JPH07220584A - 中電圧及び高電圧用の多極スイッチ - Google Patents

中電圧及び高電圧用の多極スイッチ

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JPH07220584A
JPH07220584A JP7019652A JP1965295A JPH07220584A JP H07220584 A JPH07220584 A JP H07220584A JP 7019652 A JP7019652 A JP 7019652A JP 1965295 A JP1965295 A JP 1965295A JP H07220584 A JPH07220584 A JP H07220584A
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drive
switch
lever
same
connecting rod
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Application number
JP7019652A
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Inventor
Guido Hux
フックス グイド
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General Electric Switzerland GmbH
Grid Solutions SAS
Original Assignee
GEC Alsthom T&D AG
GEC Alsthom T&D SA
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Filing date
Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/54Circuit arrangements not adapted to a particular application of the switching device and for which no provision exists elsewhere
    • H01H9/56Circuit arrangements not adapted to a particular application of the switching device and for which no provision exists elsewhere for ensuring operation of the switch at a predetermined point in the ac cycle
    • H01H9/563Circuit arrangements not adapted to a particular application of the switching device and for which no provision exists elsewhere for ensuring operation of the switch at a predetermined point in the ac cycle for multipolar switches, e.g. different timing for different phases, selecting phase with first zero-crossing
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/02Details
    • H01H33/022Details particular to three-phase circuit breakers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 組み付け時の切換器ユニットの置き換えの危
険がなく、異なる部品を少なくして製造できる多極スイ
ッチを提供すること。 【構成】 中電圧及び高電圧用のスイッチの各切換器ユ
ニット10、12、14は、駆動軸30と、可動スイッチ接点片18
と、スイッチ接点片18を駆動軸30に連結する伝動リンク
機構38とを備える。すべての切換器ユニット10、12、14が
