JPH07218616A - レーダ受信機 - Google Patents

レーダ受信機

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JPH07218616A
JPH07218616A JP6013596A JP1359694A JPH07218616A JP H07218616 A JPH07218616 A JP H07218616A JP 6013596 A JP6013596 A JP 6013596A JP 1359694 A JP1359694 A JP 1359694A JP H07218616 A JPH07218616 A JP H07218616A
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JP
Japan
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δch
σch
frequency band
intermediate frequency
output end
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JP6013596A
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English (en)
Inventor
Takashi Okazaki
孝史 岡▲崎▼
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーダ受信機内部のΣ・Δ両chに設けられ
た可変型減衰器、もしくは可変型移相器のどちらか一方
を削除して、従来より小型でかつ試験調整が容易なレー
ダ受信機を得ることを目的とする。 【構成】 可変型減衰器、もしくは可変型移相器のどち
らか一方を削除しても、Σch・Δch間の相対位相も
しくは相対振幅のどちらか一方のみの調整で角度誤差電
圧Eの変動が抑圧できるようにするため、角度誤差電圧
の変動ΔEを相対位相誤差Φと相対振幅誤差Aをパラメ
ータとした数式にて表し、相対位相もしくは相対振幅の
どちらか一方のみの調整で相対位相誤差Φ=相対振幅誤
差A=零であるときと等価な角度誤差電圧Eが得られる
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、航空機もしくは飛翔
体のレーダ受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のレーダ受信機の構成図であ
る。図において1は受信機、2はΣch側低雑音増幅
器、3はΣch側ミキサ、4はΣch側バンドパスフィ
ルタ、5はΣch側中間周波数帯可変型減衰器、6はΣ
ch側中間周波数帯可変型移相器、7はΣch側中間周
波数帯増幅器、8はΣch側位相検波器、9はΔch側
低雑音増幅器、10はΔch側ミキサ、11はΔch側
バンドパスフィルタ、12はΔch側中間周波数帯可変
型減衰器、13はΔch側中間周波数帯可変型移相器、
14はΔch側中間周波数帯増幅器、15はΔch側位
相検波器、16はパワーディバイダ、17は可変型減衰
器制御回路、18は可変型移相器制御回路、19はΣc
h側高周波信号入力端子、20は局部信号入力端子、2
1はΔch側側高周波信号入力端子、22はΣch側ビ
デオ信号出力端子、23はΔch側ビデオ信号出力端子
である。
【0003】以下、従来のレーダ受信機について説明す
る。レーダ受信機はレーダ送信機から送受切換用サーキ
ュレータ及びアンテナを経て放射される高周波パルス送
信信号が目標から反射して上記のアンテナ及びサーキュ
レータを経て入力するパルス信号を受信する。この時上
記アンテナは1部が重なり合った2個のアンテナビーム
の和信号と差信号を、それぞれレーダ受信機のΣchと
Δchへ送出する。レーダ受信機の次段にある信号処理
部では差信号を和信号で規格化した信号の符号を識別す
ることにより角度追尾を行なう。図7に各アンテナビー
ムのパターン及び出力電圧を示す。図7aのビームAと
ビームBの和信号と差信号を表したものが、図7bであ
り、ビームの中心で和信号の強度が最大になり、差信号
はビームの中心を境に符号が反転する。差信号を和信号
で規格化した出力電圧(角度誤差電圧:E)を表したも
のが図7cであり、この電圧の符号を識別し、常に差信
号の出力が零になるようにアンテナビームの方向を変え
ることにより角度追尾を行なう。
【0004】レーダ受信機内のΣchとΔchの間の相
対振幅誤差及び、相対位相誤差がそれぞれ零である時、
角度誤差電圧Eは数1で表される。
【0005】
【数1】
【0006】ここで、レーダ受信機内のΣchとΔch
の間に相対振幅誤差A及び、相対位相誤差Φがあった場
合のΣch出力ビデオ信号とΔch出力ビデオ信号のベ
クトル表示を図8に示す。この時の角度誤差電圧E’は
数2で表される。
【0007】
【数2】
【0008】数1と数2より、レーダ受信機内のΣch
とΔchの間に相対振幅誤差A及び、相対位相誤差Φが
あった場合、角度誤差電圧の変動ΔEは、数3で示され
る。
【0009】
【数3】
【0010】数3で示される角度誤差電圧の変動ΔEに
よって目標追尾誤差・過追尾・追尾遅れ等の追尾精度の
劣化が生じることになるため、レーダ受信機ではΣch
とΔchのチャネル間相対位相バランス調整、及びチャ
ネル間相対振幅バランス調整により、相対振幅誤差A=
相対位相誤差Φ=零になるようにして角度誤差電圧の変
