JPH0721747A - テープ式記録再生装置 - Google Patents

テープ式記録再生装置

Info

Publication number
JPH0721747A
JPH0721747A JP16341193A JP16341193A JPH0721747A JP H0721747 A JPH0721747 A JP H0721747A JP 16341193 A JP16341193 A JP 16341193A JP 16341193 A JP16341193 A JP 16341193A JP H0721747 A JPH0721747 A JP H0721747A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
program
information
memory
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16341193A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Mitsuyoshi
勉 三吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP16341193A priority Critical patent/JPH0721747A/ja
Publication of JPH0721747A publication Critical patent/JPH0721747A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープ上に任意に設けられた区間の開始点情
報、終了点情報をメモリに記憶させる際にメモリ効率の
良いデータ収納方法を持つテープ式記録装置を提供す
る。 【構成】 テープ33上の複数の区間をメモリ32上に
記録する際に各区間の境界点のテープ位置情報と、各区
間に関する付帯情報を記録するメモリ書き込み読み出し
回路36と、メモリ32を読み出す際に各区間の開始テ
ープ位置、終了テープ位置を再生する位置符号書き込み
読み出し回路35を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテープ式記録再生装置に
関するものであり、特に装置内、または記録媒体に取り
付けられた電子式記憶装置(以下、メモリと称す)を利
用してテープ内容の管理を行う手段を持つ記録再生装置
に有効である。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオテープレコーダ等のテープ
式記録再生装置に対して、操作性に対する利用者の要求
は高まっている。しかし、テープという媒体を使用して
いる以上、ランダムアクセス性においてディスクを媒体
にした記録再生装置には大きく劣るものがある。そこ
で、ビデオテープレコーダではテープ上に記録した番組
等に関する目次情報をメモリ上に記憶しておき、使用す
る際に目次情報をメモリから読み出し、利用者に番組一
覧のような形でテープの内容を表示し、利用者に番組を
選択させる。そして、選択された番組の先頭位置を装置
がサーチし、番組を再生するといった方法が考えられて
いた。
【0003】以上のようなことを行った際に問題になっ
てくるのは、目次情報を記憶させるためのメモリの容量
の増加に伴なうコストの上昇である。装置内に設けられ
た不揮発性メモリに目次情報を記録する場合は装置にか
かるコストであり、テープを収納するカセットに不揮発
性メモリを取り付け、装置には読出し手段を設けるとい
う実現方法においてはテープカセットにかかるコストで
あるが、いずれにせよ大きい容量を確保しておくことが
必要になり、大きな問題となってくる。つまり、メモリ
効率の良い目次情報の収納方法が必要になるわけであ
る。
【0004】そこで、従来の目次情報のメモリへの収納
方法のビデオテープレコーダ(以下、VTRと称す)を
使った一例を図面を用いて説明する。図6は従来の目次
情報の収納方法を使ったVTRにおけるテープとメモリ
の関係を示すマップ図であり、60はテープ上に記録さ
れている番組のマップ図、61は番組1から番組3まで
の記録終了時におけるメモリ上に記憶させられている目
次情報のマップ図、62は番組1から番組4までの記録
終了時におけるメモリ上に記憶させられている目次情報
のマップ図である。63a〜63dはそれぞれ番組1〜
番組4のテープ上での記録されている領域、64a〜6
4eは各番組の開始フレームが記録されているテープ上
の位置であり、64fは番組3の最終フレームが記録さ
れているテープ上の位置であり、65a〜65dは各番
組の開始フレームのテープ位置情報を記録したメモリ上
の領域、66a〜66dは各番組の最終フレームのテー
プ位置情報を記録したメモリ上の領域、67a〜67d
は各番組の開始フレーム、最終フレーム以外の情報を記
録したメモリ上の領域である。
【0005】従来の収納方法では、番組1を記録した際
