JPH07221949A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07221949A
JPH07221949A JP6024838A JP2483894A JPH07221949A JP H07221949 A JPH07221949 A JP H07221949A JP 6024838 A JP6024838 A JP 6024838A JP 2483894 A JP2483894 A JP 2483894A JP H07221949 A JPH07221949 A JP H07221949A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 適切なタイミングで,かつ,自動的に画像デ
ータを消去することにより,第三者による画像データの
流用を防止する。 【構成】 画像データを読み取るイメージスキャナ(図
示せず)と,読み取った画像データを記憶するメモリユ
ニット450と,メモリユニット450への書き込み,
読み出しを制御するCPU(制御手段)150と,イメ
ージスキャナあるいはメモリユニット450から画像デ
ータを入力して,記録紙に画像を形成するレーザプリン
タと,操作者の有無を検知して,検知信号あるいは非検
知信号を出力する人体検知センサ505と,画像形成の
ための動作モードの設定,画像形成開始指示の入力およ
び各種メッセージ等の表示を行うための操作表示部(図
示せず)とを備え,CPU150が,人体検知センサ5
05からの非検知信号に連動してメモリユニット450
に記憶されている画像データの消去制御を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,複写機,ファクシミリ
装置等の画像形成装置に関し,より詳細には,画像メモ
リと人体検知手段とを有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置として,スキャナで
読み取った画像データを一旦画像メモリに記憶し,該画
像メモリから画像データを読み出して,記録紙に画像を
形成することにより,複数部の複写物を得る場合に,ス
キャナによる読み取りを1回にして,効率良く,かつ,
高速に画像形成を行えるようにした装置が提供されてい
る。
【0003】また,従来の画像形成装置の一つとして,
操作者の有無を検知する人体検知手段を有し,操作者の
有無に従って,予熱モードと待機モードとの切り換えを
自動的に行うようにした装置も提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来の画像メモリを有した画像形成装置によれば,操作者
が所望の部数の画像形成を終了して,装置本体から離れ
た場合でも,画像メモリ中に画像データが存在している
ため,第三者によって画像メモリ内の画像データが引き
出される恐れがあるという問題点があった。特に,前記
画像データが機密画像の場合には,機密漏洩の恐れがあ
り,特に問題であった。
【0005】また,機密保持を行うためには,画像メモ
リをクリアすることが容易に考えられるが,例えば,設
定された部数の画像形成動作が終了した時点で自動的に
画像メモリをクリアするようにすると,追加でさらに画
像形成を行いたい場合に,再度スキャナによる読み取り
を行う必要があり,使い勝手が悪いという不都合が発生
する。また,操作者の判断によって所定キーを押下する
ことによって画像メモリをクリアする構成とした場合に
は,該キーの押下を忘れる恐れがあり,同様の不都合が
発生する。
【0006】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て,適切なタイミングで,かつ,自動的に画像データを
消去することにより,第三者による画像データの流用を
防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために,請求項1に係る発明は,原稿画像から画
像データを読み取る画像読取手段と,前記画像読取手段
で読み取った画像データを記憶する画像記憶手段と,前
記画像記憶手段への書き込み,読み出しを制御する制御
手段と,前記画像読取手段あるいは画像記憶手段から画
像データを入力して,記録紙に画像を形成する画像形成
手段と,操作者の有無を検知して,検知信号あるいは非
検知信号を出力する人体検知手段と,画像形成のための
動作モードの設定,画像形成開始指示の入力および各種
メッセージ等の表示を行うための操作表示手段とを備え
