JPH07219194A - 写真フイルム収容体分別装置 - Google Patents
写真フイルム収容体分別装置Info
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- JPH07219194A JPH07219194A JP1269394A JP1269394A JPH07219194A JP H07219194 A JPH07219194 A JP H07219194A JP 1269394 A JP1269394 A JP 1269394A JP 1269394 A JP1269394 A JP 1269394A JP H07219194 A JPH07219194 A JP H07219194A
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- photographic film
- film container
- container
- film
- photographic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 写真フイルム収容体を種類毎に自動で分別す
る。 【構成】 搬送系22は、135カートリッジ250、
詰め替えマガジン252からフイルムを引き出し搬送す
る。センサは、電流が流れるか否かによって摺動台20
にセットされたものが135カートリッジ250か詰め
替えマガジン252かを判別する。シュータ14a内の
エジェクト機構50、52は、センサの出力に基づい
て、通路46から落下してきた135カートリッジ25
0と詰め替えマガジン252とを分別してそれぞれのシ
ュータ58、60に案内し、135カートリッジ250
をトレイ16に、詰め替えマガジン252をトレイ18
に収容させる。
る。 【構成】 搬送系22は、135カートリッジ250、
詰め替えマガジン252からフイルムを引き出し搬送す
る。センサは、電流が流れるか否かによって摺動台20
にセットされたものが135カートリッジ250か詰め
替えマガジン252かを判別する。シュータ14a内の
エジェクト機構50、52は、センサの出力に基づい
て、通路46から落下してきた135カートリッジ25
0と詰め替えマガジン252とを分別してそれぞれのシ
ュータ58、60に案内し、135カートリッジ250
をトレイ16に、詰め替えマガジン252をトレイ18
に収容させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真フイルム収容体分
別装置に係り、より詳しくは、写真フイルムと分離され
たネガフイルム収容体を、写真フイルム収容体の種類毎
に分別する写真フイルム収容体分別装置に関する。
別装置に係り、より詳しくは、写真フイルムと分離され
たネガフイルム収容体を、写真フイルム収容体の種類毎
に分別する写真フイルム収容体分別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ネガフイルムを現像する場
合、135フイルムが挿入されたパトローネを、自動連
続(AL)マガジンに、これらのパトローネを複数装着
して連続的に送出するようにしている。しかし、110
ネガフイルム及び126ネガフイルムは処理量が少ない
ことから、これらのフイルムが挿入された詰め替えマガ
ジンは、ALマガジンに装着せず、操作者がマニュアル
操作によって詰め替えマガジンから上記ネガフイルムを
引き出し、現像処理を行っていた。なお、詰め替えマガ
ジンは、ALマガジンに入れて、ネガフイルムを自動で
引き出すことは可能であった。
合、135フイルムが挿入されたパトローネを、自動連
続(AL)マガジンに、これらのパトローネを複数装着
して連続的に送出するようにしている。しかし、110
ネガフイルム及び126ネガフイルムは処理量が少ない
ことから、これらのフイルムが挿入された詰め替えマガ
ジンは、ALマガジンに装着せず、操作者がマニュアル
操作によって詰め替えマガジンから上記ネガフイルムを
引き出し、現像処理を行っていた。なお、詰め替えマガ
ジンは、ALマガジンに入れて、ネガフイルムを自動で
引き出すことは可能であった。
【0003】そして、現像部へのネガフイルムの搬送が
完了し、ネガフイルムと分離された詰め替えマガジン
は、135フイルムのパトローネと同様にパトローネ受
け箱に自重落下させていた。
完了し、ネガフイルムと分離された詰め替えマガジン
は、135フイルムのパトローネと同様にパトローネ受
け箱に自重落下させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、詰め替えマガジンを135フイルムのパトロー
ネのパトローネ受け箱に落下させているため、後に、操
作者がパトローネ受け箱の中から詰め替えマガジンを選
別回収しなければならず、過大な労力が操作者に課され
ていた。また、ALマガジンに詰め替えマガジンを入れ
て、ネガフイルムを自動で引き出すようにしても、詰め
替えマガジンをパトローネ受け箱に落下させているた
め、操作者の労力が過大であるという問題を解決するこ
とはできない。
術では、詰め替えマガジンを135フイルムのパトロー
ネのパトローネ受け箱に落下させているため、後に、操
作者がパトローネ受け箱の中から詰め替えマガジンを選
別回収しなければならず、過大な労力が操作者に課され
ていた。また、ALマガジンに詰め替えマガジンを入れ
て、ネガフイルムを自動で引き出すようにしても、詰め
替えマガジンをパトローネ受け箱に落下させているた
め、操作者の労力が過大であるという問題を解決するこ
とはできない。
【0005】本発明は、上記事実に鑑み成されたもの
で、写真フイルム収容体を種類毎に自動で分別する写真
フイルム収容体分別装置を提供することを目的とする。
で、写真フイルム収容体を種類毎に自動で分別する写真
フイルム収容体分別装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため請求
項1記載の発明は、画像が露光された写真フイルムを現
像する現像部を備えた写真フイルム処理装置に用いられ
る写真フイルム収容体分別装置において、写真フイルム
収容体を所定位置に位置決めした状態で写真フイルム収
容体から写真フイルムを引き出して前記現像部に搬送す
る写真フイルム搬送手段と、写真フイルム収容体の種類
を判別するセンサと、前記センサの出力に基づいて写真
フイルムと分離された写真フイルム収容体を写真フイル
ム収容体の種類毎に分別する分別手段と、を備えてい
る。
項1記載の発明は、画像が露光された写真フイルムを現
像する現像部を備えた写真フイルム処理装置に用いられ
る写真フイルム収容体分別装置において、写真フイルム
収容体を所定位置に位置決めした状態で写真フイルム収
容体から写真フイルムを引き出して前記現像部に搬送す
る写真フイルム搬送手段と、写真フイルム収容体の種類
を判別するセンサと、前記センサの出力に基づいて写真
フイルムと分離された写真フイルム収容体を写真フイル
ム収容体の種類毎に分別する分別手段と、を備えてい
る。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の前記センサを、写真フイルム収容体に電流が流れる
か否かを判別して写真フイルム収容体が金属製か樹脂製
かを判別させるようにし、前記分別手段を、前記センサ
の出力に基づいて写真フイルムと分離された金属製の写
真フイルム収容体と写真フイルムと分離された樹脂製の
写真フイルム収容体とを分別させるようにしている。
明の前記センサを、写真フイルム収容体に電流が流れる
か否かを判別して写真フイルム収容体が金属製か樹脂製
かを判別させるようにし、前記分別手段を、前記センサ
の出力に基づいて写真フイルムと分離された金属製の写
真フイルム収容体と写真フイルムと分離された樹脂製の
写真フイルム収容体とを分別させるようにしている。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明に前記分別手段に光が入射しないように
遮光する遮光手段を更に設けている。
項2記載の発明に前記分別手段に光が入射しないように
遮光する遮光手段を更に設けている。
【0009】請求項4記載の発明は、画像が露光された
写真フイルムを現像する現像部を備えた写真フイルム処
理装置に用いられる写真フイルム収容体分別装置におい
て、写真フイルム収容体を所定位置に位置決めした状態
で写真フイルム収容体から写真フイルムを引き出して前
記現像部に搬送する写真フイルム搬送手段と、写真フイ
ルムと分離された磁性体の写真フイルム収容体を吸着す
る磁石を備え、前記磁性体の写真フイルム収容体を前記
磁石に吸着して搬送し、写真フイルムと分離された前記
磁石に吸着されない非磁性体の写真フイルム収容体を載