同一の構造である。駆動レバー40が各駆動軸30に固着さ
れて駆動軸と共転でき、この駆動レバー40は連結ロッド
44、46 を介して互いに連結されている。時間的にずれた
状態で切り換えを行うため、少なくとも2つの切換器ユ
ニット10、12、14の駆動レバー40が、その駆動軸30に対し
て異なった回転位置に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチ接点片を駆動
軸に連結する伝動リンク機構を備えている切換器(イン
ターラプター[interrupter])ユニットと、すべての切
換器ユニットに共通の駆動部に駆動リンク機構を介して
連結されている駆動レバーとを有する、中電圧及び高電
圧用の多極スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】中電圧及び高電圧用の回路網での切り換
え動作の結果として発生する過渡現象を最小限に抑える
ため、スイッチは回路網の電圧あるいは電流と時間的に
同期するようにして開閉される。多極切り換えの場合、
切り換える負荷に応じて、すべての極をそれぞれ異なっ
た時に個別に切り換えるか、少なくとも1つの極をその
他の極に対して時間的にずらして切り換えた場合、過渡
現象の最適な減少を達成することができる。
【0003】三相回路網では、例えばコンデンサ群を接
続する場合、印加電圧がゼロ電圧に至る時点でそれぞれ
の場合の個々の極の接点を接触させた時に過渡電流が最
も減少する。
【0004】ここで、電源回路網の中性点及びコンデン
サ群の中性点の両方が接地している場合、スイッチの3
極が好適な方法でそれぞれ1/6サイクルの間隔で、す
なわち50Hzの回路網では3.33msの間隔で閉じる。そ
れに対して、中性点の1つが接地していないか、大きい
インピーダンスを介して接地している場合、好ましくは
2極が最初に同時に閉じてから、1/4サイクル遅れ
で、すなわち50Hzの回路網では5ms後に第3極が閉じ
る。
【0005】変圧器及び誘導コイルの接続時の過渡現象
を抑圧する最適状態は、関連の相電圧が最大値の時点で
それらを接続すれば、アナログ式に達成できる。極ごと
に時間をずらした切り換え動作によって、切り離し中の
過電圧も同様にして減少させることができる。
【0006】スイッチの各極が専用の駆動装置で駆動さ
れる場合、個々の極の時間的にずれた状態の作動は、タ
イミングリレー等の電子制御装置によって簡単に与える
ことができる。しかし、スイッチの個々の極が、すべて
の極に共通の駆動装置によって駆動される場合、切り換
え移動を駆動装置から個々の極の可動スイッチ接点片に
伝達する機械式伝動装置の構造によって極の時間的なず
れ動作を与えなければならない。
【0007】この形式のスイッチは、ドイツ特許第38 1
0 453 号に開示されている。各極に切換器ユニットが設
けられており、それの可動スイッチ接点片が、軸線回り
に回動可能なダブルアーム式山形レバーに他端部を連結
したラグ状接続部材に絶縁ロッドを介して関節式に取り
付けられている。ダブルアーム式山形レバーは、すべて
の極に共通の作動ロッドに関節式に取り付けられて、駆
動装置によって往復移動することができる。
【0008】個々の切換器ユニットの時間的なずれ動作
は、この公知のスイッチの場合、それぞれの接続素子と
ダブルアーム式山形レバーの、関節式にそれに連結され
て極毎に別々に延出しているアームとの間のトグルレバ
ージョイントの角度によって行われる。この場合、この
違いは、様々な手段で、例えば接続部材の長さの違い及
びダブルアーム式山形レバーの角度の違いで達成するこ
とができる。
【0009】この公知の伝動装置を、例えばSF6 を用
いて絶縁されているガス開閉器の場合のように、切換器
ユニット毎に1本の駆動軸がハウジングに密封状に挿通
されているスイッチに使用する場合、切換器ユニットの
内部の伝動リンク機構を駆動軸と可動スイッチ接点片と
の間で異なった構造にして、同じ接続及び切り離し位置
が得られるようにしなければならない。
【0010】しかし、その違いは、適当なマークによる
か、例えば接点片の接続位置と分離位置との間の角度の
測定のみによって外部的に識別できるだけである。従っ
て、切換器ユニットが組み付け時に置き換わって間違っ
た相に割り当てられる危険性がある。さらに、多数の異
なった部品または調節可能な部品が必要であり、そのた