た画像形成装置において,前記制御手段は,前記人体検
知手段からの非検知信号に連動して前記画像記憶手段に
記憶されている画像データの消去制御を実行する画像形
成装置を提供するものである。
【0008】また,請求項2に係る発明は,前記制御手
段が,前記人体検知手段から非検知信号を入力してから
所定時間後に前記画像データの消去制御を実行するもの
である。
【0009】また,請求項3に係る発明は,前記制御手
段が,画像形成のための動作モードが変更された場合,
前記画像記憶手段に記憶されている画像データの消去制
御を実行するものである。
【0010】また,請求項4に係る発明は,前記制御手
段が,前記画像記憶手段に記憶されている画像データの
消去制御を実行する場合,前記操作表示手段を介して操
作者にその旨を通知するものである。
【0011】また,請求項5に係る発明は,前記画像記
憶手段が,DRAMから構成され,かつ,前記制御手段
が,前記DRAMのリフレッシュ動作を停止させること
により,前記画像データの消去を行うものである。
【0012】また,請求項6に係る発明は,前記制御手
段が,前記DRAMのリフレッシュ動作の停止後,あら
たに画像形成開始指示が入力されるまで,リフレッシュ
動作を禁止するものである。
【0013】
【作用】本発明に係る画像形成装置(請求項1)は,人
体検知手段で,操作者の有無を検知し,該人体検知手段
からの非検知信号に連動して画像記憶手段に記憶されて
いる画像データを消去する。
【0014】また,本発明に係る画像形成装置(請求項
2)は,人体検知手段から非検知信号を入力してから所
定時間後に画像データの消去を行う。
【0015】また,本発明に係る画像形成装置(請求項
3)は,画像形成のための動作モードが変更された場
合,画像記憶手段に記憶されている画像データの消去を
行う。
【0016】また,本発明に係る画像形成装置(請求項
4)は,画像記憶手段に記憶されている画像データの消
去制御を実行する場合,操作表示手段を介して操作者に
その旨を通知する。
【0017】また,本発明に係る画像形成装置(請求項
5)は,DRAM(画像記憶手段)のリフレッシュ動作
を停止させることにより,画像データの消去を行う。
【0018】また,本発明に係る画像形成装置(請求項
6)は,DRAM(画像記憶手段)のリフレッシュ動作
の停止後,あらたに画像形成開始指示が入力されるま
で,リフレッシュ動作を禁止する。
【0019】
【実施例】以下,本発明の画像形成装置をデジタル複写
機に適用した場合を例として,図面を参照して詳細に説
明する。
【0020】図1および図2は,本実施例のデジタル複
写機の機構部の概略構成を示し,図において,100が
レーザプリンタ,200がADF(自動原稿送り装
置),300がソータ,400がイメージスキャナ,5
00が操作パネルである。
【0021】スキャナ400には,原稿を載置するコン
タクトガラス401と光学走査系が備わっている。光学
走査系には,露光ランプ402,第1ミラー403,第
2ミラー404,第3ミラー405,レンズ406,C
CDイメージセンサ407を有している。露光ランプ4
02および第1ミラー403は図示しない第1キャリッ
ジ上に固定され,第2ミラー404および第3ミラー4
05は図示しない第2キャリッジ上に固定されている。
【0022】原稿画像を読み取るときには,光路長が変
わらないように,前述した第1キャリッジと第2キャリ
ッジとが2対1の相対速度で機械的に走査される。図1
において走査方向は右方向となる。この機械走査が副走
査である。
【0023】一方,主走査は,CCDイメージセンサ4
07の固体走査によって行なわれる。原稿画像は,CC
Dイメージセンサ407によって読み取られ,電気信号
に変換されて処理される。レンズ406およびCCDイ
メージセンサ407を,図2において左右方向に移動さ
せることにより,画像倍率が変わる。すなわち,指定さ
れた倍率に対応してレンズ406およびCCDイメージ
センサ407の左右方向の位置が設定される。なお,図
2における409は中央線を示す。
【0024】レーザプリンタ100には,レーザ書き込
み系,画像再生系,給紙系,両面トレイ系等が配設され
ている。レーザ書き込み系は,レーザ出力ユニット10
1,結像レンズ102,ミラー128を備えている。な
お,レーザ出力ユニット101の内部には,レーザ光源
であるレーザダイオードおよび電気モータによって高速
で定速回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)が備わ
