JPH07216740A - 繊維を処理するための組成物 - Google Patents

繊維を処理するための組成物

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JPH07216740A
JPH07216740A JP6318954A JP31895494A JPH07216740A JP H07216740 A JPH07216740 A JP H07216740A JP 6318954 A JP6318954 A JP 6318954A JP 31895494 A JP31895494 A JP 31895494A JP H07216740 A JPH07216740 A JP H07216740A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】既に洗濯された繊維製品に該組成物を付与する
方法を提供する。 【構成】(a)組成物の全量を基準にして、下記の群か
ら選択された紫外線吸収剤を0.1乃至20重量%、ヒ
ドロキシアリール−1、3、5−トリアジン、スルホン
化−1、3、5−トリアジン、o−ヒドロキシフェニル
ベンゾトリアゾール、2−アリール−2H−ベンゾトリ
アゾール; (b)布ケアー成分;および (c)実質的に水である残分 を含有する安定な濃厚繊維リンス組成物を提供する。 【効果】このように処理された繊維製品は、そのSPF
が改善される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は繊維処理用組成物、特に紫外線吸
収剤を含有する布ケアー組成物、およびその組成物を使
用して繊維製品を処理し、処理された紡織繊維材料に優
れた日光防護ファクター(SPF=Sun Protection Fact
or) 値ならびにその他の望ましい性質を与える方法に関
する。
【0002】波長280乃至400nmの光照射が、表
皮を日焼けさせることは公知である。また、波長280
乃至320nmの照射線(UV−B照射線と呼ばれてい
る)が紅斑(erythemas) および皮膚の炎症を惹起し、こ
のため皮膚の日焼けを阻害できることも公知である。波
長320乃至400nmの照射線(UV−A照射線と呼
ばれている)が、皮膚を日焼けはさせるが、また同時
に、特に長時間日光にさらされた敏感な皮膚に対しては
皮膚傷害を起こすことが知られている。このような傷害
の例は皮膚の弾性喪失、皺の発生、紅斑反応発症の促進
および光害または光アレルギー反応の誘発などである。
日光に過度にさらされることによる傷害的作用から皮膚
を保護する有効な手段は、明らかに太陽光のUV−A成
分およびUV−B成分の両者が皮膚表面に到達する前
に、太陽光のそれらの成分を吸収するための手段を含ま
ざるを得ない。
【0003】従来慣用的に、太陽光中の紫外線成分にさ
らされることによる潜在的傷害からヒトの皮膚を保護す
ることは、その皮膚に紫外線吸収剤(UVA)含有製剤
を直接塗布することによって行われてきた。世界の中
の、たとえばオーストラリアやアメリカのような特に豊
富な陽光を享受する地域においては、いわゆるオゾン層
の損傷の結果についての心配と複合されて、日光に過度
にさらされることによる潜在的傷害に対する意識が高ま
りつつある。無防備に過度に日光にされされることによ
って起こる皮膚傷害のより悲惨な具体例は皮膚黒色腫ま
たは皮膚ガンの発生である。太陽光に対して皮膚を保護
するレベルを高めるという要望の観点から、皮膚の直接
的保護に加えて、さらに付加的な対策が考慮されてい
る。たとえば、衣料によって皮膚を覆うことによって皮
膚を保護して、太陽光に直接さらされないようにするこ
とが考えられている。天然および合成繊維材料のほとん
どは、少なくとも部分的に太陽光の紫外成分を透過させ
る。従って、衣類を着用しているというだけでは、必ず
しもその衣類の下の皮膚が紫外線による傷害から十分に
保護されない。濃色に染色された、および/または、緻
密な織組織を有する衣服は、その下の皮膚をかなりの程
度保護するであろう。しかしながら、光の強い暑い気候
においては、そのような衣服は着用者の個人的快適性の
点から実用的ではない。
【0004】従って、染色されていないかまたは淡色に
染色された軽い夏物衣類を含めて、衣類の下の皮膚を紫
外線照射から保護することが必要である。染料の種類に
よっては、濃色に染色された衣類の下の皮膚でさえも紫
外線照射からの保護が必要となろう。このような軽い夏
物衣類は、その衣類が製造された繊維の種類にもよる
が、その密度は通常200g/m2 以下であり、そして
1.5乃至20のSPF(日光防護ファクター)評価値
を有している。太陽光防護手段(日焼け止めクリームま
たは衣類)のSPF評価値は、その日光防護手段を身に
つけている普通の人が、平均的な日光照射の下において
日焼け症にかかるまでの時間の倍数と定義することがで
きる。たとえば、ある普通の人が標準的照射条件の下に
おいては通常30分間で日焼け症にかかってしまうとす
ると、SPF評価の数値が5である日光防護手段は、そ
の日焼け症にかかるまでの時間(保護期間)を30分間
から、その5倍、すなわち2時間半に延長する。特によ
く日が照る気候の地域に住む人達、すなわち一日の最も
暑い時間帯において、肌のきれいな平均的な人の日焼け
発症平均時間が最短、たとえば、僅か15分間であるよ
うな地域に住む人達のためには、軽い衣類が約20のS
PF評価値を有していることが所望される。
【0005】繊維材料のSPF値を増加するのに有効な
方法(しばしば”UVカット”処理法と呼ばれている)
に使用するのに適当な紫外線吸収剤を選択する場合に
は、処理された繊維材料がSPF値そのもの以外に洗濯
堅牢性、耐光堅牢性、引裂き強度など広い範囲の性能基
準を満足しなければならいことを考慮に入れる必要があ
る。たとえば、現在公知の非反応性紫外線吸収剤は、木
綿に使用された場合には、一般に不十分な洗濯堅牢性を
示す。従って、このような紫外線吸収剤のUVカット用
途(また耐光堅牢性の向上の目的のためにも)における
使用は制限される。
【0006】布柔軟剤組成物が下記の成分を含有しうる
ことは、WO特許第86/2392号明細書からすでに
公知である: (a)特定のアルコキシル化β−シトステロールを20
乃至89.9重量%、 (b)ジ(C12- C22アルキル)ジメチルアンモニウム
クロライドまたは特定のイミダゾリン誘導体を10乃至
79.9重量%、 (c)紫外線吸収剤を0.01乃至10重量%、および (d)1種またはそれ以上の添加剤を0乃至10重量
%。 この公知組成物の特定アルコキシル化β−シトステロー
ル成分は、市場において入手不可能なかなり得難い化合
物と思われる。さらに、このWO特許第86/2392
号明細書に記載されている特定の紫外線吸収剤は、2−
ヒドロキシ−4−シアノベンゾフェノンを除けば、紫外
線吸収剤というよりもむしろ蛍光増白剤である。
【0007】誠に驚くべきことに、洗濯された衣類に、
すすぎ洗いの段階(リンスサイクルという)において、
特定の紫外線吸収剤を含有する布ケアー組成物(fabric
care formulation )、特に特定の紫外線吸収剤を含有
するリンスサイクル布柔軟剤を付与することにより、そ
のリンスサイクル布ケアー組成物にアルコキシル化β−
シトステロールを含有させる必要なしに、処理された衣
類のSPF値を顕著に増加させうることが見いだされ
た。
【0008】従って、本発明は、第1に下記成分を含有
する安定な濃厚布リンス組成物を提供する: (a)組成物の全量を基準にして、下記の群から選択さ
れた紫外線吸収剤を0.1乃至20重量%,好ましくは
1乃至10重量%、ヒドロキシアリール−1、3、5−
トリアジン、スルホン化−1、3、5−トリアジン、o
−ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール、2−アリー
ル−2H−ベンゾトリアゾール; (b)布ケアー成分、好ましくは布柔軟剤、よごれ脱離
剤またはしみ防止剤または防水剤;および (c)実質的に水である残分。布ケアー成分は、好まし
くは本組成物の全量を基準にして5乃至25重量%、よ
り好ましくは10乃至20重量%の量で存在する。
【0009】本発明は、第2に下記成分を含有する安定
な濃厚繊維リンスサイクル布柔軟剤組成物を提供する: (a)組成物の全量を基準にして、下記の群から選択さ
れた紫外線吸収剤を0.1乃至20重量%,好ましくは
1乃至10重量%、 ヒドロキシアリール−1、3、5−トリアジン、 スルホン化−1、3、5−トリアジン、 o−ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール、 2−アリール−2H−ベンゾトリアゾール; (b)組成物の全量を基準にして、陽イオン布柔軟剤を
5乃至25重量%、好ましくは10乃至20重量%;お
よび (c)実質的に水である残分。 陽イオン布材料柔軟剤の好ましい例は、イミダゾリン類
