JPH0722098Y2 - 用毛供給装置 - Google Patents
用毛供給装置Info
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- JPH0722098Y2 JPH0722098Y2 JP9556990U JP9556990U JPH0722098Y2 JP H0722098 Y2 JPH0722098 Y2 JP H0722098Y2 JP 9556990 U JP9556990 U JP 9556990U JP 9556990 U JP9556990 U JP 9556990U JP H0722098 Y2 JPH0722098 Y2 JP H0722098Y2
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- hair
- pusher
- gripper
- guide
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、用毛供給装置に関するものであり、特に歯ブ
ラシ等の植毛機に用毛を供給するための用毛供給装置に
関するものである。
ラシ等の植毛機に用毛を供給するための用毛供給装置に
関するものである。
[従来の技術] 用毛供給装置に関する従来の技術としては、特公昭62−
57324号公報、実公昭62−28187号公報に記載のもの等が
知られている。
57324号公報、実公昭62−28187号公報に記載のもの等が
知られている。
上記公報に記載されている従来の技術について説明する
と、実公昭62−75324号公報には、プッシャ機構によっ
て用毛を供給ガイドに沿う如くに加工機へ押込む用毛自
動供給装置が記載されている。
と、実公昭62−75324号公報には、プッシャ機構によっ
て用毛を供給ガイドに沿う如くに加工機へ押込む用毛自
動供給装置が記載されている。
また、実公昭62−28187号公報にも、プッシャ機構によ
って用毛を供給ガイドに沿う如くに加工機へ押込む材料
供給装置が記載されている。
って用毛を供給ガイドに沿う如くに加工機へ押込む材料
供給装置が記載されている。
[考案が解決しようとする課題] 然しながら、上記の従来の技術は以下のような課題を有
していた。
していた。
即ち、特公昭62−57324号公報に記載の用毛自動供給装
置及び実公昭62−28187号公報に記載の材料供給装置
は、用毛が直線状の供給ガイドに沿って押込まれるた
め、用毛の後端を押圧するプッシャ機構のみによって供
給ガイドの先端部に位置する用毛に必要充分な押圧を加
え得るが、供給ガイドが円弧状に形成されている場合に
は、用毛の後端を押圧するプッシャ機構のみでは供給ガ
イドの先端部に位置する用毛に必要充分な押圧を加える
ことができず、用毛を確実に植毛機に供給することはで
きない。
置及び実公昭62−28187号公報に記載の材料供給装置
は、用毛が直線状の供給ガイドに沿って押込まれるた
め、用毛の後端を押圧するプッシャ機構のみによって供
給ガイドの先端部に位置する用毛に必要充分な押圧を加
え得るが、供給ガイドが円弧状に形成されている場合に
は、用毛の後端を押圧するプッシャ機構のみでは供給ガ
イドの先端部に位置する用毛に必要充分な押圧を加える
ことができず、用毛を確実に植毛機に供給することはで
きない。
また、用毛の端部に膨出部が形成されている場合には搬
送中に用毛が傾く等、姿勢乱れが生じ、用毛を確実に植
毛機に供給することはできない。
送中に用毛が傾く等、姿勢乱れが生じ、用毛を確実に植
毛機に供給することはできない。
従って、本考案の目的は、供給ガイドによって形成され
る搬送通路内に用毛と平行方向の溝を備えた回転体を突
出させることによって、供給ガイドの先端部に位置する
用毛に必要充分な押圧を加えることができると共に、搬
送中に生じる用毛の姿勢乱れを防止することができる用
毛供給装置を提供することにある。
る搬送通路内に用毛と平行方向の溝を備えた回転体を突
出させることによって、供給ガイドの先端部に位置する
用毛に必要充分な押圧を加えることができると共に、搬
送中に生じる用毛の姿勢乱れを防止することができる用
毛供給装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 請求項1に記載の本考案は、用毛を供給ガイドに沿って
搬送し加工機に供給する用毛供給装置において、上記供
給ガイドによって形成される搬送通路内に上記用毛と平
行方向の溝を備えた回転体が突出されているようにした
ものである。
