JPH07218460A - NOxガス検知半導体およびその製造方法 - Google Patents

NOxガス検知半導体およびその製造方法

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JPH07218460A JP1287394A JP1287394A JPH07218460A JP H07218460 A JPH07218460 A JP H07218460A JP 1287394 A JP1287394 A JP 1287394A JP 1287394 A JP1287394 A JP 1287394A JP H07218460 A JPH07218460 A JP H07218460A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気中での電気抵抗値が低く、NOX ガスを
高感度に検出することができるNOX ガス検知半導体と
することを目的とする。 【構成】 酸化第二錫および酸化亜鉛を主成分とし半導
体中の酸化第二錫に対する酸化亜鉛の元素比(Zn/S
n)が1.8〜1.1の範囲にあるNOX ガス検知半導
体。この半導体は非晶質に近い構造を有し、上記の組成
にスッパタリングなどの蒸着で形成された後、600〜
800℃の温度範囲で熱処理されて製造される。この半
導体を使用したNOX ガス検知素子は、電は抵抗値が低
く高感度でNOX ガスを検知することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NOx ガス検知素子に
使用する半導体およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、NOx ガスを検知する方法として
は、赤外線吸収法、化学発光法および電気分解法などが
知られている。上記の方法は、一般にガス検知精度が高
いものは高価で、大型の装置が必要であるといった問題
がある。これに対して安価で小型のガス検知素子として
は、酸化物半導体、固体電解質、有機半導体および圧電
体を用いたガス検知器が知られている。このうち特にN
型半導体特性を示すTiO2 、SnO2 およびZnOな
どの酸化物半導体をガス検知体として用いたガス検知素
子は、特公平3−13854号公報、特開平2−126
146号公報および米国特許第4358950号明細書
などに提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の酸化物半導体
は、NOX ガスが接触すると半導体内の電子がNOX
スに奪われ電気抵抗値が変化する。この電気抵抗値は、
NOX ガスを含まない空気中での電気抵抗値に比べNO
X ガス吸着時の電気抵抗値が増加する。この電気抵抗値
の増加を検知することでNOX ガスの検知ができる。こ
のため酸化物半導体をNOX ガス検知素子として使用す
るには、空気中での電気抵抗値が低い酸化物半導体ほど
ガス検知が容易である。またNOX ガス吸着後の電気抵
抗値の増加の割合が高い酸化物半導体ほどNOX ガス検
知感度は高くなる。しかしながら、TiO2 系酸化物は
熱安定性に優れる一方、もともと空気中での電気抵抗値
が高くNOX ガス感度は低い。また、空気中の電気抵抗
値が比較的低いSnO2 およびZnO系酸化物は、高感
度のNOX ガス検知特性を示すが熱安定性に乏しいなど
の問題があった。
【0004】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、熱的安定性に優れる一方で空気中での電気抵抗値が
低く、NOX ガスを高感度に検出することができる酸化
物半導体を用いたガス検知素子を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のNOX ガス検知
半導体は、酸化第二錫および酸化亜鉛を主成分とし、該
半導体中の酸化第二錫に対する酸化亜鉛の元素比(Zn
/Sn)が1.8〜1.1の範囲にあることを特徴とす
る。このNOX ガス検知半導体は、酸化第二錫およびペ
ロブスカイト型複合酸化物(錫酸亜鉛)の微結晶を有す
る非晶質に近い構造を有するものとすることができる。
【0006】このNOX ガス検知半導体は、酸化第二錫
に対する酸化亜鉛の元素比が1.8〜1.1の範囲にあ
る。この半導体は、錫と亜鉛の元素比を変化させるとそ
の結晶構造が変わりX線回折図が大きく変化する。図4
にその代表的なX線回折図の例を示した。X線回折図に
