JPH07219232A - 像形成エレメント用保護コーティング - Google Patents

像形成エレメント用保護コーティング

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JPH07219232A
JPH07219232A JP7008607A JP860795A JPH07219232A JP H07219232 A JPH07219232 A JP H07219232A JP 7008607 A JP7008607 A JP 7008607A JP 860795 A JP860795 A JP 860795A JP H07219232 A JPH07219232 A JP H07219232A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (a)除去可能な基板;(b)約0.002c
m以下の厚さと45〜70の光沢度を有する透明な非感
光性の重合体層で、この重合体層は30%より大きな破
断伸長率と35〜70℃のガラス転移温度とを有する、
熱可塑性重合体の少なくとも1種から本質的になり;そ
して(c)エラストマー層および場合によりこのエラス
トマー層に隣接する追加の別な除去可能な基板(d)の
順に構成されたエレメント。 【効果】 除去可能な基板(d)をとり除くとき、重合
体層が除去可能な基板(a)に対する改善された接着性
を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は画像面の保護コーティングに関す
る。さらに詳細には、本発明は接着性が改良され、光沢
度が低く、そして大きな溶剤相溶性を有する像担持面用
の重合体オーバーコート層に関する。
【0002】
【発明の背景】プレプレスプルーフおよび写真のよう
な、像担持感光性面は既知の技術を使用して調製するこ
とができる。このような感光性面は、像担持面のスクラ
ッチ、損傷、またはその他の欠陥を予防しまたは制限す
るため、その表面上に保護コーティングをしばしば有し
ている。このコーティングは画像を不鮮明にしたりまた
はゆがませることのないよう、光学的に透明でなければ
ならない。これはまた像担持感光性エレメントに対する
良好な接着性、柔軟性および耐久性を有するべきであ
る。
【0003】プレプレスプルーフはポジ型またはネガ型
のいずれかの感光性材料から調製することができる。Ch
uとCohen両氏の米国特許第3,649,268号明細書で
記載されているポジ型材料は粘着性の光硬化性組成物を
含み、活性放射線に像露光すると、露光された像区域は
硬化し、粘着性像区域と相補的な非粘着性像区域を生成
する。この像は、トナーまたは顔料のような未露光の粘
着性像区域に選択的に付着する、着色した粒状材料を付
与することにより現像することができる。
【0004】ネガ型プロセスはCohenとFan両氏の米国特
許第4,174,216号明細書に記載されており、これ
は支持体;粘着性の非感光性隣接層;光硬化性の光接着
性層;および剥離可能なカバーシートを有するネガ型エ
レメントを開示している。活性光線に像露光後、カバー
シートを光硬化性層の露光域とともに剥離し、そしてそ
の後光硬化性層の未露光域がその下側の粘着性隣接層に
付着して残る。この未露光の光硬化性層を含んでいない
粘着性隣接層区域は、ついで粒状材料でトナー処理する
ことができる。異なる色に着色した層を調製しそして互
いに整合させて重ね合わせて、当業者によく知られた方
法で多層のカラープルーフを形成することができる。Fa
n氏の米国特許第4,053,313号明細書は溶剤ウオ
ッシュアウトにより現像する同様のネガ型系を記載して
いる。
【0005】あるいはまた、感光性の像形成系は(a)
色素および/または顔料またはその他の着色物質により
前着色し、(b)ウオッシュアウト溶剤で現像し、そし
て/または(c)光硬化剤の代わりに光可塑化剤を含有
してもよい。その他の変形も当技術分野では知られてい
る。各種のホトポリマーエレメントに加えて、その他の
非ハロゲン化銀系、たとえばジアゾ系も多色プルーフの
作成に有用なものである。
【0006】前記のようなプレプレスカラープルーフは