めに供給管理及び組み付けコストが増大する。
【0011】高電圧用の、時間的にずれた切り換えを可
能にする別の電源スイッチが、ヨーロッパ特許第0 541
078 号に開示されている。このスイッチは、駆動装置に
よって往復移動することができる単一の連続駆動軸を設
けている。各極に1つのレバーが割り当てられており、
このレバーが駆動軸に取付られて、様々な回転角度で時
間的なずれを発生できるようになっている。可動接点の
接続及び切り離し位置を同一にし、すべての極の切換器
のストロークを同じにするため、レバーとこのレバーを
可動接点片に接続する絶縁ロッドを異なった長さに設計
しなければならない。また、スイッチの切換器ユニット
が互いに異なっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、駆動軸が極内
へ密封状に挿入されるガス絶縁式または液体絶縁式スイ
ッチの場合、この違いはやはり適当なマークや測定のみ
によって切換器ユニットの外部からわかるだけである。
また、特に4種類のスイッチを提供するためには、すな
わち50及び60Hz用及び3極すべての時間的にずれた切り
換え用、または1極を残りの2つの同時に切り換えられ
る極に対して時間的に遅らせて切り換えるために、10種
類までの切換器ユニットが必要であるから、切換器ユニ
ットが組み付け中に置き換わる危険性がある。また、連
続した駆動軸を用いる構成方法は、そのような駆動軸に
は十分な回転剛さがなく、振動し始めるため、比較的大
型のスイッチには不適当である。
【0013】従って、本発明の目的は、組み付け時の切
換器ユニットの置き換えに支障なく、かつ異なる部品を
少なくしてスイッチを構成できる、中電圧及び高電圧用
の多極スイッチを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的は、請求項1で
限定した特徴部分、すなわち、すべての切換器ユニット
の伝動リンク機構が同一の構造であり、前記駆動リンク
機構は、各々の駆動レバー間に配置された連結ロッド
と、少なくとも1つの前記連結ロッドの関節点に連結す
るレバーアームを有しており、関連した複数の駆動レバ
ーはそれぞれの駆動軸に対して異なる回転位置を有して
いることを特徴とする構成を備えた一般形のスイッチに
よって達成される。
【0015】スイッチ内のすべての切換器ユニットが同
一部品を有しており、駆動レバーだけが異なった構造で
ある可能性があるが、少なくとも2極の駆動レバーは、
スイッチの接続位置及び/または切り離し位置で異なっ
た方向を向くようにしなければならない点を除いて、同
一にすることができ、これは、特に簡単な方法で、例え
ば歯付きの軸を用いることによって可能になる。
【0016】駆動軸を可動スイッチ接点片に接続する、
すべての切換器ユニットの伝動リンク機構が、本発明に
よる同一構造である。異なった構造の切換器ユニットを
設けているスイッチの場合に見られる置き換えの危険が
なくなる。さらに、本発明によれば、駆動レバーが連結
ロッドを介して関節式に互いに連結されている。
【0017】すべての駆動レバーのレバーアームが好適
な方法で同一になっている。本発明によるスイッチが請
求項3の特徴も備えている場合、レバーアームを同じ長
さにして、簡単な方法でスイッチ接点片の接続位置、切
り離し位置及びストロークをすべての切換器ユニットで
同一にすることができる。
【0018】本発明によるスイッチの特に好適な実施例
が請求項4に規定されている。この実施例の場合、すべ
ての切換器ユニットのすべての部品を、軸に対する駆動
レバーの位置を含めて、同じ構造にすることができる。
すべての切換器ユニットをスタガ形式(時間的にずれた
状態)で切り換える場合、連結ロッドも同じ長さにする
ことができる。
【0019】
【作用】スイッチの各切換器ユニットは、同一の構造で
あり、駆動レバーが各駆動軸に固定されて駆動軸と共転
できるように取付けられ、各駆動レバーは連結ロッドを
介して互いに連結されている。切換器ユニットが同じ構
造であるため、スイッチの接続位置では、すべての駆動
軸が同じ回転位置を取り、駆動軸がこの回転位置にある
時、2つの切換器ユニット(10,14) の駆動レバーは、関
連する駆動軸上で同じ方向に向いているのに対して、他
の切換器ユニット(12)の駆動レバーはその駆動軸に対し
て異なった回転位置となる。すべての駆動レバーが同じ