動を抑圧しておく必要がある。
【0011】従来のチャネル間位相バランス調整及びチ
ャネル間振幅バランス調整について説明する。図6にお
いてΣch側高周波信号入力端子19とΔch側高周波
信号入力端子21に試験調整用信号である同位相・同振
幅のCW信号を入力する。Σch側高周波信号入力端子
19から入力した試験調整用CW信号はΣch側低雑音
増幅器2に入力し増幅されΣch側ミキサ3のRF端子
に入力する。一方局部信号入力端子20から入力する局
部信号はパワーディバイダ16にて分配されΣch側ミ
キサ3のLO端子及びΔch側ミキサ10のLO端子へ
入力する。Σch側ミキサ3ではRF端子への入力信号
とLO端子への入力信号の周波数差分の中間周波数信号
をIF端子から出力し、Σch側バンドパスフィルタ4
において不要波抑圧をした後、Σch側中間周波数帯可
変型減衰器5に入力し所定のレベルの減衰を受けた中間
周波数CW信号は、Σch側中間周波数帯可変型移相器
6にて所定の量の移相が行われ、Σch側中間周波数帯
増幅器7に入力し増幅された後、Σch側位相検波器8
へ入力しΣchのビデオ信号としてΣch側ビデオ信号
出力端子22から外部の信号処理部へと送出される。一
方、Δch側高周波信号入力端子21から入力した試験
調整用CW信号はΔch側低雑音増幅器9に入力し増幅
されΔch側ミキサ10のRF端子に入力する。Δch
側ミキサ10もΣch側ミキサ3と同様にRF端子への
入力信号とLO端子への入力信号の周波数差分の中間周
波数信号をIF端子から出力し、Δch側バンドパスフ
ィルタ11において不要波抑圧をした後、Δch側中間
周波数帯可変型減衰器12に入力し所定のレベルの減衰
を受けた中間周波数CW信号は、Δch側中間周波数帯
可変型移相器13にて所定の量の移相が行われ、Δch
側中間周波数帯増幅器14に入力し増幅された後、Δc
h側位相検波器15へ入力しΔchのビデオ信号として
Δch側ビデオ信号出力端子23から外部の信号処理部
へと送出される。ここで、Σch側ビデオ信号出力端子
22から出力されるΣchビデオ信号と、Δch側ビデ
オ信号出力端子23から出力されるΔchビデオ信号を
同時に観測することにより、Σchビデオ信号とΔch
ビデオ信号の振幅誤差Aと、Σchビデオ信号とΔch
ビデオ信号の位相誤差Φを測定する。その後、振幅誤差
Aと透過位相誤差Φがそれぞれ零になるような減衰量変
化量及び移相量のデータを可変型減衰器制御回路17及
び可変型移相器制御回路18に対して設定し、Δch側
中間周波数帯可変型減衰器12及びΔch側中間周波数
帯可変型移相器13を駆動させる。その後再びΣch側
ビデオ信号出力端子22から出力されるΣchビデオ信
号と、Δch側ビデオ信号出力端子23から出力される
Δchビデオ信号を同時に観測し、Σchビデオ信号と
Δchビデオ信号の振幅誤差Aと、透過移相誤差Φが零
になっていることを確認する。以上により、ΣchとΔ
chの相対振幅バランス及び相対位相バランスの調整が
完了する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のレーダ受信機は
以上のような構成・試験調整方式で角度誤差電圧の変動
を抑圧していたため、レーダ受信機が大型化し、かつ試
験調整が煩雑で時間がかかるという課題があった。
【0013】この発明は上記の課題を解消するためにな
されたものであり、レーダ受信機の構成品から可変型減
衰器、もしくは可変型移相器のどちらか一方を削除して
も角度誤差電圧の変動を抑圧できる試験調整方式を用い
ることにより、小型化した、かつ試験調整が容易で時間
がかからないレーダ受信機を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係るレーダ受
信機は、従来のレーダ受信機においてΣch・Δch間
相対位相バランス調整に用いていたΣch側中間周波数
帯可変型移相器とΔch側中間周波数帯可変型移相器、
及び可変型移相器制御回路を削除し、既存のΔch側中
間周波数帯可変型減衰器と可変型減衰器制御回路による
Σch・Δch間相対振幅の調整のみで角度誤差電圧の
変動を抑圧できるようにしたものである。
【0015】この発明に係るレーダ受信機は、従来のレ
ーダ受信機においてΣch・Δch間相対振幅バランス
調整に用いていたΣch側中間周波数帯可変型減衰器と
Δch側中間周波数帯可変型減衰器、及びΣch・Δc
h間相対位相バランス調整に用いていたΣch側中間周
波数帯可変型移相器と、Δch側中間周波数帯可変型移
相器、及び可変型移相器制御回路を削除し、Σch側高
周波帯可変型減衰器とΔch側高周波帯可変型減衰器を
設け、Δch側高周波帯可変型減衰器と可変型減衰器制
御回路によるΣch・Δch間相対振幅の調整のみで角
度誤差電圧の変動を抑圧できるようにしたものである。
【0016】この発明に係るレーダ受信機は、従来のレ
ーダ受信機においてΣch・Δch間相対振幅バランス
調整に用いていたΣch側中間周波数帯可変型減衰器
と、Δch側中間周波数帯可変型減衰器、及び可変型減
衰器制御回路を削除し、既存のΔch側中間周波数帯可
変型移相器と可変型移相器制御回路によるΣch・Δc
h間相対位相の調整のみで角度誤差電圧の変動を抑圧で
きるようにしたものである。
【0017】この発明に係るレーダ受信機は、従来のレ
ーダ受信機においてΣch・Δch間相対振幅バランス
調整に用いていたΣch側中間周波数帯可変型減衰器と
Δch側中間周波数帯可変型減衰器と、可変型減衰器制
