JPH07216703A - ブレイダー用マンドレル及びその製造方法 - Google Patents
ブレイダー用マンドレル及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH07216703A JPH07216703A JP3417194A JP3417194A JPH07216703A JP H07216703 A JPH07216703 A JP H07216703A JP 3417194 A JP3417194 A JP 3417194A JP 3417194 A JP3417194 A JP 3417194A JP H07216703 A JPH07216703 A JP H07216703A
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- JP
- Japan
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- mandrel
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- shaped
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- Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】繊維或いはフィラメントで補強された風船状マ
ンドレルＭに液体を注入することにより形成されたブレ
イダー用マンドレル及びその製造方法に関するものであ
る。 【効果】液体が注入され硬くなっているマンドレルの周
囲に組成体を組成後、マンドレルから液体を排出して風
船状マンドレルを萎ませ、組成体の内部からマンドレル
を取り出すようにしたので、組成体の形状を損なうこと
なく、また、組成体を構成する糸条を傷めることなく、
簡単に、組成体をマンドレルから取り外すことができ
る。
ンドレルＭに液体を注入することにより形成されたブレ
イダー用マンドレル及びその製造方法に関するものであ
る。 【効果】液体が注入され硬くなっているマンドレルの周
囲に組成体を組成後、マンドレルから液体を排出して風
船状マンドレルを萎ませ、組成体の内部からマンドレル
を取り出すようにしたので、組成体の形状を損なうこと
なく、また、組成体を構成する糸条を傷めることなく、
簡単に、組成体をマンドレルから取り外すことができ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数本の糸条或いは繊
維束（以下、単に、「糸条」という。）を組んで種々の
組成体を組成するブレイダーに使用されるマンドレル及
びその製造方法に関するものである。
維束（以下、単に、「糸条」という。）を組んで種々の
組成体を組成するブレイダーに使用されるマンドレル及
びその製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ブレイダーに使用されるマンドレ
ルとして、円柱状、Ｔ字状、Ｉ字状等、種々の形状をし
た金属製或いは合成樹脂製の硬質マンドレルが知られて
おり、このようなマンドレルは、金属製或いは合成樹脂
製の棒状材料等を、適宜、加工するとともに、幾つかの
ピースを組み立てることにより製造している。
ルとして、円柱状、Ｔ字状、Ｉ字状等、種々の形状をし
た金属製或いは合成樹脂製の硬質マンドレルが知られて
おり、このようなマンドレルは、金属製或いは合成樹脂
製の棒状材料等を、適宜、加工するとともに、幾つかの
ピースを組み立てることにより製造している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述したような金属製
或いは合成樹脂製の硬質マンドレルの表面に組成された
組成体をマンドレルから抜き取る場合には、マンドレル
を、抜き取り易い幾つかのピースに分解してマンドレル
からの組成体の抜き取り作業を行っており、従って、マ
ンドレルからの組成体の抜き取り作業に相当の時間と労
力を要し、組成体の生産性が落ちるという問題がある。
また、マンドレルから組成体を抜き取る際に、組成体に
外力が加わるために、組成体の組成構造が乱れたり或い
は組成体を構成する糸条が損傷されたりする等の問題が
ある。更には、組み立てて製造されたマンドレルは、そ
の接合部を強固なものとしないと、糸条の張力等の外力
により接合部が破損する等の問題がある。
或いは合成樹脂製の硬質マンドレルの表面に組成された
