JPH07218217A - 3次元位置標定装置 - Google Patents

3次元位置標定装置

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JPH07218217A
JPH07218217A JP1455194A JP1455194A JPH07218217A JP H07218217 A JPH07218217 A JP H07218217A JP 1455194 A JP1455194 A JP 1455194A JP 1455194 A JP1455194 A JP 1455194A JP H07218217 A JPH07218217 A JP H07218217A
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laser
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泰久 飯田
Masayoshi Konishi
雅義 小西
Masaru Taniguchi
優 谷口
Tomio Aoyama
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 視覚カメラの光軸のずれの影響を受けること
なく、移動体に対する正確な追尾・位置決めを可能と
し、標定精度を向上する。 【構成】 ヘッド部4のレーザ発振器11から移動体5
のコーナーキューブ6に向けてレーザビームを投射し、
その反射レーザビームを4分割光電変換素子18で受光
する。光電変換素子18からは各受光面の受光量に比例
したレベルの信号が出力され、各信号レベルが信号処理
回路24で検出される。コンピュータ23は、信号処理
回路24からの信号により反射レーザビームが4分割光
電変換素子18の中心へ入射するように水平回転装置2
及び垂直回転装置3を制御する。また、変調器12から
の参照信号と信号処理回路24からの測定信号との位相
差を位相計測器22で測定し、この位相差と水平回転装
置2及び垂直回転装置3の回転角の関係から移動体5の
座標位置をコンピュータ23により算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3次元的に移動する物
体の位置を遠隔位置から高精度に測定する位置標定装置
に関し、特に原子炉容器超音波探傷システムの水中移動
体の3次元位置標定に適用される3次元位置標定装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば原子炉容器超音波探傷システムに
おいては、超音波探触子を備えた水中移動体により容器
の探傷を行なっているが、この探傷に際して水中移動体
の位置を3次元位置標定装置を用いて標定している。図
8は、本発明の対象となる3次元位置標定装置の概念図
である。
【0003】図8において、1は標定装置本体で、この
本体1上に水平回転装置2及び垂直回転装置3を介して
ヘッド部4が装着される。このヘッド部4は、レーザ発
振器を備え、このレーザ発振器により発生したレーザビ
ームを移動体5に向けて投射する。この移動体5は、超
音波探触子を備えると共にコーナーキューブ6を備え、
上記ヘッド部4から投射されるレーザビームをコーナー
キューブ6により受けてヘッド部4へ反射する。標定装
置本体1は、移動体5のコーナーキューブ6により反射
されたレーザビームをヘッド部4で受けて処理し、移動
体5の3次元位置を標定する。
【0004】しかして、従来の3次元位置標定装置は、
上記標定装置本体1及び移動体5が図9に示すように構
成されている。即ち、移動体5は、ヘッド部4から投射
されるレーザビームを反射するコーナーキューブ6と共
に、このコーナーキューブ6の中心部に光源7を備えて
いる。この光源7から投射される光は、標定装置本体1
のヘッド部4へ送られる。
【0005】一方、標定装置本体1は、前述したヘッド
部4に、レーザビームを出力するレーザ発振器11、こ
のレーザ発振器11を周波数fで強度変調する変調器1
2、コーナーキューブ6からの反射レーザビームを受け
て電気信号に変換する光電変換素子13、移動体5の光
源7からの投射光をモニタする視覚カメラ14、ハーフ
ミラー15、全反射ミラー16が設けられている。ハー
フミラー15は、レーザ発振器11からの投射光及び移
動体5のコーナーキューブ6からの反射レーザビームを
透過させると共に、光源7からの投射光を全反射ミラー
