JPH07222197A - 色信号処理方法 - Google Patents

色信号処理方法

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JPH07222197A
JPH07222197A JP6030976A JP3097694A JPH07222197A JP H07222197 A JPH07222197 A JP H07222197A JP 6030976 A JP6030976 A JP 6030976A JP 3097694 A JP3097694 A JP 3097694A JP H07222197 A JPH07222197 A JP H07222197A
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麻子 加藤
Naoki Nishiyama
直樹 西山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 色信号データの最終段における誤差をなく
す。 【構成】 LUT4は第1の表色系の色信号データにお
ける上位4ビットのデータに対応する、第2の表色系の
色に対応する色信号に変換した主データ(Co,Mo,
Yo)と、補間係数(K1,K2,K3)とを出力す
る。演算部5は下位4ビットのデータRl,Gl,Bl
と補間係数とによって補間データ(c′,m′,y′)
を生成する。加算器6〜8によって主データと補間デー
タとを加算しデータCout ,Mout ,Yout を出力す
る。最終段の主データは15階調となるので、最終段の
み16階調で求めた補間係数に16/15を乗じた補間
係数によって補間データを求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、互いに異なる表色系の
色信号間における色信号の変換処理を行うための色信号
処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばカラーテレビジョンカメラ,カラ
ーイメージスキャナ等の画像読取装置で発生された3次
元の色信号をカラーディスプレイ装置によってカラー画
像として表示させたり、あるいは、カラープリンタによ
ってカラー画像をハードコピーとして得るようにしたり
する場合には、ディスプレイ装置の表示面に表示された
カラー画像あるいはプリントされたハードコピーのカラ
ー画像が所望の良好な色再現状態にものになされること
が必要である。ところで、画像読取装置で発生された特
定な表色系の色信号を、この表色系の色信号とは異なる
表色系の色信号が必要とされるカラーディスプレイ装置
またはカラープリンタ等に供給したのでは所望の良好な
色再現状態のカラー画像を再現することはできない。
【0003】そこで、第1の表色系の色に対応する3次
元の色信号を第2の表色系の色に対応する少なくとも3
次元の色信号に変換するための色信号処理方法が従来か
ら提案されている。従来の色信号処理方法の1つとし
て、第1の表色系の色に対応する3次元の色信号のデー
タを上位桁のビット群と下位桁のビット群とに分割し、
その上位桁のビット群に対応する色信号のデータを第2
の表色系の色に対応する3次元の色信号のデータに変換
してルックアップテーブルに記憶し、上位桁のビット群
に対応する色信号のデータをアドレス信号として用いて
記憶された第2の表色系の色に対応する3次元の色信号
のデータを読み出し、さらに、その読み出した第2の表
色系の色に対応する3次元の色信号のデータを上記の下
位桁のビット群に対応する色信号のデータによって補間
するようにしたダイレクトマッピング方式の色信号処理
方法がある。このダイレクトマッピング方式の色信号処
理方法として、特願平2−42118号(特開平3−2
44292号)に開示されているものがある。図1はこ
の先願に記載されている色信号処理方法を用いた色信号
処理装置を示すブロック図であり、以下、第1の表色系
の色に対応する3次元の色信号を第2の表色系の色に対
応する3次元の色信号に変換する従来の色信号処理方法
について説明する。
【0004】図1において、第1の表色系の色に対応す
る3次元の色信号(色信号データ)Rin,Gin,Binは
それぞれ入力端子1〜3に入力される。色信号データR
in,Gin,Binの内、上位nビットは記憶装置であるル
ックアップテーブル(LUT)4に入力され、下位mビ
ットは演算部5に入力される。LUT4には色信号デー
タRin,Gin,Binにおける上位nビットのデータに対
応する、第2の表色系の色に対応する3次元の色信号に
変換した主データCo,Mo,Yoと、演算部5におい
て行われる色信号処理の演算に際して使用される補間係
数Kr,Kg,Kbとが記憶されている。そして、色信
