JPH07218269A - ドリフト検出補正回路 - Google Patents

ドリフト検出補正回路

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JPH07218269A
JPH07218269A JP6030942A JP3094294A JPH07218269A JP H07218269 A JPH07218269 A JP H07218269A JP 6030942 A JP6030942 A JP 6030942A JP 3094294 A JP3094294 A JP 3094294A JP H07218269 A JPH07218269 A JP H07218269A
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JP6030942A
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Takeshi Nakamura
村 武 中
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2つの信号の差に含まれるドリフト成分を検
出し、自動的に補正することができるドリフト検出補正
回路を得る。 【構成】 振動ジャイロ12の2つの圧電素子16a,
16bを第1の差動回路34に接続する。第1の差動回
路34の出力信号を、第1および第2の同期検波回路4
0,50で同期検波し、さらに第1および第2の平滑回
路44,54で平滑する。第1の平滑回路44を増幅回
路58に接続する。2つの平滑回路44,54の出力信
号の差を第2の差動回路56から出力し、それに応じて
移相回路62を制御する。移相回路62によって、同期
信号発生回路60で発生する同期信号の位相を調整す
る。2つの同期検波回路の同期信号は、同一の時間的な
中心点を有し、その中心点からみて時間的に対称な形状
でかつ異なる時間帯を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はドリフト検出補正回路
に関し、特にたとえば、振動体を用いた振動ジャイロや
加速度センサなどのように、目的とする検出信号と駆動
信号などとを含む2つの信号の差をとることによって、
目的とする検出信号のみを測定する回路に用いられるド
リフト検出補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図21は、2つの出力信号の差を測定す
ることによって回転角速度を検出するための振動ジャイ
ロの一例を示す図解図である。振動ジャイロ1は、たと
えば正3角柱状の振動体2を含む。振動体2の側面のほ
ぼ中央には、それぞれ圧電素子3a,3b,3cが形成
される。圧電素子3a,3b間には、可変抵抗器4が接
続される。この可変抵抗器4と圧電素子3cとの間に、
発振回路5が接続される。この発振回路5の信号が圧電
素子3a,3bに与えられ、圧電素子3cの出力信号が
発振回路5に帰還される。それによって、振動体2は、
圧電素子3c形成面に直交する方向に屈曲振動する。
【0003】圧電素子3a,3bは、差動回路6に接続
される。この差動回路6の出力信号は同期検波回路7で
検波され、さらに平滑回路8で平滑される。振動ジャイ
ロ1に回転角速度が加わっていないとき、振動体2は圧
電素子3c形成面に直交する方向に屈曲振動しているた
め、圧電素子3a,3bの出力信号は共に等しくなる。
このとき、振動ジャイロ1には回転角速度が加わってい
ないため、この出力信号は駆動信号である。ところが、
実際には、圧電素子3a,3bの出力信号に差が生じる
ため、差動回路6に入力される信号が同じになるよう
に、可変抵抗器4が調整される。したがって、このと
き、差動回路6の出力信号は0である。
【0004】振動ジャイロ1が振動体2の軸を中心とし
て回転すると、コリオリ力によって振動体2の屈曲振動
の方向が変わり、圧電素子3a,3bに発生する信号に
差が生じる。この信号の変化は振動体2の振動方向の変
化に対応するため、圧電素子3a,3bに発生する信号
は回転角速度に対応した信号となる。この回転角速度に
対応した信号は、図22に示すように、駆動信号と90
°の位相差を有している。回転角速度に対応した信号は
振動体2の屈曲振動により発生するため、正弦波とな