16方向に反射させる。全反射ミラー16は、上記ハー
フミラー15の反射光を更に反射して視覚カメラ14に
入射する。
【0006】また、標定装置本体1には、上記ヘッド部
4の視覚カメラ14により撮像された画像を処理する画
像処理装置21、変調器12からの参照信号f1 と光電
変換素子13からの測定信号f2 との位相差Δθを測定
する位相計測器22、上記画像処理装置21及び位相計
測器22の出力信号を処理するコンピュータ23が設け
られている。このコンピュータ23は、画像処理装置2
1の処理データに基づいてヘッド部4が光源7方向に向
くように水平回転装置2及び垂直回転装置3を制御する
と共に位相計測器22から計測された位相差Δθに基づ
いて移動体5の位置、距離等を標定する。
【0007】上記の構成において、標定装置本体1側の
ヘッド部4は、まず、コーナーキューブ6の中心に設け
られている光源7からの投射光をハーフミラー15及び
全反射ミラー16で反射させ、視覚カメラ14に入射し
てモニタし、画像処理装置21へ入力する。この画像処
理装置21は、視覚カメラ14からの画像信号を2値化
画像処理して光源7の位置を求め、視覚カメラ14の中
心からのずれ量をコンピュータ23によって計算する。
このコンピュータ23は、上記ずれ量に基づいて水平回
転装置2及び垂直回転装置3を制御し、ヘッド部4を回
転させて視覚カメラ14の中心に光源7を位置づける。
【0008】次にヘッド部4は、変調器12によって強
度変調したレーザビームをレーザ発振器11からコーナ
ーキューブ6に向けて投射し、その反射レーザビームを
ハーフミラー15を介して光電変換素子13で受光す
る。光電変換素子13は、上記反射レーザビームを電気
信号に変換して測定信号f2 とし、変調器12から出力
される参照信号f1 と共に標定装置本体1内の位相計測
器22へ入力する。位相計測器22は、変調器21から
の参照信号f1 と光電変換素子13からの測定信号f2
との位相差Δθを測定してコンピュータ23に入力す
る。コンピュータ23は、信号の位相差Δθから標定装
置本体1とコーナーキューブ6との間の距離Lを求め、
水平回転装置2の水平回転角θと垂直回転装置3の垂直
回転角φとからコーナーキューブ6の位置を算出する。
【0009】その他の従来例として特開昭60−140
165号公報に記載された位置検出装置がある。この位
置検出装置は、図10に示すように、光波測距装置30
からコーナレフレクタ31に測距用の光を照射し、コー
ナレフレクタ31からの反射光により、その間の距離測
定を行なう。また、レーザ発振器32は、狭い広がり角
の光を発射し、図11(a)に示すように移動体33上
に設けられたスクリーン34上にレーザパターン35と
して照射する。そして、レーザビームのレーザパターン
35とスクリーン34の中心36を一致させることによ
り、移動体33を自動追尾させるものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記図9に示した従来
の3次元位置標定装置では、移動体5の光源7からの投
射光を視覚カメラ14によりモニタし、そのモニタ画像
に基づいてヘッド部4の位置決めを行なうと共に、その
後の移動体5の追尾制御についても視覚カメラ14りモ
ニタ画像に基づいて行なっているので、視覚カメラ14
の光軸と位置標定用レーザ発振器11のレーザビーム軸
とを平行に維持する必要があり、その光軸調整が非常に
面倒であった。また、視覚カメラ14の光軸とレーザ発
振器11のレーザビーム軸にずれが生じるとヘッド部4
の水平回転角θ、垂直回転角φに誤差が生じたり、光電
変換素子13の受光面に入射するレーザビームの位置ず
れを生じ、その位置ずれに伴い位相計測器22による位
相計測に誤差が生じてコーナーキューブ6に対する3次
元座標の標定精度が低下するという問題があった。又、
本体1のヘッド部4のみを方向制御して移動体5を追尾
させているので、移動体5の向きによっては、コーナー
キューブ6にレーザビームが入射できなくなる場合があ
り、移動体5を標定する範囲が制約されるという問題が
あった。
【0011】また、図10に示した位置検出装置は、図
11(b)に示すように移動体33が傾くと、それに伴
ってスクリーン34が傾いてコーナリフレクタ31の位
置がずれてしまい、この結果、レーザパターン35とス
クリーン34の中心36とを一致させても、光波測距装
置30から照射された光37は、コーナリフレクタ31
に入射できなくなる。従って、移動体33が傾いた場合