組成体をマンドレルから抜き取る場合には、マンドレル
を、抜き取り易い幾つかのピースに分解してマンドレル
からの組成体の抜き取り作業を行っており、従って、マ
ンドレルからの組成体の抜き取り作業に相当の時間と労
力を要し、組成体の生産性が落ちるという問題がある。
また、マンドレルから組成体を抜き取る際に、組成体に
外力が加わるために、組成体の組成構造が乱れたり或い
は組成体を構成する糸条が損傷されたりする等の問題が
ある。更には、組み立てて製造されたマンドレルは、そ
の接合部を強固なものとしないと、糸条の張力等の外力
により接合部が破損する等の問題がある。
【０００４】更にまた、上述したように、金属製或いは
合成樹脂製の棒状材料等を、適宜、加工するとともに、
接続し、組み立ててマンドレルを製造しているために、
マンドレルの製造に相当の時間と熟練を要し、マンドレ
ルの製造コストが高くなり、ひいては、組成体自体が高
価なものとなっている。なお更に、マンドレルを分解し
組成体を抜き取ることを考慮してマンドレルを設計しな
ければならないために、上記のようなマンドレルの製造
方法では、マンドレルの形状が簡単なものに限定され、
複雑な形状のマンドレルを製造することができないとい
う問題がある。
合成樹脂製の棒状材料等を、適宜、加工するとともに、
接続し、組み立ててマンドレルを製造しているために、
マンドレルの製造に相当の時間と熟練を要し、マンドレ
ルの製造コストが高くなり、ひいては、組成体自体が高
価なものとなっている。なお更に、マンドレルを分解し
組成体を抜き取ることを考慮してマンドレルを設計しな
ければならないために、上記のようなマンドレルの製造
方法では、マンドレルの形状が簡単なものに限定され、
複雑な形状のマンドレルを製造することができないとい
う問題がある。
【０００５】本発明の目的は、上述したような従来のマ
ンドレル及びマンドレルの製造方法が有する課題を解決
するとともに、安価で耐久性のあるマンドレル及び同一
形状のマンドレルを多量に製造することができるマンド
レルの製造方法を提供することにある。
ンドレル及びマンドレルの製造方法が有する課題を解決
するとともに、安価で耐久性のあるマンドレル及び同一
形状のマンドレルを多量に製造することができるマンド
レルの製造方法を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、繊維或いはフィラメントで補強され
た風船状マンドレルに液体を注入してブレイダー用マン
ドレルとしたものであり、また、弁が内蔵された筒部材
が配設された風船状マンドレルに液体を注入してブレイ
ダー用マンドレルとしたものであり、そして、このよう
なブレイダー用マンドレルを、親型に繊維或いはフィラ
メントで強化されたゴム皮膜を成形後、該ゴム皮膜から
親型を取り外すことにより風船状マンドレルを作製する
とともに、該風船状マンドレルに液体を注入することに
より製造するものであり、また、親型に繊維或いはフィ
ラメントで強化されたゴム皮膜を成形後、該ゴム皮膜か
ら親型を取り外すことにより風船状マンドレルを作製す
るとともに、弁が内蔵された筒部材を介して、該風船状
マンドレルに液体を注入することにより製造するもので
ある。
を達成するために、繊維或いはフィラメントで補強され
た風船状マンドレルに液体を注入してブレイダー用マン
ドレルとしたものであり、また、弁が内蔵された筒部材
が配設された風船状マンドレルに液体を注入してブレイ
ダー用マンドレルとしたものであり、そして、このよう
なブレイダー用マンドレルを、親型に繊維或いはフィラ
メントで強化されたゴム皮膜を成形後、該ゴム皮膜から
親型を取り外すことにより風船状マンドレルを作製する
とともに、該風船状マンドレルに液体を注入することに
より製造するものであり、また、親型に繊維或いはフィ
ラメントで強化されたゴム皮膜を成形後、該ゴム皮膜か
ら親型を取り外すことにより風船状マンドレルを作製す
るとともに、弁が内蔵された筒部材を介して、該風船状
マンドレルに液体を注入することにより製造するもので
ある。
【０００７】以下に、本発明の実施例について説明する
が、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定
されるものではない。
が、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定
されるものではない。
【０００８】