る。また、駆動信号には高調波成分が含まれるため、駆
動信号は三角波となっている。そして、差動回路6で圧
電素子3a,3bの出力信号の差をとれば、駆動信号は
互いに相殺され、回転角速度に対応した信号のみが出力
される。この差動回路6からの出力信号の正部分または
負部分を同期検波して平滑することにより、振動ジャイ
ロ1に加わった回転角速度を検出することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような振動ジャイ
ロでは、予め無回転時の差動回路の出力が0となるよう
に、可変抵抗器が調整されている。しかしながら、雰囲
気温度が変化したり、経時変化などにより、振動ジャイ
ロの特性が変動することがある。このような場合、2つ
の圧電素子の駆動信号に差が生じ、差動回路から駆動信
号成分が出力される場合がある。2つの圧電素子の駆動
信号にレベル差が生じた場合、図23に示すように、回
転角速度に対応した信号に同期して検波し、平滑するこ
とによって、駆動信号成分を相殺することができる。し
かしながら、図24に示すように、2つの圧電素子の出
力信号に位相差が生じた場合、差動回路から出力される
駆動信号成分の位相がずれる。そのため、回転角速度に
対応した信号に同期して検波し平滑しても、駆動信号成
分が相殺されない。この駆動信号成分がドリフトとな
り、回転角速度を正確に検出することができない。この
ような場合、可変抵抗器を再調整して、差動回路からの
出力が0となるようにする必要がある。
【0006】このようなドリフトを抑制するためのいく
つかの回路が考案されたが、それらは特定の条件下で効
果はあるものの、抑制力としては十分なものではなかっ
た。そのため、微小な回転角速度が加わったときに、そ
の回転角速度に対応した信号とドリフトとの区別をする
ことができなかった。
【0007】それゆえに、この発明の主たる目的は、2
つの信号の差に含まれるドリフト成分を検出し、自動的
に補正することができるドリフト検出補正回路を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、2つの信号
の差をとるための第1の差動回路と、第1の差動回路の
出力信号を同期検波するための第1の同期検波回路と、
第1の同期検波回路の出力信号を平滑するための第1の
平滑回路と、第1の差動回路の出力信号を同期検波する
ための第2の同期検波回路と、第2の同期検波回路の出
力信号を平滑するための第2の平滑回路と、第1の平滑
回路の出力信号と第2の平滑回路の出力信号の差をとる
ための第2の差動回路とを含み、第1の同期検波回路お
よび第2の同期検波回路は同一の時間的な中心点を有す
る同期信号に同期して動作し、2つの同期信号は中心点
からみて時間的に対称な形状を有しかつ異なる時間帯を
有する、ドリフト検出補正回路である。このドリフト検
出補正回路において、一方の同期信号は時間的な中心点
を含む1つの信号からなり、他方の同期信号は一方の同
期信号を挟む2つの信号部分からなり、かつ一方の同期
信号の時間幅と他方の同期信号のそれぞれの信号部分の
時間幅とが等しくなるようにすることができる。また、
それぞれの同期信号は時間的な中心点を含み、一方の同
期信号の時間幅は他方の同期信号の時間幅の1/3とな
るようにしてもよい。さらに、ドリフトを抑制するため
に、第2の差動回路の出力信号に対応して同期信号の位
相を変えるための移相回路を用いることができる。ま
た、ドリフトを抑制するために、第2の差動回路の出力
信号に対応して2つの信号の少なくとも一方の位相を調
整するための位相調整回路を用いてもよい。さらに、ド
リフトを抑制するために、第1の平滑回路の出力信号と
第2の差動回路の出力信号との差をとるための第3の差
動回路を用いてもよい。
【0009】
【作用】第1の差動回路の出力信号が、同一の時間的な
中心点を有する同期信号に同期して検波される。これら
の同期信号の形状は、時間的な中心点からみて対称であ
りかつ異なる時間帯を有する。これらの同期信号に同期
して第1の差動回路から出力される正弦波を検波し、平
滑して第2の差動回路で差をとれば、第1の差動回路か
ら出力される正弦波を相殺することができる。このと
き、一方の同期信号は時間的な中心点を含む1つの信号
からなり、他方の同期信号は一方の同期信号を挟む2つ
の信号部分からなり、かつ一方の同期信号の時間幅と他