置して搬送すると共に、前記非磁性体の写真フイルム収
容体を所定位置で落下させる搬送手段と、前記磁石に吸
着された写真フイルム収容体を前記搬送手段から離脱さ
せる前記所定位置とは異なる位置に設けられた離脱手段
と、を備えている。
写真フイルムを現像する現像部を備えた写真フイルム処
理装置に用いられる写真フイルム収容体分別装置におい
て、写真フイルム収容体を所定位置に位置決めした状態
で写真フイルム収容体から写真フイルムを引き出して前
記現像部に搬送する写真フイルム搬送手段と、写真フイ
ルムと分離された磁性体の写真フイルム収容体を吸着す
る磁石を備え、前記磁性体の写真フイルム収容体を前記
磁石に吸着して搬送し、写真フイルムと分離された前記
磁石に吸着されない非磁性体の写真フイルム収容体を載
置して搬送すると共に、前記非磁性体の写真フイルム収
容体を所定位置で落下させる搬送手段と、前記磁石に吸
着された写真フイルム収容体を前記搬送手段から離脱さ
せる前記所定位置とは異なる位置に設けられた離脱手段
と、を備えている。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明の前記搬送手段を、回転可能に形成し、前記磁性体の
写真フイルム収容体を前記磁石に吸着して回転搬送させ
るようにし、前記非磁性体の写真フイルム収容体を載置
して搬送すると共に前記非磁性体の写真フイルム収容体
を所定位置で落下させるようにし、前記所定位置とは異
なる位置に設けられた前記離脱手段を、前記搬送手段に
よって回転搬送されている前記磁性体の写真フイルム収
容体を前記搬送手段から離脱させるようにしている。
明の前記搬送手段を、回転可能に形成し、前記磁性体の
写真フイルム収容体を前記磁石に吸着して回転搬送させ
るようにし、前記非磁性体の写真フイルム収容体を載置
して搬送すると共に前記非磁性体の写真フイルム収容体
を所定位置で落下させるようにし、前記所定位置とは異
なる位置に設けられた前記離脱手段を、前記搬送手段に
よって回転搬送されている前記磁性体の写真フイルム収
容体を前記搬送手段から離脱させるようにしている。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項4又は請求
項5記載の発明の前記搬送手段及び前記離脱手段に光が
入射しないように遮光する遮光手段を更に設けている。
項5記載の発明の前記搬送手段及び前記離脱手段に光が
入射しないように遮光する遮光手段を更に設けている。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明では、画像が露光された写
真フイルムを現像する現像部を備えた写真フイルム処理
装置に用いられる写真フイルム収容体分別装置におい
て、写真フイルム搬送手段は、写真フイルム収容体を所
定位置に位置決めした状態で写真フイルム収容体から写
真フイルムを引き出して前記現像部に搬送する。センサ
は、写真フイルム収容体の種類を判別する。分別手段
は、前記センサの出力に基づいて写真フイルムと分離さ
れた写真フイルム収容体を写真フイルム収容体の種類毎
に分別する。
真フイルムを現像する現像部を備えた写真フイルム処理
装置に用いられる写真フイルム収容体分別装置におい
て、写真フイルム搬送手段は、写真フイルム収容体を所
定位置に位置決めした状態で写真フイルム収容体から写
真フイルムを引き出して前記現像部に搬送する。センサ
は、写真フイルム収容体の種類を判別する。分別手段
は、前記センサの出力に基づいて写真フイルムと分離さ
れた写真フイルム収容体を写真フイルム収容体の種類毎
に分別する。
【0013】このように、センサの出力に基づいて写真
フイルムと分離された写真フイルム収容体を写真フイル
ム収容体の種類毎に分別することから、写真フイルム収
容体を自動で分別することができ、操作者の労力が軽減
される。
フイルムと分離された写真フイルム収容体を写真フイル
ム収容体の種類毎に分別することから、写真フイルム収
容体を自動で分別することができ、操作者の労力が軽減
される。
【0014】以上説明した請求項1記載の発明は写真フ
イルム収容体を写真フイルム収容体の種類毎に分別して
いるが、写真フイルム収容体の種類を金属製と樹脂製の
2種類に分類してもよい。そこで、請求項2記載の発明
では、前記センサは、写真フイルム収容体に電流が流れ
るか否かを判別して写真フイルム収容体が金属製か樹脂
製かを判別する。前記分別手段は、前記センサの出力に
基づいて写真フイルムと分離した金属製の写真フイルム
収容体と写真フイルムと分離した樹脂製の写真フイルム
収容体とを分別する。
イルム収容体を写真フイルム収容体の種類毎に分別して
いるが、写真フイルム収容体の種類を金属製と樹脂製の
2種類に分類してもよい。そこで、請求項2記載の発明
では、前記センサは、写真フイルム収容体に電流が流れ
るか否かを判別して写真フイルム収容体が金属製か樹脂
製かを判別する。前記分別手段は、前記センサの出力に
基づいて写真フイルムと分離した金属製の写真フイルム
収容体と写真フイルムと分離した樹脂製の写真フイルム
収容体とを分別する。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明に更に設けられた遮光手段が、前記分別
手段に光が入射しないように遮光している。
項2記載の発明に更に設けられた遮光手段が、前記分別
手段に光が入射しないように遮光している。
【0016】このように遮光手段が分別手段に光が入射
しないように遮光しているため、分別手段を遮光された
領域内に備えることができ、写真フイルム搬送手段に光
が入射することを確実に防止することができる。なお、
この遮光手段は、例えば、複数の遮光板を光の進行路に
対し交差するように設けることによって、光が写真フイ
ルム搬送手段に入射しないようにすることができる。
しないように遮光しているため、分別手段を遮光された
領域内に備えることができ、写真フイルム搬送手段に光
が入射することを確実に防止することができる。なお、
この遮光手段は、例えば、複数の遮光板を光の進行路に
対し交差するように設けることによって、光が写真フイ
ルム搬送手段に入射しないようにすることができる。
【0017】なお、請求項1乃至請求項3記載の発明に
分別された写真フイルム収容体を収容する写真フイルム
収容体収容手段を写真フイルムの種類毎に備えるように
すれば、操作者の労力が更に軽減される。
分別された写真フイルム収容体を収容する写真フイルム
収容体収容手段を写真フイルムの種類毎に備えるように
すれば、操作者の労力が更に軽減される。
【0018】請求項4記載の発明では、画像が露光され
た写真フイルムを現像する現像部を備えた写真フイルム
処理装置に用いられる写真フイルム収容体分別装置にお
いて、写真フイルム搬送手段は、写真フイルム収容体を
所定位置に位置決めした状態で写真フイルム収容体から
写真フイルムを引き出して前記現像部に搬送する。搬送
手段は、写真フイルムと分離された磁性体の写真フイル
ム収容体を吸着する磁石を備え、前記磁性体の写真フイ
ルム収容体を前記磁石に吸着して搬送し、写真フイルム
と分離された前記磁石に吸着されない非磁性体の写真フ
イルム収容体を載置して搬送すると共に、前記非磁性体
の写真フイルム収容体を所定位置で落下させる。前記所
定位置とは異なる位置に設けられた離脱手段は、前記磁
石に吸着された写真フイルム収容体を前記搬送手段から
離脱させる。
た写真フイルムを現像する現像部を備えた写真フイルム
処理装置に用いられる写真フイルム収容体分別装置にお
いて、写真フイルム搬送手段は、写真フイルム収容体を
所定位置に位置決めした状態で写真フイルム収容体から
写真フイルムを引き出して前記現像部に搬送する。搬送
手段は、写真フイルムと分離された磁性体の写真フイル
ム収容体を吸着する磁石を備え、前記磁性体の写真フイ
ルム収容体を前記磁石に吸着して搬送し、写真フイルム
と分離された前記磁石に吸着されない非磁性体の写真フ
イルム収容体を載置して搬送すると共に、前記非磁性体
の写真フイルム収容体を所定位置で落下させる。前記所
定位置とは異なる位置に設けられた離脱手段は、前記磁
石に吸着された写真フイルム収容体を前記搬送手段から
離脱させる。
【0019】請求項5記載の発明では、請求項4記載の
発明における前記搬送手段は、回転可能に形成され、前
記磁性体の写真フイルム収容体を前記磁石に吸着して回
転搬送し、前記非磁性体の写真フイルム収容体を載置し
て搬送すると共に前記非磁性体の写真フイルム収容体を
所定位置で落下させる。前記所定位置とは異なる位置に
設けられた前記離脱手段は、前記搬送手段によって回転
搬送されている前記磁性体の写真フイルム収容体を前記
搬送手段から離脱する。
発明における前記搬送手段は、回転可能に形成され、前
記磁性体の写真フイルム収容体を前記磁石に吸着して回
転搬送し、前記非磁性体の写真フイルム収容体を載置し