御回路、及びΣch・Δch間相対位相バランス調整に
用いていたΣch側中間周波数帯可変型移相器と、Δc
h側中間周波数帯可変型移相器を削除し、Σch側高周
波帯可変型移相器とΔch側高周波帯可変型移相器を設
け、Δch側高周波帯可変型移相器と可変型移相器制御
回路によるΣch・Δch間相対位相の調整のみで角度
誤差電圧の変動を抑圧できるようにしたものである。
【0018】この発明に係るレーダ受信機は、従来のレ
ーダ受信機においてΣch・Δch間相対振幅バランス
調整に用いていたΣch側中間周波数帯可変型減衰器と
Δch側中間周波数帯可変型減衰器と、可変型減衰器制
御回路、及びΣch・Δch間相対位相バランス調整に
用いていたΣch側中間周波数帯可変型移相器と、Δc
h側中間周波数帯可変型移相器を削除し、Σch側局部
信号可変型移相器とΔch側局部信号可変型移相器を設
け、Δch側局部信号可変型移相器と可変型移相器制御
回路によるΣch・Δch間相対位相の調整のみで角度
誤差電圧の変動を抑圧できるようにしたものである。
【0019】
【作用】この発明におけるレーダ受信機は、従来のレー
ダ受信機においてΣch・Δch間相対位相バランス調
整に用いていたΣch側中間周波数帯可変型移相器とΔ
ch側中間周波数帯可変型移相器、及び可変型移相器制
御回路を削除し、既存のΔch側中間周波数帯可変型減
衰器と可変型減衰器制御回路によるΣch・Δch間相
対振幅の調整のみで角度誤差電圧の変動を抑圧できるよ
うにしたので、レーダ受信機の小型化と試験調整時間の
短縮が同時に可能となる。
【0020】この発明におけるレーダ受信機は、従来の
レーダ受信機においてΣch・Δch間相対振幅バラン
ス調整に用いていたΣch側中間周波数帯可変型減衰器
とΔch側中間周波数帯可変型減衰器、及びΣch・Δ
ch間相対位相バランス調整に用いていたΣch側中間
周波数帯可変型移相器と、Δch側中間周波数帯可変型
移相器、及び可変型移相器制御回路を削除し、Σch側
高周波帯可変型減衰器とΔch側高周波帯可変型減衰器
を設け、Δch側高周波帯可変型減衰器と可変型減衰器
制御回路によるΣch・Δch間相対振幅の調整のみで
角度誤差電圧の変動を抑圧できるようにしたので、レー
ダ受信機の小型化と試験調整時間の短縮が同時に可能と
なる。
【0021】この発明におけるレーダ受信機は、従来の
レーダ受信機においてΣch・Δch間相対振幅バラン
ス調整に用いていたΣch側中間周波数帯可変型減衰器
と、Δch側中間周波数帯可変型減衰器、及び可変型減
衰器制御回路を削除し、既存のΔch側中間周波数帯可
変型移相器と可変型移相器制御回路によるΣch・Δc
h間相対位相の調整のみで角度誤差電圧の変動を抑圧で
きるようにしたので、レーダ受信機の小型化と試験調整
時間の短縮が同時に可能となる。
【0022】この発明におけるレーダ受信機は、従来の
レーダ受信機においてΣch・Δch間相対振幅バラン
ス調整に用いていたΣch側中間周波数帯可変型減衰器
とΔch側中間周波数帯可変型減衰器と、可変型減衰器
制御回路、及びΣch・Δch間相対位相バランス調整
に用いていたΣch側中間周波数帯可変型移相器と、Δ
ch側中間周波数帯可変型移相器を削除し、Σch側高
周波帯可変型移相器とΔch側高周波帯可変型移相器を
設け、Δch側高周波帯可変型移相器と可変型移相器制
御回路によるΣch・Δch間相対位相の調整のみで角
度誤差電圧の変動を抑圧できるようにしたので、レーダ
受信機の小型化と試験調整時間の短縮が同時に可能とな
る。
【0023】この発明に係るレーダ受信機は、従来のレ
ーダ受信機においてΣch・Δch間相対振幅バランス
調整に用いていたΣch側中間周波数帯可変型減衰器と
Δch側中間周波数帯可変型減衰器と、可変型減衰器制
御回路、及びΣch・Δch間相対位相バランス調整に
用いていたΣch側中間周波数帯可変型移相器と、Δc
h側中間周波数帯可変型移相器を削除し、Σch側局部
信号可変型移相器とΔch側局部信号可変型移相器を設
け、Δch側局部信号可変型移相器と可変型移相器制御
回路によるΣch・Δch間相対位相の調整のみで角度
誤差電圧の変動を抑圧できるようにしたので、レーダ受
信機の小型化と試験調整時間の短縮が同時に可能とな
る。
【0024】
【実施例】
実施例1.図1は、この発明の一実施例のレーダ受信機
の構成を示すブロック図である。図において1〜5,7
〜12,14〜17,19〜23は図6で示した従来例
と同様である。
【0025】次に動作について説明する。図1において
Σch側高周波信号入力端子19とΔch側高周波信号
入力端子21に試験調整用信号である同位相・同振幅の
CW信号を入力する。図1における1〜5,7〜12,
14〜17,19〜23の動作は従来例と同様であり、
Σchビデオ信号とΔchビデオ信号がそれぞれΣch
側ビデオ信号出力端子22とΔch側ビデオ信号出力端
子23から出力される。Σchビデオ信号とΔchビデ
オ信号を同時に観測する。
【0026】数1で示したように、ΣchとΔch間の
相対振幅誤差及び相対位相誤差がいずれも零である場合
の角度誤差電圧をEとすると、角度誤差電圧Eの変動が
なければ数2で示されるE’にはE’=Eの関係が成立
する。よって数3よりΔE=E’/E=A*COSΦ=
1が成立する時に相対振幅誤差=相対位相誤差=零と等
価となるため、Σchビデオ信号とΔchビデオ信号が
A*COSΦ=1を満足する相対振幅誤差:A、相対位
相誤差:Φを有する時角度誤差電圧Eの変動は抑圧され
ることになる。
【0027】図9にA*COSΦ=1の曲線を示す。横