および第四アンモニウム化合物、ならびにそれらの混合
物である。
【0010】好ましいイミダゾリン陽イオン布材料柔軟
剤は、下記式を有するものである
【化15】 [式中、Rは水素またはC1-C4 アルキルであり;R1
8-C30脂肪族残基であり;R2は水素、C8-C30脂肪族
残基、C1-C4 アルキル、C1-C4 ハロゲン化アルキ
ル、C1-C4 ヒドロキシアルキル、または -C24-O
C(=O)- R5 または -C24-N(R4)- C(=O)
- R5の基(ここにおいて、R4は水素またはC8-C30脂肪
族残基であり、そしてR5は水素またはC1-C4 アルキル
である)であり;R3はC8-C30脂肪族残基、C1-C4
ルキル、C1-C4 ハロゲン化アルキル、C1-C4 ヒドロ
キシアルキル、または -C24 −OC(=O)−R5
たは−C24 −N(R4)−C(=O)−R5の基(ここ
において、R4とR5とは前記の意味を有する)であり、X
は陰イオンである]。好ましくは式中の符号は下記の意
味を有する:Rは水素またはメチルであり;R1はC14-
18アルキルまたはC14- C18アルケニルであり;R2
水素、C14- C18アルキル、C14- C18アルケニル、C
1-C4 アルキル、C1-C4 ハロゲン化アルキルまたはC
1−C4ヒドロキシアルキルであり;R3は -C24-OC
(=O)- R5 または -C24-N(R4)- C(=O)-
R5の基(ここにおいて、R4は水素またはC8-C30アルキ
ルであり、そしてR5は水素またはC1-C4 アルキルであ
る)である。好ましい陰イオンXの例は塩素イオン、臭
素イオン、ヨウ素イオン、フッ素イオン、硫酸陰イオ
ン、メト硫酸陰イオン、亜硝酸陰イオン、硝酸陰イオン
またはリン酸陰イオン、ならびにカルボン酸陰イオン、
たとえば酢酸、アジピン酸、フタル酸、安息香酸、ステ
アリン酸またはオレイン酸の陰イオンである。
【0011】式(1)の好ましい化合物の特定の例を以
下に示す。2−獣脂−1−(2−ステアロイルオキシエ
チル)−イミダゾリンクロライド、2−獣脂−1−(2
−ステアロイルオキシエチル)−イミダゾリンサルファ
ート、2−獣脂−1−(2−ステアロイルオキシエチ
ル)−イミダゾリンメトサルファート、2−獣脂−1−
メチル−3−(2−ステアロイルアミドエチル)−イミ
ダゾリンクロライド、2−獣脂−1−メチル−3−(2
−ステアロイルアミドエチル)−イミダゾリンサルファ
ート、2−獣脂−1−メチル−3−(2−ステアロイル
アミドエチル)−イミダゾリンメトサルファート、2−
ヘプタデシル−1−メチル−1−オレイルアミドエチル
−イミダゾリウム−メトサルファート、2−ヘプタデシ
ル−1−メチル−1−(2−ステアロイルアミド)エチ
ル−イミダゾリウムサルファート、2−ヘプタデシル−
1−メチル−1−(2−ステアロイルアミド)エチル−
イミダゾリウムクロライド、2−ココ−1−(2−ヒド
ロキシエチル)−1−ベンジル−イミダゾリウムクロラ
イド、2−ココ−1−(2−ヒドロキシエチル)−1−
(4−クロロブチル)−イミダゾリウムクロライド、2
−ココ−1−(2−ヒドロキシエチル)−1−オクタデ
セニル−イミダゾリウムクロライド、2−獣脂−1−
(2−ヒドロキシエチル)−1−ベンジル−イミダゾリ
ウムクロライド、2−獣脂−1−(2−ヒドロキシエチ
ル)−1−(4−クロロブチル)−イミダゾリウムクロ
ライド、2−ヘプタデセニル−1−(2−ヒドロキシエ
チル)−1−(4−クロロブチル)−イミダゾリウムク
ロライド、2−ヘプタデセニル−1−(2−ヒドロキシ
エチル)−1−ベンジル−イミダゾリウムクロライド、
2−ヘプタデセニル−1−(2−ヒドロキシエチル)−
1−オクタデシル−イミダゾリウムクロライド。
【0012】好ましい第四アンモニウム化合物の1つの
クラスは下記式を有するものである:
【化16】 (式中、R6はC8-C30脂肪族残基であり、R7、R8、R9
R10 およびR11 は互いに独立的に水素、C1-C4 アルキ
ルまたはC1-C4 ヒドロキシアルキルであり、Xは前記
の意味を有し、mは1乃至5の整数であり、nは2乃至
6の整数である)。R6がC12- C18アルキルであり、そ
してR7、R8、R9、R10 およびR11 が互いに独立的にC1-
4 アルキル、特にメチルである式(2)の化合物が好
ましい。式(2)の好ましい化合物の特定の例を以下に
示す。N−(獣脂)−N、N、N’、N’−テトラメチ
ル−1、3−プロパンジアンモニウムジメトサルファー
ト、N−(獣脂)−N、N’、N’−トリメチル−1、
3−プロパンジアンモニウムジメトサルファート、N−
(獣脂)−N、N、N’、N’、N’−ペンタメチル−
1、3−プロパンジアンモニウムジメトサルファート、
N−オレイル−N、N、N’、N’、N’−ペンタメチ
ル−1、3−プロパンジアンモニウムジメトサルファー
ト、N−ステアリル−N、N、N’、N’、N’−ペン
タメチル−1、3−プロパンジアンモニウムジメトサル
ファート、N−ステアリルオキシプロピル−N、N’、
N’−トリス(3−ヒドロキシプロピル)−1、3−プ
ロパンジアンモニウムジアセテート。
【0013】好ましい第四アンモニウム化合物のいま1
つのクラスは下記式を有するものである。
【化17】 (式中、Xは前記の意味を有し、4個の基R12 は互いに
同種または異種であることができ、それぞれC1-C30
肪族残基である、ただし少なくとも1個のR12、好まし
くは2個のR12 はC14 -C30アルキルである)。好まし
くは、残りの基R12 はC1-C4 アルキル、特にメチルま
たはエチルである。
【0014】式(3)の化合物の好ましい特定の例を以
下に示す。ジステアリルジメチルアンモニウムクロライ
ド、ジラウリルジメチルアンモニウムクロライド、ジヘ
キサデシルジメチルアンモニウムクロライド、ジステア
リルジメチルアンモニウムブロマイド、ジステアリルジ
メチルアンモニウムメトサルファート、ジステアリルジ
−(イソプロピル)−アンモニウムクロライド。
【0015】本発明において使用される紫外線吸収剤は
紫外線、特にλ=300〜400nmの領域の紫外線をよ
く吸収し、そして吸収したエネルギーを化学的中間反応
によって非干渉性の安定な化合物あるいは非干渉性形態
のエネルギーに変換する。勿論、使用される紫外線吸収
剤はリンスサイクル布柔軟剤組成物と両立性があるもの
でなければならない。好ましくは、使用される紫外線吸
収剤は、リンスサイクル布柔軟剤処理の間に、洗濯され
た繊維製品に吸収されうるものである。このような本発
明に使用するために適当な公知紫外線吸収剤は、たとえ
ば下記番号の米国特許明細書に記載されている:311
8887、 3259627、 3293247、 3
382183、3423360、 4127586、
4141903、 4230867、4675352、
4698064。
【0016】トリアジン紫外線吸収剤の好ましい第1の
クラスは下記式を有する:
【化18】 (式中、R13 とR14 とは互いに独立的に水素、ヒドロキ
シルまたはC1-C5 アルコキシである)。
【0017】トリアジン紫外線吸収剤の好ましい第2の
クラスは下記式を有するものである:
【化19】 [式中、R15 、R16 およびR17 の少なくとも1つは、式
【化20】 (式中、Mは水素、ナトリウム、カリウム、カルシウ
ム、マグネシウム、アンモニウム、モノ−、ジ−、トリ
−またはテトラ−C1-C4 アルキルアンモニウム、モノ
−、ジ−またはトリ−C1-C4 ヒドロキシアルキルアン
モニウム、またはC1-C4 アルキル基とC1-C4 ヒドロ
キシアルキル基との混合物によってジ置換またはトリ置
換されたアンモニウムであり、mは1または2である)
の残基であり、そして残りの置換基R15 、R16 およびR1
7 は互いに独立的にアミノ、C1-C12アルキル、C1-C
12アルコキシ、C1-C12アルキルチオ、モノ−またはジ
−C1-C12アルキルアミノ、フェニル、フェニルチオ、
アニリノまたはN−フェニル−N−C1-C4 アルキルア
ミノ、好ましくはN−フェニル−N−メチルアミノまた
はN−フェニル−N−エチルアミノであり、ここにおい
て各フェニル置換分は場合によっては、C1-C12アルキ
ル、C1-C12アルコキシ、C5-C8 シクロアルキルまた
はハロゲンによって置換されていてもよい。
【0018】トリアジン紫外線吸収剤の好ましい第3の
クラスは下記式を有するものである:
【化21】 [式中、R18 は水素またはヒドロキシルであり;R19
R20 とは互いに独立的に水素またはC1-C4 アルキルで
あり;n1 は1または2であり;そしてBは下記式
【化22】 (式中、nは前記の意味を有し、好ましくは2または3
であり;Y1 とY2 とは互いに独立的に場合によっては
ハロゲン、シアノ、ヒドロキシルまたはC1-C4 アルコ
キシによって置換されていてもよいC1-C4 アルキルで