に番組1の開始位置である64aの情報と、64bの1
フレーム前で表される番組1の終了位置のテープ位置情
報と、番組1に関するその他の情報とをそれぞれメモリ
上の65a〜67aの位置に記憶させる。番組2の記録
時にも同様に番組2の開始位置64b、64dの1フレ
ーム前で表される番組2の終了位置、番組2の情報をそ
れぞれメモリ上の65b〜67bに記憶させる。番組3
に関しても同様に番組3の開始位置64d、終了位置6
4f、番組3の情報をそれぞれメモリ上の65c〜67
cに記憶させる。現時点でのメモリの状態がマップ図に
示す61で表されている。
【0006】ここで、更に番組4が記録された時、番組
4の開始位置である64cの情報と、64eの1フレー
ム前で表される番組4の終了位置のテープ位置情報と、
番組4に関する情報をメモリ上の65d〜67dに記憶
させる。更に、番組4の記録によって番組2の終了点が
64cの1フレーム前になり、番組3の開始フレームが
64eとなるので、メモリ上の66b,65cにかかれ
ている情報を書き換えることになる。
【0007】従来の収納方法では以上の様にして目次情
報をメモリ上に記憶させていくのであるが、テープ上を
模式的に表すと4個存在する境界点がメモリ上に位置情
報として記憶させると6個の位置情報となり、5個存在
する境界点がメモリ上では8個の位置情報となってしま
う。以上のことによって、従来のデータ収納方法では位
置情報に無駄が多くなり、メモリの効率が良いとは言え
ないものになっているのが現状である。
【0008】また、いわゆる番組以外のテープ上の区間
を表す場合においても、以上のような開始位置と終了位
置情報とによったり、開始位置情報と区間の長さ情報と
によって区間を表現することがあるが、位置情報や長さ
情報の個数はテープ上の区間の境界点の個数をnとする
と、2*(n−1)で表されることになり、いずれにせ
よ情報の個数に無駄が生じていることには変わりはな
い。
【0009】更に、従来のメモリを使ったプログラム再
生というものの考え方について図7を用いて説明する。
図7は従来のプログラム再生を行うために設定されたメ
モリと、テープ上の情報を模式的に表すマップ図であっ
て、71はテープ上の状態を模式的に表したマップ図、
72はメモリの状態を模式的に表したマップ図、73a
〜73cはそれぞれテープ上の区間1〜区間3を表し、
74a〜74fは各区間の端点を表し、75a〜75c
は各区間の開始位置情報を記録するメモリ上の領域、7
6a〜76cは各区間の終了位置情報を記録するメモリ
上の領域、77a〜77cは各区間の再生モード情報を
記録するメモリ上の領域である。
【0010】以下、従来のプログラム再生を行う場合の
動作について説明する。VTRはプログラム再生が指示
されると、メモリ上に最初にある区間1の開始点である
74aをサーチし、77aに記録されている再生モード
で再生を開始する。そして、76aに記録されている区
間1の終了位置である74bの位置までテープが来る
と、次の区間である区間2の開始点である74cをサー
チし、同様に区間2の再生モードで再生を開始し、区間
2が終了すると区間3を再生する。以上のような方法で
プログラム再生が行われるが、各区間の再生モードは逆
方向が禁止されるという制約があり、使い勝手の良いも
のとはいえない。また、連続した複数の区間でのプログ
ラム再生を行う場合に、区間の個数をnとすると、メモ
リ内に必要な位置情報の個数が2*nとなり、メモリ効
率が悪くなっている。
【0011】
【発明が解決しようとする問題点】以上の説明から明ら
かなように、従来のテープ式記録再生装置におけるテー
プ上の区間に関する情報のメモリへの収納方法は、テー
プ上の区間の境界点の個数に比べてメモリ上の区間の境
界点に関する情報の個数が多くなってしまい、メモリ効
率が悪くなってしまうという問題がある。
【0012】また、プログラム再生では各区間の再生モ
ードが順方向のみに限定され、使い勝手の良いものでは
なく、また、連続した複数の区間のプログラム再生を行
う場合にメモリ効率が悪くなるという問題がある。そこ
で本発明は上記問題を解決し、テープ上の区間の開始
点、終了点に関する情報をメモリに収納する際のメモリ
効率の良い収納方法を持ったテープ式記録再生装置を提
供すること、また、使い勝手とメモリ効率が良いプログ
ラム再生が可能なテープ式記録再生装置を提供すること
を目的とする。
【0013】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
めに本発明のテープ式記録再生装置は、テープ上に第1
のテープ位置、第2のテープ位置、第3のテープ位置、
が存在する際に、第1のテープ位置と第2のテープ位置
との間を第1の区間とし、第2のテープ位置と第3のテ
ープ位置との間を第2の区間とする時、上記第1の区間
と第2の区間とに関する情報をメモリ上に記憶させる
際、上記第1のテープ位置情報と、上記第1の区間の付