号データRin,Gin,Binにおける上位nビットがアド
レス信号としてLUT4に入力されると、主データC
o,Mo,Yo及び補間係数Kr,Kg,Kbが読み出
される。主データCo,Mo,Yoはそれぞれ加算器6
〜8に入力され、補間係数Kr,Kg,Kbは演算部5
に入力される。
【0005】演算部5は色信号データRin,Gin,Bin
における下位mビットのデータRl,Gl,Blと補間
係数Kr,Kg,Kbとによって2m 間隔毎のデータで
ある主データCo,Mo,Yoの間を補間するための補
間データc′,m′,y′を生成し、それぞれ加算器6
〜8に入力する。加算器6〜8は主データCo,Mo,
Yoと補間データc′,m′,y′とを加算し、それぞ
れ第2の表色系の色に対応する3次元の色信号であるデ
ータCout ,Mout ,Yout を出力する。以上を式で表
すと、数1に示す(1)式となる。なお、図1中では補
間係数Kr1,Kg1,Kb1をまとめてK1で表し、
補間係数Kr2,Kg2,Kb2をまとめてK2で表
し、補間係数Kr3,Kg3,Kb3をまとめてK3で
表している。
【0006】
【数1】
【0007】これは、図2に示すO1i=C,O2i=M,
O3i=Y(i=0〜7)で表される単位立方格子が十分
小さければ、格子内のC,M,Yの変化が線形であると
仮定できるので、R,G,Bベクトルの1次結合でC,
M,Yが表されるということを示している。補間係数K
ri,Kgi,Kbi(i=1〜3)の決定条件として
次の2つを挙げる。1つは、色空間におけるそれぞれの
単位立方格子の点P7における誤差を最小とすること、
即ち、点P0の主データと補間データとによって求めた
単位立方格子における点P7上のC,M,Y値と、既知
である点P7上のC,M,Y値とが同一であること。こ
れは、最終段の単位立方格子における点P7(R,G,
B=(255,255,255))が白であることが多
く、人間の目の識別能力が白バランスに対し高いためで
ある。もう1つは残りの点P1〜P6について、補間に
よる計算結果と既知である点上のC,M,Y値Oij(j
=1〜6)との誤差を最小とすることである。
【0008】図1において、入力信号が8ビットで上位
4ビットで主データ(Co,Mo,Yo)を、下位4ビ
ットと補間係数(K1,K2,K3)とで補間データ
(c′,m′,y′)を得る場合について考える。単位
立方格子における点P7上のC,M,Y値が点P0の主
データと補間データとによって求めた値と同一である条
件は、(1)式より数2となり(Oijは図2中の格子点
上のC,M,Y値)、
【0009】
【数2】
【0010】 Kri+Kgi+Kbi=(Oi7−Oi0)/16 …(2) と表される。この条件の値をΔi7とする。また、残り
の点については、誤差の2乗和を求めると、次の(3)
式となる。 δ=16{(Kri−Δi1)2 +(Kgi−Δi2)2 +(Kbi−Δi3 2 )+(Kri+Kgi−Δi4)2 +(Kri+Kbi−Δi5)2 +(Kg i+Kbi−Δi6)2 …(3) ただし、Δij=(Oij−Oi0)/16なる定数であ
る。
【0011】従来は、これら(2)式と(3)式とを連
立させてδ(最少自乗誤差)を最小とするように求めた
Kri,Kgi,Kbiを補間係数として用いていた。
上位4ビット、下位4ビットの構成とした場合、立方格
子の数は、163 (=4096)個であり、全ての立方
格子について同じ計算式で補間係数を求め、LUT4に
記憶していた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】第1の表色系のR,
G,B信号が各8ビットである時、256階調が0〜2
55で表される。図2における立方格子の主データであ
る点の間隔は16階調で、R,G,Bが(0,0,0)
の点から考えると、0,16,32,…,240,25
5となり、最終段はどうしても15階調間隔となってし
まう。このため、LUT4に補間係数を生成して記憶さ
せるに際し、256ポイントのC,M,Yデータを最終
段の立方格子を構成する8つのデータによる8点補間に
より生成することにより主データを全て16階調間隔に
してから補間係数を生成していた。しかし、この計算で
は256の点で一致するような条件であり、255では
どうしても誤差が生じていた。このように、従来の色信
号処理方法によれば、最終段が15階調となって誤差が
生じるので256の点を求めてから演算式を使って補間
係数を得ているがどうしても誤差が生じてしまう。特
に、R,G,B=(255,255,255)の点は白
であることが多いため、人間の目で見ても誤差が目立っ
てしまうという問題点があった。
