JP4040579B2 - オーバーコート層およびこのような層を備える感熱画像記録部材 - Google Patents

オーバーコート層およびこのような層を備える感熱画像記録部材 Download PDF

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Description

(関連出願の引用)
本願は、2002年2月21日に出願された、以前の同時係属中の仮出願番号60/358,663の利益を主張する。
(発明の分野)
本発明は、感熱画像記録部材のための保護オーバーコート層、およびこの保護オーバーコート層を備える熱画像記録部材に関する。
(発明の背景)
多数の熱画像化システム(例えば、インクジェット印刷、およびドナーシートから受容材料への、色素のような着色剤の熱移動を利用する熱画像化システム)が公知である。熱移動のための広範な種々の特定の機構が、現在までに使用されているが、「A New Thermal Transfer Ink Sheet for Continuous−Tone Full Color Printer」(M.Kutamiら、J.Imaging Science.,1990,16,70−74)に記載されるように、全てが、2つの広いカテゴリーに入る。これらの第一のものにおいて、色素は、「色素拡散熱移動」(またはD2T2;このプロセスはまた、時々、「色素昇華移動」と称される)と通常称されるプロセスにおいて、ドナーシート上のポリマーバインダーから受容シート上の第二のポリマー層へと熱拡散する。この型において、色素のみが移動され、ドナーシート上の色素が分散されているバインダーは移動されない。第二のカテゴリーは、通常、「熱物質移動」と称され、そしてこの型において、色素とキャリアビヒクルとの両方が一緒に、ドナーシートから受容シートへと移動される。
熱物質移動方法は、差示接着を包含する方法(材料の加熱されたプラグがドナーシートから受容シートの表面に接着する)、およびフロー貫入を包含する方法(ドナーシート上の着色剤が高温で融解し、そして受容シート上の細孔内に移動される)にさらに細分され得る。
このような熱画像化システムを用いて形成される画像に関する共通の問題は、画像が代表的に曝露される慣用的な環境因子への曝露に起因する、時間がたつにつれての画像の色の褪色である。このような因子としては、通常の水および摩擦、可視光および紫外光への曝露、水分への曝露、ヒトの指により取り扱われることの結果としての皮膚の油への接触、空気への曝露およびオゾンへの曝露が挙げられる。従って、画像を形成する色素の褪色を軽減し得る、保護オーバーコート材料に対する必要性が、存在し続けている。
(発明の簡単な要旨)
従って、本発明の目的は、熱画像化方法によって形成された画像のための、新規な保護オーバーコート材料を提供することである。
本発明の別の目的は、熱画像化方法によって形成された画像に熱的に移動され得る、保護オーバーコート材料を提供することである。
本発明のさらなる目的は、熱的に形成された画像に比較的低いエネルギーで移動され得る、保護オーバーコート材料を提供することである。
本発明のなお別の目的は、擦り切れも不均一な縁部も亀裂もなしで、表面粗さを生じることなく、クリーンに画像に熱的に移動され得る保護オーバーコート材料を提供することである。
なお別の目的は、熱画像化方法によって形成された画像を備え、そして保護オーバーコート層を備える、熱画像記録部材を提供することである。
(発明の要旨)
本発明の1つの局面によれば、約40重量%〜約85重量%のポリ(メチルメタクリレート)、約10重量%〜約50重量%のエチルメタクリレートコポリマー、および約1重量%のメルトフロー改質剤を含有する、保護的な熱移動可能なオーバーコート材料が提供される。
本発明の別の局面において、熱画像記録部材が提供され、この部材は、基板、熱的に形成された画像を保有する画像保有層、およびオーバーコート層を備え、このオーバーコート層は、約40重量%〜約85重量%のポリ(メチルメタクリレート)、約10重量%〜約50重量%のエチルメタクリレートコポリマー、および約1重量%のメルトフロー改質剤を含有する。