帯情報と、上記第2のテープ位置情報と、上記第2の区
間の付帯情報と、上記第3のテープ位置情報とを記憶さ
せる手段を具備し、また上記メモリ上の情報を読み取る
ことにより、第1の区間、第2の区間に関する情報を再
生する手段を具備している。
【0014】また、本発明のテープ式記録再生装置は、
上記テープ式記録再生装置に加え、上記第1の区間、第
2の区間に関する付帯情報にテープ駆動モード情報を含
んでメモリ上に記憶させる手段を具備し、メモリ上の情
報を読み取ることにより第1の区間内で第1の区間に関
する情報に含まれるテープ駆動モードでのテープ駆動を
行い、上記第2のテープ位置より上記第3のテープ位置
まで第2の区間に関する情報に含まれるテープ駆動モー
ドでのテープ駆動を行う手段を具備する。
【0015】
【作用】本発明は上記の構成により、複数の区間に関す
る開始テープ位置と終了テープ位置情報を含む情報をメ
モリに記憶させる際に、開始位置、終了位置情報の代わ
りに各区間の境界点のテープ位置情報を記憶させるだけ
でよく、また、メモリを読み出し、上記区間に関する情
報を再生させる際も、各区間の境界点のテープ位置情報
だけで可能であるため、メモリ上に記憶させたい区間の
個数に比べて必要なメモリ容量が少なくなる。
【0016】また、メモリ上の各々の区間に対してテー
プ駆動モードを設定でき、また読み取ることと、ユーザ
ーが連続的なテープの駆動プログラムを容易に設定し、
実行することができ、またその際に必要なメモリ容量も
少なくなる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について図1,
図2,図3を参照しながら説明する。図1は本発明の第
1の実施例のテープ式記録再生装置であるビデオテープ
レコーダ(以下、VTRと称す)と、メモリ付きテープ
カセットとからなるシステムで、VTRがテープカセッ
トに取り付けられたメモリに上記テープカセットに記録
した番組についての目次情報を記録した場合のテープと
メモリの状態を模式的に表したマップ図であり、11は
テープ上に記録されている番組のマップ図、12は番組
1から番組3までの記録終了時におけるメモリ上に記録
している目次情報のマップ図である。13a〜13cは
それぞれ番組1〜番組3のテープ上での記録されている
領域、14a〜14cは各番組の開始フレームが記録さ
れているテープ上の位置であり、14dは番組3の最終
フレームが記録されているテープ上の位置であり、15
a〜15dはテープ位置情報を記録するメモリ上の領
域、16a〜16cは各番組の開始フレーム、最終フレ
ーム以外の付帯情報を記録するメモリ上の領域である。
【0018】図2は図1の状態から番組4の録画が行わ
れた場合のテープ上とメモリとの状態を模式的に表すマ
ップ図であって、21は番組4が記録された時のテープ
上の状態を模式的に表すマップ図であり、22は番組4
の目次情報がメモリ上に登録された状態を表すマップ図
であり、13b〜13dは番組4の録画終了時にそれぞ
れ番組2〜番組4が録画されているテープ上の領域であ
り、14e,14fはそれぞれ番組4の開始位置、終了
位置の1フレーム後の位置を示し、15eはテープ位置
情報を記録するメモリ上の領域、16dは各番組の開始
フレーム、最終フレーム以外の付帯情報を記録するメモ
リ上の領域である。
【0019】図3は本実施例のVTRの構成を示すブロ
ック図であり、31はテープカセット、32はテープカ
セット31に取り付けられたメモリ、33はテープカセ
ット31内のテープ、34はテープ33上の情報を読み
取り、書き込むヘッドが取り付けられたシリンダ、35
はシリンダ34内のヘッドに接続され、テープ上の情報
から位置符号を読み出し、またはテープ上に位置符号を
書き込む位置符号書き込み読み出し回路、36はメモリ
32の情報の読み出し、書き込みを行うメモリ読み出し
書き込み回路、37はテープ33、シリンダ34等の駆
動を行う駆動回路、38はユーザーが本実施例のVTR
に対し入力を行う外部入力装置、39は35〜38まで
の各回路、装置を制御する制御部である。
【0020】以下、本実施例のVTRの動作について説
明する。制御部39は、外部入力装置38より録画の指
示があると駆動回路37に指示し、テープ33上に記録
を開始する。そして、外部入力装置38より停止の指示
があると録画を終了する。以上の一連の録画開始から録
画終了までの動作によってテープ上に記録された情報を
番組と呼ぶ。以下、本実施例のVTRでの番組1から番
組3のメモリ読み出し書き込み回路36を通じてのメモ
リ32上への登録動作を図1,図3を参照しながら説明
する。
【0021】制御部39は番組1の録画開始時に位置符
号書き込み読み出し回路35より開始位置の位置符号を
得て開始位置情報として保持しておく。録画終了時にも
同様に終了位置情報を保持しておく。番組1の録画開始
時にはメモリ32上に登録されている番組が存在しない
ため、番組1の開始位置14aの位置情報をメモリ32