て搬送すると共に前記非磁性体の写真フイルム収容体を
所定位置で落下させる。前記所定位置とは異なる位置に
設けられた前記離脱手段は、前記搬送手段によって回転
搬送されている前記磁性体の写真フイルム収容体を前記
搬送手段から離脱する。
【0020】このように請求項4及び請求項5記載の発
明は、非磁性体の写真フイルム収容体を落下させる所定
位置とは異なる位置に設けられた離脱手段が磁石に吸着
された写真フイルム収容体を搬送手段から離脱させるこ
とから、磁性体の写真フイルム収容体と非磁性体の写真
フイルム収容体とを分別することができ、操作者の労力
が軽減される。
明は、非磁性体の写真フイルム収容体を落下させる所定
位置とは異なる位置に設けられた離脱手段が磁石に吸着
された写真フイルム収容体を搬送手段から離脱させるこ
とから、磁性体の写真フイルム収容体と非磁性体の写真
フイルム収容体とを分別することができ、操作者の労力
が軽減される。
【0021】ここで、請求項6記載の発明は、請求項4
又は請求項5記載の発明に更に設けられた遮光手段が、
前記搬送手段及び前記離脱手段に光が入射しないように
遮光している。
又は請求項5記載の発明に更に設けられた遮光手段が、
前記搬送手段及び前記離脱手段に光が入射しないように
遮光している。
【0022】このように、遮光手段が搬送手段及び離脱
手段に光が入射しないように遮光しているため、搬送手
段及び離脱手段を遮光された領域内に備えることができ
るため、写真フイルム搬送手段に光が入射することを確
実に防止することができる。なお、この遮光手段は、前
記請求項2記載の発明と同様に、例えば、複数の遮光板
を光の進行路に対し交差するように設けることによっ
て、光が写真フイルム搬送手段に入射しないようにする
ことができる。
手段に光が入射しないように遮光しているため、搬送手
段及び離脱手段を遮光された領域内に備えることができ
るため、写真フイルム搬送手段に光が入射することを確
実に防止することができる。なお、この遮光手段は、前
記請求項2記載の発明と同様に、例えば、複数の遮光板
を光の進行路に対し交差するように設けることによっ
て、光が写真フイルム搬送手段に入射しないようにする
ことができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1には、本発明の写真フイルム収容体分
別装置の第1の実施例の概略構成が示されており、図1
(a)には、写真フイルム収容体分別装置の断面が示さ
れており、図1(b)には、写真フイルム収容体分別装
置の図1(a)のX、Y方向の紙面に垂直な平面で切っ
た断面が示されている。図1に示すように、本実施例
は、図示しない現像部にネガフイルムを搬送する写真フ
イルム搬送手段としてのフイルム供給部10を備えてい
る。このフイルム供給部10の上部には、135パトロ
ーネ250及び詰め替えマガジン252を装着するAL
マガジン12が載置されている。また、フイルム供給部
10の下部には、フイルム供給部10を支持するように
135パトローネ250と詰め替えマガジン252とを
分別する分別手段としてのシュータ14aが設けられて
いる。そして、シュータ14aの下部には、135パト
ローネ250を収容するトレイ16と、詰め替えマガジ
ン252を収容するトレイ18と、が設けられている。
なお、135パトローネ250には、135フイルムが
挿入され、詰め替えマガジン252は、110フイルム
又は126フイルムが挿入されている。なお、フイルム
供給部10及びシュータ14aは遮光されている。
に説明する。図1には、本発明の写真フイルム収容体分
別装置の第1の実施例の概略構成が示されており、図1
(a)には、写真フイルム収容体分別装置の断面が示さ
れており、図1(b)には、写真フイルム収容体分別装
置の図1(a)のX、Y方向の紙面に垂直な平面で切っ
た断面が示されている。図1に示すように、本実施例
は、図示しない現像部にネガフイルムを搬送する写真フ
イルム搬送手段としてのフイルム供給部10を備えてい
る。このフイルム供給部10の上部には、135パトロ
ーネ250及び詰め替えマガジン252を装着するAL
マガジン12が載置されている。また、フイルム供給部
10の下部には、フイルム供給部10を支持するように
135パトローネ250と詰め替えマガジン252とを
分別する分別手段としてのシュータ14aが設けられて
いる。そして、シュータ14aの下部には、135パト
ローネ250を収容するトレイ16と、詰め替えマガジ
ン252を収容するトレイ18と、が設けられている。
なお、135パトローネ250には、135フイルムが
挿入され、詰め替えマガジン252は、110フイルム
又は126フイルムが挿入されている。なお、フイルム
供給部10及びシュータ14aは遮光されている。
【0024】フイルム供給部10は、図2に示すよう
に、135パトローネ250及び詰め替えマガジン25
2に挿入されているネガフイルムを現像部に搬送する搬
送系22を備えている。また、フイルム供給部10は、
135パトローネ250、詰め替えマガジン252を所
定位置にセットする摺動台部20を備えている。摺動台
部20は、右列と左列にそれぞれ1つずつ135パトロ
ーネ250、詰め替えマガジン252をセットする摺動
台20Aと摺動台20Bとを備え(図1参照)、搬送系
22に巻かれているテープ23が、図示しないネガフイ
ルムに接着されているリーダを搬送することにより、摺
動台部20Aと摺動台20Bに135パトローネ250
及び詰め替えマガジン252をセットするようになって
いる。なお、摺動台20Aと摺動台20Bとは同一の構
成となっているので、左列の摺動台20Aのみを説明す
る。なお、摺動台20Aと摺動台20Bとは仕切板44
で仕切られている。摺動台20Aは、135パトローネ
250及び詰め替えマガジン252がセットされるセッ
ト部20A1、このセット部20A1を支持する支持台
20A2及びセット部20A1の後部にバネ42を介し
てセット部20A1と連結している連結部20A3から
構成されている。なお、セット部20A1は、支持台2
0A2上の図示しないレール上を摺動するようになって
いる。また、摺動台部20には、135パトローネ25
0、詰め替えマガジン252がセットされたか否かを検
出する赤外線を発光する発光部36、この赤外線を受光
する受光部38を備えている。さらに、摺動体部20に
は、135パトローネ250又は詰め替えマガジン25
2がセットされているかを検出するセンサ34が備えら
れている。
に、135パトローネ250及び詰め替えマガジン25
2に挿入されているネガフイルムを現像部に搬送する搬
送系22を備えている。また、フイルム供給部10は、
135パトローネ250、詰め替えマガジン252を所
定位置にセットする摺動台部20を備えている。摺動台
部20は、右列と左列にそれぞれ1つずつ135パトロ
ーネ250、詰め替えマガジン252をセットする摺動
台20Aと摺動台20Bとを備え(図1参照)、搬送系
22に巻かれているテープ23が、図示しないネガフイ
ルムに接着されているリーダを搬送することにより、摺
動台部20Aと摺動台20Bに135パトローネ250
及び詰め替えマガジン252をセットするようになって
いる。なお、摺動台20Aと摺動台20Bとは同一の構
成となっているので、左列の摺動台20Aのみを説明す
る。なお、摺動台20Aと摺動台20Bとは仕切板44
で仕切られている。摺動台20Aは、135パトローネ
250及び詰め替えマガジン252がセットされるセッ
ト部20A1、このセット部20A1を支持する支持台
20A2及びセット部20A1の後部にバネ42を介し
てセット部20A1と連結している連結部20A3から
構成されている。なお、セット部20A1は、支持台2
0A2上の図示しないレール上を摺動するようになって
いる。また、摺動台部20には、135パトローネ25
0、詰め替えマガジン252がセットされたか否かを検
出する赤外線を発光する発光部36、この赤外線を受光
する受光部38を備えている。さらに、摺動体部20に
は、135パトローネ250又は詰め替えマガジン25
2がセットされているかを検出するセンサ34が備えら
れている。
【0025】また、フイルム供給部10は、ネガフイル
ムと135パトローネ250とを分離するカッター28
a、28bを備えている。さらに、フイルム供給部10
には、通路46が設けられている(図1参照)。さら
に、フイルム供給部10は、モータ26の駆動によって
開閉する蓋24を備えている。
ムと135パトローネ250とを分離するカッター28
a、28bを備えている。さらに、フイルム供給部10
には、通路46が設けられている(図1参照)。さら
に、フイルム供給部10は、モータ26の駆動によって
開閉する蓋24を備えている。
【0026】シュータ14aは、フイルム供給部10の