には、移動体33の追尾・位置決めが不可能になるとい
う問題があった。
【0012】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、視覚カメラとレーザ発振器の光軸のずれの影響を受
けることなく、正確な追尾・位置決めが可能であり、標
定精度を向上し得る3次元位置標定装置を提供すること
を目的とする。
【0013】また、本発明は、視覚カメラとレーザ発振
器の光軸のずれの影響を受けず、標定精度を向上し得る
と共に、移動体の向きに関係なく移動体を確実に追尾し
得る3次元位置標定装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
(1)第1の発明は、標定装置本体に水平回転装置及び
垂直回転装置を介して保持されたヘッド部にレーザ測距
手段を備え、移動体に設けたコーナーキューブからの反
射レーザビームを検出して移動体の3次元位置を標定す
る3次元位置標定装置において、上記レーザ測距手段の
測距用レーザ発振器から投射されて上記移動体のコーナ
ーキューブにより反射されてヘッド部に戻ってきたレー
ザビームを受光する4分割光電変換素子と、この4分割
光電変換素子から出力される4つの信号のレベルを検出
する信号処理回路と、この信号処理回路から出力される
アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器
と、このA/D変換器の出力信号に基づき、上記移動体
のコーナーキューブにより反射されたレーザビームが4
分割光電変換素子の中心部に入射するように上記水平回
転装置及び垂直回転装置を回転制御する手段と、上記レ
ーザ発振器から投射されるレーザビームと上記4分割光
電変換素子で検出された反射レーザビームとの位相差を
計測する位相計測手段と、この手段により計測された位
相差と上記ヘッド部の水平回転角及び垂直回転角に基づ
いて上記移動体の3次元位置を標定する標定手段とを具
備したことを特徴とする。
【0015】(2)第2の発明は、上記第1の発明に対
して更に標定装置本体から移動体へのデータ通信手段を
設けると共に、移動体のコーナーキューブを水平回転装
置及び垂直回転装置により回転可能に保持し、本体側で
移動体の位置を標定した後、その位置データを上記デー
タ通信手段により移動体へ送信し、移動体では自身の姿
勢を検出してその姿勢データと上記本体からの位置デー
タに基づいてコーナーキューブを本体のヘッド部に対し
て正対させるようにしたものである。
【0016】
【作用】
(1)第1の発明は、ヘッド部のレーザ発振器から強度
変調したレーザビームを移動体のコーナーキューブに向
けて投射し、その反射レーザビームを4分割光電変換素
子で受光する。4分割光電変換素子は、受光面が4分割
されており、それぞれ受光量に比例した信号を信号処理
回路へ出力する。この信号処理回路は、4分割光電変換
素子の4つの受光面に入射したレーザビームのレベルを
検出し、A/D変換器によりデジタル信号に変換する。
そして、このデジタル信号に基づいて、上記反射レーザ
ビームが4分割光電変換素子の中心部へ入射するように
水平回転装置及び垂直回転装置を回転制御し、ヘッド部
により移動体を追尾させる。
【0017】また、信号処理回路は、4分割光電変換素
子で光電変換された4つの電気信号を加算し、その加算
結果を測定信号f2 として位相計測手段に出力する。位
相計測手段は、レーザ発振器の変調周波数である参照信
号f1 と測定信号f2 の位相差を測定する。そして、こ
の位相計測手段により計測した位相差とヘッド部の水平
回転角及び垂直回転角に基づいて移動体の座標位置を算
出する。
【0018】上記のように移動体のコーナーキューブか
ら反射される測距用のレーザビームを利用してヘッド部
の方向を制御することにより、視覚カメラを用いること
なく移動体を追尾でき、視覚カメラとレーザ発振器の光
軸のずれによる影響を無くして移動体の位置を確実に標
定することができる。
【0019】(2)第2の発明は、移動体のコーナーキ
ューブからの反射レーザビームに基づいてヘッド部の方
向を制御すると共に、移動体の位置を標定する。この移
動体に対する位置標定を終了すると、その位置データを
データ通信手段により移動体へ送信する。移動体では自
身の姿勢を検出し、その姿勢データと上記本体から送ら
れてくる位置データに基づいてコーナーキューブの水平
回転装置及び垂直回転装置を回転制御してコーナーキュ
ーブを本体のヘッド部に正対させる。従って、移動体の
