JPH0722004A - 偏平型電池の封口装置 - Google Patents

偏平型電池の封口装置

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JPH0722004A
JPH0722004A JP5161574A JP16157493A JPH0722004A JP H0722004 A JPH0722004 A JP H0722004A JP 5161574 A JP5161574 A JP 5161574A JP 16157493 A JP16157493 A JP 16157493A JP H0722004 A JPH0722004 A JP H0722004A
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Osamu Watanabe
修 渡辺
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【目的】偏平型電池を精度良く封口することが可能な封
口装置を提供する。 【構成】円形縦穴4を有し、前記円形縦穴4は未封口の
偏平型電池とほぼ同寸法の円形凹部7とこれにつながる
前記円形凹部7よりも寸法の小さい円柱状穴部からなる
テーブル1と、前記円形縦穴4内に挿入される上下動可
能なナックアウト9と、前記テーブル1の上面と同じ高
さに位置する前記ナックアウト9上端面に未封口電池を
供給する電池供給手段と、前記円形縦穴4の上方に配置
され、前記未封口電池を前記ナックアウト9と共に挟ん
だ状態で前記円形縦穴4内に押し込む押し込み型30を
下部に有する上下動可能な押し込み手段24とを具備し
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は偏平型電池の封口装置の
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の偏平型電池の封口装置としては特
公昭57−28453号に記載された封口装置が知られ
ている。この封口装置を図11を参照して以下に説明す
る。周縁に円弧溝60を有する下部回転円板61は、回
転テーブル62上に固定されている。前記回転テーブル
62には貫通穴631 が開口されている。前記貫通穴6
1 には未封口電池が封口される際に挿入される凹部6
4を有する封口用ダイ65が上下動可能に挿入されてい
る。前記貫通穴631 内には袋ナット661がその下部
を前記回転テーブル62下面から下方に突出するように
挿着されている。前記貫通穴631 に位置する袋ナット
661 部分には、前記封口用ダイ65が螺着されてい
る。また、前記回転テーブル62下面から突出した前記
袋ナット661 部分には有底円筒状の封口シリンダ67
の上端部が螺着されている。上部ナックアウト68a
は、前記封口用ダイ65を通して前記シリンダ67内の
上部付近に挿入されている。前記上部ナックアウト68
aの下方には下部ナックアウト68bが前記シリンダ6
7底部を貫通して配置されている。前記上部,下部ナッ
クアウト68a,68b間には前記上部ナックアウト6
8aを上方に付勢するためのコイルバネ69が介在され
ている。前記下部ナックアウト68bの下端は封口すべ
き領域において下部加圧ローラ701 が押圧されるよう
になっている。前記回転円板61の上方には上部回転円
板71が配設されている。前記上部回転円板71には貫
通穴632 が形成されている。前記貫通穴632 内には
押圧パンチホルダ72が上下動可能に挿入されている。
前記ホルダ72の下端には押圧パンチ73が袋ナット6
2 を介して固定されている。また、前記ホルダ72の
上部側壁にはローラフオロア74が取り付けられてい
る。前記ローラフオロア74はリング状のカム75のカ
ム溝76に係合され、前記各回転円板61,71と前記
回転テーブル62の回転に伴い前記カム溝76に沿って
移動することにより前記ホルダ72が上下動するように
なっている。更に、前記ホルダ72の上端は封口すべき
領域において上部加圧ローラ702 が押圧されるように
なっている。
【0003】前記封口装置による封口方法を前述した図
11及び図12を参照して説明する。前述した図11に
示すように前記押圧パンチホルダ72が上方に位置し、