あるか、またはY1 とY2 とはそれらが結合している窒
素原子と一緒で5乃至7員の複素環式環、好ましくはモ
ルホリン環、ピロリジン環、ピペリジン環またはヘキサ
メチレンイミン環を形成し;Y3 は水素、C3-C4 アル
ケニル、または場合によってはシアノ、ヒドロキシルま
たはC1-C4 アルコキシによって置換されていてもよい
1-C4 アルキルであるか、あるいはY1 、Y2 および
3 はそれらが結合している窒素原子と一緒でピリジン
環またはピコリン環を形成し;そしてX1 - は無色陰イ
オン、好ましくはCH3 OSO3 - またはC25 OS
3 -である)の基である]。
【0019】トリアゾール紫外線吸収剤の好ましい1つ
のクラスは下記式を有するものである。
【化23】 〔式中、T1 は塩素または好ましくは水素であり;T2
はC8-C30アルキル基、好ましくはT2 はC8-C16アル
キル基、特に好ましくはC9-C12アルキル基である)。
2 は少なくとも3つの枝分れ異性体sec−C8-C30
アルキル基、好ましくC8-C16アルキル基、特に好まし
くはC9-C12アルキル基の統計的ランダム混合物であり
うる。この場合に、各アルキル基は式−CH(E1)( E
2)(ここにおいてE1 は直鎖C1-C4 アルキル基であ
り、そしてE2 は直鎖C4-C15アルキル基であり、E1
とE2 との炭素原子数の合計は7乃至29である。)〕
を有している。
【0020】トリアゾール紫外線吸収剤の好ましい第2
のクラスは下記式を有するものである。
【化24】 (式中、Mは前記の意味を有する、ただし好ましくはナ
トリウムであり、T3 は水素、C1-C12アルキルまたは
ベンジルである)。
【0021】トリアゾール紫外線吸収剤の好ましい第3
のクラスは下記式を有するものである。
【化25】 (式中、Bは前記の意味を有する)。式(4)乃至
(9)の化合物において、R15 、R16 、R17 およびT3
が意味するC1-C12アルキル基はメチル、エチル、n−
プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、t
ert−ブチル、n−アミル、n−ヘキシル、n−ヘプ
チル、n−オクチル、イソオクチル、n−ノニル、n−
デシル、n−ウンデシルおよびn−ドデシルでありう
る。T3 の場合を除き、メチルおよびエチルが好まし
い。T3 の場合には、イソブチルが好ましい。T2 が意
味するC8-C30アルキル基の例はsec−オクチル、デ
シル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ヘキサデ
シル、オクタデシル、エイコシルおよびトリアコンチル
基である。
【0022】R13 またはR14 が意味するC1-C5 アルコ
キシ基の例はメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イ
ソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、tert
−ブトキシ、n−アミロキシであり、メトキシおよびエ
トキシが好ましく、メトキシが特に好ましい。R15 、R
16 およびR17 が意味するC1-C12アルコキシの例は、R
13 またはR14が意味するC1-C5 アルコキシの例として
あげたもののほか、さらにn−ヘキソキシ、n−ヘプト
キシ、n−オクトキシ、イソオクトキシ、n−ノノキ
シ、n−デコキシ、n−ウンデコキシ、n−ドデコキシ
などであり、メトキシおよびエトキシが好ましい。R
15 、R16 およびR17 が意味するC1-C12アルキルチオ
基の例はメチルチオ、エチルチオ、n−プロピルチオ、
イソプロピルチオ、n−ブチルチオ、イソブチルチオ、
tert−ブチルチオ、n−アミルチオ、ヘキシルチ
オ、n−ヘプチルチオ、n−オクチルチオ、イソオクチ
ルチオ、n−ノニルチオ、n−デシルチオ、n−ウンデ
シルチオ、n−ドデシルチオなどであり、メチルチオお
よびエチルチオが好ましい。R15 、R16 およびR17 が意
味するC1-C12モノ−またはジアルキルアミノ基の例は
モノ−またはジ−メチルアミノ、エチルアミノ、n−プ
ロピルアミノ、イソプロピルアミノ、n−ブチルアミ
ノ、イソブチルアミノ、tert−ブチルアミノ、n−
アミルアミノ、n−ヘキシルアミノ、n−ヘプチルアミ
ノ、n−オクチルアミノ、イソオクチルアミノ、n−ノ
ニルアミノ、n−デシルアミノ、n−ウンデシルアミ
ノ、n−ドデシルアミノであり、モノ−またはジ−メチ
ルアミノまたはエチルアミノが好ましい。
【0023】モノ−、ジ−、トリ−またはテトラ−C1-
4 アルキルアンモニウム基Mの中のアルキル基は、好
ましくはメチルである。モノ−、ジ−またはトリ−C1-
4ヒドロキシアルキルアンモニウム基Mは、好ましく
はエタノールアミン、ジ−エタノールアミンまたはトリ
−エタノールアミンから誘導されたものである。MがC
1-C4 アルキルとC1-C4 ヒドロキシアルキルとの混合
物によってジ置換またはトリ置換されたアンモニウムで
ある場合には、それは好ましくはN−メチル−N−エタ
ノールアミンまたはN,N−ジメチル−エタノールアミ
ンである。しかしながらMは水素またはナトリウムであ
るのが好ましい。
【0024】式(4)の化合物の好ましい例は下記式の
ものである。
【化26】 式(4)の化合物は公知であり、たとえば米国特許第3
118887号明細書に記載されている方法によって製
造することができる。
【0025】好ましい式(5)の化合物の例は下記式を
有するものである:
【化27】 (式中、R21 とR22 とは互いに独立的にC1-C12アルキ
ル,好ましくはメチルであり;mは1または2であり;
1 は水素、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグ
ネシウム、アンモニウムまたはテトラ−C1-C12アルキ
ルアンモニウムであり、好ましくは水素であり;n2
3 とは互いに独立的に0,1または2であり、好まし
くは1または2である)。 特に好ましい式(18)の
化合物は下記の化合物である。2、4−ジフェニル−6
−[2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキシ−3−スル
ホプロポキシ)−フェニル]−1、3、5−トリアジ
ン;2−フェニル−4,6−ビス−[2−ヒドロキシ−
4−(2−ヒドロキシ−3−スルホプロポキシ)−フェ
ニル]−1、3、5−トリアジン;2、4−ビス(2、
4−ジメチルフェニル)−6−[2−ヒドロキシ−4−
(2−ヒドロキシ−3−スルホプロポキシ)−フェニ
ル]−1、3、5−トリアジン;および2、4−ビス
(4−メチルフェニル)−6−[2−ヒドロキシ−4−
(2−ヒドロキシ−3−スルホプロポキシ)−フェニ
ル]−1、3、5−トリアジン。
【0026】式(5)の化合物は公知であり、たとえば
米国特許第5197991号明細書に記載されている方
法によって製造することができる。式(8)の化合物は
公知であり、たとえば米国特許第4675352号明細
書に記載されている方法によって製造することができ
る。式(9)の化合物は公知であり、たとえば欧州特許
第A−0314620号明細書に記載されている方法に
よって製造することができる。式(10)の化合物は公
知であり、たとえば欧州特許第A−0357545号明
細書に記載されている方法によって製造することができ
る。
【0027】本発明の方法において使用される紫外線吸
収剤のいくつかは水に難溶性であり、分散された形態で
使用することが必要であろう。この目的のためには、紫
外線吸収剤を適当な分散剤と共に、都合よくは石英球と
インペラーとを使用して1乃至2ミクロンの粒子サイズ
まで摩砕すればよい。このような難溶性紫外線吸収剤用
の分散剤として、以下のものが例示される。ーアルキレ
ンオキシド付加物の酸性エステルまたはその塩、たとえ
ば4乃至40モルのアルキレンオキシドと1モルのフェ
ノールとの重付加物の酸性エステルまたはその塩、また
は6乃至30モルのエチレンオキシドと1モルの4−ノ
ニルフェノール、1モルのジノニルフェノール、または
特にフェノールの1モルにスチレンの1乃至3モルを付
加して製造された化合物1モルとの付加物のリン酸エス
テル;ーポリスチレンスルホナート;ー脂肪酸タウリ
ド;ーアルキル化ジフェニルオキシド−モノ−またはジ
−スルホナート;ーポリカルボン酸エステルのスルホナ
ート;ー脂肪アミン、脂肪アミド、脂肪酸または脂肪ア
ルコール(いずれも8乃至22個の炭素原子を有するも
の)または三価乃至六価C3-C6 アルカノールに、1乃
至60モル好ましくは2乃至30モルのエチレンオキシ
ドおよび/またはプロピレンオキシドを付加し、この付
加生成物を有機ジカルボン酸または無機多塩基酸で酸性
エステルに変換したもの;ーリグニンスルホナート;お
よび特にーホルムアルデヒド縮合物、たとえばリグニン
スルホナートおよび/またはフェノールとホルムアルデ