向きに関係なく、また、移動範囲の制約を受けることな
く移動体を追尾でき、リアルタイムで位置標定を行なう
ことができる。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。 (第1実施例)第1実施例に係る3次元位置標定装置
は、図1に示すように構成されている。この第1実施例
に示す3次元位置標定装置は、前記図8に示した3次元
位置標定装置と同様に標定装置本体1上に水平回転装置
2及び垂直回転装置3を介してヘッド部4が装着され
る。水平回転装置2は、ヘッド部4を垂直軸回りに水平
面内で回転させて水平回転角θを調整し、垂直回転装置
3はヘッド部4を水平軸回りに垂直面内で回転させて垂
直回転角(仰角)φを調整する。また、移動体5は、上
記ヘッド部4から投射されるレーザビームを反射するコ
ーナーキューブ6を備えると共に、その中心部に光源7
を備えている。
【0021】上記ヘッド部4には、図1に示すようにレ
ーザビームを出力するレーザ発振器11、このレーザ発
振器11を周波数fで強度変調する変調器12、コーナ
ーキューブ6からの反射レーザビームを受光して電気信
号に変換する4分割光電変換素子18、移動体5の光源
7からの投射光をモニタする視覚カメラ14、ハーフミ
ラー15、全反射ミラー16が設けられている。ハーフ
ミラー15は、レーザ発振器11からの投射光及び移動
体5のコーナーキューブ6からの反射レーザビームを透
過させると共に、光源7からの投射光を全反射ミラー1
6方向に反射させる。全反射ミラー16は、上記ハーフ
ミラー15の反射光を更に反射して視覚カメラ14に入
射する。
【0022】また、標定装置本体1には、上記ヘッド部
4の視覚カメラ14により撮像された画像を処理する画
像処理装置21、4分割光電変換素子18により変換さ
れた信号を処理する信号処理回路24、この信号処理回
21で処理された信号をデジタル信号に変換するA/D
変換器25、上記変調器12からの参照信号f1 と信号
処理回路24で処理された測定信号f2 との位相差Δθ
を計測する位相計測器22、上記画像処理装置21、位
相計測器22及びA/D変換器25の出力信号を処理す
るコンピュータ23が設けられている。このコンピュー
タ23は、初期設定時は画像処理装置21の出力データ
に基づいて、また、移動体5を追尾する際はA/D変換
器25の出力データに基づいてヘッド部4が光源7方向
に向くように水平回転装置2及び垂直回転装置3を制御
する。更にコンピュータ23は、位相計測器22により
計測された位相差Δθに基づいて移動体5の位置、距離
等を標定する。
【0023】次に上記実施例の動作を説明する。最初に
標定装置本体1のヘッド部4の位置を初期設定する。こ
の場合、まず、移動体5に設けられている光源7からの
投射光をヘッド部4のハーフミラー15及び全反射ミラ
ー16で反射させて視覚カメラ14に入射させる。視覚
カメラ14は、上記光源7からの投射光をモニタし、標
定装置本体1内の画像処理装置21へ入力する。この画
像処理装置21は、視覚カメラ14からの画像信号を2
値化画像処理して光源7の位置を求め、視覚カメラ14
の中心からのずれ量をコンピュータ23によって計算す
る。コンピュータ23は、上記ずれ量に基づいて水平回
転装置2及び垂直回転装置3を回転制御し、光源7から
の投射光が視覚カメラ14の中心に入射するようにヘッ
ド部4の向きを調整する。
【0024】上記のようにヘッド部4の位置を初期設定
した後、移動体5に対する追尾制御を行なう。即ち、ヘ
ッド部4内の変調器12によって強度変調したレーザビ
ームをレーザ発振器11から移動体5のコーナーキュー
ブ6に向けて投射し、その反射レーザビームをハーフミ
ラー15を透過させて4分割光電変換素子18で受光す
る。4分割光電変換素子18は、図2に示すように受光
面がA,B,C,Dに4分割されており、各分割素子部
からそれぞれ受光量に比例したアナログ信号を出力す
る。従って、コーナーキューブ6からの反射レーザビー
ムが4分割光電変換素子18の中心に入力された場合
は、各分割素子部から均等な信号が出力されるが、反射
レーザビームが中心からずれると、それに応じて各分割
素子部から異なる信号レベルの信号が出力される。この
4分割光電変換素子18から出力される信号は、信号処
理回路24へ送られるて処理される。
【0025】この信号処理回路24は、図2に示すよう
に差動アンプ24a,24b,加算アンプ24cからな