上の領域15aに、番組1の付帯情報(録画した日時
等)を領域16aに記録する。そして、番組1の終了位
置である14bの1フレーム前の位置情報をメモリ上の
領域15bに記録する。
【0022】番組2の録画時には、番組1と同様に録画
開始位置と記録終了位置情報を保持するが、番組2の開
始位置が番組1の終了位置の1フレーム後である14b
であるため、番組2の開始位置である14bの位置情報
を領域15bに、番組2の付帯情報を領域16bに、番
組1と番組2とのテープ上での最終記録位置である14
cの1フレーム前のテープ位置情報を領域15cに書き
込む。更に、番組3の録画時にも同様に、番組3の開始
位置14cの位置情報を領域15cに、付帯情報を領域
16cに、番組1から番組3までのテープ上での最終記
録位置である14dの位置情報を領域15dに記録す
る。このようにして、メモリはマップ図に示す12のよ
うな状態になるのである。
【0023】次に、本実施例のVTRが図1の様な状態
のメモリ32内の情報をメモリ書き込み読み出し回路3
6を通じて読み出すときの動作を図1,図3を用いて説
明する。マップ図に示す12の情報を得た制御部39
は、各番組の付帯情報の手前のテープ位置情報を付帯情
報に該当する番組の開始テープ位置、付帯情報の直後の
テープ位置情報の1フレーム前を付帯情報に該当する番
組の終了テープ位置とするが、最終の番組(番組3)に
おいては付帯情報の直後のテープ位置情報を最終番組の
終了テープ位置とみなす。以上の様にして、各番組の開
始、終了位置、付帯情報の再生を行うことができる。
【0024】次に、番組3までを録画し、メモリ32上
に登録した状態から番組4を録画し、メモリ上に登録す
る動作について図1,図2,図3を参照しながら説明す
る。番組4を録画した際に位置符号書き込み読み出し回
路35より開始テープ位置が14e、終了テープ位置が
14fであるという情報を得た制御部39は、マップ図
に示す12の状態より番組4の録画によって番組2の後
半部分と番組3の前半部分が消去されたこと、つまり、
番組4は番組2と番組3との間に挿入されたことを認識
する。よって、番組3の開始位置14cが記録されてい
た領域15cの情報を消去し、それぞれ領域16c,1
5dに記録されていて、変更が無かった番組3の付帯情
報と、最終記録位置情報14dとを番組4の開始位置情
報、付帯情報を記録するためにそれぞれ領域16d,1
5eに移動させる。その後、番組4の開始位置14eの
情報を領域15cに、番組4の付帯情報を領域16c
に、新たに発生した番組3の開始位置14fの情報を領
域15dに記録する。以上によって、マップ図に示す2
2の状態になり、メモリ32を読み出す際にも以上で述
べた方法で可能になる。
【0025】以上のような方法で録画した番組をメモリ
上に登録することで、メモリ上の位置情報の個数は、テ
ープ上の番組の境界点の個数と等しくなり、従来の情報
の収納方法より、メモリ効率が上昇することになる。な
お、実際は各番組の終了位置についてフレーム単位の精
度を求めることはまれであり、各番組の終了位置を直後
の番組の開始位置と同一視することも可能である。
【0026】以下、本発明の第2の実施例について図
4,図5を参照しながら説明する。図4は本実施例のテ
ープ式記録再生装置であるVTRと、メモリ付きテープ
カセットとからなるシステムで、VTRがテープカセッ
トに取り付けられたメモリに対し、テープ上の複数の区
間にそれぞれ再生モードを含むテープ駆動モードを設定
した場合のメモリとテープの状態を模式的に表したマッ
プ図であり、41はテープ上の各区間を模式的に示した
テープのマップ図であり、42はメモリの状態を模式的
に表したメモリのマップ図であり、43a〜43eはテ
ープ上の各区間の境界点のテープ位置であり、44a〜
44gは各区間の境界点を記録しているメモリ上の領域
であり、45a〜45fは各区間で指定された駆動モー
ドを記録しているメモリ上の領域である。領域45aで
は通常再生(以下、PLAYと称す)、領域45bでは
早送り再生(以下、CUEと称す)、領域45cでは逆
再生(以下、RPLAYと称す)、領域45dでは逆高
速早送り(以下、REWと称す)、領域45eではスロ
ー再生(以下、SLOWと称す)、領域45fでは高速
早送り(以下、FFと称す)を指定している。
【0027】図5は本実施例のVTRの構成を示すブロ
ック図であり、54はテープ33上の情報を読み取り、
書き込むヘッドが取り付けられたシリンダ、55はシリ
ンダ54内のヘッドに接続され、テープ33上の情報か
ら位置符号を読み出す位置符号読み取り回路、56はメ
モリ32の情報の読み出しを行うメモリ読み出し回路、
57はテープ33、シリンダ54等の駆動を行う駆動回
路、58はユーザーが本実施例のVTRに対し入力を行
う外部入力装置、59は55〜58までの各回路、装置
を制御する制御部である。
【0028】制御部59は外部入力装置58からプログ