っている。
【0025】レーザ書き込み系から出力されるレーザ光
が,画像再生系に備わった感光体ドラム103に照射さ
れる。感光体ドラム103の周囲には,帯電チャージャ
104,イレーサ105,現像ユニット106,転写チ
ャージャ112,分離チャージャ113,分離爪11
4,クリーニングユニット120,除電ランプ121等
が配置されている。なお,図示を省略するが,レーザビ
ームが照射される感光体ドラム103の一端近傍の位置
に,主走査同期信号を発生するビームセンサが配置され
ている。
【0026】ここで,像再生のプロセスについて簡単に
説明する。感光体ドラム103の表面は帯電チャージャ
104よって,一様に帯電される。その面にレーザ光が
照射されると,照射された部分は電位が低下する。レー
ザ光は,記録画素の白/黒に応じてON/OFF制御さ
れるので,レーザ光の照射によって感光体ドラム103
表面に記録画像に対応する電位分布,すなわち静電潜像
が形成される。静電潜像が形成された部分が現像ユニッ
ト106を通ると,その電位の高低に応じてトナーが付
着し,トナー像が形成される。トナー像が形成された部
分に,所定のタイミングで記録紙が送り込まれ,トナー
像と当接する。このとき,転写チャージャ112によっ
てトナー像が記録紙に転写される。
【0027】その後,記録紙は分離チャージャ113に
よって感光体ドラム103から分離され,搬送ベルト1
15によって搬送され,ヒータを内蔵した定着ローラ1
16によって加熱定着された後,分岐爪118で排紙方
向をソータ300または両面トレイ124へ切り替えら
れる。なお,119は記録紙をソータ300へ案内する
ガイド板,117は両面トレイ124に案内するガイド
板で,ローラ122によって搬送される。その際,切り
替え爪123は,記録紙を両面トレイ124へ通紙可能
のように解放している。このようにして記録紙は画像形
成された面を上にして両面トレイ124へ蓄積される。
よって,次に画像再生系を通過するときには反対の面に
画像形成され,記録紙の両面に画像形成することができ
る。
【0028】給紙系には給紙カセット107が備わって
おり,給紙カセット107内の記録紙は,給紙コロ10
9によって給紙される。また両面トレイ124内の記録
紙は給紙コロ125によって給紙される。この時切り替
え爪123はガイド板117側を閉じている。給紙され
た記録紙は,それぞれガイド板127,128に案内さ
れて,レジストローラ111に当接した状態で一旦停止
し,記録プロセスの進行に同期したタイミングで感光体
ドラム103に送りこまれる。
【0029】ソータ300には,多数のビン305(3
05−1,305−2‥‥305−N等)が備わってお
り,これらのいずれか1つが選択されて,選択された部
分に記録紙が排紙される。すなわち,ガイド板119に
よってレーザプリンタ100から供給された記録紙は,
スポンジローラ301,搬送ローラ302および切り換
えガイド304を通り,上方に向かって搬送され,選択
された排紙ビンの手前で進行方向を変え,そのビン30
5へ排紙される。なお,303は入口センサ,306は
割り込みトレイである。
【0030】記録紙を所定のビン305に排紙するた
め,各ビン305の入口側のシート搬送路には,各々排
出ローラ307と偏向爪308が備わっている。この偏
向爪308の偏向により記録紙を排出するビン305が
決定される。311は,記録紙を搬送するローラ30
1,302,307を駆動するための駆動ユニットであ
り,1個の電気モータ312,タイミングベルト31
3,中間軸314,クラッチ315,タイミングベルト
316等から構成されている。
【0031】ADF200を説明する。201は原稿を
載置する原稿台,202は原稿台201上の原稿を送り
出す給紙コロ,203は原稿を1枚ずつ分離する分離ロ
ーラ,204は分離された原稿を搬入する搬入ローラ,
205は原稿をコンタクトガラス401上で搬送する搬
送ベルト,206は排出トレイ,207はガイド板であ
る。
【0032】次に,図3を参照して,本発明に特に係わ
りのある操作パネル500の一部について説明する。操
作パネル500には,コピー開始を指示するためのコピ
ースタートキー501,コピー枚数等を入力するための
テンキー群502,コピー枚数等の数字情報を表示する
ための表示器503,その他のメッセージを表示するた
めの液晶表示部504が備わっている。この液晶表示部
504は,後述のCPUによって図示しないLCDコン