【0013】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、第1の表色系の色に対応する3次元の色信
号を第2の表色系の色に対応する少なくとも3次元の色
信号に変換する色信号処理方法において、所定階調間隔
毎に表現される色信号データの最終段における誤差をな
くすことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、第1の表色系の色に対応
する3次元の色信号を第2の表色系の色に対応する少な
くとも3次元の色信号に変換する色信号処理に当たり、
前記第1の表色系の色に対応する色信号のデータが2x
階調であった時、その上位nビットに対応する色信号の
データを前記第2の表色系の色に対応する色信号に変換
した色信号のデータと、色信号演算処理に用いられる補
間係数とを記憶装置に記憶させておき、前記上位nビッ
トに対応する色信号のデータをアドレス信号として前記
記憶装置に供給することにより、記憶された前記第2の
表色系の色に対応する色信号のデータと前記補間係数と
を前記記憶装置より読み出すと共に、前記第1の表色系
の色に対応する色信号のデータの下位mビット(x=n
+m)に対応する色信号のデータと前記記憶装置より読
み出された前記補間係数とによって演算処理して補間デ
ータを生成し、前記第2の表色系の色に対応する色信号
のデータを補間するようにした色信号処理方法におい
て、前記記憶装置に、前記上位nビットに対応する色信
号のデータの間隔が2m −1間隔である部分において
は、前記上位nビットに対応する色信号のデータの間隔
が2m 間隔である部分において得られる補間係数に2m
/(2m −1)を乗じた補間係数を記憶させることを特
徴とする色信号処理方法を提供するものである。
【0015】
【実施例】以下、本発明の色信号処理方法について、添
付図面を参照して説明する。図3は本発明の色信号処理
方法を説明するための色空間を示す図、図4は本発明の
色信号処理方法を説明するための図、図5は本発明の色
信号処理方法を説明するための最終段の単位立方格子を
示す図、図6及び図7は本発明の色信号処理方法の動作
を説明するためのフローチャートである。
【0016】本発明の色信号処理方法を用いた色信号処
理装置の構成は、図1に示す従来の構成と同一である。
従って、図1は本発明の色信号処理方法を用いた色信号
処理装置の構成を示すブロック図でもある。本発明の色
信号処理方法と従来の色信号処理方法とは、図1中のL
UT4に記憶される補間係数の値が異なる。以下説明す
る本実施例では入力信号が8ビット(256階調)で、
上位4ビットを主データとし、下位4ビットと補間係数
とで補間データを得る場合について考える。
【0017】256階調で上位4ビット,下位4ビット
とした場合、図2に示すような単位立方格子の数は16
3 (=4096)個であり、これが図3に示す色空間全
体を構成している。その全色空間において、15階調の
辺を含む立方格子(R,G,Bそれぞれ255の付近)
は、図3の斜線部分に存在する。この斜線部分を説明の
ために図4に示すような角の部分,柱の部分,面の部分
に分けると、角の立方格子は1つでR,G,Bどの方向
ベクトルも15階調である。柱の立方格子は15×3個
で、R,GまたはG,BまたはB,Rというように3つ
の内2つの方向ベクトルが15階調である。面の立方格
子は152 ×3個で、R,G,Bいずれかの方向ベクト
ルが15階調である。
【0018】まず、角の部分を代表して考える。図5に
おける●点の立方格子は一辺が15階調でその点上の
C,M,Y値は既知である。従来の補間係数計算式は1
6階調対応なので、前述のように、まず○点を含む16
階調の立方格子を求め、それから補間係数を求めてい
た。角のR,G,B=(255,255,255)の点
は、このようにして求められた補間係数と上位4ビット
(ここでは(240,240,240)の点)とで決ま
る主データであり、上記の(1)式によって出力され
る。本発明では○点の16階調格子点を求めないで、●
点の15階調立方格子のままとし、図1中のLUT4に
記憶するため補間係数を計算する条件式を変更するもの
である。
【0019】角の部分の白バランス条件(最終段の立方
格子における点P7に当たる●点上のC,M,Y値が点
P0に当たる●点の主データと補間データとによって求
めた値と同一である条件)式は、(1)式より、数3と
なり(Oijは図5中の格子点上のC,M,Y値)、
【0020】
【数3】
【0021】 kri+kgi+kbi=(Oi7−Oi0)/15 …(4) と表される。この条件の値をΔi7とする。また、残り