長さであれば、すべての切換器ユニットの可動スイッチ
接点片は接続及び切り離し中に必ず同じストロークを行
うが、接続中は、切換器ユニット(12)の可動スイッチ接
点片は他の2つの切換器ユニット(10,14) の可動スイッ
チ接点片より遅れて動作するのに対して、切り離し中は
それらに先行する。このため、時間的にずれた状態で切
り換えを行うことができる。
【0020】
【実施例】次に、添付の図面を参照しながら、本発明を
2つの実施例について詳細に説明する。
【0021】図1は、中電圧または高電圧用の三極スイ
ッチの3つの切換器ユニット10,12,14を概略的に示して
いる。切換器ユニット10,12,14の各々には、固定のスイ
ッチ接点片16と、接続の場合は矢印17の方向へ、切り離
しの場合は矢印と反対方向へ移動するスイッチ接点片18
とが設けられている。スイッチ接点片18は、公知のよう
にして第1接続フランジ22に電気的に接続されている滑
り接点片20と相互作用する。固定スイッチ接点片16も同
様に、それぞれ第2接続フランジ22' に電気的に接続さ
れている。
【0022】スイッチ接点片16、18の各々は、支持絶縁
体26を介して金属製機構ハウジング28上に支持されてい
る切換室絶縁体24の内部に配置されている。各機構ハウ
ジング28内に駆動軸30が挿入されており、駆動軸30に伝
動レバー32が固定されて共に回転できるように取り付け
られ、この伝動レバー32は細長い連結部材34を介して絶
縁ロッド36に関節式に連結されており、絶縁ロッド36の
他端部は可動スイッチ接点片18に連結されている。絶縁
ロッド36は、可動スイッチ接点片18の移動方向に変位で
きるように案内される。伝動レバー32、連結部材34及び
絶縁ロッド36が、各切換器ユニット10,12,14内の伝動リ
ンク機構38を形成している。すべての切換器ユニット1
0,12,14は、伝動リンク機構38と共に、同一構造になっ
ている。
【0023】各駆動軸30には、機構ハウジング28の外側
において駆動レバー40が取り付けられており、その長さ
が、駆動軸30の軸線と関節点42との間のレバーアーム4
0' を形成している。他端部で切換器ユニット12の駆動
レバー40に関節式に連結されている第1連結ロッド44
と、他端部で切換器ユニット14の駆動レバー40に関節式
に連結されている第2連結ロッド46とが、中央の切換器
ユニット10の駆動レバー40の関節点42に関節的に連結さ
れている。さらに、概略的に図示されている駆動部50に
他端部で連結されている駆動部連結ロッド48が、切換器
ユニット14の駆動レバー40の関節点42に作用している。
連結ロッド44、46及び駆動部連結ロッド48が、駆動リン
ク機構51を形成している。
【0024】伝動リンク機構38、駆動レバー40、及び第
1,第2連結ロッド44、46の接続位置Iが実線で示さ
れ、切り離し位置Oが点線で示されている。切換器ユニ
ット10,12,14が同じ構造である結果、接続位置Iではす
べての駆動軸30が同じ回転位置を取る。駆動軸30がこの
回転位置にある時、切換器ユニット10及び14の駆動レバ
ー40は、対応の駆動軸30上で同じ方向に向いているのに
対して、切換器ユニット12の駆動レバー40はその駆動軸
30に対して異なった回転位置にある。
【0025】接続位置Iでは、切換器ユニット10、14の
レバーアーム40' が、駆動軸30の軸線を互いに結んだ直
線54に対する垂線52に対して同じ角度α1 ,α3 をなし
ており、この角度は直線54に対する垂線52と切り離し位
置Oにある駆動レバー40との間の負の角度β2 に等し
い。同様に、垂線52とスイッチが切り離し位置Oにある
時の切換器ユニット10, 12のレバーアーム40' との間の
角度β1 とβ3 は、垂線52とスイッチが接続位置Iにあ
る時の切換器ユニット12のレバーアーム40' との間の負
の角度α2 に等しく、角度β1 とβ3 は対応の垂線52に
対して同じ側に位置しているが、角度α2 は反対側に位
置している。
【0026】すべての駆動レバー40のレバーアーム40'
が同じ長さであれば、すべての切換器ユニット10,12,14
の可動スイッチ接点片18は接続及び切り離し中に必ず同
じストロークを行うが、接続中は切換器12の可動スイッ
チ接点片18は他の2つの切換器10、14の可動スイッチ接
点片18より遅れるのに対して、切り離し中はそれらに先