搬送し加工機に供給する用毛供給装置において、上記供
給ガイドによって形成される搬送通路内に上記用毛と平
行方向の溝を備えた回転体が突出されているようにした
ものである。
請求項2に記載の本考案は、供給ガイトが、円弧状に形
成されているようにしたものである。
成されているようにしたものである。
請求項3に記載の本考案は、回転体が、駆動装置によっ
て正逆転されているようにしたものである。
て正逆転されているようにしたものである。
[作用] 本考案の用毛供給装置によれば、供給ガイドによって形
成される搬送通路内に突出し、用毛と平行方向の溝を備
えた回転体の存在により、供給ガイドの先端部に位置す
る用毛に一定した押圧を加えることができると共に、用
毛の姿勢を乱すことなく供給ガイドに沿って用毛を搬送
することができる。
成される搬送通路内に突出し、用毛と平行方向の溝を備
えた回転体の存在により、供給ガイドの先端部に位置す
る用毛に一定した押圧を加えることができると共に、用
毛の姿勢を乱すことなく供給ガイドに沿って用毛を搬送
することができる。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例に係る用毛供給装置を示す斜
視図、第2図は用毛供給装置を示す平面図である。
視図、第2図は用毛供給装置を示す平面図である。
用毛供給装置10は、第1図、第2図に示す如く、グリッ
パ11に集束されて供給される用毛1を受入れ、この用毛
1をピッカー12を介してブラシ加工機13へ供給するもの
である。
パ11に集束されて供給される用毛1を受入れ、この用毛
1をピッカー12を介してブラシ加工機13へ供給するもの
である。
尚、グリッパ11は、基台14にX字状に支持される一対の
爪15A、15Bを備え、両爪15A、15Bの基端部間に張り設け
たばね16のばね力により両爪15A、15Bの先端部間にて束
状の用毛1を挟持可能とするものである。
爪15A、15Bを備え、両爪15A、15Bの基端部間に張り設け
たばね16のばね力により両爪15A、15Bの先端部間にて束
状の用毛1を挟持可能とするものである。
また、ピッカー12は、ピッカー本体17にインナーブレー
ド18を内蔵し、円弧状に往復動する間に、ピッカー本体
17に設けてある切欠19に用毛1を取込み、且つ取込んだ
用毛1をインナーブレード18にて保持し、該用毛1を搬
出可能とするものである。
ド18を内蔵し、円弧状に往復動する間に、ピッカー本体
17に設けてある切欠19に用毛1を取込み、且つ取込んだ
用毛1をインナーブレード18にて保持し、該用毛1を搬
出可能とするものである。
ここで、用毛供給装置10は、架台10Aにグリッパ搬入装
置20、用毛押込装置30、用毛供給ガイド装置50を有して
構成されている。
置20、用毛押込装置30、用毛供給ガイド装置50を有して
構成されている。
このとき、グリッパ搬入装置20は、架台10Aに設けたガ
イドレール21に沿って往復動できる移動台22と、移動台
22を往復動せしめるグリッパ搬入シリンダ23と、移動台
22上に配設されたグリッパ開放シリンダ24とを有して構
成されている。
イドレール21に沿って往復動できる移動台22と、移動台
22を往復動せしめるグリッパ搬入シリンダ23と、移動台
22上に配設されたグリッパ開放シリンダ24とを有して構
成されている。
このグリッパ搬入装置20においては、束状の用毛1を挟
持して供給されるグリッパ11が、グリッパ供給位置に停
留している移動台22の上面に設けられている不図示の位
置決めピンにて位置決めされ、且つ該移動台22の上面に
設けられている不図示の磁石に吸着保持されている。そ
して、グリッパ11は、グリッパ搬入シリンダ23の作動に
より前進する移動台22と共に用毛押込装置30による用毛
押込位置の側に搬入される。移動台22が前進端に停留
し、且つグリッパ11に挟持されている用毛1が用毛押込
位置において後述する如くにより用毛押込装置30により
押圧保持されると、グリッパ開放シリンダ24の作動によ
りその開放ヘッド24Aがグリッパ11を構成している両爪1
5A、15Bの基端部間に突出されて押込まれ、両爪15A、15
Bの先端部を開くことにて用毛1に対しグリップ解除す
る。次に、グリッパ11は、グリッパ搬入シリンダ23の作
動により後退する移動台22と共にグリッパ供給位置に復
帰し、更にグリッパ開放シリンダ24の開放ヘッド24Aの
収縮により両爪15A、15Bの先端部を閉じられた状態で、
移動台22から取出し可能となる。
持して供給されるグリッパ11が、グリッパ供給位置に停