保護コーティングまたはカバーシートにより被覆するこ
とができる。保護コーティングの1つのタイプはCohen
とFan両氏の米国特許第4,174,216号明細書で開
示されている。この特許は感光性層とポリエステルのカ
バーシートとから構成されるポジ型感光性エレメントを
記載している。エレメントを活性光線に全体的に露光し
そしてポリエステルカバーシートを次いでとり除く。続
いて現像の後、望ましい20°光沢濃度で約65の光沢
単位をもつプルーフが得られる。しかしながら、この望
ましい光沢濃度にもかかわらず、このプルーフは耐久性
が低く細かなひび割れ、スクラッチ、および損傷などを
受け易い。
【0007】第2のタイプの保護コーティングすなわち
オーバーコートもCohenとFan両氏の米国特許第4,17
4,216号明細書で記載されている。この特許はポリ
エステルカバーシート、感光性層、および有機隣接層か
ら構成されるネガ型エレメントを記載している。この有
機隣接層をプレプレスプルーフに積層し、そのまま残留
しているポリエステルカバーシートとともに全面露光を
する。結果的にはさらに耐久性のあるプルーフとなる
が、反射性の高い透明性をもつ、一体的なポリエステル
カバーシートに付随する光沢は受け入れられぬほど高
く、すなわち20°で測定して約107光沢単位であ
る。高い光沢性はプルーフ技術の分野で当業者に受け入
れられないものと長い間認められており、耐久性を有し
かつ細かいひび割れ、スクラッチ、損傷に耐性を有し光
沢のより低い保護コーティングを得るための方法に相当
の努力が集中されてきた。
【0008】第3のタイプの保護コーティングはBopp氏
の米国特許第4,329,420号明細書に記載されたも
のである。このコーティングはポリエステルのようなプ
ラスチックフィルムが光不活性の接着剤で塗布されてい
る一体層からなり、積層によりプルーフに付与されてい
る。このタイプの保護コーティングは、被覆は耐久性を
有するが受け入れ難い高い光沢度を示す点で前記の第2
のタイプのカバーシートとは区別のつかないものであ
る。
【0009】第4のタイプの保護コーティングはTaylor
氏の米国特許第5,019,536号明細書で記載された
ものである。この保護コーティングは剥離可能な基板上
に薄くかつ実質的に透明な、非感光性の一体となった重
合体層を含むものである。この重合体層はわずかに相溶
性の重合体の混合物から構成されている。1つの具体例
において、剥離可能な基板と反対の重合体層の側に湿潤
層を設け、そしてこの湿潤層の上にカバーフィルムを設
けることもできる。この保護コーティングは所要の光沢
性を与えるが、わずかに非相溶性である2種の重合体を
重合体層に使用するため塗布溶液の可変性が増大する可
能性があり、そのため最終製品でも可変性が増大する。
また、湿潤層とカバーフィルムとが存在すると接着性に
不都合が生じうる。言い換えると、カバーフィルムを剥
離するとき湿潤層と重合体層の一部もこれとともに剥ぎ
とられる可能性がある。その上、この保護コーティング
は環境的に問題である可燃性溶剤と非相溶性である。従
って、必要な低い光沢性、剥離可能な基板に対する所要
の接着性および可燃性溶剤との相溶性を与える保護コー
ティングまたはオーバーコートに対する必要性が存在す
る。本発明のエレメントはこれらの各要件を満たすもの
である。
【0010】
【発明の要点】本発明は(a) 除去可能な基板;
(b) 約0.002cm以下の厚さと45〜70の光沢
度とを有する透明な非感光性の重合体層であって、この
重合体層は30%より大きい破断伸長率と35〜70℃
のガラス転移温度とを有する、熱可塑性重合体の少なく
とも1種から本質的になっており;そして(c) エラ
ストマー層の順序で構成されるエレメントに関する。
【0011】別の態様では、このエレメントはエラスト
マー層に隣接し、しかも重合体層の反対側に別の異なる
除去可能な基板(d)を有することができる。この態様
では、第2の除去可能な基板(d)をとり除く、つまり
剥離するとき、重合体層は第1の除去可能な基板(a)
への改善された接着性を示す。
【0012】さらに別の態様では、本発明は(a)