トローラを介して制御される。なお,その他のコピーモ
ード設定のためのキーは省略している。さらに,操作パ
ネル500には,人体を検知するための人体検知センサ
505が前面を向いて正面に設置されている。
【0033】図4は,装置付近の物体(すなわち,操作
者)を検知するための人体検知センサ505の構成を示
し,人体検知センサ505は発光素子と受光素子を組み
合わせた反射型フォトセンサであり,発光部(LED)
801で発した光の反射を受光部(フォトトランジス
タ)802で受けている。受光部802は光を受けると
出力端子電位V2 が受光光量に比例して低下する。コン
パレータ803は,図5に示すように,受光部802の
出力端子電圧V2 と基準電圧V1 を比較して人体の検知
信号を出力している。
【0034】この人体検知センサ505の出力は,後述
するレーザプリンタ100の制御回路(図6参照)内の
I/Oポート154に接続され,図5に「センサO
N」,「センサOFF」で示す検知信号をCPU150
で監視することにより,本デジタル複写機付近の操作者
の有無を検知することができる。なお,本実施例では,
人体(物体)を検知している場合の信号を「センサO
N」,検知していない場合を「センサOFF」と記載す
る。
【0035】図6は,レーザプリンタ100の制御回路
の構成を示すブロック図である。制御回路には,CPU
150が搭載され,プログラム用ROM151,データ
の一時格納用RAM152,タイマ153,入出力用の
I/Oポート154が接続されている。I/Oポート1
54には,本装置を操作するための操作パネル500,
人体検知センサ505を含むセンサ類155,負荷ドラ
イバ156および各種負荷157が接続されている。さ
らに,後述する画像メモリを制御するためのメモリユニ
ット450が接続されている。
【0036】図7は,本発明の要部であるCPU150
による制御と画像データの流れとの関係をブロック図で
示したものである。スキャナ400内のCCDイメージ
センサ407で読みとられた画像データ(ここでは,ア
ナログ信号)はA/Dコンバータ410でデジタル信号
に変換された後,シェーディング補正回路411,MT
F・γ補正回路412で画像処理を施され,セレクタ4
13へ送られる。セレクタ413は,CPU150の制
御によって入力した画像データの転送先をメモリユニッ
ト450またはレーザ出力ユニット101の何れかに切
り替える。
【0037】具体的には,メモリユニット450へ画像
データを出力する場合には,セレクタ413のスイッチ
Aを2側,スイッチBを解放にする。レーザ出力ユニッ
ト101へ画像データを出力する場合には,セレクタ4
13のスイッチAを解放,スイッチBを2側にする。
【0038】図8は,メモリユニット450の内部構成
を示す。メモリユニット450は,主走査方向のアドレ
スをカウントするカウンタXCT451と,副走査方向
のアドレスをカウントするカウンタYCT452との2
つのカウンタを有している。DRAMコントローラ(D
RAMC)453の制御によって,この2つのカウンタ
の出力がアドレスマルチプレクサ(ADRMPX)45
4でマルチプレクスされ,DRAM455のアドレス線
(Ad)に接続されている。
【0039】DRAMコントローラ453には画像クロ
ック(VCLK)に同期したメモリアクセスクロック
(MCLK)と,セレクタ413(図7参照)に連動し
た画像入力/出力方向の切り替え信号(DIR)が入力
されている。この信号を基にDRAMコントローラ45
3は動作して,前述のアドレスマルチプレクス454の
制御信号とDRAM455のRAS信号,CAS信号,
WRITE信号を出力し,画像データ(VD)のDRA
M455への読み書きと,DRAM455のリフレッシ
ュを行なう。画像データの信号線と別に,画像データセ
レクト線(VDSEL)が有り,ここをLowレベルに
することにより,画像データの信号を無効(白色画像)
にすることができる。
【0040】各々のカウンタ451,452には,カウ
ンタの初期値を設定するレジスタXmin456,レジ
スタYmin457および終了値を設定するレジスタX
max458,レジスタYmax459がある。これら
のレジスタは,CPU150から設定可能なようにチッ
プセレクト(CS),アドレスストローブ(AS),デ
ータバス(CPUD)が接続されている。XCTカウン
タ451は主走査画像の同期信号(LSYNC)によっ
てレジスタXmin456の値がロードされ,YCTカ