前記押圧パンチ73が前記下部回転円板61から充分に
離れ、かつ前記上部ナックアウト68a上端面が前記封
口用ダイ65の前記凹部64上面に位置された状態で、
未封口電池B3 を逆さにして前記下部回転円板61の前
記円弧溝60内に供給する。
【0004】次いで、前記下部回転円板61及び前記上
部回転円板71を回転させると、前記ホルダ72の前記
ローラフオロア74が前記カム75の前記カム溝76に
沿って移動して下方に傾斜した前記カム溝76部分にお
いて前記ホルダ72を下降させる。これにより前記ホル
ダ72下端の前記押圧パンチ73が下降し、前記押圧パ
ンチ73が前記円弧溝60を通って前記封口用ダイ65
内に挿入され、その下端面が前記未封口電池B3 に当接
されると共に前記コイルバネ69の付勢力に抗して前記
電池B3 を下降させる。
【0005】次いで、図12に示すように前記下部回転
円板51,前記上部回転円板61及び前記回転テーブル
52を回転させると、前記カム65と前記カム溝66と
の係合が解かれ封口すべき領域に移行され、前記ホルダ
62は上部加圧ロール602により押圧され、前記電池
3 を前記封口用ダイ55の前記凹部54に押し込み、
前記電池B3 の開口部が前記凹部54の底部内面に当接
して屈曲されることによって、封口がなされる。なお、
封口工程において前記下部ナックアウト58bは前記下
部加圧ロール601 に摺接して、前記上部及び下部回転
円板61,51と前記回転テーブル52の回転が疎外さ
れないようになっている。
【0006】しかしながら、このように封口装置では前
記未封口電池B3 が傾いた状態で前記下部回転円板51
の前記円弧溝50内に載置されて封口されると、気密性
が低下する。前述した封口装置において前記未封口電池
3 を前記円弧溝50内に常に水平に載置することは困
難であるため、封口精度が低いという問題点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来の問題を
解決するためになされたもので、未封口の偏平型電池を
精度良く封口することが可能な封口装置を提供しようと
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、円形縦穴を有
し、前記円形縦穴は未封口の偏平型電池とほぼ同寸法の
円形凹部とこれにつながる前記円形凹部よりも寸法の小
さい円柱状穴部からなるテーブルと、前記円形縦穴内に
挿入される上下動可能なナックアウトと、前記テーブル
の上面と同じ高さに位置する前記ナックアウト上端面に
未封口電池を供給する電池供給手段と、前記円形縦穴の
上方に配置され、前記未封口電池を前記ナックアウトと
共に挟んだ状態で前記円形縦穴内に押し込む押し込み型
を下部に有する上下動可能な押し込み手段とを具備した
ことを特徴とする偏平型電池の封口装置である。
【0009】本発明はより詳細には、円形縦穴を有し、
前記円形縦穴は未封口の偏平型電池とほぼ同寸法の円形
凹部とこれにつながる前記円形凹部よりも寸法の小さい
円柱状穴部からなるテーブルと、前記円形縦穴内に挿入
される上下動可能なナックアウトと、前記ナックアウト
を上下動させる第1駆動手段と、前記テーブルの上面と
同じ高さまで上昇された前記ナックアウト上端面に未封
口電池を供給する電池供給手段と、前記円形縦穴の上方
に配置され、下部中央部に円柱形空洞部が形成された上
下動可能な押し込み手段と、前記押し込み手段を上下動
させる第2駆動手段と、前記円柱形空洞部に下部が前記
押し込み手段の下端から突出するように挿着され、下部
の内径が前記未封口電池の外径より僅かに大きい寸法に
拡口された円筒形状をなす押さえ型と、前記押し込み手
段の前記円柱形空洞部上部内面と前記押さえ型の間に配
置された第1コイルスプリングと、前記押さえ型の中空
部から前記第1コイルスプリング内に亘って挿入される
と共に上端が前記円筒形空洞部の上部内面に固定された
前記押さえ型より長い寸法を有する円筒形押し込み型
と、前記押し込み型の中空部に下部が前記押さえ型の下
端から下方に突出するように挿入されて懸架された円柱
状押さえ棒と、前記押し込み手段の前記円柱形空洞部上
部内面と前記円柱状押さえ棒の間に配置された第2コイ
ルスプリングと、前記テーブルの前記円形縦穴内の封口