【実施例】先ず最初に、図１を用いて、本発明のマンド
レルの親型の作製順序について、Ｙ字形のマンドレルを
製造する例を用いて説明する。
レルの親型の作製順序について、Ｙ字形のマンドレルを
製造する例を用いて説明する。
【０００９】Ｙ字形の親型Ｐは、Ｙ字形の分岐部１にて
接合可能なように、図１（ａ）に示されているように、
Ｙ字形の脚部を構成する２個のピース２、３とＹ字形の
胴部を構成する１個のピース４に分解されており、この
ような３個のピース２、３、４は、金属、合成樹脂、木
材等の硬質材料で形成する。３個のピース２、３、４
は、胴部を構成するピース４を貫通する螺子等の適当な
固着具５、５’により、図１（ｂ）に示されているよう
に組み立てられる。
接合可能なように、図１（ａ）に示されているように、
Ｙ字形の脚部を構成する２個のピース２、３とＹ字形の
胴部を構成する１個のピース４に分解されており、この
ような３個のピース２、３、４は、金属、合成樹脂、木
材等の硬質材料で形成する。３個のピース２、３、４
は、胴部を構成するピース４を貫通する螺子等の適当な
固着具５、５’により、図１（ｂ）に示されているよう
に組み立てられる。
【００１０】上述したようにして作製された親型Ｐの胴
部４の、少なくとも端面４’を除いた周囲に、伸縮の少
ない繊維或いはフィラメントを巻回或いは交錯させて、
図２に示されているように繊維或いはフィラメントで覆
われた親型Ｐ’を作製する。なお、このような繊維或い
はフィラメントで覆われた親型Ｐ’は手作業で作製する
ことも、また、上述した３個のピース２、３、４からな
る親型ＰのＹ字形の胴部４の端部を、ブレイダーのマン
ドレル把持装置により把持して、ブレイダーにより、親
型Ｐの周囲に糸条を交錯させて作製することもできる。
部４の、少なくとも端面４’を除いた周囲に、伸縮の少
ない繊維或いはフィラメントを巻回或いは交錯させて、
図２に示されているように繊維或いはフィラメントで覆
われた親型Ｐ’を作製する。なお、このような繊維或い
はフィラメントで覆われた親型Ｐ’は手作業で作製する
ことも、また、上述した３個のピース２、３、４からな
る親型ＰのＹ字形の胴部４の端部を、ブレイダーのマン
ドレル把持装置により把持して、ブレイダーにより、親
型Ｐの周囲に糸条を交錯させて作製することもできる。
【００１１】次いで、繊維或いはフィラメントで覆われ
た親型Ｐ’を、図３（ａ）に示されているように、例え
ば、繊維或いはフィラメントで補強されたゴム層を形成
するためにポリウレタン樹脂液等が入った液槽６に浸漬
させた後に、液槽６から親型Ｐ’を取り出し、必要に応
じて熱処理等を施して、図３（ｂ）に示されているよう
に、繊維或いはフィラメントで強化されたゴム層が形成
された親型Ｐ”を作製し、その後、固着具５、５’を取
り去り、親型Ｐを３個のピース２、３、４に分解して、
繊維或いはフィラメントで強化されたゴム層が形成され
た親型Ｐ”から、３個のピース２、３、４を取り出し
て、図４に示されているような、風船状マンドレルＭを
成形する。
た親型Ｐ’を、図３（ａ）に示されているように、例え
ば、繊維或いはフィラメントで補強されたゴム層を形成
するためにポリウレタン樹脂液等が入った液槽６に浸漬
させた後に、液槽６から親型Ｐ’を取り出し、必要に応
じて熱処理等を施して、図３（ｂ）に示されているよう
に、繊維或いはフィラメントで強化されたゴム層が形成
された親型Ｐ”を作製し、その後、固着具５、５’を取
り去り、親型Ｐを３個のピース２、３、４に分解して、
繊維或いはフィラメントで強化されたゴム層が形成され
た親型Ｐ”から、３個のピース２、３、４を取り出し
て、図４に示されているような、風船状マンドレルＭを
成形する。
【００１２】なお、３個のピース２、３、４からなるＹ
字形の親型Ｐに代えて、Ｙ字形の親型Ｐを、水溶性或い
は適当な溶剤に可溶な合成樹脂で作製し、上述したよう
に、繊維或いはフィラメントで強化されたゴム層が形成
された親型Ｐ”を作製した後に、合成樹脂を水或いは適
当な溶剤により溶かして、風船状マンドレルＭを成形す
ることもできる。
字形の親型Ｐに代えて、Ｙ字形の親型Ｐを、水溶性或い
は適当な溶剤に可溶な合成樹脂で作製し、上述したよう
に、繊維或いはフィラメントで強化されたゴム層が形成
された親型Ｐ”を作製した後に、合成樹脂を水或いは適
当な溶剤により溶かして、風船状マンドレルＭを成形す
ることもできる。
【００１３】次に、図５を用いて、ブレイダーに用いら
れるマンドレルの作製手段について説明する。
れるマンドレルの作製手段について説明する。