方の同期信号のそれぞれの信号部分の時間幅とが等しく
なるようにすれば、単に第1の平滑回路の出力信号およ
び第2の平滑回路の出力信号の差をとることにより、正
弦波を相殺することができる。また、それぞれの同期信
号は時間的な中心点を含み、一方の同期信号の時間幅は
他方の同期信号の時間幅の1/3となるようにすれば、
一方の同期信号に同期して検波し平滑した信号を2倍し
て、他方の同期信号に同期して検波し平滑した信号から
差し引くことにより、正弦波を相殺することができる。
【0010】高調波成分については、零交差点を中心と
して上述の同期信号に同期して検波すれば、平滑するこ
とにより相殺される。この回路では、たとえば第1の平
滑回路の出力信号が目的とする信号として検出される
が、高調波成分を含むドリフトは相殺されるため、必要
な信号のみを得ることができる。しかしながら、零交差
点を中心とせずに高調波成分を同期検波すると、高調波
成分は相殺されず、第2の差動回路から出力信号が得ら
れる。したがって、第2の差動回路の出力信号の有無に
より、ドリフトの有無を検出することができる。
【0011】第2の差動回路から信号が出力された場
合、その信号に対応して、ドリフトを抑制することがで
きる。たとえば、第2の差動回路の出力信号に対応して
同期信号の位相を変えるための移相回路を用いれば、各
同期検波回路における検波位置を変えることができる。
それにより、高調波成分を相殺できる位置で同期検波す
ることができ、目的とする信号のみを得ることができ
る。また、第2の差動回路の出力信号に対応して、第1
の差動回路に入力される2つの信号の少なくとも一方の
位相を調整すれば、検波する位置に高調波成分の零交差
点をもっていくことができ、高調波成分を相殺すること
ができる。さらに、第1の平滑回路の出力信号と第2の
差動回路の出力信号との差をとるための第3の差動回路
を用いれば、第1の平滑回路の出力信号に含まれる平滑
された高調波成分を取り除くことができる。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、第1の差動回路に入
力される信号に高調波を含むドリフトが含まれていて
も、第2の差動回路の出力信号の有無により、それを検
出することができる。また、第2の差動回路の出力信号
に対応して、ドリフトを取り除くことができ、目的とす
る信号のみを得ることができる。このドリフトの除去は
自動的に行うことができ、可変抵抗器などの再調整の必
要がない。
【0013】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0014】
【実施例】図1はこの発明のドリフト検出補正回路10
を振動ジャイロ12に応用した例を示す図解図である。
振動ジャイロ12は、図2に示すように、たとえば正3
角柱状の振動体14を含む。振動体14は、たとえばエ
リンバ,鉄−ニッケル合金,石英,ガラス,水晶,セラ
ミックなど、一般的に振動を生じる材料で形成される。
振動体14の3つの側面のほぼ中央には、それぞれ圧電
素子16a,16b,16cが形成される。圧電素子1
6aは、図3に示すように、たとえば圧電セラミックな
どからなる圧電層18aを含む。この圧電層18aの両
面に、電極20a,22aが形成される。そして、一方
の電極22aが、振動体14に接着剤などで接着され
る。同様に、圧電素子16b,16cは圧電層18b,
18cを含み、その両面に電極20b,22bおよび電
極20c,22cが形成される。そして、一方の電極2
2b,22cが、振動体14に接着剤などで接着され
る。
【0015】圧電素子16a,16bには、それぞれ抵
抗24,26が接続される。これらの抵抗24,26と
圧電素子16cとの間に、発振回路28が接続される。
発振回路28は、増幅回路30と位相補正回路32とで
構成される。そして、圧電素子16cの出力信号が増幅
回路30に帰還され、さらに位相補正回路32で位相補
正されて、圧電素子16a,16bに信号が与えられ
る。この信号によって、振動体14は、圧電素子16c
形成面に直交する方向に屈曲振動する。
【0016】圧電素子16a,16bは、第1の差動回
路34に接続される。第1の差動回路34の出力端は、
コンデンサ36および抵抗38を介して、第1の同期検
波回路40に接続される。第1の同期検波回路40とし
ては、たとえばFET42が使用される。この場合、F
