JPH07216813A - ブレードスケート用舗床のための組成物および舗床の製造方法 - Google Patents

ブレードスケート用舗床のための組成物および舗床の製造方法

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JPH07216813A
JPH07216813A JP4083117A JP8311792A JPH07216813A JP H07216813 A JPH07216813 A JP H07216813A JP 4083117 A JP4083117 A JP 4083117A JP 8311792 A JP8311792 A JP 8311792A JP H07216813 A JPH07216813 A JP H07216813A
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JP
Japan
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layer
pavement
support
skate
rigid
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JP4083117A
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English (en)
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Stefano Vittorio Di
ディ ステファノ ヴィットリオ
Paolo Marini
マリーニ パオロ
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Skitech Srl
Original Assignee
Skitech Srl
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K3/00Materials not provided for elsewhere
    • C09K3/24Materials not provided for elsewhere for simulating ice or snow
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C19/00Design or layout of playing courts, rinks, bowling greens or areas for water-skiing; Covers therefor
    • A63C19/10Ice-skating or roller-skating rinks; Slopes or trails for skiing, ski-jumping or tobogganing
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01CCONSTRUCTION OF, OR SURFACES FOR, ROADS, SPORTS GROUNDS, OR THE LIKE; MACHINES OR AUXILIARY TOOLS FOR CONSTRUCTION OR REPAIR
    • E01C13/00Pavings or foundations specially adapted for playgrounds or sports grounds; Drainage, irrigation or heating of sports grounds
    • E01C13/10Pavings or foundations specially adapted for playgrounds or sports grounds; Drainage, irrigation or heating of sports grounds for artificial surfaces for outdoor or indoor practice of snow or ice sports
    • E01C13/107Non-frozen surfacings for ice, skating or curling rinks or for sledge runs; Rinks or runs with such surfacings

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は合成ブレードスケート用舗床、すな