0.002cm以下の厚さを有する透明な非感光性の重合
体層であって、この重合体層は30%より大きな破断伸
長率と35〜70℃のガラス転移温度とを有する、熱可
塑性重合体の少なくとも1種から本質的になっており;
(b) エラストマー層;そして(c) プレプレスカ
ラープルーフの順序で構成されるエレメントに関する。
本発明はまたここで述べる保護コーティングまたはオー
バーコートを有するプレプレスカラープルーフを製造す
る方法に関する。
【0013】
【発明の具体的説明】本発明は、(a)除去可能な基
板、(b)0.002cm以下の厚さと45〜70の光沢
度とを有する透明な非感光性の重合体層であって、この
重合体層は30%より大きな破断伸長率と35〜70℃
のガラス転移温度とを有する、熱可塑性重合体の少なく
とも1種から本質的になり;そして(c)エラストマー
層の順序で構成されるエレメントに関するものである。
場合により、第2の別の除去可能な基板(d)をエラス
トマー層に隣接し、しかも重合体層の反対側に存在させ
ることができる。
【0014】驚くことにそして予想外なことに、本発明
のエレメントは所望の低い光沢性、除去可能な基板への
所要の接着性、および可燃性溶剤との相溶性などを有す
ることが認められた。また重合体層中にただ1種の重合
体のみを必要とし、これにより2種のわずかに非相溶性
の重合体を含有する重合体層を使用したときに見られる
塗布溶液の可変性が排除されるのである。その上、本発
明の保護コーティングまたはオーバーコートは、所定濃
度の光沢性をもつ透明な保護コーティングを得ることが
望まれる各種タイプの像担持面、たとえば通常のハロゲ
ン化銀写真に付与することができる。本発明の保護コー
ティングまたはオーバーコートは、また所望濃度の低い
光沢性を得るために光沢性の非画像面に付与することも
できる。
【0015】〔重合体層〕本発明のエレメントは除去可
能な基板とエラストマー層との間に配置された重合体層
を含んでいる。この重合体層は熱可塑性重合体、好まし
くはアクリレート系の熱可塑性重合体からなっている。
場合により、光学的増白剤、紫外光減衰剤、抗酸化剤、
可塑剤、塗布助剤などのような各種の添加剤を存在させ
ることができる。
【0016】熱可塑性重合体は(a)25℃でアセトン
100g当たり少なくとも15g、好ましくは25℃で
アセトン100g当たり少なくとも20gのアセトン中
の溶解度、(b)30%より大きな、好ましくは40%
より大きい破断伸長率、および(c)35〜70℃、好
ましくは50〜65℃のガラス転移温度を有している。
熱可塑性重合体は前述の範囲に重合体の特性を調整する
ために、他の相溶性の熱可塑性重合体と組合わせて用い
ることができる。換言すると、特定の性質をもつフィル
ムが所望される場合には、相溶性の重合体を存在させる
ことができる。ここで用いる「相溶性」の用語は2種ま
たはそれ以上の重合体混合物が、時間の経過後も互いに
分離または相分離をしないでお互いの中で分散状態であ
る能力のことを意味している。
【0017】本発明を実施するのに適したアクリレート
系の熱可塑性重合体には、メタクリレートホモポリマー
とコポリマー、アクリレートホモポリマーとコポリマー
が含まれる。好ましい熱可塑性重合体にはポリ(エチル
メタクリレート)またはPEMA、ポリ(ブチルメタク
リレート)またはPBMA、およびメチルメタクリレー
トコポリマーが含まれる。これらの重合体はICIアク
リリクス社により製造されたエルバサイト(Elvacite)
アクリル樹脂、またはB.F.グッドリッチ社により
製造されたカルボセット(Carboset)ポリマーの商品
名の下に販売されている。
【0018】本発明の実施に適当な重合体のいくつかに
ついてガラス転移温度(Tg)、破断伸長率および溶解
性を以下の表1に示す。
【表1】
【0019】当業者によく知られているように、ここで
述べたタイプの市販重合体は少量の他の重合物質を含ん
でいることがある。従って前述の化学的記載は、それら
の各重合体が実質的に示したモノマーから作られている
ことを意味している。たとえば、市販のエチルメタクリ
レート重合体は数パーセントのメチルメタクリレートを
含むことがある。このようなコポリマーも本発明の範囲