この保護オーバーコート層は、摩耗耐性かつ引っ掻き耐性であり、そしてオゾンおよび空気、ならびに他の因子(例えば、水分および皮膚の油との接触)への曝露に対する保護を提供する。このオーバーコート層は、好ましくは、基板上に形成され、この基板は、オーバーコート層が熱画像に移動される場合に除去される。
(発明の詳細な説明)
本発明の熱オーバーコート部材は、本発明によるオーバーコート層を備える基板を備え、このオーバーコート層は、約40重量%〜約85重量%のポリ(メチルメタクリレート)、約10重量%〜約50重量%のエチルメタクリレートコポリマー、および約1重量%のメルトフロー改質剤を含有する。このオーバーコート層はまた、添加剤(例えば、界面活性剤、可塑剤、紫外光吸収剤、光安定剤など)を含有し得る。
本発明の感熱画像記録部材は、基板(これは、透明であっても反射性であってもよい)、画像保有層(熱画像化方法によって形成された画像を保有するか、またはこの層に、熱画像化方法によって画像が移動されている)、およびオーバーコート層(約40重量%〜約85重量%のポリ(メチルメタクリレート)、約10重量%〜約50重量%のエチルメタクリレートコポリマー、および約1重量%のメルトフロー改質剤を含有する)を備える。画像記録部材に存在する画像は、任意の適切な感熱画像化材料(例えば、色素拡散熱移動材料および熱物質移動材料)によって形成され得る。
好ましい実施形態において、画像保有層は、熱移動画像化方法によって形成された画像が移動された、画像記録層である。本発明の画像記録部材に移動される画像を形成するために特に好ましい熱移動画像化方法は、色素含有アモルファス(非晶質)相を含み、これは、少なくとも1つの色素を含有し、ここで、このアモルファス相に存在する色素は、連続フィルムを形成する。必要に応じて、そして好ましくは、熱移動画像化材料は、少なくとも1つの熱溶媒を含む。この型の熱移動画像化材料は、2000年12月21日に出願された、以前の同時係属中の米国特許出願番号09/745,700(その全開示は、その全体が本明細書中に参考として援用され、そして本願の一部を形成する)に開示され、特許請求されている。
熱溶媒材料の少なくとも一部は、色素含有相に組み込まれ、そして熱溶媒材料の別の部分は、色素含有相とは別個の、第二の結晶性相を形成する。熱移動材料層の結晶性熱溶媒は、融解し、そして色素含有相を溶解または液化し、これによって、結晶性熱溶媒の非存在下でこのような溶解または液化が起こる温度より低い温度で、色素含有相の溶解または液化が起こることを可能にする。
熱移動材料層は、室温で検出可能なフローを起こさない、透明かまたは半透明の固体フィルムであり、そしてこのフィルムは、アモルファス相の色素によって形成される点で特徴付けられる。
この好ましい画像形成材料層において利用される色素は、それら自体がアモルファスである固体、すなわち、結晶性固体の、長い範囲にわたる規則的な構造的特徴を欠く固体を形成する色素であり得る。材料科学の当業者は、アモルファス固体を結晶性固体と区別するための種々の方法をよく知っている;例えば、アモルファス固体は、結晶性固体によって示される強いパワーのX線回折線を与えず、そしてまた、結晶性固体の特徴である強い電子回折を欠く。
本発明のいくつかの好ましい実施形態において、移動層のために選択される熱溶媒は、色素含有相の色素に対する良溶媒である。これらの実施形態において、移動される画像化材料のドットサイズは、可変ドット印刷のために最適化された熱印刷ヘッドの使用によって、変化され得る。溶液が画像化条件下で形成される好ましい実施形態において、画像化材料の移動は、多孔性受容材料に対してなされ得る。低い融解粘度が達成される場合、比較的低い平均細孔サイズ(例えば、約1μm未満)を有する受容材料が使用され得る。
本発明の2相の実施形態は、色素の移動が、移動相が同じ色素含有相のみを含有する場合に達成可能な温度よりかなり低い温度で、従って、画像化される単位面積あたり、より低いエネルギー投入で行われることを可能にする。使用される熱溶媒は、周囲温度より高温で融解し、そして色素含有相を溶解または液化して混合物を形成する、任意の可融性の物質であり得る。この混合物は、色素含有相単独より低い温度で移動する。2相画像化実施形態の間に、ドナーシートから受容シートへと移動される画像化材料は、従来の低粘度の真の溶液の形態である必要はなく、スラリーまたは類似の材料であり得る。熱溶媒対色素の比は、重量で約1:3〜約3:1の範囲であり得る。好ましい比は、約2:1である。従って、本発明の2相の実施形態は、薄いドナー層を維持しながら、画像化温度の大きな低下を提供し得る。熱溶媒は、画像化後に混合物が冷却されるにつれて、2相に分離し得、そして好ましくは、熱溶媒は、得られる画像の質に不利に影響を与えるほど大きい結晶を形成しないべきである。熱溶媒は、好ましくは、室温より十分に高い融点を有し、その結果、ドナー層は、室温では粘着性ではなく、そして画像化前のドナーシートの輸送および貯蔵の間に遭遇しやすい温度において、融解しない。