わち氷とは異なる材料で作られ、したがって極低温装置
を用いずに使用できる舗床を提供する。 【構成】氷とは異なる物質からなり、したがって冷凍シ
ステムの必要のないブレードスケート用の合成舗床であ
って、1種類以上の有機パラフィン材料を含んでなり、 a)針入度計によって測定した針入度指数が使用温度で
2から20の範囲であり; b)ガラス転移温度が使用温度より高く; c)誘電率が106Hzで2.5以下であり; d)200℃における粘度が3000cpsを超えな
い、という特性を有する組成物。 【効果】正常な使用条件下で、スケート熟練者が必要と
考える滑り条件を保証し、加熱するだけで複数の修復が
可能であり、基盤からの進行性かつ修復不可能の剥離を
示さない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブレードスケート用舗
床に関するものである。
【0002】より詳細には、本発明は、氷とは違う材料
によって作られ、したがって極低温装置を用いないで使
用できる合成舗床、およびその製造方法に関するもので
ある。
【0003】
【従来の技術】氷とは違う材料で作られたブレードスケ
ート用舗床は、極低温プラントによって形成および維持
される氷舗床の高額投資および固定維持費用を減らす目
的で開発された。
【0004】しかしながら上記舗床の表面は、使い古さ
れると、摩耗を受けた層物質を削ることによって機械的
に除去しなければ回復ができない。このような除去は明
らかに不経済である。なぜならば、除去した物質は再び
用いることができず、またいかなる場合でも、一定期間
の使用後に、この方法で作られた舗床は全て再建しなけ
ればならないからである。
【0005】舗床の使い古されたスケート表面を復旧す
る問題を解決するための改善は、ドイツ特許出願第P3
445976.6号に示される。ここでは溶融範囲30
℃から130℃を有する炭化水素からなり、使い古され
た表面の回復が機械的除去のみならず、使用済み層の溶
融によっても行われるブレードスケート用表面が開示さ
れている。
【0006】それに続くイタリア特許第1205745
号においては、スケート層にワイヤーネットを埋めるこ
とによって、基質からの剥離および裂け目や割れ(亀
裂)(以後の説明では「亀裂」と呼ぶことにする)の生
成を阻止する上記舗床の特別な実施態様が記載されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】研究室で、ドイツ特許
出願第P3445976.6号およびイタリア特許第1
205745号に含まれる開示に基づいて作られた原型
の舗床に関する多くの実験中に、提案の溶液が満足すべ
きものでないことがわかった。特に、記載された材料
は、耐久性のよいスケートリンクを与えなかったし、同
時に、正常な使用条件下で:−スケート熟練者が必要と
考える滑り条件を保証し、−スケート舗床を形成する材
料の酸化による不利益をきたすことなく加熱という方法
で数回修復でき、−使い古されたスケート舗床表面の通
常の修理および季節的温度変動のための反復加熱サイク
ルによる、ブレードスケート用舗床の、基盤からの進行
性かつ修復不可能の剥離(それはブレードスケート用舗
床の破壊に通ずる)を示さない、というスケートリンク
を提供するものではない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、耐久性
のあるスケート用舗床のための組成物であって、そのス
ケート表面コースは支持体上の溶融相に塗布され、使い
古された表面は融解によって元どおりになる組成物を提
供することである。
【0009】本発明のもう一つの目的は、上記舗床の製
造方法を提供することである。本発明のその他の目的は
下記の説明から明らかにされる。
【0010】本発明による組成物は、1種以上の有機パ
ラフィン材料を含み、同時に下記の要求をすべて満たさ
なければならない。 a)針入度計で測定した針入度指数が使用時、すなわち
スケート温度で2から20、より好適には針入度指数は
8から15。 b)ガラス転移温度(Tg)が使用温度より高い。 c)誘電率は106Hzで2.5以下。 d)200℃における粘度は3000cpsより高くな
い。
【0011】好適には本発明による組成物は2%より高
くない鹸化指数をもつ。
【0012】特に本発明の組成物は線状、分枝状および
環状炭化水素から選択されたポリオレフィンおよび脂肪
族炭化水素を含む。
【0013】エチレン、プロピレン、ブチレン系列のパ
ラフィン、ポリマーおよびコポリマーおよびそれらの混
合物が特に好適である。
【0014】本発明の組成物は、上記の要求を満足する