【００１４】上述したようにして作製された風船状マン
ドレルＭの開口部側端部７を、適当な弁８が内蔵された
筒部材９の端部９’に挿着し、筒部材９の端部９’に挿
着された風船状マンドレルＭの開口部側端部７の外周
を、適当な止め金部材１０により緊締する。なお、弁８
は、適当な操作部材８’により、外部から開閉操作がで
きるように構成されている。
ドレルＭの開口部側端部７を、適当な弁８が内蔵された
筒部材９の端部９’に挿着し、筒部材９の端部９’に挿
着された風船状マンドレルＭの開口部側端部７の外周
を、適当な止め金部材１０により緊締する。なお、弁８
は、適当な操作部材８’により、外部から開閉操作がで
きるように構成されている。
【００１５】風船状マンドレルＭが挿着された端部９’
と反対側の筒部材９の端部９”には、液体ポンプ１１の
配管１１’が挿着されており、筒部材９に内蔵されてい
る弁８を操作部材８’を操作することにより開いた後
に、液体ポンプ１１を動作し、配管１１’を介して、風
船状マンドレルＭにオイル等の液体を注入する。この
際、風船状マンドレルＭは、伸縮の少ない繊維或いはフ
ィラメントにより補強されているので、液体が注入され
ても、当初のＹ字形の形状に膨らむことになる。風船状
マンドレルＭが硬くなるまで所定量の液体を注入後、液
体ポンプ１１の動作を停止するとともに、筒部材９に内
蔵されている弁８を閉じ、配管１１’から、先端９’に
液体が注入されたマンドレルＭが挿着されている筒部材
９を取り外す。
と反対側の筒部材９の端部９”には、液体ポンプ１１の
配管１１’が挿着されており、筒部材９に内蔵されてい
る弁８を操作部材８’を操作することにより開いた後
に、液体ポンプ１１を動作し、配管１１’を介して、風
船状マンドレルＭにオイル等の液体を注入する。この
際、風船状マンドレルＭは、伸縮の少ない繊維或いはフ
ィラメントにより補強されているので、液体が注入され
ても、当初のＹ字形の形状に膨らむことになる。風船状
マンドレルＭが硬くなるまで所定量の液体を注入後、液
体ポンプ１１の動作を停止するとともに、筒部材９に内
蔵されている弁８を閉じ、配管１１’から、先端９’に
液体が注入されたマンドレルＭが挿着されている筒部材
９を取り外す。
【００１６】このようにして作製された、図６に示され
ているようなマンドレルＭをブレイダーのマンドレル把
持装置に装着して、マンドレルＭの周囲に組成体を組成
する。マンドレルＭの周囲に組成体を組成後、周囲に組
成体が組成されたマンドレルＭを、例えば、熱硬化性液
体樹脂槽に含浸させ、その後、熱処理を施して熱硬化性
液体樹脂を硬化させる。次いで、筒部材９に内蔵されて
いる弁８を開いて、マンドレルＭから液体を排出して風
船状マンドレルＭを萎ませ、樹脂で硬化された組成体の
内部からマンドレルＭを取り出す。
ているようなマンドレルＭをブレイダーのマンドレル把
持装置に装着して、マンドレルＭの周囲に組成体を組成
する。マンドレルＭの周囲に組成体を組成後、周囲に組
成体が組成されたマンドレルＭを、例えば、熱硬化性液
体樹脂槽に含浸させ、その後、熱処理を施して熱硬化性
液体樹脂を硬化させる。次いで、筒部材９に内蔵されて
いる弁８を開いて、マンドレルＭから液体を排出して風
船状マンドレルＭを萎ませ、樹脂で硬化された組成体の
内部からマンドレルＭを取り出す。
【００１７】また、マンドレルＭの周囲に組成体を組成
後、筒部材９に内蔵されている弁８を開いて、マンドレ
ルＭから液体を排出して風船状マンドレルＭを萎ませ、
萎んだ風船状マンドレルＭが挿着されたままの組成体
を、所定の形状の凹部を有する割型タイプの金型に装着
し、次いで、再度、風船状マンドレルＭに液体を注入し
て、金型の凹部に適合した形状に組成体を膨らませた後
に、金型に熱硬化性液体樹脂等を注入し、その後、熱硬
化性液体樹脂を硬化させるとともに、マンドレルＭから
液体を排出して風船状マンドレルＭを萎ませ、熱硬化性
樹脂で成形硬化された組成体からマンドレルＭを取り出
して、マンドレルＭの形状とは異なる形状の組成体を成
形することもできる。
後、筒部材９に内蔵されている弁８を開いて、マンドレ
ルＭから液体を排出して風船状マンドレルＭを萎ませ、
萎んだ風船状マンドレルＭが挿着されたままの組成体
を、所定の形状の凹部を有する割型タイプの金型に装着
し、次いで、再度、風船状マンドレルＭに液体を注入し
て、金型の凹部に適合した形状に組成体を膨らませた後
に、金型に熱硬化性液体樹脂等を注入し、その後、熱硬
