JPH07217968A - ファンコイルユニット及び制御弁 - Google Patents

ファンコイルユニット及び制御弁

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Publication number
JPH07217968A
JPH07217968A JP6010672A JP1067294A JPH07217968A JP H07217968 A JPH07217968 A JP H07217968A JP 6010672 A JP6010672 A JP 6010672A JP 1067294 A JP1067294 A JP 1067294A JP H07217968 A JPH07217968 A JP H07217968A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
control valve
supply
coil unit
fan coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP6010672A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Kamiya
修 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP6010672A priority Critical patent/JPH07217968A/ja
Publication of JPH07217968A publication Critical patent/JPH07217968A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷暖共通の切替弁によって冷熱媒体及び温熱
媒体の流通切り替えを行えるファンコイルユニットを提
供し、また例えばファンコイルユニットの冷暖切替に好
適な制御弁を提供する。 【構成】 ハウジング1内に冷熱媒体及び温熱媒体を通
過させるための熱交換器2,3と、各熱交換器2,3の
背部に配置されたファン4と、各熱交換器3,4に接続
された供給及び排出用配管5a,5b,6a,6bとを
有するファンコイルユニットにおいて、各熱交換器2,
3の供給側配管5a,6aに共通の制御弁10を配置
し、該制御弁10の切替操作により一方の供給経路を閉
じ、他方の供給経路を開く。制御弁10は周囲に90°
間隔で180°対向する二対の出入口ポート12a,1
2b,14a,14bを開口した弁ハウジング16と、
弁ハウジング16内に回動可能に配置され、かつ前記出
入口ポート間を連通させる一つの流通穴18aを中央に
貫通形成した弁体18と、弁体18の上部に一体に突出
する弁棒20に連結して前記弁体を45°毎に回動する
ステッピングモータ22を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷暖切替を一つの制御
弁により切替ることができるようにしたファンコイルユ
ニット及び例えばファンコイルユニットの冷暖切替操作
に好適な制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】ホテルなどの空調室内機として用いられ
ているダブルファンコイルユニットは、一般に図4に示
すように、ハウジング内1に冷水及び温水を通過させる
ための一対の熱交換器2,3と、各熱交換器2,3の背
部に配置されたファン4と、前記各熱交換器2,3に接
続された供給及び排出用配管5a,5b,6a,6bと
を有するもので、供給側の冷水及び温水供給用配管5
a,6aにはそれぞれ温度制御用のソレノイドバルブ
7,8が設けられ、一方を閉鎖状態に保持し、他方を開
けることで、図示しない中央装置で作られた冷水または
温水を熱交換器2または3に通し、ファン4の送風によ
り室内空気と接触させて強制的に熱交換し、その後冷水
または温水を排出用配管5b,6bを通じて再び中央装
置に循環させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
造のファンコイルユニットにあっては、温水または冷水
の一方をファンコイルユニットに流通させているときに
他方を停止させておく構造なので、ソレノイドバルブを
それぞれの管路に一つずつ設けたのでは不経済であるば
かりか、流通・停止の制御動作を正確に行う必要があっ
た。
【0004】本発明は、以上の問題を解決するものであ
って、冷暖共通の切替弁によって冷熱媒体及び温熱媒体
の流通切り替えを行えるファンコイルユニットを提供す
ることを目的とする。
【0005】また本発明は、例えばファンコイルユニッ
トの冷暖切替に用いて好適な制御弁を提供することを他
の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のファンコイルユニットは、ハウジング内に
冷熱媒体及び温熱媒体を通過させるための熱交換器と、
該各熱交換器の背部に配置されたファンと、前記各熱交
換器に接続された供給及び排出用配管とを有するファン
コイルユニットにおいて、前記各熱交換器の供給側配管
に共通の制御弁を配置し、該制御弁の切替操作により一
方の供給経路を閉じ、他方の供給経路を開くことで前記
冷熱媒体または温熱媒体を択一的に流通させることを特
徴とする。
【0007】また本発明の制御弁は、周囲に90°間隔
で180°対向する二対の出入口ポートを開口した弁ハ
ウジングと、該弁ハウジング内に回動可能に配置され、
かつ対向する前記出入口ポート間を連通させる一つの流
通穴を中央に貫通形成した弁体と、該弁体の上部に一体
に突出する弁棒に連結して前記弁体を45°毎に回動す
るロータリ式弁操作部とを備えたを特徴とする。
【0008】さらに前記ロータリ式弁操作部は、流通量
を調整するため、前記弁体を任意の角度位置で停止させ
ることを特徴とする。
【0009】
【作用】以上の構成によれば、一つの制御弁で冷暖切替
を行うことができる。また制御弁は弁操作部の操作に応
じて流通経路の切替動作及び同時閉鎖を行うことができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。
【0011】図1は本発明に係るファンコイルユニット
を示すものである。なお、従来と同一箇所には同一符号
を付し、異なる部分のみ異なる符号を用いて説明する。
【0012】このファンコイルユニットは、従来とほぼ
同様にハウジング内1にそれぞれ冷水及び温水を通過さ
せるための一対の熱交換器2,3と、各熱交換器2,3
の背部に配置されたファン4と、前記各熱交換器2,3