ヒドとの縮合生成物;ホルムアルデヒドと芳香族スルホ
ン酸との縮合物、たとえばジトリルエーテルスルホナー
トとホルムアルデヒドとの縮合生成物;ナフタレンスル
ホン酸および/またはナフトール−またはナフチルアミ
ンスルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合生成物;フェ
ノールスルホン酸および/またはスルホン化ジヒドロキ
シジフェニルスルホンとフェノールまたはクレゾールと
ホルムアルデヒドおよび/または尿素との縮合生成物;
またはジフェニルオキシド−ジスルホン酸誘導体とホル
ムアルデヒドとの縮合生成物。
【0028】本発明の組成物は、紫外線吸収剤のほか
に、さらに少部量の1種またはそれ以上のアジュバンド
を含有することができる。アジュバンドの例は乳化剤、
香料、着色料、乳白剤、蛍光増白剤、殺菌剤、非イオン
界面活性剤、ゲル化防止剤たとえばアルカリ金属の亜硝
酸塩または硝酸塩特に硝酸ナトリウム、腐食防止剤たと
えばケイ酸ナトリウムなどである。これら任意成分とし
てのアジュバンドのそれぞれの量は、組成物の0.05
乃至5重量%の範囲であるのが好ましい。特に好ましい
任意成分アジュバンは陽イオン、両性または陰イオン蛍
光増白剤である。陽イオン蛍光増白剤は、好ましくはビ
スチリルフェニル系またはホスフィン酸塩系のものであ
る。両性蛍光増白剤は、好ましくはスチレン系またはア
ミンオキシド系のものである。陰イオン蛍光増白剤は、
好ましくはアミノスチルベン系、ジベンゾフラニルビフ
ェニル系またはビスチリルフェニル系のものである。
【0029】陽イオンビスチリルフェニル系蛍光増白剤
の好ましい1つのクラスは下記式を有するものである:
【化28】 (式中、Yはアリーレン、好ましくは1、4−フェニレ
ンまたは4、4’−ジフェニレンであり、これらは、そ
れぞれ場合によっては塩素、メチルまたはメトキシによ
って置換されていてもよく;qは1または2であり;R
23 は水素、塩素、C1-C4 アルキル、C1-C4 アルコ
キシ、シアノまたはC1-C4 アルコキシカルボニルであ
り;R24 とR25 とはC1-C4 アルキル、クロロエチル、
メトキシエチル、β−エトキシエチル、β−アセトキシ
エチルまたはβ−シアノエチル、ベンジルまたはフェニ
ルエチルであり;R26 はC1-C4 アルキル、C2-C3
ドロキシアルキル、β−ヒドロキシ−γ−クロロプロピ
ル、β−シアノエチルまたはC1-C4 アルコキシ−カル
ボニルエチルであり;Aは陰イオンであり、R26 がC1-
4 アルキルである場合には、Aは好ましくは塩素イオ
ン、臭素イオン、ヨウ素イオン、メト硫酸陰イオン、エ
ト硫酸陰イオン、ベンゼンスルホン酸陰イオンまたはp
−トルエンスルホン酸陰イオンであり、そしてR26 がβ
−ヒドロキシ−γ−クロロプロピル、β−シアノエチル
またはC1-C4 アルコキシ−カルボニルエチルである場
合には、Aは好ましくはギ酸陰イオン、酢酸陰イオン、
プロピオン酸陰イオンまたは安息香酸陰イオンであ
る)。好ましい式(19)の化合物は、式中のYが1、
4−フェニレンまたは4、4’−ジフェニレンであり;
R23 が水素、メチルまたはシアノであり;R24 とR25
がそれぞれメチルまたはシアノであり;そしてR26 とA
とが上記した好ましい意味を有するものである。
【0030】特に好ましい式(19)の化合物は下記式
の化合物である。
【化29】 式(19)の化合物ならびにその製造方法は、米国特許
第4009193号明細書に記載されている。
【0031】陽イオンビスチリルフェニル系蛍光増白剤
の好ましいさらにいま1つのクラスは下記式を有するも
のである:
【化30】 (式中、R23 とqとは前記の意味を有し;Y4 はC2-C
4 アルキレンまたはヒドロキシプロピレンであり;R27
はC1-C4 アルキルであるか、またはR28 およびそれら
が結合している窒素原子と一緒でR27 はピロリジン環、
ピペリジン環、ヘキサメチレンイミン環またはモルホリ
ン環を形成し;R28 はC1-C4 アルキルであるか、また
はR27 およびそれらが結合している窒素原子と一緒でR
28 はピロリジン環、ピペリジン環、ヘキサメチレンイ
ミン環またはモルホリン環を形成し;R29 は水素、C1-
4 アルキル、C3-C4 アルケニル、C1-C4 アルコキ
シカルボニルメチル、ベンジル、C2-C4 ヒドロキシア
ルキル、C2-C4 シアノアルキルであるか、またはアル
キルキルR27 、R28 およびそれらが結合している窒素原
子と一緒でR29 はピロリジン環、ピペリジン環、ヘキサ
メチレンイミン環またはモルホリン環を形成し;A6
前記の意味を有し;pは0または1である)。好ましい
式(21)の化合物は、qが1であり;R23 が水素、塩
素、C1-C4アルキルまたはC1-C4 アルコキシであ
り;Y4 が(CH2)2 であり;R27 とR2 8 とが同種であ
ってそれぞれメチルまたはエチルであり;R29 がメチル
またはエチルであり;pが1;AがCH3 OSO3 また
はC25 OSO3 であるものである。式(21)の化
合物とその製造方法は米国特許第4339393号明細
書に記載されている。
【0032】陽イオンビスチリルフェニル系蛍光増白剤
の好ましいさらにいま1つのクラスは下記式を有するも
のである:
【化31】 (式中、R23 、Y4 、A、pおよびqは前記の意味を有
し;R30 とR31 とは互いに独立的にC1-C4 アルキルま
たはC2-C3 アルケニルであるか、またはR30 とR31
はそれらが結合している窒素原子と一緒でピロリジン
環、ピペリジン環、ヘキサメチレンイミン環またはモル
ホリン環を形成し;R32 は水素、C1-C4 アルキルまた
はC2-C3 アルケニルであるか、またはR30、R31 およ
びR32 はそれらが結合している窒素原子と一緒でピペリ
ジン環またはピコリン環を形成し;Zは硫黄、 -SO
2-、 -SO2 NH- 、 -O- C1-C4-アルキレン -CO
Oまたは -OCO- である)。好ましい式(22)の化
合物は、R23 が水素、塩素、C1-C4 アルキルまたはC
1-C4 アルコキシであり;R30 とR31 とが互いに独立的
にC1-C4 アルキルであるか、またはそれらが結合して
いる窒素原子と一緒でピロリジン環、ピペリジン環また
はモルホリン環を形成し;R32 が水素、C1-C4 アルキ
ルまたはC3-C4 アルケニルであるか、またはR30 、R
31 、R32 がそれらが結合している窒素原子と一緒でピ
ペリジン環を形成し;そしてZが硫黄、 -SO2-または
-SO2 NH- である化合物である。式(22)の化合
物およびその製造方法は米国特許第4486352号明
細書に記載されている。
【0033】陽イオンビスチリルフェニル系蛍光増白剤
の好ましいさらにいま1つのクラスは下記式を有するも
のである:
【化32】 (式中、R23 、R30 、R31 、R32 、Y4 、A、pおよび
qは前記の意味を有する)。好ましい式(23)の化合
物は、qが1であり、R23 が水素、塩素、C1-Cアル
キルまたはC−C4 アルコキシであり;R30 とR31
が互いに独立的にC1-C4 アルキルであるか、またはそ
れらが結合している窒素原子と一緒でピロリジン環、ピ
ペリジン環またはモルホリン環を形成し;R32 が水素、
1-C4 アルキルまたはC3-C4 アルケニルであるか、
またはR30 、R31 、R32 がそれらが結合している窒素原
子と一緒でピペリジン環を形成しているものである。式
(23)の化合物とその製造方法は米国特許第4602
087号明細書に記載されている。
【0034】両性スチレン系蛍光増白剤の好ましい1つ
のクラスは下記式を有するものである:
【化33】 (式中、R23 、R30 、R31 、Y4 、qは前記の意味を有
し、Z1 は酸素、硫黄、直接結合、 -COO- 、 -CO
N(R32)- または -SO2 N(R32)- であり、ここにお
いてR32 は水素、C1-C4 アルキルまたはシアノエチル
であり、Qは -COO- または -SO3 である)。好ま
しい式(24)の化合物は、式中のZ1 が酸素、直接結
合、 -CONH-、 -SO2 NHまたは -COO- ,特
に酸素であり;qが1であり;R30 が水素、C1-C4
ルキル、メトキシまたは塩素であり;そしてR31 、R
32 、Y4 およびQが前記の意味を有するものである。
式(24)の化合物およびその製造方法は米国特許第4
478598号明細書に記載されている。
【0035】アミンオキシド蛍光増白剤の好ましい1つ
のクラスは下記式を有する。
【化34】 (式中、qは前記の意味を有し;Wは4、4’−ジスチ
リルビフェニル、4、4’−ジビニル−スチルベンおよ
び1、4’−ジスチリルベンザンから選択された増白剤
の残基であり、それぞれ、場合によっては、下記の群か
ら選択された1個乃至4個の置換基によって置換されて
いる:ハロゲン、C1-C4 アルキル、C1-C4 ヒドロキ