内にあるものとする。
【0020】前述のように、熱可塑性重合体は紫外光安
定剤、抗酸化剤、可塑剤、塗布助剤などと組合わせて使
用することができる。有用な紫外線安定剤にはベンゾト
リアゾールおよびベンゾフェノンが含まれる。有用な抗
酸化剤にはテトラキス(メチレン(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシヒドロシンナメート))メタン、
および1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,
5−ジ−t−ブチル)−4−(ヒドロキシベンジル)ベ
ンゼンのようなヒンタードフェノール類が含まれる。
【0021】熱可塑性重合体は任意の各成分と混合しそ
して適切な溶剤に溶解される。本発明の1つの利点は熱
可塑性重合体が可燃性および不燃性の両方の溶剤に可溶
性であることである。本発明の実施に適当な溶剤のいく
つかとしてアセトン、メチルエチルケトン、エチルアセ
テート、テトラヒドロフラン、トルエン、メチレンクロ
ライドなどがある。溶剤の選択は使用する特定の溶剤に
より各重合体の溶解性が変化するため用いる熱可塑性重
合体に関係する。好ましい溶剤にはアセトン、テトラヒ
ドロフランおよびトルエンが含まれ、これらは可燃性で
あるためメチレンクロライドのような不燃性溶剤の使用
に伴う環境上の問題が排除されるからである。重合体コ
ーティングは構成上の一体性を確実にするのに十分な厚
さとすべきであるが、三次元的な作用で画像がひずむの
を避けるため十分に薄くなければならない。一般に、重
合体層の乾燥時塗布量は約40〜200mg/dm2の範囲
内である。この層の最終的な厚さは約0.002cmを超
えることなく、好ましくは約0.001cmの厚さであ
る。
【0022】〔エラストマー層〕エラストマー層は重合
体層と画像面との間に配置される。このような層は、画
像面が着色した微粒子状物質によりトナー処理された粘
着性組成物であるとき特に有用である。重合体コーティ
ングがこのようなタイプのトナー処理された像上に直接
に置かれると、光学濃度はその平衡状態に到達する前の
数時間のうちに変化することがある。これはトナー処理
された面の不完全なぬれに起因するものと思われる。し
かしながら、エラストマー層を有する本発明の保護コー
ティングが用いられるとき、平衡光学濃度は積層後直ち
に達成される。
【0023】エラストマー層はトナー処理された区域を
ぬらすかまたはここに侵入する各種の物質から選定する
ことができる。この層は好ましくは透明で非感光性の、
粘着性かまたはわずかに軟らかい、変形可能な有機性材
料から構成される。特に好ましい材料はエラストマー重
合体およびこれらの混合物である。天然および合成のゴ
ムタイプの重合体、たとえば、ポリイソブチレン、Thio
kolRA、ニトリルゴム、ブチルゴム、塩素化ゴム、ブタ
ジエンの各重合体、ポリ(ビニルイソブチルエーテ
ル)、およびブタジエンまたはイソプレンのランダム、
テレブロックおよびブロックコポリマー類、スチレンと
のコポリマー、およびネオプレン、シリコーンエラスト
マー類などを各種割合で用いることができる。この他、
高度に可塑化した熱可塑性重合体層はどれもエラストマ
ー層として機能する。当業者には容易に分かるように、
エラストマー層は粘着剤、抗酸化剤などのような成分を
含有することもできる。
【0024】適当な溶剤は重合体層に使用した溶剤と相
溶性であるならば、どれでもエラストマー層を塗布する
のに用いることができる。エラストマー層の塗布量は広
い範囲で変えることができ、系に必要なその他の物理的
特性により主として決定される。すなわち、最小の塗布
量は画像面上に一様に積層するのに充分な厚さをもつ皮
膜を与える量である。最大の塗布量は画像をゆがませな
い皮膜、すなわち三次元的な外観を与える量である。一
般的に、エラストマー層は10〜100mg/dm 2の範囲
内、好ましくは50mg/dm2の乾燥時塗布量を有する。
前述のように、重合体層だけの塗布量は約40〜200
mg/dm2の範囲内とすることができ、そしてこの層の厚
さは0.002cmを超すことができず、好ましくは約0.
