JPH07222394A - モータの固定装置 - Google Patents

モータの固定装置

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JPH07222394A
JPH07222394A JP1038494A JP1038494A JPH07222394A JP H07222394 A JPH07222394 A JP H07222394A JP 1038494 A JP1038494 A JP 1038494A JP 1038494 A JP1038494 A JP 1038494A JP H07222394 A JPH07222394 A JP H07222394A
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JP
Japan
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motor
hole
shaft
fixing
screw
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JP1038494A
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Hiroaki Suzuki
宏明 鈴木
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 心間距離の調整量を定量的に掴むことがで
き、調整作業を容易に行なうことができるモータの固定
装置を提供すること。 【構成】 モータ支持基板、このモータ支持基板に設け
た、モータの回転軸とは偏心した位置を中心に該モータ
を回動可能に支持するモータ支持軸、このモータ支持軸
を中心にモータを回動させて、該モータの回転軸に設け
た駆動ギヤの位置を調整する回動調整手段、及び、この
回動調整手段による回動調整の後、モータを支持基板に
固定するモータ固定手段を備えたモータの固定装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、回転軸にピニオン等の駆動ギヤ
を有するモータを固定するための固定装置に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】例えば、ギヤ列の一部を構
成する被動ギヤを備えたモータ支持基板に、回転軸にピ
ニオンを有するモータを固定する場合は、該モータ支持
基板に、被動ギヤに近接する貫通孔を形成し、この貫通
孔に、モータの回転軸と該回転軸に取付けたピニオンを
貫通させて、該ピニオンを被動ギヤに噛み合わせる手法
が採られる。このようなモータの固定構造において、ピ
ニオンと被動ギヤ間のバックラッシュを適正にするため
に両者の心間を調整する場合は、モータ支持基板に、モ
ータを固定する固定ねじの軸部外径より大きく頭部より
小さい径の挿通孔を設け、固定ねじと挿通孔とのガタ
分、モータ支持基板に対しモータを動かして両ギヤの心
間距離を調整した後、固定ねじを増し締めして固定して
いる。
【0003】しかし、このような従来のモータの固定構
造によると、心間距離の調整量を定量的に掴むことがで
きないため、両ギヤの心間距離を適正に調整することが
難しく、モータの回転効率を悪くする等の不都合があっ
た。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記従来の問題点に基づいて
成されたものであって、心間距離の調整量を定量的につ
かむことができ、調整作業を容易に行なうことができる
モータの固定装置を提供することを目的とする。
【0005】
【発明の概要】上記目的を達成するための本発明は、モ
ータ支持基板;このモータ支持基板に設けた、モータの
回転軸とは偏心した位置を中心に該モータを回動可能に
支持するモータ支持軸;このモータ支持軸を中心にモー
タを回動させて、該モータの回転軸に設けた駆動ギヤの
位置を調整する回動調整手段;及び、この回動調整手段
による回動調整の後、モータを支持基板に固定するモー
タ固定手段を備えたことを特徴としている。
【0006】
【実施例】以下図示実施例に基づいて本発明を説明す
る。図1は、本発明に係るモータの固定装置の第一実施
例における組立前の状態を示す斜視図である。同図に示