り、差動アンプ24aには4分割光電変換素子18の受
光面D,Bからの信号、差動アンプ24bには受光面
A,Cからの信号、加算アンプ24cには受光面A,
B,C,Dからの信号が入力される。
【0026】上記のように構成された信号処理回路24
は、4分割光電変換素子18に入射するレーザビームが
受光面A側にずれると差動アンプ24bの出力信号βが
β>0となり、受光面B側へずれると差動アンプ24a
の出力信号αがα<0となる。従って、差動アンプ24
a,24bの信号をA/D変換器25でデジタルに変換
してコンピュータ23に取り込み、α=0、β=0とな
るように水平回転装置2と垂直回転装置3を制御するこ
とで反射レーザビームを4分割光電変換素子18の中心
へ入射させる。この制御を繰り返すことによって、ヘッ
ド部4により移動体5を追尾させる。
【0027】また、信号処理回路24は、4分割光電変
換素子18で光電変換された4つの電気信号を加算アン
プ24cで加算し、その加算結果γを図3(b)に示す
測定信号f2 として位相計測器22に出力する。この位
相計測器22には、更に変調器12の変調周波数fHz
の信号が図3(a)に示す参照信号f1 として与えられ
ている。位相計測器22は、この参照信号f1 に対する
測定信号f2 の位相遅れ(位相差)Δθを次式 Δθ=(t/T)×360[degree] により測定する。
【0028】ここで、T;参照信号f1 及び測定信号f
2 の周期[秒] t;参照信号f1 に対する測定信号f2 の時間遅れ
[秒] tはヘッド部4とコーナーキューブ6との間の距離Lを
往復する時間に相当し、距離Lはコンピュータ23で以
下の式により求められる。但し、ヘッド部4から位相計
測器22までの位相差は補正するものとする。
【0029】2L=C×T×Δθ/360 L=C×T×Δθ/720 ∴L=C×T/2 ここで、Cは光速(3.0×108 m/秒)である。
【0030】例えば変調器12の周波数f=100MH
z、位相差Δθ=90deg とすれば、T=10nsec、t
=2.5nsecとなり、 L=3.0×1011×2.5×10-9/2=375mm となる。
【0031】次に、水平回転装置2の水平回転角θと垂
直回転装置3の垂直回転角φをコンピュータ23に取り
込み、図4に示す距離Lと水平回転角θと垂直回転角φ
の関係から移動体5の座標位置(X,Y,Z)を次式に
より算出することができる。この場合、ヘッド部4の位
置を原点(0,0,0)とする。
【0032】X=Lcos φ・cos θ Y=Lcos φ・sin θ Z=Lsin φ 上記のように移動体5のコーナーキューブ6からの反射
レーザビームに基づいて移動体5を追尾することによ
り、視覚カメラ14の光軸とレーザ発振器11のレーザ
ビーム軸にずれを生じていても、その影響を受けなくな
り、移動体5の追尾を正確にでき、標定精度を向上する
ことができる。
【0033】なお、上記実施例では、移動体5に設けた
光源7からの投射光をヘッド部4の視覚カメラ14でと
らえてヘッド部4の位置を初期設定するようにしたが、
特に光源7及び視覚カメラ14を用いなくても、最初に
移動体5のコーナーキューブ6からの反射レーザビーム
が4分割光電変換素子18に入射するように位置調整を
行なっておくことにより、コーナーキューブ6からの反
射レーザビームのみを用いて移動体5を追尾することが
できる。即ち、4分割光電変換素子18に一旦反射レー
ザビームが入射すると、移動体5が移動してもレーザ発
振器11からのレーザビームは、コーナーキューブ6か
ら外れることなくロックされるので、移動体5を追尾す
ることができる。
【0034】また、上記実施例では、移動体5のコーナ
ーキューブ6からの反射レーザビームを4分割光電変換
素子18に直接入射するようにしたが、4分割光電変換
素子18の前面部に集光レンズを配置するようにしても
よい。この集光レンズを用いることにより、反射レーザ
ビームの入射許容範囲を大きくとることができ、4分割
光電変換素子18に対する反射レーザビームの合わせ操
作が容易となる。
【0035】(第2実施例)次に本発明の第2実施例を
図5及び図6を参照して説明する。図5は、第2実施例
に係る3次元位置標定装置の外観構成図、図6は回路構
成を示すブロック図である。
【0036】この第2実施例に係る3次元位置標定装置
は、上記第1実施例と同様に視覚カメラとレーザ発振器
の光軸のずれによる影響を無くして測距精度を向上する
と共に、移動体のコーナーキューブを回転可能に保持