001cmである。従って、エラストマー層の厚さは重合
体層とエラストマー層とを合わせた総厚さで約0.00
2cmを超えない程度であってよい。
【0025】〔基板〕当業者にとって明らかなように、
本発明の保護コーティングまたはオーバーコートは重合
体層およびエラストマー層に隣接して、取り扱いと保存
を容易にするため追加の層を有することができる。この
ような追加の層は保護コーティングを使用前にロール状
で保存するとき特に有用である。従って、重合体層を除
去可能な基板に付与し、これにより以下の三層構造の順
に製作することができる:(a)除去可能な基板、
(b)重合体層そして(c)エラストマー層。この除去
可能な基板は画像面に積層後にとり除くのが好ましい。
【0026】追加の除去可能な基板をエラストマー層に
付与し、これにより以下の四層構造の順に製作すること
ができる:(a)第1の除去可能な基板、(b)重合体
層、(c)エラストマー層、そして(d)第2の除去可
能な基板。この追加の、すなわち第2の基板は第1のも
のと異なり画像面に積層する前にとり除かれる。本発明
で用いられるこの第1と第2の除去可能な基板は、画像
面にエレメントを積層する前に、第2の除去可能な基板
を剥離するのを容易とするため異なっている。
【0027】これらの追加の被覆に適当な材料にはシリ
コーン処理または電気放電加工(ED)またはコロナ処
理したポリエステルまたはポリエチレン、艶消処理した
ポリエステルまたはポリエチレンなどの保護をする層か
ら容易に剥がれるものが含まれる。光沢度値は使用した
特定の基板に応じて変化する。たとえば、基板として艶
消処理したポリエステルまたはポリエチレンを用いる
と、艶消面が重合体層上に残留するため低い光沢度値が
得られる。
【0028】〔本発明の保護コーティングまたはオーバ
ーコートの使用方法〕保護コーティングまたはオーバー
コートを有する本発明のプレプレスカラープルーフは以
下のように調製される: (a)除去可能な基板;(b)0.002cm以下の厚さ
と45〜70の光沢度とを有する透明な非感光性の重合
体層で、この重合体層は30%より大きな破断伸長率と
35〜70℃のガラス転移温度とを有する、熱可塑性重
合体の少なくとも1種から本質的になっており;そして
(c)エラストマー層の順序で構成されるエレメントを
プレプレスカラープルーフに積層する。この積層はエラ
ストマー層がプレプレスカラープルーフ表面に隣接する
ように行う。ついで除去可能な基板を剥離すなわち除去
し、そして重合体層がプレプレスカラープルーフの最上
層になるようにする。エレメントはエラストマー層に積
層した第2の別の除去可能な基板を有することもでき
る。このように構成することにより、第2の除去可能な
基板を取り除く、つまり積層の前に剥離するときに、重
合体層は第1の除去可能な基板に対してさらに良好な接
着性を示す。
【0029】
【実施例】以下の各実施例で調製した保護コーティング
は以下の方法を使用してテストした。 〔接着性テスト/剥離テスト〕剥離テストは保護コーテ
ィングにおける重合体層と、放電加工(ED)または非
放電加工の、除去可能な第1の基板との間の接着性を測
定するために使用した。積層に先立って、第2の除去可
能な基板、つまりシリコーン加工をしたポリエステル基
板を剥離するとき、ED処理または非ED加工の基板へ
の重合体層の接着性が良好であるならばコーティングは
シリコーン加工したポリエステル基板とともに剥ぎとら
れることはない。
【0030】0.0025cm(0.001インチ)厚さの
ポリエステルベースまたは基板、重合体層およびエラス
トマー層の順序で、それぞれ有している2つの同じエレ
メントを、各エレメントのエラストマー層の面と面が接
触するように、そして各エレメントのポリエステルベー
スが外面、つまり積層体の上と底の面となるように互い
に積層した。この積層体を剥離テストのために2.54c
m(1インチ)×33.02cm(13インチ)のストリッ
プに切断した。上面のポリエステルベースを剥離し、つ
いで試料の一方の端部の底面ポリエステルベースから重
合体層を2.54cm(1インチ)分離した。つぎにエラ
ストマー層とともに分離したこの重合体層と別の方の重
合体層とを、剥離テスターのリードにテープで止めた。
底のポリエステルベースをついで剥離テスターの固定端
にテープで止めた。剥離は0.211m/秒の速度で始
めて剥離テスターからの剥離力を記録した。使用した剥
離試験器はインストルメンタ社製のモデルZPE−10
00型である。
【0031】〔ブロッキング試験〕プレプレスプルーフ
は、不都合な結果を何等生ずることなく高温高湿度の条
件下に、面と面および面と裏面が重ね合わされるのが好
ましい。たとえば、プルーフに積層した後、保護コーテ