行する。さらに、すべての切換器ユニット10,12,14の可
動スイッチ接点片18は、接続位置I及び切り離し位置O
において同じ位置を取る。
【0027】図2,図3に示されている本発明のスイッ
チの実施例の場合、切換器ユニット10,12,14は、図1に
示されているスイッチの場合と同様に、まったく同じ構
造である。同一部分には同一の参照番号が付けられてい
る。切換器ユニット10,12,14の構造及び作動方法に関す
ることについては、特に図1を参照されたい。
【0028】互いに対してV字形に配置されたレバーア
ーム58、58' を備えた駆動ダブルレバー56が、各切換器
ユニット10,12,14の駆動軸30に固定された状態で回転可
能に取り付けられている。これらのレバーアーム58、5
8' は、スイッチの接続位置Iでは実線で示されている
ように互いに同じ方向を向いており、駆動軸30に対して
同じ回転位置に配置されている。点線で示されているよ
うに、スイッチの切り離し位置Oにおいても同じことが
当てはまる。
【0029】中央の切換器ユニット10の駆動ダブルレバ
ー56のレバーアーム58は、第1連結ロッド44を介して切
換器ユニット12の駆動ダブルレバー56のレバーアーム5
8' に連結されており、中央の切換器ユニット10に割り
当てられたレバーアーム58' は、第2連結ロッド46を介
して切換器ユニット14の駆動ダブルレバー56のレバーア
ーム58に連結されている。2つの外側の切換器ユニット
12、14の駆動ダブルレバー56は、もちろん図3に概略的
に示されているように、それぞれレバーアーム58' 及び
58に相当する一本アームの駆動レバーに代えることがで
きる。
【0030】さらに、図3に示されているように、切換
器ユニット10,12,14は、駆動部50が設けられたフレーム
体60にそれらの機構ハウジング28によって取り付けられ
ている。駆動部50の出力駆動レバー62が、中央の切換器
ユニット10に割り当てられた駆動ダブルレバー56のレバ
ーアーム58の関節点42で駆動連結ロッド48によって駆動
ダブルレバー56に関節式に連結されている。連結ロッド
44、46及び駆動連結ロッド48を設けた駆動及び伝動リン
ク機構51、38は、駆動部50によって実線で示されている
接続位置Iから点線で示されている切り離し位置Oへ、
またはその逆に移動することができる。
【0031】図示の例では、出力駆動レバー62の回転軸
線が、平行な駆動軸30の軸線を結んだ直線54と交差す
る。出力駆動レバー62のレバーアームは、中央の切換器
ユニット10の駆動ダブルレバー56のレバーアーム58に平
行で、それと同じ長さであるため、接続及び切り離し中
はこれらのレバーアームが同じ回動運動をする。
【0032】切換器ユニット10のレバーアーム58は、接
続位置Iでは直線54に対する垂線52に対して、垂線52か
ら反時計回りに角度α1 ’をなしており、切り離し位置
Oでは垂線52から時計回りに角度β1 ’をなしている。
角度α1 は、この角度β1 ’と同じ大きさであるが、接
続位置Iにおける、垂線52に対して反時計回りに回動し
ているレバーアーム58' の位置を示している。切り離し
位置Oでは、このレバーアーム58' は、垂線52に対して
時計回りに角度β1 だけ変位した回転位置にある。角度
α1 が角度β1 ’に等しく、角度α1 ’が角度β1 に等
しいので、駆動ダブルレバー56は、接続位置Iでは垂線
52を中心にして切り離し位置Oの時の対称の位置を取
る。
【0033】スイッチの接続位置Iにおいて、切換器ユ
ニット12の駆動ダブルレバー56のレバーアーム58' が切
換器ユニット10の駆動ダブルレバー56のレバーアーム5
8' に平行で、駆動軸30に対してそれと同じ方向になる
ように、第1連結ロッド44の長さが選択されている。す
べての駆動ダブルレバー56のレバーアーム58、58' は同
じ長さであるから、切換器ユニット12のレバーアーム5
8' は、切り離し位置Oにおいて垂線52から反時計回り
にずれた角度位置β2 を取る。この角度β2 は、角度β
1 に等しく、また負の角度α1 ’に等しい。同様にし
て、レバーアーム58'と垂線52との間の角度α2 は、角
度α1 に等しく、また負の角度β1 ’に等しい。
【0034】同様に、接続位置Iにおいて切換器ユニッ
ト14の駆動ダブルレバー56のレバーアーム58' が、駆動