化性液体樹脂を硬化させるとともに、マンドレルＭから
液体を排出して風船状マンドレルＭを萎ませ、熱硬化性
樹脂で成形硬化された組成体からマンドレルＭを取り出
して、マンドレルＭの形状とは異なる形状の組成体を成
形することもできる。
【００１８】上述したように、親型Ｐから風船状マンド
レルＭを作製するようにしたので、一度、親型Ｐを作っ
ておけば、何時でも、風船状マンドレルＭを作製し、風
船状マンドレルＭに液体を注入して同じ形状のマンドレ
ルＭを作製することができるので、マンドレルＭの製造
時間が短縮されるとともに、マンドレルＭの製造費用が
低減できる。また、上記のように、同じ形状のマンドレ
ルＭを製造することができるので、常に、形状或いは品
質等の一定した組成体を組成することができる。
レルＭを作製するようにしたので、一度、親型Ｐを作っ
ておけば、何時でも、風船状マンドレルＭを作製し、風
船状マンドレルＭに液体を注入して同じ形状のマンドレ
ルＭを作製することができるので、マンドレルＭの製造
時間が短縮されるとともに、マンドレルＭの製造費用が
低減できる。また、上記のように、同じ形状のマンドレ
ルＭを製造することができるので、常に、形状或いは品
質等の一定した組成体を組成することができる。
【００１９】液体が注入され硬くなっているマンドレル
Ｍの周囲に組成体を組成後、マンドレルＭから液体を排
出して風船状マンドレルＭを萎ませ、組成体の内部から
マンドレルＭを取り出すようにしたので、組成体の形状
を損なうことなく、また、組成体を構成する糸条を傷め
ることなく、簡単に、組成体をマンドレルＭから取り外
すことができる。
Ｍの周囲に組成体を組成後、マンドレルＭから液体を排
出して風船状マンドレルＭを萎ませ、組成体の内部から
マンドレルＭを取り出すようにしたので、組成体の形状
を損なうことなく、また、組成体を構成する糸条を傷め
ることなく、簡単に、組成体をマンドレルＭから取り外
すことができる。
【００２０】収縮した風船状マンドレルＭが挿着された
ままの組成体を金型に装着し、次いで、風船状マンドレ
ルＭに液体を注入し、金型の凹部に適合した形状に組成
体を膨らませて樹脂で硬化された組成体を成形し、その
後、風船状マンドレルＭから液体を排出して風船状マン
ドレルＭを萎ませ、成形硬化された組成体からマンドレ
ルＭを取り出すようにしたので、組成体の組成及び成形
硬化された組成体の製造の際のマンドレルＭの挿着、取
り出し作業が簡素化され、組成体の生産性が向上する。
ままの組成体を金型に装着し、次いで、風船状マンドレ
ルＭに液体を注入し、金型の凹部に適合した形状に組成
体を膨らませて樹脂で硬化された組成体を成形し、その
後、風船状マンドレルＭから液体を排出して風船状マン
ドレルＭを萎ませ、成形硬化された組成体からマンドレ
ルＭを取り出すようにしたので、組成体の組成及び成形
硬化された組成体の製造の際のマンドレルＭの挿着、取
り出し作業が簡素化され、組成体の生産性が向上する。
【００２１】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏する。
ているので、以下に記載するような効果を奏する。
【００２２】親型から風船状マンドレルを作製するよう
にしたので、一度、親型を作っておけば、何時でも、風
船状マンドレルを作製し、風船状マンドレルに液体を注
入して同じ形状のマンドレルを製造することができるの
で、マンドレルの製造時間が短縮されるとともに、マン
ドレルの製造費用が低減できる。また、上記のように、
同じ形状のマンドレルを製造することができるので、常
に、形状或いは品質等の一定した組成体を組成すること
ができる。
にしたので、一度、親型を作っておけば、何時でも、風
船状マンドレルを作製し、風船状マンドレルに液体を注
入して同じ形状のマンドレルを製造することができるの
で、マンドレルの製造時間が短縮されるとともに、マン
ドレルの製造費用が低減できる。また、上記のように、
同じ形状のマンドレルを製造することができるので、常
に、形状或いは品質等の一定した組成体を組成すること
ができる。
【００２３】液体が注入され硬くなっているマンドレル
の周囲に組成体を組成後、マンドレルから液体を排出し
て風船状マンドレルを萎ませ、組成体の内部からマンド
レルを取り出すようにしたので、組成体の形状を損なう
ことなく、また、組成体を構成する糸条を傷めることな
く、簡単に、組成体をマンドレルから取り外すことがで
きる。
の周囲に組成体を組成後、マンドレルから液体を排出し