よるとSnO2 に対するZnOの元素比がZn/Sn=
1.9以上となるとスピネル型構造によるX線回折ピー
クが多く観測される。
【0007】スピネル型構造(Zn2 SnO4 )あるい
はペロブスカイト型構造(Zn2 SnO3 )を有する酸
化物半導体(Zn−Sn−O膜)は、エタノールガスに
対して高感度であることが報告されている(Shen Yu-Sh
eng and Zhang Tian-Shu, Sensors and Actuators B, 1
2(1993)5-9) 。しかしながら、図4に示すようなスピネ
ル型構造(試料No6)を有するガス検知半導体は、空
気中での電気抵抗値が高く、NOX ガスに対する感度が
小さい。したがって、NOX ガスを検知するには錫と亜
鉛の元素比がZn/Sn=1.8以下とすることが必要
である。
【0008】一方、半導体の錫と亜鉛の元素比がZn/
Sn=1.0以下(試料No2)の場合は、SnO2
(110)面の線強度(2Θ=26〜28°)および
(211)面の線強度(2Θ=51〜53°)が強ま
り、半導体は結晶性が増加する。X線回折図による(2
11)面または(110)面の線強度が最強であり、そ
の回折線強度の半値幅が0.58以上であるような結晶
配向性の高い錫酸化物薄膜は、特公平5−3895号公
報で提案されているようにメタンおよび水素ガスに対し
て感度が極めて良いことが知られている。しかし、図4
に示すように(110)面および(211)面が強い結
晶配向性を示すような半導体膜を用いたNO X ガス検知
素子は、空気中での電気抵抗値が高くNOX ガスに対す
る感度を全く示さなかった。したがって、NOxガスに
感ずるには半導体の元素比がZn/Sn=1.1以上と
することが必要である。
【0009】本発明に係る半導体のNOX ガス検知膜
は、元素比Zn/Sn=1.45の例の半導体(試料N
o4)のX線回折図に見られるようにSnO2 の(10
1)面の線強度(2Θ=33〜35°)が弱くアモルフ
ァス構造に近い構造をとっていることが、NOX ガス検
知性能を高めるのに好ましい。本発明では、酸化第二錫
(SnO2 )および酸化亜鉛(ZnO)を主成分とし、
錫と亜鉛の元素比を1.1〜1.8の範囲とすること
で、酸化第二錫と酸化亜鉛とがアモルファス構造に近い
構造に複合化されて空気中での電気抵抗値が低く、かつ
単独の酸化物に比べてNOX ガス感度の高いガス検知用
の酸化物半導体が得られる。
【0010】本発明のNOX ガス検知半導体の製造方法
は、酸化第二錫および酸化亜鉛を主成分とし酸化第二錫
に対する酸化亜鉛の元素比(Zn/Sn)が1.8〜
1.1の薄膜をスパッタリングなどの蒸着により形成す
る薄膜形成工程と、該薄膜を600〜800℃の温度範
囲で熱処理して該薄膜を非晶質に近い構造とする熱処理
工程と、からなることを特徴とする。
【0011】本発明の半導体の製造方法は、薄膜形成工
程で、たとえば、金属錫および金属亜鉛をターゲット材
とする反応性多元スパッタ、上記の組成範囲を満たす複
合酸化物(錫酸亜鉛)あるいは合金(Zn−Sn)をタ
ーゲット材とするスパッタ、および蒸着法、熱分解法な
どで薄膜が形成される。この薄膜の組成は、たとえば、
各成分の成膜速度に基づいてターゲットへの投入出力を
調整することで元素比を(Zn/Sn)1.8〜1.1
の範囲とすることができる。得られた生成物の元素の組
成は高周波プラズマ発光分光分析法で確認することがで
きる。
【0012】熱処理工程では、成膜された薄膜が空気中
で600〜800℃の温度範囲で熱処理される。熱処理
なしあるいは上記の温度600℃未満未満で熱処理され
た場合の薄膜は、NOX ガスを検知することはできる
が、その再現性および安定性に欠けるので好ましくな
い。また、この上記の温度範囲800℃をこえた温度で
熱処理された場合の薄膜はNOxガスを高応答・低感度
で検知できるが、NOxガス検知半導体の電気抵抗値が
高くなりすぎ、本発明の低電気抵抗化の点で好ましくな
い。
【0013】この熱処理工程によりガス検知半導体膜
は、酸化第二錫およびペロブスカイト型複合酸化物の微
結晶を有した非晶質に近い構造とすることができる。こ
のことは600〜800℃の温度で熱処理された時、上
記の構造が特に多くX線回折図で観測できる。
【0014】
【作用】本発明のNOX ガス検知半導体は、酸化第二錫
に対する酸化亜鉛を主成分とした酸化物半導体で錫と亜
鉛の元素比(Zn/Sn)を1.8〜1.1の範囲とし