本発明の2相の実施形態において使用される結晶性熱溶媒は、代表的に、約60℃〜約120℃の範囲、そして好ましくは、約85℃〜約100℃の範囲の融点を有する。好ましい実施形態において、熱移動材料の融点は、十分に高く、この融点温度において、液体材料の粘度は、熱移動材料の実質的に全厚さを、画像化のために許される時間において、受容材料の細孔内に移動させるために十分に低い。この特性は、可変ドット印刷のようないくつかの例において重要である。なぜなら、およそガウス温度プロフィールが、ピクセルの領域にわたって生成され、そして融解した熱移動材料が、受容材料の細孔に完全に貫入できないほど高い粘度を有する場合、ドットの縁部において色素におけるレリーフ画像が形成され得、比較的低い画像耐久性を生じ、そしておそらく、多色システムにおいて、さらなる色素材料の移動にネガティブに影響を与えるからである。。熱溶媒が、約90℃の融点を有することが、特に好ましい。
画像化前のドナー層の熱溶媒成分の全てが、色素含有相から析出して、色素含有相とは別個の第二の相を形成するわけではない。色素含有相に含まれる移動材料層における熱溶媒の量は、色素含有相に添加剤を含めてこの色素含有相を熱溶媒とより適合性にし、これによって、より高い百分率の熱溶媒が色素含有相に位置するようにすることによって、制御され得る。このような添加剤は、例えば、熱溶媒と類似であり、ドナー層または他の添加剤(例えば、光安定化剤)の調製の条件下で結晶化しない分子であり得る。比較的小さい結晶を形成する熱溶媒を利用することが好ましい。なぜなら、これらは、画像化の間に迅速に色素含有相に溶解して、受容層への色素の満足な移動を提供するからである。
移動相の、色素含有相中と第二の結晶性相中との熱溶媒の相対量は、移動相材料の融解熱を測定し、そしてこの値を、移動相中に存在する同じ質量の熱溶媒の融解熱と比較することによって、決定され得る。それぞれの値の比は、色素含有相と第二の結晶性相とに存在する熱溶媒の割合を示す。
本発明の2相の実施形態において、相変化が、室温と画像化温度との間で起こり、その結果、本質的に1相が形成される。色素含有相移動層(これは、室温では粘着性ではない)が、組成変化を起こし、その結果、この相は、画像化温度において比較的低い粘度を有し、画像化材料が受容層に移動されることを可能にする。
別の好ましい実施形態において、1より多くの熱溶媒が、移動層に組み込まれる。異なる融点を有し、そしてより低い融点を有する熱溶媒が、より高い融点を有する熱溶媒より少ない量の色素含有相を溶解または液化させるように選択される、2種(以上)の異なる熱溶媒を含有する移動層が使用される場合、画像化方法の間に画像化される1ピクセルあたりの、移動される色素含有相の量は、移動層が加熱される温度に従って変動する。特定の画像化システムを用いて、色素含有相に加えて2種類のみの熱溶媒を使用して、良好な連続階調性能を得ることが可能であることが見出された。このような連続階調性能は、従来の熱物質移動プロセス(物質移動が厳密に二元である)と比較した場合に、本発明の重要な利点である。あるいは、単一の熱溶媒における異なる溶解度を有する2種以上の色素の使用が、使用され得る。