ウンタ452はフレームトリガ(FTRIG)でロード
され,カウント動作はライン有効期間(LGATE)間
のビデオクロック(VCLK)に同期してカウントされ
る。
【0041】また,図中のMCTRL信号は,DRAM
コントローラ453を動作/停止させるための制御線で
ある。この制御線をLowレベルにするとDRAMコン
トローラ453へのクロックが停止し,DRAM455
への読み書き,リフレッシュを停止することができる。
なお,詳細は後述するが,本実施例では人体検知センサ
505の信号をCPU150で監視し,所定の条件でリ
フレッシュの制御を行っている。
【0042】なお,メモリユニット450に入力する画
像データのエリアをレジスタXmin456,レジスタ
Xmax458,レジスタYmin457,レジスタY
max459に設定し,前述のFTRIG,LSYN
C,LGATE,VCLK,VD,DIR,MCLK信
号を与えることでCPU150によってDRAM455
への画像データの入出力制御が行われる。この時,VD
SEL信号がHighレベルであれば通常の画像入出力
となり,画像入力時にLowレベルであれば,画像デー
タ線(VD)がLowに固定されるので,設定したメモ
リエリアのクリア動作となる。
【0043】図9は,メモリユニット450に入力され
る画像信号のタイミングを示す。順にフレーム同期信号
(FGATE),フレームトリガ(FTRIG),ライ
ン同期信号(LSYNC),ライン有効期間信号(LG
ATE),画素クロック(VCLK),画素データ(V
D)である。
【0044】以上の構成において,その動作を説明す
る。図10は,本発明の制御動作を示すためのフローチ
ャートである。モード設定待機状態において,操作パネ
ル500を介して変倍率,両面/片面コピーなどのコピ
ーモードが設定され(S1001),コピースタートキ
ー501が押下されると(S1002),スキャナ部4
00によって原稿の画像を読み取り,メモリユニット4
50に格納する(S1003)。
【0045】次に,メモリユニット450から格納され
ている画像データを読み出し,レーザプリンタ部100
で画像形成を実行し(S1004),コピー枚数分の画
像形成が終了するまで,S1004を繰り返す(S10
05)。
【0046】ステップS1005でコピー枚数分終了し
た場合には,人体検知センサ505の検知信号をチェッ
クし,検知信号がON(センサON)であるか否かを判
定し(S1006),検知信号がONでなければ(すな
わち,センサOFFならば),検知信号OFFから3秒
経過後に,メモリユニット450に記憶されている画像
データ(換言すれば,DRAM455内の画像データ)
を消去する旨のメモリクリアメッセージを,図11に示
すように液晶表示部504に表示し(S1007,S1
008),DRAM455のリフレッシュ動作を停止さ
せることにより,画像データをクリアする(S100
9)。ここで,例えば,ステップS1006の経過時間
を0秒に設定することにより,操作者が複写機を離れる
とすぐにDRAM455内の画像データが消去されるよ
うにすることもできる。
【0047】一方,ステップS1006において,コピ
ー終了後に人体検知センサ505の検知信号がONの場
合には,操作パネル500を介してコピーモードの変更
があったか否かを判定し(S1010),変更があった
場合には,ステップS1008,S1009を実行して
処理を終了する。なお,処理終了後は,ステップS10
01の状態へ移行して,次のモードに備える。
【0048】また,コピーモードに変更がない場合,コ
ピースタートキー501が押下された否かを判定し(S
1011),押下されたら,ステップS1004へ進ん
で,メモリユニット450から画像を読み出し画像形成
を行なう。一方,コピースタートキー501が押下され
ていない場合には,ステップS1006へ戻って,人体
検知センサ505の検知信号をチェックする。
【0049】また,CPU150は,コピースタートキ
ー501が押下されると,図12に示すフローチャート
を定期的に実行して,DRAM455の画像データの保
持・消去の制御を行う。先ず,コピー動作中であるか否
かを判定し(S1201),コピー動作中であれば,M
CTRL線をHighレベルに保ち,リフレッシュを開
始あるいは継続する(S1205)。一方,コピー動作
中でなければ,一度リフレッシュを停止したか否かを判
定し(S1202),一度停止していれば,リフレッシ
ュの停止を保ったまま,処理を終了する。一方,リフレ
