JPH072216B2 - 遠心分離機のスライドドア機構 - Google Patents

遠心分離機のスライドドア機構

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JPH072216B2
JPH072216B2 JP63191231A JP19123188A JPH072216B2 JP H072216 B2 JPH072216 B2 JP H072216B2 JP 63191231 A JP63191231 A JP 63191231A JP 19123188 A JP19123188 A JP 19123188A JP H072216 B2 JPH072216 B2 JP H072216B2
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JP
Japan
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handle
centrifuge
slide door
door
shaft
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浩 早坂
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は遠心分離機のスライドドア機構に係り、特に遠
心分離機の回転室を密封・保護するとともに回転体の出
し入れに好適な遠心分離機のスライドドア機構に関する
ものである。
〔従来の技術〕
この種スライドドア機構の従来技術を第3図によって説
明する。スライドドア23の上面にドア23と平行に設けレ
バー16と連結したノブ15を図示矢印18方向へ動かすと、
回転室22の上部のスライドドア23上に立てたピン14を支
点としてレバー16の作用点17がガードプレート21を押
し、スライドドア23を矢印18方向にレール19上で動か
す。しかし、この構造の場合、回転可動するレバー16を
スライドドア23の上部から避ける必要があり、かつ、遠
心分離機前面で操作できるようにするため、必ず横方向
にレバー16をスライドさせなければならない。また、前
面にレバー16のノブ15があり、ドア23とともに移動する
ので、この移動する分を遠心分離機内に空間として必要
となり、本体の小形化への妨げとなっていた。
また、第4図のようにスライドドア25の上にハンドル24
が付いたものもあるが、この場合ドア25を開ける方向と
は逆方向に持ち上げないとレール26の上にベアリング27
を乗せることができず、ドア開け動作を2段階で行なわ
なければならない。なお、第4図において、28はサポー
タ、29はシャフトである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記前者の従来技術は、レバーを必ず横方向にスライド
させなければならず、また、前面にレバーのノブがあ
り、これがスライドドアとともに移動するので、その空
間が必要となり、本体を小形化できず、後者の従来技術
は、ドア開き動作を2段階で行わなければならないとい
う問題があった。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、ス
ライドドアの開閉機構を小形化でき、同時に操作性を良
好にできる遠心分離機のスライドドア機構を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、遠心分離機の回転室を密封するために使用
し、かつ、回転体を出し入れするために開閉するスライ
ドドアの上部に開閉方向と同方向に動くハンドルを設
け、このハンドルは1つの支点を持ち、この支点の下側
に少なくとも1つのピースを配置し、上記ハンドルの上
端を上記スライドドアを開ける方向に動かすと、上記ハ
ンドルの他端はその逆方向に上記ピースを押し出し、こ
のピースが固定部を押すことにより上記スライドドアを
開けるように作用する構成として達成するようにした。
〔作用〕
スライドドアの上部に支点によりドアの開閉方向と同方
向に回動するハンドルを設け、このハンドルの下端に少
なくとも1つのピースを配置し、ハンドルをドアを開け
る方向に動かすと、ピースをそれと逆方向に押し出して
固定部を押すことによりドアを開けるように作用するの
で、スライドドア機構が存在する部分を少なくすること
ができ、同時にドア開閉方向を自由に選べるので、本体
をより小形化できる。
〔実施例〕 以下本発明の一実施例を第1図、第2図を用いて詳細に
説明する。
第1図は本発明の遠心分離機のスライドドア機構の一実
施例を示す平面図で、第2図は第1図のA方向から見た
断面図である。第1図において、スライドドア1は、回
転室2の上側にあり、ドア1の両側にはそれぞれ複数個
(実施例では、2個)のベアリング6がついている。ド
ア1はレール3の上をベアリング6が転がることで、図
示矢印7の方向へ移動する。このドア1の上面にはハン
ドル4があり、ハンドル4は、第2図に示すように、ド
ア1上面に固定されたハンドルベース8にシャフト9を
介して取り付けられており、シャフト9を支点として矢
印10方向に動かすことができ、2点鎖線の位置までずれ
る。ハンドル4の上部を手で矢印7の方向に押せば、ハ
ンドル4の支点(シャフト9)の下側にあるピース11を
ハンドル4を押した方向と逆の方向に移動させ、サポー
タ5を押すことになる。サポータ5を押すことにより、
ドア1は矢印7方向に力が加わり、ベアリング6がレー
ル3の上に持ち上がる。ドア1をベアリング6を介して
レール3の上に持ち上げるには、ドア1そのものの重量
と同等の力が必要であるが、ハンドル4の支点からの距
離を操作側とピース11を押す作用側では、操作側を長く
してあるので、その長さの比によってより少ない力でド
ア1を開けることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、テコを利用したハンドルをスライドド
アの上面に取り付け、ドア開け方向にハンドルを押すこ
とのみでドアをその重量より少ない力でスライドさせレ
ール上に乗せることができ、また、ドア上面のハンドル
の一端のみで動作するため、遠心分離機上側の開放部分
の移動のみでよいので、ドアが移動するスペースがあれ
ばよく、スライドドア機構が存在する部分を少なくする
ことができ、同時にドア開閉方向を自由に選ぶことがで
き、小形化できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の遠心分離機のスライドドア機構の一実
施例を示す平面図、第2図は第1図のA方向から見た断
面図、第3図、第4図はそれぞれ従来技術の例を示すも
ので第3図は平面図、第4図は側面図である。 1はスライドドア、2は回転室、3はレール、4はハン
ドル5はサポータ、6はベアリング、8はハンドルベー
ス、9はシャフト(支点)、11はピース。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遠心分離機の回転室を密封するために使用
    し、かつ、回転体を出し入れするために開閉するスライ
    ドドア機構において、前記スライドドアの上部にシャフ
    トを配し、該シャフトを支点として前記スライドドアの
    開閉方向と同じ方向に可動なハンドルを有し、更に前記
    スライドドアの移動平行方向に可動なピースを前記ハン
    ドルの下端部近傍に設け、前記ハンドルの操作により前
    記ピースを移動させることで遠心機の固定部を押圧し、
    これにより前記スライドドアを移動させることを特徴と
    する遠心分離機のスライドドア機構。
  2. 【請求項2】前記ハンドルの上端部から前記シャフトま
    での長さが前記ハンドルの下端部から前記シャフトまで
    の長さよりも長くなる位置に前記シャフトを設けること
    を特徴とする請求項1記載の遠心分離機のスライドドア
    機構。
JP63191231A 1988-07-29 1988-07-29 遠心分離機のスライドドア機構 Expired - Fee Related JPH072216B2 (ja)

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US07/385,743 US5004453A (en) 1988-07-29 1989-07-27 Centrifuge
DE3925117A DE3925117C2 (de) 1988-07-29 1989-07-28 Zentrifuge

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JPH0240249A JPH0240249A (ja) 1990-02-09
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JP4262381B2 (ja) 1999-12-28 2009-05-13 株式会社ユタカ技研 エンジン用二重排気管及びエンジン用排気マニホールド
JP4753061B2 (ja) * 2001-03-26 2011-08-17 コンビ株式会社 アジャストファスナー開防止用フラップ付き子守帯
DE202007006204U1 (de) 2007-04-27 2008-09-04 Schachtner, Petra Tragevorrichtung

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