シアルキル、C1-C4 ハロゲンアルキル、C1-C4 シア
ノアルキル、C1-C4 アルコキシ−C1-C4アルキル、
フェニル−C1-C4 アルキル、カルボキシ−C1-C4
ルキル、カルボ−C1-C4 アルコキシ−C1-C4 アルキ
ル、C1-C4 アルケニル、C5-C8 シクロアルキル、C
1-C4 アルコキシ、C1-C4 アルケンオキシ、C1-C4
アルコキシカルボニル、カルバモイル、シアノ、C1-C
4 アルキル−スルホニル、フェニルスルホニル、C1-C
4 アルコキシスルホニル、スルファモイル、ヒドキシ
ル、カルボキシル、スルホ、トリフルオロメチル;Z2
はWとY5 との間の直接結合、酸素原子、硫黄原子、 -
SO2-、 -SO2 -O- 、 -COO- 、 -CON(R35)-
または -SO2 N(R35)- であり、ここにおいてR35
は水素、または場合によってはハロゲン、シアノ、ヒド
ロキシル、C2-C5 カルボアルコキシ、C1-C4 アルコ
キシ、フェニル、クロロフェニル、メチルフェニル、メ
トキシフェニル、カルバモイルまたはスルファモイルに
よって置換されていてもよいC1-C4 アルキルであり;
5 はC2-C4 アルキレンまたはC2-C4 アルキレンオ
キシ−C2-C4 アルキレンであり、それぞれ、場合によ
っては、ハロゲン、ヒドロキシル、C2-C5 カルボアル
コキシ、C1-C4 アルコキシ、フェニル、クロロフェニ
ル、メチルフェニル、メトキシフェニル、カルバモイル
またはスルファモイルによって置換されていてもよく;
R33 とR34 とは互いに独立的にC5-C8 アルキル、C1-
4 アルキルまたはフェニルであり、それぞれ、場合に
よっては、ハロゲン、ヒドロキシル、C2-C5 カルボア
ルコキシ、C1-C4 アルコキシ、フェニル、クロロフェ
ニル、メチルフェニル、メトキシフェニル、カルバモイ
ルまたはスルファモイルによって置換されていてもよ
く;なお、すべてのカルバモイルまたはスルファモイル
において、その窒素原子は、場合によっては1個または
2個のC1-C4 アルキル、C1-C4 ヒドロキシアルキ
ル、C2-C5 シアノアルキル、C1-C4 ハロゲンアルキ
ル、ベンジルまたはフェニル基によって置換されていて
もよい)。
【0036】好ましい増白剤残基Wは下記式を有するも
のである:
【化35】 (式中、qは前記の意味を有し、そして各環は場合によ
っては前記のごとく置換されていてもよい)。好ましく
は、Z2 は酸素原子、 -SO2-、または -SO2 N(R
36)- (ここにおいて、R36 は水素、または場合によっ
てはヒドロキシル、ハロゲンまたはシアノによって置換
されていてもよいC1-C4 アルキルである)であり;そ
してR33とR34 とは互いに独立的に、場合によってはハ
ロゲン、シアノ、ヒドロキシル、C1-C4 アルコキシ、
フェニル、クロロフェニル、メチルフェニル、メトキシ
フェニルまたはC2-C5 アルコキシカルボニルによって
置換されていてもよいC1-C4 アルキルである。他の好
ましい式(25)の化合物は、式中のZ2 が酸素原子、
硫黄原子、 -SO2-、 -CON(R36)- または -SO2
N(R36)- (ここにおいて、R36 は水素または場合によ
ってはヒドロキシル、ハロゲンまたはシアノによって置
換されていてもよいC1-C4 アルキルである)であり;
そしてY5 がC1-C4 アルキレンであるものである。式
(25)の化合物およびその製造方法は米国特許第45
39161号明細書に記載されている。
【0037】陽イオンホスフィン酸塩系蛍光増白剤の好
ましい1つのクラスは下記式を有するものである:
【化36】 (式中、qは前記の意味を有し;W1 は増白剤の残基で
あり;Z3 は直接結合、 -SO2-C2-C4 アルキレンオ
キシ、 -SO2-C2-C4 アルキレン- COO- 、 -SO
2-、 -COO- 、 -SO2-C2-C4 アルキレン -CON
(R42)- または -SO2 N(R42)- であり(ここにおい
て、R42 は水素、または場合によってはヒドロキシル、
ハロゲンまたはシアノによって置換されていてもよいC
1-C4 アルキルであり);R37 は、それぞれ場合によっ
てはハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、C1-C4 アルコ
キシカルボニルまたはC1-C4 アルキルカルボニルオキ
シによって置換されていてもよいC1-C4 アルキルまた
はC2-C4 アルケニルであるか、またはR37は場合によ
ってはハロゲン、C1-C4 アルキルまたはC1-C4 アル
コキシによって置換されていてもよいベンジルである
か、またはR37 は、R38 またはZ3 と一緒でピロジン
環、ピペリンジン環またはモルホリン残基を形成し;R
38 は、それぞれ場合によってはハロゲン、シアノ、ヒ
ドロキシル、C1-C4 アルコキシカルボニルまたはC1-
4 アルキルカルボニルオキシによって置換されていて
もよいC1-C4 アルキルまたはC2-C4 アルケニルであ
るか、またはR38は、場合によってはハロゲン、C1-C4
アルキルまたはC1-C4 アルコキシによって置換され
ていてもよいベンジルであるか、またはR38 は、R37
一緒でピロジン環、ピペリンジン環またはモルホリン残
基を形成し;R39 はC1-C4 アルキルであり;R40 は水
素、または場合によってはシアノ、ヒドロキシル、C1-
4 アルコキシカルボニルまたはC1-C4 アルキルカル
ボニルオキシによって置換されていてもよいC1-C4
ルキルであり;R41 はC1-C4 アルキルである)。
【0038】好ましくは、増白剤残基W1 は下記式
【化37】 を有する。これらはそれぞれ、場合によっては下記の群
から選択された1個乃至4個の置換基によって置換され
ていてもよい:ハロゲン、C1-C4 アルキル、C1-C4
ヒドロキシアルキル、C1-C4 ハロゲンアルキル、C1-
4 シアノアルキル、C1-C4 アルコキシ−C1-C4
ルキル、フェニル−C1-C4 アルキル、カルボキシ−C
1-C4 アルキル、カルボ−C1-C4 アルコキシ−C1-C
4 アルキル、C1-C4 アルケニル、C5-C8 シクロアル
キル、C1-C4 アルコキシ、C1-C4 アルケンオキシ、
1-C4 アルコキシカルボニル、カルバモイル、シア
ノ、C1-C4 アルキルスルホニル、フェニルスルホニ
ル、C1-C4 アルコキシスルホニル、スルファモイル、
ヒドロキシル、カルボキシル、スルホおよびトリフルオ
ロメチル。式(26)の化合物およびその製造方法は英
国特許第A−2023605号明細書に記載されてい
る。
【0039】本発明に使用するのに好ましいビス(トリ
アジニル)ジアミノスチルベン陰イオン蛍光増白剤は下
記式のものである:
【化38】
【0040】本発明に使用するのに好ましいジベンゾフ
ラニルビフェニル陰イオン蛍光増白剤は下記式のもので
ある:
【化39】
【0041】本発明に使用するのに好ましいビスチリル
フェニル陰イオン蛍光増白剤は下記式のものである:
【化40】 上記式(27)乃至(29)において、R42 は、場合に
よっては1個または2個のSO3 M基によって置換され
ていてもよいフェニルであり;R43 はNH−C1-C4
ルキル、N(C1-C4 アルキル)2 、NH−C1-C4
ルコキシ、N(C1-C4 アルコキシ)2 、N(C1-C4
アルキル)(C1-C4 ヒドロキシアルキル)、N(C1-
4 ヒドロキシアルキル)2 であり;R44 はH、C1-C
4 アルキル、CN、Cl またはSO3 Mであり;R45
R46 とは互いに独立的にH、C1-C4 アルキル、SO3
M、CN、Cl またはO−C1-C4 アルキルである、た
だしR44 、R45 、R46 のうちの少なくとも2つはSO3
Mであり、そして第3の基は可溶化特性を有し;R47
H、SO3 M、O−C1-C4 アルキル、CN、Cl ,C
OO−C1-C4 アルキルまたはCON(C1-C4 アルキ
ル)2 であり;MはH、Na ,K,Ca ,Mg ,アンモ
ニウム、モノ−、ジ−、トリ−またはテトラ−C1-C4
アルキルアンモニウム、モノ−、ジ−またはトリ−C1-
4 ヒドロキシアルキルアンモニウム、またはC1-C4
アルキル基とC1-C4 ヒドロキシアルキル基との混合物
によってジ置換またはトリ置換されたアンモニウムであ
り;rは0または1である。上記式(27)乃至(2
9)の化合物において、C1-C4 アルキルは、たとえば
メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピルまたはn
−ブチルであり、特に好ましくはメチルである。アリー
ル基はナフチルまたは特にフェニルである。
【0042】式(27)の好ましい化合物の例を特に示
せば下記式の化合物である:
【化41】
【0043】式(28)の好ましい化合物の例を特に示
せば下記式の化合物である:
【化42】
【0044】式(29)の好ましい化合物の例を特に示
せば下記式の化合物である:
【化43】 式(27)乃至(29)の化合物は公知でありそして公
知方法によって製造することができる。
【0045】本発明の第3の特徴は、繊維製品の処理方
法、特に繊維製品のSPFを向上させるための処理方法
を提供することである。この方法は、既に洗濯された繊
維製品に下記成分を含有する布リンス組成物を付与する
ことを特徴とする: (a)組成物の全量を基準にして、下記群から選択され
た紫外線吸収剤を0.1乃至20重量%、好ましくは1
乃至10重量%、ヒドロキシアリールー1、3、5−ト
リアジン、スルホン化1、3、5−トリアジン、o−ヒ
ドロキシフェニルベンゾトリアゾール、2−アリール−
2H−ベンゾトリアゾール; (b)布ケアー成分; (c)実質的に水である残分。 好ましくは、布ケアー成分は布柔軟剤、汚れ脱離剤また
はしみ防止剤または防水剤であり、これらの成分は好ま
しくは本組成物の全量を基準にして5乃至25重量%、
特に10乃至20重量%の量で存在する。
【0046】特に繊維製品のSPFを向上させるため
に、繊維製品を処理するための好ましい方法は、すでに
洗濯された繊維製品に下記成分を含有するリンスサイク
ル布柔軟組成物を付与することを特徴とする: (a)組成物の全量を基準にして、下記群から選択され
た紫外線吸収剤を0.05乃至5重量%、好ましくは
0.1乃至1.5重量%、ヒドロキシアリールー1、
3、5−トリアジン、スルホン化1、3、5−トリアジ
ン、o−ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール、2−
アリール−2H−ベンゾトリアゾール、 (b)組成物の全量を基準にして、陽イオン布柔軟剤を
5乃至25重量%、好ましくは10乃至20重量%; (c)実質的に水である残分。 本発明の方法によって処理される繊維製品はウール、ポ
リアミド、木綿、ポリエステル、ポリアクリル、シルク
またはこれらの任意混合物のごとき各種の繊維から構成
されたものでありうる。
【0047】本発明の方法および組成物は、皮膚を保護
するばかりでなく、さらに本発明によって処理された繊
維製品の使用寿命を、たとえばその引裂き強度および/
またはその耐光堅牢性を保つことによって、増加させ
る。以下、本発明を実施例によってさらに説明する。
【0048】実施例1 下記のリンスサイクル柔軟剤ベース組成物を調製した: ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド 6.7g 脂肪アルコールエトキシレート 0.5g 水 87.8g 得られた組成物のpHは4.8であった。この組成物に、
下記式の紫外線吸収剤5.0gを添加した。
【化44】 これによって得られた組成物のpHは4.6であった。
【0049】実施例2 下記のリンスサイクル柔軟剤ベース組成物を調製した: メチルビス(獣脂−アミドメチル)−2−ヒドロキシエチルアンモニウム メチルサルフェート 22.2g 塩化カルシウム 0.5g クエン酸の10w/w%水溶液 0.6g 水 71.68g 得られた組成物のpHは4.1であった。 この組成物に、下記式の紫外線吸収剤5.0gを添加し
た。
【化45】 これによって得られた組成物のpHは4.3であった。
【0050】実施例3 ウールサージ織物20gを、実験用洗濯機の中で、浴比
1:20そして全量400mlの洗い/すすぎ液を使用し
て洗濯/すすぎを実施した。使用した洗い/すすぎ液
は、織物の重量を基準にして、1重量%の紫外線吸収剤
を利用しうるのに十分な量の実施例1の組成物を含有し
ていた。この洗い/すすぎ液を40℃に加熱し、そして
この温度に30分間保持した。織物上への紫外線吸収剤
の吸尽率を分光光度計を使用して測定したところ46%
であった。また、この洗濯/すすぎ洗いされた織物のS
PFは52であった。これに対して紫外線吸収剤を含有
していない洗い/すすぎ液を用いて洗濯/すすぎ洗いさ
れた織物のSPFは22であった。実施例1の組成物の
pH価を、十分量の10%カセイソーダ溶液の添加によっ
て最初に8.5に調整し、そのあと洗い/すすぎ試験を
実施したところ、織物上への紫外線吸収剤の吸尽率は5
3%であり、そしてその織物のSPFは62であった。
日光防護ファクター(SPF)はウルブリヒトボウル
(Ulbricht bowl )を取付けた二重格子分光光度計を使
用し、織物を透過した紫外光線を測定することによって
決定した。SPFの計算は、B.L.DiffeyとJ.Robsonとに
よってJ.Soc.Cosm. Chem. 40(1989), pp.130-131に記載
された方法によって行なった。下記式
【化46】 の紫外線吸収剤の代わりに、下記式のいずれかの紫外線
吸収剤を使用した場合にも、処理された繊維材料のSP
F値について上記と同様な向上が得られた。
【化47】
【0051】実施例4 ウールサージ織物20gを、実験用洗濯機の中で、浴比
1:20そして全量400mlの洗い/すすぎ液を使用し
て洗濯/すすぎを実施した。使用した洗い/すすぎ液
は、織物の重量を基準にして、1重量%の紫外線吸収剤
を利用しうるのに十分な量の実施例2の組成物を含有し
ていた。この洗い/すすぎ液を40℃に加熱し、そして
この温度に30分間保持した。織物上への紫外線吸収剤
の吸尽率を分光光度計を使用して測定したところ44%
であった。この洗濯/すすぎ洗いされた織物のSPFは
67であった。紫外線吸収剤を含有していない洗い/す
すぎ液を用いて洗濯/すすぎ洗いされた織物のSPFは
24であった。実施例1の組成物のpH価を、十分量の1
0%カセイソーダ溶液の添加によって最初に8.5に調
整し、そのあと洗い/すすぎ試験を実施したところ、織
物上への紫外線吸収剤の吸尽率は同じく44%であり、
そしてそのSPFは86であった。ウールサージ織物を
ポリアミド繊維またはポリエステル繊維に代えた場合に
も同様な結果を得た。式
【化48】 の紫外線吸収剤の代わりに下記式のいずれかの紫外線吸
収剤を使用した場合にも、処理された繊維のSPF値に
おいて上記と同様な向上を得た。
【化49】
【0052】実施例5 下記のリンスサイクル柔軟剤ベース組成物を調製した: ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド 6.7g 脂肪アルコールエトキシレート 0.5g 水 86.8g 得られた組成物のpHは4.8であった。 この組成物に、下記式の紫外線吸収剤5.0g
【化50】 および下記式の蛍光増白剤1.0
【化51】 を添加した。これによって得られた組成物は5.2のpH
価を有していた。
【0053】実施例6 木綿クレトン織物20gを、実験用洗濯機の中で、浴比
1:20そして全量400mlの洗い/すすぎ液を使用し
て洗濯/すすぎを実施した。使用した洗い/すすぎ液
は、それぞれ織物の重量を基準にして、1重量%の紫外
線吸収剤および0.2重量%の蛍光増白剤を利用しうる
のに十分な量の実施例5の組成物を含有していた。 この洗い/すすぎ液を40℃に加熱し、そしてこの温度
に30分間保持した。 この洗濯/すすぎ洗いされた織物のSPFは20であっ
た。これに対して紫外線吸収剤または蛍光増白剤を含有
していない洗い/すすぎ液を用いて洗濯/すすぎ洗いさ
れた織物のSPFは3.6であった。
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】実施例4 ウールサージ織物20gを、実験用洗濯機の中で、浴比
1:20そして全量400mlの洗い/すすぎ液を使用し
て洗濯/すすぎを実施した。使用した洗い/すすぎ液
は、織物の重量を基準にして、1重量%の紫外線吸収剤
を利用しうるのに十分な量の実施例2の組成物を含有し
ていた。この洗い/すすぎ液を40℃に加熱し、そして
この温度に30分間保持した。織物上への紫外線吸収剤
の吸尽率を分光光度計を使用して測定したところ44%
であった。この洗濯/すすぎ洗いされた織物のSPFは
67であった。紫外線吸収剤を含有していない洗い/す
すぎ液を用いて洗濯/すすぎ洗いされた織物のSPFは
24であった。実施例の組成物のpH価を、十分量の1
0%カセイソーダ溶液の添加によって最初に8.5に調
整し、そのあと洗い/すすぎ試験を実施したところ、織
物上への紫外線吸収剤の吸尽率は同じく44%であり、
そしてそのSPFは86であった。ウールサージ織物を
ポリアミド繊維またはポリエステル繊維に代えた場合に
も同様な結果を得た。式
【化1】 の紫外線吸収剤の代わりに下記式のいずれかの紫外線吸
収剤を使用した場合にも、処理された繊維のSPF値に
おいて上記と同様な向上を得た。
【化2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09K 3/00 104 B D06M 13/352 13/463 (72)発明者 ヴェルナー カウフマン スイス国,ラインフェルデン 4310,ヴァ ルドホーフストラーセ 64 (72)発明者 マンフレート レンボルト スイス国,プフェフィンゲン 4148,ケル テンヴェク 20

