JPH0722212Y2 - 剃刀における刃体の支持構造 - Google Patents

剃刀における刃体の支持構造

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JPH0722212Y2
JPH0722212Y2 JP1990078638U JP7863890U JPH0722212Y2 JP H0722212 Y2 JPH0722212 Y2 JP H0722212Y2 JP 1990078638 U JP1990078638 U JP 1990078638U JP 7863890 U JP7863890 U JP 7863890U JP H0722212 Y2 JPH0722212 Y2 JP H0722212Y2
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達也 斉藤
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 〔産業上の利用分野〕 この考案はホルダの上端部で剃刀ヘッドがホルダに対し
T状に延びるいわゆるT型剃刀において、この剃刀ヘッ
ドでの刃体支持構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の剃刀としては、例えば特公昭60-6673号
公報に示すものがある。この剃刀においては、第9図に
示すように、刃体18が台部19とその上方の挾持部20との
間で保持されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、この剃刀では、台部19上に載せた刃体18がそ
の上方の挾持部20の弾性により押圧されているため、刃
体18の厚みに誤差があると、挾持部20の位置が変わり、
ガード21と挾持部20とを結ぶひげ剃り接線面Pが変化し
て剃り味に悪影響を及ぼすおそれがあった。
本考案は前述したように刃体を挾持する方式の剃刀にお
いてひげ剃り接線面が変化しないものを提供することを
目的としている。
考案の構成 〔課題を解決するための手段〕 この目的に鑑み本考案にかかる剃刀は、後記する実施例
の図面に示すように、刃体16を載せる台部7と、この台
部7上の刃体16の刃先16aに対向して設けたガード4
と、刃体16の下方で台部分7とガード4との間に設けた
ひげかす排除孔8と、台部7の上方で台部7上の刃体16
をその上方から支える固定挾持部11と、台部7上の刃体
16を固定挾持部11との間で下方から挟持する弾性挾持部
13とを備え、前記固定挾持部11をガード4に対し位置決
めしてそれらを結ぶひげ剃り接線面Pを一定にするとと
もに、前記弾性挾持部13には固定挾持部11との間で刃体
16を挾持する方向への弾性を持たせたものである。
さらに、本考案は、前後に並設されるとともに、刃体1
6,17を載せる一対の台部7,9と、前記各台部7,9上の刃体
16,17の刃先16a,17aに対向して設けたガード4,11bと、
各刃体16,17の下方で台部7,9とガード4,11bとの間に設
けたひげかす排除孔8,10と、各台部7,9の上方で台部7,9
上の刃体16,17をその上方から支える固定挟持部11,12
と、各台部7,9上の刃体16,17を固定挟持部11,12との間
で下方から挟持する弾性挟持部13,14とを備え、前記各
固定挟持部11,12をガード4,11bに対し位置決めしてそれ
らを結ぶひげ剃り接線面Pを一定にするとともに、前記
弾性挟持部13,14には固定挟持部11,12との間で刃体16,1
7を挟持する方向への弾性を持たせたものである。
〔作用〕
本考案においては、前記ひげ剃り接線面Pとは関係のな
い下側の挾持部13,14が上側の挾持部11,12との間で刃体
16,17を挾持する方向への弾性を有し、ひげ剃り接線面
Pと関係のある上側の挾持部11,12がガード4,11bに対し
位置決めされているので、固定挾持部11,12と弾性挾持
部13,14との間に挾入された刃体16,17の厚みに誤差があ
っても、その誤差は下側の挾持部13,14の弾性により許
容され、上側の固定挾持部11,12には何ら影響を与えな
い。従って、ガード4,11bと固定挾持部11,12とを結ぶひ
げ剃り接線面Pは刃体16,17の厚みの誤差に関係なく常
に一定の状態にある。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1〜8図に従って説明す
る。
ホルダ1の上端部にはフラットタイプの剃刀ヘッド2が
ホルダ1に対しT状をなすように一体成形されている。
この剃刀ヘッド2にあっては、左右両側壁部3間の前側
でガード4が架設されているとともに、そのガード4よ
りも後方で左右両側壁部3間に中央壁部5と後壁部6と
が架設されている。左右両側壁部3とガード4と中央壁
部5とにより囲まれる空間においてガード4と中央壁部
5との間には複数の台部7が左右両側壁部3と平行に架
設されて左右方向へ並設されているとともに、この各台
部7間並びにこれと左右両側壁部3間にはひげかす排除
孔8が上下方向へ貫設されている。
又、左右両側壁部3と中央壁部5と後壁部6とにより囲
まれる空間において、中央壁部5と後壁部6との間には
前記各台部7と対応する複数の台部9が左右両側壁部3
と平行に架設されて左右方向へ並設されているととも
に、この各台部9間並びにこれと左右両側壁部3間には
ひげかす排除孔10が上下方向へ貫設されている。前側の
各台部7上及び後側の各台部9上は中央壁部5又は後壁
部6から連続して斜状の載置面7a,9aが前方へ向かうに
従い上方へ傾くように形成されている。
各台部7,9の上方空間から外れた各ひげかす排除孔8,10
の上方の空間において、中央壁部5の上側から複数の固
定挾持部11が前方へ向けて突設されているとともに、後
壁部6の上側から固定挾持部12が前方へ向けて突設され
ている。各固定挾持部11,12の下側には挾持面11a,12aが