し、本体側からの指示によりコーナーキューブを常に本
体側に正対させるようにして、移動体の向きに関係な
く、移動体を追尾できようにしたものである。即ち、図
5に示すように標定装置本体1上に水平回転装置2及び
垂直回転装置3を介してヘッド部4を装着すると共に、
移動体5上に水平回転装置41及び垂直回転装置42を
介してコーナーキューブ6を装着し、標定装置本体1の
ヘッド部4だけでなく移動体5のコーナーキューブ6に
ついても、その方向を制御できるようにしている。
【0037】そして、上記標定装置本体1のヘッド部4
には、図6に示すように追尾及び距離計算に用いる第1
のレーザ発振器11a、通信用の第2のレーザ発振器1
1b、レーザ発振器11a,11bを強度変調する第1
及び第2の変調器12a,12b、コーナーキューブ6
からの反射レーザビームを集光レンズ17を介して受光
し電気信号に変換する4分割光電変換素子18が設けら
れている。この4分割光電変換素子18は、図7に示す
ように集光レンズ17の焦点Fよりも前方に設置され、
反射レーザビームが4分割光電変換素子18の受光面
に、ある程度の広がりを持って入射されるようにしてい
る。
【0038】また、上記標定装置本体1には、4分割光
電変換素子18により変換された信号を処理する信号処
理回路24、この信号処理回24で処理された信号をデ
ジタル信号に変換するA/D変換器25、上記変調器1
2の変調信号f1 と信号処理回路24で処理された信号
f2 の位相を計測する位相計測器22、上記位相計測器
22及びA/D変換器25の出力信号を処理するコンピ
ュータ23が設けられている。このコンピュータ23
は、A/D変換器25の出力データに基づいてヘッド部
4が移動体5方向に向くように水平回転装置2及び垂直
回転装置3を制御すると共に、移動体5に対する指令を
変調器12bに与える。この変調器12bは、コンピュ
ータ23からの指令に従ってレーザ発振器11bから投
射されるレーザビームを強度変調する。また、コンピュ
ータ23は、位相計測器22により計測された位相差Δ
θに基づいて移動体5の位置、距離等を標定する。
【0039】一方、移動体5には、図5及び図6に示す
ように水平回転装置41及び垂直回転装置42を介して
コーナーキューブ6が設けられ、その中心部に光電変換
素子43が設けられる。また、移動体5の内部にコンピ
ュータ44、方位センサ45、傾斜センサ46が設けら
れ、コンピュータ44に方位センサ45及び傾斜センサ
46の検出信号が入力されると共に、光電変換素子43
の出力信号が復調器47で復調されて入力される。コン
ピュータ44は、方位センサ45、傾斜センサ46及び
復調器47の出力信号に基づいて水平回転装置41及び
垂直回転装置42を制御する。
【0040】次に上記実施例の動作を説明する。最初
に、レーザ発振器11aから投射したレーザビームがコ
ーナーキューブ6により反射して、ヘッド部4の4分割
光電変換素子18の受光面に入射するようにヘッド部4
の方向とコーナーキューブ6の方向を合わせる。
【0041】その後、ヘッド部4のレーザ発振器11a
から強度変調したレーザビームを移動体5のコーナーキ
ューブ6に向けて投射し、その反射レーザビームを集光
レンズ17を介して4分割光電変換素子18で受光す
る。この4分割光電変換素子18の出力信号を信号処理
回路24及びA/D変換器25を介してコンピュータ2
3に送り、前記図1に示した実施例の場合と同様にして
移動体5を追尾する。上記のようにコーナーキューブ6
からの反射レーザビームが4分割光電変換素子18に一
旦入射すると、移動体5が移動してもレーザ発振器11
からのレーザビームは、コーナーキューブ6から外れる
ことなくロックされ、移動体5の追尾が行なわれる。ま
た、この移動体5の追尾制御と共に、前記第1実施例の
場合と同様にして移動体5に対する3次元位置の標定が
行なわれる。
【0042】また、コンピュータ23は、移動体5の標
定を行なうと、その標定により得た移動体5の位置デー
タを変調器12bに入力してレーザ発振器11bから投
射されるレーザビームを変調し、そのレーザビームを移
動体5へ送る。移動体5は、レーザ発振器11bからの
レーザビームを光電変換素子43で受光して復調器47
で復調し、その復調した結果、即ち移動体5の位置デー
タ(X,Y,Z)をコンピュータ44に伝える。
【0043】コンピュータ44は、方位センサ45と傾
斜センサ46の値を取り込んで移動体5の姿勢を解読
し、移動体5の位置(X,Y,Z)と姿勢から水平回転