通路46を通って落下してきた135パトローネ250
と詰め替えマガジン252とを分別する右列エジェクト
機構52と左列エジェクト機構50とを備え、左列エジ
ェクト機構50及び右列エジェクト機構52は、それぞ
れモータ54、モータ56によって駆動する。また、シ
ュータ14aは、135パトローネ250をトレイ16
に導く135パトローネ用シュータ58と、詰め替えマ
ガジン252をトレイ18に導く詰め替えマガジン用シ
ュータ60とを備えている。さらに、シュータ14a内
には、トレイ16及びトレイ18から入射する光を遮光
する遮光手段としての遮光板80a〜80dが、入射光
線の進行方向に対し交差するように備えられている。
通路46を通って落下してきた135パトローネ250
と詰め替えマガジン252とを分別する右列エジェクト
機構52と左列エジェクト機構50とを備え、左列エジ
ェクト機構50及び右列エジェクト機構52は、それぞ
れモータ54、モータ56によって駆動する。また、シ
ュータ14aは、135パトローネ250をトレイ16
に導く135パトローネ用シュータ58と、詰め替えマ
ガジン252をトレイ18に導く詰め替えマガジン用シ
ュータ60とを備えている。さらに、シュータ14a内
には、トレイ16及びトレイ18から入射する光を遮光
する遮光手段としての遮光板80a〜80dが、入射光
線の進行方向に対し交差するように備えられている。
【0027】次に、図3を参照して左列エジェクト機構
50を詳細に説明する。なお、右エジェクト機構52
は、左列エジェクト機構50と同様の構成となっている
ため、右エジェクト機構52の説明を省略し、左列エジ
ェクト機構50のみを説明する。この図3に示すよう
に、左列エジェクト機構50は平板62を備えており、
この平板62は、詰め替えマガジン用シュータ60に軸
支されている軸68に固着され回動自在になっている。
平板62の一端には、長孔66を有する側板64が設け
られている。左列エジェクト機構50を駆動させるモー
タ54は中心軸70を中心に回転する。また、モータ5
4には中心軸70とピン72とによってアーム74が装
着しており、ピン72は、孔66に貫通している。従っ
て、モータ54が駆動すると、アーム74が回転し、孔
66に貫通しているピン72が、平板62を、軸68を
中心に回転移動させることになる。また、左列エジェク
ト機構50には、平板62が所定位置まで回転すると所
定の信号を出力するリミットスイッチ76、78を備え
ている。
50を詳細に説明する。なお、右エジェクト機構52
は、左列エジェクト機構50と同様の構成となっている
ため、右エジェクト機構52の説明を省略し、左列エジ
ェクト機構50のみを説明する。この図3に示すよう
に、左列エジェクト機構50は平板62を備えており、
この平板62は、詰め替えマガジン用シュータ60に軸
支されている軸68に固着され回動自在になっている。
平板62の一端には、長孔66を有する側板64が設け
られている。左列エジェクト機構50を駆動させるモー
タ54は中心軸70を中心に回転する。また、モータ5
4には中心軸70とピン72とによってアーム74が装
着しており、ピン72は、孔66に貫通している。従っ
て、モータ54が駆動すると、アーム74が回転し、孔
66に貫通しているピン72が、平板62を、軸68を
中心に回転移動させることになる。また、左列エジェク
ト機構50には、平板62が所定位置まで回転すると所
定の信号を出力するリミットスイッチ76、78を備え
ている。
【0028】次に、図4を参照して本実施例の写真フイ
ルム収容体分別装置の制御系を説明する。この図4に示
すように、本実施例の制御系は、マイクロコンピュータ
48で構成され、このマイクロコンピュータ48は、中
央処理装置(CPU)82、リードオンリメモリ(RO
M)84、ランダムアクセスメモリ(RAM)86、出
力ポート88、入力ポート90及びこれらを接続するデ
ータバスやコントロールバス等のバス92を含んで構成
されている。なお、このROM84には、後述する制御
プログラムが記憶されている。また、出力ポート88に
は、ドライバー30a、30bを介してカッター28
a、28b及びドライバー32を介して搬送系22を駆
動させるモータ22aが接続されている。また、この出
力ポート88には、ドライバー55、57を介してそれ
ぞれ左列エジェクト機構50、右列エジェクト機構52
を駆動させるモータ54、56、ドライバー27を介し
て蓋24を駆動させるモータ26及び発光部36が接続
されている。入力ポート90には、受光部38、センサ
34及び摺動体部20のリミットスイッチ40が接続さ
れている。また、この入力ポート90には、左列エジェ
クト機構50のリミットスイッチ76、78及び右列エ
ジェクト機構52のリミットスイッチ77、79が接続
されいてる。
ルム収容体分別装置の制御系を説明する。この図4に示
すように、本実施例の制御系は、マイクロコンピュータ
48で構成され、このマイクロコンピュータ48は、中
央処理装置(CPU)82、リードオンリメモリ(RO
M)84、ランダムアクセスメモリ(RAM)86、出
力ポート88、入力ポート90及びこれらを接続するデ
ータバスやコントロールバス等のバス92を含んで構成
されている。なお、このROM84には、後述する制御
プログラムが記憶されている。また、出力ポート88に
は、ドライバー30a、30bを介してカッター28
a、28b及びドライバー32を介して搬送系22を駆
動させるモータ22aが接続されている。また、この出
力ポート88には、ドライバー55、57を介してそれ
ぞれ左列エジェクト機構50、右列エジェクト機構52
を駆動させるモータ54、56、ドライバー27を介し
て蓋24を駆動させるモータ26及び発光部36が接続
されている。入力ポート90には、受光部38、センサ
34及び摺動体部20のリミットスイッチ40が接続さ
れている。また、この入力ポート90には、左列エジェ
クト機構50のリミットスイッチ76、78及び右列エ
ジェクト機構52のリミットスイッチ77、79が接続
されいてる。
【0029】次に、本実施例の作用を図5に示したフロ
ーチャートを参照して説明する。なお、摺動台20A、
左列エジェクト機構50の左列と摺動台20B、右列エ
ジェクト機構52の右列とは同様の制御を行うので、以
下左列のみ説明し、右列については説明を省略する。
ーチャートを参照して説明する。なお、摺動台20A、
左列エジェクト機構50の左列と摺動台20B、右列エ
ジェクト機構52の右列とは同様の制御を行うので、以
下左列のみ説明し、右列については説明を省略する。
【0030】ステップ100で、ドライバー27を介し
てモータ26を駆動させて蓋24を閉じ、ステップ10
2で、搬送系22を駆動する。搬送系22が駆動するこ
とで、ALマガジン12に装着された135パトローネ
250、詰め替えマガジン252のネガフイルムに接着
されたリーダが搬送される。これに伴い、135パトロ
ーネ250、詰め替えマガジン252が移動する。そし
て、次のステップ104で、摺動台20Aに135パト
ローネ250又は詰め替えマガジン252がセットされ
たか否か判断する。
てモータ26を駆動させて蓋24を閉じ、ステップ10
2で、搬送系22を駆動する。搬送系22が駆動するこ
とで、ALマガジン12に装着された135パトローネ
250、詰め替えマガジン252のネガフイルムに接着
されたリーダが搬送される。これに伴い、135パトロ
ーネ250、詰め替えマガジン252が移動する。そし
て、次のステップ104で、摺動台20Aに135パト
ローネ250又は詰め替えマガジン252がセットされ
たか否か判断する。
【0031】135パトローネ250、詰め替えマガジ
ン252が摺動台20Aにセットされたと判断した場合
には、ステップ106で、蓋24を開く。そして、電流
が流れた場合に所定の信号を出力し、電流が流れない場
合に信号を出力しないセンサ34からの当該信号を入力
したか否か判断することにより、摺動台20Aに135
パトローネ250がセットされたか否か判断する。所定
の信号が入力されることにより135パトローネ250
が摺動台20にセットされたと判断した場合には、ステ
ップ110で、トレイ16に135パトローネ250が
落下するように左列エジェクト機構50を駆動する。こ
れにより、左列エジェクト機構50の平板62がA方向
(図1参照)に回転移動する。一方、信号を入力しない
ことにより詰め替えマガジン252が摺動台20にセッ
トされたと判断した場合には、ステップ112で、トレ
イ18に詰め替えマガジン252が落下するように左列
エジェクト機構50を駆動する。これにより、左列エジ
ェクト機構50の平板62がA方向と逆方向に回転移動
する。
ン252が摺動台20Aにセットされたと判断した場合
には、ステップ106で、蓋24を開く。そして、電流