すように、モータの固定装置11は、モータ支持基板1
2、モータ支持軸を構成する固定ねじ30、回動調整手
段の一部を構成する調整治具26、及びモータ固定手段
を構成する固定ねじ31を備えている。
【0007】モータ支持基板12は、図1及び図3に示
されるように、ギヤ列を構成する平歯車(被動ギヤ)2
9のシャフト27の先端部27aを抜止めして嵌合する
抜止孔25を有している。モータ支持基板12はさら
に、シャフト27の中心を通るように図3の左右方向に
引かれた直線A上の該シャフト27と近接する位置に、
モータ13の回転軸15に取付けたピニオン(駆動ギ
ヤ)19を裏面から平歯車29側に貫通させるための貫
通孔20を有している。モータ支持基板12はまた、モ
ータ支持基板12にモータ13を固定した状態において
回転軸15の軸心cを通る、上記直線Aと直交する直線
B上に、ねじ挿通孔21、円弧溝22、及び円形孔23
を有している。
【0008】ねじ挿通孔21と円弧溝22は、図3にお
いて、回転軸15(ピニオン19)を挟む上下に位置し
てそれぞれのセンターが上記直線B上に位置するように
形成されている。円形孔23は、円弧溝22の同図下方
に位置しそのセンターが上記直線B上に位置するように
形成されている。モータ13は、ケーシング13aのモ
ータ支持基板12裏面と対向する面に、ねじ挿通孔2
1、円弧溝22及び円形孔23と対向する、雌ねじ孔1
6a、16b、及び直線Bに沿わせて長く形成された縦
長孔(長孔)17を有している。
【0009】ねじ挿通孔21は、雌ねじ孔16aと略同
径に形成されている。貫通孔20にピニオン19を貫通
させ、該ねじ挿通孔21に挿通させた固定ねじ30を雌
ねじ孔16aに軽く螺合させた状態において、モータ1
3は、該固定ねじ30を回動中心として回動自在に支持
される。円弧溝22は、モータ支持基板12に固定ねじ
30によって回動自在に支持されたモータ13が回動す
るとき、このモータ13と共に移動する固定ねじ31の
動きを許容するべく、ねじ挿通孔21を曲率中心として
形成されている。円形孔23は、図3のように視たと
き、該円形孔23より幅の小さい縦長孔17を重ね合わ
せ得る位置に形成されている。
【0010】調整治具26は、図2に示されるように、
軸部26a及び把持部26bを有している。この軸部2
6aの先端部には、円形孔23の周辺部に対する当付面
32a、円形孔23と略同径で該円形孔23に回動自在
に嵌合する円形軸部32b、及び該円形軸部32bとは
偏心する偏心ピン32cを有している。同図中、aは円
形軸部32bの軸心つまり調整治具26の軸心であり、
bは偏心ピン32cの軸心である。この偏心ピン32c
は、モータ13の縦長孔17の横幅(短手方向の長さ)
と略同じ径寸法に構成されている。
【0011】以上の構成を有する本モータの固定装置1
1によって心間距離を調整する場合は、先ず、平歯車2
9を取付けたモータ支持基板12に対し、その貫通孔2
0にピニオン19を貫通させ、円形孔21、円弧溝22
に挿通させた固定ねじ30、31をモータ13の雌ねじ
孔16a、16bに軽く螺合させる。そして図3のよう
に、縦長孔17の中心線が円形孔23のセンターを通る
ように位置させた基準状態において、調整治具26の偏
心ピン32cを縦長孔17に係合させ、円形軸部32b
を円形孔23に回動自在に嵌合させる。
【0012】この状態において、把持部26bを持って
調整治具26を図3の反時計方向に少し回転させると、
円形孔23に嵌まったまま回転する円形軸部32bとは
偏心する偏心ピン32cが、縦長孔17を図3の右方に
向けて押圧する。これによりモータ13は、図4に示さ
れるように、固定ねじ30の軸心eを中心として同図の
反時計方向に回動する。よって、回転軸15の軸心cが
c′に移動して、平歯車29のシャフト27の軸心dか
ら離れる。このようにして、回転軸15とシャフト27
の心間距離をΔx分離すことにより、ピニオン19と平
歯車29間のバックラッシュを調整することができる。
逆に、回転軸15とシャフト27の心間距離を小さくし
て、ピニオン19と平歯車29間のバックラッシュを小
さくする場合は、調整治具26を図3の時計方向に回転
させればよい。円形孔23に円形軸部32bを嵌合させ
た上記調整時、調整治具26は、その当付面32aをモ
ータ支持基板12に当て付けているため、傾くことなく