電池を回収する電池回収手段とを具備したことを特徴と
する偏平型電池の封口装置である。
【0010】
【作用】本発明によれば、上下動可能な押し込み手段の
押し込み型で前記テーブルの上面と同じ高さに位置する
ナックアウト上端面に供給された未封口電池を前記ナッ
クアウト共に挟んだ状態で前記円形縦穴内に押し込むこ
とによって、前記未封口電池は前記円形縦穴の円形凹部
の内側面に沿って常に水平な状態を維持されたまま下降
するため、前記円形凹部の下部内面にその電池の封口す
べき容器の開口端が当接して内方に折り曲げられる。そ
の結果、前記未封口電池を精度良く封口することが可能
になる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図4を参照し
て詳細に説明する。図1は、本発明の偏平型電池の封口
装置のテーブル、電池供給手段及び電池排出手段を示す
平面図、図2は図1の装置のテーブルを示す斜視図、図
3は図1の装置の正面図、図4は図1の装置の要部拡大
断面図である。
【0012】図1〜図3に示すようにテーブル1は、矩
形状ブロック2と前記ブロック2と一体化された図示し
ない側板により支持された天板3とから構成されてい
る。円形縦穴4は、前記テーブル1の前記矩形状ブロッ
ク2に穿設されている。前記ブロック2の前記天板3側
の側面およびこの側面と対向する側面には、前記円形縦
穴4と連通するスリット5がその縦穴4に沿ってそれぞ
れ形成されている。円筒型のクリンプ金型6は、前記円
形縦穴4の上端に挿着され、かつその中空部上部に未封
口の偏平型電池の径と同寸法の円形凹部7が形成されて
いる。
【0013】駆動棒8およびこの上端に連結されたナッ
クアウト9は、前記縦穴4内に挿入され、かつ前記駆動
棒8は第1駆動手段10により上下動される。前記駆動
棒8の下部付近には、軸11が水平方向に貫通して取り
付けられており、かつ前記軸11の両端は前記ブロック
2の前記スリット5から外部に突出している。また、前
記軸11の両端には後述するU字形切欠部に係合するロ
ーラ12がそれぞれ軸支されている。前記第1駆動手段
10は、互いに所定距離隔てて平行に配置された左端が
二叉に分岐されたレバー13を備えている。支持台14
は、上部に互いに平行して対向する2つの支持片15が
形成され、かつ前記支持片15の間には前記レバー13
の中央部を傾動自在に軸支するための支点軸16が軸着
されている。前記レバー13の一端(右端)付近には、
長穴17がその長さ方向に開口されている。上下動する
シリンダロッド18aを有するシリンダ18bは、前記
レバー13の一端の上方に配置され、かつ前記シリンダ
ロッド18aの下端付近にはピン18cが水平方向に貫
通して取り付けられている。前記ピン18cの一端は前
記レバー13の一端に開口された前記長穴17に係合さ
れている。前記レバー13の二叉部13a,13bは、
前記矩形状ブロック2の前記スリット5が形成された2
つの側面を挟むように配置され、かつその他端付近には
前記駆動棒8の前記ローラ12に係合するU字形切欠部
19がそれぞれ形成されている。
【0014】このような構成の第1駆動手段10におい
て、前記シリンダ18bを駆動することにより前記シリ
ンダロッド18aで前記レバー13の一端を下方に押圧
すると、前記レバー13の前記U字形切欠部19を有す
る二叉部13a,13bが上昇する。前記U字形切欠部
19を有する二叉部13a,13bが上昇すると、この
U字形切欠部19に係合された前記駆動棒8のローラ1
2が上昇し、結果として前記ナックアウト9が前記円形
縦穴4に沿って上昇する。なお、前記第1駆動手段10
は後述する円形押し込み型の下降に追従して前記ナック
アウト9が下降するように前記シリンダ18bの前記シ
リンダロッド18aが上昇する構成になっている。
【0015】水平方向に延出された支持部材20を有す
る支柱21は、前記テーブル1に隣接して立設されてい
る。後述する第2駆動手段の駆動部品が収納されたケー
シング22は、前記支柱21上に取り付けられている。
上端にフリーシャンク23を有する押し込み手段として
の円柱棒24は、円形縦穴4の上方に位置するように前
記支持部材20に挿入、支持され、かつ第2駆動手段2