ィングは室温以上の条件下で軟化し、粘着性となること
がある。また、残留溶剤は重合体層およびエラストマー
層の粘着性に影響する。このブロッキング試験をするた
めに一組の重しを作った。直径およそ3インチ(7.6c
m)の底面をもつびんを8本準備し、各びんに重量50
0gとなるまで水を入れそして各びんに栓をした。エレ
メント(エレメント1)は、イー・アイ・デュポン社製
のクロマリン(Cromalin)RCR−1受像紙に、米国特許
第3,649,268号の実施例3に記載の類似のポジ型
エレメントの、4層のホトポリマーを積層して作成し
た。ホトポリマーの最上層を露光し、そして米国特許第
4,546,072号に記載の類似のイエロー粒状トナー
で現像した。
【0032】第2のエレメント(エレメント2)はクロ
マリンRCRS−3受像紙に米国特許第5,234,79
0号の実施例1記載のネガ型エレメントの、光硬化性の
トナー処理可能な有機隣接分離層と接着性層とを組合わ
せた4層を積層して作成した。エレメントの最上層を露
光し、そして米国特許第4,546,072号記載の類似
のイエロートナーで現像した。追加の2つのエレメント
(エレメント3と4)をコントロール用の保護コーティ
ングとともに用いるために作成した。エレメント3はエ
レメント1と同様に、そしてエレメント4はエレメント
2と同様に作成した。
【0033】本発明の保護コーティングをすでに作成し
たエレメント1と2に積層する。対照例1で記載の保護
コーティングをエレメント3と4に積層した。エレメン
ト1〜4から作成した各積層体からポリエステルベース
を剥離し、そして各積層体を10.16cm×10.16cm
(4×4インチ)の正方形にカットした。各正方形の裏に
試料識別ラベルを貼り付けた。ついで以下の方法を行っ
た: A) 2枚の4×4インチ正方形の試料を各重合体層が
面と面で接触するように配置する。 B) 2枚の4×4インチ正方形の試料を重合体層がク
ロマリンRCRS−3受像紙の裏面に面と裏面が接触す
るように配置する。
【0034】上のAとBを組合わせた1組の正方形を平
らな面上に置き、各試料の組合わせの表面上に直径3イ
ンチの底面をもつ500gの重しをのせた。各試料は平
らな面に置いて7日後に検査した。上のAとBを組合わ
せた第2の1組の正方形を40℃/40%RHのオーブ
ン中に入れた。直径3インチの底面をもつ500gの重
しを各試料の組合わせの表面にのせた。オーブン中7日
後にAとBの試料の組合わせから重しをとり去り、試料
をついで周囲温度まで冷却した。冷却後各正方形試料を
剥離した。重合体層の表面の損傷の形跡のいずれをも試
料が「ブロック化」した、つまり互いに接着したことを
示すものとして記録した。
【0035】〔光沢度〕光沢度の測定はガードナー社の
ガードナーグロスガードデジタルモデルグロスメーター
を使用し、入射角20°で行った。試料について実際の
測定をする前に、製造者により提供された標準の白と黒
のタイルについて得られた値を読みとりそして調整(必
要ならば)することにより、各入射角におけるグロスメ
ーターの適切な較正を確実にするよう注意を払った。各
試料はクロマリンRCRS−3受像紙または4色のプレ
プレスプルーフのいずれかに積層した本発明の保護コー
ティングからなる。グロスガードグロスメーターの測定
範囲は、±0.5光沢度単位の精度で0.0〜199.9
光沢度単位である。計器は一度較正されると、一系列内
の順次光沢度測定は比較することができる。
【0036】試料の光沢度は試料の中央にグロスメータ
ーの開口を定めることにより測定し、光沢度値を入射角
20°で記録する。またメーターの開口に関して試料の
測定方向がすべての試料について同じとなるように、特
に重合体のシリーズ内で評価をする際にも注意を払っ
た。積層はすべてイー・アイ・デュポン社製のクロマリ
Rラミネーターで、98.9°〜121.1℃(210
°〜250°F)で行った。特に記載しない限り、すべ
て光沢度は光沢単位であり、またすべて数量はグラムで
ある。
【0037】以下の各実施例で、重合体No.が付された
重合体は本明細書中「重合体層」と題した章で示した表
中にリストされたものと同じポリマーである。 〔実施例1〕以下の例は保護コーティング、つまり重合
体層およびエラストマー層の調製を説明するものであ
る。以下の組成を有する重合体層を調製した。
【0038】
【表2】
【0039】以下の組成を有するエラストマー層を調製
した:
【表3】
【0040】重合体層とエラストマー層を2重スロット
ダイを使用して、以下の表4で特定した基板に、重合体
層が基板に接するように同時に塗布した。溶剤が乾燥し
たのち、得られた三層エレメントを接着性とブロッキン
グについてテストした。この三層エレメントの別の試料