ッシュの停止が行われていない場合には,人体検知セン
サ505の検知信号がOFFであるか否かを判定し(S
1203),OFFであれば,MCTRL線をLowレ
ベルにしてリフレッシュを停止する(S1204)。ま
た,OFFでなければ,すなわち,人体検知センサ50
5の検知信号がONであれば,ステップS1205へ進
み,リフレッシュを継続する。
【0050】前述したように本実施例によれば,人体検
知センサ505で,操作者の有無を検知し,操作者がい
ない場合に,DRAM455に記憶されている画像デー
タを自動的に消去するので,コピー終了後,次の操作者
による機密情報の引出しを防止できる。
【0051】また,人体検知センサ505から非検知信
号(センサOFF)を入力してから所定時間後に画像デ
ータの消去を行うので,DRAM455の画像データの
クリア開始までの時間にゆとりを持たせて,人体検知セ
ンサ505の誤動作で非検知信号が発生した場合でも,
DRAM455の画像データの誤消去を防止することが
できる。
【0052】さらに,画像形成のためのコピーモード
(動作モード)が変更された場合に,自動的にDRAM
455に記憶されている画像データの消去を行うので,
人体検知センサ505の精度低下,誤動作,経時劣化等
があった場合でも,人体検知センサ505によらず,D
RAM455の画像データの消去を実行することができ
る。
【0053】また,DRAM455に記憶されている画
像データの消去制御を実行する場合,操作パネル500
を介して操作者にその旨を通知するので,画像データの
消去動作が行なわれているかどうか確認できる。
【0054】また,DRAM455のリフレッシュ動作
を停止させることにより,画像データの消去を行うの
で,操作者がいない時,画像データ用メモリのリフレッ
シュをしないようにでき,電力の節約を図ることができ
る。
【0055】また,DRAM455のリフレッシュ動作
の停止後,あらたに画像形成開始指示が入力されるま
で,リフレッシュ動作を禁止するので,不要なリフレッ
シュを行わないようにでき,電力の節約を図ることがで
きる。すなわち,一度リフレッシュを停止した後,次の
コピー動作までのメモリリフレッシュは無意味なので,
不要なリフレッシュをしないようにできる。
【0056】
【発明の効果】以上より明らかなように,請求項1に係
る画像形成装置は,人体検知手段で,操作者の有無を検
知し,該人体検知手段からの非検知信号に連動して画像
記憶手段に記憶されている画像データを消去するため,
第三者による画像データの流用を防止することができ
る。
【0057】また,請求項2に係る画像形成装置は,人
体検知手段から非検知信号を入力してから所定時間後に
画像データの消去を行うため,画像データの誤消去を防
止することができる。
【0058】また,請求項3に係る画像形成装置は,画
像形成のための動作モードが変更された場合,画像記憶
手段に記憶されている画像データの消去を行うため,人
体検知手段の精度低下,誤動作,経時劣化等があった場
合でも,画像データの消去を実行することができる。
【0059】また,請求項4に係る画像形成装置は,画
像記憶手段に記憶されている画像データの消去制御を実
行する場合,操作表示手段を介して操作者にその旨を通
知するため,画像データの消去動作が行なわれているか
どうか確認できる。
【0060】また,請求項5に係る画像形成装置は,D
RAM(画像記憶手段)のリフレッシュ動作を停止させ
ることにより,画像データの消去を行うため,電力の節
約を図ることができる。
【0061】また,請求項6に係る画像形成装置は,D
RAM(画像記憶手段)のリフレッシュ動作の停止後,
あらたに画像形成開始指示が入力されるまで,リフレッ
シュ動作を禁止するため,電力の節約を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のデジタル複写機の機構部の概略構成
を示す説明図である。
【図2】本実施例のデジタル複写機の機構部の概略構成
を示す説明図である。
【図3】本実施例に係わりのある操作パネルの一部構成
を示す説明図である。
【図4】人体検知センサの構成を示す説明図である。
【図5】人体検知センサの検知信号を示す説明図であ
る。
【図6】レーザプリンタの制御回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】本発明の要部であるCPUによる制御と画像デ
ータの流れとの関係を示すブロック図である。
【図8】メモリユニットの内部構成を示す説明図であ