ET42は、抵抗38と電源電圧の中間点との間に接続
される。さらに、第1の同期検波回路40は、第1の平
滑回路44に接続される。したがって、FET42がO
FF状態のときに、第1の差動回路34の出力信号が第
1の平滑回路44に入力される。
【0017】また、第1の差動回路34の出力端は、コ
ンデンサ46および抵抗48を介して、第2の同期検波
回路50に接続される。第2の同期検波回路50として
は、たとえばFET52が使用される。この場合、FE
T52は、抵抗48と電源電圧の中間点との間に接続さ
れる。さらに、第2の同期検波回路50は、第2の平滑
回路54に接続される。したがって、FET52がOF
F状態のときに、第1の差動回路34の出力信号が第2
の平滑回路54に入力される。そして、第1の平滑回路
44の出力信号と第2の平滑回路54の出力信号とは、
第2の差動回路56に入力される。さらに、第1の平滑
回路44の出力信号は、増幅回路58に入力される。
【0018】第1の同期検波回路40および第2の同期
検波回路50のための同期信号を得るために、同期信号
発生回路60が用いられる。同期信号発生回路60に
は、移相回路62を介して、増幅回路30の出力信号が
入力される。移相回路62には、第2の差動回路56の
出力信号が入力され、その信号に対応して同期信号発生
回路60に入力される信号の位相が調整される。それに
より、同期信号発生回路60で発生する同期信号の位相
が調整される。同期信号発生回路60で得られた同期信
号は、FET42およびFET52のゲートに入力され
る。したがって、第1の差動回路34の出力信号は、同
期信号発生回路60で得られる同期信号に同期して検波
される。
【0019】発振回路28によって、振動ジャイロ12
の振動体14が、圧電素子16cの形成面に直交する方
向に屈曲振動する。振動ジャイロ12に回転角速度が加
わっていないときには、圧電素子16a,16bの出力
信号は同じである。このとき、振動ジャイロ12には回
転角速度が加わっていないため、この出力信号は駆動信
号である。そして、振動ジャイロ12が振動体14の軸
を中心として回転すると、コリオリ力によって振動体1
4の屈曲振動の方向が変わる。それにより、圧電素子1
6a,16bには互いに異なった信号が発生する。この
信号の変化は振動体14の振動方向の変化に対応するた
め、圧電素子16a,16bに発生する信号は、回転角
速度に対応した信号となる。また、回転角速度に対応し
た信号は、振動体14の屈曲振動によって発生するた
め、正弦波である。
【0020】第1の差動回路34からは、圧電素子16
a,16bの出力信号の差が出力される。第1の差動回
路34の出力信号は、第1の同期検波回路40および第
2の同期検波回路50で同期検波される。検波するため
の同期信号は、同期信号発生回路60で発生させられ
る。第1の同期検波回路40に与えられる同期信号とし
ては、図4に示すように、2つの信号部分から形成され
る。これらの2つの信号部分は、それぞれ第1の差動回
路34から出力される回転角速度に対応した信号の1/
2周期分の前後の1/3に対応する信号である。したが
って、第1の同期検波回路40では、図5に示すよう
に、回転角速度に対応した信号の1/6周期分が2か所
検波される。
【0021】また、第2の同期検波回路50に与えられ
る同期信号としては、図6に示すように、第1の同期検
波回路40に与えられる同期信号の2つの信号部分に挟
まれた部分である。したがって、第2の同期検波回路5
0では、図7に示すように、回転角速度に対応した信号
の1/6周期分が1か所検波される。そして、第2の同
期検波回路50で検波された信号は、第1の同期検波回
路40で検波された信号に挟まれた部分であり、振幅の
頂点を含んでいる。正弦波を1/6周期ずつに分けた場
合、振幅の頂点を中心とする1/6周期の範囲の面積
と、その前後の1/6周期の範囲の合計面積とが等しく
なる。したがって、図5および図7に示す信号を平滑回
路44,54で平滑し、第2の差動回路56で差をとれ
ば、互いに相殺されて第2の差動回路56の出力信号は
0となる。
【0022】また、図8に示すように、正弦波が零交差
する部分を中心として検波すると、第1の同期検波回路
40および第2の同期検波回路50からは、零交差点を
中心として点対称となる正負の信号が出力される。そし