をクロマリンRCRS−3受像紙に積層し、基板を剥離
しそして光沢度についてテストした。各結果を以下の表
4中に示す。
【0041】
【表4】
【0042】〔比較例1〕重合体の組成を除いて実施例
1で述べたように保護コーティングを調製しテストし
た。重合体層は次の組成を有していた:
【表5】
【0043】エラストマー層は以下の組成を有してい
た:
【表6】
【0044】光沢度、接着性、およびブロッキングの各
結果を以下の表7に示す:
【表7】
【0045】〔実施例2〕この実施例はプレプレスプル
ーフへの本発明の保護コーティングの応用を示すもので
ある。実施例1に従って調製した保護コーティングを、
ネガとポジのクロマリンRプレプレスプルーフに積層し
た。米国特許第5,234,790号の実施例1記載のも
のと類似の、ネガ型感光性エレメントをネガのプレプレ
スプルーフを作成するのに使用した。このネガ型プルー
フ用フィルムは上から下に次の順序で構成されている、
(1)剥離可能なカバーシート、(2)一般に非粘着性
である光硬化性層、(3)粉体材料の付与によりトナー
処理される、非感光性のエラストマートナー処理可能な
有機隣接層、(4)非エラストマー性の分離層、(5)
接着性層および(6)シート状支持体。
【0046】試料は上記エレメントのシート状支持体を
除いてデュポン社製のクロマリンRCRS−3受像紙に
積層し、原板を通じて像露光し、剥離可能なカバーシー
トをとり除き、そしてデュポン社により製造された米国
特許第4,546,072号記載のものと類似のイエロー
トナーで現像することにより製作する。以上の各工程を
3種の異なる原板と3種の別の色のトナーによりくり返
してプレプレスプルーフを形成した。ついで実施例1と
比較例1からの保護コーティングをこのプレプレスプル
ーフに、エラストマー層がプレプレスプルーフに隣接す
るように積層し、ネガ型プレプレスプルーフ用のサンプ
ル1と2をそれぞれ形成させる。保護コーティング上の
基板をついでとり除いた。
【0047】ポジ型のプレプレスプルーフを作るには、
米国特許第3,469,268号の実施例3記載のものと
類似の、ポジ型感光性エレメントを使用した。このエレ
メントは支持体、粘着性の光重合性層、および剥離可能
なカバーシートで構成されている。カバーシートを剥離
したのち、エレメントはデュポン社製のクロマリンR
R−1受像紙に積層し、そして原板を通じて像露光をす
る。支持体を剥ぎとりそして画像状の粘着性区域を、デ
ュポン社製の米国特許第4,546,072号記載のもの
と類似の透明イエロートナーでトナー処理した。以上の
各工程を3種の異なる原板と3種の別の色のトナーによ
りくり返してプレプレスプルーフを形成させた。ついで
実施例1と比較例1からの保護コーティングを、このプ
レプレスプルーフにエラストマー層がこのプレプレスプ
ルーフに隣接するように積層し、ポジ型プレプレスプル
ーフ用のサンプル3と4をそれぞれ形成させる。保護コ
ーティング上の基板をついでとり除いた。
【0048】ポジ型とネガ型の両エレメントは光沢度が
低く、良好な接着性とブロッキング特性を示した。光沢
度テストの結果を以下の表8に示す。
【表8】
【0049】〔実施例3〕重合体層の組成を除いて、実
施例1で述べたようにして保護コーティングを調製しテ
ストした:重合体層は以下の組成を有していた:
【表9】
【0050】光沢度、接着性およびブロッキングの各結
果を以下の表10に示す:
【表10】
【0051】〔実施例4〕重合体層の組成を除いて実施
例1をくり返した。重合体層は以下の組成を有してい
た:
【表11】
【0052】エラストマー層は以下の組成を有してい
る:
【表12】
【0053】光沢度とブロッキングの結果を以下の表1
3に示す:
【表13】

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) 除去可能な基板;(b) 約
    0.002cm以下の厚さと45〜70の光沢度とを有す
    る透明な非感光性の重合体層で、この重合体層は30%
    より大きい破断伸長率と35〜70℃のガラス転移温度
    とを有する、熱可塑性重合体の少なくとも1種から本質
    的になっており;そして(c) エラストマー層の順序
    で構成されるエレメント。
  2. 【請求項2】 エラストマー層に隣接する別の追加的除
    去可能な基板(d)をさらに含み、ここで基板(d)を
    とり除くとき、重合体層が除去可能な基板(a)への改
    善された接着性を示す、請求項1に記載のエレメント。
  3. 【請求項3】 熱可塑性重合体が25℃でアセトン10
    0g当たり少なくとも15gのアセトン溶解性を有す
    る、請求項1または2に記載のエレメント。