軸はΣchとΔch間の相対振幅誤差A、縦軸はΣch
とΔch間の相対位相誤差Φである。
【0028】図1に示した、この発明の一実施例のレー
ダ受信機においてΣch側ビデオ信号出力端子22とΔ
ch側ビデオ信号出力端子23から出力されるΣchビ
デオ信号とΔchビデオ信号を同時に観測し、Σchと
Δchの間の相対振幅誤差aと相対位相誤差φ1を測定
する。図9より、相対位相誤差φ1の時A*COSΦ=
1を満足するためには相対振幅誤差をa1にすれば角度
誤差電圧Eの変動は抑圧されることになる。よって、
(a1−a)分の減衰量変化量のデータを可変型減衰器
制御回路17に設定し、Δch側中間周波数帯可変型減
衰器12の減衰量を(a1−a)だけ変化させることに
よりレーダ受信機を調整する。
【0029】以上のように、Σch側中間周波数帯可変
型移相器6、Δch側中間周波数帯可変型移相器13及
び可変型移相器制御回路18を削除しても、角度誤差電
圧の変動を抑圧することができる。
【0030】実施例2.図2は、この発明の他のレーダ
受信機の構成を示すブロック図である。図において1〜
4,7〜11,14〜17,19〜23は図6で示した
従来例と同様であり、24はΣch側高周波帯可変型減
衰器、25はΔch側高周波帯可変型減衰器である。
【0031】次に動作について説明する。図2において
Σch側高周波信号入力端子19とΔch側高周波信号
入力端子21に試験調整用信号である同位相・同振幅の
CW信号を入力する。図2における1〜4,7〜11,
14〜17,19〜23の動作は従来例と同様であり、
Σch側高周波帯可変型減衰器24とΔch側高周波帯
可変型減衰器25はそれぞれ、Σch側低雑音増幅器2
とΔch側低雑音増幅器9の出力端に接続され、高周波
信号を所定の減衰量だけ減衰させた後それぞれΣch側
ミキサ3、Δch側ミキサ10のRF端子へ入力させ
る。Σch側ビデオ信号出力端子22とΔchビデオ信
号出力端子23からは、それぞれΣch側ビデオ信号と
Δchビデオ信号が出力されるのでこれらを同時に観測
する。
【0032】数1で示したように、ΣchとΔch間の
相対振幅誤差及び相対位相誤差がいずれも零である場合
の角度誤差電圧をEとすると、角度誤差電圧Eの変動が
なければ数2で示されるE’にはE’=Eの関係が成立
する。よって数3よりΔE=E’/E=A*COSΦ=
1が成立する時に相対振幅誤差=相対位相誤差=零と等
価となるため、Σchビデオ信号とΔchビデオ信号が
A*COSΦ=1を満足する相対振幅誤差:A、相対位
相誤差:Φを有する時角度誤差電圧Eの変動は抑圧され
ることになる。
【0033】図9にA*COSΦ=1の曲線を示す。横
軸はΣchとΔch間の相対振幅誤差A、縦軸はΣch
とΔch間の相対位相誤差Φである。
【0034】図2に示した、この発明の他のレーダ受信
機においてΣch側ビデオ信号出力端子22とΔch側
ビデオ信号出力端子23から出力されるΣchビデオ信
号とΔchビデオ信号を同時に観測し、ΣchとΔch
の間の相対振幅誤差aと相対位相誤差φ1を測定する。
図9より、相対位相誤差φ1の時A*COSΦ=1を満
足するためには相対振幅誤差をa1にすれば角度誤差電
圧Eの変動は抑圧されることになる。よって、(a1−
a)分の減衰量変化量のデータを可変型減衰器制御回路
17に設定し、Δch側高周波帯可変型減衰器25の減
衰量を(a1−a)だけ変化させることによりレーダ受
信機を調整する。
【0035】以上のように、Σch側中間周波数帯可変
型減衰器5、Δch側中間周波数帯可変型移相器6、Δ
ch側中間周波数帯可変型減衰器12、Δch側中間周
波数帯可変型移相器13及び可変型移相器制御回路18
を削除しても、Σch側高周波帯可変型減衰器24、及
びΔch側高周波帯可変型減衰器25を追加することに
より、角度誤差電圧の変動を抑圧することができる。
【0036】実施例3.図3は、この発明の他のレーダ
受信機の構成を示すブロック図である。図において1〜
4,6〜11,13〜16,18〜23は図6で示した
従来例と同様である。
【0037】次に動作について説明する。図3において
Σch側高周波信号入力端子19とΔch側高周波信号
入力端子21に試験調整用信号である同位相・同振幅の
CW信号を入力する。図3における1〜4,6〜11,
13〜16,18〜23の動作は従来例と同様であり、
Σch側ビデオ信号出力端子22とΔch側ビデオ信号
出力端子23からは、それぞれΣchビデオ信号とΔc
hビデオ信号が出力されるのでこれらを同時に観測す
る。
【0038】数1で示したように、ΣchとΔch間の
相対振幅誤差及び相対位相誤差がいずれも零である場合
の角度誤差電圧をEとすると、角度誤差電圧Eの変動が
なければ数2で示されるE’にはE’=Eの関係が成立
する。よって数3よりΔE=E’/E=A*COSΦ=
1が成立する時に相対振幅誤差=相対位相誤差=零と等
価となるため、Σchビデオ信号とΔchビデオ信号が
A*COSΦ=1を満足する相対振幅誤差:A、相対位
相誤差:Φを有する時角度誤差電圧Eの変動は抑圧され
ることになる。
【0039】図9にA*COSΦ=1の曲線を示す。横
軸はΣchとΔch間の相対振幅誤差A、縦軸はΣch
とΔch間の相対位相誤差Φである。
【0040】図3に示した、この発明の他のレーダ受信
機においてΣch側ビデオ信号出力端子22とΔch側
ビデオ信号出力端子23から出力されるΣchビデオ信
号とΔchビデオ信号を同時に観測し、ΣchとΔch
