはなかった。
「考案が解決しようとする問題点」 上記従来型の車両玩具とハサミの様に、全く異質のもの
を有機的に組合すことによって、通常は車両玩具として
供し、必要に応じてハサミの収納部材として用いること
のできる新しい車両玩具を構成しようとするもので、と
くにハサミを車両玩具の本体に収納する場合に、把手部
が邪魔にならない様にするとともに着脱を容易とするた
めの構造を提供するものである。
「問題点を解決するための手段」 本考案は上記の問題点に鑑み考案されたものであって、
下記の構成を有する。
(イ)車両玩具本体と、車両玩具本体の収納部に収納さ
れるハサミとからなること。
(ロ)車両玩具本体の収納部を形成する後壁及び上壁の
後部には、ハサミを挿入するための開口が形成されてい
ること。
(ハ)ハサミは、両把手部が一側において重ね合わせら
れるように回動自在に形成されており、車両玩具本体の
収納部に収納された状態の時、重ね合わされた両把手部
の上端面と後端面が開口を塞ぐように形成され、後端面
の下部が後壁の開口下部に形成された係止縁に係止され
ること。
(ニ)車両玩具本体の収納部を形成する下壁であって、
上壁の後部に形成された開口と対向する位置に、段凹部
が形成され、この段凹部の前縁が、収納されたハサミの
回動支点となるように構成されていること。
(ホ)重ね合わされた両把手部の後端面であって、段凹
部の後縁に対向する位置には、この後縁に沿って摺接す
るテーパ部が形成されていること。
「作用」 本考案に係るハサミの収納部を具えた車両玩具は、上記
構成を有するから、両把手部を一側に重ね合わせたハサ
ミを、車両玩具本体の収納部内に開口から挿入すること
ができる。車両玩具本体の収納部内に収納されたハサミ
は、重ね合わされた両把手部の上端面と後端面が開口を
塞いで車両玩具本体の一部を構成し、後端面の下部が後
壁の開口下部に形成された係止縁に係止され固定され
る。上壁の開口に位置する把手部の上端面の後部を下壁
側に押圧すると、下壁側に段凹部が形成されているか
ら、段凹部の前縁が回動支点となって、後端面に形成さ
れたテーパ部が段凹部の後縁に摺接しながら、ハサミは
回動する。そのため、把手部の上端面前部が開口から突
出し、この突出部を掴んでハサミを収納部から引き出す
ことができる。
「実施例」 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。1
は事務用の比較的に小型のハサミ本体であって、ハサミ
本体1の把手側の後端には夫々軸部材11が突設されてい
る。この軸部材11には把手材2が摺動ならびに回動自在
に装設されている。ハサミ本体1側と把手部材2の対向
面には、把手部材2を刃部と平行ならびに直角方向に保
持するための係合突起と凹部からなる係合部3が形成さ
れ、上記軸部材11の端部には常時把手部材2を係合部3
の方向に付勢するためのスプリング12が装設されてい
る。
4は、新幹線等の細長い形をした車両玩具本体であっ
て、車両玩具本体4内には、ハサミ本体1を収納する収
納部41が形成されている。収納部41を形成する後壁42及
び上壁43の後部には、ハサミ本体1を挿入するための開
口5が形成されている。収納部41を形成する下壁44であ
って、上壁43の後部に形成された開口5と対向する位置
には、段凹部6が形成されている。この段凹部6の前縁
61は、後述するように、収納されたハサミ本体1の回動
支点となるように構成されている。
また、上記ハサミ本体1は、開口5から挿入して車両玩
具本体4の収納部41内に収納された状態の時、重ね合わ
された両把手部材2の上端面21と後端面22が上記開口5
を塞ぐように形成されている。また、後端面22の下部
は、後壁42に形成された開口5の下部に形成された係止
縁8に係止されるように形成されている。また、重ね合
わされた両把手部材2の後端面22であって、段凹部6の
後縁62に対向する位置には、この後縁62に沿って摺接す
るテーパ部7が形成されている。
以上の様な構成により、ハサミ本体1の把手部材2を刃
部と直角方向に回動すると、把手部材2は、ハサミ本体
1の一側に重ね合わされ、折り畳むことができる。この
形のハサミ本体1をこれの刃先から車両玩具本体4の収
納部内41内に開口5から挿入することができる。車両玩
具本体4の収納部41内に収納されたハサミ本体1は、第
2図に示すように、重ね合わされた両把手部材2の上端
面21と後端面22が開口5を塞いで車両玩具本体4の一部
を構成し、後端面22の下部が後壁42の開口5下部に形成
された係止縁8に係止され保持される。この状態で、車
両玩具本体1は、完成された形となって、所要の走行路