各台部7,9の載置面7a,9aと平行に形成されている。各台
部7,9間のひげかす排除孔8,10において各固定挾持部11,
12の下方空間から外れた両固定挾持部11間又は両固定挾
持部12間で中央壁部5又は後壁部6の下側から弾性挾持
部13,14が前方へ向けて突設され、各弾性挾持部13,14上
には斜状の挾持面13a,14aが前方へ向かうに従い上方へ
傾くように形成されている。第8図に示す刃体16,17の
取外し状態で、各弾性挾持部13,14の挾持面13a,14aを含
む平面は各固定挾持部11,12の挾持面11a,12aを含む平面
に対し各固定挾持部11,12の前側部で交差するようにな
っている。左右両側壁部3の上部内側には前側のガード
4上と前側の固定挾持部11上と前側の固定挾持部11の後
部である後側のガード11bと後側の固定挾持部12上とを
結ぶひげ剃り接線面P上で位置決め突部15が形成されて
いる。
前側の各台部7の載置面7a上に載せられた前側の刃体16
は前側の各弾性挾持部13の弾性に抗して前側の各固定挾
持部11と各弾性挾持部13との間に挾入され、前側の各固
定挾持部11の挾持面11aで上方から支えられているとと
もに、前側の各弾性挾持部13の挾持面13aでその弾性復
帰力により下方から押圧されている。又、後側の各台部
9の載置面9a上にも後側の刃体17が載せられて、後側の
各固定挾持部12と後側の各弾性挾持部14との間に挾入さ
れ、後側の各固定挾持部12の挾持面12aで上方から支え
られているとともに、後側の各弾性挾持部14の挾持面14
aでその弾性復帰力により下方から押圧されている。両
刃体16,17の刃先16a,17aはガード4又は後側の固定挾持
部11の後部であるガード11bに対向して前記ひげ剃り接
線面P上付近にあり、両刃体16,17の左右両側が左右両
側壁部3の両位置決め突部15の下側に当接している。
特に本実施例においては、前記ひげ剃り接線面Pとは関
係のない下側の挾持部13,14が上側の挾持部11,12との間
で刃体16,17を挾持する方向への弾性を有し、ひげ剃り
接線面Pと関係のある上側のの挾持部11,12がガード4,1
1bに対し位置決めされているので、固定挾持部11,12と
弾性挾持部13,14との間に挾入された刃体16,17の厚みに
誤差があっても、その誤差は下側の挾持部13,14の弾性
により許容され、上側の固定挾持部11,12には何ら影響
を与えない。従って、ガード4,11bと固定挾持部11,12と
を結ぶひげ剃り接線面Pは刃体16,17の厚みの誤差に関
係なく常に一定の状態にあり、ひげ剃り接線面Pに対す
る刃体16,17の刃先16a,17aの位置関係が変化せず許容範
囲内に設定し易くなり、剃り味の維持向上を図ることが
できる。
なお、前記実施例では2枚刃フラットタイプの剃刀を示
したが、もちろん1枚刃の剃刀にも応用することができ
る。
考案の効果 本考案にかかる刃体挾持式剃刀によれば、ひげ剃り接線
面Pに対する刃体16,17の刃先16a,17aの位置関係が変化
せず許容範囲内に設定し易くなり、剃り味の維持向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例にかかる剃刀を示す一部破断斜視図、
第2図は同じく一部破断平面図、第3図は第2図のA−
A線断面図、第4図は第2図のB−B線断面図、第5図
は第2図のC−C線断面図、第6図は第2図のD−D線
断面図、第7図は第2図のE−E線断面図、第8図は刃
体を取り外した状態での前記第5図相当図、第9図は従
来の剃刀を示す断面図である。 4,11b……ガード、7,9……台部、8,10……ひげかす排除
孔、11,12……固定挾持部、13,14……弾性挾持部、16,1
7……刃体、16a,17a……刃先、P……ひげ剃り接線面。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】刃体(16)を載せる台部(7)と、 この台部(7)上の刃体(16)の刃先(16a)に対向し
    て設けたガード(4)と、 刃体(16)の下方で台部(7)とガード(4)との間に
    設けたひげかす排除孔(8)と、 台部(7)の上方で台部(7)上の刃体(16)をその上
    方から支える固定挟持部(11)と、 台部(7)上の刃体(16)を固定挟持部(11)との間で
    下方から挟持する弾性挟持部(13)とを備え、 前記固定挟持部(11)をガード(4)に対し位置決めし
    てそれらを結ぶひげ剃り接線面(P)を一定にするとと
    もに、前記弾性挟持部(13)には固定挟持部(11)との
    間で刃体(16)を挟持する方向への弾性を持たせたこと
    を特徴とする剃刀における刃体の支持構造。
  2. 【請求項2】前後に並設されるとともに、刃体(16,1
    7)を載せる一対の台部(7,9)と、 前記各台部(7,9)上の刃体(16,17)の刃先(16a,17
    a)に対向して設けたガード(4,11b)と、 各刃体(16,17)の下方で台部(7,9)とガード(4,11
    b)との間に設けたひげかす排除孔(8,10)と、 各台部(7,9)の上方で台部(7,9)上の刃体(16,17)
    をその上方から支える固定挟持部(11,12)と、 各台部(7,9)上の刃体(16,17)を固定挟持部(11,1
    2)との間で下方から挟持する弾性挟持部(13,14)とを
    備え、 前記各固定挟持部(11,12)をガード(4,11b)に対し位
    置決めしてそれらを結ぶひげ剃り接線面(P)を一定に
    するとともに、前記弾性挟持部(13,14)には固定挟持
    部(11,12)との間で刃体(16,17)を挟持する方向への
    弾性を持たせたことを特徴とする剃刀における刃体の支
    持構造。
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