限り、フッ素化炭化水素を含んでなることが好都合であ
る。
【0015】本発明による組成物は、パラメーターa)
〜d)の組み合わせにより、大きい滑らかさを有し、使
い古された表面の溶融だけで数回元どおりに戻せる長期
耐用性スケート表面が得られることを特徴とする。
【0016】これらのパラメーターの組み合わせが、満
足の行くスケートを保証する滑らかさをもった平滑なス
ケート表面を生成するのに適した組成物を単一義的に決
めることが判明した。3つのパラメーターa)〜c)の
数値は、十分な滑らかさおよび最適機動性を可能にする
一連の特性として定義されるスケート性(skateabilit
y)に関連する。
【0017】特に、非常に異なる使用条件下におけるブ
レードのカッティング深さを最も正確にコントロールす
るパラメーターは、所望温度で、一般的に公知の標準条
件で100g、測定前の待ち時間5秒で、針入度計で測
定した針入度指数であることを本発明者は見いだした。
【0018】高過ぎる針入度指数をもった材料では、ス
ケートが深く入り過ぎ、動きに対する抵抗が許容し難い
程度になる。また逆に、低過ぎる針入度指数をもった材
料上では、スケートに典型的な回転動作(evolution)
を行うことが難しい。なぜならば、スケートはこのよう
な回転動作に特有の遠心力を相殺するような方法で材料
をカットすることができないからである。しかしながら
上に規定したガラス転移温度に密接に関連しない限り、
このパラメーターのみでは最適スケートは保証されな
い。
【0019】予想に反して、本発明者は、スケート表面
を作るために選択した材料が、そのガラス転移温度付近
またはそれ以下の温度で用いられるときには、上記のカ
ッティング条件下のスケートの滑りは許容され、その材
料が脆い状態である場合にはもっと良いことを見いだし
た。
【0020】すなわちガラス転移温度は、使用温度に関
して処方を選択するための重要なパラメーターである。
【0021】パラメーターc)および鹸化指数に関して
は、脂肪酸の存在は滑りを減らすので、ある濃度以上で
はこのような酸は許容できないことが見出された。加え
て、他のパラメーターが等しいならば、その材料を構成
する分子の分極性、およびおそらくは永久双極子能率に
も関係することが知られている誘電率が上がると、その
材料上でのスケートの滑りが妨害される。
【0022】パラメーターd)、すなわち熱い材料の粘
度は、単純な溶融によって支持体上に塗布できるスケー
ト表面を実際的に生成させる可能性に関係し、主として
使い古された表面の加熱による修復を可能にする。
【0023】実際、本発明による組成物の、普通は約2
00℃で始まる空気酸化を阻止するために、材料の粘度
は、少なくともその温度では十分に低く、そしてスケー
トによって残される溝が、その材料が著しい酸化を受け
ないような時間内に埋められる粘度でなければならな
い。材料の粘度が200℃で3000cpsを超えない
場合にはこのような状態になる。本発明の組成物は、ブ
レードスケートのみならず、適当な滑りが必要な他のす
べてのスポーツ、例えばボブスレー、そり、およびスキ
ーにも使用できる舗床を好都合に作ることができる。
【0024】本発明による組成物をスケート表面として
使用するために、この組成物をリンクベース上に固定
し、または単に置いた適当な支持体上で溶融することに
よって有利に塗布することができる。
【0025】上記支持体は下記のようなものであり得
る。 1)硬い多孔質材料、例えば、トラバーチンのような焼
いた材料、耐火物、石膏、発泡クレー煉瓦および木材パ
ネルなど: 2)硬質建造材または可撓性材料からなる基礎層にしっ
かり固定された半硬質、多孔性または線維性アンカー層
からなる構造; 3)上記の1)および2)のタイプの支持体上に、スケ
ート表面と同じタイプの材料からなり、スケート表面と
相溶性を持つが、その上ではスケートが十分にできない
という中間層を流すことによって作られる構造;であ
る。上記中間層が固化した後、スケート表面が溶融によ
って塗布される。
【0026】好適には、上記の項目2)のアンカー層
は、種々の密度の合成スポンジ、カーペット、ウーヴン
材料、フェルト、ラグおよびスポーツ用人工芝から選択
された材料からなる。好適には、項目2)の基礎層の材
料は、ゴム、プラスチックス、ビツメンおよび強化繊維
との複合材料から選択される。
【0027】好適には、項目3)の中間層は、針入度指
数<2およびガラス転移温度Tg>50℃をもったパラ
フィン性有機材料からなる。
【0028】支持体の下の基礎は、支持体の機能を満足
させ、スケート表面および支持体アセンブリーの形を維
持することができる、当業者に公知の形態および材料で