の間の相対振幅誤差a1と相対位相誤差φを測定する。
図9より、相対振幅誤差a1の時A*COSΦ=1を満
足するためには相対位相誤差をφ1にすれば角度誤差電
圧Eの変動は抑圧されることになる。よって、(φ1−
φ)分の移相量変化量のデータを可変型移相器制御回路
18に設定し、Δch側中間周波数帯可変型移相器13
の移相量を(φ1−φ)だけ変化させることによりレー
ダ受信機を調整する。
【0041】以上のように、Σch側中間周波数帯可変
型減衰器5、Δch側中間周波数帯可変型減衰器12及
び可変型減衰器制御回路17を削除しても、角度誤差電
圧の変動を抑圧することができる。
【0042】実施例4.図4は、この発明の他のレーダ
受信機の構成を示すブロック図である。図において1〜
4,7〜11,14〜16,18〜23は図6で示した
従来例と同様であり、26はΣch側高周波帯可変型移
相器、27はΔch側高周波帯可変型移相器である。
【0043】次に動作について説明する。図4において
上記Σch側高周波信号入力端子19と上記Δch側高
周波信号入力端子21に試験調整用信号である同位相・
同振幅のCW信号を入力する。図4における1〜4,7
〜11,14〜16,18〜23の動作は従来例と同様
であり、Σch側高周波帯可変型移相器26とΔch側
高周波帯可変型移相器27はそれぞれ、Σch側低雑音
増幅器2とΔch側低雑音増幅器9の出力端に接続さ
れ、高周波信号を所定の移相量だけ移相させた後それぞ
れΣch側ミキサ3、Δch側ミキサ10のRF端子へ
入力させる。Σch側ビデオ信号出力端子22とΔch
ビデオ信号出力端子23からは、それぞれΣch側ビデ
オ信号とΔch側ビデオ信号が出力されるのでこれらを
同時に観測する。
【0044】数1で示したように、ΣchとΔch間の
相対振幅誤差及び相対位相誤差がいずれも零である場合
の角度誤差電圧をEとすると、角度誤差電圧Eの変動が
なければ数2で示されるE’にはE’=Eの関係が成立
する。よって数3よりΔE=E’/E=A*COSΦ=
1が成立する時に相対振幅誤差=相対位相誤差=零と等
価となるため、Σchビデオ信号とΔchビデオ信号が
A*COSΦ=1を満足する相対振幅誤差:A、相対位
相誤差:Φを有する時角度誤差電圧Eの変動は抑圧され
ることになる。
【0045】図9にA*COSΦ=1の曲線を示す。横
軸はΣchとΔch間の相対振幅誤差A、縦軸はΣch
とΔch間の相対位相誤差Φである。
【0046】図4に示した、この発明の他のレーダ受信
機においてΣch側ビデオ信号出力端子22とΔch側
ビデオ信号出力端子23から出力されるΣchビデオ信
号とΔchビデオ信号を同時に観測し、ΣchとΔch
の間の相対振幅誤差a1と相対位相誤差φを測定する。
図9より、相対振幅誤差a1の時A*COSΦ=1を満
足するためには相対移相誤差をφ1にすれば角度誤差電
圧Eの変動は抑圧されることになる。よって、(φ1−
φ)分の移相量変化量のデータを可変型移相器制御回路
18に設定し、Δch側高周波帯可変型移相器27の移
相量を(φ1−φ)だけ変化させることによりレーダ受
信機を調整する。
【0047】以上のように、Σch側中間周波数帯可変
型減衰器5、Δch側中間周波数帯可変型移相器6、Δ
ch側中間周波数帯可変型減衰器12、Δch側中間周
波数帯可変型移相器13、及び可変型減衰器制御回路1
7を削除しても、Σch側高周波帯可変型移相器26、
及びΔch側高周波帯可変型移相器27を追加すること
により、角度誤差電圧の変動を抑圧することができる。
【0048】実施例5.図5は、この発明の他のレーダ
受信機の構成を示すブロック図である。図において1〜
4,7〜11,14〜16,18〜23は図6で示した
従来例と同様であり、28はΣch側局部信号可変型移
相器、29はΔch側局部信号可変型移相器である。
【0049】次に動作について説明する。図5において
Σch側高周波信号入力端子19とΔch側高周波信号
入力端子21に試験調整用信号である同位相・同振幅の
CW信号を入力する。図5における1〜4,7〜11,
14〜16,18〜23の動作は従来例と同様であり、
Σch側局部信号可変型移相器28とΔch側局部信号
可変型移相器29はそれぞれ、パワーディバイダ16の
出力端に接続され、局部信号を所定の移相量だけ移相さ
せた後それぞれΣch側ミキサ3、Δ側ミキサ10のL
O端子へ入力させる。Σch側ビデオ信号出力端子22
とΔch側ビデオ信号出力端子23からは、それぞれΣ
chビデオ信号とΔchビデオ信号が出力されるのでこ
れらを同時に観測する。
【0050】数1で示したように、ΣchとΔch間の
相対振幅誤差及び相対位相誤差がいずれも零である場合
の角度誤差電圧をEとすると、角度誤差電圧Eの変動が
なければ数2で示されるE’にはE’=Eの関係が成立
する。よって数3よりΔE=E’/E=A*COSΦ=
1が成立する時に相対振幅誤差=相対位相誤差=零と等
価となるため、Σchビデオ信号とΔchビデオ信号が
A*COSΦ=1を満足する相対振幅誤差:A、相対位
相誤差:Φを有する時角度誤差電圧Eの変動は抑圧され
ることになる。
【0051】図9にA*COSΦ=1の曲線を示す。横
軸はΣchとΔch間の相対振幅誤差A、縦軸はΣch
とΔch間の相対位相誤差Φである。
【0052】図5に示した、この発明の他のレーダ受信
機においてΣch側ビデオ信号出力端子22とΔch側
ビデオ信号出力端子23から出力されるΣchビデオ信
号とΔchビデオ信号を同時に観測し、ΣchとΔch