が流れた場合に所定の信号を出力し、電流が流れない場
合に信号を出力しないセンサ34からの当該信号を入力
したか否か判断することにより、摺動台20Aに135
パトローネ250がセットされたか否か判断する。所定
の信号が入力されることにより135パトローネ250
が摺動台20にセットされたと判断した場合には、ステ
ップ110で、トレイ16に135パトローネ250が
落下するように左列エジェクト機構50を駆動する。こ
れにより、左列エジェクト機構50の平板62がA方向
(図1参照)に回転移動する。一方、信号を入力しない
ことにより詰め替えマガジン252が摺動台20にセッ
トされたと判断した場合には、ステップ112で、トレ
イ18に詰め替えマガジン252が落下するように左列
エジェクト機構50を駆動する。これにより、左列エジ
ェクト機構50の平板62がA方向と逆方向に回転移動
する。
【0032】次のステップ114で、ネガフイルムの後
端が検出されたか否か判断する。すなわち、搬送系22
の駆動することにより135パトローネ250からネガ
フイルムが引き出され、これ以上ネガフイルムを引き出
すことができなくなると、135パトローネ250の移
動に伴いセット部20A1が連結部20A3まで移動す
る。セット部20A1が連結部20A3まで移動すると
リミットスイッチ40がオンし、所定の信号が制御系
(マイクロコンピュータ48)に出力される。これによ
り、ネガフイルムの後端を検出することができる。ネガ
フイルムの後端が検出されたと判断した場合に、ステッ
プ116で、カッター28a、28bによってネガフイ
ルムをカットしてネガフイルムと135パトローネ25
0とを分離する。なお、詰め替えマガジン252に挿入
されているネガフイルムの後端は、詰め替えマガジン2
52と接着されておらず、従って、ネガフイルムを全て
搬送するとそのままネガフイルムと詰め替えマガジン2
52とは分離する。ネガフイルムと分離された135パ
トローネ250、詰め替えマガジン252は、支えるも
のがなくなるため、通路46を通ってシュータ14a内
に落下する。そして、ステップ118で、落下して13
5パトローネ250、詰め替えマガジン252がそれぞ
れトレイ16、トレイ18に収容されるまでの所定時間
が経過したか判断し、所定時間経過した場合には、ステ
ップ120で、ALマガジン12に135パトローネ2
50、詰め替えマガジン252が残っているか否か判断
することにより、前述した処理を継続するか否か判断す
る。継続する場合には、ステップ100に戻り、以上の
処理(ステップ100〜ステップ120)を繰り返し、
継続しない場合には、本制御を終了する。
端が検出されたか否か判断する。すなわち、搬送系22
の駆動することにより135パトローネ250からネガ
フイルムが引き出され、これ以上ネガフイルムを引き出
すことができなくなると、135パトローネ250の移
動に伴いセット部20A1が連結部20A3まで移動す
る。セット部20A1が連結部20A3まで移動すると
リミットスイッチ40がオンし、所定の信号が制御系
(マイクロコンピュータ48)に出力される。これによ
り、ネガフイルムの後端を検出することができる。ネガ
フイルムの後端が検出されたと判断した場合に、ステッ
プ116で、カッター28a、28bによってネガフイ
ルムをカットしてネガフイルムと135パトローネ25
0とを分離する。なお、詰め替えマガジン252に挿入
されているネガフイルムの後端は、詰め替えマガジン2
52と接着されておらず、従って、ネガフイルムを全て
搬送するとそのままネガフイルムと詰め替えマガジン2
52とは分離する。ネガフイルムと分離された135パ
トローネ250、詰め替えマガジン252は、支えるも
のがなくなるため、通路46を通ってシュータ14a内
に落下する。そして、ステップ118で、落下して13
5パトローネ250、詰め替えマガジン252がそれぞ
れトレイ16、トレイ18に収容されるまでの所定時間
が経過したか判断し、所定時間経過した場合には、ステ
ップ120で、ALマガジン12に135パトローネ2
50、詰め替えマガジン252が残っているか否か判断
することにより、前述した処理を継続するか否か判断す
る。継続する場合には、ステップ100に戻り、以上の
処理(ステップ100〜ステップ120)を繰り返し、
継続しない場合には、本制御を終了する。
【0033】以上説明した制御によって、ネガフイルム
が切り離された135パトローネ250、詰め替えマガ
ジン252は、摺動台20から離脱して、通路46を通
ってシュータ14内に落下する。落下した135パトロ
ーネ250、詰め替えマガジン252は、センサ34か
らの出力に応じて駆動した左列エジェクト機構50、右
列エジェクト機構52によって、135パトローネ25
0は135パトローネ用シュータ58に、詰め替えマガ
ジン252は詰め替えマガジン用シュータ60に到達
し、135パトローネ250はトレイ16に、詰め替え
マガジン252はトレイ18に収容される。
が切り離された135パトローネ250、詰め替えマガ
ジン252は、摺動台20から離脱して、通路46を通
ってシュータ14内に落下する。落下した135パトロ
ーネ250、詰め替えマガジン252は、センサ34か
らの出力に応じて駆動した左列エジェクト機構50、右
列エジェクト機構52によって、135パトローネ25
0は135パトローネ用シュータ58に、詰め替えマガ
ジン252は詰め替えマガジン用シュータ60に到達
し、135パトローネ250はトレイ16に、詰め替え
マガジン252はトレイ18に収容される。
【0034】このように、本実施例では、135パトロ
ーネと詰め替えマガジンとの分別回収が自動で行われる
ため、操作者の労力が軽減される。また、左列エジェク
ト機構及び右列エジェクト機構は遮光されているため、
これらの機構を駆動するモータ等を明室に置くことが可
能となる。
ーネと詰め替えマガジンとの分別回収が自動で行われる
ため、操作者の労力が軽減される。また、左列エジェク
ト機構及び右列エジェクト機構は遮光されているため、
これらの機構を駆動するモータ等を明室に置くことが可
能となる。
【0035】また、135パトローネ及び詰め替えマガ
ジンからネガフイルムを引き出し、搬送するとき、当該
ネガフイルムは遮光されている必要がある。しかし、前
述した第1の実施例では、遮光板により左列エジェクト
機構及び右列エジェクト機構を遮光しているため、ネガ
フイルムも遮光されている。よって、135パトローネ
と詰め替えマガジンとを分別するための左列エジェクト
機構及び右列エジェクト機構の切換え駆動のタイミング
を考慮しなくてもよい。なお、左列エジェクト機構及び
右列エジェクト機構の切換え駆動中の遮光が不完全な場
合には、135パトローネ及び詰め替えマガジンから引
き出されて、搬送されているネガフイルムに光が入射し
ないように、蓋の開閉、左列エジェクト機構及び右列エ
ジェクト機構の切換え駆動を行うタイミングを考慮する
必要がある。
ジンからネガフイルムを引き出し、搬送するとき、当該
ネガフイルムは遮光されている必要がある。しかし、前
述した第1の実施例では、遮光板により左列エジェクト
機構及び右列エジェクト機構を遮光しているため、ネガ
フイルムも遮光されている。よって、135パトローネ
と詰め替えマガジンとを分別するための左列エジェクト
機構及び右列エジェクト機構の切換え駆動のタイミング
を考慮しなくてもよい。なお、左列エジェクト機構及び
右列エジェクト機構の切換え駆動中の遮光が不完全な場
合には、135パトローネ及び詰め替えマガジンから引
き出されて、搬送されているネガフイルムに光が入射し
ないように、蓋の開閉、左列エジェクト機構及び右列エ
ジェクト機構の切換え駆動を行うタイミングを考慮する
必要がある。
【0036】前述した第1の実施例では、135パトロ
ーネと詰め替えマガジンとを電流が流れるか否かによっ
て判別するようにしているが、これに限定するものでな
く、135パトローネ、詰め替えマガジンの大きさや重
さを検出することにより判別するようにしてもよい。
ーネと詰め替えマガジンとを電流が流れるか否かによっ
て判別するようにしているが、これに限定するものでな
く、135パトローネ、詰め替えマガジンの大きさや重
さを検出することにより判別するようにしてもよい。
【0037】次に、本発明の写真フイルム収容体分別装
置の第2の実施例を説明する。第2の実施例における写
真フイルム収容体分別装置は、第1の実施例におけるフ
イルム供給部10及びALマガジン12と略同様の構成
のフイルム供給部及びALマガジンを備え、第1の実施
例とはセンサ34を用いていない点のみが異なるので、
同一部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる
シュータ14bを説明する。
置の第2の実施例を説明する。第2の実施例における写