ラム再生の指示を受けると、メモリ32上の領域44a
に記録されているテープ位置43bを駆動回路57に指
示し、サーチする。位置符号読み取り回路55より送ら
れる位置符号が領域44a位置情報と一致すると、駆動
回路57に対しメモリ領域45aに記録されているテー
プ駆動モードを読み取って駆動回路57にPLAYの指
示を送る。制御部59はメモリ領域44bに記録されて
いるテープ位置43cと位置符号読み取り回路55より
送られる位置符号とが一致すると、駆動回路57に対し
て次の駆動モードであるCUEの指示を送る。このよう
にして、位置43b〜43cの区間においてPLAYと
いうテープ駆動を行うことになる。続いて、区間43c
〜43dにおいてCUEを行い、位置43dに来るとR
PLAYを始め、再び位置43c迄行くことになる。そ
の後、区間43c〜43aまでREWを行い、区間43
a〜43bまでSLOWを行い、区間43b〜43eま
でFFを行い、プログラム再生を終了する。
【0029】このようなプログラム再生を可能にするこ
とで、ソフトテープ等に利用し、様々な再生方法を楽し
んだり、ユーザーが通常の操作をする際にモードの変化
点を区間の境界点とみなし、VTRがメモリに記録して
おくことも可能であり、同じカセットで再び前回と同じ
見方をすることができる。また、第1の実施例と同様に
区間の個数をnとすると、メモリ上の位置情報の個数は
(n/2)+1となり、1つのテープ駆動情報の記録に
要するメモリ容量がテープ位置情報に比べてはるかに小
さいことより、従来のプログラム再生よりメモリの効率
が上昇することになる。
【0030】なお、以上の2実施例ではカセットにメモ
リを取り付けたシステムであったが、VTR内部にメモ
リを持ち、VTRに取り付けられたラベル等の判別手段
とカセットに取り付けられたラベル等とでカセット判別
をするようなシステムでも以上のような例の実施は容易
である。また、以上の2実施例ではテープ式記録再生装
置の内、VTRを例として使ったが、他のテープ式記録
再生装置においても基本的な構成は変わらないため、以
上のような例の実施は容易である。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のテープ式記録再生装置はテープ上の区間に関する開始
テープ位置、終了テープ位置情報を含む情報をメモリに
記録する際に、メモリ効率を上げることができるため、
テープカセットにメモリを取り付ける際は取り付けるメ
モリの容量を小さくすることが可能なため、テープカセ
ットのコストダウンができることになり、産業上非常に
有効である。また、非常に自由度の高いプログラム再生
が実現できるようになることにより、ユーザーにとって
利用価値の高い装置を提供できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例において番組3までの目
次情報を記録したメモリとテープの関係を模式的に表す
マップ図
【図2】同第1の実施例において番組4までの目次情報
を記録したメモリとテープの関係を模式的に表すマップ
【図3】同第1の実施例におけるテープ記録再生装置の
構成を示すブロック図
【図4】本発明の第2の実施例においてメモリとテープ
の関係を模式的に表すマップ図
【図5】同第2の実施例におけるテープ記録再生装置の
構成を示すブロック図
【図6】従来の目次情報の収納方法を使ったVTRにお
けるテープとメモリの関係を模式的に表したマップ図
【図7】従来のプログラム再生を行うために設定された
メモリと、テープ上の情報を模式的に表すマップ図
【符号の説明】
11 テープ上の状態を模式的に表すマップ図 12 番組3までが記録された状態でのメモリ上の状態
を示すマップ図 14a〜14c 番組1から番組3までのテープ上での
開始位置 14d 番組3のテープ上での終了位置 14e 番組4の開始テープ位置 14f 番組4の終了位置の1フレーム後のテープ位置 15a〜15e テープ位置情報が記録されるメモリ上
の領域 16a〜16d 各番組の開始、終了位置情報を除く付
帯情報が記録されるメモリ上の領域 21 テープ上の状態を模式的に表すマップ図 22 番組4が記録された状態でのメモリ上の状態を模
式的に表すマップ図 41 テープ上の状態を示すマップ図 42 メモリ上の状態を示すマップ図 43a〜43e テープ上の各区間の境界点のテープ位
置 44a〜44g 各区間の境界点の位置情報を記録して
いるメモリ上の領域 45a〜45f 各区間のテープ駆動情報を記録してい
るメモリ上の領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ上に第1のテープ位置と前記第1
    のテープ位置と異なる第2のテープ位置との間を示す第
    1の区間と、前記第2のテープ位置と前記第2のテープ
    位置と異なる第3のテープ位置との間を示す第2の区間
    とが存在し、 第1のテープ位置情報と、前記第1の区間に関する付帯