の間の相対振幅誤差a1と相対位相誤差φを測定する。
図9より、相対振幅誤差a1の時A*COSΦ=1を満
足するためには相対位相誤差をφ1にすれば角度誤差電
圧Eの変動は抑圧されることになる。よって、(φ1−
φ)分の移相量変化量のデータを可変型移相器制御回路
18に設定し、Δch側局部信号可変型移相器29の移
相量を(φ1−φ)だけ変化させることによりレーダ受
信機を調整する。
【0053】以上のように、Σch側中間周波数帯可変
型減衰器5、Δch側中間周波数帯可変型移相器6、Δ
ch側中間周波数帯可変型減衰器12、Δch側中間周
波数帯可変型移相器13、及び可変型減衰器制御回路1
7を削除しても、Σch側局部信号可変移相器28、及
びΔch側局部信号可変型移相器29を追加することに
より、角度誤差電圧の変動を抑圧することができる。
【0054】上記実施例では、Δch側の振幅もしくは
位相を調整することで角度誤差電圧の変動ΔEを抑圧し
たが、Σch側についても同様の結果を得ることができ
る。
【0055】
【発明の効果】この発明におけるレーダ受信機は、従来
のレーダ受信機においてΣch・Δch間相対位相バラ
ンス調整に用いていたΣch側中間周波数帯可変型移相
器とΔch側中間周波数帯可変型移相器、及び可変型移
相器制御回路を削除し、既存のΔch側中間周波数帯可
変型減衰器と可変型減衰器制御回路によるΣch・Δc
h間相対振幅の調整のみで角度誤差電圧の変動を抑圧で
きるようにしたので、レーダ受信機の小型化と試験調整
時間の短縮が同時に可能となる。
【0056】この発明におけるレーダ受信機は、従来の
レーダ受信機においてΣch・Δch間相対振幅バラン
ス調整に用いていたΣch側中間周波数帯可変型減衰器
とΔch側中間周波数帯可変型減衰器、及びΣch・Δ
ch間相対位相バランス調整に用いていたΣch側中間
周波数帯可変型移相器と、Δch側中間周波数帯可変型
移相器、及び可変型移相器制御回路を削除し、Σch側
高周波帯可変型減衰器とΔch側高周波帯可変型減衰器
を設け、Δch側高周波帯可変型減衰器と可変型減衰器
制御回路によるΣch・Δch間相対振幅の調整のみで
角度誤差電圧の変動を抑圧できるようにしたので、レー
ダ受信機の小型化と試験調整時間の短縮が同時に可能と
なる。
【0057】この発明におけるレーダ受信機は、従来の
レーダ受信機においてΣch・Δch間相対振幅バラン
ス調整に用いていたΣch側中間周波数帯可変型減衰器
と、Δch側中間周波数帯可変型減衰器、及び可変型減
衰器制御回路を削除し、既存のΔch側中間周波数帯可
変型移相器と可変型移相器制御回路によるΣch・Δc
h間相対位相の調整のみで角度誤差電圧の変動を抑圧で
きるようにしたので、レーダ受信機の小型化と試験調整
時間の短縮が同時に可能となる。
【0058】この発明におけるレーダ受信機は、従来の
レーダ受信機においてΣch・Δch間相対振幅バラン
ス調整に用いていたΣch側中間周波数帯可変型減衰器
とΔch側中間周波数帯可変型減衰器と、可変型減衰器
制御回路、及びΣch・Δch間相対位相バランス調整
に用いていたΣch側中間周波数帯可変型移相器と、Δ
ch側中間周波数帯可変型移相器を削除し、Σch側高
周波帯可変型移相器とΔch側高周波帯可変型移相器を
設け、Δch側高周波帯可変型移相器と可変型移相器制
御回路によるΣch・Δch間相対位相の調整のみで角
度誤差電圧の変動を抑圧できるようにしたので、レーダ
受信機の小型化と試験調整時間の短縮が同時に可能とな
る。
【0059】この発明に係るレーダ受信機は、従来のレ
ーダ受信機においてΣch・Δch間相対振幅バランス
調整に用いていたΣch側中間周波数帯可変型減衰器と
Δch側中間周波数帯可変型減衰器と、可変型減衰器制
御回路、及びΣch・Δch間相対位相バランス調整に
用いていたΣch側中間周波数帯可変型移相器と、Δc
h側中間周波数帯可変型移相器を削除し、Σch側局部
信号可変型移相器とΔch側局部信号可変型移相器を設
け、Δch側局部信号可変型移相器と可変型移相器制御
回路によるΣch・Δch間相対位相の調整のみで角度
誤差電圧の変動を抑圧できるようにしたので、レーダ受
信機の小型化と試験調整時間の短縮が同時に可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるレーダ受信機の構成
を示すブロック図である。
【図2】この発明の他の実施例によるレーダ受信機の構
成を示すブロック図である。
【図3】この発明の他の実施例によるレーダ受信機の構
成を示すブロック図である。
【図4】この発明の他の実施例によるレーダ受信機の構
成を示すブロック図である。
【図5】この発明の他の実施例によるレーダ受信機の構
成を示すブロック図である。
【図6】従来のこの種のレーダ受信機の構成を示すブロ
ック図である。
【図7】アンテナビームのビームパターンと角度誤差電
圧を示す図である。
【図8】Σch,Δch間に相対位相誤差Φ、相対振幅
誤差Aがあった場合のΣch,Δch出力ビデオ信号の
ベクトル表示を示す図である。
【図9】A*cosΦ=1を表す曲線を示す図である。
