JPH0722315U - 床暖房装置 - Google Patents

床暖房装置

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JPH0722315U
JPH0722315U JP5822093U JP5822093U JPH0722315U JP H0722315 U JPH0722315 U JP H0722315U JP 5822093 U JP5822093 U JP 5822093U JP 5822093 U JP5822093 U JP 5822093U JP H0722315 U JPH0722315 U JP H0722315U
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JP
Japan
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finishing material
plate
panel
flooring
floor heating
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Application number
JP5822093U
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English (en)
Inventor
浩 山岸
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Toyox Co Ltd
Original Assignee
Toyox Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP6261576A priority patent/JP2700443B2/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案の目的は、耐久性が高くて、熱伝導
率がよく、しかも施工が簡単な床暖房装置を提供するこ
とである。 【構成】 2本以上の根太部材21の間に、断熱用板2
2と、この断熱用板の上に設けた金属製の放熱板23と
を一体に組み付ける。そして、この放熱板にガイド溝2
4を形成する一方、上記根太部材間に仕上材としてのフ
ローリング29を掛け渡す。また、このフローリング2
9の裏側には磁石36を設けている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、パネルに仕上材を敷く床暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の装置として、図7、図8に示すものが従来から知られている。 図7に示す床暖房装置のパネルPは、底板1の上に断熱用板2を設けるととも に、この断熱用板2に、溝を形成したガイド部材3をうめ込み、このガイド部材 3に湯パイプ4を敷設している。そして、この断熱用板2の上に放熱板5を貼っ ている。このようにしたパネルPを、建築物の根太6に固定するとともに、この 根太6間における底板1に断熱用板7を貼っている。 そして、根太5に固定したパネルP上に、フローリングや畳などからなる仕上 材8を敷きつめて床暖房装置として完成させている。
【0003】 図8に示した床暖房装置は、大引9の上に固定した根太10間に、床板11を 敷きつめるとともに、この床板11の畝に仕上材12を貼るようにしている。こ の大引9と床板11間にパネルPを置くようにしている。そして、このパネルP は、断熱用板13の上に放熱板14を貼るとともに、この放熱板14にガイド溝 15を形成し、このガイド溝15に湯パイプ16を敷設している。 ただし、この場合には、根太10間にパネルPを置くようにしてるので、この パネルPの周囲に多少の隙間ができてしまう。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記図7に示した従来の装置は、耐圧強度が必ずしも高くない断熱用板2の上 に、仕上材8に作用する荷重が直接作用してしまうので、長年使用していると、 この断熱用板2がへこんできてしまう。そのへこみによって、仕上材8までもへ こんでしまい、床全体が波を打ってしまうなどといった問題があった。 図8に示した従来の装置は、根太10間に、パネルPを置くようにしているの で、その根太10間の間隔が不均一だったり、パネルPの寸法誤差が大きかった りすると、パネルPの周囲の間隔が大きくなりすぎ、その熱効率が悪くなるとい う問題があった。
【0005】 また、パネルPを現場で切って使うときにも、それを正確にしないと、根太1 0間に置けなくなるので、その施工が難しくなるという問題もあった。 さらに、上記した両装置とも、それらの仕上材8、12を接着剤などで貼って いたので、一度施工してしまうとなかなかはがせなかった。そのために、施工後 に、湯パイプに水もれなどが発生すると、その修理に多くの時間と費用がかかる という問題があった。 この考案の目的は、耐久性が高くて、熱伝導率がよく、しかも施工が簡単な床 暖房装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の考案は、2本以上の根太部材の間に、断熱用板と、この断熱用板の上に 設けた金属製の放熱板とを一体に組み付けるとともに、この放熱板にガイド溝を 形成した点に特徴を有する。 第2の考案は、表面に金属製の放熱板を設けたパネルにフローリングや畳など の仕上材を敷く床暖房装置において、仕上材の裏面に磁石を設け、この磁石で仕 上材を放熱板に吸着する構成にした点に特徴を有する。
【0007】
【作用】
第1の考案は、上記のように構成したので、パネルの根太部材を建築物の例え ば大引などに固定すれば、このパネルを目的の箇所に敷きつめることができる。 しかも、仕上材が、根太部材間に掛け渡されるので、仕上材に作用する荷重は根 太部材が受けることになる。 第2の考案は、仕上材を金属製の放熱板に並べることによって、磁石を介して 仕上材が放熱板に吸着できる。しかも、この仕上材を磁石の吸引力に抗してはが すこともできる。
【0008】
【考案の効果】
第1の考案によれば、パネルの断熱用板には仕上材に作用する荷重が伝わらな いので、長年使用したからといって、耐圧強度の低い断熱用板が、へこんだりし なくなる。したがって、仕上材が波打ったりするようなこともなくなる。 また、パネルに根太部材を含んだので、従来のように根太間にパネルを正確に 設置しなければいけないというような問題もなくなり、それだけ現場施工も簡単 になる。 さらに、あらかじめ根太部材と断熱用板とを一体に組み込んでいるので、断熱 用板の周囲に隙間ができず、したがって、その熱効率も良いものになる。 第2の考案によれば、磁石によって、仕上材を金属製の放熱板に吸着できるの で、その現場施工が非常に簡単になる。 また、施工後に、仕上材を磁石の吸引力に抗してはがせるので、湯パイプに水 もれなどが発生しても、仕上材をはがして簡単に修理できる。
【0009】
【実施例】