装置41と垂直回転装置42を制御してコーナーキュー
ブ6を本体の方向へ向ける。
【0044】以上の動作を繰り返すことによって移動体
5の追尾が行なわれる。この第2実施例によれば、測距
用レーザ発振器からレーザビームを移動体5のコーナー
キューブ6に投射し、このコーナーキューブ6で反射さ
れてヘッド部4に戻ってきたレーザビームの位置ずれを
検知し、該位置ずれデータに基づいて移動体を追尾して
いるので、従来装置で用いられている光源と視覚カメラ
を必要とせず、このため視覚カメラとレーザ発振器の光
軸のずれの影響を受けるという問題が全くなくなり、標
定精度を向上できる。
【0045】更に、移動体5の位置を標定した後、その
位置データを移動体5へ送信し、その位置データ及び移
動体5の姿勢データに基づいてコーナーキューブ6の方
向を制御してヘッド部4に正対させるようにしたので、
移動体5の向きに関係なく、また、移動範囲の制約を受
けることなく移動体5を追尾でき、リアルタイムで位置
標定を行なうことができる。また、上記のように標定装
置本体1から移動体5への通信手段を備えているので、
本体1側から移動体5の動作を任意に制御することが可
能である。
【0046】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、移
動体のコーナーキューブから反射される測距用のレーザ
ビームを利用し、この反射レザービームの位置ずれをヘ
ッド部に設けた4分割光電変換素子で検出し、この位置
ずれデータに基づいてヘッド部の方向を制御して移動体
を追尾するようにしたので、視覚カメラを用いることな
く移動体を追尾でき、視覚カメラとレーザ発振器の光軸
のずれによる影響を無くして測距精度を向上することが
できる。
【0047】また、本発明は、標定装置本体から移動体
へのデータ通信手段を設けると共に、移動体のコーナー
キューブを水平方向及び垂直方向に回転可能に保持し、
移動体の位置を標定した後、その位置データを上記デー
タ通信手段により移動体へ送信するようにしたので、移
動体では本体からの位置データ等に基づいてコーナーキ
ューブを本体の方向へ向けることができる。従って、移
動体の向きに関係なく、また、移動範囲の制約を受ける
ことなく移動体を追尾でき、リアムタイムで位置標定を
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る3次元位置標定装置
の構成を示すブロック図。
【図2】同実施例における4分割光電変換素子の信号処
理回路の構成図。
【図3】同実施例における位相計測の説明図。
【図4】同実施例における位置標定計算の説明図。
【図5】本発明の第2実施例に係る3次元位置標定装置
の外観図。
【図6】同実施例における3次元位置標定装置の構成を
示すブロック図。
【図7】同実施例における集光レンズと4分割光電変換
素子の位置関係を示す図。
【図8】本発明の対象とする3次元位置標定装置の概念
図。
【図9】従来の3次元位置標定装置の構成を示すブロッ
ク図。
【図10】従来の位置検出装置の構成を示すブロック
図。
【図11】図10の位置検出装置におけるスクリーン上
のレーザパターンの動きを示す図。
【符号の説明】
1 標定装置本体 2 水平回転装置 3 垂直回転装置 4 ヘッド部 5 移動体 6 コーナーキューブ 7 光源 11,11a 測距用レーザ発振器 11b 通信用レーザ発振器 12,12a,12b 変調器 13 光電変換素子 14 視覚カメラ 18 4分割光電変換素子 21 画像処理装置 22 位相計測器 23 コンピュータ 24 信号処理回路 25 A/D変換器 41 水平回転装置 42 垂直回転装置 43 光電変換素子 44 コンピュータ 45 方位センサ 46 傾斜センサ 47 復調器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青山 富夫 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標定装置本体に水平回転装置及び垂直回
    転装置を介して保持されたヘッド部にレーザ測距手段を
    備え、移動体に設けたコーナーキューブからの反射レー
    ザビームを検出して移動体の3次元位置を標定する3次
    元位置標定装置において、 上記レーザ測距手段の測距用レーザ発振器から投射され
    て上記移動体のコーナーキューブにより反射されてヘッ
    ド部に戻ってきたレーザビームを受光する4分割光電変