軸30に平行で、それと同じ方向を向くように、第2連結
ロッド46の長さが選択されている。この場合の角度α3
は、角度α1 ’に等しく、また負の角度β2 に等しい。
同様にして、切り離し位置において、レバーアーム58が
垂線52に対して取る角度β3 は、角度β1 ’に等しく、
また負の角度α2 に等しい。切換器ユニット10が切換器
ユニット12及び切換器ユニット14の両方から同じ距離に
あり、図1に従った構造とは異なって、第1及び第2連
結ロッド44及び46の長さは等しい。
【0035】切り換え動作中、すべての駆動ダブルレバ
ー56が同じ角度(α1 +β1 、α2+β2 、α3 +β
3 )だけ回動し、切換器ユニット10,12,14が同じ構造で
あるため、接続位置Iでは切り離し位置Oの場合と同様
に、すべての可動スイッチ接点片18は同じストロークを
行い、対応した同じ位置を取る。
【0036】図4は、図2及び図3に示されているスイ
ッチの切換器ユニット10,12,14の可動スイッチ接点片18
のストロークを中央切換器ユニット12の駆動ダブルレバ
ー56の回転角度の関数として示している。横軸では、
「0」はこの駆動ダブルレバー56の接続位置Iに対応
し、「60」はその切り離し位置Oに対応しており、角度
数値は時計回りに大きくなるように示されている。
【0037】縦軸には、ストロークが百分率で示されて
おり、「0」は連結位置Iに対応し、「100」 はその切り
離し位置Oに対応している。横軸に平行な線64は、固定
及び可動スイッチ接点片16、18が切り離し時には互いか
ら分離し、接続時には接触するストロークを示してい
る。それぞれ切換器ユニット10,12,14の可動スイッチ接
点片18のストロークに対応している曲線10',12',14' と
平行線64との交点からわかるように、切り離し中は切換
器ユニット12及び14の可動スイッチ接点片18が切換器ユ
ニット10のものに先行し、反対に、接続中はそれから遅
れている。さらに、曲線10',12',14' は接続位置I及び
切り離し位置Oの点で合致している。これは、可動スイ
ッチ接点片18のすべてが、接続位置I及び切り離し位置
Oにおいて同じ位置を取ることを意味している。
【0038】もちろん、図2及び図3に従ったスイッチ
の場合、それぞれの第1または第2連結ロッド44、46を
2つの対応した駆動ダブルレバー56の同じレバーアーム
58または58' に関節式に連結することも考えられる。こ
れによって、2つの切換器ユニット10,12 または10,14
が同時に切り換えられて、残りの切換器ユニット14また
は12に対して時間的にずれた状態で切り換えられる。ど
ちらの連結ロッド44、46をこのように関節式に連結する
かによって、2つの同期した切換器ユニットが接続中に
残りのものに対して先行したり、遅れる。もちろん関連
の連結ロッド44、46の長さは、接続位置I及び切り離し
位置Oにおいて駆動ダブルレバー56が同じ方向を向くよ
うに定める必要がある。
【0039】また、図2及び図3と同等の実施例の場
合、切換器ユニット10の駆動ダブルレバー56の代わり
に、それぞれ対応した別々の回転位置で駆動軸にはめ付
けられている2つの個別の駆動レバーを用いることも考
えられる。その場合、残りの2つの切換器ユニット12及
び14には同じ一本アームの駆動レバーを用いることがで
きる。好ましくは、駆動軸30には、それらに様々な回転
位置で駆動レバーをはめ付けるための適当な歯構造が設
けられる。
【0040】以上に実施例を説明してきたが、各切換器
ユニット10,12,14は、スイッチ接点片16、18によって示
されている切換え点がある。各切換器ユニットに複数の
切換え点を設けることも、もちろん可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明は、すべての切換器ユニットの伝
動リンク機構が同一の構造であり、また、駆動リンク機
構は、各々の駆動レバー間に配置された連結ロッドと、
少なくとも1つの連結ロッドの関節点に連結するレバー
アームを有しており、関連した複数の駆動レバーはその
駆動軸に対する回転位置が異なっているので、切換器ユ
ニットは時間的にずれた状態でスイッチの切換えを行う
ことができる。
【0042】また、本発明によれば、組み付け時の切換
器ユニットの置き換えに支障がないので、組立て工程で