  4. 【請求項4】 熱可塑性重合体がアクリレート型の熱可
    塑性重合体から本質的になる、請求項1または2に記載
    のエレメント。
  5. 【請求項5】 アクリレート型の熱可塑性重合体が、ポ
    リ(エチルメタクリレート)、ポリ(ブチルメタクリレ
    ート)、およびメタクリレートコポリマーよりなる群か
    ら選ばれる、請求項4に記載のエレメント。
  6. 【請求項6】 メタクリレートコポリマーがメチルメタ
    クリレートコポリマーから本質的になる、請求項5に記
    載のエレメント。
  7. 【請求項7】 エラストマー層が、少なくとも1種のエ
    ラストマー重合体またはエラストマー重合体の混合物か
    らなる、請求項1または2に記載のエレメント。
  8. 【請求項8】 上から下に(a) 約0.002cm以下
    の厚さと45〜70の光沢度とを有する透明な非感光性
    の重合体層で、この重合体層は30%より大きな破断伸
    長率と35〜70℃のガラス転移温度とを有する、熱可
    塑性重合体の少なくとも1種から本質的になり;(b)
    エラストマー層;そして(c) プレプレスカラープ
    ルーフの順序で構成されるエレメント。
  9. 【請求項9】 熱可塑性重合体が25℃でアセトン10
    0g当たり少なくとも15gのアセトン溶解性を有す
    る、請求項8に記載のエレメント。
  10. 【請求項10】 熱可塑性重合体がアクリレート型の熱
    可塑性重合体から本質的になる、請求項8に記載のエレ
    メント。
  11. 【請求項11】 アクリレート型の熱可塑性重合体が、
    ポリ(エチルメタクリレート)、ポリ(ブチルメタクリ
    レート)、およびメタクリレートコポリマーよりなる群
    から選ばれる、請求項10に記載のエレメント。
  12. 【請求項12】 メタクリレートコポリマーがメチルメ
    タクリレートコポリマーである、請求項11に記載のエ
    レメント。
  13. 【請求項13】 エラストマー層が、少なくとも1種の
    エラストマー重合体またはエラストマー重合体の混合物
    からなる、請求項8に記載のエレメント。
  14. 【請求項14】 プレプレスプルーフがポジ型プルーフ
    フィルムまたはネガ型プルーフフィルムから調製され
    る、請求項8に記載のエレメント。
  15. 【請求項15】 (a) 除去可能な基板(a);0.
    002cm以下の厚さと45〜70の光沢度とを有する透
    明な非感光性の重合体層で、この重合体層は30%より
    大きな破断伸長率と35〜70℃のガラス転移温度とを
    有する、熱可塑性重合体の少なくとも1種から本質的に
    なり;そしてエラストマー層の順序で構成されるエレメ
    ントを用意し;(b) このエレメントをプレプレスカ
    ラープルーフに、エラストマー層がプレプレスカラープ
    ルーフの表面に隣接するように積層し;そして(c)
    除去可能な基板を剥離し、これにより重合体層がプレプ
    レスカラープルーフの最上層になるようにする各工程か
    ら順次なる、保護コーティングを有するプレプレスカラ
    ープルーフを調製する方法。
  16. 【請求項16】 エラストマー層に隣接する別の追加的
    除去可能な基板(d)をさらに含み、ここで基板(d)
    をとり除く時に重合体層が除去可能な基板(a)への改
    善された接着性を示す、請求項15に記載のエレメン
    ト。
  17. 【請求項17】 熱可塑性重合体が、25℃でアセトン
    100g当たり少なくとも20gのアセトン溶解性を有
    する、請求項15または16に記載のエレメント。
  18. 【請求項18】 熱可塑性重合体がアクリレート型の熱
    可塑性重合体から本質的になるものである、請求項15
    または16に記載のエレメント。
  19. 【請求項19】 アクリレート型の熱可塑性重合体が、
    ポリ(エチルメタクリレート)、ポリ(ブチルメタクリ
    レート)、およびメタクリレートコポリマーよりなる群
    から選ばれる、請求項18に記載のエレメント。
  20. 【請求項20】 メタクリレートコポリマーがメチルメ
    タクリレートコポリマーから本質的になる、請求項19
    に記載のエレメント。
  21. 【請求項21】 エラストマー層が、少なくとも1種の
    エラストマー重合体またはエラストマー重合体の混合物
    を含有する、請求項15または16に記載のエレメン
    ト。
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