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記成分を含有する安定な濃厚繊維リン
    ス組成物 (a)組成物の全量を基準にして、下記の群から選択さ
    れた紫外線吸収剤を0.1乃至20重量%、 ヒドロキシアリール−1、3、5−トリアジン、 スルホン化−1、3、5−トリアジン、 o−ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール、 2−アリール−2H−ベンゾトリアゾール; (b)布ケアー成分;および (c)実質的に水である残分。
  2. 【請求項2】 下記成分を含有する請求項1記載の組成
    物 (a)組成物の全量を基準にして、下記の群から選択さ
    れた紫外線吸収剤を1乃至10重量%、 ヒドロキシアリール−1、3、5−トリアジン、 スルホン化−1、3、5−トリアジン、 o−ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール、 2−アリール−2H−ベンゾトリアゾール; (b)布ケアー成分;および (c)実質的に水である残分。
  3. 【請求項3】 組成物の全量を基準にして、布ケアー成
    分が5乃至25重量%の量で存在する請求項1または2
    記載の組成物。
  4. 【請求項4】 組成物の全量を基準にして、布ケアー成
    分が10乃至20重量%の量で存在する請求項1または
    2記載の組成物。
  5. 【請求項5】 布ケアー成分が陽イオン布柔軟剤である
    請求項1乃至4のいずれかに記載の組成物。
  6. 【請求項6】 該布柔軟剤がイミダゾリン、第四アンモ
    ニウム化合物またはそれらの混合物である請求項5記載
    の方法。
  7. 【請求項7】 該イミダゾリン陽イオン布柔軟剤が下記
    式を有する請求項6記載の組成物 【化1】 [式中、Rは水素またはC1-C4 アルキルであり;R1
    8-C30脂肪族残基であり;R2は水素、C8-C30脂肪族
    残基、C1-C4 アルキル、C1-C4 ハロゲン化アルキ
    ル、C1-C4 ヒドロキシアルキル、または -C24-O
    C(=O)- R5 または -C24-N(R4)- C(=O)
    - R5の基(ここにおいて、R4は水素またはC8-C30脂肪
    族残基であり、そしてR5は水素またはC1-C4 アルキル
    である)であり;R3はC8-C30脂肪族残基、C1-C4
    ルキル、C1-C4 ハロゲン化アルキル、C1-C4 ヒドロ
    キシアルキル、または−C24−OC(=O)−R5また
    は−C24−N(R4)−C(=O)−R5の基(ここにお
    いて、R4とR5とは前記の意味を有する)であり、Xは陰
    イオンである]。
  8. 【請求項8】 下記により定義される請求項7記載の組
    成物、Rが水素またはメチルであり;R1がC14- C18
    ルキルまたはC14- C18アルケニルであり;R2が水素、
    14- C18アルキル、C14- C18アルケニル、C1-C4
    アルキル、C1-C4 ハロゲン化アルキルまたはヒドロキ
    シアルキルであり;R3が -C24-OC(=O)- R5
    たは -C24-N(R4)- C(=O)- R5の基(ここに
    おいて、R4は水素またはC8-C30アルキルそしてR5は水
    素またはC1-C4 アルキルである)である。
  9. 【請求項9】 第四アンモニウム化合物が下記式を有す
    る請求項6記載の組成物 【化2】 (式中、R6はC8-C30脂肪族残基であり、R7、R8、R9
    R10 およびR11 は互いに独立的に水素、C1-C4 アルキ
    ルまたはC1-C4 ヒドロキシアルキルであり;Xは陰イ
    オンであり、mは1乃至5の整数であり、nは2乃至6
    の整数である)。
  10. 【請求項10】 R6がC12- C18アルキルであり、そし
    てR7、R8、R9、R10およびR11 が互いに独立的にC1-C4
    アルキルである請求項9記載の組成物。
  11. 【請求項11】 R7、R8、R9、R10 およびR11 が互いに
    独立的にメチルである請求項10記載の組成物。
  12. 【請求項12】 第四アンモニウム化合物が下記式を有
    する請求項6記載の組成物 【化3】 (式中、Xは陰イオンであり、4個の基R12 は互いに同
    種または異種であり、それぞれC1-C30脂肪族残基であ
    る、ただし少なくとも1個のR12 はC14 -C30アルキル
    である)。
  13. 【請求項13】 2個の基R12 がC14 -C30アルキルで
    ある請求項12記載の組成物。
  14. 【請求項14】 残りの基R12 がC1-C4 アルキルであ
    る請求項12または13記載の組成物。
  15. 【請求項15】 残りの基R12 がメチルまたはエチルで
    ある請求項14記載の組成物。
  16. 【請求項16】 Xが塩素イオン、臭素イオン、ヨウ素
    イオン、フッ素イオン、硫酸陰イオン、メト硫酸陰イオ
    ン、亜硝酸陰イオン、硝酸陰イオンまたはリン酸陰イオ
    ン、あるいはカルボン酸陰イオンである請求項7乃至1
    5のいずれかに記載の組成物。
  17. 【請求項17】 カルボン酸陰イオンが酢酸陰イオン、
    アジピン酸陰イオン、フタル酸陰イオン、安息香酸陰イ
    オン、ステアリン酸陰イオンまたはオレイン酸陰イオン
    である請求項16記載の組成物。
  18. 【請求項18】 式(1)の化合物が下記の化合物であ
    る請求項7または8記載の組成物:2−獣脂−1−(2
    −ステアロイルオキシエチル)−イミダゾリンクロライ
    ド、2−獣脂−1−(2−ステアロイルオキシエチル)
    −イミダゾリンサルファート、2−獣脂−1−(2−ス
    テアロイルオキシエチル)−イミダゾリンメトサルファ
    ート、2−獣脂−1−メチル−3−(2−ステアロイル
    アミドエチル)−イミダゾリンクロライド、2−獣脂−
    1−メチル−3−(2−ステアロイルアミドエチル)−
    イミダゾリンサルファート、2−獣脂−1−メチル−3
    −(2−ステアロイルアミドエチル)−イミダゾリンメ
    トサルファート、2−ヘプタデシル−1−メチル−1−
    オレイルアミドエチル−イミダゾリウム−メトサルファ
    ート、2−ヘプタデシル−1−メチル−1−(2−ステ
    アロイルアミド)エチル−イミダゾリウム−サルファー
    ト、2−ヘプタデシル−1−メチル−1−(2−ステア
    ロイルアミド)エチル−イミダゾリウムクロライド、2
    −ココ−1−(2−ヒドロキシエチル)−1−ベンジル
    −イミダゾリウムクロライド、2−ココ−1−(2−ヒ
    ドロキシエチル)−1−(4−クロロブチル)−イミダ
    ゾリウムクロライド、2−ココ−1−(2−ヒドロキシ
    エチル)−1−オクタデセニル−イミダゾリウムクロラ
    イド、2−獣脂−1−(2−ヒドロキシエチル)−1−
    ベンジル−イミダゾリウムクロライド、2−獣脂−1−
    (2−ヒドロキシエチル)−1−(4−クロロブチル)
    −イミダゾリウムクロライド、2−ヘプタデセニル−1
    −(2−ヒドロキシエチル)−1−(4−クロロブチ
    ル)−イミダゾリウムクロライド、2−ヘプタデセニル
    −1−(2−ヒドロキシエチル)−1−ベンジル−イミ
    ダゾリウムクロライド、2−ヘプタデセニル−1−(2
    −ヒドロキシエチル)−1−オクタデシル−イミダゾリ
    ウムクロライド。
  19. 【請求項19】 式(2)の化合物が下記の化合物であ
    る請求項9乃至11のいずれかに記載の組成物:N−
    (獣脂)−N、N、N’、N’−テトラメチル−1、3
    −プロパンジアンモニウムジメトサルファート、N−
    (獣脂)−N、N’、N’−トリメチル−1、3−プロ
    パンジアンモニウムジメトサルファート、N−(獣脂)
    −N、N、N’、N’、N’−ペンタメチル−1、3−
    プロパンジアンモニウムジメトサルファート、N−オレ
    イル−N、N、N’、N’、N’−ペンタメチル−1、
    3−プロパンジアンモニウムジメトサルファート、N−
    ステアリル−N、N、N’、N’、N’−ペンタメチル
    −1、3−プロパンジアンモニウムジメトサルファー
    ト、N−ステアリルオキシプロピル−N、N’、N’−
    トリス(3−ヒドロキシプロピル)−1、3−プロパン
    ジアンモニウムジアセテート。