5により上下動される。前記第2駆動手段25は、下部
が前記フリーシャンク23に回転自在に係合されていた
シャンクホルダー26と、下端が前記シャンクホルダー
26に連結され、かつ前記ケーシング22内に位置する
箇所にねじ軸(図示せず)を一体的に有するラム27
と、前記ケーシング22内に配置され、前記ラム27の
ねじ軸に螺合された係合部材(図示せず)と、前記ケー
シング22内に配置された駆動軸(図示せず)を有する
モータ(図示せず)と、前記係合部材と前記駆動軸とに
枢支された無端ベルト(図示せず)とから構成されてい
る。
【0016】このような構成の前記第2駆動手段25に
おいて、前記モータの駆動軸を回転し、これと前記無端
ベルトで枢支された前記係合部材を回転すると、前記係
合部材に螺合されたねじ軸を有する前記ラム27が回転
する。前記ラム27が回転すると、前記ラム27の下端
に回転自在に係合されたフリーシャンク23により直線
運動に変換され、前記フリーシャンク23を介して連結
された前記円柱棒24が前記支持部材20に案内されて
上下動される。例えば、前記係合部材を時計回り方向に
回転すると、前記円柱棒24が前記支持部材20に案内
されて下降し、一方前記係合部材を反時計回り方向に回
転すると前記円柱棒24が前記支持部材20に案内され
て上昇する。
【0017】前記押し込み手段としての円柱棒24は、
図4に示すようにその下部中央部に円柱形空洞部28が
形成され、かつ前記空洞部28内には円筒状の押さえ型
29と、円筒型押し込み型30と、円柱状押さえ棒31
とが配置されている。前記円筒形空洞部28の上部内面
には、円板32が固定されている。前記押さえ型29
は、前記円柱形空洞部28内に下部が前記円柱棒24の
下端から突出するように挿入され、かつ前記円柱棒24
下端にネジ33で固定された支持リング34により吊下
されている。前記円筒状の押さえ型29は、下部に内径
が未封口の偏平型電池の外径より僅かに大きい寸法に拡
口された内径を有する筒状押さえ部35を有する。第1
コイルスプリング36は、前記円柱形空洞部28内の前
記円板32と前記押さえ型29の間に配置されている。
前記押し込み型30は、前記押さえ型29の中空部及び
前記第1コイルスプリング36内の両者に亘って挿入さ
れていると共に上端が前記円板32の底面に固定されて
いる。前記押し込み型30は、長さが前記押さえ型29
より長くなっている。円筒形スペーサー37は、前記押
し込み型30内に挿入されていると共に上端が前記円板
32の底面に固定されている。前記円柱状押さえ棒31
は、前記押し込み型30の中空部に下部が前記押さえ型
29の下端から下方に突出するように挿入され、かつ上
端に取着された前記押さえ棒31より径の大きいフラン
ジ部38を介して懸架されている。第2コイルスプリン
グ39は、前記スペーサー37と前記円柱状押さえ棒3
1の間に配置されている。
【0018】電池供給手段及び電池排出手段は一つの搬
送手段40で共用されている。前記搬送手段40は、前
述した図1に示すように位置決めプレート41を備えて
いる。前記位置決めプレート41は、一定の矩形の軌跡
を移動する途中で前記円形縦穴4と合致するU字形切欠
部42及び電池を排出するV字形欠部43が形成されて
いる。前記位置決めプレート41は、前記テーブル1の
天板3の下方に配置された図示しない第3駆動手段によ
り一定の矩形の軌跡を描くように動作される。前記第3
駆動手段は、図示しないX,Y軸方向に延びる2本の回
り止めガイドを備えている。前記X軸方向に延びる回り
止めガイドには、図示しない第1可動ブロックがX軸方
向の往復動自在に係合されており、かつ前記可動ブロッ
ク上には前記Y軸方向に延びる回り止めガイドが固定さ
れている。前記Y軸方向に延びる回り止めガイドには、
図示しない第2可動ブロックがY軸方向の往復動自在に
係合されている。前記プレート41は、前記第2可動ブ
ロックに前記天板3を上下に貫通する図示しない支持ピ
ンを介して固定されている。前記第1、第2の可動ブロ
ックは、それぞれ図示しないシリンダを備えている。こ
のような構成の第3駆動手段において、前記Y軸方向の
シリンダのロッドを前進し、前記第2可動ブロックを前
記回り止めガイドに沿って一定距離Y軸方向に移動する