て構成されている。このため、この半導体は酸化第二錫
と酸化亜鉛とが複合化されて空気中での電気抵抗値が低
く、かつ単独の酸化物に比べて熱的安定性に優れNOX
ガス感度が高くなる。
【0015】本発明に係るNOX ガス検知半導体は、酸
化第二錫およびペロブスカイト型複合酸化物の微結晶を
有した非晶質に近い構造とすることでNOX ガス検知性
能を安定化することができる。この構造は半導体膜を上
記の温度範囲で熱処理することにより容易に製造するこ
とができる。
【0016】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。図1
および図2は実施例に係るNOX ガス検知素子の形状を
示す図であり、図1は平面図、図2は断面模式図であ
る。このNOX ガス検知素子は、図1および図2に示す
ように直方体形状(1.6mm×10mm×0.3m
m)のアルミナ基板1と、該基板表面上の一端部に形成
された酸化物半導体膜からなるNOX ガス検知膜3と、
該ガス検知膜に接続され該ガス感知膜の抵抗の変化を検
知する一対の電極2および、該基板1の裏面側には基板
1を加熱してガス検知膜を所定の温度に保持するヒータ
4とから構成されている。
【0017】基板は、NOX ガス検知膜の強度を維持す
ると共に検知膜を保護するものである。この基板は、N
X ガス検知膜が多孔質として形成されるような適度の
表面粗さを有するアルミナを使用した。基板はアルミナ
の他にステアタイト、スピネルなどを使用することがで
きる。このアルミナ基板1の表面には、図1に示す形状
の電極2(対の電極間の距離は0.2mmである)を、
アルミナ基板1の裏面には図2に示すような形状(略全
面)にヒータとして白金をDCスッパタで形成した。
【0018】この電極2およびヒータ4は、白金以外
に、金、ニッケルなどの導電性の材料でスパッタ、印刷
・焼付けなどによって形成してもよい。ガス検知半導体
膜は、上記の電極を形成した基板の一端部に図1に示す
形状で電極面上に成膜して形成した。この半導体膜は、
SnO2 およびZnOの酸化物ターゲットを用い、多元
スパッタ法により形成した。
【0019】このガス検知半導体膜の製造は、以下のよ
うにしておこなった。まず、図3に示すようにSnO2
およびZnOターゲットへの投入出力(W)に対するそ
れぞれの元素のスパッタ成膜速度(Å/min)を求め
た。次にこの成膜速度に基づいて表1に示す所定の元素
比になるようにSnO2 およびZnOターゲットへの投
入出力(W)を決定し膜厚5000Åの各半導体膜試料
を作製した。各半導体膜試料はSnO2 に対するZnO
の元素比を以下のように変え、SnO2 単体(比較例N
o1)、Zn/Sn=1.0(比較例No2)、Zn/
Sn=1.1(実施例No3)、Zn/Sn=1.45
(実施例No4)、Zn/Sn=1.8(実施例No
5)、Zn/Sn=1.9(比較例No6)、ZnO単
体(比較例No7)の7種の半導体膜試料を作製した。
【0020】スパッタの条件は、NOX ガス検知膜の比
表面積をできるだけ大きくするためにアルゴンガス圧を
15mTorrとし、電源として13.56MHzの高
周波電源を用いて、膜厚が5000Åとなるように図3
に示すSnO2 およびZnOの成膜速度からスパッタ時
間を決定した。成膜された半導体膜Zn/Snの元素比
は、高周波プラズマ発光分析により算定した。
【0021】
【表1】 このようにNOX ガス検知膜を基板の表面に形成した
後、空気中で600℃で1時間熱処理をおこない半導体
膜の構造を安定化させた。
【0022】図4には、得られた各半導体試料の熱処理
後のX線回折のチャートを示す。本実施例のNo4は他
の比較例の試料が示すような結晶性のピークは認められ
なかった。すなわち、本実施例のNo4は非晶質に近い
構造を有している。 (評価)上記の各サンプルにおけるNOX ガスに対する
応答性(検知感度)を評価した。NOX ガス検知素子の
温度を基板の裏面に設けたヒータで400℃、300℃
にそれぞれ保ち、雰囲気の相対湿度を20%としたAi
r雰囲気ガス(酸素20%、窒素80%)を最初180
秒間流し、その後、このAir雰囲気ガスにNO 2 ガス
を100ppm導入し180秒間、次にNO2 ガスの濃
度を200ppmとして180秒間、さらに濃度を30
0ppmの順に変えて、各試料の検知膜で形成したNO
X ガス検知素子の電気抵抗値の変化を測定した。縦軸に
素子の電気抵抗値を、横軸に時間をとり抵抗値が時間と