明らかに、本発明の任意の特定の画像化システムにおいて使用される熱溶媒は、色素含有相および提唱されるシステムの他の構成要素に関して選択されなければならない。熱溶媒はまた、画像化前のドナーシートの輸送および貯蔵の間に、薄い移動層から実質的に昇華しないように、十分に不揮発性であるべきである。任意の適切な熱溶媒が、本発明に従って使用され得る。適切な熱溶媒としては、例えば、少なくとも約12個の炭素原子を含むアルカノール、少なくとも約12個の炭素原子を含むアルカンジオール、少なくとも約12個の炭素原子を含むモノカルボン酸、このような酸のエステルおよびアミド、アリールスルホンアミドおよびヒドロキシアルキル置換アレーンが挙げられる。特定の好ましい熱溶媒としては、以下が挙げられる:テトラデカン−1−オール、ヘキサデカン−1−オール、オクタデカン−1−オール、ドデカン−1,2−ジオール、ヘキサデカン−1,16−ジオール、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ドコサン酸メチル、1,4−ビス(ヒドロキシメチル)ベンゼン、およびp−トルエンスルホンアミド。好ましいクラスの熱溶媒は、低い揮発性を有する熱溶媒からなる。
好ましい実施形態において、移動材料層中において、この層に存在する材料の5重量%以下が、色素含有相において最も高い分子量の色素の分子量より高い分子量を有するべきである。より高い量での高分子量の種(特に、ポリマー種)の存在は、画像化条件下で望ましくない、より粘性の融解物を生じ、これは、受容シートへの画像化材料の移動に不利に影響を与え得る。さらに、移動材料層のこの特徴は、この層が、比較的低い粘度を有する溶液からコーティングされることを可能にする。移動層が、約2重量%以下、そして特に好ましくは、約1重量%以下の、色素含有相における最も高い分子量の色素の分子量より高い分子量を有する成分を含有することが好ましい。最適には、熱移動材料層は、このようなより高い分子量の種を何も含有しない。
本発明の熱画像記録部材の基板は、任意の適切な材料を含有し得、そして多数の適切な支持体材料が、当該分野において公知である。本発明の熱画像記録部材のための基板として使用するために適切な材料の例としては、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリオレフィン、セルロースエステル、ポリスルホンおよびポリイミドが挙げられる。基板の厚さは、一般に、約1〜約10ミルの範囲であり得る。この基板はまた、バックコート層を備え得る。本発明の熱画像記録部材のための特に好ましい基板は、約2ミル厚のポリエチレンの層の間に配置された、約6ミル厚の延伸ポリプロピレンの層を備える。
本発明の好ましい画像記録部材は、画像受容層(この画像受容層に、熱画像化方法によって形成された画像が移動されている)および保護オーバーコート層(約40重量%〜約85重量%のポリ(メチルメタクリレート)、約10重量%〜約50重量%のエチルメタクリレートコポリマー、および約1重量%のメルトフロー改質剤を含有する)を備える基板を備える。特に好ましい基板および画像受容層の組み合わせは、以前の、同時係属中の、共有に係る米国特許出願番号10/159,871(2002年5月30日に出願され、その全体が本明細書中に参考として援用されており、そして本願の一部を形成する)に記載および特許請求されている。この基板は、1N/mmの圧力下で約1%未満の圧縮性を有する材料、または約50μm未満の厚さを有しかつ1N/mmの圧力下で少なくとも約1%の圧縮性を有する材料の層を備える。画像受容層は、約40%〜約70%の間隙体積を有し、そして約30nmより大きい直径を有する細孔の少なくとも約50%が約300nm未満の直径を有し、そして約30nmより大きい直径を有する細孔の少なくとも約95%が、約1000nm未満の直径を有する、細孔直径分布を有する。
保護オーバーコート層は、約40重量%〜約85重量%の、比較的高いTg(すなわち、約100℃を超える)を有するポリ(メチルメタクリレート)ポリマーを含有する。好ましいポリ(メチルメタクリレート)ポリマー材料は、約104℃のTgを有するParaloid A21であり、これは、Rohm and Haas,Incorporatedから市販されている。
この保護オーバーコート層は、約10重量%〜約50重量%の、比較的低いTg(すなわち、約52℃〜約65℃の範囲)を有するエチルメタクリレートコポリマーをさらに含有する。好ましいエチルメタクリレートコポリマーは、約65℃のTgを有するNeocryl B813であり、これは、Avecia Corporationから市販されている。