図1〜図3に示した第1実施例は、2本の根太部材21間に、断熱用板22を 一体に組み込むとともに、この断熱用板22の表面に金属製の放熱板23を設け ている。そして、この放熱板23と上記断熱用板22とをへこませ、放熱板23 の表面にガイド溝24を形成している。そして、このガイド溝24には、湯パイ プ25を敷設している。 上記のように放熱板23を貼った断熱用板22を根太部材21間に組み込んだ とき、この放熱板23の表面が、根太部材21の表面とほぼ面一になるようにし ている。
【0010】 また、上記放熱板23とは反対側に底板26貼って、パネルPを完成させてい るが、このパネルPは、図2に示すように、2本以上の根太部材21間に断熱用 板22を組み込んだものを1単位としている。 なお、上記根太部材21には、図2に示すようにマーク27を印しているが、 このマーク27は、建物の大引28の間隔に合わせている。つまり、建物の場合 には、この大引28の間隔が、だいたい決まっているので、その間隔に合わせて マーク27を印すようにしている。このことからも明らかなように、このマーク 27は、パネルPを大引28に固定する釘やビスを打ち込む箇所を指示したもの である。
【0011】 上記のようにしたパネルPには、仕上材としてのフローリング29を貼るが、 このフローリング29には、図3に示すように、その裏側に磁石30を設けると ともに、所定の箇所に、止め穴31を形成し、この止め穴31に釘やビスを打ち 込むようにしている。しかも、この止め穴31には、釘やビスを打ち込んだ後に 、その穴31を埋める栓32をはめ込むようにしている。 さらに、このフローリング29の両サイドには、溝33と突部34とを形成し ている。これらは、たがいに隣り合うパネルPの突部または溝とはまりあうもの である。
【0012】 次に、この第1実施例の作用について説明する。 先ず、パネルPを建物の大引28の上に置くとともに、マーク27の位置に釘 やビスを打ち込んで、このパネルPを固定する。このようにしてから、ガイド溝 24に湯パイプ25を敷設する。湯パイプ25を敷設し終ったら、仕上材として のフローリング29を、金属製の放熱板23の上に置くが、このとき磁石30の 作用で、フローリング29が仮止めされる。そして、止め穴31に釘やビスを打 ち込むとともに、その止め穴31に栓32を埋め込んで施工が終了することにな る。
【0013】 なお、この施工の場合には、大引28の上にパネルPを貼る場合について説明 したが、このパネルPは、必ずしも、大引28に固定しなければならないという ものではない。 施工後は、湯パイプ25に熱湯を通すことによって、フローリング29が暖め られるが、上記のように、根太部材21と放熱板23とがほぼ面一になるように しているので、断熱用板22の周囲に隙間がほとんどないので、その熱効率が非 常によいものになる。 また、施工を終了した後に、湯パイプ25から水もれが発生したら、止め穴3 1から栓32を取り除くとともに、その中の釘やビスを抜く。このようにすれば 、後は、フローリング29を磁石30の吸着力に抗してはがせば、湯パイプ25 がむき出しになるので修理が可能になる。
【0014】 図4、図5に示した第2実施例は、複数のフローリング35を連続させたもの で、それを図4に示すように巻き取ることができるようにしている。そして、こ れら各フローリング35の裏側には磁石36を設け、第1実施例の場合と同様に 、それをパネルPの放熱板23に吸着できるようにしている。 また、連続させた各フローリング35には、止め穴37を形成し、この止め穴 37に釘やビスを打ちこめるようにしている。 このようにした第2実施例の最大の特徴は、連続させたフローリング35を、 図5に示すように広げれば、フローリング35を一度に敷きつめることができる という効果を発揮する点である。その他は、第1実施例の場合と同様の効果を期 待できること当然である。
【0015】 図6に示した第3実施例は、仕上材として畳38を用いたもので、この畳38 の裏側に磁石39を貼っていること、第1、2実施例と同様である。 したがって、この第3実施例の場合には、磁石38をし放熱板23に接着しな がら、畳38を敷きつめることによって、それをしっかりと固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のパネルの断面図である。
【図2】第1実施例のパネルを大引に固定した状態の斜
視図である。
【図3】第1実施例の仕上材であるフローリングの斜視
図である。
【図4】第2実施例の仕上材であるフローリングを巻き
取った状態の斜視図である。
【図5】第2実施例の仕上材であるフローリングを広げ
た状態の斜視図である。
【図6】第3実施例の仕上材である畳の斜視図である。
【図7】従来の床暖房装置の断面図である。
【図8】図7とは違うタイプの従来の床暖房装置の断面
図である。
【符号の説明】
21 根太部材 22 断熱用板 23 放熱板 24 ガイド溝 25 湯パイプ 29 仕上材としてのフローリング 30 磁石 35 仕上材としてのフローリング 36 磁石 38 仕上材としての畳 39 磁石

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本以上の根太部材の間に、断熱用板
    と、この断熱用板の上に設けた金属製の放熱板とを一体
    に組み付けるとともに、この放熱板にガイド溝を形成す
    る一方、上記根太部材間に仕上材を掛け渡す構成にした
    床暖房装置。
  2. 【請求項2】 表面に金属製の放熱板を設けたパネルに
    フローリングや畳などの仕上材を敷く床暖房装置におい
    て、仕上材の裏面に磁石を設け、この磁石で仕上材を放
    熱板に吸着させる構成にした床暖房装置。
JP5822093U 1993-09-30 1993-09-30 床暖房装置 Pending JPH0722315U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5822093U JPH0722315U (ja) 1993-09-30 1993-09-30 床暖房装置
JP6261576A JP2700443B2 (ja) 1993-09-30 1994-09-30 床暖房装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5822093U JPH0722315U (ja) 1993-09-30 1993-09-30 床暖房装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0722315U true JPH0722315U (ja) 1995-04-21

Family

ID=13077995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5822093U Pending JPH0722315U (ja) 1993-09-30 1993-09-30 床暖房装置

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JP (1) JPH0722315U (ja)

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