て風船状マンドレルを萎ませ、組成体の内部からマンド
レルを取り出すようにしたので、組成体の形状を損なう
ことなく、また、組成体を構成する糸条を傷めることな
く、簡単に、組成体をマンドレルから取り外すことがで
きる。
【図１】図１は親型の作製順序を示す斜視図である。
【図２】図２は繊維或いはフィラメントで覆われた親型
の斜視図である。
の斜視図である。
【図３】図３は繊維或いはフィラメントで強化されたゴ
ム皮膜が形成された親型の作製順序を示す斜視図であ
る。
ム皮膜が形成された親型の作製順序を示す斜視図であ
る。
【図４】図４は風船状マンドレルの斜視図である。
【図５】図５は風船状マンドレルへの液体の注入手段を
示す概略断面図である。
示す概略断面図である。
【図６】図６は液体が注入されたマンドレルの概略断面
図である。
図である。
Ｐ・・・・・・・親型 Ｍ・・・・・・・風船状マンドレル ８・・・・・・・弁 ９・・・・・・・筒部材 １１・・・・・・液体ポンプ
Claims (4)
- 【請求項１】繊維或いはフィラメントで補強された風船
状マンドレルに液体を注入することにより形成されたブ
レイダー用マンドレル。 - 【請求項２】弁が内蔵された筒部材が配設された風船状
マンドレルに液体を注入することにより形成されたブレ
イダー用マンドレル。 - 【請求項３】親型に繊維或いはフィラメントで強化され
たゴム皮膜を成形後、該ゴム皮膜から親型を取り外すこ
とにより風船状マンドレルを作製するとともに、該風船
状マンドレルに液体を注入することを特徴とするブレイ
ダー用マンドレルの製造方法。 - 【請求項４】親型に繊維或いはフィラメントで強化され
たゴム皮膜を成形後、該ゴム皮膜から親型を取り外すこ
とにより風船状マンドレルを作製するとともに、弁が内
蔵された筒部材を介して、該風船状マンドレルに液体を
注入することを特徴とするブレイダー用マンドレルの製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3417194A JPH07216703A (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | ブレイダー用マンドレル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3417194A JPH07216703A (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | ブレイダー用マンドレル及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07216703A true JPH07216703A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=12406770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3417194A Pending JPH07216703A (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | ブレイダー用マンドレル及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07216703A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9186488B2 (en) | 2008-06-02 | 2015-11-17 | Loma Vista Medical, Inc. | Method of making inflatable medical devices |
| CN106498622A (zh) * | 2016-10-08 | 2017-03-15 | 东华大学 | 变截面多边形编织芯模及其装配方法 |
| US9668544B2 (en) | 2014-12-10 | 2017-06-06 | Nike, Inc. | Last system for articles with braided components |
| US10555581B2 (en) | 2015-05-26 | 2020-02-11 | Nike, Inc. | Braided upper with multiple materials |
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