真フイルム収容体分別装置は、第1の実施例におけるフ
イルム供給部10及びALマガジン12と略同様の構成
のフイルム供給部及びALマガジンを備え、第1の実施
例とはセンサ34を用いていない点のみが異なるので、
同一部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる
シュータ14bを説明する。
【0038】図6は、シュータ14bの概略構成が示さ
れている。この図6に示すように、シュータ14bは、
マグネット204が接着された回転櫛歯202を複数
個、例えば、5個備えた回転可能なコンベヤ200を備
えている。このコンベヤ200は、回転櫛歯202と、
遮光板212a及び遮光板212fにより、フイルム供
給部10から落下した135パトローネ250、詰め替
えマガジン252を載置できるように構成されている。
また、シュータ14bは、固定櫛歯206を備えてい
る。さらに、本実施例では、シュータ14bは、詰め替
えマガジン用シュータ60、135パトローネ用シュー
タ58から入射する光を、この入射光線の進行路を交差
するように遮光手段としての遮光板212a〜遮光板2
12dを備えて、遮光する。
れている。この図6に示すように、シュータ14bは、
マグネット204が接着された回転櫛歯202を複数
個、例えば、5個備えた回転可能なコンベヤ200を備
えている。このコンベヤ200は、回転櫛歯202と、
遮光板212a及び遮光板212fにより、フイルム供
給部10から落下した135パトローネ250、詰め替
えマガジン252を載置できるように構成されている。
また、シュータ14bは、固定櫛歯206を備えてい
る。さらに、本実施例では、シュータ14bは、詰め替
えマガジン用シュータ60、135パトローネ用シュー
タ58から入射する光を、この入射光線の進行路を交差
するように遮光手段としての遮光板212a〜遮光板2
12dを備えて、遮光する。
【0039】次に、図7を参照して、コンベヤ200の
詳細を説明する。この図7に示すように、コンベヤ20
0のマグネット204が接着された回転櫛歯202に
は、長方形の櫛歯を複数個、例えば、4個有しており、
固定櫛歯206には、長方形の櫛歯を複数個、例えば、
3本有している。そして、回転櫛歯202、固定櫛歯2
06の櫛歯は、互いに交差するように形成されている。
また、モータ210の駆動がカム208a及びカム20
8bを介してコンベヤ200に伝達されて、コンベヤ2
00は、回転するようになっている。なお、コンベヤ2
00、カム208a、208b、モータ210は、本発
明の搬送手段に対応する。また、固定櫛歯206は、マ
グネット204に吸着している詰め替えマガジン252
を離脱する離脱手段に対応する。
詳細を説明する。この図7に示すように、コンベヤ20
0のマグネット204が接着された回転櫛歯202に
は、長方形の櫛歯を複数個、例えば、4個有しており、
固定櫛歯206には、長方形の櫛歯を複数個、例えば、
3本有している。そして、回転櫛歯202、固定櫛歯2
06の櫛歯は、互いに交差するように形成されている。
また、モータ210の駆動がカム208a及びカム20
8bを介してコンベヤ200に伝達されて、コンベヤ2
00は、回転するようになっている。なお、コンベヤ2
00、カム208a、208b、モータ210は、本発
明の搬送手段に対応する。また、固定櫛歯206は、マ
グネット204に吸着している詰め替えマガジン252
を離脱する離脱手段に対応する。
【0040】図8には、本実施例の制御系のブロック図
が示されている。この図8に示すように、本実施例の制
御系は、前述した第1の実施例の制御系と略同様の構成
となっいる。なお、本実施例の制御系は、第1の制御系
のセンサ34、左及び右エジェクト機構50、52にお
けるモータ54、56、そのドライバー55、57及び
リミットスイッチ76〜79を有しない点と、ドライバ
ー214を介してコンベヤ200を駆動するモータ21
0が出力ポート88に接続されている点が異なる。
が示されている。この図8に示すように、本実施例の制
御系は、前述した第1の実施例の制御系と略同様の構成
となっいる。なお、本実施例の制御系は、第1の制御系
のセンサ34、左及び右エジェクト機構50、52にお
けるモータ54、56、そのドライバー55、57及び
リミットスイッチ76〜79を有しない点と、ドライバ
ー214を介してコンベヤ200を駆動するモータ21
0が出力ポート88に接続されている点が異なる。
【0041】次に、本実施例の作用を図9に示したフロ
ーチャートを参照して説明する。まず、ステップ130
で、蓋を閉じ、ステップ132で、搬送系22の駆動を
開始し、次のステップ134で、135パトローネ25
0、詰め替えマガジン252が摺動台20にセットされ
たか否か判断する。135パトローネ250、詰め替え
マガジン252が摺動台20にセットされたと判断した
場合には、ステップ118で、蓋を開き、ステップ13
8で、ネガフイルムの後端が検出されたか否か判断す
る。ネガフイルムの後端が検出された場合には、ステッ
プ140で、ネガフイルムをカットし、ステップ142
で、135パトローネ250、詰め替えマガジン252
がコンベヤ200まで落下するまでの所定時間が経過し
たか否か判断する。所定時間が経過した場合には、ステ
ップ144で、モータ210を駆動してコンベヤ200
を所定角度だけ回転する。
ーチャートを参照して説明する。まず、ステップ130
で、蓋を閉じ、ステップ132で、搬送系22の駆動を
開始し、次のステップ134で、135パトローネ25
0、詰め替えマガジン252が摺動台20にセットされ
たか否か判断する。135パトローネ250、詰め替え
マガジン252が摺動台20にセットされたと判断した
場合には、ステップ118で、蓋を開き、ステップ13
8で、ネガフイルムの後端が検出されたか否か判断す
る。ネガフイルムの後端が検出された場合には、ステッ
プ140で、ネガフイルムをカットし、ステップ142
で、135パトローネ250、詰め替えマガジン252
がコンベヤ200まで落下するまでの所定時間が経過し
たか否か判断する。所定時間が経過した場合には、ステ
ップ144で、モータ210を駆動してコンベヤ200
を所定角度だけ回転する。
【0042】次のステップ146で、処理を継続するか
否か判断し、継続する場合には、ステップ130に戻っ
て以上の処理(ステップ130〜ステップ146)を繰
り返す。一方、処理を継続しない場合には、ステップ1
48で、135パトローネ250、詰め替えマガジン2
52がコンベヤ200に残っているか否か判断し、残っ
ている場合には、ステップ144に戻り、残っている全
ての135パトローネ250、詰め替えマガジン252
を落下させる。なお、コンベヤ200を1回転させれ
ば、135パトローネ250、詰め替えマガジン252
がコンベヤ200に残っているか否かを判断する処理は
不要となる。一方、135パトローネ250、詰め替え
マガジン252がコンベヤ200に残っていない場合に
は、本制御を終了する。
否か判断し、継続する場合には、ステップ130に戻っ
て以上の処理(ステップ130〜ステップ146)を繰
り返す。一方、処理を継続しない場合には、ステップ1
48で、135パトローネ250、詰め替えマガジン2
52がコンベヤ200に残っているか否か判断し、残っ
ている場合には、ステップ144に戻り、残っている全
ての135パトローネ250、詰め替えマガジン252
を落下させる。なお、コンベヤ200を1回転させれ
ば、135パトローネ250、詰め替えマガジン252
がコンベヤ200に残っているか否かを判断する処理は
不要となる。一方、135パトローネ250、詰め替え
マガジン252がコンベヤ200に残っていない場合に
は、本制御を終了する。
【0043】以上説明した制御によって、ネガフイルム
が切り離された135パトローネ250、詰め替えマガ
ジン252は、摺動台部20から離脱して、通路46を
通ってシュータ14b内に落下する。落下した詰め替え
マガジン252は回転櫛歯202と他の回転櫛歯202
との間に載置し、135パトローネ250は回転櫛歯2
02に接着されたマグネット204に吸着する。そし
て、コンベヤ200が回転すると、詰め替えマガジン2
52は詰め替えマガジン用シュータ60へ落下する(図
6参照)。一方、135パトローネ250は、回転して
もマグネット204で回転櫛歯202に接着されている
ため、詰め替えマガジン用シュータ60には、落下せず
更に搬送される。そして、135パトローネ250は、
固定櫛歯206によりマグネット204から離脱され
て、135パトローネ用シュータ58に落下し、135
パトローネ250はトレイ16に、詰め替えマガジン2
52はトレイ18に収容される。このように、本実施例
では、135パトローネ250と詰め替えマガジン25