    情報と、第2のテープ位置情報と、第2の区間に関する
    付帯情報と、第3のテープ位置情報と、を不揮発性メモ
    リ空間上に記憶させる手段を具備することを特徴とする
    テープ式記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のテープ式記録再生装置
    によって不揮発性メモリに記憶させられている情報を読
    み取ることによって第1の区間、第2の区間それぞれに
    ついての区間両端のテープ位置情報を含む情報を再生す
    る手段を具備することを特徴とするテープ式記録再生装
    置。
  3. 【請求項3】 第1の区間、第2の区間それぞれに関す
    る付帯情報が、テープ駆動モードに関する情報を含んで
    いることを特徴とする請求項1に記載のテープ式記録再
    生装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のテープ式記録再生装置
    によって不揮発性メモリに記憶させられたテープ駆動モ
    ード情報を読み取る手段と、第1の区間内で前記第1の
    区間に対応するテープ駆動モードでのテープ駆動を行っ
    て、第2のテープ位置に到達した後、第2の区間内にお
    いて前記第2の区間に対応するテープ駆動モードでのテ
    ープ駆動を行う手段を具備することを特徴とする請求項
    2に記載のテープ式記録再生装置。
JP16341193A 1993-07-01 1993-07-01 テープ式記録再生装置 Pending JPH0721747A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16341193A JPH0721747A (ja) 1993-07-01 1993-07-01 テープ式記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16341193A JPH0721747A (ja) 1993-07-01 1993-07-01 テープ式記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0721747A true JPH0721747A (ja) 1995-01-24

Family

ID=15773388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16341193A Pending JPH0721747A (ja) 1993-07-01 1993-07-01 テープ式記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0721747A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2571207B2 (ja) 情報再生装置
JPH07203357A (ja) 磁気記録再生装置
JPH02214085A (ja) 情報再生装置
JPH08180654A (ja) 情報再生装置
JPS63121179A (ja) ステ−ジング方法
US6847776B2 (en) Signal record/playback apparatus and method featuring independent recording and playback processing
JPH01201886A (ja) コンパクトディスクプレーヤ
JPH03205675A (ja) デジタルデータ再生装置
JPH0721747A (ja) テープ式記録再生装置
KR20000029383A (ko) 광 기록매체 상에 디지탈 방식으로 기억된 정보를재생하는 장치
JP2787839B2 (ja) ディジタル録音装置
KR100357087B1 (ko) 광자기기록장치의사용자메모방법
JP3514628B2 (ja) 記録再生装置
KR0130885B1 (ko) 오디오 테이프레코더의 월곡 녹음 제어방법
KR20030065160A (ko) 파이널라이즈 이후 추가 데이터 기록이 가능한 저장매체,그 기록 및 재생 장치와 방법
JPH06243541A (ja) 磁気記録媒体の記録再生装置
KR0126817B1 (ko) Ctl pulse를 이용한 정보기록 및 기록된 영상신호에 대한 디스플레이 장치 및 그 제어방법
JP3266715B2 (ja) 情報記録再生装置
JP2000113646A (ja) ディジタル情報記録再生方法
JPH0386990A (ja) ディスク再生装置
JPH0917162A (ja) ディスク記録再生装置
JPH11146327A (ja) 動画像再生装置及び方法
JPH0684229A (ja) ビデオテープレコーダ
JPH0224891A (ja) ディジタル・オーディオ・テープレコーダ
JP2003123444A (ja) グループ編集方法