作られる。
【0029】本発明による組成物を上記の支持体上に塗
布する方法に関しては、支持体または項目3)の中間層
上に溶融によって塗布したスケート表面上に、好適には
一定の形状寸法ををもち、公知の方法で作成可能な細い
一連のカットを形成することが有利であることを本発明
者は見出した。上記カットの働きは、冷却中に材料が収
縮することによる張力を減らし、自然発生的亀裂(それ
は大きい亀裂と材料の剥離とを生じ得る)の生成を回避
する。
【0030】項目1)の支持体として硬質多孔性支持体
が用いられる場合、上記カットの形成は、耐久性リンク
を作り、そしてスケート表面の部分の剥離を防ぐために
基本的に重要である。
【0031】実際、このような場合には、カットの最適
な間隔はスケート層の厚さの1.5から2倍であるべき
であり、そしてカットは深く、支持体に対して垂直であ
るべきであることが判明した。
【0032】項目2)のタイプの支持体に関しては、そ
のアンカー層のコンプライアンスのために、カットの作
成法は厳密でないものでよくなり、カットの間隔は、ス
ケート層の厚さの50倍にまで拡げることができる。
【0033】例えば厚さの10倍以上というような大き
い間隔では、カット間の表面部分は自然発生的に割れ、
使用材料のたわみ性および支持体の性質によって非常に
小さい亀裂を生じ、そして上記材料は少なくとも部分的
には表面の収縮に従うので、リンクの構造的安定性並び
にスケート性を危険にさらすことはない。
【0034】本発明の組成物は、カーペット、ウーヴン
材料、フェルトおよびスポーツマットに直接流すことに
よって、特に良い結果を与える。このような材料で作ら
れた舗床は、苛酷な天候条件で戸外にさらした場合で
も、スケート材料の剥離を決して起こさないことが観察
された。
【0035】タイプ3)の支持体を使用した場合、中間
層に作ったカットの形状寸法は、それが固化する間に、
上にかぶさるスケート表面に伝達され、永久的に維持さ
れる。 この最後の実施態様は、時間と共にカットの最
初の形状寸法を部分的に失いがちな上記の他の実施態様
と比較して、美的に特に有利であり、構造的安定性およ
びスケート性の特徴も変化させない。
【0036】最後に、ゴム、プラスチック、ビツメン、
および強化繊維との複合材料などの可撓性材料から作ら
れた基層上に、上記のように適当なカットを入れたスケ
ート表面を設けることは、平坦でない表面、例えばボブ
スレートラック、リュージュトラック、土手に沿ったカ
ーヴなどに、凸凹表面を作るのに特に好都合である。下
記の実施例は発明をより明確にするためのものであっ
て、これに制限されると考えるべきではない。
【0037】
【実施例】
[実施例1] スケート表面の組成物: 下記の2成分からなる混合物: a)20℃における針入度指数25、鹸化度0、ヨウ素
価0のパラフィンワックス; b)融点110−120℃をもつ微晶質ポリエチレンワ
ックス; a)70%およびb)30%の割合: MEM法によって針入度計で測定して、20℃における
針入度指数:14。
【0038】膨張計によって測定したガラス転移温度:
Du Pont 9900微小膨張計で47℃。
【0039】鹸化度:0 106Hzにおける誘電率:2.4 200℃における粘度:250cps 一例として、太さ約4mmのポリプロピレン繊維で織っ
た40cm×40cmの四角いタイル状薄片を、適当な
セメントを用いて40cm×40cm×2cmのトラバ
ーチンタイル状板からなる基礎層に接着した。生成した
タイル状板を、液状材料を一時的に入れるのに適したフ
レーム中に置き、上記組成物を、120℃から140℃
の温度で織成層上に、組成物中に完全に埋め込まれた4
mmの織成層を含む約12mmのスケート層が得られる
ように流した。
【0040】この組成物の固化時に、四角い網目状のカ
ットが得られるように、タイル状板の一部のスケート層
に、タイル板の横側に平行に8cm間隔でカットを入れ
た。冷却後、タイル状板をフレームから取り出し、セメ
ント基層上に置いた。こうして得られた舗床を加熱し、
表面上を溶融して継ぎ目をなくし、表面カットのあるタ
イル状板での上記カットの幅を減少させた。
【0041】カットのないタイル状板のスケート表面
は、最初の冷却時にクラックをほとんど生じなかった。
クラックの数は最初の表面溶融後に増加した。
【0042】スケート後の修復中に、カットによって生
じたクラックの大部分が同じ数および同じ形のままであ
ったが、始めにカットしなかったタイル状板のクラック
の数は、一定の数になるまで増加し続け、またクラック
の幅は、1つのクラックと次のクラックとの間の平均距