【符号の説明】 1 受信機 2 Σch側低雑音増幅器 3 Σch側ミキサ 4 Σch側バンドパスフィルタ 5 Σch側中間周波数帯可変型減衰器 6 Σch側中間周波数帯可変型移相器 7 Σch側中間周波数帯増幅器 8 Σch側位相検波器 9 Δch側低雑音増幅器 10 Δch側ミキサ 11 Δch側バンドパスフィルタ 12 Δch側中間周波数帯可変型減衰器 13 Δch側中間周波数帯可変型移相器 14 Δch側中間周波数帯増幅器 15 Δch側位相検波器 16 パワーディバイダ 17 可変型減衰器制御回路 18 可変型移相器制御回路 19 Σch側高周波信号入力端子 20 局部信号入力端子 21 Δch側高周波信号入力端子 22 Σch側ビデオ信号出力端子 23 Δch側ビデオ信号出力端子 24 Σch側高周波帯可変型減衰器 25 Δch側高周波帯可変型減衰器 26 Σch側高周波帯可変型移相器 27 Δch側高周波帯可変型移相器 28 Σch側局部信号可変型移相器 29 Δch側局部信号可変型移相器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波パルス受信信号のΣch側入力端
    に接続されたΣch側低雑音増幅器と、上記Σch側低
    雑音増幅器の出力端に接続され高周波信号と局部信号を
    ミキシングするΣch側ミキサと、上記Σch側ミキサ
    の出力端に接続され不要波を抑圧するΣch側バンドパ
    スフィルタと、上記Σch側バンドパスフィルタの出力
    端に接続されたΣch側中間周波数帯可変型減衰器と、
    上記Σch側中間周波数帯可変型減衰器の出力端に接続
    されたΣch側中間周波数帯増幅器と、上記Σch側中
    間周波数帯増幅器の出力端に接続されたΣch側位相検
    波器と、および高周波パルス受信信号のΔch側入力端
    に接続されたΔch側低雑音増幅器と、上記Δch側低
    雑音増幅器の出力端に接続され高周波信号と局部信号を
    ミキシングするΔch側ミキサと、上記Δch側ミキサ
    の出力端に接続され不要波を抑圧するΔch側バンドパ
    スフィルタと、上記Δch側バンドパスフィルタの出力
    端に接続されたΣchとΔch間の相対振幅バランス調
    整用のΔch側中間周波数帯可変型減衰器と、上記Δc
    h側中間周波数帯可変型減衰器の出力端に接続されたΔ
    ch側中間周波数帯増幅器と、上記Δch側中間周波数
    帯増幅器の出力端に接続されたΔch側位相検波器と、
    及び上記Δch側中間周波数帯可変型減衰器を駆動する
    可変型減衰器制御回路と、及び局部信号入力端子に接続
    されたパワーディバイダとで構成されるレーダ受信機に
    おいて、上記Σch側位相検波器出力のΣchビデオ信
    号と、上記Δch側位相検波器出力のΔchビデオ信号
    の相対位相誤差値及び相対振幅誤差値から、ΣchとΔ
    chとの角度誤差電圧の変動を抑圧するのに必要な振幅
    値を求め、上記可変型減衰器制御回路により所望の減衰
    量を上記Δch側中間周波数帯可変型減衰器に対し設定
    する手段を備えたことを特徴とするレーダ受信機。
  2. 【請求項2】 高周波パルス受信信号のΣch側入力端
    に接続されたΣch側低雑音増幅器と、上記Σch側低
    雑音増幅器の出力端に接続されたΣch側高周波帯可変
    型減衰器と、上記Σch側高周波帯可変型減衰器の出力
    端に接続され高周波信号と局部信号をミキシングするΣ
    ch側ミキサと、上記Σch側ミキサの出力端に接続さ
    れ不要波を抑圧するΣch側バンドパスフィルタと、上
    記Σch側バンドパスフィルタの出力端に接続されたΣ
    ch側中間周波数帯増幅器と、上記Σch側中間周波数
    帯増幅器の出力端に接続されたΣch側位相検波器と、
    及び高周波パルス受信信号のΔch側入力端に接続され
    たΔch側低雑音増幅器と、上記Δch側低雑音増幅器
    の出力端に接続されたΔch側高周波帯可変型減衰器
    と、上記Δch側高周波帯可変型減衰器の出力端に接続
    され高周波信号と局部信号をミキシングするΔch側ミ
    キサと、上記Δch側ミキサの出力端に接続され不要波
    を抑圧するΔch側バンドパスフィルタと、上記Δch
    側バンドパスフィルタの出力端に接続されたΔch側中
    間周波数帯増幅器と、上記Δch側中間周波数帯増幅器
    の出力端に接続されたΔch側位相検波器と、及び上記
    Δch側高周波帯可変型減衰器を駆動する可変型減衰器
    制御回路と、及び局部信号入力端子に接続されたパワー
    ディバイダとで構成されるレーダ受信機において、上記
    Σch側位相検波器出力のΣchビデオ信号と、上記Δ
    ch側位相検波器出力のΔchビデオ信号の相対位相誤
    差値及び相対振幅誤差値から、ΣchとΔchとの角度
    誤差電圧の変動を抑圧するのに必要な振幅値を求め、上
    記可変型減衰器制御回路により所望の減衰量を上記Δc
    h側高周波帯可変型減衰器に対し設定する手段を備えた
    ことを特徴とするレーダ受信機。
  3. 【請求項3】 高周波パルス受信信号のΣch側入力端
    に接続されたΣch側低雑音増幅器と、上記Σch側低
    雑音増幅器の出力端に接続され高周波信号と局部信号を
    ミキシングするΣch側ミキサと、上記Σch側ミキサ
    の出力端に接続され不要波を抑圧するΣch側バンドパ
    スフィルタと、上記Σch側バンドパスフィルタの出力
    端に接続されたΣch側中間周波数帯可変型移相器と、
    上記Σch側中間周波数帯可変型移相器の出力端に接続
    されたΣch側中間周波数帯増幅器と、上記Σch側中
    間周波数帯増幅器の出力端に接続されたΣch側位相検