て、第2の同期検波回路50の出力信号は、第1の同期
検波回路40の出力信号で挟まれた部分である。2つの
同期検波回路40,50の出力信号は、それぞれ同じ面
積を有する正負の部分からなるため、これらを平滑する
ことによって相殺される。したがって、第1の平滑回路
44および第2の平滑回路54の出力信号は0となる。
そのため、第2の差動回路56の出力信号は0となる。
【0023】さらに、図9に示すように、零交差点から
ずれた部分を中心として検波した場合、第1の同期検波
回路40からは、正側の振幅の頂点を中心とした1/6
周期分の範囲と、零交差点から負側に1/6周期分の範
囲とが出力される。また、第2の同期検波回路50から
は、零交差点から正側に1/6周期分の範囲が出力され
る。したがって、第1の平滑回路44からは、第1の同
期検波回路40の出力信号の正部分の面積の1/2に相
当する直流信号が出力される。また、第2の平滑回路5
4からは、第1の平滑回路44と同じ直流信号が出力さ
れる。そのため、第2の差動回路56からの出力信号は
0となる。このように、回転角速度に対応する正弦波信
号は、第2の差動回路56から出力されない。
【0024】第2次高調波については、図10に示すよ
うに、零交差点を中心として検波した場合、第1の同期
検波回路40から1周期分の前後1/3の範囲が出力さ
れる。また、第2の同期検波回路50からは、零交差点
を中心として1/3周期分の範囲が出力される。第1の
同期検波回路40の出力信号は、正部分と負部分とが同
じ面積であるため、第1の平滑回路44で平滑すること
により相殺される。また、第2の同期検波回路54の出
力信号も、正部分と負部分とが同じ面積であるため、第
2の平滑回路54で平滑することにより相殺される。し
たがって、2つの平滑回路44,54の出力信号は0と
なり、第2の差動回路56の出力信号も0となる。
【0025】第3次高調波については、図11に示すよ
うに、零交差点を中心として検波した場合、第1の同期
検波回路40から1.5周期分の前後1/3の範囲が出
力される。また、第2の同期検波回路50からは、零交
差点を中心として1/2周期分の範囲が出力される。第
1の同期検波回路40の出力信号は、正部分と負部分と
が同じ面積であるため、第1の平滑回路44で平滑する
ことにより相殺される。また、第2の同期検波回路54
の出力信号も、正部分と負部分とが同じ面積であるた
め、第2の平滑回路54で平滑することにより相殺され
る。したがって、2つの平滑回路44,54の出力信号
は0となり、第2の差動回路56の出力信号も0とな
る。
【0026】このように、高調波成分についても、零交
差点を中心として検波すれば、2つの平滑回路44,5
4の出力信号は0となる。したがって、第2の差動回路
56からの出力信号も0となる。振動ジャイロ12の振
動体14を屈曲振動させるための駆動信号は、これらの
高調波成分を含んでいるため、三角波となる。ところ
が、高調波成分が零交差点を中心として検波されると
き、図12に示すように、駆動信号も零交差点を中心と
して検波される。このとき、第1の同期検波回路40の
出力信号も第2の同期検波回路50の出力信号も、正部
分と負部分とが等しい面積を有する信号が出力される。
したがって、2つの平滑回路44,54で平滑すれば、
駆動信号が相殺される。つまり、高調波成分が全て相殺
されるため、それらを含む駆動信号も相殺されることに
なる。このとき、回転角速度に対応した信号は、駆動信
号と90°の位相差を有しているため、第1の差動回路
34からは、たとえば正部分のみが出力される。この第
1の差動回路34の出力信号は、図6で説明したよう
に、第1の同期検波回路40で正弦波の正部分の面積の
1/2が検波される。したがって、第1の同期検波回路
40の出力信号を第1の平滑回路44で平滑し、増幅回
路58で増幅すれば、回転角速度に対応した大きい出力
信号を得ることができる。
【0027】第2次高調波を零交差点を中心としないで
検波した場合、たとえば図13に示すように、第1の同
期検波回路40からは、正部分の1/3周期分と零交差
電を中心とした1/3周期分とが出力される。また、第
2の同期検波回路50からは、負部分の1/3周期分が
出力される。第1の同期検波回路40の出力信号を平滑
すると、正負が等しい部分は相殺され、正部分の1/3
周期分の部分が平滑されて直流出力となる。また、第2