の上で通常の走行遊びを行うことができる。
ハサミ本体1を車両玩具本体4の収納部41から取り出す
場合は、第3図に示すように、上壁43の開口5に位置す
る把手部材2の上端面21の後部を下壁44側に押圧する
と、下壁4側に段凹部6が形成されているから、段凹部
6の前縁61が回動支点となって、後端面22に形成された
テーパ部7が段凹部6の後縁62に摺接しながら、ハサミ
は回動する。そのため、把手部材2の上端面21前部が開
口5から突出し、この突出部を掴んでハサミ本体1を収
納部41から引き出すことができる。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案に係るハサミの収納部を具
えた車両玩具は、ハサミの両把手部が一側において重ね
合わせられるように回動自在に形成されているから、不
使用時には把手部を一側に折り畳んで大きさを小型化す
ることができ、比較的に細長い車両玩具本体内に容易に
収納することができる。車両玩具本体の収納部内に収納
されたハサミは、重ね合わされた両把手部の上端面と後
端面が開口を塞ぐので車両玩具本体の一部を構成するこ
とができる。車両玩具本体の収納部内に収納されたハサ
ミは、把手部の後端面の下部が後壁の開口下部に形成さ
れた係止縁に係止され固定されているから、引き出すこ
とができず、車両玩具本体の構造を知らなければ取り出
せない。逆に、上壁の開口に位置する把手部の上端面の
後部を下壁側に押圧すると、下壁側に段凹部が形成され
ているから、段凹部の前縁が回動支点となって、後端面
に形成されたテーパ部が段凹部の後縁に摺接しながら、
ハサミは回動し、把手部の上端面前部が開口から突出す
る。この突出部を掴んでハサミを収納部から引き出すこ
とができるから、車両玩具本体の構造を知っていれば簡
単に取り出すことができる。従って、車両玩具本体の収
納部内に収納されたハサミは、誰でも簡単に取り出すこ
とができないから安全である。このように、本考案に係
るハサミの収納部を具えた車両玩具は、車両玩具本体を
通常の走行遊びに供することができる他、ハサミの不使
用時の収納容器として使用することができ、しかもハサ
ミを収納部内に確実に保持するとともに必要に応じて簡
単に取り出すことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す車両玩具本体の分解斜
視図、第2図は車両玩具のハサミ収納時の要部切欠側面
図、第3図は車両玩具のハサミ取出し時の要部切欠側面
図である。 図中、1はハサミ本体、2は把手部材、3は係合部、4
は車両玩具本体、5は開口、6は段凹部、7はテーパ
部、8は係止縁、11は軸部材、12はスプリング、21は上
端面、22は後端面、41は収納部、42は後壁、43は上壁、
44は下壁、62は前縁、62は後縁である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の要件を備えてなることを特徴とする
    ハサミの収納部を具えた車両玩具。 (イ)車両玩具本体と、車両玩具本体の収納部に収納さ
    れるハサミとからなること。 (ロ)車両玩具本体の収納部を形成する後壁及び上壁の
    後部には、ハサミを挿入するための開口が形成されてい
    ること。 (ハ)ハサミは、両把手部が一側において重ね合わせら
    れるように回動自在に形成されており、車両玩具本体の
    収納部に収納された状態の時、重ね合わされた両把手部
    の上端面と後端面が開口を塞ぐように形成され、後端面
    の下部が後壁の開口下部に形成された係止縁に係止され
    ること。 (ニ)車両玩具本体の収納部を形成する下壁であって、
    上壁の後部に形成された開口と対向する位置に、段凹部
    が形成され、この段凹部の前縁が、収納されたハサミの
    回動支点となるように構成されていること。 (ホ)重ね合わされた両把手部の後端面であって、段凹
    部の後縁に対向する位置には、この後縁に沿って摺接す
    るテーパ部が形成されていること。
JP3149387U 1987-03-04 1987-03-04 ハサミの収納部を具えた車両玩具 Expired - Lifetime JPH0722316Y2 (ja)

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JPS63137695U JPS63137695U (ja) 1988-09-09
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