    換素子と、この4分割光電変換素子から出力される4つ
    の信号のレベルを検出する信号処理回路と、この信号処
    理回路から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変
    換するA/D変換器と、このA/D変換器の出力信号に
    基づき、上記移動体のコーナーキューブにより反射され
    たレーザビームが4分割光電変換素子の中心部に入射す
    るように上記水平回転装置及び垂直回転装置を回転制御
    する手段と、上記レーザ発振器から投射されるレーザビ
    ームと上記4分割光電変換素子で検出された反射レーザ
    ビームとの位相差を計測する位相計測手段と、この手段
    により計測された位相差と上記ヘッド部の水平回転角及
    び垂直回転角に基づいて上記移動体の3次元位置を標定
    する標定手段とを具備したことを特徴とする3次元位置
    標定装置。
  2. 【請求項2】 標定装置本体に水平回転装置及び垂直回
    転装置を介して保持されたヘッド部にレーザ測距手段を
    備え、移動体に設けたコーナーキューブからの反射レー
    ザビームを検出して移動体の3次元位置を標定する3次
    元位置標定装置において、 上記ヘッド部に設けられた測距用レーザ発振器及び通信
    用レーザ発振器と、上記測距用レーザ発振器から投射さ
    れて上記移動体上のコーナーキューブから戻ってきたレ
    ーザビームの位置ずれを検知し、該位置ずれデータに基
    づいて上記ヘッド部の水平回転装置及び垂直回転装置を
    回転制御する手段と、上記測距用レーザ発振器から投射
    されるレーザビームと上記コーナーキューブから戻って
    きたレーザビームとの位相差を計測する位相計測手段
    と、この手段により計測された位相差と上記ヘッド部の
    水平回転角及び垂直回転角に基づいて上記移動体の3次
    元位置を標定する標定手段と、この手段で標定された位
    置データにより上記通信用レーザ発振器を変調制御して
    レーザビームを上記移動体へ投射する手段と、上記移動
    体に設けられたコーナーキューブを水平回転装置及び垂
    直回転装置を介して回転可能に保持する手段と、上記移
    動体に設けられ、上記通信用レーザ発振器からのレーザ
    ビームを受光して位置データを復調する復調手段と、上
    記移動体に設けられて移動体自体の姿勢角を検出する姿
    勢角検出手段と、この手段により検出された姿勢データ
    及び上記復調手段により解読された位置データに基づい
    て上記コーナーキューブの水平回転装置及び垂直回転装
    置を回転させ該コーナーキューブを上記ヘッド部に向か
    って正対させる制御手段とを具備したことを特徴とする
    3次元位置標定装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003506691A (ja) * 1999-07-28 2003-02-18 ライカ・ゲオジステームス・アクチェンゲゼルシャフト 空間的な位置と方向づけを決定する方法と装置
JP2006276012A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Leica Geosystems Ag 物体の六つの自由度を求めるための測定システム
JP2007505310A (ja) * 2003-09-10 2007-03-08 バーテック レーザー システムズ、インク レーザ投影システム及び方法
CZ305329B6 (cs) * 2010-01-25 2015-08-05 Univerzita Tomáše Bati ve Zlíně Způsob minimalizace průmětové chyby při snímání a analýze dějů kamerovým systémem a zařízení k provádění tohoto způsobu
JP2017530376A (ja) * 2014-09-29 2017-10-12 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se 少なくとも1個の物体の位置を光学的に求めるための検出器

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