安定して回転することができる。
【0013】上記心間距離の調整作業は、実際には、平
歯車29を含むギヤ列側に負荷を掛けた状態でモータ1
3を回転させ、このモータ13に供給される電流値の変
化を見ながら心間距離を調整し、回転効率が最も良い位
置で固定ねじ30、31を増し締めし、モータ13をモ
ータ支持基板12に固定する。
【0014】次に、本発明に係るモータの固定装置の第
二実施例を、図5〜図8により説明する。図5は、本モ
ータの固定装置11′を示す組立前の斜視図である。本
第二実施例は、モータ13のケーシング13aに第一実
施例のような縦長孔17を形成することができない場
合、つまり既製品のモータを用いる場合に対応させた例
である。固定装置11′は、第一実施例と同様に、モー
タ支持基板12、モータ支持軸を構成する固定ねじ3
0、回動調整手段の一部を構成する調整治具26′、及
びモータ固定手段を構成する固定ねじ31を備えてい
る。
【0015】モータ支持基板12は、図5及び図7に示
されるように、ギヤ列を構成する平歯車(被動ギヤ)2
9のシャフト27の先端部27aを嵌合して抜止めする
抜止孔25を有している。モータ支持基板12はさら
に、シャフト27の中心を通るように図7の左右方向に
引かれた直線A上の該シャフト27と近接する位置に、
モータ13の回転軸15に取付けたピニオン19を裏面
から貫通させる貫通孔20を有している。モータ支持基
板12はまた、該モータ支持基板12にモータ13を固
定した状態において回転軸15の軸心cを通る、上記直
線Aと直交する直線B上に、ねじ挿通孔21、円弧溝2
2、及び円形孔24を有している。
【0016】ねじ挿通孔21と円弧溝22は、図7にお
いて、回転軸15(ピニオン19)を挟む上下に位置し
てそれぞれのセンターが直線B上に位置するように形成
されている。円形孔24は、円弧溝22の同図下方に位
置しそのセンターが直線B上に位置するように形成され
ている。モータ13は、ケーシング13aのモータ支持
基板12と対向する面に、ねじ挿通孔21、円弧溝22
とそれぞれに対向する雌ねじ孔16aと16bを有して
いる。
【0017】ねじ挿通孔21は、雌ねじ孔16aと略同
径に形成されている。貫通孔20にピニオン19を貫通
させ、該ねじ挿通孔21に挿通させた固定ねじ30を雌
ねじ孔16aに軽く螺合させた状態において、モータ1
3は、該固定ねじ30を回動中心として回動自在に支持
される。円弧溝22は、挿通された固定ねじ31が雌ね
じ孔16bに軽く螺合されたとき、雌ねじ孔16aを回
動中心として回動するモータ13と共に移動する固定ね
じ31の動きを許容するべく、ねじ挿通孔21を曲率中
心として形成されている。円形孔24は、後述する縦長
孔35cに重ねてモータ支持基板12に穿けられたもの
で、縦長孔35cの幅より小径で、調整治具26′が有
する偏心ピン34cを回動自在に嵌合させ得る大きさに
形成されている。
【0018】調整治具26′は、図6に示されるよう
に、軸部26a′及び把持部26b′を有している。こ
の軸部26a′の先端部には、後述する調整アーム33
の縦長孔35cの周辺部に当て付く当付面34a、及び
この縦長孔35cの横幅と略同じ径寸法を有し調整治具
26′とは偏心する円形軸部34bを有している。軸部
26a′の先端部にはさらに、円形軸部34bとは偏心
しかつ調整治具26′と軸心を一致させた、円形孔24
に回動自在に嵌合する偏心ピン34cを有している。な
お、図中fは円形軸部34bの軸心を示す。
【0019】また上記調整アーム33は、湾曲状の本体
部33aと、回転軸15及びピニオン19を通過させる
円弧状切欠部33cと、本体部33aの図7下方に延出
させた自由端部33bを有している。本体部33aの両
端部には、上記ねじ挿通孔21及び円弧溝22とそれぞ
れに対向する(重なる)ねじ貫通孔35a、35bが穿
けられている。自由端部33bには、ねじ貫通孔35a
に固定ねじ30を貫通させてねじ挿通孔21に支持した
状態で、調整治具26′の円形軸部34bを嵌合させる
ための上記縦長孔35cが形成されている。
【0020】従って、本固定装置11′によって心間距
離を調整する場合は、先ず、平歯車29を取付けたモー
タ支持基板12に対し、貫通孔20にピニオン19を貫
通させる。そして、ねじ貫通孔35aに貫通させた固定
ねじ30を円形孔21に挿入した状態で、調整アーム3