保護オーバーコート層はまた、比較的低濃度(例えば、約1重量%)のメルトフロー改質剤を含有する。当該分野において公知であるように、ポリマー性メルトフロー改質剤は、ポリマー材料のメルトフローインデックスを低下させる物質である。代表的な適切なメルトフロー改質剤としては、Modaflow Resin Modifier、Modaflow 2100およびMultiflowが挙げられ、これらは、Solutia,Inc.から市販されている。一般に、融解したポリマー材料のメルトフローインデックスは、ASTM Procedure D1238によって測定され得る。
好ましいメルトフロー改質剤は、Modaflow Resin Modifierであり、これは、低分子量のアクリル酸エチル−アクリル酸2−エチルヘキシルコポリマーである。
保護層はまた、他の添加剤(例えば、界面活性剤、可塑剤、紫外光吸収剤、光安定化剤など)を含有し得る。好ましい実施形態において、保護オーバーコート層としては、Tinuvin 771(紫外光吸収材料)、およびTinuvin 770(ヒンダードアミン光安定化材料)が挙げられ、これらは両方、Ciba−Geigyから入手可能である。
特に好ましいオーバーコート層は、約73重量%のポリ(メチルメタクリレート)(Paraloid A21)、約10%のポリ(エチルメタクリレート)(Neocryl B813)、約1%のメルトフロー改質剤(Modaflow Resin Modifier)、約15%の紫外光吸収材料(Tinuvin 771)および約1%の光安定化材料(Tinuvin 770)を含有する。
保護オーバーコート層が、まず基板上に配置され、そして代表的に、約1〜約5ミクロンの厚さ、好ましくは、約1.6ミクロンの厚さであり得る。オーバーコート層は、好ましくは、有機溶媒中の溶液から基板上にコーティングされる。好ましいコーティング溶媒は、約80%のメチルエチルケトンおよび約20%のトルエン(重量で)の混合物を含有する。オーバーコート層は、オーバーコート層は、任意の適切なコーティング方法(例えば、スロットコーティングおよびグラビアコーティング)によって形成され得る。代表的に、スロットコーティング適用において使用されるコーティング溶液は、約18%の固形物を有し、そしてグラビアコーティング溶液において使用される溶液は、約25%の固形物を有する。画像記録部材に熱画像が形成または移動された後に、オーバーコート層は、画像材料上に、代表的に加熱されたローラまたは熱プリントヘッドもしくはラインヒーターによって、熱的に移動され、そして保護層を保有する基板が除去され、そして処分される。保護オーバーコート層は、有利には、比較的低いエネルギーレベル(例えば、約1J/cm)で移動され得る。
本発明のオーバーコート層は、褪色または不均一な縁部もしくは亀裂のいかなる感知できるほどの発生もなしでクリーンに移動し、そしてこの層が移動される画像記録部材の基板に、良好に接着する。
本発明は、ここで、特定の好ましい実施形態に関してさらに詳細に記載される。これらの実施例は、説明的であるのみであり、そして本発明は、実施例に記載される材料、プロセスパラメータなどに限定されないことが意図される。実施例において記載される全ての部は、他に言及されない限り、重量である。
(実施例I)
表Iに示されるような、本発明による3種のオーバーコート層処方物を調製し、そして各々を、別個のポリ(エチレンテレフタレート)基板材料(約4.5ミクロンの厚さを有する)上に、約2.5ミクロンのオーバーコート層の厚さでコーティングした。
各オーバーコート層を、熱画像記録部材上に熱的に移した。この熱画像記録部材は、約1ミル厚のポリ(エチレンテレフタレート)層の間に配置された約6ミル厚の延伸ポリプロピレン層から作製される基板、および上記以前の同時係属中の米国特許出願番号09/745,700(2000年12月21日出願)に記載される方法に従って形成された熱画像が移動された画像受容層を有する。
Figure 0004040579
上記のように調製した画像を、オゾン耐性について試験した。この試験を、約1.2ftの体積を有する大きいPyrex瓶および低圧水銀−アルゴンランプ(Oriel 6035)から作製されたオゾンチャンバ中で実施した。オゾンを、チャンバ内の周囲空気中の酸素の直接光分解によって、インサイチュで生成した。チャンバ内の扇風機は、全てのサンプルが均一にオゾンに曝露されることを確実にした。