留している移動台22の上面に設けられている不図示の位
置決めピンにて位置決めされ、且つ該移動台22の上面に
設けられている不図示の磁石に吸着保持されている。そ
して、グリッパ11は、グリッパ搬入シリンダ23の作動に
より前進する移動台22と共に用毛押込装置30による用毛
押込位置の側に搬入される。移動台22が前進端に停留
し、且つグリッパ11に挟持されている用毛1が用毛押込
位置において後述する如くにより用毛押込装置30により
押圧保持されると、グリッパ開放シリンダ24の作動によ
りその開放ヘッド24Aがグリッパ11を構成している両爪1
5A、15Bの基端部間に突出されて押込まれ、両爪15A、15
Bの先端部を開くことにて用毛1に対しグリップ解除す
る。次に、グリッパ11は、グリッパ搬入シリンダ23の作
動により後退する移動台22と共にグリッパ供給位置に復
帰し、更にグリッパ開放シリンダ24の開放ヘッド24Aの
収縮により両爪15A、15Bの先端部を閉じられた状態で、
移動台22から取出し可能となる。
用毛押込装置30は、用毛押込位置においてグリッパ11か
らグリッパ解除された用毛1を背面から保持する第1プ
ッシャ31と、該第1プッシャ31を背面から用毛供給ガイ
ド装置50の側に押込む第2プッシャ32とを有して構成さ
れる。
らグリッパ解除された用毛1を背面から保持する第1プ
ッシャ31と、該第1プッシャ31を背面から用毛供給ガイ
ド装置50の側に押込む第2プッシャ32とを有して構成さ
れる。
第1プッシャ31は、架台10Aに設けたガイドレール33に
沿って往復動できる移動第34にピン35まわりを回動自在
に支持される。そして、移動台34は第1プッシャ移動シ
リンダ36にて往復動され、第1プッシャ31は第1プッシ
ュ開閉シリンダ37にて用毛1に対する保持領域の内外に
回動される。
沿って往復動できる移動第34にピン35まわりを回動自在
に支持される。そして、移動台34は第1プッシャ移動シ
リンダ36にて往復動され、第1プッシャ31は第1プッシ
ュ開閉シリンダ37にて用毛1に対する保持領域の内外に
回動される。
第2プッシャ32は、架台10Aに設けたガイドレール38に
沿って往復動できる移動台39上で、該移動台39に設けた
ガイドレール41に沿ってガイドレール38と直交する方向
に往復動できる横行台42に固定されている。そして、移
動台39は第2プッシャ移動シリンダ43にて往復動され、
横行台42は第2プッシャ開閉シリンダ44(ロータリエア
シリンダ)にて駆動される第2プッシャ開閉ギア45に噛
合うラックを備えて用毛1に対する押込領域の内外に直
線動される。
沿って往復動できる移動台39上で、該移動台39に設けた
ガイドレール41に沿ってガイドレール38と直交する方向
に往復動できる横行台42に固定されている。そして、移
動台39は第2プッシャ移動シリンダ43にて往復動され、
横行台42は第2プッシャ開閉シリンダ44(ロータリエア
シリンダ)にて駆動される第2プッシャ開閉ギア45に噛
合うラックを備えて用毛1に対する押込領域の内外に直
線動される。
この用毛押込装置30においては、グリッパ搬入装置20が
グリッパ11に挟持されている用毛1を用毛押込位置に搬
入するとき、第1プッシャ31は、第1プッシャ開閉シリ
ンダ37にて用毛1に対する保持領域外に設定され、且つ
第1プッシャ移動シリンダ36にて後退端に停留され、第
2プッシャ32は第2プッシャ開閉シリンダ44にて用毛1
に対する押込領域に設定され、且つ第2プッシャ移動シ
リンダ43にて既に用毛供給ガイド装置50の側に押込まれ
ている用毛1を押し続ける。そして、用毛1がグリッパ
搬入装置20によって用毛押込位置に搬入されると、第1
プッシャ31は第1プッシャ開閉シリンダ37にて用毛1に
対する保持領域内に設定され、且つ第1プッシャ移動シ
リンダ36にて前進端に前進してグリッパ11の後方から用
毛1の背面を押圧保持する。次に、グリッパ11がグリッ
プ解除して用毛押込位置からグリップ供給位置の側に復
帰すると、第2プッシャ32は第2プッシャ開閉シリンダ
44にて用毛1に対する押込領域外に引抜かれ、第2プッ
シャ移動シリンダ43にて後退され、更に第2プッシャ開
閉シリンダ44にて上述の搬入直後の用毛1の背面に対す
る押込領域に差込まれ、第2プッシャ移動シリンダ43に
て前進せしめられて該用毛1を用毛供給ガイド装置50の
側に押込む。その後、第1プッシャ31は第1プッシャ開
閉シリンダ37にて用毛1に対する保持領域外に設定さ