の点については、次の(5)式となる。 δ=15{(kri−Δi1)2 +(kgi−Δi2)2 +(kbi−Δi3 )2 +(kri+kgi−Δi4)2 +(kri+kbi−Δi5)2 +(kg i+kbi−Δi6)2 …(5) ただし、Δij=(Oij−Oi0)/15なる定数であ
る。
【0022】これら(4)式と(5)式とを連立させて
δを最小とするようにkri,kgi,kbiを求める
と、 kri=(16/15)×Kri,kgi=(16/15)×Kgi,kbi =(16/15)×Kbi …(6) となる。なお、Kri,Kgi,Kbiは15階調間隔
のデータのまま従来の計算式によって算出した結果であ
る。
【0023】次に、柱の部分について考える。OijはR
方向16階調、G方向15階調、B方向15階調間隔と
考えた時の格子点上のC,M,Y値であるので、柱の部
分における条件式は数4となり、ある1つの方向ベクト
ルだけが16階調となる。
【0024】
【数4】
【0025】この条件と残りの点についての式を(4)
式,(5)式のように順に求めると、 kri=Kri,kgi=(16/15)×Kgi,kbi=(16/15) ×Kbi …(7) となり、kriは従来式のまま、kgi,kbiは従来
式に16/15を乗ずればよい。他の柱についても同様
に計算すると、16階調の方向ベクトルの係数は従来式
のままでよいことが分かる。3つの面について考える
と、これも16階調の方向ベクトルの係数は従来式のま
まであり、15階調の方向ベクトルの係数は従来式に1
6/15を乗ずればよいことが分かる。実際には次のよ
うな流れによって補間係数の計算とLUT4への記憶を
行う。
【0026】図6において、ダイレクトマッピング処理
部分が開始すると、0,16,32,…,240までの
16階調間隔の格子点と255の部分の格子点のC,
M,Y値が入力される(ステップ(S)1)。そして、
0,16,32,…,240までの16階調間隔の格子
点のC,M,Y値(主データ)をそのままLUT4にセ
ットする(S2)。0,16,32,…,240までの
16階調間隔の格子点と255の部分の格子点のC,
M,Y値より補間係数を計算し、これもLUT4にセッ
ト(S3)する。なお、S3の詳細については図7に示
す。そして、ダイレクトマッピング処理部分が終了す
る。
【0027】さらに、補間係数計算部分について説明す
る。図7において、補間係数計算部分が開始すると、B
=0〜240まで16ずつ増やすループ、G=0〜24
0まで16ずつ増やすループ、R=0〜240まで16
ずつ増やすループそれぞれにおいて、まず、次の(8)
式のKd1,Kd2,Kd3に16を代入する(S3
1)。
【0028】 kri=(16/Kd1)×Kri(i=0〜2) kgi=(16/Kd2)×Kgi(i=0〜2) kbi=(16/Kd3)×Kbi(i=0〜2) …(8)
【0029】そして、R=240かどうか判定し(S3
2)、YesであればKd1に15を代入し(S3
3)、NoであればS34に移る。S34でG=240
かどうか判定し、YesであればKd2に15を代入し
(S35)、NoであればS36に移る。S36でB=
240かどうか判定し、YesであればKd3に15を
代入し(S37)、NoであればS38に移る。(R,
G,B)は図2の単位立方格子の点P0に当たるので、
その回りの7点も用いて補間係数を求め、R=240,
G=240,B=240の時は単位立方格子の各辺は1
5階調間隔のデータ(図6のS1で入力されたそのまま
のデータ)を用いる(S38)。このようにして求めら
れた補間係数kri,kgi,kbi(i=0〜2)を
LUT4にセットし(S39)、補間係数計算部分が終
了する。
【0030】ところで、以上説明した本実施例では、入
力信号がR,G,Bの3次元、出力信号がC,M,Yの
3次元の場合について説明したが、入力信号がR,G,
Bの3次元、出力信号がC,M,Y,Kの4次元のよう
に、出力信号の次元を増やすことも可能である。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の色
信号処理方法は、第1の表色系の色に対応する色信号の
データが2x 階調であった時、上位nビットに対応する
色信号のデータを第2の表色系の色に対応する色信号に
変換した色信号のデータ(主データ)と、色信号演算処
理に用いられる補間係数とを記憶装置に記憶させてお
き、下位mビット(x=n+m)に対応する色信号のデ
ータと記憶装置より読み出された補間係数とによって演
算処理して補間データを生成して主データを補間するよ
うにした色信号処理方法において、上位nビットに対応
する色信号のデータの間隔が2m −1間隔である部分に
おいては、前記上位nビットに対応する色信号のデータ
の間隔が2m 間隔である部分において得られる補間係数
に2m /(2m −1)を乗じた補間係数を記憶装置に記