  20. 【請求項20】 式(3)の化合物が下記の化合物であ
    る請求項12乃至15のいずれかに記載の組成物:ジス
    テアリルジメチルアンモニウムクロライド、ジラウリル
    ジメチルアンモニウムクロライド、ジヘキサデシルジメ
    チルアンモニウムクロライド、ジステアリルジメチルア
    ンモニウムブロマイド、ジステアリルジメチルアンモニ
    ウムメトサルファート、ジステアリルジ−(イソプロピ
    ル)−アンモニウムクロライド。
  21. 【請求項21】 紫外線吸収剤が下記式のトリアジン紫
    外線吸収剤である前記請求項のいずれかに記載の組成
    物: 【化4】 (式中、R13 とR14 とは互いに独立的に水素、ヒドロキ
    シルまたはC1-C5 アルコキシである)。
  22. 【請求項22】 紫外線吸収剤が下記式のトリアジン紫
    外線吸収剤である請求項20記載の組成物: 【化5】 [式中、R15 、R16 およびR17 の少なくとも1つは、式 【化6】 (式中、Mは水素、ナトリウム、カリウム、カルシウ
    ム、マグネシウム、アンモニウム、モノ−、ジ−、トリ
    −またはテトラ−C1-C4 アルキルアンモニウム、モノ
    −、ジ−またはトリ−C1-C4 ヒドロキシアルキルアン
    モニウム、またはC1-C4 アルキル基とC1-C4 ヒドロ
    キシアルキル基との混合物によってジ置換またはトリ置
    換されたアンモニウムであり;mは1または2である)
    の残基であり;そして残りの置換基R15 、R16 およびR1
    7 は互いに独立的にアミノ、C1-C12アルキル、C1-C
    12アルコキシ、C1-C12アルキルチオ、モノ−またはジ
    −C1-C12アルキルアミノ、フェニル、フェニルチオ、
    アニリノまたはN−フェニル−N−C1-C4 アルキルア
    ミノであり、ここにおいて各フェニル置換分は、場合に
    よってはC1-C12アルキル、C1-C12アルコキシ、C5-
    8 シクロアルキルまたはハロゲンによって置換されて
    いてもよい]。
  23. 【請求項23】 紫外線吸収剤が下記式のトリアジン紫
    外線吸収剤である請求項20記載の組成物: 【化7】 [式中、R18 は水素またはヒドロキシルであり;R19
    R20 とは互いに独立的に水素またはC1-C4 アルキルで
    あり;n1 は1または2であり;そしてBは下記式 【化8】 (式中、nは請求項6で定義した通りであり;Y1 とY
    2 とは互いに独立的に、場合によってはハロゲン、シア
    ノ、ヒドロキシルまたはC1-C4 アルコキシによって置
    換されていてもよいC1-C4 アルキルであるか、または
    1 とY2 とはそれらが結合している窒素原子と一緒で
    5乃至7員の複素環式環を形成し;Y3 は水素、C3-C
    4 アルケニル、または場合によってはシアノ、ヒドロキ
    シルまたはC1-C4 アルコキシによって置換されていて
    もよいC1-C4 アルキルであるか、あるいはY1 、Y2
    およびY3 はそれらが結合している窒素原子と一緒でピ
    リジン環またはピコリン環を形成し;そしてX1 - は無
    色陰イオンを意味する)の基である]。
  24. 【請求項24】 X1 - がCH3 OSO3 - またはC2
    5 OSO3 - である請求項23記載の組成物。
  25. 【請求項25】 紫外線吸収剤が下記式のトリアゾール
    紫外線吸収剤である請求項20記載の組成物: 【化9】 (式中、T1 は塩素または水素であり;T2 はC8-C30
    アルキル基である)。
  26. 【請求項26】 T1 が水素であり、T2 はC8-C16
    ルキル基である請求項25記載の組成物。
  27. 【請求項27】 トリアゾール紫外線吸収剤が下記式を
    有する請求項20記載の組成物: 【化10】 (式中、Mは請求項24において定義した通りであり、
    3 は水素、C1-C12アルキルまたはベンジルであ
    る)。
  28. 【請求項28】 トリアゾール紫外線吸収剤が下記式を
    有する請求項20記載の組成物: 【化11】 (式中、Bは請求項23で定義した通りである)。
  29. 【請求項29】 トリアジン化合物が下記式を有する請
    求項21記載の組成物: 【化12】 または 【化13】
  30. 【請求項30】 紫外線吸収剤が下記式を有するトリア
    ジン紫外線吸収剤である請求項22記載の組成物 【化14】 (式中、R21 とR22 とは互いに独立的にC1-C12アルキ
    ルであり;mは1または2であり;M1 は水素、ナトリ
    ウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、アンモニ
    ウムまたはテトラ−C1-C12アルキルアンモニウムであ
    り;n2 とn3 とは互いに独立的に0,1または2であ
    る)。
  31. 【請求項31】 式中のR21 とR22 とが互いに独立的に
    メチルであり;mが1または2であり;M1 が水素であ
    り;n2 とn3 とが互いに独立的に1または2である、
    請求項30記載の組成物。
  32. 【請求項32】 さらに乳化剤、香料、着色料、乳白
    剤、蛍光増白剤、殺菌剤、非イオン界面活性剤、ゲル化
    防止剤、腐食防止剤から選択されたアジュバントを含有
    している請求項1乃至31のいずれかに記載の組成物。
  33. 【請求項33】 該アジュバントが蛍光増白剤である請
    求項32記載の組成物。
  34. 【請求項34】 前もって洗濯された繊維製品に下記成
    分を含有する布リンス組成物を付与することを特徴とす
    る繊維製品の処理方法、(a)組成物の全量を基準にし
    て、下記の群から選択された紫外線吸収剤を0.1乃至
    20重量%、 ヒドロキシアリール−1、3、5−トリアジン、 スルホン化−1、3、5−トリアジン、 o−ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール、 2−アリール−2H−ベンゾトリアゾール、(b)布ケ
    アー成分;および(c)実質的に水である残分。
  35. 【請求項35】 組成物の全量を基準にして、布ケアー
    成分が5乃至25重量%の量で存在する請求項34記載
    の方法。
  36. 【請求項36】 組成物の全量を基準にして、布ケアー
    成分が10乃至20重量%の量で存在する請求項35記
    載の方法。
  37. 【請求項37】 布ケアー成分が布柔軟剤である請求項
    34乃至36のいずれかに記載の方法。
  38. 【請求項38】 前もって洗濯された繊維製品に下記成
    分を含有するリンスサイクル布柔軟剤組成物を付与する
    ことを特徴とする繊維製品の処理方法 (a)組成物の全量を基準にして、下記の群から選択さ
    れた紫外線吸収剤を0.05乃至5重量%、 ヒドロキシアリール−1、3、5−トリアジン、 スルホン化−1、3、5−トリアジン、 o−ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール、 2−アリール−2H−ベンゾトリアゾール; (b)組成物の全量を基準にして、5乃至25重量%の
    陽イオン布柔軟剤;および (c)実質的に水である残分。
  39. 【請求項39】 該リンスサイクル布柔軟剤組成物が下
    記成分を含有している請求項38記載の方法 (a)組成物の全量を基準にして、下記の群から選択さ
    れた紫外線吸収剤を0.1乃至1.5重量%: ヒドロキシアリール−1、3、5−トリアジン、 スルホン化−1、3、5−トリアジン、 o−ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール、 2−アリール−2H−ベンゾトリアゾール、 (b)組成物の全量を基準にして、10乃至20重量%
    の陽イオン布柔軟剤;および (c)実質的に水である残分。
  40. 【請求項40】 処理される繊維製品がウール、ポリア
    ミド、木綿、ポリエステル、ポリアクリル、シルクまた
    はこれらの混合物からできている請求項38または39
    記載の方法。
  41. 【請求項41】 処理された繊維製品のSPF(Sun Pr
    otection Factor)値が改善される請求項34乃至40の
    いずれかに記載の方法。
  42. 【請求項42】 処理された繊維製品の引裂き強度およ
    び/または耐光堅牢度が改善される請求項34乃至41
    のいずれかに記載の方法。
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