れ、且つ第1プッシャ移動シリンダ36にて後退端に移動
され、新たな用毛1を挟持してくるグリッパ11の供給待
ちとなる。
グリッパ11に挟持されている用毛1を用毛押込位置に搬
入するとき、第1プッシャ31は、第1プッシャ開閉シリ
ンダ37にて用毛1に対する保持領域外に設定され、且つ
第1プッシャ移動シリンダ36にて後退端に停留され、第
2プッシャ32は第2プッシャ開閉シリンダ44にて用毛1
に対する押込領域に設定され、且つ第2プッシャ移動シ
リンダ43にて既に用毛供給ガイド装置50の側に押込まれ
ている用毛1を押し続ける。そして、用毛1がグリッパ
搬入装置20によって用毛押込位置に搬入されると、第1
プッシャ31は第1プッシャ開閉シリンダ37にて用毛1に
対する保持領域内に設定され、且つ第1プッシャ移動シ
リンダ36にて前進端に前進してグリッパ11の後方から用
毛1の背面を押圧保持する。次に、グリッパ11がグリッ
プ解除して用毛押込位置からグリップ供給位置の側に復
帰すると、第2プッシャ32は第2プッシャ開閉シリンダ
44にて用毛1に対する押込領域外に引抜かれ、第2プッ
シャ移動シリンダ43にて後退され、更に第2プッシャ開
閉シリンダ44にて上述の搬入直後の用毛1の背面に対す
る押込領域に差込まれ、第2プッシャ移動シリンダ43に
て前進せしめられて該用毛1を用毛供給ガイド装置50の
側に押込む。その後、第1プッシャ31は第1プッシャ開
閉シリンダ37にて用毛1に対する保持領域外に設定さ
れ、且つ第1プッシャ移動シリンダ36にて後退端に移動
され、新たな用毛1を挟持してくるグリッパ11の供給待
ちとなる。
用毛供給ガイド装置50は、用毛押込装置30による用毛押
込位置かせピッカー12への用毛供給位置に渡り、一対の
円弧状プレート52A、52Bからなる供給ガイド51を設置
し、用毛1のための搬送通路を形成している。供給ガイ
ド51の外側の円弧状プレート52Aのり搬送通路に沿う3
位置と、内側の円弧状プレート52Bの搬送通路に沿う2
位置のそれぞれには、歯車状の回転体53が配設されてい
る。各回転体53は、用毛1と平行方向の溝54を備えて、
供給ガイド51によって形成される搬送通路内に突出配置
されている。そして、各回転体53は、不図示の駆動モー
タの回転力を不図示のベルトにて伝えられ、一定周期で
正逆転される。
込位置かせピッカー12への用毛供給位置に渡り、一対の
円弧状プレート52A、52Bからなる供給ガイド51を設置
し、用毛1のための搬送通路を形成している。供給ガイ
ド51の外側の円弧状プレート52Aのり搬送通路に沿う3
位置と、内側の円弧状プレート52Bの搬送通路に沿う2
位置のそれぞれには、歯車状の回転体53が配設されてい
る。各回転体53は、用毛1と平行方向の溝54を備えて、
供給ガイド51によって形成される搬送通路内に突出配置
されている。そして、各回転体53は、不図示の駆動モー
タの回転力を不図示のベルトにて伝えられ、一定周期で
正逆転される。
この用毛供給ガイド装置50においては、用毛押込装置30
にて前述の如くに押込まれる用毛1を供給ガイド51の搬
送通路上にてピッカー12の側へ搬送する途上で、正逆転
する各回転体53の溝54に搬送上流側の用毛1を取込み、
且つこの用毛1を起立状態にて搬送下流側に順次送り出
すことができる。
にて前述の如くに押込まれる用毛1を供給ガイド51の搬
送通路上にてピッカー12の側へ搬送する途上で、正逆転
する各回転体53の溝54に搬送上流側の用毛1を取込み、
且つこの用毛1を起立状態にて搬送下流側に順次送り出
すことができる。
尚、各回転体53の正逆転量は、用毛1の送り出し方向A
の正転量をより大きくし、取込み方向Bの逆転量をより
小さく設定することができる。
の正転量をより大きくし、取込み方向Bの逆転量をより
小さく設定することができる。
次に、上記用毛供給装置10の作動について説明する。
(1)用毛1を集束状態で挟持しているグリッパ11を、
グリッパ搬入装置20の移動台22に位置決め保持する。そ
して、グリッパ搬入シリンダ23の作動により、このグリ
ッパ11を用毛押込装置30において用毛1に対する押込領
域内にある第2プッシャ32手前まで搬入する。
グリッパ搬入装置20の移動台22に位置決め保持する。そ
して、グリッパ搬入シリンダ23の作動により、このグリ
ッパ11を用毛押込装置30において用毛1に対する押込領
域内にある第2プッシャ32手前まで搬入する。
(2)用毛1に対する保持領域外に設定されて後退され
ていた第1プッシャ31を、第1プッシャ開閉シリンダ37