離が約5cmから8cmになるまで減少し続けた。
【0043】いずれの場合にも、舗床を水および冷凍剤
にさらした後でさえも、スケート表面の剥離は起きなか
った。
【0044】つぎの実施態様では、上記組成物を注ぐ前
に、成分b)に富む(20%a、80%b)混合物の層
を6mm注いだ。この混合物の層を、上記実施例のよう
に、固化の瞬間にカットした。
【0045】一旦冷却してから、この層の上に記組成物
の材料からなる別の層を注ぎ、織成材料、成分b)に富
む中間層、および実際のスケート層を含む全体の厚さを
約15mmとした。
【0046】冷却後、タイル状板を上記のように置き、
生成した舗床の表面を同じ方法で処理した。
【0047】上記の方法によって得られたすべてのタイ
ル状板は、表面溶融による修復を何回も受け、常に上記
のように作られたカットに従って同じ数および同じ配列
のクラックを再現した。
【0048】この場合も、舗床を水および冷凍剤にさら
した後でさえ、スケート表面の剥離はなかった。
【0049】もう一つの実施態様では、60cm×12
0cmの矩形の織成材料を適したセメントで、可撓性ネ
オプレンゴム支持体からなる基礎層に固定した。
【0050】スケート層の材料を、最初の実施態様のよ
うに織成層上に注いだ。この方法で生成した単位材料
を、両面テープでレンガ舗床上に固定した。この方法
で、設置しやすく、除去しやすい舗床が提供された。
【0051】後者の方法によって作られた単位材料は、
カットされていることにより、曲率半径10cmから1
5cmまで問題なく曲げたり屈曲することができ、運搬
のために巻くことができ、もう一つの実施態様のよう
に、そりおよびボブスレートラックの建設が可能であ
る。
【0052】上記のようなスケート表面の組成物によっ
て作られた舗床のスケート性は、熟練者にとって機動性
に関しても滑らかさに関してもすぐれているようにみえ
た。 [実施例2] スケート層の組成物: 下記の特性をもつオゾケライト: 20℃における針入度指数:12(実施例1と同じ装置
で) 膨張計によって測定したガラス転移温度:8℃(実施例
1と同じ装置で) 鹸化度:0 106Hzにおける誘電率:2.4 200℃における粘度:50cps 第一の実施例の最初の場合に記載したのと全く同じ方法
で作られた実験的舗床の一部は、同じ熟練者の判断によ
ると、滑らかさに関して容認できる結果を与えなかっ
た。ガラス転移温度のみが明らかに実施例1と異なる被
験表面の組成物は、スケートには適さない。
【0053】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
正常な使用条件下で、 −スケート熟練者が必要と考える滑り条件を保証し、 −スケート舗床を形成する材料の酸化による不利益を来
すことなく加熱という方法で数回修復でき、 −使い古されたスケート舗床表面の通常の修理および季
節的温度変動のための反復加熱サイクルによる、ブレー
ドスケート用舗床の、基盤からの進行性かつ修復不可能
の剥離(それはブレードスケート用舗床の破壊に通ず
る)を示さない、という優れた特性を有する舗床が得ら
れる。
フロントページの続き (72)発明者 パオロ マリーニ イタリア国、00100 ローメ、ヴィーア ロレンツォ イル マニフィコ 80

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1種類以上の有機パラフィン材料からな
    るブレードスケート用舗床のための組成物であって、 a)針入度計で測定した針入度指数が使用温度で2から
    20の範囲にあり、 b)ガラス転移温度が使用温度より高く、 c)誘電率が106Hzにおいて2.5以下であり、 d)200℃における粘度が3000cpsを超えな
    い、ことを特徴とする組成物。
  2. 【請求項2】 線状、分枝状および環状炭化水素から選
    択されたポリオレフィンおよび脂肪族炭化水素を含んで
    なる請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 エチレン、プロピレンおよびブチレン系
    列のパラフィン、ポリマーおよびコポリマー、およびそ
    れらの混合物を含んでなる請求項1に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 フッ素化炭化水素を含んでなる請求項1
    に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 鹸化指数が2%を超えない請求項1に記
    載の組成物。
  6. 【請求項6】 針入度指数が8から15の間である請求