と、前記位置決めプレート41は前記第2可動ブロック
の移動と同方向に一定距離移動される。つづいて、前記
X軸方向のシリンダのロッドを前進し、前記第1可動ブ
ロックが前記回り止めガイドに沿って一定距離X軸方向
に移動すると、前記プレート41は前記第1可動ブロッ
クと同方向に一定距離移動される。ひきつづき、前記Y
軸方向のシリンダのロッドを後退させると、前記プレー
ト41はY軸方向に前記後退距離分だけ戻る。その後、
前記X軸方向のシリンダのロッドを後退させると、前記
プレート41はX軸方向に前記後退距離分だけ戻り、始
めの位置に戻るため、一定の矩形の軌跡を描くように動
作される。
【0019】両側にガイド44を有する供給用コンベア
45は前記天板3の側面に取付けられており、かつ前記
搬送手段40に未封口電池を供給する。片側にガイド4
6が設けられた排出用コンベア47は、前記ブロック2
に設けられており、かつ前記搬送手段40に収納された
封口電池を排出する。
【0020】次に、前述した偏平型電池の封口装置の動
作を前述した図1〜図3及び図4〜図を参照して説明す
る。図5は未封口の空気亜鉛電池を示す断面図、図6〜
図9は前記未封口電池を封口する工程を示す断面図、図
10は前述した装置により封口された空気亜鉛電池を示
す断面図。
【0021】まず、図5に示すように逆さにした状態の
未封口の空気亜鉛電池B1 を用意する。負極容器48内
にはゲル状亜鉛49が収納されている。空気孔50が開
口された正極容器51の内面にはポリテトラフルオロエ
チレン(PTFE)膜52、炭素シート53及びセパレ
ータ54から形成された積層物が圧着されている。絶縁
ガスケット55は前記負極容器48と前記正極容器51
の間に介装されている。
【0022】前記第1駆動手段10の前記シリンダ18
bを駆動することにより図6に示すように前記ナックア
ウト9を前記ブロック2の上面と同じ高さになるまで上
昇させる。前述した図1に示すように前記未封口電池B
1 は前記供給用コンベア45から前記位置決めプレート
41の前記U字形切欠部42に収納される。前記第3駆
動手段のY軸方向のシリンダのロッドを前進することに
より前記位置決めプレート41は前記U字形切欠部42
に収納された電池B1 が前記円形縦穴4内の前記ナック
アウト9上に載置されるまでY軸方向に移動される。つ
づいて、前記第3駆動手段のX軸方向のシリンダのロッ
ドを前進すると前記位置決めプレート41のみがX軸方
向に移動することにより、前記未封口電池B1 が前記ナ
ックアウト9の上端面中心に位置するように残留され
る。ひきつづき、前記Y軸方向のシリンダ,前記X軸方
向のシリンダのロッドを順次後退させることにより、前
記位置決めプレート41の前記U字形切欠部42を再び
前記供給用コンベア45と対向させる。
【0023】次いで、前記第2駆動手段25の前記係合
部材を時計回り方向に回転させ、前記ラム27を介して
前記円柱棒24を下降させると、図7に示すように前記
押さえ棒31が前記未封口電池B1 の中央部に当接す
る。前記未封口電池B1 は前記押さえ棒31と前記ナッ
クアウト9との間に挾持される。
【0024】次いで、前記第2駆動手段25の前記係合
部材を更に時計回り方向に回転させ前記円柱棒24を更
に下降させると、図8に示すように前記第2コイルスプ
リング39が圧縮されるため、前記押さえ型29が下降
してその下部の前記筒状押え部35が前記未封口電池B
1 の周縁と当接する。また、前記第2コイルスプリング
39が圧縮されると前記押さえ棒31の下方への押圧を
吸収するため、前記円柱棒24の下降に伴って前記未封
口電池B1 が前記押さえ棒31で過度に押圧されるのを
防止することができる。
【0025】次いで、前記第2駆動手段25の前記係合
部材を更に時計回り方向に回転させ前記円柱棒24を更
に下降させると、図9に示すように前記第1コイルスプ
リング39が圧縮されるため、前記押し込み型30が下
降する。前記押し込み型30が下降してその下端が前記
未封口電池B1 に当接して下方に押圧すると、これに追
従して前記ナックアウト9が前記円筒型のクリンプ金型
6内を下降する。前記未封口電池B1 は前記クリンプ金
型6の円形凹部7の内面に沿って常に水平な状態が維持
されたまま下降するため、その電池B1 の封口すべき容