憶させて色信号演算処理を行うよう構成したので、最終
段における誤差をなくすことができる。従って、本発明
の色信号処理方法では、第1の表色系の色に対応する色
信号を第2の表色系の色に対応する色信号へと良好な色
再現状態で変換することが可能となり、特に、人間の目
で見て誤差が目立ちやすい白に対しても極めて良好な白
を得ることができるという特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】色信号処理装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】単位立方格子を示す図である。
【図3】本発明を説明するための色空間を示す図であ
る。
【図4】本発明を説明するための図である。
【図5】本発明を説明するための最終段の単位立方格子
を示す図である。
【図6】本発明の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図7】本発明の動作を説明するためのフローチャート
である。
【符号の説明】
1〜3 入力端子 4 ルックアップテーブル(LUT) 5演算部 6〜8 加算器 9〜11 出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 5/00 H04N 1/60 1/46 9/64 Z G06F 15/68 310 A H04N 1/40 D 1/46 Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の表色系の色に対応する3次元の色信
    号を第2の表色系の色に対応する少なくとも3次元の色
    信号に変換する色信号処理に当たり、 前記第1の表色系の色に対応する色信号のデータが2x
    階調であった時、その上位nビットに対応する色信号の
    データを前記第2の表色系の色に対応する色信号に変換
    した色信号のデータと、色信号演算処理に用いられる補
    間係数とを記憶装置に記憶させておき、前記上位nビッ
    トに対応する色信号のデータをアドレス信号として前記
    記憶装置に供給することにより、記憶された前記第2の
    表色系の色に対応する色信号のデータと前記補間係数と
    を前記記憶装置より読み出すと共に、 前記第1の表色系の色に対応する色信号のデータの下位
    mビット(x=n+m)に対応する色信号のデータと前
    記記憶装置より読み出された前記補間係数とによって演
    算処理して補間データを生成し、前記第2の表色系の色
    に対応する色信号のデータを補間するようにした色信号
    処理方法において、 前記記憶装置に、前記上位nビットに対応する色信号の
    データの間隔が2m −1間隔である部分においては、前
    記上位nビットに対応する色信号のデータの間隔が2m
    間隔である部分において得られる補間係数に2m /(2
    m −1)を乗じた補間係数を記憶させることを特徴とす
    る色信号処理方法。
  2. 【請求項2】前記第1の表色系の色に対応する色信号の
    データにおける前記上位nビットに対応する色信号のデ
    ータの間隔が2m 間隔である部分において得られる前記
    補間係数は、 前記上位nビットに対応する色信号のデータによって表
    される色空間を構成するそれぞれの単位立方格子におけ
    る原点となるデータと補間係数とによって演算処理して
    求めたその対角点上の前記第2の表色系の色に対応する
    色信号のデータと予め得られている対角点上の前記第2
    の表色系の色に対応する色信号のデータとが一致するよ
    うに、 かつ、前記対角点を除いた他の点については、前記原点
    となるデータと補間係数とによって演算処理して求めた
    前記第2の表色系の色に対応する色信号のデータと予め
    得られている前記第2の表色系の色に対応する色信号の
    データとの最少自乗誤差が最小となるように得たもので
    あることを特徴とする請求項1記載の色信号処理方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7679619B2 (en) 2004-11-19 2010-03-16 Nec Lcd Technologies, Ltd. Data outputting method, data outputting device, liquid crystal panel driving device, and liquid crystal display device

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