にて保持領域内に設定し、且つ第1プッシャ移動シリン
ダ36にて前進し、この第1プッシャ31によりグリッパ11
の後方から用毛1の背面を保持する。
ていた第1プッシャ31を、第1プッシャ開閉シリンダ37
にて保持領域内に設定し、且つ第1プッシャ移動シリン
ダ36にて前進し、この第1プッシャ31によりグリッパ11
の後方から用毛1の背面を保持する。
(3)グリッパ開放シリンダ24によりグリッパ11を開放
し、且つグリッパ搬入シリンダ23によりグリッパ11を後
退させた後、グリッパ開放シリンダ24によりグリッパ11
を閉じる。
し、且つグリッパ搬入シリンダ23によりグリッパ11を後
退させた後、グリッパ開放シリンダ24によりグリッパ11
を閉じる。
(4)上記(1)において用毛1に対する押込領域内に
設定されて用毛供給ガイド装置50内の既搬入済み用毛1
に押込力を付与している第2プッシャ32を第2プッシャ
開閉シリンダ44により該押込領域から引抜き、且つ第2
プッシャ移動シリンダ43にて後退し、更に第2プッシャ
開閉シリンダ44にて上記(2)の搬入直後の用毛1の背
面に対する押込領域に差込み、且つ第2プッシャ移動シ
リンダ43にて前進せしめる。これにより、該用毛1を用
毛供給ガイド装置50の側に押込む。
設定されて用毛供給ガイド装置50内の既搬入済み用毛1
に押込力を付与している第2プッシャ32を第2プッシャ
開閉シリンダ44により該押込領域から引抜き、且つ第2
プッシャ移動シリンダ43にて後退し、更に第2プッシャ
開閉シリンダ44にて上記(2)の搬入直後の用毛1の背
面に対する押込領域に差込み、且つ第2プッシャ移動シ
リンダ43にて前進せしめる。これにより、該用毛1を用
毛供給ガイド装置50の側に押込む。
(5)上記(2)において用毛1に背面を保持していた
第1プッシャ31を、第1プッシャ開閉シリンダ37にて保
持領域外に設定し、且つ第1プッシャ移動シリンダ36に
て後退せしめ、新規グリッパ11の供給待ちとなる。
第1プッシャ31を、第1プッシャ開閉シリンダ37にて保
持領域外に設定し、且つ第1プッシャ移動シリンダ36に
て後退せしめ、新規グリッパ11の供給待ちとなる。
(6)上記(1)〜(5)の繰返しにより、用毛1を用
毛供給ガイド装置50に対し間欠的に押込み供給する。
毛供給ガイド装置50に対し間欠的に押込み供給する。
(7)用毛供給ガイド装置50において、用毛1は、用毛
押込装置30の第2プッシャ32による押込力を付与されな
がら、供給ガイド51の搬送通路上をピッカー12の側へ搬
送される。この過程で、用毛1は、正逆転する各回転体
53の溝54に搬送上流側から取込まれ、且つ搬送下流側に
順次起立状態にて送り出される。
押込装置30の第2プッシャ32による押込力を付与されな
がら、供給ガイド51の搬送通路上をピッカー12の側へ搬
送される。この過程で、用毛1は、正逆転する各回転体
53の溝54に搬送上流側から取込まれ、且つ搬送下流側に
順次起立状態にて送り出される。
然るに、上記用毛供給装置10によれば、供給ガイド51に
よって形成される搬送通路内に突出し、用毛1と平行方
向の溝54を備えた回転体53の存在により、供給ガイド51
の先端部に位置する用毛1に一定した押圧を加えること
ができると共に、用毛1の姿勢を乱すことなく供給ガイ
ド51に沿って用毛1を搬送することができる。
よって形成される搬送通路内に突出し、用毛1と平行方
向の溝54を備えた回転体53の存在により、供給ガイド51
の先端部に位置する用毛1に一定した押圧を加えること
ができると共に、用毛1の姿勢を乱すことなく供給ガイ
ド51に沿って用毛1を搬送することができる。
従って、用毛押込装置30が供給ガイド51の基端側にのみ
設けられ、該供給ガイド51が円弧状をなしているにも拘
らず、回転体53は供給ガイド51の先端部に位置する用毛
1にも必要充分な押圧を加えることができる。
設けられ、該供給ガイド51が円弧状をなしているにも拘
らず、回転体53は供給ガイド51の先端部に位置する用毛
1にも必要充分な押圧を加えることができる。
また、回転体53はその溝54を正立状態の用毛1と平行方
向に備えるものであるから、用毛1の端部に膨出部が形
成されている場合にも、溝54に取込み送り出すに際し、
該用毛1の傾き姿勢を矯正しながら搬送することができ
る。
向に備えるものであるから、用毛1の端部に膨出部が形
成されている場合にも、溝54に取込み送り出すに際し、
該用毛1の傾き姿勢を矯正しながら搬送することができ
る。
また、回転体53は正逆転しながら用毛1を取込み送り出