の同期検波回路50の出力信号を平滑すると、負部分の
1/3周期分が平滑されて直流出力となる。したがっ
て、第2の差動回路56で平滑回路44,54の出力信
号の差をとれば、正の直流信号が出力される。
【0028】また、図14に示すように、第2次高調波
を負側の振幅の頂点を中心として検波すると、第1の同
期検波回路40からは、2つの正部分が出力される。ま
た、第2の同期検波回路50からは、1つの負部分が出
力される。したがって、第1の同期検波回路40の出力
信号を平滑すれば、1/2周期分の面積の2倍に相当す
る正の直流信号が得られる。また、第2の同期検波回路
50の出力信号を平滑すれば、1/2周期分の面積に相
当する負の直流信号が得られる。そのため、第2の差動
回路56で2つの平滑回路44,54の出力信号の差を
とれば、第2次高調波の1/2周期分の面積の3倍に相
当する正の直流信号が出力される。
【0029】さらに、図15に示すように、第2次高調
波を別の部分で検波すると、第1の同期検波回路40か
らは、正側の振幅の頂点を中心として、1/3周期分が
出力される。さらに、第1の同期検波回路40からは、
負側の振幅の頂点から1/3周期分が出力される。ま
た、第2の同期検波回路50からは、第1の同期検波回
路40で出力された信号に挟まれた部分が出力される。
したがって、第1の同期検波回路40の出力信号を平滑
すると、振幅の頂点から1/6周期分の面積に相当する
正の直流信号が出力される。また、第2の同期検波回路
50の出力信号を平滑すれば、振幅の頂点から1/6周
期分の面積に相当する負の直流信号が出力される。その
ため、第2の差動回路56からは、第2次高調波の振幅
の頂点を中心とした1/3周期分の面積に相当する正の
直流信号が出力される。
【0030】第3次高調波を零交差点を中心としないで
検波すると、たとえば図16に示すように、第1の同期
検波回路40からは、1/6周期分の正部分とそれに連
続する1/3周期分の負部分とが、2か所出力される。
また、第2の同期検波回路50からは、1/6周期分の
負部分とそれに連続する1/3周期分の正部分とが出力
される。したがって、第1の同期検波回路40の出力信
号を平滑すると、振幅の頂点を中心として1/3周期分
の面積の2倍に相当する負の直流信号が得られる。ま
た、第2の同期検波回路50の出力信号を平滑すると、
振幅の頂点を中心として1/3周期分の面積に相当する
正の直流信号が得られる。そのため、第2の差動回路5
6からは、第3次高調波の振幅の頂点を中心として1/
3周期分の面積の3倍に相当する負の直流信号が出力さ
れる。
【0031】このように、高調波成分は、零交差点を中
心として検波しないと、第2の差動回路56から直流信
号が出力される。このことは、図17に示すように、第
1の差動回路から出力される駆動信号が零交差点を中心
として検波されないことを意味する。図17からわかる
ように、第1の同期検波回路40からは、零交差点から
正部分の1/6周期分と、負側の振幅の頂点を中心とし
て1/6周期分とが出力される。また、第2の同期検波
回路50からは、零交差点から1/6周期分の負部分が
出力される。したがって、2つの同期検波回路40,5
0の出力信号を平滑して差をとると、第2の差動回路5
6からは、負の直流信号が出力される。
【0032】つまり、駆動信号の零交差点を中心として
検波すると、第1の同期検波回路40で検波し、第1の
平滑回路44で平滑することによって、駆動信号を相殺
することができる。しかしながら、駆動信号の零交差点
を中心とせずに検波すると、第1の平滑回路44の出力
信号に駆動信号成分が含まれることになる。このとき、
第2の差動回路56から信号が出力されるので、この信
号に対応して駆動信号成分を除去することができる。
【0033】この実施例では、補正手段として、移相回
路62が用いられる。移相回路62では、同期信号発生
回路60に入力される信号の位相が調整される。それに
より、同期信号発生回路60から出力される同期信号の
位相が調整される。同期信号の位相が調整されることに
より、第1の同期検波回路40および第2の同期検波回
路50における検波位置が調整される。つまり、駆動信
号の零交差点を中心として検波するように、同期信号の
位相が調整される。したがって、第1の平滑回路44の
出力信号には駆動信号成分が含まれず、回転角速度に対