    項1に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 滑走スポーツのための請求項1に記載の
    組成物の使用。
  8. 【請求項8】 ボブスレー、そりおよびスキーの中から
    選択されたスポーツのための請求項1に記載の組成物の
    使用。
  9. 【請求項9】 1種類以上の有機パラフィン材料を含ん
    でなる組成物によって形成されるスケート層を含むブレ
    ードスケート用舗床の製造方法であって、 a)針入度計で測定した針入度指数が使用温度で2から
    20の範囲で; b)ガラス転移温度が使用温度より高く、 c)誘電率が106Hzにおいて2.5以下であり、 d)200℃における粘度が3000cpsを超えな
    い、組成物が、溶融状態で支持体上に塗布されることを
    特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 前記支持体が硬質、多孔性材料からな
    る請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記支持体がトラバーチン、煉瓦、耐
    火物、石膏、発泡クレー煉瓦および木材パネルのなかか
    ら選択された材料からなる請求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記支持体が、硬質建造材料または可
    撓性材料からなる基礎層にしっかり固定された半硬質、
    多孔性または繊維性固定層から作られた構造からなる請
    求項9に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記支持体が、硬質建造材料または可
    撓性材料からなる基礎層にしっかり固定された半硬質、
    多孔性または繊維性固定層から作られた構造からなり、
    固定層は種々の密度の合成スポンジ、カーペット、織成
    材料、フェルト、ラグおよびスポーツ用人工芝のなかか
    ら選択された材料からなる請求項9に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記支持体が、基礎層にしっかり固定
    された半硬質、多孔性または繊維性固定層から作られた
    構造からなり、前記基礎層はゴム、プラスチック、ビツ
    メンおよび強化繊維との複合材からなる請求項9に記載
    の方法。
  15. 【請求項15】 前記支持体が、硬質、多孔性材料上に
    有機パラフィン材料からなる中間層を流すことによって
    作られる構造からなり、前記スケート層がその後上記中
    間層に注がれる請求項9に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記支持体が、硬質、多孔性材料上に
    有機パラフィン材料から作られる中間層を流すことによ
    って作られる構造からなり、前記スケート層がその後上
    記中間層上に注がれ、上記有機パラフィン材料は針入度
    指数<2およびガラス転移温度>50℃を有する請求項
    9に記載の方法。
  17. 【請求項17】 固化の際に、前記舗床表面に一連の細
    いカットが作られる請求項9に記載の方法。
  18. 【請求項18】 固化の際に、前記舗床表面に一定の形
    状寸法をもった一連のカットが作られる請求項9に記載
    の方法。
  19. 【請求項19】 固化の際に前記舗床表面に一連のカッ
    トが作られ、硬質、多孔性材料からなる支持体では上記
    カット間のスペースがスケート層の厚さの1.5から2
    倍であり、上記カットは深く、支持体に垂直である請求
    項9に記載の方法。
  20. 【請求項20】 固化の際に前記舗床表面に一連のカッ
    トが作られ、基礎層にしっかり固定された半硬質の多孔
    性または繊維性の固定層から作られた構造からなる支持
    体では上記カット間の間隔がスケート層の厚さの50倍
    に達する請求項9に記載の方法。
JP4083117A 1991-03-05 1992-03-05 ブレードスケート用舗床のための組成物および舗床の製造方法 Pending JPH07216813A (ja)

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EP (1) EP0502484A1 (ja)
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