すものであるから、その溝54の凹部の全域に空所を生ず
ることなく用毛1を取込むことでき、用毛1の姿勢を確
実に矯正できる。
すものであるから、その溝54の凹部の全域に空所を生ず
ることなく用毛1を取込むことでき、用毛1の姿勢を確
実に矯正できる。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、供給ガイドによって形成
される搬送通路内に用毛と平行方向の溝を備えた回転体
を突出させることによって、供給ガイドの先端部に位置
する用毛に必要充分な押圧を加えることができると共
に、搬送中に生じる用毛の姿勢乱れを防止することがで
きる用毛供給装置を得ることができる。
される搬送通路内に用毛と平行方向の溝を備えた回転体
を突出させることによって、供給ガイドの先端部に位置
する用毛に必要充分な押圧を加えることができると共
に、搬送中に生じる用毛の姿勢乱れを防止することがで
きる用毛供給装置を得ることができる。
第1図は本考案の一実施例に係る用毛供給装置を示す斜
視図、第2図は用毛供給装置を示す平面図である。 1……用毛、10……用毛供給装置、13……(ブラシ)加
工機、50……用毛供給ガイド装置、51……供給ガイド、
53……回転体、54……溝。
視図、第2図は用毛供給装置を示す平面図である。 1……用毛、10……用毛供給装置、13……(ブラシ)加
工機、50……用毛供給ガイド装置、51……供給ガイド、
53……回転体、54……溝。
Claims (3)
- 【請求項1】用毛を供給ガイドに沿って搬送し加工機に
供給する用毛供給装置において、上記供給ガイドによっ
て形成される搬送通路内に上記用毛と平行方向の溝を備
えた回転体が突出されていることを特徴とする用毛供給
装置。 - 【請求項2】供給ガイドが、円弧状に形成されている、
請求項(1)記載の用毛供給装置。 - 【請求項3】回転体が、駆動装置によって正逆転されて
いる、請求項(1)記載の用毛供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9556990U JPH0722098Y2 (ja) | 1990-09-13 | 1990-09-13 | 用毛供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9556990U JPH0722098Y2 (ja) | 1990-09-13 | 1990-09-13 | 用毛供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0454242U JPH0454242U (ja) | 1992-05-08 |
JPH0722098Y2 true JPH0722098Y2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=31834368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9556990U Expired - Lifetime JPH0722098Y2 (ja) | 1990-09-13 | 1990-09-13 | 用毛供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0722098Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008036300A (ja) * | 2006-08-09 | 2008-02-21 | Kao Corp | 用毛供給装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4751109B2 (ja) * | 2005-06-09 | 2011-08-17 | 花王株式会社 | 用毛搬送装置 |
-
1990
- 1990-09-13 JP JP9556990U patent/JPH0722098Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008036300A (ja) * | 2006-08-09 | 2008-02-21 | Kao Corp | 用毛供給装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0454242U (ja) | 1992-05-08 |
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