3をやや回動させてその円弧状切欠部33cを、ピニオ
ン19を飛び越えさせて該ピニオン19とモータ支持基
板12の間に位置させる。この状態において、固定ねじ
30をモータ13の雌ねじ孔16aに軽く螺合させる。
さらに、固定ねじ31を、下方に向いた自由端部33b
のねじ貫通孔35bとモータ支持基板12の円弧溝22
に挿通させた後、モータ13の雌ねじ孔16bに軽く螺
合させる。そして図7のように、縦長孔35cの中心線
が円形孔24の中心を通るように位置させた基準状態に
おいて、調整治具26′の偏心ピン34cを円形孔24
に回動自在に嵌合させ、円形軸部34bを縦長孔35c
に係合させる。
【0021】そして、把持部26b′を持って調整治具
26′を図7の反時計方向に回転させると、円形孔24
に嵌まったまま回転する偏心ピン34cとは偏心する円
形軸部34bが、縦長孔35cを図7右方に向けて押圧
する。これにより調整アーム33が、ねじ貫通孔35a
を中心として同図反時計方向に回動するため、モータ1
3は、円弧溝22内を移動する固定ねじ31によって、
固定ねじ30の軸心eを中心に同図反時計方向に回動す
る。よって、回転軸15の軸心cがc′に移動して、平
歯車29のシャフト27の軸心dから離れる。このよう
にして、回転軸15とシャフト27の心間距離をΔx分
離すことにより、ピニオン19と平歯車29間のバック
ラッシュを調整することができる。逆に、回転軸15と
シャフト27の心間距離を小さくして、ピニオン19と
平歯車29間のバックラッシュを小さくする場合は、調
整治具26′を図7の時計方向に回転させればよい。調
整治具26′は、上記心間距離の調整時、当付面34a
を調整アーム33に当て付けるため、傾くことなく安定
して回転することができる。上記心間距離の調整作業
は、第一実施例と同様、ギヤ列側に負荷を掛けた状態で
モータ13を回転させ、モータ13に供給される電流値
の変化を見ながら行なわれる。そして、回転効率が最も
良い位置で固定ねじ30、31を増し締めし、モータ1
3をモータ支持基板12に固定する。
【0022】なお、上記第一及び第二本実施例では、駆
動ギヤとしてピニオン19を用い、被動ギヤとして平歯
車29を用いて説明したが、駆動ギヤと被動ギヤをそれ
ぞれウォームギヤとウォームホイルに置き換えて構成す
ることもできる。また第一及び第二本実施例では、モー
タ13をモータ支持基板12に固定するための孔を2つ
(ねじ挿通孔21、円弧溝22)として説明したが、該
孔を3つ以上形成し、モータ13側に雌ねじ孔16a、
16b以外のねじ孔を形成することも可能である。この
場合、モータ支持基板12側では、例えばねじ挿通孔2
1以外の孔を、該ねじ挿通孔21を中心とする各固定ね
じの回動軌跡と対応させた長孔とするか、固定ねじの軸
部より大径の所謂バカ穴として構成するのが良い。
【0023】また上記第一、第二実施例において、円弧
溝22を、ねじ挿通孔21を曲率中心とする円弧状に形
成したが、該円弧溝22は、固定ねじ31の軸部より大
径で頭部より小径の円形孔として形成することもでき
る。またモータ支持基板12と調整治具26(26′)
に、中立位置を基準として目盛を付しておけば、心間距
離の調整量をより定量的に把握することができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、モータ支
持基板、このモータ支持基板に設けた、モータの回転軸
とは偏心した位置を中心に該モータを回動可能に支持す
るモータ支持軸、このモータ支持軸を中心にモータを回
動させて、該モータの回転軸に設けた駆動ギヤの位置を
調整する回動調整手段、及び、この回動調整手段による
回動調整の後、モータを支持基板に固定するモータ固定
手段を備えたから、心間距離の調整量を定量的に掴むこ
とができ、調整作業を容易に行なうことができるモータ
の固定装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモータの固定装置の第一実施例を
示す斜視図である。
【図2】同モータの固定装置の調整治具を単体で示す斜
視図である。
【図3】モータを基準位置に位置させたときの同モータ
の固定装置を示す正面図である。
【図4】モータを基準位置から回動させたときの同モー
タの固定装置を示す正面図である。
【図5】本発明に係るモータの固定装置の第二実施例を