2との分別回収が自動で行われるため、操作者の労力が
軽減される。
が切り離された135パトローネ250、詰め替えマガ
ジン252は、摺動台部20から離脱して、通路46を
通ってシュータ14b内に落下する。落下した詰め替え
マガジン252は回転櫛歯202と他の回転櫛歯202
との間に載置し、135パトローネ250は回転櫛歯2
02に接着されたマグネット204に吸着する。そし
て、コンベヤ200が回転すると、詰め替えマガジン2
52は詰め替えマガジン用シュータ60へ落下する(図
6参照)。一方、135パトローネ250は、回転して
もマグネット204で回転櫛歯202に接着されている
ため、詰め替えマガジン用シュータ60には、落下せず
更に搬送される。そして、135パトローネ250は、
固定櫛歯206によりマグネット204から離脱され
て、135パトローネ用シュータ58に落下し、135
パトローネ250はトレイ16に、詰め替えマガジン2
52はトレイ18に収容される。このように、本実施例
では、135パトローネ250と詰め替えマガジン25
2との分別回収が自動で行われるため、操作者の労力が
軽減される。
【0044】以上説明した実施例では、詰め替えマガジ
ンは、110ネガフイルム、126ネガフイルムを挿入
するもののみ説明したが、これに限定するものでなく、
詰め替えマガジンは、110ネガフイルム、126ネガ
フイルムを挿入するもの以外のものであってもよい。
ンは、110ネガフイルム、126ネガフイルムを挿入
するもののみ説明したが、これに限定するものでなく、
詰め替えマガジンは、110ネガフイルム、126ネガ
フイルムを挿入するもの以外のものであってもよい。
【0045】また、フイルムの幅、パーフォレーション
の有無、パーフォレーションのピッチをセンサで検出
し、センサからの信号の1つ又は組合せによりフイルム
の種類を判別してネガフイルム収容体の種類を判別する
ようにしてもよい。
の有無、パーフォレーションのピッチをセンサで検出
し、センサからの信号の1つ又は組合せによりフイルム
の種類を判別してネガフイルム収容体の種類を判別する
ようにしてもよい。
【0046】また、ネガフイルムをネガフイルム収容体
から分離する方法として、カッターでネガフイルム後端
近傍を切断するようにしているが、ネガフイルムをネガ
フイルム収容体のスプールから分離する機構を備えて分
離するようにしてもよい。
から分離する方法として、カッターでネガフイルム後端
近傍を切断するようにしているが、ネガフイルムをネガ
フイルム収容体のスプールから分離する機構を備えて分
離するようにしてもよい。
【0047】なお、現像処理終了時には、ネガフイルム
とリーダとを接合する接合テープを剥がしてネガフイル
ムをリーダから分離し、ネガフイルムを、このネガフイ
ルムを収納していたネガフイルム収容体又は他のネガフ
イルム収容体に収容してもよい。また、ネガフイルムを
カットすることにより、又はネガフイルムをスプールか
ら分離することによりネガフイルムと分離されたネガフ
イルム収容体を処理順に整列させて積み重ねておいても
よい。
とリーダとを接合する接合テープを剥がしてネガフイル
ムをリーダから分離し、ネガフイルムを、このネガフイ
ルムを収納していたネガフイルム収容体又は他のネガフ
イルム収容体に収容してもよい。また、ネガフイルムを
カットすることにより、又はネガフイルムをスプールか
ら分離することによりネガフイルムと分離されたネガフ
イルム収容体を処理順に整列させて積み重ねておいても
よい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように請求項1及び請求項
2記載の発明は、センサの出力に基づいて写真フイルム
が分離した写真フイルム収容体を写真フイルム収容体の
種類毎に分別することから、写真フイルム収容体を自動
で分別することができ、操作者の労力が軽減される、と
いう効果を有する。
2記載の発明は、センサの出力に基づいて写真フイルム
が分離した写真フイルム収容体を写真フイルム収容体の
種類毎に分別することから、写真フイルム収容体を自動
で分別することができ、操作者の労力が軽減される、と
いう効果を有する。
【0049】請求項3記載の発明は、分別手段に光が入
射しないように遮光していることから、分別手段を遮光
された領域内に備えることができ、写真フイルム搬送手
段に光が入射することを確実に防止することができる、
という効果を有する。
射しないように遮光していることから、分別手段を遮光
された領域内に備えることができ、写真フイルム搬送手
段に光が入射することを確実に防止することができる、
という効果を有する。
【0050】請求項4及び請求項5記載の発明は、離脱
手段が搬送手段に磁着された写真フイルム収容体を搬送
手段から離脱させることから、磁性体の写真フイルム収
容体と非磁性体の写真フイルム収容体とを分別すること
ができ、操作者の労力が軽減される、という効果を有す
る。
手段が搬送手段に磁着された写真フイルム収容体を搬送
手段から離脱させることから、磁性体の写真フイルム収
容体と非磁性体の写真フイルム収容体とを分別すること
ができ、操作者の労力が軽減される、という効果を有す
る。
【0051】請求項6記載の発明は、搬送手段及び離脱
手段に光が入射しないように遮光していることから、搬
送手段及び離脱手段を遮光された領域内に備えることが
でき、写真フイルム搬送手段に光が入射することを確実
に防止することができる、という効果を有する。
手段に光が入射しないように遮光していることから、搬
送手段及び離脱手段を遮光された領域内に備えることが
でき、写真フイルム搬送手段に光が入射することを確実
に防止することができる、という効果を有する。
【図1】第1の実施例の概略構成を示した断面図であ
る。
る。
【図2】フイルム供給部の詳細を示した図である。
【図3】左列エジェクト機構の詳細を示した図である。
【図4】制御系のブロック図である。
【図5】制御ルーチンを示したフローチャートである。
【図6】第2の実施例のシュータの断面図である。
【図7】コンベヤの詳細を示した図である。
【図8】制御系のブロック図である。
【図9】制御ルーチンを示したフローチャートである。
10 フイルム供給部 12 ALマガジン 16、18 トレイ 50 左列エジェクト機構 52 右列エジェクト機構 200 コンベヤ 250 135パトローネ 252 詰め替えマガジン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】フイルム供給部10は、図2に示すよう
に、135パトローネ250及び詰め替えマガジン25
2に挿入されているネガフイルムを現像部に搬送する搬
送系22を備えている。搬送系22は、ローラ22j、
22kに巻掛けられているタイミングベルト22bを備
えている。タイミングベルト22bは、図10に示すよ
うに所定の幅を有し、外向きに突出しかつ周方向に1列
に配列された突起部22b1、22b2、・・・を備え
ている。また、タイミングベルト22bの内周面には、
ローラ22j、22kの凹部に噛合う凸部22C1、2
2C2、・・・が周方向に配列されている。また、フイ
ルム供給部10は、135パトローネ250、詰め替え
マガジン252を所定位置にセットする摺動台部20を
備えている。摺動台部20は、右列と左列にそれぞれ1
つずつ135パトローネ250、詰め替えマガジン25
2をセットする摺動台20Aと摺動台20Bとを備えて
いる(図1参照)。ここで、ローラ22j、22kが回
転すると、ローラ22j、22kの凹部に噛み合ってい
る凸部22C1、22C2、・・・によりタイミングベ
ルト22bが周回する。これにより、突起部22b1、
22b2、・・・が、ネガフイルムとスプライステープ
で接合されている図示しないリーダに備えられているガ
イト孔に嵌まり、タイミングベルト22bの周回によ
り、135パトローネ250、詰め替えマガジン252
は、ALマガジン12から引き出されて、摺動台部20
Aと摺動台20Bにセットされる。なお、摺動台20A
と摺動台20Bとは同一の構成となっているので、左列
の摺動台20Aのみを説明する。なお、摺動台20Aと
摺動台20Bとは仕切板44で仕切られている。摺動台
20Aは、135パトローネ250及び詰め替えマガジ
ン252がセットされるセット部20A1、このセット
部20A1を支持する支持台20A2及びセット部20
A1の後部にバネ42を介してセット部20A1と連結
している連結部20A3から構成されている。なお、セ
ット部20A1は、支持台20A2上の図示しないレー
ル上を摺動するようになっている。また、摺動体部20
には、135パトローネ250、詰め替えマガジン25
2がセットされたか否かを検出する赤外線を発光する発
光部36、この赤外線を受光する受光部38を備えてい