ランプの電源を、ランプが2時間ごとに15分間オンになり、これによって約10PPM(24mg/m)の平均オゾン濃度を生成するように、タイマーの制御下でエネルギー付与した。この試験を、16時間、すなわち8ランプサイクルにわたって実施した。コントロール印刷(いずれのオーバーコート層もなしで、出願番号09/745,700の方法に従って形成された熱画像、および他の材料のオーバーコート層を用いる印刷を含む)を、全ての場合に含めた。印刷の試験を容易にするために、これらを、オゾン曝露試験の前および後に、フラットベッドスキャナで300dpiで走査した。
本発明による画像記録部材は、3/8インチのマンドレルの周りに180°巻いて応力をかけられた後でさえも、オゾン褪色に耐性であることが見出された。他の材料のオーバーコートは、亀裂およびオゾンにより誘導される褪色を示した。
(実施例II)
表IIに示されるような、本発明によるオーバーコート層処方物を調製した。固体を、75%のMEKおよび25%のトルエンの混合物に溶解し、そして4.5ミクロンの厚さを有するポリエチレンテレフタレート基板上に、約1.6ミクロンのオーバーコート層厚さでコーティングした。
Figure 0004040579
各オーバーコート層を、実施例Iに記載されるような基板および画像受容層を有する熱画像記録部材上に、熱的に移動させた。この画像受容層には、上記の、以前の同時係属中の米国特許出願番号09/745,700(2000年12月21日出願)に記載される方法に従って形成された熱画像が移動されている。
上記のように調製したオーバーコート材料のロールを、材料のロールを形成し、そしてこのロールを50℃−50%RHオーブン中に1日入れることによって、36lb/inの圧力下でのブロッキングについて試験し、オーバーコート材料が基板の背面の材料に移動するか、またはその逆であるかを決定した。オーバーコート材料は、受容可能な結果を与えた。
画像記録部材を、3lb/inの圧力下で、50℃の乾燥オーブンに3日間入れることによって、表面から表面、および表面から背面へのブロッキング試験に供した。画像記録部材は、表面から表面のブロッキングも、表面から背面へのブロッキングも、いずれも示さなかった。
画像記録部材を、CM−5 Crock Meter(Atlas Textile Testing Products,Inc.)を使用して、900gの負荷のスタイラス下に配置し、そしてこのスタイラスを画像にわたって20サイクル移動させることによって、耐久性試験に供した。画像は、受容可能な結果を与え、磨耗の非常にわずかな指標のみを伴い、そして画像のぼやけもいずれの色素移動も伴わなかった。保護オーバーコートを有さないコントロール画像は、目に見える色素移動および目に見える磨耗マークを示した。
画像記録部材を、水摩擦試験および油摩擦試験(皮膚油の成分に基づく処方物を使用する)に、両方40サイクルにわたって、同じCrock Meterを使用して供した。保護オーバーコートを有さないコントロール画像は、水摩擦試験と油摩擦試験との両方において、破壊された。本発明による画像記録部材は、水試験において目に見える欠損を示さず、そして油試験における画像上で、画像は乱されずに、ほんのいくらかのわずかな油マークを示した。
画像を、ASTM D 523に従って、Gardner マイクロ−TRI光沢計(BYK Gardner USA,Silver Spring,MD)を使用して、光沢について試験した。コントロールおよび本発明の画像記録部材を用いて、以下の結果が得られた。
Figure 0004040579
示される各値は、2回の試験の平均である。
本発明の画像記録部材は、コントロールより有意に高い光沢を示したことがわかり得る。
基板が実施例Iに記載されたものと同じであることを除いて、この実施例において先に記載されたものと同一の画像記録部材を、実施例Iに記載されるようなオゾン試験に供した。画像記録部材は、3/4インチのマンドレルの周りに180°巻きつけて応力をかけられた後でさえも、オゾン褪色に対して耐性であることが見出された。
(実施例III)
表IIIに示されるような、本発明による2つのオーバーコート層処方物を調製し、そして実施例IIに記載されるような、別個の基板上に調製し、そしてコーティングした。