応した信号のみを取り出すことができる。
【0034】また、図18に示すように、移相回路に代
えて、圧電素子16a側に位相調整回路64を取り付け
てもよい。この実施例では、第2の差動回路56の出力
信号に対応して、発振回路28から圧電素子16aに与
えられる信号の位相が調整される。それによって、第1
の差動回路34から出力される駆動信号の零交差点が、
同期検波の中心となるように調整される。したがって、
第1の差動回路34の出力信号に含まれる駆動信号を第
1の同期検波回路40で検波し、第1の平滑回路44で
平滑することにより、回転角速度に対応した信号のみを
取り出すことができる。
【0035】さらに、図19に示すように、第3の差動
回路66を用いて、第1の平滑回路44の出力信号と第
2の差動回路56の出力信号の差を測定してもよい。第
2の差動回路56の出力信号には、正弦波である回転角
速度に対応した信号は含まれないため、駆動信号成分の
みである。したがって、第1の平滑回路44の出力信号
から第2の差動回路56の出力信号を差し引けば、回転
角速度に対応した信号のみを取り出すことができる。こ
のとき、第1の平滑回路44の出力信号に含まれる駆動
信号成分のレベルと第2の差動回路56の出力信号のレ
ベルとを合わせるために、レベル調整回路68を用いて
もよい。
【0036】なお、上述の実施例では、第1の同期検波
回路40のための同期信号として、2つの信号部分から
なる同期信号を用いたが、図20に示すように、回転角
速度に対応した信号の1/2周期分を全て検波する信号
を用いてもよい。この場合、第1の平滑回路44の出力
信号からは、たとえば回転角速度に対応した信号の正部
分の面積に相当する直流信号が出力される。それに対し
て、第2の平滑回路54からは、その面積の1/2に相
当する直流信号が出力される。したがって、第2の差動
回路56において、第1の平滑回路44の出力信号から
第2の平滑回路54の出力信号の2倍が差し引かれるよ
うに調整しておけばよい。このようにすれば、第2の差
動回路56からは、回転角速度に対応した信号は出力さ
れず、駆動信号成分のみが出力される。そして、図1,
図18および図19に示す回路を用いて、ドリフトを補
正することができる。しかも、第1の平滑回路44から
出力される回転角速度に対応した信号が大きくなり、良
好な感度を得ることができる。
【0037】このように、第2の差動回路56を調整す
ることにより、第1の同期検波回路40および第2の同
期検波回路50における検波の時間幅は、任意に変更可
能である。ただし、その同期信号の形状は、時間的な中
心点からみて対称であり、かつ2つの同期検波回路4
0,50の同期信号の時間帯が異なるようにしておく必
要がある。
【0038】また、上述の実施例では、この発明のドリ
フト検出補正回路10を振動ジャイロに適用したが、た
とえば圧電振動子を用いた加速度センサなどにも適用可
能である。つまり、2つの信号の差を検出する回路にお
いて、目的とする信号以外の信号の漏れなどを検出し、
補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】図1に示すドリフト検出補正回路が適用される
振動ジャイロの一例を示す斜視図である。
【図3】図2に示す振動ジャイロの断面図である。
【図4】回転角速度に対応した信号と第1の同期検波回
路の同期信号との関係を示すグラフである。
【図5】図4に示す同期信号に同期して回転角速度に対
応した信号を検波したときのグラフである。
【図6】回転角速度に対応した信号と第2の同期検波回
路の同期信号との関係を示すグラフである。
【図7】図6に示す同期信号に同期して回転角速度に対
応した信号を検波したときのグラフである。
【図8】零交差点を中心として正弦波を同期検波したと
きの第1および第2の同期検波回路の出力信号を示すグ
ラフである。
【図9】零交差点を中心とせずに正弦波を同期検波した
ときの第1および第2の同期検波回路の出力信号を示す
グラフである。
【図10】零交差点を中心として第2次高調波を同期検
波したときの第1および第2の同期検波回路の出力信号
を示すグラフである。
【図11】零交差点を中心として第3次高調波を同期検
波したときの第1および第2の同期検波回路の出力信号
を示すグラフである。
【図12】零交差点を中心として駆動信号を同期検波し
たときの第1および第2の同期検波回路の出力信号を示