共に変化する様子を示すチャートを図5、図6に示す。
図5はセンサの動作温度が400℃の場合であり、図6
は動作温度が300℃の場合である。
【0023】図5のチャートに示すように動作温度が4
00℃の場合には、NO2 ガスの導入により電気抵抗が
急激に変化しNO2 ガスを検知している。しかし、濃度
が変化した200ppm、300ppmおよびNO2
スの導入を止めた時点での電気抵抗の変化の度合いは実
施例と比較例の試料とでは差がある。Zn/Sn組成比
が1.1から1.8の範囲内にある実施例No3、4、
5では、SnO2 およびZnO単体である比較例No1
および比較例No7と比較すると、NO2 の量が変化し
た時点で抵抗値が変化する。しかし、比較例のチャート
(No1、No7)では抵抗の変化が明確ではない。そ
して実施例3、4、5はNO2 ガス検知感度はともに2
桁程度の電気抵抗値変化となる高感度特性を示し、応答
性の立ち上がりおよび立ちさがりの点で比較例No1お
よび比較例No7よりも優れている。本発明の錫と亜鉛
の元素比の範囲(Zn/Sn:1.1〜1.8)外であ
る比較例No2および比較例No6では空気中の電気抵
抗値が高くなりすぎてNO X ガスに対する抵抗の変化は
検知感度は示さなかった。
【0024】動作温度が300℃の場合には、図6に示
すように動作温度400℃の場合と同様、実施例No3
は比較例No1および比較例No7に比べて応答性の立
ち上がりおよび立ちさがりが良好である。さらにNO2
ガスの量が300ppmの場合には電気抵抗値の変化が
3桁の極めて良い感度特性を示し、明らかに比較例No
1および比較例No7よりも優れている。さらに、実施
例No4の素子の電気抵抗はSnO2 単体の比較例No
1と同程度の低抵抗であることがわかる。本発明の錫と
亜鉛の元素比が範囲外である比較例No2および比較例
No6は動作温度400℃の場合と同様、空気中の電気
抵抗値が高くなりすぎ、NO2 ガスに対する検知感度が
得られなかった。
【0025】NOX ガス検知感度はガス検知半導体膜の
温度によって大きく異なり、一般には300〜400℃
の動作温度でNOX ガスを検知するが、本発明では20
0〜600℃の動作温度範囲でNOX ガスの検知が可能
である。
【0026】
【発明の効果】上述のように本発明に係るNOX ガス検
知半導体は、SnO2 およびZnOを主成分としSnO
2 に対するZnOの元素比を1.8〜1.1の範囲とし
たことにより、200〜600℃の動作温度範囲で高感
度で安定した検知特性を有するNOX ガス検知素子が形
成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この図は実施例のガス検知素子の形状を示す
平面図である。
【図2】 この図は実施例のガス検知素子の形状を示す
断面図である。
【図3】 この図はSnO2 およびZnOターゲットへ
の投入出力に対するそれぞれのスパッタ成膜速度を示す
線グラフである。
【図4】 この図は各試料のX線回折のチャートであ
る。
【図5】 この図は動作温度が400℃の場合の試料半
導体の抵抗の変化を示すチャートである。
【図6】 この図は動作温度が300℃の場合の試料半
導体の抵抗の変化を示すチャートである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化第二錫および酸化亜鉛を主成分と
    し、該半導体中の酸化第二錫に対する酸化亜鉛の元素比
    (Zn/Sn)が1.8〜1.1の範囲にあることを特
    徴とするNOX ガス検知半導体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のガス検知半導体は、酸
    化第二錫およびペロブスカイト型複合酸化物(錫酸亜
    鉛)の微結晶を有する非晶質に近い構造を有しているこ
    とを特徴とする。
  3. 【請求項3】 酸化第二錫および酸化亜鉛を主成分とし
    酸化第二錫に対する酸化亜鉛の元素比(Zn/Sn)が
    1.8〜1.1の薄膜をスパッタリングなどの蒸着によ
    り形成する薄膜形成工程と、該薄膜を600〜800℃
    の温度範囲で熱処理して該薄膜を非晶質に近い構造とす
    る熱処理工程と、からなることを特徴とするNOX ガス
    検知半導体の製造方法。
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