示す斜視図である。
【図6】同モータの固定装置の調整治具を単体で示す斜
視図である。
【図7】モータを基準位置に位置させたときの同モータ
の固定装置を示す正面図である。
【図8】モータを基準位置から回動させたときの同モー
タの固定装置を示す正面図である。
【符号の説明】
11 11′ モータの固定装置 12 モータ支持基板 13 モータ 13a ケーシング(モータケーシング) 15 回転軸 16a 16b 雌ねじ孔 17 35c 縦長孔(長孔) 19 ピニオン(駆動ギヤ) 20 貫通孔 21 ねじ挿通孔 22 円弧溝 23 24 円形孔 25 抜止孔 26 26′ 調整治具 29 平歯車(被動ギヤ) 30 31 固定ねじ 32a 34a 当付面 32b 34b 円形軸部 32c 34c 偏心ピン 33 調整アーム 33a 本体部 33b 自由端部 35a 35b ねじ貫通孔

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ支持基板;このモータ支持基板に
    設けた、モータの回転軸とは偏心した位置を中心に該モ
    ータを回動可能に支持するモータ支持軸;このモータ支
    持軸を中心にモータを回動させて、該モータの回転軸に
    設けた駆動ギヤの位置を調整する回動調整手段;及び、 この回動調整手段による回動調整の後、モータを支持基
    板に固定するモータ固定手段;を備えたことを特徴とす
    るモータの固定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記モータ支持基板
    には、モータの駆動ギヤと噛み合う被動ギヤが支持され
    ているモータの固定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、モータ支持
    軸は、モータ支持基板側からモータのケーシングに螺合
    された、モータを固定するためのねじであるモータの固
    定装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、モータ固定手段は、
    モータ支持基板側からモータのケーシングに螺合され
    た、上記モータ支持軸を構成するねじとは別の固定ねじ
    であるモータの固定装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、モータ支持基板に
    は、上記モータ支持軸を中心とする、上記固定ねじが挿
    通された円弧溝が形成されているモータの固定装置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、モータ支持基板に
    は、上記固定ねじが挿通された、該固定ねじの軸部より
    大径で頭部より小径の孔が形成されているモータの固定
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項におい
    て、回動調整手段は、モータ支持基板に穿けた円形孔
    と;この円形孔に重ねてモータケーシングに穿けた、該
    円形孔より幅の小さい長孔と;上記円形孔に嵌まる円形
    軸部と、上記長孔に嵌まる、この円形軸部とは偏心した
    偏心ピンとを有する調整治具と;からなっているモータ
    の固定装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし6のいずれか1項におい
    て、回動調整手段は、上記モータケーシングの支持軸に
    回動自在に支持した調整アームと;この調整アームの自
    由端部に穿けた長孔と;この長孔に重ねてモータ支持基
    板に穿けた、該長孔の幅より小径の円形孔と;上記長孔
    に嵌まる円形軸部と、上記円形孔に嵌まる、この円形軸
    部とは偏心した偏心ピンとを有する調整治具と;からな
    っているモータの固定装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、調整アームには、モ
    ータ支持軸を構成するねじとは別の上記固定ねじが挿通
    されているモータの固定装置。
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