る。さらに、摺動体部20には、135パトローネ25
0又は詰め替えマガジン252がセットされているかを
検出するセンサ34が備えられている。
に、135パトローネ250及び詰め替えマガジン25
2に挿入されているネガフイルムを現像部に搬送する搬
送系22を備えている。搬送系22は、ローラ22j、
22kに巻掛けられているタイミングベルト22bを備
えている。タイミングベルト22bは、図10に示すよ
うに所定の幅を有し、外向きに突出しかつ周方向に1列
に配列された突起部22b1、22b2、・・・を備え
ている。また、タイミングベルト22bの内周面には、
ローラ22j、22kの凹部に噛合う凸部22C1、2
2C2、・・・が周方向に配列されている。また、フイ
ルム供給部10は、135パトローネ250、詰め替え
マガジン252を所定位置にセットする摺動台部20を
備えている。摺動台部20は、右列と左列にそれぞれ1
つずつ135パトローネ250、詰め替えマガジン25
2をセットする摺動台20Aと摺動台20Bとを備えて
いる(図1参照)。ここで、ローラ22j、22kが回
転すると、ローラ22j、22kの凹部に噛み合ってい
る凸部22C1、22C2、・・・によりタイミングベ
ルト22bが周回する。これにより、突起部22b1、
22b2、・・・が、ネガフイルムとスプライステープ
で接合されている図示しないリーダに備えられているガ
イト孔に嵌まり、タイミングベルト22bの周回によ
り、135パトローネ250、詰め替えマガジン252
は、ALマガジン12から引き出されて、摺動台部20
Aと摺動台20Bにセットされる。なお、摺動台20A
と摺動台20Bとは同一の構成となっているので、左列
の摺動台20Aのみを説明する。なお、摺動台20Aと
摺動台20Bとは仕切板44で仕切られている。摺動台
20Aは、135パトローネ250及び詰め替えマガジ
ン252がセットされるセット部20A1、このセット
部20A1を支持する支持台20A2及びセット部20
A1の後部にバネ42を介してセット部20A1と連結
している連結部20A3から構成されている。なお、セ
ット部20A1は、支持台20A2上の図示しないレー
ル上を摺動するようになっている。また、摺動体部20
には、135パトローネ250、詰め替えマガジン25
2がセットされたか否かを検出する赤外線を発光する発
光部36、この赤外線を受光する受光部38を備えてい
る。さらに、摺動体部20には、135パトローネ25
0又は詰め替えマガジン252がセットされているかを
検出するセンサ34が備えられている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】前述した第1の実施例では、135パトロ
ーネと詰め替えマガジンとを電流が流れるか否かによっ
て判別するようにしているが、これに限定するものでな
く、135パトローネ、詰め替えマガジンの大きさや重
さを検出することにより判別するようにしてもよい。ま
た、前述した第1の実施例では、遮光されたシュータ内
に135パトローネと詰め替えマガジンとを分別する右
列エジェクト機構と左列エジェクト機構とを備えるよう
にしているが、これに限定するものでなく、遮光された
シュータの下に、135パトローネと詰め替えマガジン
とを分別する右列エジェクト機構と左列エジェクト機構
を備えるようにしてもよい。
ーネと詰め替えマガジンとを電流が流れるか否かによっ
て判別するようにしているが、これに限定するものでな
く、135パトローネ、詰め替えマガジンの大きさや重
さを検出することにより判別するようにしてもよい。ま
た、前述した第1の実施例では、遮光されたシュータ内
に135パトローネと詰め替えマガジンとを分別する右
列エジェクト機構と左列エジェクト機構とを備えるよう
にしているが、これに限定するものでなく、遮光された
シュータの下に、135パトローネと詰め替えマガジン
とを分別する右列エジェクト機構と左列エジェクト機構
を備えるようにしてもよい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図10
【補正方法】追加
【補正内容】
【図10】搬送系におけるタイミングベルトの概略図で
ある。
ある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】追加
【補正内容】
【図10】
Claims (6)
- 【請求項1】 画像が露光された写真フイルムを現像す
る現像部を備えた写真フイルム処理装置に用いられる写
真フイルム収容体分別装置において、 写真フイルム収容体を所定位置に位置決めした状態で写
真フイルム収容体から写真フイルムを引き出して前記現
像部に搬送する写真フイルム搬送手段と、 写真フイルム収容体の種類を判別するセンサと、 前記センサの出力に基づいて写真フイルムと分離された
写真フイルム収容体を写真フイルム収容体の種類毎に分
別する分別手段と、 を備えた写真フイルム収容体分別装置。 - 【請求項2】 前記センサは、写真フイルム収容体に電
流が流れるか否かを判別して写真フイルム収容体が金属
製か樹脂製かを判別し、 前記分別手段は、前記センサの出力に基づいて写真フイ
ルムと分離された金属製の写真フイルム収容体と写真フ
イルムと分離された樹脂製の写真フイルム収容体とを分
別する、 ことを特徴とする請求項1記載の写真フイルム収容体分
別装置。 - 【請求項3】 前記分別手段に光が入射しないように遮
光する遮光手段を更に設けたことを特徴とする請求項1
又は請求項2記載の写真フイルム収容体分別装置。 - 【請求項4】 画像が露光された写真フイルムを現像す
る現像部を備えた写真フイルム処理装置に用いられる写
真フイルム収容体分別装置において、 写真フイルム収容体を所定位置に位置決めした状態で写
真フイルム収容体から写真フイルムを引き出して前記現
像部に搬送する写真フイルム搬送手段と、 写真フイルムと分離された磁性体の写真フイルム収容体
を吸着する磁石を備え、前記磁性体の写真フイルム収容
体を前記磁石に吸着して搬送し、写真フイルムと分離さ
れた前記磁石に吸着されない非磁性体の写真フイルム収
容体を載置して搬送すると共に、前記非磁性体の写真フ
イルム収容体を所定位置で落下させる搬送手段と、 前記磁石に吸着された写真フイルム収容体を前記搬送手
段から離脱させる前記所定位置とは異なる位置に設けら
れた離脱手段と、 を備えた写真フイルム収容体分別装置。 - 【請求項5】 前記搬送手段は、回転可能に形成され、
前記磁性体の写真フイルム収容体を前記磁石に吸着して
回転搬送し、前記非磁性体の写真フイルム収容体を載置
して搬送すると共に前記非磁性体の写真フイルム収容体
を所定位置で落下させ、 前記所定位置とは異なる位置に設けられた前記離脱手段
は、前記搬送手段によって回転搬送されている前記磁性
体の写真フイルム収容体を前記搬送手段から離脱する、 ことを特徴とする請求項4記載の写真フイルム収容体分
別装置。 - 【請求項6】 前記搬送手段及び前記離脱手段に光が入
射しないように遮光する遮光手段を更に設けたことを特
徴とする請求項4又は請求項5記載の写真フイルム収容
体分別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1269394A JPH07219194A (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 写真フイルム収容体分別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1269394A JPH07219194A (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 写真フイルム収容体分別装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07219194A true JPH07219194A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=11812464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1269394A Pending JPH07219194A (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 写真フイルム収容体分別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07219194A (ja) |
-
1994
- 1994-02-04 JP JP1269394A patent/JPH07219194A/ja active Pending
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