すグラフである。
【図13】零交差点を中心とせずに第2次高調波を同期
検波したときの第1および第2の同期検波回路の出力信
号を示すグラフである。
【図14】零交差点を中心とせずに第3次高調波を同期
検波したときの第1および第2の同期検波回路の出力信
号を示すグラフである。
【図15】零交差点を中心とせずに第2次高調波を同期
検波したときの第1および第2の同期検波回路の出力信
号を示すグラフである。
【図16】零交差点を中心とせずに第3次高調波を同期
検波したときの第1および第2の同期検波回路の出力信
号を示すグラフである。
【図17】零交差点を中心とせずに駆動信号を同期検波
したときの第1および第2の同期検波回路の出力信号を
示すグラフである。
【図18】この発明の他の実施例を示す回路図である。
【図19】この発明のさらに他の実施例を示す回路図で
ある。
【図20】他の同期信号を用いて回転角速度に対応した
信号を検波したときの第1および第2の同期検波回路の
出力信号を示すグラフである。
【図21】この発明の背景となる従来の振動ジャイロの
回路を示すブロック図である。
【図22】図21に示す振動ジャイロの圧電素子の出力
信号を示すグラフである。
【図23】図21に示す振動ジャイロの圧電素子の出力
信号にレベル差があるときの差動回路の出力信号を示す
グラフである。
【図24】図21に示す振動ジャイロの圧電素子の出力
信号に位相差があるときの差動回路の出力信号を示すグ
ラフである。
【符号の説明】
10 ドリフト検出補正回路 12 振動ジャイロ 14 振動体 16a,16b,16c 圧電素子 28 発振回路 34 第1の差動回路 40 第1の同期検波回路 42 FET 44 第1の平滑回路 50 第2の同期検波回路 52 FET 54 第2の平滑回路 56 第2の差動回路 60 同期信号発生回路 62 移相回路 64 位相調整回路 66 第3の差動回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの信号の差をとるための第1の差動
    回路、 前記第1の差動回路の出力信号を同期検波するための第
    1の同期検波回路、 前記第1の同期検波回路の出力信号を平滑するための第
    1の平滑回路、 前記第1の差動回路の出力信号を同期検波するための第
    2の同期検波回路、 前記第2の同期検波回路の出力信号を平滑するための第
    2の平滑回路、および前記第1の平滑回路の出力信号と
    前記第2の平滑回路の出力信号の差をとるための第2の
    差動回路を含み、 前記第1の同期検波回路および前記第2の同期検波回路
    は同一の時間的な中心点を有する同期信号に同期して動
    作し、前記2つの同期信号は前記中心点からみて時間的
    に対称な形状を有しかつ異なる時間帯を有する、ドリフ
    ト検出補正回路。
  2. 【請求項2】 一方の前記同期信号は前記時間的な中心
    点を含む1つの信号からなり、他方の前記同期信号は前
    記一方の同期信号を挟む2つの信号部分からなり、かつ
    前記一方の同期信号の時間幅と前記他方の同期信号のそ
    れぞれの信号部分の時間幅とが等しい、請求項1のドリ
    フト検出補正回路。
  3. 【請求項3】 それぞれの前記同期信号は前記時間的な
    中心点を含み、一方の前記同期信号の時間幅は他方の前
    記同期信号の時間幅の1/3である、請求項1のドリフ
    ト検出補正回路。
  4. 【請求項4】 さらに、前記第2の差動回路の出力信号
    に対応して前記同期信号の位相を変えるための移相回路
    を含む、請求項1ないし請求項3のいずれかのドリフト
    検出補正回路。
  5. 【請求項5】 さらに、前記第2の差動回路の出力信号
    に対応して前記2つの信号の少なくとも一方の位相を調
    整するための位相調整回路を含む、請求項1ないし請求
    項3のいずれかのドリフト検出補正回路。
  6. 【請求項6】 さらに、前記第1の平滑回路の出力信号
    と前記第2の差動回路の出力信号との差をとるための第
    3の差動回路を含む、請求項1ないし請求項3のいずれ
    かのドリフト検出補正回路。
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