    波器と、及び高周波パルス受信信号のΔch側入力端に
    接続されたΔch側低雑音増幅器と、上記Δch側低雑
    音増幅器の出力端に接続され高周波信号と局部信号をミ
    キシングするΔch側ミキサと、上記Σch側ミキサの
    出力端に接続され不要波を抑圧するΔch側バンドパス
    フィルタと、上記Δch側バンドパスフィルタの出力端
    に接続されたΔch側中間周波数帯可変型移相器と、上
    記Δch側中間周波数帯可変型移相器の出力端に接続さ
    れたΔch側中間周波数帯増幅器と、上記Δch側中間
    周波数帯増幅器の出力端に接続されたΔch側位相検波
    器と、及び上記Δch側中間周波数帯可変型移相器を駆
    動する可変型移相器制御回路と、及び局部信号入力端子
    に接続されたパワーディバイダとで構成されるレーダ受
    信機において、上記Σch側位相検波器出力のΣchビ
    デオ信号と、上記Δch側位相検波器出力のΔchビデ
    オ信号の相対位相誤差値及び相対振幅誤差値から、Σc
    hとΔchとの角度誤差電圧の変動を抑圧するのに必要
    な移相量を求め、上記可変型移相器制御回路により所望
    の移相量を上記Δch側中間周波数帯可変型移相器に対
    し設定する手段を備えたことを特徴とするレーダ受信
    機。
  4. 【請求項4】 高周波パルス受信信号のΣch側入力端
    に接続されたΣch側低雑音増幅器と、上記Σch側低
    雑音増幅器の出力端に接続されたΣch側高周波帯可変
    型移相器と、Σch側高周波帯可変型移相器の出力端に
    接続され高周波信号と局部信号をミキシングするΣch
    側ミキサと、上記Σch側ミキサの出力端に接続され不
    要波を抑圧するΣch側バンドパスフィルタと、上記Σ
    ch側バンドパスフィルタの出力端に接続されたΣch
    側中間周波数帯増幅器と、上記Σch側中間周波数帯増
    幅器の出力端に接続されたΣch側位相検波器と、及び
    高周波パルス受信信号のΔch側入力端に接続されたΔ
    ch側低雑音増幅器と、上記Δch側低雑音増幅器の出
    力端に接続されたΔch側高周波帯可変型移相器と、Δ
    ch側高周波帯可変型移相器の出力端に接続され高周波
    信号と局部信号をミキシングするΔch側ミキサと、上
    記Δch側ミキサの出力端に接続され不要波を抑圧する
    Δch側バンドパスフィルタと、上記Δch側バンドパ
    スフィルタの出力端に接続されたΔch側中間周波数帯
    増幅器と、上記Δch側中間周波数帯増幅器の出力端に
    接続されたΔch側位相検波器と、及び上記Δch側高
    周波帯可変型移相器を駆動する可変型移相器制御回路と
    及び局部信号入力端子に接続されたパワーディバイダと
    で構成されるレーダ受信機において、上記Σch側位相
    検波器出力のΣchビデオ信号と、上記Δch側位相検
    波器出力のΔchビデオ信号の相対位相誤差値及び相対
    振幅誤差値から、ΣchとΔchとの角度誤差電圧の変
    動を抑圧するのに必要な移相量を求め、上記可変型移相
    器制御回路により所望の移相量を上記Δch側高周波帯
    可変型移相器に対し設定する手段を備えたことを特徴と
    するレーダ受信機。
  5. 【請求項5】 高周波パルス受信信号のΣch側入力端
    に接続されたΣch側低雑音増幅器と、上記Σch側低
    雑音増幅器の出力端に接続され高周波信号と局部信号を
    ミキシングするΣch側ミキサと、上記Σch側ミキサ
    の出力端に接続され不要波を抑圧するΣch側バンドパ
    スフィルタと、上記Σch側バンドパスフィルタの出力
    端に接続されたΣch側中間周波数帯増幅器と、上記Σ
    ch側中間周波数帯増幅器の出力端に接続されたΣch
    側位相検波器と、及び高周波パルス受信信号のΔch側
    入力端に接続されたΔch側低雑音増幅器と、上記Δc
    h側低雑音増幅器の出力端に接続され高周波信号と局部
    信号をミキシングするΔch側ミキサと、上記Δch側
    ミキサの出力端に接続され不要波を抑圧するΔch側バ
    ンドパスフィルタと、上記Δch側バンドパスフィルタ
    の出力端に接続されたΔch側中間周波数帯増幅器と、
    上記Δch側中間周波数帯増幅器の出力端に接続された
    Δch側位相検波器と、局部信号入力端子に接続された
    パワーディバイダと、上記パワーディバイダと上記Σc
    h側ミキサの間に接続されたΣch側局部信号可変型移
    相器と、上記パワーディバイダと上記Δch側ミキサの
    間に接続されたΔch側局部信号可変型移相器と、及び
    上記Δch側局部信号可変型移相器を駆動する可変型移
    相器制御回路で構成されるレーダ受信機において、上記
    Σch側位相検波器出力のΣchビデオ信号と、上記Δ
    ch側位相検波器出力のΔchビデオ信号の相対位相誤
    差値及び相対振幅誤差値から、ΣchとΔchとの角度
    誤差電圧の変動を抑圧するのに必要な移相量を求め、上
    記可変型移相器制御回路により所望の移相量を上記Δc
    h側局部信号可変型移相器に対し設定する手段を備えた
    ことを特徴とするレーダ受信機。
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