の不良が少なくなり、かつ、異なる部品を少なくして標
準化された構成部品でスイッチを製造するため、製造コ
ストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】連結ロッドによって互いに連結されている駆動
レバーを設けた三極スイッチの第1実施例を示し、1つ
の切換器ユニットの駆動レバーが、残りの2つの切換器
ユニットの駆動レバーとは異なった回転位置で駆動軸上
に配置されている図である。
【図2】対応の駆動軸に対して同じ回転位置に配置され
たダブルアーム式の駆動レバーを設けており、駆動レバ
ーが、駆動レバー上の異なった関節点で作用する連結ロ
ッドによって互いに連結されている本発明による三極ス
イッチの第2実施例を示す図である。
【図3】図2に示されている本発明のスイッチの実施例
を示す拡大図である。
【図4】図2及び図3に示されているスイッチの切換器
ユニットの可動スイッチ接点片のストロークを中央極の
駆動レバーの回転角度の関数としてグラフ表示した図で
ある。
【符号の説明】
10,12,14 切換器ユニット 18 可動スイッチ接点片 30 駆動軸 38 伝動リンク機構 40 駆動レバー 40' レバーアーム 42 関節点 44、46 連結ロッド 50 駆動部 51 駆動リンク機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各極に1つずつ設けられ、かつ駆動軸、
    可動スイッチ接点片、及び前記スイッチ接点片を駆動軸
    に連結する伝動リンク機構を備えている切換器ユニット
    と、平行配置された駆動軸に固定された状態で回転可能
    に取付けられ、すべての切換器ユニットに共通の駆動部
    に駆動リンク機構を介して連結されている複数の駆動レ
    バーと、を有する中電圧及び高電圧用の多極スイッチに
    おいて、 すべての切換器ユニットの伝動リンク機構が同一の構造
    であり、前記駆動リンク機構は、各々の駆動レバー間に
    配置された連結ロッドと、少なくとも1つの前記連結ロ
    ッドの関節点に連結するレバーアームを有しており、関
    連した複数の駆動レバーはそれぞれの駆動軸に対して異
    なる回転位置を有していることを特徴とするスイッチ。
  2. 【請求項2】 連結ロッドのすべての関節点に連結する
    各レバーアームと各駆動レバーとは、長さが同一である
    ことを特徴とする請求項1のスイッチ。
  3. 【請求項3】 スイッチの接続位置において、連結ロッ
    ドを介して互いに連結された駆動軸の軸線を結んだ直線
    に対する垂線と、この連結ロッドの1つの関節点に連結
    するレバーアームとの間の角度が、スイッチの切り離し
    位置における他方の関節点に連結するレバーアームの負
    の対応角度と同じであり、その逆も同じであることを特
    徴とする請求項1のスイッチ。
  4. 【請求項4】 すべての切換器ユニットの駆動軸に同一
    構造の駆動ダブルレバーが取り付けられており、駆動ダ
    ブルレバーは、関節点に連結するレバーアームのそれぞ
    れの長さが等しく、接続位置及び切り離し位置において
    互いに同じ方向を向き、それらの駆動軸に対して同じ回
    転位置に配置されており、また接続位置では、駆動軸の
    軸線を結んだ直線に対する垂線を中心にして切り離し位
    置の時の対称の位置を取り、少なくとも1つの連結ロッ
    ドが、それに連結された駆動ダブルレバー上の異なった
    関節点で関節式に連結されていることを特徴とする請求
    項1のスイッチ。
  5. 【請求項5】 スイッチの接続位置において、連結ロッ
    ドを介して互いに連結された駆動軸の軸線を結んだ直線
    に対する垂線と、この連結ロッドの1つの関節点に連結
    するレバーアームとの間の角度が、スイッチの切り離し
    位置における他方の関節点に連結するレバーアームの負
    の対応角度と同じであり、その逆も同じであることを特
    徴とする請求項2のスイッチ。
JP7019652A 1994-01-12 1995-01-12 中電圧及び高電圧用の多極スイッチ Pending JPH07220584A (ja)

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