る。
【図9】メモリユニットに入力される画像信号のタイミ
ングチャートである。
【図10】本実施例の制御動作を示すフローチャートで
ある。
【図11】メモリユニット内の画像データを消去する旨
のメモリクリアメッセージの例を示す説明図である。
【図12】DRAMの画像データの保持・消去の制御を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 レーザプリンタ 200 ADF(自動原稿送り装置) 300 ソータ 400 イメージスキャナ 450 メモリユニット 455 DRAM 500 操作パネル 505 人体検知センサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像から画像データを読み取る画像
    読取手段と,前記画像読取手段で読み取った画像データ
    を記憶する画像記憶手段と,前記画像記憶手段への書き
    込み,読み出しを制御する制御手段と,前記画像読取手
    段あるいは画像記憶手段から画像データを入力して,記
    録紙に画像を形成する画像形成手段と,操作者の有無を
    検知して,検知信号あるいは非検知信号を出力する人体
    検知手段と,画像形成のための動作モードの設定,画像
    形成開始指示の入力および各種メッセージ等の表示を行
    うための操作表示手段とを備えた画像形成装置におい
    て,前記制御手段は,前記人体検知手段からの非検知信
    号に連動して前記画像記憶手段に記憶されている画像デ
    ータの消去制御を実行することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は,前記人体検知手段から
    非検知信号を入力してから所定時間後に前記画像データ
    の消去制御を実行することを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は,画像形成のための動作
    モードが変更された場合,前記画像記憶手段に記憶され
    ている画像データの消去制御を実行することを特徴とす
    る請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は,前記画像記憶手段に記
    憶されている画像データの消去制御を実行する場合,前
    記操作表示手段を介して操作者にその旨を通知すること
    を特徴とする請求項1,2または3記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記画像記憶手段は,DRAMから構成
    され,かつ,前記制御手段は,前記DRAMのリフレッ
    シュ動作を停止させることにより,前記画像データの消
    去を行うことを特徴とする請求項1,2,3または4記
    載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は,前記DRAMのリフレ
    ッシュ動作の停止後,あらたに画像形成開始指示が入力
    されるまで,リフレッシュ動作を禁止することを特徴と
    する請求項5記載の画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001086275A (ja) * 1999-09-09 2001-03-30 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置及び画像処理システム
WO2004077814A1 (ja) * 2003-02-25 2004-09-10 Sharp Kabushiki Kaisha 画像処理装置
US6950200B1 (en) 1999-10-18 2005-09-27 Minolta Co., Ltd. Apparatus and method for re-outputting image data under different conditions depending on time passing from output of the image data
JP2014091215A (ja) * 2012-10-31 2014-05-19 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置及び画像形成方法

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