Figure 0004040579
先の実施例に記載されるように、画像を形成し、そして画像記録部材に移動させ、その後、この部材に、オーバーコート層を移した。画像を、実施例IIに記載されるように試験した。
オーバーコート材料は、いかなるドナーブロッキングも示さなかった。それぞれ10lbおよび50lbの圧力下で試験した画像記録部材Aは、いずれの表面から表面へのブロッキングも示さなかった。画像記録部材Bは、10lbの圧力において、いずれの表面から表面へのブロッキングも示さず、そして50lbにおいて、ほんのわずかなブロッキングを示した。材料の移動も画像色素の移動もいずれも伴わなかった。
画像記録部材は、7/16インチのマンドレルの周りに180°巻きつけて応力をかけられた後でさえも、オゾン褪色に対して耐性であることが見出された。
光沢測定の結果を、以下に示す。
Figure 0004040579
示される各値は、3回の試験の平均である。
画像記録部材は、受容可能な光沢を示すことがわかり得る。
両方の画像記録部材が、耐久性について試験された場合に、微量のみの磨耗を示した。水摩擦試験および油摩擦試験において、両方の画像記録部材は、目に見える欠損を示さなかった。
本発明が、種々の好ましい実施形態に関して詳細に記載されたが、本発明は、これらの実施形態に限定されることが意図されず、むしろ、当業者は、種々の変更および改変が可能であり、そしてこれらが、本発明の精神および添付の特許請求の範囲の範囲内であることを認識する。

Claims (13)

  1. 熱画像記録部材であって、熱転写により形成される、画像を保有する層、および該画像を保有する層の上に重なる保護オーバーコート層を備える基板を備え、該保護オーバーコート層は、0重量%〜5重量%の、00℃を超えるTgを有するポリ(メチルメタクリレート)、0重量%〜0重量%の、2℃〜5℃のTgを有するポリ(エチルメタクリレート)、および重量%のメルトフロー改質剤を含有し、該メルトフロー改質剤が、該ポリ(メチルメタクリレート)および該ポリ(エチルメタクリレート)のメルトフローインデックスを低下させるものである、熱画像記録部材。
  2. 前記基板が、2つのポリエチレンのミル厚の層の間に配置された、延伸ポリプロピレンのミル厚の層を備える、請求項1に記載の画像記録部材。
  3. 前記ポリ(メチルメタクリレート)が、04℃のTgを有する、請求項1に記載の画像記録部材。
  4. 前記ポリ(エチルメタクリレート)が、5℃のTgを有する、請求項3に記載の画像記録部材。
  5. 前記メルトフロー改質剤が、エチルアクリレート−2−エチルヘキシルアクリレートコポリマーである、請求項4に記載の画像記録部材。
  6. 前記保護オーバーコート層が、ミクロンの厚さである、請求項1に記載の画像記録部材。
  7. 前記保護オーバーコート層が、.6ミクロンの厚さである、請求項6に記載の画像記録部材。
  8. 前記保護オーバーコート層が、紫外光吸収材料および光安定化材料をさらに含有する、請求項1に記載の画像記録部材。
  9. 熱画像化方法によって形成される画像のための、保護オーバーコート材料であって、0重量%〜5重量%の、00℃を超えるTgを有するポリ(メチルメタクリレート)、0重量%〜0重量%の、2℃〜5℃のTgを有するポリ(エチルメタクリレート)、および重量%のメルトフロー改質剤を含有する保護オーバーコート層を備える基板を備え、該メルトフロー改質剤が、該ポリ(メチルメタクリレート)および該ポリ(エチルメタクリレート)のメルトフローインデックスを低下させるものである、保護オーバーコート材料。
  10. 前記ポリ(メチルメタクリレート)が、04℃のTgを有する、請求項9に記載の保護オーバーコート材料。
  11. 前記ポリ(エチルメタクリレート)が、5℃のTgを有する、請求項10に記載の保護オーバーコート材料。
  12. 前記メルトフロー改質剤が、エチルアクリレート−2−エチルヘキシルアクリレートコポリマーである、請求項11に記載の保護オーバーコート材料。
  13. 紫外光吸収材料および光安定化材料をさらに含有する、請求項9に記載の保護オーバーコート材料。
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