器51の開口端が前記円形凹部7の下部内面に当接して
内方に折り曲げられる。その結果、図10に示すように
精度良く封口された電池B2 を製造することができる。
【0026】次いで、再び前記第1駆動手段10の前記
シリンダ18bを駆動することにより、前述した図6に
示すように前記ナックアウト9を前記ブロック2の上面
と同じ高さになるまで上昇させる。この後、前述した図
1に示すように未封口電池B1 は前記供給用コンベア4
5から前記位置決めプレート41の前記U字形切欠部4
2に収納される。前記第3駆動手段のY軸方向のシリン
ダのロッドを前進することにより前記位置決めプレート
41は前記V字形切欠部43で前記ナックアウト9上に
載置された封口電池B2 を押し出して前記排出用コンベ
ア47内に収納する。この時、前記U字形切欠部42に
収納された前記未封口電池B1 は前記円形縦穴4内の前
記ナックアウト9上に載置される。
【0027】従って、前記未封口電池B1 は封口直前に
おいて中央部を前記押さえ棒31で固定されると共に周
縁を前記押さえ型29の下部の前記筒状押え部35で覆
われる。この状態で前記未封口電池B1 を前記押し込み
型30により下方に押圧すると、前記未封口電池B1
前記クリンプ金型6の円形凹部7の内面に沿って常に水
平な状態が維持されたまま下降するため、その電池B1
の封口すべき容器51の開口端が前記円形凹部7の下部
内面に当接して内方に折り曲げられる。その結果、精度
良く封口された電池B2 を製造することが可能になる。
【0028】なお、前記実施例では電池供給手段と電池
回収手段を一つの搬送手段40で共用した装置について
説明したが、前記電池供給手段と前記電池回収手段とを
それぞれ別の手段にすることも可能である。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、未
封口の偏平型電池を精度良く封口することが可能な封口
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の偏平型電池の封口装置のテーブル、電
池供給手段及び電池排出手段を示す平面図。
【図2】図1の装置のテーブル付近を示す要部拡大斜視
図。
【図3】図1の装置のA−A線に沿う断面図。
【図4】図1の装置の要部拡大断面図。
【図5】未封口の空気亜鉛電池を示す断面図。
【図6】未封口の空気亜鉛電池を封口する工程を示す断
面図。
【図7】未封口の空気亜鉛電池を封口する工程を示す断
面図。
【図8】未封口の空気亜鉛電池を封口する工程を示す断
面図。
【図9】未封口の空気亜鉛電池を封口する工程を示す断
面図。
【図10】図1の装置により封口された空気亜鉛電池を
示す断面図。
【図11】従来の偏平型電池の封口装置により未封口電
池を封口する工程を示す断面図。
【図12】従来の偏平型電池の封口装置により未封口電
池を封口する工程を示す断面図。
【符号の説明】
1…テーブル、2…ブロック、3…天板、4…円形縦
穴、7…円形凹部、9…ナックアウト、10…第1駆動
手段、24…押し込み手段、25…第2駆動手段、28
…円柱形空洞部、29…円筒形状をなす押さえ型、30
…円筒型押し込み型、31…円柱状押さえ棒、36…第
1コイルスプリング、39…第2コイルスプリング、4
0…搬送手段、45…供給用コンベア、47…排出用コ
ンベア。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形縦穴を有し、前記円形縦穴は未封口
    の偏平型電池とほぼ同寸法の円形凹部とこれにつながる
    前記円形凹部よりも寸法の小さい円柱状穴部からなるテ
    ーブルと、 前記円形縦穴内に挿入される上下動可能なナックアウト
    と、 前記テーブルの上面と同じ高さに位置する前記ナックア
    ウト上端面に未封口電池を供給する電池供給手段と、 前記円形縦穴の上方に配置され、前記未封口電池を前記
    ナックアウトと共に挟んだ状態で前記円形縦穴内に押し
    込む押し込み型を下部に有する上下動可能な押し込み手
    段とを具備したことを特徴とする偏平型電池の封口装
    置。
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