に接続された冷温水の供給及び排出用配管5a,5b,
6a,6bとを有する。
【0013】各供給用配管5a,6aの途中には4方向
弁からなる制御弁10が配置され、この制御弁10を介
してそれぞれの熱交換器2,3に流通接続している。
【0014】制御弁10は、図2,3に示すように周囲
に90°間隔で180°対向する2対の出入口ポート1
2a,12b,14a,14bを開口した弁ハウジング
16と、弁ハウジング16内に回動可能に配置され、か
つ対向する前記出入口ポート12a,12bまたは14
a,14b間を連通させる一つの流通穴18aを中央に
貫通形成した球状の弁体18と、弁体18の上部に一体
に連結され、かつ弁ハウジング16の頂部に液密に突出
する弁棒20と、弁棒20の上部にその駆動軸22aを
連結するとともに弁ハウジング16上部に固定されたロ
ータリ式操作部、すなわちステッピングモータ22とか
ら概略構成されている。
【0015】隣り合う入口ポート12a,14aはそれ
ぞれ上流側の温水供給用配管5a及び冷水供給用配管6
aにパイプユニオン24を介して液密に連結し、冷温水
の供給元に接続している。
【0016】これと180°対向する出口ポート12
b,14bは同じく下流側の温水供給用配管5a及び冷
水供給用配管6aにパイプユニオン24を介して液密に
連結し、前記各熱交換器2,3の取入口側に接続してい
る。
【0017】ステッピングモータ22は、45°毎に間
欠回転することにより弁体18を間欠的に回動させるも
のであり、図3に示すように45°間欠回動毎に一方の
出入口ポート12a,12bに対し、弁体18の流通穴
18aを同一軸線上に一致させて流通可能に解放し、他
方の出入口ポート14a,14bに対し90°交差させ
て閉鎖するとともに、流通穴18aが各ポート12a,
12b、14a,14bと45°交差した状態で双方を
閉鎖する。
【0018】つまり、図に示す一方を流通させ他方を閉
鎖した状態から、45°時計または反時計周り方向に回
動した状態では、各ポートが同時に閉じるよう流通穴1
8aの穴径が設定されている。
【0019】したがって、前記制御弁10のステッピン
グモータ22を駆動することにより、一方を閉鎖状態に
保持し、他方を設定温度に基づき自動開閉することで、
図示しない中央装置で作られた冷水または温水の通過量
を加減しつつ熱交換器2または3に通し、ファン4の送
風により室内空気と接触させて強制的に熱交換し、その
後冷水または温水を排出用配管5b,6bを通じて再び
中央装置に循環させることになる。
【0020】なお、各ポートに対する45°交差位置が
全閉位置となり、装置が停止している状態なので、この
状態を原点として、スイッチ操作により、弁体18を時
計方向或いは反時計方向に45°回動させることで冷暖
のいずれかを択一的に選択できる。
【0021】また、実際には冷房モード及び暖房モード
に応じていずれか一方の図示しない元栓は閉じられてい
るため、制御弁10を冷暖双方の配管に接続することに
よって生ずる熱的な問題が生ずることはない。前記実施
例では弁体18を球状としてあり、この場合には回転操
作時において摩擦力を低減することが出来るが、形状は
特にこれに限定されるものでなく、テーパ円筒形のもの
も採用できる。
【0022】さらに、前記実施例では温熱媒体として温
水を、冷熱媒体として冷水を用いたが、他の液体の冷熱
または温熱媒体を用いることも可能であり、制御弁10
はファンコイルユニットの冷暖切替だけでなく、二つの
独立した配管内の流体を択一的に流通させる場合にも適
用することができる。
【0023】さらにまた、前記実施例では弁体18を4
5°毎回動させる例を示したが、360°の任意の角度
位置で停止させるよう構成することにより、弁体18の
流通穴18aの開口面積を可変として流通量を調整する
ことができる。
【0024】
【発明の効果】以上実施例によって詳細に説明したよう
に、本発明に係る本発明のファンコイルユニットは、一
つの制御弁で冷熱切替を行うことができるため、構造的
にシンプルで、経済的である。また本発明による制御弁
は交差する配管の切替動作及び、双方同時閉鎖を行うこ
とができるため、特にファンコイルユニットの冷暖切替
のように二つの異なる配管系の切替及び遮断操作用の制
御弁として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファンコイルユニットの説明図で
ある。
【図2】同冷暖切替用制御弁の縦断面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】従来のファンコイルユニットの説明図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2,3 熱交換器 4 ファン 5a,5b,6a,6b 配管 10 制御弁 12a,12b,14a,14b 出入口ポート 16 弁ハウジング 18 弁体 18a 流通孔 20 弁軸 22 ロータリ式操作部(ステッピングモータ) 24 パイプユニオン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に冷熱媒体及び温熱媒体を
    通過させるための熱交換器と、該各熱交換器の背部に配
    置されたファンと、前記各熱交換器に接続された供給及
    び排出用配管とを有するファンコイルユニットにおい
    て、前記各熱交換器の供給側配管に共通の制御弁を配置
    し、該制御弁の切替操作により一方の供給経路を閉じ、
    他方の供給経路を開くことで前記冷熱媒体または温熱媒
    体を択一的に流通させることを特徴とするファンコイル
    ユニット。
  2. 【請求項2】 周囲に90°間隔で180°対向する二
    対の出入口ポートを開口した弁ハウジングと、該弁ハウ
    ジング内に回動可能に配置され、かつ対向する前記出入
    口ポート間を連通させる一つの流通穴を中央に貫通形成
    した弁体と、該弁体の上部に一体に突出する弁棒に連結
    して前記弁体を45°毎に回動するロータリ式弁操作部
    とを備えたことを特徴とする制御弁。
  3. 【請求項3】 前記ロータリ式弁操作部は、流通量を調
    整するため、前記弁体を任意の角度位置で停止させるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の制御弁。
JP6010672A 1994-02-01 1994-02-01 ファンコイルユニット及び制御弁 Pending JPH07217968A (ja)

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